裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
あなたを 失う恐怖を知らなければ
あなたを 愛しもしないだろう
オレンジの道
満たされない気持ちで
歩いてるのは
別に
僕だけじゃないんだろう
雨なんか
降ればいい
降りたいだけ
降ればいい
怒るなら
せめて
目を開け
怒るなら
せめて
言葉をもて
ただ
ウダウダと
わめいたって
誰も
僕らをあやしちゃ
くれないんだ
あやされて
飲み込めるような怒りなら
キレイに整えて
ネタの一つにでも
すればいい
静かな音に
この身を
食い尽くされそうになるとき
あたりを見渡すのが
怖い
君の手に
触れていた時間さえ
幻覚だと
思わなければならない瞬間がくるなら
こんな魂
袋詰めして
宇宙の隅っこに
放ってやる
僕のセイで
うつむいた人が
あっただろう
僕のセイで
誰かを
憎まなきゃならなかった人が
いただろう
美しい光さへ
心むしられる
思いで
眺めただろう
眠りさへ
闇への誘いに
感じただろう
同じだけの
思いを
受けたって
仕方がないのだ
今日
歌えなかった歌を
明日
歌うからね
今
生きてることを
まだ
忘れないからね
ここに
生きてきた時間の全部を
けして
忘れないからね
。。。
僕らは
単なる人間で
宇宙の全てを
把握することは
きっと
出来ないだろう
でも
不思議だね
あのソラの全てを
愛すること
できる気がするんだ
せめて
詩を書こう
生きている限り
言葉を
探そう
悪あがきでいい
そんなこと
どうでもいい
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