裏くずきり
もくじぃ|過去|未来
あなたに
何を
伝えたいだろう
今と
明日と
その先と
ほろりと
浮かんで
ほっとけば消えてってしまう
ひょろっこい言葉
僕の心臓に
一番近い言葉
それだけは
ずっと
あきらめたくないんだ
こんなあったかい街の中で
震えずに生きることは
できないだろう
ホカロンを握った瞬間の
息をのむ凍え
そんなんで
ぺしゃんこになる
僕が
いる
1秒前になかった言葉が
生まれる
それが
命だ
それが
僕らだ
終わり逝く瞬間まで
何一つ
放り投げて
たまるか
僕は
何も思っていないのか
何も感じていないのか
鮮やかな光に瞳を細めても
この世界を
つまらないと
言うのか
心を失ったフリでも
しているのか
真剣な人たちを
真に受けずに
明日もそうして
かわすのか
自らしむけて
生きた心地がしないと
ぬかすのか
恐ろしくて
足も動かぬというのなら
この地を
黙って
去ればいい
去ることもできぬなら
這いずり回って
生きてみろ
ばぁーか
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