裏くずきり
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今年もまた
秋が来て
わたしは
この季節が 一番好きなんだということを
思い出さなくてはならなくなった
スズシイ
季節だ
おい! おまえ!
メソメソすんな!
人のせいにしてメソメソすんな!!
ダサいぞ。
ミニクいぞ。
自分のトゲは
自分には刺さ<れ>ない。
ためしに刺して、
そしたら我慢できるだろうか。
ダサいぞ。
わたし。
ないちまえ。
あたし 怖いのよ。
自分の形を知り尽くすのが
あたし こわいの。
知り尽くすなんて ありえない
だって
知り尽くしたら わたし
死ぬもの。
なんかこうやって ぼぅ〜としてると 全部ウソなんじゃないかって思う
私はある日藤テれて
それからずっと
夢を見てるんじゃないかって思う。
だとしたら
どこからだろう。
本当は
なんなんだろう、
わたし。
いつから
ウソになったんだろう。
どうすれば
現実に帰れるんだろう。
ハハハ
醜いものになりたくないから
がんばってる行為自体
取り返しのつかないくらい
醜くて
汚くて
死んでしまいたいコト。
枯れ葉みたいなあいつらは
カラクリじゃないけど
歴史にうろたえるようなホントでもない
飽々するような
ゲンジツさ
あんたも
私も
もちろん
あいつも
おもしろい
イジワルだね
私がもってる
ありったけの星を 霧の城のてっぺんに放り投げて
ヒカリの届くところを探せば
見つかるんじゃないかな
全部
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