ペダルをこぎ続ける人 - 2008年01月23日(水) やっぱ、いいよね。こういうAV。 さっき平野勝之監督の「秘湯美人 あすか」(HMJM)を 鑑賞してたんですけど、これが本当に素晴らしくて。 最初は不安だったんですよ。 最近のAVのフォーマットに慣れきっちゃってる自分がいるので、 監督の世界にどれだけついていけるのか、って。 実際、はじめの10分はかなり戸惑いながら見てたんですけど…… なんだよ、めっちゃくちゃいいじゃん。 前半戦に延々と続く大自然との戯れ、旅情的シーン。 ある種の人々にとっては邪魔としか思えないこのシーンが、 後半のヤリまくりパートに生気を吹き込んでるっつーの? だからね、カラミがすんげえエロいんです。 発射後、息を上げながら監督が放った一言、 「セックス、って感じでしたね」 というのが、すんげえリアル。 本作は、AVのグローバルスタンダード化みたいな流れとは、 対極にあるAVです。でも実用度も作品性もある。 やっぱり、いいものは、いい。 それだけでしたかないよね。 最後に、ちょっとした余談をひとつ。 劇中で平野監督は、自転車を乗り回している。 『由美香(AV版タイトルは「わくわく不倫講座」』から、ちょうど10年。 監督は、あの頃と同じようにペダルをこぎ続けることにこだわっている。 それがとても印象的だったっす。 http://www.hamajim.com/ あ、あともうひとつ。 さっき検索してたら、こんなサイトが出てきた。 「平野勝之ゲバルト白書」 http://hiranohakusho.net/?FrontPage ... 思想誘導されすぎちゃいますか? - 2008年01月07日(月) ●あけましておめでたです。 いやー、めでたい、めでたい。 何がめでたいって、アンタ、年末年始に5日連続で休んだんですよ。 こんなに長い期間休んだのは本当、数年ぶり。 リセットって重要ですなー。 ●休みの間は食っちゃ寝しつつ、部屋の掃除してました。 10年ほど、部屋の整理整頓をしてなかったもんで、 さすがに親に怒られましてね。 「あの、押入れの中の大量のビデオをなんとかしなさいよっ!」 ビデオってのは、つまりAVのことなんですけど(汗)。 ●で、片付けついでに90年代中ごろのAVをチラチラ見てたんですが、 本当におっかしいよなー、この時代のAVは。 今回見たのは、カンパニー松尾×バクシーシ山下監督の 『私が女優になった理由 クレイジースペシャル』や、 バクシーシ山下監督作『18歳 中退してから』だったんですけど、 出てくるのはキチガイばかりだし、 これでどうやってヌケばいいのかまったくわからない。 オナニーツールとしての価値が一切ないわけ。 お経をBGMに、男がオナニーしてるシーンが 5分に渡って続くとか本当ありえないから(笑) そうを考えると、現在のS1とかデマンドの単体AVって、 プロダクト的によく出来てるんだよなー。 たぶん、世界中のどこの人が見ても通じる作品なんだよね。 言わばグローバルスタンダードってヤツ? まあ、それが正義ってわけじゃないんですけどね。 スタンダード化=平均化=多様性がなくなるってことですし。 ●全然、話が違うんですけど、 今年の正月のテレビは実に興味深かったね。 ヤケにエコ関連の特番が多くなかった? しかもどれもこれも偽善と欺瞞の塊。 恐怖や不安を煽るようなことしか言ってない。 そして今日、新聞のエコ関連のアンケート記事を読んだら、 多くの人がCO2削減のために、 「コンビニは24時間営業しなくていい」 「自動販売機はなくていい」 なんて答えてるんですよ。 おいおい、みんな本気でそこまで考えてるのか? 思想誘導されすぎちゃいますか? まあ、ライフスタイルを変えるのはアリだと思うんですけどね。 ...
|
|