かわいいだけじゃ駄目なのか - 2008年02月23日(土) 美しい女性は、それだけで価値があった。 古今東西の物語を見ても、最強のキラーコンテンツだ。 だが、その基準はすでに過去のものなのかもしれない。 先日、読売新聞を読んでいたら、 広告に一番大きく出ている女性は、AIただひとりだった。 彼女に魅力がないというわけではない。 ただし、いわゆる「美」の感覚からすれば、 若干外れたところにいるような気がする。 青山テルマが人気だ。 彼女も、今の時代的な美しさは持っているが、 決して美人ではないだろう。 最近の女性誌を見ていて思うのは、 過度な写真のレスポンス(修正)だ。 この10年で女性のメイクは確実に変った。 それは、あのレスポンスを三次元で再現するためメイクだ。 美しさは、すでに作れる時代なのだ。 そしてスザンヌ。 彼女は見た目は美しいが、今までの美形キャラでは 考えられないような言動をくり返す。 もはや、美しさでは勝負できない。 美しさには価値がない。 かわいいだけじゃダメかしら? たぶん、もう、ダメなのだ。 今日、たまたまこんな話を聞いた。 彼女たちは、ここではあまり口にしたくないような年齢の女性だ。 いわば法律にひっかかる年齢である。 メディアに露出する仕事をしているので、 ルックスはもちろん素晴らしい。 性格は素直で、なんでもうんうんと言うことを聞く。 完全無欠だ。男性にとってみれば理想像だ。 彼女たちは今、愛人契約してくれる男性を募集しているという。 一人は「どうしてもお金が必要」なのだそうだ。 なぜ必要なのかは、わからない。 ただ、これだけは言える。 彼女たちは自分が持つ美しさに価値がないことを理解しているのだ。 逆に己の肉体に価値を見出しているとも言えるかもしれない。 だが、それはあまりに貧しい考えだろう。 ちょっと前だったら、美しい女性はお金に困らなかったはずだ。 男をさばく術を身に付け、なんでもかんでも男に買ってもらった。 それでよかった時代があった。 そうか。 もう、そういう時代ではない、ということか。 ...
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