脳内世界

私が捉えた真実、感じた真実などを綴った処です。
時に似非自然科学風味に、時にソフト哲学風味に。
その時その瞬間、私の中で、それは真実でした。


※下の方の○年○月っていうのをクリックすると、ひと月ぶんはまとめ読みする事ができます



 フレーズの空間

そうかわかったぞ、歌とか音楽って、ダンスなんだ。
ステップとステップの間も、踊る人の手の先には意識が流れているし、フレーズとフレーズの間には、歌い手の息継ぎがあるし、それだけじゃない、色んなものがあるし、あるべきなんだ。
ワンフレーズやワンステップが独立してるんじゃなくて、繋がってまとまって初めて意味のあるものになるし、
そういうちゃんとした「ことば」になって初めて誰かに何か伝わる可能性が出てくるんだ。
そうして初めて形を持って記憶に残る可能性が出てくるんだ。
逆に、伝い手の意識のもとに繋がっていないと、ブレていると、その骨組みはたちまち瓦解して霧散して、外枠だけうっすらあるけど何も伝わらないただの物質に成り下がる。



フレーズ間やメロディの間には、ちゃんと歌い手や演奏する人の「余白」の意識がなきゃだめなんだ。
パラパラ漫画だって動画だってそうだ、間を川みたいに流れで繋いで繋いで、
行間を「伝えたいもの」っていう伝い手の意志や感性に基づいて埋めて、
はじめて外に伝わるかたちになるんだ。
お話だって、行間では読み手の頭で登場人物が動くくらい、まるで脳内でフィルムが再生されて、書いてないことすら想像できるくらい意識をこめて書くんだ。
それは表現物の内容量とかそういうんじゃなくて、
ヒトの五感を超えたところで伝えられる力全てを込めて。
フレーズ間の1秒でも1/10秒でも1/100秒でも、伝い手が時間と空間を支配して形作るんだ。
ほかの誰かが、ほかの誰もが、その空間でちゃんと泳げるぐらい。



なにも音楽や踊りに限ったことじゃなくて、たぶん、ほかのもそんな気がする。


大好きな曲を聴きながら歌いながら、そんなことを考える。



2009年06月06日(土)



 エールフランス機 消息を絶つ


エールフランス A330型機がレーダーから姿を消して消息を絶ったと。
まだ新しい型の大型ハイテク機であり、機体由来の故障は考えにくく、またハイジャックの線も薄いという。
落雷に遭って墜落、もしくは空中分解したのではと言われているが、16時間に及ぶ捜索活動を続ける今も、墜落を示唆する油すら見つかっていないとの事。
だが大海原の上では、確かに見つかるものも見つからないか。


飛行中の同機から電気系統の故障を示す自動エラーメッセージが送信されていたらしい。
自動エラーメッセージは勝手に送信されたのに、要するに異常だったのに、人が意図を持って発信する救難信号みたいなのは無かったんだね。
きもちわるいな。そんなにあっという間に何か色々起こったのかな?気付かなかったのかな?何に?




これ、見つかるんかね。





2009年06月02日(火)
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