きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 おだてる。

 本日の担当:kina
 
 ごみになる一歩手前のテープにビニール袋(←一応サンリオのだけど)を使ってSizがリボンを作った。
 そして私の頭に載せて
「かがみをみにいこうよ」
 という。
 ただ頭に載っているだけで滑り落ちてきそうだし、ついでに私は今日記を書いているんだあーたがネタなんだと思いながら、丁寧にお断りをする。

「ママ、もうおばちゃんだからリボン似合わないし、いいよ〜」

 しかし、彼女は引き下がらない。
「お化粧してるからおばちゃんなの?」

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 それで舞い上がっちゃうほどじゃないけどね。
 でもね。
 そんなご機嫌とりをするようになったわけだ。

2004年06月30日(水)



 そういうワケ

本日の担当:ユキリン

4歳になった途端Rinは荒れ模様。
あれほど大好きだったスイミング・スクールも
最初の体操を嫌がったりして
「ママと一緒〜」と言って離れない。

そういうお子チャマはわりと多いようで
先生も慣れたもの。
体操が終わりプールに入る頃、
私からRinをひっぺがしにやってくる。

泣き叫びながらプールに連れて行かれるRin。
それを見るたびナゼこんなことをしてるのか、
という自己嫌悪に陥って耳を塞ぎたくなる。
ここ2回そんな状態だ。

そもそも本人がやりたいと言って始めたのだから
嫌ならやめればよし。
でもでも…ちょっと嫌だからって、
始めたことを中途半端にやめてしまうのも…。
だいたい嫌な理由が判らないし…。
こういう葛藤に苦しむのだ。

そして本日今月最後のスイミング。
昨晩Rinに話した。
「明日でピンク帽子最後なんだよ。
 7月からオレンジ帽子さん。
 だから明日は体操から頑張ろうよ。ねっ」
 
するとなぜかワーワー泣き出したRin。
「Rinオレンジさんになりたくていつも泣いてたの。
 でもピンク帽子ちゃん最後なんだね。ゴメンネ」
 




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2004年06月28日(月)



 願いは叶うか

本日の担当:SHY

 どこもそうなのだろうけれど、父の日は参観日だった。

 私の上司が金曜日に溜息をついていたのでその理由を尋ねると、「参観日が憂鬱」とのこと。
 よくよく聞けば、その本当の原因は「お父さんによる三輪車競走」らしい。
 ...それは嫌かも。
 頑張って、と他人事で私はその話を済ませたのだった。



 私とSizは七夕飾りの製作だった。
 「クレヨンで自分の顔を描きましょう」
 早速Sizは取りかかるが、必要なパーツを描いてから肌色を塗り始めるので、あーあーあーあー。
 私はお願い事を聞いて、それを短冊に書く係。
 「おいしいパンを作るパン屋さんになりたいです」
 それは素敵だ。
 夢が叶ったら、休日の朝は買いに出掛けることにしよう。

 その後、園庭に出て「お父さんの歌」をみんなに歌ってもらい、色画用紙で作ったネクタイをプレゼントしてもらった。
 しばらく...そう、来年の父の日まで飾っておくつもり。



 夕方、買い物に出掛けた。
 近くのスーパーで「よしきくん」と「なおきくん」の2人とばったり会って。
 Sizは照れたように挨拶をし、少し言葉を交わした。
 お互いに制服ではないので、奇妙な感じなのかもしれない。

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 双生児の親は大変だ。

2004年06月25日(金)



 まだまだです。

本日の担当:kina

 大学時代、山手線で
「座りませんか」
と声をかけられた。
 
 結婚前、TDLのスターツアーズの入口で
「妊娠されてるんじゃないですか」
と声をかけられた。

 遊びに来た義妹に
「二人目?」
と開口一番、聞かれた。

 
 まあ、ジャンパースカートをはいていたり、タオルハンカチを握り締めていたりとか。
 そう思われても仕方のない場面ではあったので、今ではすっかり笑い話である。


 先日、Sizの課外活動のあと、同じクラスのお母さんと話す機会があった。

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 そこまでいったか、私。

2004年06月23日(水)



 父親参観

本日の担当:ユキリン

入園して3ヶ月が経ち初めての父親参観。
しかし、まぁしょうがないのかもしれないが
母の日のイベントとの違いは一体…。
土曜日だし、母達や学校がお休みの兄弟もいて
ものすごいにぎわいなのだった。
まさに運動会状態。

母の日は平日で地味に通り過ぎた。
もちろん感激はしたのだけど。

お父さんとの小運動会の後、
お部屋でお歌と絵のプレゼント。
そして先生からのインタビュー。




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…だそうです。

母もビデオ・写真トリどころ満載で楽しみました。




2004年06月22日(火)



 血は争えない

本日の担当:SHY

 kinaも書いているが、幼稚園の個人面談に行った。



 先生と話しをしてだいたいわかったこと。
 Sizは外面がいい。
 先生が褒めてくれるくらい、家でもいい子でいて下さいと思ってしまう。
 誰に似たのかと考えて、幼い頃の自分に思い当たってしまうのが嫌だ。
 そう、Sizはやはり私とkinaの娘なのだ。



 先生が言う。
 「一輪車は乗れなくて、あまり興味も持っていないようです」と。
 私が言う。
 「あ、プライド高いので失敗しそうなことはやりたがらないです」と。
 そういうところを構わずにやらせるのが、私やkina、そして先生の仕事なのだ。
 誰に似たのかと考えて、kinaだとすぐに思い当たった。
 「妻に似たんだと思います。失敗しそうな料理はしませんし」
 「私のことはいいから」

 ...おかしな夫婦だと思われているだろう。



 全ての話しを終えて退出するときに、どうぞよろしくお願いしますと私達は深々と頭を下げた。
 教室を出るところまで先生が一緒に歩きながら言った。
 「お父さんも来ていただいて...いいですね、お休みですか?」

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 反応を楽しむのと、これ以上変わり者と思われるのを天秤にかけたのだった。

2004年06月17日(木)



 個人面談。

本日の担当:kina

 日記当番を忘れるところであった。ただいま23時20分。ギリギリセーフなのじゃ。 
 最近はSizがそばにいないので、ねたがないのだ。
 ついついうっかり忘れてしまうのだ。
 
 いけないいけない。
 
 
 幼稚園に通い始めてもう2ヶ月。
 おととい個人面談がありました。
 SHYに会社を休んでもらって二人揃って行きました。
 
 隣のマンションに住んでいる女の子と入園前からお友達なのだけれど、彼女と二人、バランスが取れてよいらしい。
 しっかりものさんで、ちょっとまじめすぎる彼女のはじけたい気持ちを後押しする形らしい。つまり、Sizの手綱は彼女が握っている。
 
 ええ、そんな場面をいっつも見てますよ、母は。
 
 それに、いろんな先生にはっぱ?を配って回り、お見送りに来たお母様方に毎日丁寧に挨拶をし。
 


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 ...まあ、先生を困らせるほどのワルガキではないらしいので、一安心です。
 
 このまま2年間、イヤ小学校も、ああ中学校、もちろん高校へ行ってもそれくらいの子でいてもらいたいです。
 
 イイコでいなさい、とは言わないから先生ににらまれるようなことだけはやめてください、お願いします。
 
 
 そんな私の心配をヨソに。
 


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 微妙に宇宙語が混じっているのが笑えるSizなのでした。


 

2004年06月16日(水)



 今日は 明日は

本日の担当:kina
 
 最近、Sizに怒ってばっかりだ。
 寝かしつけようと添い寝しているときも、あーもー!と怒鳴ってしまう。
 
 きっと私は子離れできない母親になるんだろう。
 なんてことをここ数日考えている。
 
 他人なら絶対こんなこと言わない。
 SHYにだってこんなに怒らない。
 
 Sizは私。私と同じ。
 
 彼女が幼稚園に行っている間、帰ってきたらあれをさせよう、いっしょにやろう、そう思っていても、寝る前にできたことを数えてもひとつかふたつか。
 
 今日は迎えに行った帰りに抱っこした。
 梅を買ったので、いっしょにきれいにした。
 絹さやの筋を取った。
 スナップエンドウも同じように。
 自分のためなのか誰のためなのかわからないけれど、ブレスレットを作って、欲しいという彼女に逆らわずに渡した。
 
 今日はまあ、「他人」同士の付き合いができているかもしれない。
 でも、明日はどうなるだろう。
 いっしょに梅ジュースを漬けよう。
 クールミントの苗を見つけたからいっしょに買いに行こうか。
 
 
 でも、その前に。
 多分一日のうちで一番イライラするお風呂とお休みの時間。
 明日を迎えるためには、まずそちらから頑張らなければならない。

2004年06月09日(水)



 子供達の反乱

本日の担当:銀吟

生まれてからこの4年、本当に素直に育ってきたRinだが
4歳の誕生日を迎えた途端に、毎日親を困らすようになった。
なにかにつけ駄々をこね、ボク達の指示・指令に対しては
全てNO。それを叱ると究極の逃げ口上、『おなかが痛い』

そして1歳を迎えたGakuは、まだ完全に立てないものの
つたい歩きでそこら中動き回り、おいそれと目が離せない。
日がな一日動き回るので、夕方あたりに疲れて寝てしまう。
おかげで深夜まで寝ない。つられてRinも眠らない…。

ボクは子供達の記念日がらみで4日間ほど連休を取ったため
その代償として今週は泊まり勤務が続くこととなった。
かつて、まだ夫婦共稼ぎだった頃は週5日、朝から晩まで
働き詰めで、場合によっては土曜出勤もこなしていたのだが
現在は月に最低10日の休日のほか、泊まり勤務明けの日は
確実に半日は家で過ごせるので、仕事のテンションのまま
家族に接するということがほとんどなく、このことは
大変有り難いこと、恵まれていることだと思っている。
しかし今週のように泊まり勤務が続く場合、情けないことに
気持ちの半分は仕事のことを引きずってしまい、
家庭での出来事への興味が半減してしまうような心持ちになる。

そんな時にこのような子供達の“反乱”がおこった。
(反乱という言葉は本当は不適切であるが…)
ボクは口先だけで、実際有効な解決策を見出すことも出来ず、
ユキリン一人で対応し、彼女は心身共に疲労困ぱいという感じだ。




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こんな日記を書いているボクも典型的な“日本のお父さん”なのだ。
ウチのこともやってるよ、と言ってもそれは本人の自己満足レベル。
家庭という会社があれば間違いなく“浮いたベテラン社員”なのだ。



2004年06月08日(火)



 誕生月

本日の担当:ユキリン

6月は我が家にとって特別な月。
Rinが4歳に、Gakuが1歳になった。

Rinはますますおしゃべりになり幼稚園に入園した。
そしてGakuは、
2748gの小さな赤ちゃんが8kg強の幼児へと。
すっかり仲良しの姉弟となった。

妊娠発覚からこの1年はあっという間だった。
妊娠と別の病気とが同時に起こったために
危うくGakuは殺されかける命だった。
術前検査・採血までされて、
あとは同意書にサインするだけってところで
やっぱり納得できなかったものだから
医者に断りの連絡をした。
当然私の体の心配をして反対されたけど、
頑なに拒否した。

そんな時も我が家のパパは泊まり勤務。
(そういえばGakuの生まれた時もだ)
どうも私は一人のほうが火事場の馬鹿力?が出るらしい。
一人悩みに悩んだ結論は、
2週間後やっぱり正しかったことが判明。
医者には死んだと思われていた心臓が
しっかりと動いていることが確認できたのだ。

私達夫婦がどれだけ泣いて喜んだか、
RinもGakuも知らないけれど。





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2004年06月07日(月)



 おめでとう。ありがとう。

本日の担当:銀吟

今日でRinは、めでたく4歳。
大きな病気もせず、伸び伸びと育ってくれて
ありがたいことだと思う。

Rinと名付けたのには、当然思い入れがあっての
ことだったのだが、“誰からも呼ばれやすく”
という意図も一つにあった。
幸いにして幼稚園でも皆にRinちゃん、Rinちゃん
と呼ばれ親しまれているようなので、親としては
嬉しい限りだ。Rinも誰にでも優しく接して欲しい。




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一人の“人間”へと着実に歩みを進めている証拠だろう。
いつまでも手元に置いておきたいという想いがある反面、
早く一人前になった姿も見てみたいと思う。
どんな生き方をしていくのか、親の希望は尽きないが
とにかく幸せに。最終的にその言葉に尽きる。


そして2日後にGakuが1歳になる。
この1年でよく熱を出したね。
でも君はすぐに良くなってくれた。
君のおかげか、Rinがすごくお姉ちゃんらしくなったよ。
そしてなにより君の笑顔にボク達は本当に癒された。

もしかしたら今ここには居なかったかもしれないGaku。
ユキリンの意思と、Gaku自身の頑張りでこの世に生を受けた。
生まれたその瞬間を一緒に過ごすことは出来なかったけれど、
その分これから色んな瞬間を共に過ごそう。

2人とも本当におめでとう。そしてありがとう。


2004年06月01日(火)
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