きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 参った。

本日の担当:kina

 Sizの幼稚園生活が始まって二週間。
 お弁当生活が始まって一週間。
 
 さぞや先生に迷惑をかけていることでしょう。
 
 と思ったら。
 
 先週末、夕方にお友達のお母さんから電話。
 
「Sizちゃんの体操帽子、うちの子が持ってきちゃったのよ」

 そして、今日は。

「Sizちゃんの制服のリボンタイ、うちの子が持ってきちゃったのよ」


 ...はぁぁぁぁぁ。
 迷惑をかけているのは先生にだけじゃなかったのか。
 
 
 生まれてこの方、いや、生んでこの方、別々にすごす時間なんて本当になかったし、彼女の園での様子なんてわからない。送るときも、お迎えのときも教室の外で引渡す。だから、持ち物の状態もわからない。

 なんか、もー、あーーーーーーっ!!!なのだ。

 本当に大丈夫なの。
 お友達のことをいじめるとかはしないと思うけど、一人で突っ走っているんじゃないかと不安でたまらない。
 まじめに、昼間はマンションの廊下から様子を伺っていようかと思った。
 
 
 はしゃぎすぎなんですよ、きみは。
 もう少しだけ落ち着いてくれたら文句はないのに。
 
 
 そんな話を実家の母にしたら、
「あんまり問題児なら、先生がそういってくるから、それまではでんと構えてなさい」
 ついでに、それを伝え聞いた実家の父は
「先生なんて、お前より年下なんだから、ぽいっと聞きゃあいいんだよ」

 SHYもそれほど心配している様子はないし。
 心配しすぎなのかな。
 
 
 ふぅ。
 おかげで、毎日の送り迎えがちょっと苦痛。 

2004年04月28日(水)



 3歳10ヶ月の言葉

本日の担当:ユキリン

Rinが時折言う言葉がいいなと思う。
子供の言葉ってかわいい。
きらきらしてる。
朝日新聞の何曜日だったか、
子供達の言葉を読むのが楽しみな私。


最近のRinの言葉。

お店の野菜売り場にて。

「ブロッコリーのお友達の白いのお名前なんていうんだっけ?」
…カリフラワーのことでした。


お風呂場にて。

「ママみたいにおっぱい大きくなりたいなぁ」




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2004年04月26日(月)



 保護者達。

本日の担当:kina

 昨日の遠足からお弁当が始まった。
 今日からは普通に一日保育。
 そして、新学期らしく、課外活動の無料体験なるものに参加。
 3時過ぎまでほったらかしておいてもいいんだけど、やっぱりみんなと同じように迎えに行って、最初から私も見学してきたほうがいいんだろうか。
 
 なやむ。
 
 そんな些細なこと。
 
 まったくだ。
 
 でも、悩む。
 
 まあ、いいや。
 
 先週はクラス懇談かがあった。
 昨日は保護者同伴で遠足だった。
 毎日の送り迎え。
 いろんな人と顔を合わせる。
 
 仕事をやめて、妊娠して出産して。
 もう5年ちょっと。
 おおおおお、そんなに引きこもっていたのかと実感する。
 人と何を話していいのかわからない。
 昨日の遠足のバスの中で、行きも帰りも他のお母さん方はしゃべり通し。
 進級組、と言うこともあるのかもしれないけれど、それにしたって学校の友達じゃあるまいし、と思うくらいよくしゃべる。
 それにあの紫外線真っ只中を歩き回って、よくそんな体力が残っているなぁと感心。
 Sizと同じように年中さんから入園したお母さんと一緒にいたが、帰りは二人して眠りこけていた。
 

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 それはあんまり関係ないと思う。

2004年04月22日(木)



 ラブコメディの幕が...

本日の担当:SHY

 今日、Sizは遠足に行っている。
 帰ったらどんな話が聞けるのか楽しみだ。
 当初の親の心配をよそに、彼女は彼女で新しい生活をうまくこなしているし、それを十分楽しんでいるように見える。
 そう、心配をしても始まらない。
 彼女は私達の管理する場所にはいないのだから。



 さて、最初の一週間が過ぎた。
 入園式の時点で同じクラスの友達は、幼馴染みの「ともちゃん」だけだった。
 「今日は誰と遊んだの?」と訊ねると「ともちゃん」と即答し、それ以外の名前が出てこない日が何日か続いた。
 大人の世界でもそうだが、子供も親しくなるのは大変なのだ。
 だが、ここへきてそれに微妙な変化が表れた。
 「ともちゃん」の他に「みさきちゃん」「しょうたくん」「よしきくん」という名前が聞かれるようになった。
 中でもSizのお気に入りは「よしきくん」だ。
 おお、男の子の友達だ...とよくわからない感動の仕方をする私とkina。


 ところで、この「よしきくん」は双生児なので、同じ顔をした「なおきくん」も一緒にいる。
 「なおきくん」の名前が一向に出てこないので、私はSizがそのことをわかっていないのかもしれないと思って訊ねてみた。
 「なおきくんのことは知ってる?」
 「知ってるよ。よしきくんとおんなじ顔してるよ」
 おお、ちゃんとわかっている...とこれまた感動する私とkina。



 ということは、Sizは「よしきくん」と「なおきくん」の存在を理解した上で「よしきくん」と遊んでいるわけだ。
 ...「よしきくん」、一歩リード。(意味不明)

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 でも、とりあえず「なおきくん」には「車に気をつけて」と言っておきたい今日この頃。

2004年04月21日(水)



 どっちだ?

本日の担当:銀吟

「どっちだ?」
いずれかの手にモノを隠して、それがどちらの手に入っているか
当ててもらうという遊びをRinが覚えてきた。
ボクやユキリンが隠す役で、Rinが当てる役。
正解すると「ピンポーン! 大正解!」
はずれると「ブッブー! こっち(逆の手)でしたー」
と、これで大騒ぎ。

今度はRinが隠す役を志願した。




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それでも親は根気よくつきあうのだ。




2004年04月20日(火)



 はや一週間

本日の担当:ユキリン

幼稚園に通い始めて1週間。
お弁当が始まっていないので
まだまだちょっと遊びに行っている感覚。

でもまぁ、母としては
午前中のうちに掃除機かけとお風呂掃除、
簡単な用事は済ませられるのが嬉しい。

そして帰りに何して遊んだとかって
話を聞くのがこれまた楽しいのだ。
入園してから、Rinは
おしゃべりになったような気さえする。

あと入園してからの変化というと…。

Rinの通う園は仏教系。
「いただきます」「ごちそうさま」以外に
変な時に手を合わすようになった。




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2004年04月19日(月)



 まだまだこれからなのだ。

本日の担当:kina

 先週の土曜日にSizが入園。
 先生に迷惑かけないことだけお願いします。
 と毎日神様にお祈りしてる。
 
 そこまで悪い子だとは思ってないんですが。
 
 でも、生まれてこのかた「かごの鳥」で育ってきた彼女。
 
 ひきこもり気味な母親(私だ)のおかげで、ろくに同年代の友達もいない。
 出かける先と言えば、大人ばかりの世界で、彼女はいつもお姫様。
 
 こんなんでやっていけるのだろうか。
 
 ついでに私も先生と話をしたり、お母さんと世間話などできるんだろうか。とかなり心配していたのだが。
 

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 先生と話をしないわけにはいかないじゃないか。
 手間のかかる子だと思われてしまうじゃないか。
 前途多難。
 しかし、Sizと同じ年中さんから入園した子供達はみんな持ち上がりの子供達に圧倒されてすごしているようなので(他のお母さんと話ができました。ほっ)、目立っておくのも悪くないか。
 
 でも、やっぱりこうなると、年中さんから入園した子供だけのクラスがあるって言うのは気が楽なのかもね。と他のお母さん方もため息をついていらっしゃいました。

 でも、向こうは毎日私服で、毎日お弁当なのよっ。既製品不可なのよっ。
 
 もう少しがんばっておくれ〜〜。

 
 ...って幼稚園変えるわけにもいかんのだ。

2004年04月14日(水)



 入園式

本日の担当:銀吟

ついにRinが幼稚園に入園した。
彼女にとって、これから毎日幼稚園へ通うという
今までに無かった生活パターンが始まる。
そして初めて、親を離れて大勢の仲間たちと
過ごすことになる。

かといって別段心配しているわけではない。
まあ、Rinなら何とかやっていくだろう。
無責任かもしれないが、そんな気がする。

入園式に参加した。
さすがのRinも今日だけは借りてきた猫のように
おとなしく、いつものお調子者の姿はそこにはなかった。
ユキリンと2人で『珍しいね』と話すほど
緊張した様子で押し黙るRin。

式が終わったあと、Rinに聞いてみた。




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本当にRinならなんとかなるだろう。




2004年04月13日(火)



 新しい扉

本日の担当:SHY

 Sizの入園式。
 今時、幼稚園の入園式で感動するというようなこともないと思うのだが、その感情が希薄なシチュエーションで父親はより事務的なのだと思う。
 ビデオ、一眼レフ、デジカメと3つのカメラを使い回しての撮影は、感情の入り込む余地を与えない。
 それはもう、仕事である。
 賑やかなセレモニーが終わって安堵する間に、別の思いに耽った。
 それは感動とかそういうものではなく、Sizにとって特定の時間が終わったという実感に他ならない。
 「親とだけ一緒にいる時間」の終焉。



 私はとても内向的な子供だった。
 病弱だったせいもあり、幼稚園の登園日数は極めて少なく、友達も多くなかった。
 もちろん、幼稚園は嫌いだった。
 だから、今Sizが歩き始めた新しい時間との現実的な境界線は、小学校に入ってからだったのだと思う。
 そんな風に「親とだけ一緒にいる時間」を引き伸ばした私は、Sizが4歳にしてスタートを切ったことに対し、敬意を払いたい。
 親としてのそれではなく、一対一の人として。
 私がしなかったことを、彼女はしようとしているのだ。



 入園式が終わったあと、私はSizを連れて花屋に行った。
 私の想いに相応しい贈り物をしようと思ったのだった。
 Sizにとっては生まれて初めての花束。
 彼女が大好きな「美女と野獣」の紅いバラをたくさん贈るつもりだった。

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 それでも小さな花束でSizは満足してくれたようだった。
 入園、おめでとう。

2004年04月10日(土)



 親子三代

本日の担当:銀吟

Gakuが初節句を迎え、義父が立派な鯉のぼりを仕立ててくれた。
それはもう、我が家にはもったいないくらい見事な代物だ。
大空に見事に泳ぐ鯉たちを見ると感慨深いものがある。

さらに、ボクの実家からも五月人形が贈られて来た。
これはボクの祖母がボクの初節句にプレゼントしてくれたもので
つまり、30年以上前の飾り物なのだ。

飾り台を組み立て、兜や装飾の品々を黙々と飾っているうちに
ふと、自分の父の姿を思い浮かべた。
父は時期が来ると、何も言わずに黙々と飾りをつけていた。
そして時期が過ぎ去ると、また何も言わず黙々と片付けていく。

人形を飾り付けながら、また片付けながら、
父は何を思っていたのだろうか。

子供の頃は立派な人形にも何ら関心を示さなかったボクだが
自分の息子のためにこうして人形を飾り付けているなんて…。




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2004年04月06日(火)



 主張!

本日の担当:ユキリン

Rinは私の友人達が遊びに来るのが大好きだ。
だっていつもプレゼントやケーキを持ってきてくれるし
何よりもいっぱい遊んでくれるから。

最近はイッチョマエに会話にも参加できて
より楽しいらしい。
でもそんなRinは、
私達にとっては少々迷惑なことも…。


Rin、今度アヤノちゃんが来るんだけどね、

「わーい!やった〜!!」

あ、あの、アヤノちゃんとお友達なのママじゃない?

「Rinもおともだちだよ」

………と、とにかく、
ママ達お話いっぱいしたいからあんまり邪魔しないでよ。

「Rinもアヤノちゃんにおはなしあるんだよ」





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2004年04月05日(月)



 晴れたらいいね

本日の担当:SHY

 「パパ、パパっ!」
 「なあに?」
 騒々しくSizが私を呼ぶ夕食前のひととき。
 「明日、お休みだよね?」
 「そうだよ」
 問われても、私はSizが何をしたいのかわからない。
 そしてようやく彼女は言った。
 「おてんきちゃんねる、見よっ!」

 そういうことかと、私はリモコンでウェザーチャンネルに切り替える。
 そうして、Sizはじー、と画面に見入る。

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2004年04月01日(木)
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