きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 身体はね、あたしが丈夫に産んどいたから。

本日の担当:kina



一回書いたら消されました。
だから、机に座るなっ!!って言ってるのにさっ!!! ぷんぷん。



....そうじゃないか。




ま、そんな感じで日々、あたしの楽しみは邪魔されているわけでございますよ。


ミシンを出してくれば、せっかく通した糸を抜かれてしまい〜の。

ビーズで指輪を作っていれば、ビーズをばらまかれ〜の。

PCでHPを作っていれば、マウスを占領され〜の、ウィンドウ閉じられ〜の。...ところで、座るだけでソレをこなしてしまうっていうのは、ちょっとそんけーです。

なんてろくに公園にも連れて行かれずに、家の中であたしとばっかり遊んでいるのも気の毒なんでしょうが。


この前一生懸命、糸にビーズを通している姿を見て、こんな育児も



まあ、アリなんでしょうと開き直るハハその1。

2002年06月30日(日)



 不必要だとは思うけれど

本日の担当:SHY

 「キミはいつまで知りたがる?」
 何のことかと言うと、私の趣味とのマッチングのこと。
 我が家は本をたくさん買う方だ、と思う。
 Sizに対しては少ない気もするが、私もkinaも知識欲を満たすのが好きなので、色々な本を買う。

 本を読んでいると、Sizがやってきて「これ、なぁに?」と最近は一人前の発音で聞いてくる。
 こういうときに私は容赦しない。
 「マクラーレンMP4/17」「石狩岳」「F100スーパーセイバー」「583系ゆうづる」「JAVAスクリプト」「ニジンスキー」「付点4分音符」「スワロフスキービーズ」「デヴィッド・ベッカム」
 上記は、最近の私の答えの一例である。
 そこまで厳密に答えなくても「でんしゃ」「ぶ〜ぶ」「ひこうき」などで十分だろう。
 だが、私の性格がそれを許さないだけ。
 可哀想なSizは知らなくてもいいような知識を、日々詰め込まれていくことになる。

 昨日は一緒にガソリンを入れにスタンドまで行った。
 SHELLのロゴを指さして「えふわん、えふわん」と彼女は言う。
 確かにフェラーリのF1はSHELLの燃料を使用しているので、あのロゴがついている。
 そんなところまで見ているとは思わなかったので、ただただ驚くばかり。

 私は彼女が「なぁに?」と聞く限り、正確な答えを用意し続けようと努力するだろうと思った日。
 いつかはもっと女の子らしいことにしか、興味がなくなってしまうのだろうけれど。

2002年06月28日(金)



 「あーん、どうじょ」

本日の担当:ユキリン

Rinは少食です。
それもそのはず。いまだにおっぱい離れできてないんだから。
まわりのお友達もあれよあれよとどんどん卒業していき、
今やRinだけとなった。
Sizだって2歳になってすぐ卒業したんだった。ううっ。

そんなわけで、
Rinは赤ちゃんから幼児になった今も食事に関心は薄い。
あまりにも食べないので時々心配になる。
よって食事どき、大人達(主に私)は必死。
あの手この手でRinに食べさせようと努力している。

1番効果があるのは、Rinのお気に入りのぬいぐるみに
食べさせる真似をすること。
「うさちゃん食べるってー、ほらー、あーん」などとやってると
自分も!とばかりに口を開ける。

ある日、いつものようにその作戦で食べさせていると
他のぬいぐるみも全部おもちゃのカートにのせて持って来た。
「これ、あーん、どうじょ!」
これら全部に食べさせてやって欲しいと言うのだ。

その数約10体程。
それら一つ一つに「あーん」とスプーンを口元に持っていき
最後にやっとRinの口にたどりつく。
アホらしいけどやるしかない。

そんなことを何分かやっていると、Rinはテーブルの小冊子に
目を止めた。俳優の若林豪が広告一面に出ている。

「ママ、これー、あーん、どうじょ!!」
……わ、若林豪にまで!?

その後、アホらしいけど10体のぬいぐるみにそれぞれ→若林豪→Rinの順で
どうにか食事タイムを終了。
ナゼに若林豪??

2002年06月27日(木)



 ママ想いのRin

本日の担当:銀吟

このところ毎日曇り空・雨模様で、今年の梅雨は本当に「梅雨」なんだなと
思わせる日々が続く。
やはり天気が悪いと体調にも影響があるようで
Rinとユキリンは夏風邪にやられてしまっている。
(もともとボクがうつしたのだが)
特にユキリンはここ数日、鼻水が止まらずに苦しんでいる。

昨日ボクが仕事から帰ってきて、Rinの熱烈な出迎えを受けた時
何気なくお土産だよ、と駅でもらったポケットティッシュを渡した。
それを手にしたRinはすぐさま『ママ? ママど〜じょ?』と聞いてきた。

ん? ママど〜じょ?

つまり君は、ママが風邪をひいて鼻水が止まらずにいるので、
パパがティッシュをもらって来てくれたんだね? と解釈したのだね。
それですぐママにどうぞ、と渡そうとしたんだね。

う〜ん、君は母親想いだねぇ。
君も鼻水たらしているのにねぇ。
パパは感動してしまったよ。
うっとうしい梅雨どき、ちょっとうれしいRinの一言だった。

2002年06月26日(水)



 そんなあなたがとっても好きよ

本日の担当:kina


☆最後の一本

この前、Sizがクレヨンを箱ごと落として散らかしてました。

もちろん、自分で拾わせて。





「ないね〜」




...ほんとだ。1本足らない。何色だろ? 悩む間もなく


「きいろ!」



へっ??






☆最後の一葉

我が家ではミントを2鉢、育てている。

スペアミントは元気で葉っぱばしばし。
ペパーミントは虫に食われて葉っぱなくなっちゃいました。

2鉢並べて覗き込むあたしの横をウロウロするSiz。

スペアミントを見て。

「みんとちゃん、あるね〜」




ペパーミントを見て。

「みんとちゃん、ないね〜」


ぷぷぷぷぷっ。








語尾の「ね〜」の言い方がとっても好き。



2002年06月25日(火)



 今は勘弁して

本日の担当:SHY

 「サービスの本質を理解しなさい」
 何のことかと言うと、お給仕のこと。
 この週末は肌寒い2日間で、出かけるつもりが家でゴロゴロ。
 午後にkinaが何か飲む? と聞いてくれたのでコーヒーをお願いした。
 本を読みながらコーヒーを飲んでいたら、煙草が吸いたくなって本を持ったままベランダへ。
 しばらく経って目を上げると窓ガラスの向こう側にはマグカップを持ったSizの姿が。
 サッシを開けると「はい、ど〜ぞ」と温かいコーヒーを私に差し出してくれた。
 テーブルの上から、飲みかけのをわざわざ持ってきてくれたのだ。
 私は礼を言って、彼女の気遣いを褒め、そして寒いから...と部屋に戻した。
 寒いベランダで読書、煙草、そして温かいコーヒー。
 少し幸せな瞬間。

 夜にkinaがマンションの管理組合の打ち合わせで出かけていたので、夕食はもう「面倒くさい」モード。
 私がピザでもとれば、と提案してそれに決定。
 親子でピザをバリバリ。私とkinaはビール(発泡酒)をじゃばじゃば。
 食後にやはり煙草が吸いたくなって、ベランダへ。
 23:00くらいになっていて、もう部屋着では寒い。
 吸い終わったら早く戻ろうと思っていると、窓の向こうにSizの姿が。
 「はい、ど〜ぞ」
 彼女が持っていたのは冷たいビール。
 彼女は私にグラスを差し出して褒めてもらうのを待っている様子。
 少し不幸せな瞬間。

 どうやって何を教えたらいいのか、と苦笑しつつビールで芯まで冷えたそんな夜。

2002年06月24日(月)



 ジプシー

本日の担当:SHY

 「キミはどれだけあれば満足するの」
 何のことかと言うと、寝るスペースのこと。
 我が家の寝るときのレイアウトは東から順に、私→kina→Siz。
 頭は当然、南向き。
 しかし、Sizは自分のポジションでは寝ない。
 だいたい3人分のスペースの中央でまず眠りに落ちる。
 それを見届けてから私とkinaはネットサーフィンをしたりTVを観たりする。
 ささやかな夫婦の時間。
 そして2人で寝るときに、kinaがSizを持ち上げて、彼女のホームポジションへと運ぶ。

 Siz、一瞬痙攣。

 しばらくするとSizは転がってきて、kinaの背中を直撃する。

 Siz、行き止まりなので泣く。

 kinaは仕方なく場所を譲る。
 その頃になると、私はもう眠ってしまっていて何が起こっているのかはわからない。
 しかし、朝起きるとSizは私の足許か、すぐ隣りかのどちらかにいる。
 一晩にどれだけ移動しているのだろう。

 たまにホームポジションから転がる方向を間違えて、半回転したところで壁に当たって泣くのが困りもの。
 寝相のいい私と、悪いkinaのどちらに似るのだろうとそんなことを思う毎夜。

2002年06月21日(金)



 「かわいそう」と「かわいい」は紙一重

本日の担当:ユキリン

先日のリンの誕生日のこと。
買い物+料理を7人前、掃除+飾り付け、その間にお昼を作り、Rinを昼寝させる…というスケジュールに普段ぐうたら生活で時間に迫られる必要のない私は焦っていた。

そして作業に没頭するあまり、Rinの姿が見えないことに気付かなかった。
ふと気になり、あわてて探す。
2階の寝室のドアが開いていたので、入ってみたところ、、、。
Rinはベッドからよじのぼったらしく出窓のところに座っていた。

ん?…はっ!!!!

今朝、出窓開けて網戸にしたんだった!!と発見と同時に気付き、真っ青。
あわててRinを抱き上げた。
窓を見ると、網戸はいじられていないようだった。
開けることが出来なかったとしても、もし思いっきり押したりしたら網戸ごと転落するところだった…。
この高さで下はアスファルトだから、多分落ちていたら…。
ゾーッ。

「ダメ!!あそこにのぼったらダメなの!!」と叱った。
ベッドが出窓のある壁にぴったりくっついているのだからのぼろうと思えばのぼれる。
そんな所にベッドを置いたんだから私達も悪いんだけど、命の危険があるんだから叱らないと伝わらない、と思ってこんこんと何度も
「あそこにのばったらダメ」と説いた。
Rinもいつもと違う母の表情と声にただならぬ空気を感じたのか
ひたすら「はいっ。はいっ。はいっ〜〜。ううっうぅー」と涙声でしがみつく。

Rinは怒られるとき、何故か必ず「はい」と返事する。
やはりこちらがマジメに何か言っているのは分かるみたい。
そしてひたすら、「はいっ」と繰り返し返事しながら涙ぐむRinは
なんだかとっても小さくてかわいく思えてしまうのだった。
銀吟と「さっき怒られてたときのRin、かわいかったよねー」
などと不謹慎にも話したりして…。

いつもRinが泣いていると「かわいいなー」なんて笑みがこぼれる。
多分、泣き顔が新生児の頃と変わらないからかなぁ。
転んで泣いてたりする時に、親が微笑んでるってちょっと不気味だけど
「かわいそうな時」って、なんだか「かわいい」のであった。


(その後ベッドは即刻位置を変えました…)


2002年06月20日(木)



 Rinとトトロを見る

本日の担当:銀吟

先週レンタルビデオ店で“となりのトトロ”を借りてきた。
自分はユキリンと違って映画には丸っきり興味がなく、誰でも知っているであろうこの名作についても細かい話の筋はほとんど知らなかった。

今回初めてちゃんとストーリーを見たのだが、これは確かに面白い。
評論家のようにはうまく表現できないが、見ていくうちにだんだんと話に引き込まれ、見終わった後、いいもん見してもらったーと、ちょっぴり幸せな気分にさせてもらえる。
でもどっちかというとトトロよりも猫バスの方が印象強く、題名の割りに意外とトトロの出番が少ないなァ…などと思うのは冷めた大人の悪いところだろうか。

Rinはまだ話の筋など理解できるはずもないが、このビデオがたいそう気に入ったらしく、レンタル中の1週間、毎日最低2回は『トトロ〜!』とせがまれ、その都度じっくり鑑賞していた。
トトロが出る場面になると口を大きくあけてガーっとトトロのまねをしたり、猫バスのように手足をばたつかせてみたり、実に忠実に物まねをする。また、主人公の妹が出てくると『めぇ〜ちゃん』とその子の名前を呼んでみたり、主人公姉妹の面倒を見てくれているおばあさんが出てくると『ばぁ〜ちゃん』を連呼し、終いにはビデオをせがむ時に『ばぁ〜ちゃん』と呼ぶ始末。
ストーリー物など見ても理解できないだろうから、面白くないのでは?と思っていたら、なかなかどうしてRinの琴線にピタリはまったご様子。見終わるとご本人なりに感想を話してくれる。もちろんボクには何を言っているのかサッパリ分からない宇宙語でだが…。

ついこの間まで赤ん坊だったRinが、今やトトロについて熱く語る(?)なんてなんだか想像つかなかったことなので驚いている。よく考えたら風呂あがりのボクにパジャマを差し出してくれたり、自分の好みの洋服を選んだりと、本当にもう一人前だ。
今回のビデオ漬けの毎日で改めて娘の成長を実感した。

しかし、2歳の子供をも興奮させてしまう宮崎 駿作品って今さらながらスゴイ。


2002年06月19日(水)



  超スーパースペシャルな安産だったあたしが言いたいこと

本日の担当:kina

Sizももうすぐ2歳半。
そろそろ兄弟が欲しいのかな〜。
自分より小さいもの、幼いものに興味津々になって来てます。
世話焼きだし。


いや、あたしはまだまだぜんぜんいいです。

ケッコウデス。


ええ。

だって。




怖いもん。
痛いのやだし。




って1度出産を経験した人間が言うことじゃない??

ま。
正確には、痛いのは仕方ないことなんでガマンするけど、長くなったらやだな〜、と。




ふふふふふふ。


別に自慢するほどのことじゃないけどさ。



体重5kg増で、陣痛開始から3時間半のスピード出産だったのだ。





5kg増はま、太りすぎてお医者さんに怒られちゃったことのある人には自慢。
...実際、ママ友にサンザン自慢してるのだ。へへへ。


3時間半はねー。
ま、難産だった人(あたしからしたら半日とかかかると難産だと思ってしまう)からしたら羨ましー!!って言われることが多いけど。





けど。




休みなしだぞ。



分娩台にねっころがって、


あーもーどーにでもしてー


って悟っちゃうまで痛いんだぞ。
ま、ときどきは無痛な時間もあったけどさ。

陣痛だっ!!って思った瞬間から、痛い痛いごめんなさーい!!って騒いで、分娩台の上で落ち着くまで2時間。



普通の妊婦さんとおんなじように







つらかったわよ。




痛かったわよ。








おしるしは人一倍早く来てたしさ。
臨月に入った途端に来たのよぉぉぉ。
エライ驚いたもんね。




ふぅ。

何を思い出語ってるんでしょ。
ま、そんな超スーパースペシャルな安産だったもんで、次は怖いね。
体重だってSizの分しか増えなかったような超優良妊婦でイケル自信もないし。




......


いや、だからね。
Sizが安産だったからといって、気軽に

二人目も楽勝だよー!!

っていうのはやめてってばさ。
Sizを妊娠してたときのことはもう過去のことだし、次の子はまたSizとは違うわけだし。



だいたいねー。
まだおなかにいるわけでもなく。
まだほんとに二人目が欲しいと思ってる訳でもないんだから






んなコト言うなー!!





............

こんなところで愚痴言ってても仕方ないけどさ。
そーゆー訳で二人目の話をしつこく聞いてくるようなママ友とはあんまり会いたくない今日この頃。



2002年06月18日(火)



 大歓迎

本日の担当:SHY

 「キミは何を魅力と感じているの」
 何のことかと言うと、バスのこと。
 Sizは異常なくらいのバス好き。
 自家用車にも電車にもあまりときめかないようだが、路線バスだけは別。
 どこかに出かけると「バス、のる〜?」と必ず聞いてくるし、ヒートアップしている時に駅前のロータリーなど通ろうものなら、もう大変である。

 昨日は家族で出かける用事があった。
 「バス、のる〜?」と聞くので「乗るよ」と応えると、もう大はしゃぎ。
 駅まで走る走る。彼女にとってはかなりハイペースであろう。
 あ、もちろん我々は歩きでついていくのだけれど。

 電車に乗っている間は、運転席のかぶりつきで前をおとなしく眺めていた。
 私が「電車でGO!」で遊んでいたり、運転席ビューのDVDを観ていたりする映像とのマッチングを確かめていたのだろう。
 すれ違いにやってくる電車や、信号の色などを静かに呟いていた。

 そして、バス。
 最後部の座席に陣取った彼女は、目の前の手すりをつかんだまま動かない。
 「バス、好き?」と聞いても、視線を正面に固定したまま「すき」と応えるのみ。
 何がそんなにいいのだろう?

 用事を済ませて、再びバスでの帰路。
 バス停でしばらく待ってから、バス到着。
 「バス、来たよ」と教えてあげると「バス〜〜〜〜〜!!!」
 両手を上げて、飛び上がりながらの大歓迎ぶり。
 停止位置をはかっていた運転手さんも笑っていた。

 大人になると、バスは面倒な交通機関の1つになってしまうんだけどね。
 こんなことなら、家を買うときも「バス×分、下車後徒歩×分」というような物件でもよかったか。
 「駅歩10分以内」にこだわったばっかりに、高い買い物をしたわけで。

 電車のことはよく知っているけれど、バスに関しては全くの無知なので少しは勉強しようと、そんなことを思った日。

2002年06月17日(月)



 もももすももももものうち

本日の担当:kina

最近、我が家にはももが転がっております。
ぷりぷりなんですが、ちょっとおちつかないももが転がっております。

カーテンの陰だったり

お布団の下だったり



...トイレの中だったり。

ええ。
Sizのおしりです。
トイレトレーニング中のSizのおしりです。

なぜかパンツをはいてくれない。
何度言ってもはいてくれない。
はかせようとすれば逃げるし。

なので、あたしもキレました。子供相手にキレんなよ。


おとなしくはくまで放っておこう。



...もうこの際、床が水浸しになるのは覚悟の上だもん。
いいもん。雑巾でふけば済むことだもん。って敷物の上だと怒るけど。


ということで、我が家にはももが転がっております。
さすがにお客様がいらしてるときには押さえつけてでもはかせますけどね。

そんな日々を送っておりますが。


このごろ、発見したのはトイレからおろすときにはかせてしまえばおっけーなこと。
...問答無用、って気迫がないとね。

でも、はかせても暑いと勝手にぜ〜んぶ脱いじゃって、裸のまま家中、ええベランダももちろん、駆け回るということ。
...つまり、パンツだけじゃなくって、Tシャツもズボンも何もかもが嫌なのね。

ユキリンが貸してくれた育児マンガに載ってた「かわいいパンツをはかせてGO!」な作戦は、パンツがぬれちゃってかわいそうなのでいやなこと。
......ぬらしてるのはあーたよあーた!

そして。





裸でいれば、ちぃ出るよ、と教えてくれること。




おいおいおいおいおい。

なんで?
どーして?


家中を転がりまわるももを見つめてはため息をそっとついてしまう今日この頃。


今日はCHATの日です。
21時くらいから開催します。
ぜひぜひお気軽に参加してくださいねっ。
お待ちしてまーす。



2002年06月14日(金)



 我が家のサッカー選手

本日の担当:ユキリン

世間ではワールドカップでサッカー熱も過熱気味。
我が家も、スポーツ音痴の私をのぞいて
そこそこ盛りあがっておりますが……。
約1名、違う盛りあがりを見せているのがRin。

彼女はボールというボールを見ると
蹴らずにはいられない習性があるようだ。

…というのも、いつも散歩で石蹴りをしているから。
石は子供が蹴るにしては、小さいのでなかなか難しい。
そして危険。
蹴ったつもりが、石の上に靴がのっかりそのままずるりと滑って開脚状態、
ということも多々あり。
しかし止めても止めても、楽しいのか止めない。

そんな訳で、いつだったか100円ショップで
直径20センチほどのゴムボールを買い与えたらはまる、はまる。
小さな石で慣れているので、ボールを蹴るのは簡単らしい。
それ以来、我が家は大小様々なボールがゴロゴロある。

そしてワールドカップの試合がTVに映されると
Rinはあわててボールをとってきて「えーい」
蹴る、蹴る、蹴る。

なぜか掛け声はいつも「えいっ」。
ブルース・リーの「あちょ〜」ばりの絶叫で
興奮すると「え゙ぇ゙ーーーーーーーーいっっ!!!!」
…と大音量になるのだった。
この時期、窓開けっぱなしなので、少々恥ずかしい母でした。

2002年06月13日(木)



 おしゃべり

本日の担当:銀吟

2歳になって徐々にお話もできるようになってきたRin。
散歩に行きたい、ジュース(お茶)を飲みたい、ビデオが見たい、ウンチが出た…等々、色々と言葉でコミュニケーションがとれるようになってきた。

他の子と比較したわけではないが、Rinはおしゃべりな方だと思う。
(まだ完成された言葉ではないが)
1日中喋りまくりで、静かな時は寝ている時くらい。
何事かあると、すぐ『ぱぱちゃ〜ん』『ままちゃ〜ん』と寄ってきて、
『え〜っと、×△¥♂□$ね〜、%○〒∞♪♀たいっ!』
自分の要求、もしくは考えをまくしたてる。
相槌を打たないと、ちゃんと聞いてるの?とばかりに何度も同じ話(というか呪文)を繰り返す。
本人なりに真剣で、その姿には思わず笑みがこぼれる。

パパやママが相手出来ないときは、お気に入りの人形達がターゲットだ。
うさちゃんに絵本を見せて、何やら一生懸命説明している。
どうやらうさちゃんに絵本の登場人物の説明をしているらしい。
これはパパ、これはママ…と指をさして教えてあげている。
また、キャラクターグッズの載っている雑誌を広げて、独りブツクサお話している。
単にキティちゃんやトーマス、アンパンマンのグッズ写真が載っているだけなのにそれに向かって延々とおしゃべり。
キャラクターグッズ達とお友達になって本人にしか分からない会話で盛りあがっているのだろうか?

今のRinの言葉は、まだボクには完全に理解することが出来ない。
でもいつも本当に楽しそうにお喋りしていることだけはよく分かっている。












2002年06月12日(水)



 突然ですが...しかもあたしのことだし。

本日の担当:kina

詳しい歌詞は知らないのですが...


♪アリクイはありを食べる
 アリクイはありを食べる

 キミはボクの ボクはキミの グリコーゲン

コレも間違ってるかもしれない。

って歌が好きです。
5時ちょっと前に教育テレビで流れてます。


ぴりっとQ


なる番組ですね。虫のクイズをやってたりする...なんというか不思議な番組。
この番組で流れてる歌って結構好き...気になるのが多い。

...そう、あれも、確か、去年の今頃でした。



不眠症のキリンがコンビニを開く歌。



いや、ホントだってば。そういう歌なのっ。


どー考えても子供はまだまだ理解できないでしょう

という言葉遣いの歌が好きらしい。
前述のグリコーゲンだって、大人のあたしもわかりません。
いや、どっかで学んだ記憶はありますが。ええ。

こんな歌が好きなあたしの精神年齢が幼いんじゃないか、っちゅうツッコミは聞かないでおきます。
でも。


あたしは子供にはまだわからないようなことをたんたんと語るような大人になりたいっ。

もう十分オトナなんだって。


SHYは真面目にSizと話をする。
飛行機のこととか山のこととか電車のはなし。多趣味のタマモノ。
そして無趣味なあたしは


ネタがない。



そう。

なので。
あたしがばばにされたように。
Sizが小学生になったアカツキには!


方程式で算数の宿題を教えてあげるわっ!!




ぐれるってば。


2002年06月11日(火)



 2人で空を見る

本日の担当:SHY

 「キミもいつかは失ってしまうの?」
 何のことかと言うと、豊かな想像力のこと。
 昨日は夕方から家族3人で洗車をした。
 最近、車に乗っていたりするとSizが「にゃーにゃ」と言う。
 我が家の車に猫のぬいぐるみなどは乗っていない。
 何のことかと思ったら、MAZDAのエンブレムのことらしい。
 確かに見ようによっては猫に見えるかもしれない。
 そんなSizの想像力を嬉しく思ったり。

 洗車の合間にkinaが水を汲みに行った。
 私とSizはkinaを待っている間、駐車場の縁石に並んで座って2人で空を眺めた。
 私は煙草、Sizはジュースを片手に。
 「そら、そら」「たかい〜」「あおい〜」
 彼女は何でもわかっているし、その敏感な感性で色々なことを感じている。
 高い雲が彼女の好きなシャーベットのように、空の一部をまだらにしていた。
 「アイスみたいだね」
 と、私が言うとしばらく上を眺めて、「あいす〜、あいす〜、くも」。
 これはもう、会話と呼んでいいのだろう。

 その想像力をそのまま持ち続けるのは無理なこと。
 ただ、減衰する速度はできるだけ遅くしてもらいたいと思う。
 退屈で、物質に左右される日々は、十分年をとってからでも遅くはないと思うから。

2002年06月10日(月)



 はろ〜

6/7 はろ〜
本日の担当:SHY

 「キミは日本という国に生まれたわけで」
 何のことかと言うと、Sizの識字率。
 彼女が理解しているのは1〜0の数字。
 それからアルファベットのABCDEFGJKMNRS。
 以上。
 今のところそれしか知らなくても、彼女の生活にはまったく影響がないようで。

 ...というか、1コも知らなくてもいいんじゃないか?

 何にしても識字率の高い日本に生まれたことは、ある意味幸せなことなのだと思う。
 少なくとも本を読む楽しみを知ることができるから。
 ただ、これは私自身が強く感じることなんだけど、外国語は覚えない国なんだよね。
 教育のシステムもいい加減だし。
 他の言葉と言語の構造がだいぶ違うし。

 英才教育をするつもりなんて、これっぽっちもないけれど、自分の勉強不足を悔しく思わないですむような人生を送ってほしいと思う。
 特に英語。
 私は英文のHPを巡回してニュースをピックアップするのを日課としているけれど、翻訳はエラく適当だし。
 だからkinaに嘘を教えてしまっているかもしれない。
 平気で読めたら、もっと楽しいことがたくさんあるだろうに。

 だから、というわけじゃないけどSizの挨拶は「はろ〜」。
 最近「おはよう」と混じって「はよ〜」になっちゃってるんだな、これが。

2002年06月07日(金)



 ブーンブーン♪

本日の担当:ユキリン

子供とは、たいてい動物や虫が好きだったりする。
動物なら私も好きだけど、虫はちょっと…。
というか生まれも育ちも現在も、田舎暮らしなのに完全にダメ。
幼少の頃、誤っててんとう虫を口に入れたことが要因か。

もちろんそのてんとう虫もダメだし、チョウチョやカブトムシといった
子供に人気の高い虫も勘弁してもらいたいところ。蟻もイヤだ。
(カブトムシってゴキブリに角があるだけだって思いません?)

そんな私が何故か、ちょっとしたガーデニングもどきをやっていて
雨でないと1日1回はRinと庭で作業している。

親が嫌いだからって、子供にも苦手になってもらうのもなんだと思って
「ほらー、チョウチョだよー」「アリさんだー」とか
あえて言うようにしている。
でも実は、かなり顔をひきつらせているかも…。

Rinは「チョウチョー」「ブーンブーン(チョウチョ以外の虫全て指す)」
などと大騒ぎでいつもとっても嬉しそう。
作業する私の横で
「ちょちょちょー(童謡ちょうちょうのメロディー)♪」と歌ったり、
アリを発見しては、童謡「おつかいアリさん」の真似して
私のおでこに頭をコツンとぶつけにくる。

ああ、良かった。
ママが苦手でもやっぱり子供。虫が好きなのね。
私のせいで苦手意識を植えつけられた、という事態を回避できた!
密かに喜ぶ私。

しかし先日、Rinの口からショッキングな発言が。
「ブーンブーン、いやぁ〜〜〜」
地団太…家の中へ逃走。

やっぱり蛙の子は蛙?
こんな自然豊かな所に住んでいて、虫が苦手とは不憫な…(私も)。
あの日だけの発言だけだといいんだけど。
自然児に戻っておくれー。


2002年06月06日(木)



 おしゃれなRinちゃん

本日の担当:銀吟

今、我が家で一番の衣装持ちはRinであろう。
ありがたい事に、お下がりも含め、とてもステキなお洋服をよく頂く。

我々は出産前に「キャラクターものは止める」「お嬢様っぽいのも時期がくるまで止める」
…などと、漠然とではあるが
子供に着せる服について暗黙のルールみたいなものを作っていた。

いざ生まれてみて、頂いたものはどれもこれも我々好みの洋服だったので
いつも楽しみに着させて頂いている。
(ただ“ばぁば”だけはキティちゃん一辺倒だが…というのもRinはキティラー)

少し前まで、我々がその日の気候と気分に応じたお好みの服を着せていたのだが、
最近のRinは朝、洋服ダンスを覗きこんで『こりぇ〜』と指すようになった。
意外と好みがあるものなんだなァ、と感心する。
いつもと違ってちょっとおしゃれなワンピースなぞを着てみるや
『うわぁ〜』と声をあげ、
我々も同じように『うわぁ〜。かわい〜ねぇ〜』なんて言おうものなら
どうよっ、とばかりに得意げな顔をするのである。
先日、大捜索して探し当てたマドレーヌ人形にしても
人形よりも着せ替えの洋服に興味津々で
とっかえひっかえ服を出してはしまっていたりする。
(だがキティちゃんのワンポイントの威力にはどうにもかなわない)

こんなにちっちゃくても、やはり女の子なんだね。
女の子は色々おしゃれが出来て、面白そうでイイよね。
これからますます洋服代がかかるのかもね。

でもパパみたいに洋服にこだわらなくなったら、それはそれで問題だよね。


2002年06月05日(水)



 どーせ破滅の恋なら、常識の壁をブチぬいて

本日の担当:kina

簡単に言えば、Sizの前世は八百屋お七か、ジュリエットじゃなかろうか。


...いや、胡桃を車に割ってもらうことを覚えたカラスでもいい。


Sizの最近のお遊び。
ベランダに椅子をおいて、背伸びして手すりの間から外界を眺めること。
...こりゃ、ラプンツェルって手もあり?

道行く知らないかたにご挨拶していたり。
お向かいのマンションで同じ事をしているお嬢さんと意味不明な交信をしていたり。

そして。
愛しのたいちゃんに会うために、たいちゃんのおうちのお庭に我が家の洗濯バサミやハンガーを落とす。
我が家はマンションの2階に住んでいる。1階の住戸にはイマドキのマンションらしく専用庭がついていて...。
ま、仲良くさせていただいているお宅なので、Sizの仕業だろうと察しをつけて拾ってきてくださった。

そんなコトが1回。

翌日、またハンガーを落とすSiz。
今度は拾われてしまわないうちに、早々に謝りに行く。


たいちゃーーーん!!


はいはい。

そんなコトが1回。


そしてさらに翌日。
ハンガーを落とそうとしているSiz。


これっ!!!べしっっっ!!



部屋に連れ戻そうとしたら


たいちゃーーーん!!



泣いてわめいて、人のことを蹴っ飛ばして〜〜〜。


....恥ずかしいんですけど。



いや、そんなことより、たいちゃんに会うためにそんなコトを考えて出してしまったSizの将来のほうがモンダイです。



『拉致』とかしないでよー、と思うのでありました。






2002年06月04日(火)



 セレブレーション

本日の担当:SHY

 6/1でRinが2歳を迎えた。
 私が彼女と初めて顔合わせしたのは、まだ生まれてから1ヶ月半ほどしか経っていない頃だった。
 彼女を私が抱き、Sizを銀吟が抱いた写真がある。
 その頃から、もう2年だ。
 彼女達の成長はとても早くて、陳腐化した私達のセンスではそれを追いきれない。
 彼女達は親が育てたのではなくて、自分で色々なものを吸収しながら、大人になっていくのだ、と思う。
 ほんの少しの手助けくらいしか、我々に出来ることはない。

 さて、その2歳を迎えたRinに私からのメッセージを今日は書く。

 私は君のパパである銀吟と、高校生の時に出逢った。
 典型的優等生で、何をやらせても器用にこなしてしまう彼を、私は羨んで見ていた。
 初めて家に招かれたときも、今の君の「ばぁば」に温かく迎えてもらって、銀吟が何故そんなに優等生然としているのかを理解した。
 それからもう、10年以上...。

 私は君のママであるユキリンと、結婚する少し前に出逢った。
 銀吟とkinaをそっちのけで、私とユキリンは小説や映画の話しで盛り上がって、とても楽しい時間を過ごした。
 そして、2人が結婚して幸福な家庭を築くであろうことを確信してもいた。
 それからもう、5年以上...。

 君のパパとママは、使い方が全く違う頭を持っているけれど、揃って頭がいい。
 だから、きっと君も頭のいい女性になるだろう。
 頭がいい、というのは決して得なことばかりではない。
 考えなくてもいいようなことを、考えなくてはならない道を歩かねばならないから。
 それでも、きちんと前を向いて歩くこと。

 君のパパはとても器用だけれど、結構損な人生を歩いているかもしれない。
 だから、ママを見習ってスマートな人生を歩けたらいいね。
 飾らない、優しい女性になれたらいいね。

 君のママはとても熱心だけれど、持っている視野は少し狭いかもしれない。
 だから、パパを見習って広く大きくモノが見られるようになれたらいいね。
 落ち着いた、優雅な女性になれたらいいね。

 それは、十分可能なこと。
 君の笑顔はみんなを幸せにするし、みんなが幸せなら君はもっと愛される。
 パパやママのもっているもので、素晴らしいものは全部もらってしまいなさい。
 何が正しいかは、君が自分で決めればいいのだから。

 お誕生日、おめでとう。

2002年06月03日(月)



 誕生当日

本日の担当:ユキリン

2年前の本日、6月1日のお話。

手術を免れ、どうにかこうにか陣痛室に再び戻った私。
日付は変わって6月1日になっていた・・・。
為す術も無くオロオロしながらも銀吟はずっと傍らにいてくれる。

陣痛は5〜10分おきくらいには起こっているけど
不思議なことに本で読んだとおり、陣痛が起きていない間は全く痛くない。
その間にうとうと〜として、再び痛みでハッと目を覚ます、の繰り返し。
かなり痛く感じるのに全開大の10センチには程遠く、
3〜4センチしか子宮口が開いていない状況だった。

銀吟は前日からのスーツ姿のまま、私のベッドの横の椅子でコックリ。
助産婦さんも、看護婦さんも「まだまだよ〜」と言うので
明け方4時近く、「帰っていいよ」と言ってみた。
本当はそばにいて欲しかったけど
ハッキリ言ってさすってもらったとこで、どうこうというもんでもない。
銀吟はヨロヨロと立ち上がって帰っていった。

その後朝の7時半くらいまで、そんな静かな状況が続く。
…が、またしても、看護婦さんと、今度は院長が走ってやってきた。
うとうととしていた私は何がなにやら…。
でもそれが最後の宣告。
「赤ちゃんがもう危ない。緊急帝王切開手術にするよ。いいね」
私は、黙ってこっくりとうなづくだけだった。

その後はあっという間。
麻酔を背中から打たれ、裸にされ、手術台にのせられ、
なぜかそんな状況なのに仰向けのまま同意書にサイン。
「これ痛いかなぁ」と金属のようなものをお腹にぴちぴちと当てられ
首をふったとこまで覚えてる…。
そこからはもう夢の中。

…気付いたら、病室に運ばれていた。
横に心配そうに立っている銀吟。
あれ?なんで私ここにいるんだろ?ここどこ?
そういえば赤ちゃん、赤ちゃんは?

「生きてるの?赤ちゃん」
銀吟はビックリして
「生きてるよ、ちゃんと生まれたよ」と答えた。

局所麻酔だと思っていたのに、私は何も覚えていない。
産声も聞かなかった。
気付いたら病室だった。
生まれた赤ちゃんは、2562グラム。
2500超だけど、危険な状況だったということで
保育器に入れられたと銀吟から聞いた。
初めて抱っこしたとも。

私は術後で動くことが出来ず、赤ちゃんも保育器の中。
結局、誕生当日に私が娘に会うことは出来なかった…。


2年前を思い出すと
Rinが無事生まれてきてくれたことに
ただただ、ありがたい思いでいっぱいになります。

6月3日に新生児室のガラス越しで
初めてRinに会った時、涙がぽろぽろこぼれました。
そしてたくさんいる赤ちゃんの中で
なぜかRinだけに
光が射しているような気さえしたのでした。

それは2年経た今も変わらず
きっとどの親御さんも思うように、たくさんの子供達の中にいても
Rinだけが光の中にいるように思えます。

いつまでも元気で笑っていてくれますように。
誕生日に感謝!


2002年06月01日(土)
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