きみはボクらの宝物
小悪魔研究所



 誕生前夜

本日の担当:ユキリン

2年前の本日、5月31日のお話。

その日は朝、目覚めた時から何か違う・・・と思ったら
おしるしが来てた。
単に出血のことなんだけど
これから陣痛が来ますよって合図らしい。

少々ビビリながらも元々検診の日なので、
予約時間の11時過ぎに銀吟と病院に向かったのだった。

ところが問題勃発。
お腹にベルトのようなモノを巻いて、
お腹の張り具合と赤ちゃんの心拍を調べる検査があるのだが。
ちょろっとモニターを見に来た看護婦さん、
青くなってバタバタと走って消えた。

ちょっと、何?なんなの?
と思ったら先生から「赤ちゃんの心拍が大変弱い」と告げられ、こちらも真っ青。
しかし「午前と午後でも違ったりするし(←おいおい)、
機械の問題かもしれないから、うーん、お昼食べてもう一度来て」
なぞと言われる。

しょうがないので銀吟とレストランへ。
銀吟はこの頃、営業マンだったので外回りと称して
私と一緒に行動できたのだ。
この時の私達の頭には帝王切開の「て」の字も浮かんでなかった。

しかし、のんきな私達にひたひたと忍び寄る影。
お昼を食べて、もう一度産院に行く。
銀吟は私を送り届けて、さすがに会社へ行くことに。
そこで再度、診察を待っていたところ…。むむっ。
これって…。これってもしや、破水!?
そう、待合室で破水してしまったのだった。

すぐさま車椅子で2階の陣痛室に運ばれる。
「痛み無いし、歩きますぅ。恥ずかしいので」と言ったら却下された。
…結構まずい状況のようだった。

「なんか破水しちゃったみたいでー、これから出産みたいなんだけど
陣痛なんて無いんだよねー」なぞとまるで他人事状態で
銀吟にTELしたのが午後5時。

やっとチクチクとした痛みが始まったのが7時過ぎ。
一応夕食も出されたけど、なんとな〜く野生のカン?で手をつけずにいた。
なんと言っても、
破水してるわけで元々弱っていたベビーちゃんの状況がまずそう…。
のんきに飯なんか食えるか、って気がしたし、
「もしや手術では?」と思い始めていたから。

銀吟も到着した午後8時。
陣痛は5分おきくらいになっていた。
(結局、夕食は銀吟が食べた。ちとうらやましかった)
それでも子宮口の開きは2センチくらいで、まだまだしょっぱな。

「状況としては、できるだけ普通分娩にたどりつけるよう頑張る。
 しかし赤ちゃんが少しでも危険になったら帝王切開」との通達が。

どっちでも無事生まれてくれ〜ぃ。
しかし痛ぇー!!とジタバタする私に第1の試練。
夜11時頃。
またしてもバタバタと看護婦さんたちがやってくる。
私のお腹につながれたベルトのデータは
ナースステーションに送られているのだが…。
「赤ちゃんの心拍がガクーンと弱った。持たないかもしれないから
緊急帝王切開です」

!!!!
すぐさま準備され、手術室まで運び込まれた私。
…しかし、
ベビーちゃん(現Rin)はナゼか持ちなおし
「あらっ、心拍通常になったわ」と驚く看護婦さん。

この時は、どうにか手術を免れたのだが…。(明日につづく)


今夜チャット開催予定です。
通りすがりのお方も、もしよろしかったらお立ちより下さいませ。
皆様とお話できるのを楽しみにしております。 
                      小悪魔研究所一同


2002年05月31日(金)



 娘に伝えたいこと

本日の担当:ユキリン

私は親から褒められたことも、
抱きしめられた記憶もとんと無い。
うちの両親は、同級生の子の親たちより、年齢がちょっと上
だったこともあってかオープンな愛情表現は皆無。

でも私にとっては、
それがごくごく普通だと思っていた。
だから自分を除いた周囲の子供達は皆「過保護」なんだと、
中学生くらいまでは思いこんでた。

親だから、きっと愛してくれていたんだろうけど…。
それはそうなんだろうけど…。
ハッキリと目に見える愛情が欲しい時もあるんだよね。

「シックス・センス」という映画をご存知でしょうか。
死んだ人が見えてしまうという特殊な能力を持った主人公の少年が、
ストーリーの最後でそのことを母親に打ち明ける。
信じてもらうために、亡くなった「母の母」、
つまり少年の亡きおばあちゃんとの会話をお母さんに話すシーン。

「おかあさんがおばあちゃんのお墓に来て、いつも聞く質問の答えだけど、
『もちろんよ』って言ってる。なんて聞いていたの?」
そこで母親が涙して答えた言葉
「私のこと愛してくれていたの?って」

このシーン。
心に突き刺さった。
私の母は私が18歳の時に亡くなっている。

生きていたら、ケンカも出来るし文句も言える。
でも死んでしまったら、聞きたいことも聞けない。

聞かなくても絶対に確信出来るものを与えたい。
私は絶対に愛されてるって。
子供のこと、本人はもちろん、誰がどう見ても
「愛してる」って分かるように育てたい。

でもこんな私にオープンな愛情表現なんてできるの?
出産前までちょっとした悩みでした。

でもそれは徒労に終わった。
毎日毎日「すきすきー」って抱きしめて、無理やりチュウしてる。
いつのまにか、それが自然になった。
私は私で、私とRinの母子関係を築けばいい。
今のところ、Rinは分かってくれてるみたい。
起き抜けに「ままぁ、っきー(すき)」って言ってくれるようになったから。

2002年05月30日(木)



 こんなパパで申し訳ない

本日の担当:銀吟

実はボクには悩みがある。

同居の義父、ボクの友人達、そして我が妻ユキリンも、みんなRinと接している時はとても楽しそう。Rinの方も、もちろん楽しいことだろう。
もちろんボクも楽しいのだが、ボクは今ひとつ、楽しい雰囲気に欠けている気がする。だから何となく“Rinもパパといるのがつまらないのではないか”という不安が付きまとう。きっとあんまり楽しくないんだろうなァ。

Rinはいつもユキリンと一緒。
それは母子だし、ユキリンは専業で主婦業をやってもらっているので当り前ではある。でも夫のボクが言うのも何だが、ユキリンは本当にRinと接するのがうまいなあと思う。
先日、収納棚を購入したのだが、その空き箱がRinがすっぽり入るほど大きなダンボールで、それを見たユキリンはせっせと小屋を作り出した。完成した小屋で遊ぶRinは大興奮。
その場にボクはいなかったが、2人して満面の笑顔で楽しく遊んだだろうことは、容易に想像がつく。
さて、ボクはそんな風に出来たであろうか?

ボクは子供の頃から、家族で楽しく過ごしたという記憶があまりない。
家で一人でボーっとテレビを見て1日が終わるという日々が何年も続き、まるっきり頭を使わないでずーっと生きてきた。
そして今、そのツケがまわってきている気がする。

こんな父にもRinは笑顔で駆け寄ってくる。甘えてくる。抱っこをせがむ。
どうしたらRinは喜んでくれるのか。
彼女を見ているだけで何気に涙が出てくる。

2002年05月29日(水)



 こんなあたしの恋敵

本日の担当:kina

 SHYとSizはよく似てる、と昨日の日記にも書いてあったけど。
 別に構わないわよ? 
 おんなじ顔してたって。
 おんなじ体勢で寝てたって。
 ええ。
 構うもんですか。
 どーせ、痛がり損なのよね、母親なんて。ふんだ。

 

 最近はそんなコト、どーでもいいのだ。
 
 SHYを返してよぉ。

 ...母、というか妻の切実な思いであった。
 この日記を始めた当初にSHYも書いていたけど、あたしとSizは泥沼の三角関係を築き上げている。このごろはそれもめっちゃ加熱してるし。
 悔しいのはSizがSHYにべったりなことじゃなくって。

 SHYがSizにラブラブなこと。

 なんてことなの。


 そー言えば。
 SHYも銀吟もSizやRinちゃんが生まれるまでは、あたしのカミサマのような人々でありました。
 この日記を読んでたり、二人が話しているところを見ると、今でもそれは変わらないのに。

 どーしてあーなっちゃうかね。
 所詮、カミサマも子供にはかなわないってこと!?
 もー目じり下がりっぱなしで。

 おいおいおいおい。

 ま、子供がかわいくて仕方ないっていうのはイイコトだけどね?
 でもね。
 SHYはSizを一人の人間として、大人と同じように扱うって決めてるのさ。
 つまり。

 ホントに

 あたしの恋敵。

 そーゆーことじゃんよぉぉぉぉぉ。
 
 
 今朝も二人でくっついて寝てたら、真中に割り込んできましたわ。
 寝てるのに。



 ちっ。

2002年05月28日(火)



 もらったものは...

本日の担当:SHY

 「キミは何を受け継いでいるの」
 何のことかと言うと、遺伝のこと。
 Sizはどちらかというと私に似ている。
 ...というか、kinaに似ていない。
 kinaが言うには「まぶたの厚いところだけ似ている」とのこと。
 そしてkinaはSizを哀れむ。
 哀れむほどのことじゃないと、私はいつも思っている。
 ついでに言うならX脚もkinaに似ていると、私は知っている。
 そして同時に貧乳なところも似るであろうことも想像がつくし、そっちのほうがむしろ哀れなんじゃないかとも思っている。

 Sizの血液型は私と同じA型。
 kinaはO型。
 確かにAは優性遺伝子なんだけど、そのことだけでもkinaは負けたと思っている節がある。
 私とkinaは思考パターンが全然違っている。
 それだけではない。
 何もかもが違うと言ってもいいくらいだ。
 似ているのは2人とも運動が苦手という点くらい。
 ただし、私が「どちらかといえばインドア系」というのに対しkinaは「まったくダメ」。
 さて、そんな2人の許にやってきたSizはどうなのか。

 私とkinaにこの話をさせても、お互い相手に似ている方が得、という水掛け論になってしまうので、答えは結局出せないんだけど。

 「どっちに似ていてもいいから幸せになって下さい」
 最終的にはこんないい加減な結論しか出せず、Sizに申し訳なく思う日。

2002年05月27日(月)



 今週の新技

本日の担当:SHY

 「間に合ってよかったね」
 何のことかと言うと、「2」のこと。

 1歳の頃は「いくつ?」とSizに聞くと人差し指を立てて「いち!」と答えていた。
 2歳になって「いくつ?」とSizに聞くと両手の人差し指を立てて「に!」と答えるようになった。
 しかし、2歳になって早5ヶ月。
 彼女は彼女なりに、自分のやっている「に!」はおかしいということに気づき始めていた。
 私を見てもkinaを見ても「に!」は両手ではなく片手で表現している。
 そして負けず嫌いの彼女は片手での「に!」を試みるようになった。

 が。

 これがなかなかうまくいかない。
 それに間違ってるし。
 色々な間違いのバリエーションを経て、最近落ち着いていたのは中指、薬指、小指を立てての「に!」
 ...それは「さん」。
 教えても、彼女はそれを改める様子はなかった。

 それが先日...。
 「でった」(できた)と言うので、何事かと思ってみたらスタンダードな「に!」が彼女の左手に完成しているではないか。
 そう、彼女は正しい答えを知っていた。
 それが出来ていない自分のこともわかっていた。
 「すごいね〜、できたね〜」と褒めつつ、Sizは何でも理解していると思った日。
 3歳になる前にできるようになって、よかったね。

2002年05月24日(金)



 パパと娘の関係は…

本日の担当:ユキリン

Rinはなぜか銀吟のことをちゃんづけで呼んでいる。
「パパちゃん」と…。
銀吟もその呼び名を気に入っているよう。

銀吟はリンが8ヶ月の時に転職している。
以前の仕事は、薄給に加えて会社自体が危うい感じで、しかも出張が多い。
海外に1週間ということもあった。

これは聞いた話だけど、知り合いがハードワークでなかなか家に帰れない。
たまにTELして、子供が出た。
「ママに代わってくれるかなー?」
「ママー、いつものおじちゃんからでんわぁー」
このハナシ…笑えなかった。

んなことになったら、どうしよう?と心配したけど
銀吟は無事転職に成功(紆余曲折はありましたが)。
今の仕事は、泊まりや、昼からの出勤などシフトは色々。
でも意外にもRinと過ごす時間は長くなった。

朝起きてパパがいたり、いなかったり。
夕食もいたり、いなかったり、眠る時もいなかったり…。
でもRinは案外気にもせず、でもパパちゃんが帰ると超大歓迎。
車の音が聞こえると「はっ!!ぱぱちゃん!!」と玄関にかけていく。

なぜか絵本を読んでるときに
挿し絵の中の動物を指して「あ、ぱぱちゃん!」と言ったり
先日は友人のとこのおもちゃを指して「ぱぱちゃん!」。
一体何をもってしてパパちゃんなのか?ちょっと謎。

でも私としては夫と娘が仲良しで嬉しい。
いつまでも続いて欲しいけど、そのうちやっぱり
「パパちゃんと下着分けて洗ってねー」とか言うのかなぁ…。

2002年05月23日(木)



 マドレーヌ人形大捜索

本日の担当:銀吟

もうすぐウチのRinは2歳の誕生日を迎える。
誕生日、と言えばプレゼントであるが、これはまだまだ娘より親のほうが楽しんでいる我が家なのだ。
あれこれ検討し、今年は着せ替えの出来る『マドレーヌ』という人形に決定した。

ユキリンから教えてもらったのだが、ボクはこのマドレーヌ人形を気に入ってしまった。顔つきが可愛らしいし、サイズ的にRinが抱っこして遊ぶにはもってこい。さらに、着せ替えができるとなれば親子で楽しめるだろうし、Rinもきっとかわいがるだろう。
ユキリンの調べによると、ソニープラザに置いてあるということなので、早速買いに出かけた。

超都心の1件目。あえなく敗退。
そこで副都心の2件目で、仕方なく取り寄せしてもらおうと申し出たところ、ソニプラ全店舗で在庫は1体しかなく、それが売れていると取り寄せも不可能とのこと。ワンランク小さいサイズなら豊富にあるものの、ボクもユキリンもRinが“抱っこ”できるサイズの方が欲しかったので、売り切れてないことを願いつつ、在庫照会の回答を待つ。

とりあえず在庫は残っていて、めでたしめでたしとなった。
親になる前は、自分が子供のプレゼント探しにこれだけ燃えるなんて全く想像しなかった。
今回、いろいろと半ばマニアチックに捜し求めたわけだが、考えて見れば自分の気に入ったものを手にいれるためでもあったので、結果には非常に満足している。

あとはRinが気に入ってくれることを祈るだけ、なのだが、もしかしたらこっちの方が難しいかも…。




2002年05月22日(水)



 おめでた♪ おめでた☆ 

本日の担当:kina

Sizももう2歳半になる。
銀吟とユキリンのところのRINちゃんももうじき2歳だ。
コレくらいになると、だいぶ第2子についての会話も多くなってきた。
実際、身の回りで『2人目』は確実に増えてるし...外(?)にいるのも、まだ中(!?)にいるのも。

そこで、だ!!
最近、眠い。
なんとなくお腹が空くと気持ち悪い。

...これってば。

たしかSizのときもこうだった。
毎日、SHYを見送ってからお布団の中で再び熟睡。それにお腹がすくと気持ち悪
かった。
で、何か間食するともどす、というもったいないことを繰り返していた。
いや、もったいないって食べてすぐ、っていうのももったいなかったけど、かったるいのをがんばって買い物に、その『何か』のためだけに買い物に行った体力ももったいないったら。

そう言えばSizのつわりもこんな季節だったよなぁ、と懐かしい。








...胃が痛い。







ついでに生理が終わったのは3日前。






...


ほっほっほっほっほ。




2002年05月21日(火)



 いや...だからね

本日の担当:SHY

 「キミも飽きっぽいじゃない」
 何のことかと言うと、お手伝いがらみのこと。
 kinaも書いているが、最近の私は休日にはよくカクテルを作っている。
 もともとギムレットが飲みたくて始めた遊びのようなものだけれど、同じものばかりを飲むのでは芸がないので、ここのところジュースやらシロップやら色々なものが増えてきた。
 お客さんにも振る舞ったりするようになってわかったのは、レモンジュースの減りが早いということ。
 レモンを使うカクテルは多いし、分量的にも多めに使うからなのだろう。
 しかし、レモンというのはどうしても酸味が強いので、飲み過ぎると飽きが来る。

 Sizはカクテル作りにはかなり興味を抱いていて、私が氷を砕いているとのぞきに来るし、シェーカーを振っている姿をじっと見上げている。
 氷フェチの彼女にしてみれば、とても面白い遊びなのだろうと思う。

 ある日、私がカクテルを作ろうとアイスクラッシャーを持ち出したところ、Sizのお手伝いモードのスイッチがオン。
 一緒に台所までついてきて、私の監視を始めた。
 「こおり、こおり!」「うん、これから細かくするからね」
 特上の見物席を確保するために椅子まで持ち出して。
 さて、氷を砕き終わったところで私がまず酒瓶を持ち出すと、彼女もお手伝いを。
 その日に作ろうとしていたのはミント・ジュレップで、ウイスキー+ライム+砂糖+ミネラルウォーター+ミントの葉という材料。
 しかし、彼女が持ってきたのはレモンジュース。
 「いや、あのね。今日はレモンは使わないからライムジュースの方を持ってきて」
 と説明すると、わかったのかやり直し。
 そして彼女が持ってきたのは、開栓していない新品のレモンジュース。
 「...あのね、これじゃなくて緑色の方を持ってきてくれるかな」
 しかし、今度はいくら言っても「これを使わないわけはない!」と、執拗に使用を強要する。

 結局、自分で全部取りに行く羽目に。
 私とkinaの分を作り、Sizにもウィスキーをサイダーに替えたミント・ジュレップ・フィズを作って。
 3人で乾杯。

 自分は同じ味の繰り返しにすぐ飽きるのに、人には勧めるんだよなぁと苦笑いした日。

2002年05月20日(月)



 もう、なんでもあり

本日の担当:SHY

 「キミも邪魔されたら嫌でしょう?」
 何のことかと言うと、トイレのこと。
 「ち〜」とSizが言うとだいたいkinaがトイレに彼女を連れて行く。
 戻ってくると満面の笑みで「ち〜、でた」と私に報告するので、私はそれを褒める。
 報告がないときはこちらから「でた?」と聞くと「でた」とやはり嬉しそうに答える。
 そんなトイレトレーニングのひとコマ。

 私は「静止して考え事をする」ということがあまりない。
 だいたい何かと並行してくだらないことから大事なことまでを考えている。
 せっかちなので、止まっていることが嫌いなのだろう、と思う。
 だからトイレだろうとお風呂だろうと、さっさと済ませてしまう。
 しかし、最近になってSizが私よりせっかちであるのに気がついた。
 私がトイレに向かうと先回りして扉を開けて「ど〜ぞ」。
 この辺りはバリバリのお節介で、今に始まったことではない。
 水が流れる音がすると、また走ってやってきて扉を開けてくれる。
 もう、これは奥さんを通り越して、ただのドアマンである。
 そんな私がある日、やはりSizに送られてトイレへ。
 そこで不覚にもしばらくぼ〜っとしてしまった。
 びたびたびたっ、と走ってくるSizの足音で我に返ったが、扉のノブに手をかけて鍵がかかっていると認識した彼女が扉の向こう側で発した言葉とは!!

 「でた?」

 そろそろSizに対しても「でた?」と聞くのを控えようかと思い始めた、ある日の出来事。

2002年05月17日(金)



 「イヤイヤ病」対策

確かにRinの「イヤイヤ病」は重症かも。
今まで、相づちのレパートリーといえば「うん、いいよぉ」「えーっ!!」が主だったのに、最近は「イーヤ」が50%以上をしめる。

たとえば着替え。
たとえば歯磨き。
たとえば入浴。

ある日の会話。
Rinは「く」を発音できない。「ちゅ」になってしまう。
「カって言ってごらん」「かぁイヤ!」。
「キって言ってごらん」「きぃイヤ!」。
「クって言ってごらん」「ちゅーイヤ!!」。
ぷぷ、ぷぷぷぷぷっ。

…と数え上げればキリがない。
んで、この私がどうするかというと…決して叱らない。
私は叱るのが嫌いというか、ただたんに面倒なのだった。
お互いエネルギーを消費して嫌悪感が残るのがイヤなのだ。
だからひたすらリンの気をそらして、任務を遂行している。

名づけて「脱力大作戦」
「イーヤッ」と言われたら、「あっ、そう、ふーん。いやだねぇ。あ、ジュースでも飲む?」とか「ママ、うた歌おうかー?」などとリンの気を他にそらす。もしくは踊ってしまう。踊るのはかなり有効。
そうするとリンは「あは、あは、あははー」などと案外気分を変えてしまう。
そしてそのすきに、着替え、お風呂場につれこむ、等を実行。
まっ、一番難しいのが歯磨きなんだけど、これは最悪しまじろうビデオに頼る。

フッ、なんのかんの言っても、キャツもまだまだ赤ちゃんねぇ。
まーた、ひっかかってやんの〜、ケケケ。
なんて思っていたんだけど、ここ2、3日はちょっとまずい。
あまりひっかからなくなってきた。
「脱力大作戦」の次の作戦考えなきゃ…。


2002年05月16日(木)



 RINは、ただいま“イヤイヤ”病

本日の担当:銀吟

SHY家のSIZ姫が、何でも大人と一緒じゃないと気が済まないとあった。
我が家のRINも、どうやら最近“イヤイヤ病”にかかってしまったようである。
こっちから『××やって〜』とお願い事を言っても、それが自分の思惑に叶わないとイヤイヤが発病する。
親のいいなりにはならないわよ、とばかり、思いっきり“イ〜ヤッ”“イヤイヤッ”と悪態をつくのだ。

ボクは一応会社勤めの身だが、日勤・夜勤入り乱れているので、世間のパパさんよりも子供と接する時間は多いと思う。
それでも子供の急激な成長にはかなり驚かされる。
ホンの2週間くらい前までは、ボクのお願い事は何でも素直に聞いてくれていた。(そんな気がするだけか?)
確かにウチの娘くらいの子供は、短期間にどんどん頭の回転が良くなっていく時期らしいので、別段特別なことではないのだろう。
それでも、娘もちょっぴり大人になったんだなぁ、と思って見れば、“イ〜ヤッ”もまた可愛らしく映るのであった。

SHYも言っていたけど、いつかは父親なんてお願い事はおろか、話題にもあげてくれないのだろうと思う。
だから今は、いくら“イヤイヤ”されても色々お願いしてやろうと思う。
もっともそんな父親にならぬようにすることが、一番大事ではあるが。

まぁ、ボクのお願い事なんて「歌って」とか「踊って」とか「笑って」などというつまらないお願いなので、いいかげん親のオモチャになっていることに気付いちゃっただけなのかも…。




2002年05月15日(水)



 目指せ、天才児。

本日の担当:kina

まじですか...

何のことかと申しますとSizの超能力(?)でございます。
「子供は何でも知っている」とはよくいったもの。


ここ数日のこと。
夕方になり、SHYの会社が終わる頃になると、

ぱぱ、くる〜〜

と騒ぎ出します。どこで何を感じてるんだか...。
SHYが駐車場に着くのもわかります。
騒ぎ出した頃から、30分ほどたつとあたしの手を引っ張って、

いく〜、いく〜

と言って聞かない。あんまりうるさいので、外に出してやると、あら。

おかえり〜〜。

...なんてことなの。
昨日はちょっと精度が落ちてたようで、7時過ぎから3回ほど、外へ連れ出されましたが。ま、ここ数日の悪天候で、外に行ってないから面白がってただけかも。
それでも。
最後の最後。8時半過ぎ。
「どーせ、まだだよ〜〜、またうそつきなんでしょ〜〜」
あたしとしてはまだ帰るコールがないので、ごろごろぬくぬく待っていたいわけですよ。外、寒いし。
なのに、Sizは泣いてわめいて、手を引くのをやめない。
仕方ないので、玄関へ。


がちゃ。

おい。
ほんとに帰ってきたよ。



...子供の本能は大事にしたいと思います。
毎日、このSizのSHYレーダー(?)に付き合ってたら、先々は超能力者?
ま、そんな他人様から騒がれそうなもんにはならなくってもいいんですが。

というより。
こういうSizに飽きずに付き合ってやらないと、
「隠れた才能」とか
「無限の可能性」っちゅうもんが、
どんどんSizの奥のほうに埋まってしまうんだなぁ、と実感。

...しまった。
そんなコトを考えるから右脳教育だの、お受験だのが流行ってしまうんだ。
つまり、あたしもそーゆー親馬鹿だってこと。

2002年05月14日(火)



 我が家の淑女

本日の担当:SHY

 「キミが特別なのは今だけだから」
 何のことかと言うと、日常使っている数々の品のこと。
 誰でもそうなのかもしれないけれど、とにかく私やkinaと同じものでないと気が済まない。
 食卓ではフルサイズの茶碗を要求するが、これは現在却下中。量もそんなに食べないし。
 ついでに箸。これも使いたがるので試しに渡してみるとうまく使えなくて怒る。
 座るときの椅子もそう。我が家はお膳文化なので座布団に座って食事をする。
 背が足りないのでSizだけは椅子なのだが、これが気に入らない。
 自分で座布団を用意し始めるので私が2枚ほど足してやるものの、安定がいいはずもなく。
 布団もSizサイズの専用布団より、私の布団で寝たがる。
 私がコロンの瓶を手にすると、すかさず手首をさしだすし。
 ネットサーフィンも一緒にするし。
 私のロレックスを腕に巻いて部屋の中を走り回っていたり、チャイルドシートを嫌がったり。
 彼女の中で、自分は十分大人なんだろう、と思う。
 いずれ、そう遠くない日に色々自分専用のものが増えて、私には触らせてもくれなくなるだろう、とも。

 1回私がヒゲを剃った後に、そのシェーバーを持ち歩いていたけど、さすがにそれはいらないね。大きくなっても。
 何かができるようになるたび、嬉しい反面寂しさを覚えてしまったりする今日この頃。

2002年05月13日(月)



 火に油

本日の担当:SHY

 「キミの言葉は逆効果」
 何のことかと言うと、またまたゲーム絡み。
 私がゲーム、kinaが何か別の用をしていると、だいたいSizは私の近くでゲームを見ている。
 kinaは通りがかりに「勝った?」とか「どう?」とか聞くので、私は「楽勝」とか「そこそこ」とか答えることが多い。
 先日、アーマードコアで遊んでいたときも、ちょうどこんな感じだった。
 kinaは居間で片づけをしており、私とSizはゲーム。
 ここのところ他のゲームでばかり遊んでいたので、久しぶりのアーマードコア。
 かなり苦戦モードで、そんな私にはkinaもあまり声をかけない。
 相手の攻撃を避けつつ反撃のチャンスを伺うものの、一方的に攻め込まれて最後にはめらめらと燃え上がる機体。
 敗北感とともに大きく息を吐いて、コントローラを離すとそこへSizがとっとこと〜と寄ってきて。

 「勝った?」

 ぬおおおおおおおおおお。
 「見ればわかるでしょー! 機体燃えて黒コゲでしょーっ!」
 ...とは言わず、「負けました。はい」と。
 Sizにしてみれば、ゲームの区切りのご挨拶のようなものと思っているのだろうけれど。

2002年05月10日(金)



 我が家の絵本タイム事情

本日の担当:ユキリン

銀吟は確かに、無趣味かもしれないが、それを言ったら私だって…。
という気がしてくる。
人並みに読書して、映画を見る、食べることが好き、くらいなもんである。

辛うじて育児に影響しているとしたら、読書部門かなぁ。
妊娠・出産と関係無く、以前から絵本が好きで、かれこれ30〜40冊は持っていたかも。
Rinが生まれた後、さらに増えて大変なことになっている。

そんな訳で、独断と偏見で選んだ、私の好みの絵本(基本的に私が幼少時に読んで気に入っていたモノ)に囲まれてRinは、自然と絵本を読む(見る?)ようになった。
お好みの本を自分で引っ張り出してくるから、対象年齢なんてまるで無視されているが…。
でもそれで良いんだと思う。

絵本って読み手の演技力によって、おもしろさが左右される。
私は思いっきりバカになって、歌を歌ったり、声色を変えたり、変な顔をしたりして読んでいるので、わりと高い評価を得ているようだが(Rinだけだけど)、銀吟はテンションが一定なので、評価は悪い。その証拠に、Rinはあまり銀吟には絵本を持っていかない。

最近は「ぐりとぐら」が流行っていて、絵本の中のシーンを真似したりもしている。登場人物(動物)が泣いていたり、痛がったりするページでは一緒に泣きそうになったり、目を手でおおったりもする。
そういう仕草を見てるのもまた、絵本タイムの楽しみだ。

しかーし…いくら絵本好きとはいえ、
だいたいがオヤスミ前の儀式であろう、絵本タイムもえんえん2時間(さすがにこれはめったにないことだけど)も続いたりするときついものがある。

先日おっぱい卒業も失敗して(あまり失敗と思っていないが)いるわけで、
絵本も読んで、授乳もしてと、寝かしつけにこれだけエネルギー注いでるのもウチくらい!?
先日Siz姫が、我が家に遊びに来た際、パタっと寝てしまったのを見て(寝る時のポーズがかわいい)
正直うらやましかった私であった…。


2002年05月09日(木)



 無趣味な父が、娘に与えてあげられるもの

本日の担当:銀吟

僕とSHYは古くからの友人である。知り合ってからはかれこれ15年くらいか。
昨日、おとといと、SHYの多趣味ぶりが紹介されていたが…まあ確かに昔から彼は何にでも興味を示す男だったが、そこへいくと僕にはこれといった趣味がない。

彼は結婚前に『男の子が生まれたら、自分の知ってることは全て教え込む』と話していたが、その言葉は正直、コワイとも思ったし(笑)、逆に教えられそうなものが何もない自分にとっては男の子が生まれたらどうしようと、当時は本気で悩んだ。

両家とも第一子は女の子だったのだが(5ヶ月違い)、それでも彼の多趣味ぶりは、姫君に良い影響を与えているようで羨ましい。今うちの娘がほがらかに育っているのは、僕ではなく、わが妻ユキリンの影響が大きいように思われる。
いつも2人でぺちゃくちゃお話ししているし(但し他人には何を言っているのか全く分からない)、一緒に歌ったり踊ったり…(これも然り)。

とはいえこの僕でも、小さい頃から乗り物に乗ることだけは好きだったので、たまにRinをつれて電車に乗りに行く。きっとこれが、よほど楽しかったのだろう。
それ以来、車で踏切を通る際には必ず『で〜んでん!』と指を指すし、雑誌のお出かけの記事などで、電車の写真を見つけては『で〜んでん!』である。
初めて目の前で新幹線を見せたときの興奮といったらなかった。目を輝かせて、『で〜んでん!』と大騒ぎだった。

今後しばらく、父娘の2人旅は続くことだろう。
無趣味な父の、唯一の楽しみ。




2002年05月08日(水)



 父のコピーでも構わない??

本日の担当:kina

SHYの最近の趣味はカクテル作り。
お休みの日はあたしにも色々と振舞ってくれる。
Sizにもノンアルコールのを考えてみたり。

SHYはたくさんの趣味があって、あたしも多大な影響を受けている。
たぶん、Sizもそうなるんでしょう。

っていうか。

確か。

「作用、反作用」
Sizがまだ2歳にもならない頃。いや、1歳にだってなってなかったかもしれない。SHYがお風呂でとくとくとSizに教えていた。
それが最初だったと思う。

SHYはSizにいろんなことを話す。
普通に、友達に話すように。ま、声とか話す早さはSizにあわせてはいるけど。
Sizもいろんなことに興味が向いてきているので、SHYが雑誌を覗き込んでると
「これ」
って指差しながら、邪魔している。でも、SHYは1こづつ答えてるんだよねぇ。

いろんな事を知ってるのはいいことだ。

でも。

でも。

Sizがシェーカーをふってくれました(もちろんおままごとですが)

「ちーず」といいながら写真を撮ってくれました(撮れ、と催促もありますし)

頼みもしないのにPCの電源を入れてくれました(誰がつかうんじゃ)

...そのうち。
競馬も予想するようになるんでしょう。
F1も熱く語るようになるんでしょう。
スキーにも出かけてしまうんでしょう。
...

いいのか? そんな女の子で。
ま、SHYはたくさん本も読むし、頭もいいし。
コピーでも、あたしはちっとも構わないんだけどね。
多趣味な子になるんでしょうねぇ。
なってしまうんでしょうねぇ。

...お嫁の貰い手があれば母はどんな子でもかまいませんが。シンパイシンパイ。

2002年05月07日(火)



 真剣勝負

本日の担当:SHY

 「キミといつかは真剣勝負」
 何のことかと言うと、ゲーム。
 我が家はリビングにゲーム機がない。
 そのため私は隣の部屋に行ってゲームで遊ぶのだが、私のエスコート役であるSizがこれを放っておくはずもなく。
 私が立ち上がるとPS2の前に先回りして、コントローラをしっかり握りしめて待つ。
 「ぶ〜ぶ、ぶ〜ぶ」←グランツーリスモ3
 「なな、なな」←みんなのゴルフ3(キャラクターのナナから)
 「え〜し〜、え〜し〜」←アーマードコア3(ゲームの略称AC3から)
 私とkinaは遊ぶゲームの種類が全く違うが、Sizは私の遊ぶゲームの方が好きなよう。
 コントローラを渡すとグランツーリスモ3の場合、スタートしてから最初のコーナーまでを全開で走ってウォールにヒット。
 車が動かなくなって、他の車に置き去りにされた後で「何とかしろ」と言わんばかりに、コントローラを返してよこす。
 ...このままゲーマー少女になってしまうのだろうか。

 これは私の偏見なんだけど、ゲームのうまい人で車の運転の上手な人は多いような気がする。
 だったらゲームがうまくても悪くはないと思ったりもして。
 でも、お願いだからサイドブレーキ引いてコーナー回るようなドライバーにはならないでほしい。頼むから。

 もしゲームがうまくなって私と対戦する日がきたら、Sizに勝てるはずもなく。
 バーチャファイター全盛期に、ゲーセンで小学生にボコボコに負かされた苦い思い出を噛みしめるそんな日。

2002年05月06日(月)



 子供ギライの私達だったのに

本日の担当:ユキリン

現在Rinは1歳11ヶ月。
銀吟がおっぱいを出したがるのも無理ないくらい、おっぱい命。
(実際、銀吟はくわえさせたこともあるが、ペッとやられた)
世間ではとっくに断(卒?)乳しているお年頃だ。
実はつい3月に卒業を試みたものの…無理でした。
母子ともども離れることが出来なかったのです(その話はまたいつか)。


そんなわけでかどうか分からないが、同じ年頃の子に比べると、とても赤ちゃんぽいように思う。
あ、ついでに頭もまだまだハゲ子さん。
余計に赤ちゃん、赤ちゃんしているわけ。
そこがまた、この親バカ夫婦の心をくすぐり、
日々「んもう〜。Rinったら、かわいー!かわいすぎるー!」とアホな会話が繰り返されている。

しかしこんな私たちだって、最初から子供が好きで、好きで…というわけではない。
まだ子供が生まれる前、外食大好き・共働き夫婦だった私たちは、
「レストランでちょろちょろ走りまわる子供→子供はうるさいらしい→子供はすぐこけるらしい→子供はすぐ泣くらしい」よって結論=子供はうるさく、場をわきまえず泣き、親(大人)を困らせる生物。
…と定義付けていて、何となく敬遠する存在だったのだ。

今はそんなこと、全然思っていない。
小悪魔ぶりさえ、かわいく映る私の目(川柳?)。
周りの子供でさえ、かわいらしく見えてくるフシギよ。

「ちっとばかりうるさいけどゴメンナサイよ〜。親だって楽しみたいのよぅ。」
という思いでRinを連れてバンバン出歩いているし、外食もする。

今は死語だけど、あの頃DINKSだった私達って、ホントバカ。
子供は次世代の担い手なのに、なんて失礼なこと言ってたのかしら。。。
…って、この心境の変化は、単に親ばかのなせるワザなんだろうな。

2002年05月04日(土)



 パパって…

本日の担当:銀吟

父親って何だろう。
子供が生まれてから、しばらくしてふとそう思った。

生まれたその時は、感動、感激、喜びといった思いよりも
まず母子共に何事もなくてホッとした気持ちの方が強かった。
一瞬だけ娘を抱っこして、すぐ彼女とはお別れ。
その後しばらくはガラス越しにしか会うことが出来ない。

家に帰ってきてからは、自分も少しはイイところを見せられるかもと思ってはみたモノの、結婚するまで洗濯機の使い方も知らなかった自分に、子供の面倒が見れるはずがない。

母親とはいわば生まれてくる前から繋がっていたのに
父親となんて生まれてきてからも結びつきは弱い。
“ママのオッパイ”にはどうやったってかなわない。
ボクもおっぱいが出ればイイのに…。

それから約2年。この娘にとって父親はどう映っているのだろうか。
でも生まれてから今まで、少なくとも“パパの抱っこ”だけはお気に入りのようである。

2002年05月03日(金)



 2番手というのもかなり緊張するわよね。

本日の担当:kina

はいはい、どーもぉ!!
...ってこれ読んでくださってる方で、あたしのこと知ってらっしゃる方なんてそうそういないの。
でも身内にはサンザンお知らせしたから

で。

どーよ?

...何が??

はいはい。
まあ、そんなもんでしょうねぇ。でもね。
がんばるわよっ。
いつもの日記とHPと小悪魔帝国。

目指せ!! 世界制覇なのだわ〜〜〜。

...
はいはい。
朝からハイテンションで申し訳ないですぅ。
そういえば、ここは「小悪魔研究所」って名前がついてるってことはあたし、研究員という肩書?
アタマよさそう??

ってことは。

こんなおバカなこと書いてるわけにはいかないわよね。

はいはい。
じゃあ、第2回目、行ってみましょうか。
あ、昨日のSHYの日記はいかがでした?
妻としては大爆笑。そーなのよ。マジでムスメと泥沼三角関係を築き上げているのよぉぉぉぉ。

...ハイッ!! そこ、情けないとか考えない〜〜〜!!
だ・か・ら。お馬鹿なことはだめだってば

はいはい、ではでは。
我が家の小悪魔Sizについて考えたこと。

今日は「ことば」

最近になってやっといろいろ喋るようになってきた。まだまだ文章になってなくて、単語の羅列なんだけどね。
Sizはちょっと言葉が遅いみたい。ま、心配するほどではないんだけど。
あたしがちゃんとお話しないからな。
だから絵本をちょっとだけ読んでやるようになってから、かな? 言葉が増えてきたのって。
で。

問題はイマですよぉ。

何でもかんでも言いやすい言葉はほんとあっという間に覚えるの。
夕べはTシャツを「自分で脱ぎな〜」ってやらせてたら、どーにもうまく脱げないのよね。
あ、Sizはただいま2歳と4ヶ月。
Tシャツもサイズがもうビチビチだったけど、アタマがうまく抜けない。
そこで。

「むり〜〜 むり〜〜〜」

...は??
ムリ、って言いました??

2歳の子がですよ、ムリなんていってたらこっちはもっと大変です。
なんてことでしょ、と思っていたらSHYに
「『まじぃ』も言うよ」
といわれてしまった。

マジ??

...いかんいかん。つまり、その言葉はあたしのがうつったんだ。ひぇぇぇぇ。
SHYにクチが悪いといわれているあたし。
そのあたしと日々一緒にいるSiz。

「バカじゃないの??」

コレがあたしの口癖らしい。
まずい。
まずいよねぇ。
これもSizが言い出したらどーしよう。
だって、SHY曰く。
「kinaのお母さんも言うじゃん」
だそうです。伝染する、というか遺伝してる。
つまり。

いつかはSizも言い出すのかぁ。

...

いやいや、そーじゃなくって。
コレはあたしでやめないとっ!!

はぁ。

正しい日本語を使おう、とかそんなかたっくるしいことは言わないけどさ。
せめて綺麗な言葉を覚えて欲しいとは思うんだな。
一応、母としてのお願いでした。
ま、このハハからそんな子供が育つとも思えんがの〜〜。
でも。
綺麗な英語も話せるようになってくれるとなお「ぐー」ですよ??
...これはちょっと違ったか。



はい、終了。
こんな感じでどーでしょうか??
...書いてみてわかったこと。

なんてテキトーな育児をしているんだろう、あたしってば。
なんかこう、もっとね「深く」というか「真剣に」というか...

ま。
いいけどねぇ。

ではでは、明日の銀吟にパス!!

2002年05月02日(木)



 キミは私の...

本日の担当:SHY

 それは私の日記が終了した後で思いついたのでした。
 古い友人である銀吟と、その妻であるユキリンから「次の連載は?」と催促され、私は彼らを巻き添えにすることに決めたのです。
 かくして、本日から新しい日記を書くことになりました。
 彼らと、私と、私の妻であるkinaの4名が日替わりで思い思いに書き連ねていくことになります。
 行き先を知る者はありません。
 ただ、時間を経て読み返したときに思わず笑みがこぼれるような、そんな作品になったらと私は思います。
 それでは、開幕です。



 「キミは私の奥さんですか」
 何のことかと言うと、最近のSizとkinaの戦いぶり。
 朝は私を見送るのに始まって、帰ってくれば100万ドルスマイルで「おかえぃ〜」とお出迎え。
 私の鞄を奪い取ると書斎にダッシュでお片付け。
 すぐさま戻ってきて「こ〜と、こ〜と」と上着を脱ぐように催促。
 脱いで渡すと、これまた書斎にお片付け。
 再度、戻ってきたら今度は「だっこ〜」。

 kinaが食卓を準備するとそれらを指差して私に向かって「ど〜ぞ」。
 入浴時は私の背中を流し、私が「ゲームでも」と思えば先回りしてPS2の電源を投入し。

 ...一度kinaが「だっこ〜」とSizの真似をしたところ、隣の部屋にいたSizがダッシュしてきて2人の間に割り込みを。
 私を見上げて視線があったと思ったら「だっこ〜」。

 「ごめん、Siz。キミの旦那さんにはなれないよ」
 本気で謝る親馬鹿な日々。

2002年05月01日(水)
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