窓のそと(Diary by 久野那美)
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うちの近所の図書館はとても小さいかわりにいろんなジャンルの本が少しずつあるので、最近、端から適当に読んでいる。 今週は<経営>とか<家庭>とか<生物>とかの棚の本を読んでいる。
さして広くないうちの中をあっちこっちの部屋を移動しながら読んでいる。 その結果。「節約の裏技!」関連の本に必ず書いてある、 「誰もいない部屋に電気がついてるのは無駄です。消しましょう。」 という標語に猛烈に違反することになる。
「こまめに消す」ということがとうていできない性格のせいもあるし 不規則に移動するので私のうちの電気はとても「無駄に」使われていることが多い。 資源の節減には協力したいと思うし、電気代は安いに越したことはないし・・ だからすごく間違ってるのだということはわかる。 反省、してるんだけど・・・・・。
誰もいない部屋に電気がついてると嬉しい。 ので、ついつい「つけっぱなし」にしてしまう。 電気代のためにも、資源のためにも間違ってるのは分かってるんだけど・・。
部屋が余るほど大きな家にすんでる訳ではないので、「今誰もいない部屋」というのは だいたい「今から行く部屋」だったりする。 そこに電気がついてるとちょっと嬉しい。 私の居る部屋から誰もいない部屋がすっかり見通せるというのもちょっと嬉しい。 というか、かなり、嬉しい。
使わない電気を消す、とかいうのは裏技とかいう以前に常識なのだと思うし、 マナーなのだとも思うんだけどなかなか修正できない。 今もついてたりする。隣の部屋の電気。 こんなところで告白してもしょうがないんだけど・・・。
図書館に行ったら、雑誌のコーナーに「9月号」とか「10月号」 とか並んでいて・・・疑いもなく、「去年の古いやつだ。ま、いいか。」 と思って手に取ったら、「最新号ですので貸し出しできません」と書いてありました。 そうか。驚いた。9月なんですね。今。 なんだか、まだ7月くらいのつもりでいました。
このところ、めまぐるしく環境が変化していて・・。 (私にとっては)なかなか日記を書くことができませんでした。 病気になったり治ったり、違う病気になったり治ったり。 友達が減ったり増えたり。 持ち物が減ったり増えたり。 住むところを引っ越したり。
いろんなことがめまぐるしく変わっていった結果、 なんだか、ようやっと、落ち着いてきたような気がします。 今のところ、わりといい感じです。
状況は日々変化するものだから、「今のところ」というのは、 厳密に言うと今日のこの時間を指すはず。 だから、「落ちついています。」とかって現在進行形で 記述できるものではないのかもしれません。 なのに、なぜかときどき、「あ。とりあえず一段落。」 と思う時期がある。 自分のことを、現在進行形で説明できるような気がするとき。 特に季節の変わり目でもなく、 年の初めでもないのに。
同じ状態はきっと思ったほど長くは続かないんだろうけど。 びっくりするようなことがすぐ後に控えてたりとかするのかもしれないんだけど。 明日になったらまたいろんなことが変わるのかもしれないけど。
とりあえず、でも、まあ一段落・・・? と、思ったらもう9月になっていました。 驚いた。時間の経つのはほんとうに早いです。 でも、経った時間は長いです。
10月号はもちろん、9月号もすっかり秋の表紙でした。
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