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■ ブループリント
その昔、私の辞書から消した言葉たちがありました。 割とあちこちに書いてたのでご存知の方はご存知かと思いますけど《夢・希望・未来・愛してる》の4つです。 その中で、最後の最後まで取り戻せなかったものが【愛してる】でした。
10年以上付き合ってた人でさえ(今は別れてしまいましたけど)私にその言葉を言わせることが出来なかったのに、あの人は....この私に【愛してる】と言わせたのです。
私があの人と呼べると言うことは、それだけ信頼しているということで、とても大切に思っているという意味です。
誰が一番ビックリしたかって?? そんなの決まってます。 「私」です!! 私が一番ビックリしました。 "まさかこの私が【愛してる】と言おうとは...."と、あの時は本当に苦笑いしか出てきませんでした。
どんなに好きな人が現れようと、どれほど大切な人であったとしても、心の中ではメチャクチャ愛してると思っていたとしても、それを口に出して言うなんて心底ありえないと思ってましたし、何といっても私の中には『愛してる=別れ』という方程式が確立されていましたから、もう二度と【愛してる】なんて言葉を口にすることはないと思っていました。
なのに、言わせたんです。 あの人は。 この私に【愛してる】と。 はぁ〜、今考えてもスゴイ事です。 なんて人なの....あの人は。
何なんでしょうか?この清々しさは.... まだ慣れていないので、そんなに何回も何回もは言えませんけど、それでも、嘘みたいに心が軽やかなんです。 心の中の奥深くにあって誰も近づくことが出来なかった最後の扉を開いたからでしょうかね? 新しい風が吹き抜けていくって、こんな感じなんですね。 あまりに久しぶり過ぎて(10年以上振り)この軽やかさが嘘みたいです。 でも事実なんですよね。 愛してると言わせたり、夢を語り未来に希望を抱かせたり.... こんな私になれるなんて思ってもみませんでしたよ。
これまで、人との出逢いは縁だと思ってましたけど、あの人との出逢いは、私に最後の言葉を取り戻させるために定められた宿命だったのかもしれませんね。
『ブループリント』 今ならこの言葉を信じられそうです。
2017年08月21日(月)
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