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■ 上品さと女らしさ
以前、とある方と食事をしていた時のこと。
着飾ったその方は、手元の皿に料理を取り分ける時、目を疑う勢いでガサッとつまみ上げ、そしてそのままガブッと口へと運んでいったのでした。 その料理はとても美味しく、また食べたいなと思えるものだったので、早く手を伸ばしたかったのでしょう。 ですが、まさかそのような行動を取る方だとは思ってもいなかったので、それを目の当たりにした時は、びっくりを通り越して私は唖然としてしまいました。 以前から、何か違うな、、、と漠然と感じていた違和感はこれだったのだと確信した瞬間でした。
私が膝のオペで入院し、あまりの暇さに接遇の授業の予習をしていた時、担当医が放った一言で今でも忘れられない言葉があります。
先『内面の美しさは人から教わるものじゃないやろ?』 私「今の時代、それを教えなくてはならないんですよ。」 先『そんなもんかねぇ〜?』
上品か下品かの判断基準は私にはわかりませんが、心の豊かさが雰囲気となり、立ち居振る舞いとなってあらわれるのだということは私にもわかります。 どれほど綺麗な服に身を包もうと、羨むほど顔が美しくスタイルが良かろうと、謙虚さや女性らしさを失っては全てが台無しということですね。
2015年12月21日(月)
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