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■ 『Anonymous armor,spear of words』
人前に立つ仕事をしていると、たまに、心無い批判に遭うことがある。 例えるなら、10,000人の賞賛の声の中にあった、たった1人が発した批判の声に心を傷つけられるのである。 言う側がどういうつもりでそれを発しているのかは分からないが、言われた側は心的にかなりのダメージを受けることになる。
私もつい数ヶ月前、その心無い批判に遭ったばかりだ。 その時は本当に食事がノドを通らず、無理やり食べたのを覚えている。 おかげで数日の間に体重が約2kgほど落ちた。
私の場合は残り数週という期間限定の中で起こったことだったので、後数日我慢すればこの状態から開放されると自分に言い聞かせ、なんとか乗り切ることも出来たが、これが世間一般から向けられたものだとしたらどうだろう?? いつ終わりがくるかも分からず、擁護してくれる人もいなかった場合・・・相当しんどいことだろう。
今日、PCの中身を整理していたら丁度この話しに出くわした。 (もちろん私の事ではない) 偶然見かけただけの人だったが相当参っているようだった。 ネットの世界は、自由が広がる素晴らしい世界かもしれない。 だが、匿名という鎧に守られた脅威の世界でもある。 文字が槍となり相手を突き刺すのである。
どうか皆さんは、鎧と槍を武器に攻撃を仕掛けないでもらいたい。 もちろんそんなことはしないであろうが、もしもそうしたくなった場合には『自分がそうされたら・・・』と、今一度考え直して思いとどまる事を切に願う。
これはネットの世界に限らず、現実世界でも起こりえることであろう。 言葉の槍で相手を貫いてしまわないように・・・。 そして、貫かれたら・・・いち早くその場を離れるように。 長居は傷口を悪化させるばかりで何のメリットもない。 自分の身は自分でしか守れないのだから。
『匿名の鎧と言葉の槍』
2012年12月26日(水)
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