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■ Memories put away , Day of a certain summer.
毎年この日になると決まって思い出す人がいる。 “元気でいるだろうか”と毎年忘れることなく思い出すのだから不思議と言えば不思議だ。 そして思い出す度に(タイトルは忘れてしまったが)歌いたくなる歌がある。
私は、本当は数学の教員になりたかった。 初めて自分の夢を語ったのがこの人だ。 結局数学の教員にはならなかったが、教員職には就いたので半分だけ夢は叶ったことになる。 私が医療の道を目指したのもこの人の影響が少なからずあったのかもしれない。 いつかどこかで・・・と心の中で思っていたのだろうか。 今お互い同じ医療の道を歩んでいるが、この先、再び出会うことはないだろう。多分すれ違うことも。 この声が届くことはないだろうが「誕生日おめでとう」とこれからも静かに祈りを捧げ続けようと思う。
何故か忘れられない人。 二度と会えないであろう人。 だからこそ思い出してしまう人。
ただ・・・元気でさえいてくれればそれでいい。
『しまい込んだ思い出と、ある夏の日』
2005年07月10日(日)
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