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■ Egocentricity
学校に登校してこない学生がいる。 でも、今日は登校してきた。 が、最後の授業が終わった後に教室に入ってきた。 思わず「何をしに来たの?」と言いそうになったがそこはぐっとこらえた。 教室に入ってくるなり私のところへ「先生・・・」と来たので 何か話があるのかと思い聞いてみると 「別に何も話す事はありません。悩みを相談したい人がいたので来ただけです」 と切りかえしてきた。
正直この子の相手をするのは疲れる。 と言うより、こっちの心配する姿を楽しんでいるかのようにも見受けられる。 他の先生に言わせると「あの子は何を考えているのかわからない」となるわけだが、一応私は担任なのでそれは言わないようにしている。 でも、実際問題として何を考えているのか判らないのは事実だ。 学校への執着はあるらしく散々学校を辞めると言っていたにもかかわらず、今だそんな気配は感じられない。 「先生なんて大嫌い!」と暴言したにもかかわらず、自分の都合のいい時だけ擦り寄ってくる。 あんな風に自分勝手に生きていけるところがすごい。 すごいと言ってもけして見上げているわけではないのだが。 私もあんな風に生きられればどんなにか毎日楽しい事だろうに。 ま、そういう風に生きられないからストレスが溜まるんだろうけども、あの子にはそう言った意味でのストレスはありえないだろうと思う。
そんなこんなの週末でした。
『自己中心』
2003年01月17日(金)
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