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信用って何だろう? 某食品ブランドがどん底に転げ落ちていく。 お金で買えないもの。それが信用。 不正を無くし、実績を上げてこそ得られるものだと思う。 裏を返せば、人の心の中でこそ培われるものではないだろうか。
例えば、恋愛中の一組の男女がいるとしよう。 男はその彼女の事を「愛しているよ」と言い、その彼女もまた「私も愛しているわ」と応える。 さて、この男女。 本当に本心を語っているのだろうか? 相手を繋ぎ止めるだけの上辺だけの言葉ではないだろうか? 人の心の中を開いて覗く事は出来ない。 だから、相手の言葉を自分の耳が聞いたままに受けとめる。 アイシテルと言われれば、それが真実だと思うだろう。 いや、この人が嘘を言うわけがないとさえ思うかもしれない。 そうやって無条件に人の言葉を信じる事ができるのは、それはその人を信用しているからだ。 恋愛中の二人でなくとも、医者に「あなたはガンです。」と言われれば、やはり信じてしまうだろう。 信用とはある種ブランドのようなもの。 医者が嘘をつくわけがない。こう無条件に思える事こそが信用だ。
では、一度なくした信用はどうやったら取り戻だせるだろう。 悪い噂が広まるのは早いもの。 一度広まった噂はなかなか消えないだろう。 例え人の口から消えたとしても、心の中に疑いという形で残っていく。 しかも噂は噂を呼ぶ。ありもしない内容の事が勝手に一人歩きする事だってあるのだ。
一度得た信用。失いたくはない。 いや、失わないよう日々努力しているのだ。 嘘という名の塗り壁はいつか必ず崩れ去り、最後に真実という名の鉄のように強くて硬い壁だけが残る。
私はどこまで無条件に人を信用する事ができるだろうか・・・・・。
2002年01月30日(水)
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