2013年08月30日(金) |
台風の来襲前に あきたこまち 取り入れ |
台風15号が近づいている。29日。雨になる前に「あきたこまち」の稲刈り。麦刈り前に植えつけた圃場の、もう色づいている稲の収穫作業実施。
イノシシの侵入から守り、スズメの襲来からの 食べ残しの収穫だ。
そろそろ刈り取り頃かと見回った27日。電気牧柵が 破られ イノシシ侵入踏み倒し跡が2箇所。ここで数年「あきたこまち」を作付けしているが、南側からの侵入は初めてのことだ。これはもう危ない連日の侵入かと、覚悟を決めていたが28日には侵入なし。
イノシシが侵入しだした、雨も近い、もう実っている、農作業の都合もよい。そんなこんなで29日一気の取り入れ。
やっぱり今日30日は雨が降る。台風での大雨警戒で稲刈り後の圃場を早速トラクタ耕。電柵を取り払った刈り取り後の圃場には、早速イノシシのおおきなウン子が3箇所もある。
稲藁が落ちている圃場に増水すると、稲藁が流れ出て水路を詰まらせたりする。だから、早めに耕して稲藁を土に埋めておく のだ。 稲刈り後の増水では、各地の海近くにある排水機場の除芥機がフル稼働する。稲藁が遊水池に溜まって、排水ポンプが詰まることになりかねないのだ。農民の生業も、自然の猛威とうまく折り合いをつけないと、思わぬ災害につながることもある。
2013年08月22日(木) |
コシヒカリ入庫 二重のザンネン |
今年一番か というような暑さの日に刈り取った「コシヒカリ」。今日はJAへの入庫日。 6時起床で「松山三井」圃場への水入れ作業をしてから、8時JAの支所に出向く。今年初めての入庫ということで、見知った顔ぶれが揃ってワイワイガヤガヤと農作業談義のなか検査となる。
私の米は二等格付けだった。理由は白く白濁した粒が多いため。この高温での実りなのだから、当然なのかわしらねども、丹精込めて育てた米なのだからザンネンはザンネン。 それに今年は、JA出荷の米の値段は安いそうで、二重のザンネンではある。
まあ、今日出荷していたコシヒカリは全量二等格付けだったのだから、しゃあない ところではある。 この高温気象が続けば、今後の稲についても等級についての期待はできないか。だけど まあ ガンバンベ。
2013年08月18日(日) |
イノシシは柵の中にいる |
「あきたこまち」の圃場での出来事。 例年よりも2日ほど早い出穂に、イノシシの踏み倒しも7月30日から始まった。早速、電気牧柵機で囲って被害防止を試みた。さてイノシシ侵入が阻止できたと思っていたが、8月2日の夜被害拡大。 その時、電柵の電線がどこも異常が無かったので、不思議に思いながらも「たぶんこちら側からの進入だろうと目星を付け」西側の電柵を二重に設置したのだ。
が、次の日の朝、見回ってみて ビックリ
イノシシは圃場の電柵の中にいるではないか。
出くわして こっちもビックリ あっちもビックリ。イノシシさんは圃場の中を走って逃げていった。が反対側から圃場を出て行ったのではなく、中でじっとしていたのだ。
これはおかしいと、圃場の中をガザゴゾと音をたてながら走り回てみると、じっとしているイノシシと遭遇、流石のイノシシ さすがに慌てた様子で今度は確実に圃場を飛び出して隣の休耕田の中を走り去ったのだ。
飛び出した電柵の辺りを点検してみたが、地上高20cmほどに張っている線の下を綺麗にくぐり抜けて 出て行っている。しかも二重にしている線の下を。
イノシシ慌てて 猪突猛進 に走っているようだが、障害物はちゃんと見えていて 避けて 走っているのだ。
学習能力の高いイノシシ。この固体は一色達夫の怒りの追いかけに恐れをなしたのか、以後、電柵を破ってまでは親友(違う)進入してはいない。だが、それは、電柵の電気は常時通電、圃場は毎日見回り、下草刈り取り二回、今日は電柵の電池を入れ替え、等の作業を抜かりなくやってのこと。
私の圃場から500mほど離れた他のお方が稲を作付けしている圃場。イノシシ対策のアドバイスはしてさしあげたのだが、不慣れのせいか、30aほどの圃場が5日で全滅している。
さて、くだんのイノシシ。地域のなかに少なくとも5頭は活動している様子だが、2日前から「ヒノヒカリ」の圃場廻りを歩き出した。そろそろ次の品種の出穂が近くなると、てきめんにイノシシが近づいてくる。
このクソ暑い時に、対策作業が待つ。
この対策、この頃では、嫌になるより、その成果を 楽しみ にするような精神状況。俗に言う、悟りの境地 て か
2013年08月11日(日) |
猛暑のなかで満身創痍 |
四万十市で41℃ てか
そんななかでの農作業 満身創痍 という言葉を使うのが最適か
昨日は「コシヒカリ」の刈り取り作業実施。ちょっと動いただけで、途端に全身から汗が吹き出る。ましてやコンバイン上は、エンジンの熱が重なって なおのこと 暑さが倍増する。 値打ちある稲刈り作業だ。 出来は昨年並み というところかな。猪から守り、スズメから守り抜いた「コシヒカリ」
10日は、乾燥機と籾摺り作業の準備をしていたのだが、籾摺り機を動かしていて 腰 がピリットきた。以後 腰は 一昨日のほうを向き、なんとも締まらない 姿と相成った次第。 「コシギクリ」でも、なんとか「コシヒカリ」は収穫終了。
稲刈りから一夜明けた今日、共同水源の水番が当たっていたのだが、水位低下によって揚水不能。ポンプ屋さんに連絡して 水中ポンプの設置依頼。この水源ポンプは農業水利適正化事業(?だったか)で改修しているのだが、費用が2ヵ年にわたったため水中ポンプ設置は本年度事業の予定。ということで古い既存施設を使っての揚水は今年かぎり。そんな時に限って調子が悪くて余分な費用がかさむのだ。
稲なんてものは強いもので一週間やそこいら水が無くても どおってことない のだが、丁度穂肥を施用する時期なものだから どうしても 水が必要なのだ。
|