| 2009年07月31日(金) |
ＭＨ冷凍機 から 水素いちご へ �� |
ＭＨ冷凍機の開発についてのプロジェクトが始まった当初、私はこのことについてあまり関心が無かった。
確かに、石油資源に限りがある中で次のエネルギー源を 水素 に求めようとする動きは注目に値する。この水素に飛びついた 車検切れ市長 の考えも分からなくはない。だが、その開発にあえて西条市が取り組まなければならない必然性はどれほどものだろうか。
国の補助金１億円を引き出して、地元企業にいくばくかの恩恵を与えればＯＫという考え方も分からなくはない。だが、それも程度もの。水素吸蔵合金の使い道を冷凍機に求めることも分からなくはない。だが、それもフロンに変わる熱媒として効率が良く、冷凍機の汎用機として商品化できるかどうかは別問題。
ＭＨ汎用冷凍機が商品化の目処が立たないままに、文章をこねくり回して何時までも事業を引っ張って、挙句に 水素イチゴ の生産技術に鞍替えさせるという芸当は 頭の良いお方の芸当ではある。がその頭の良さを何時までも 車検切れ市長 のお守りをすることに使うなということなのだ。
| 2009年07月30日(木) |
ＭＨ冷凍機 から 水素いちご へ �� |
西条市のＨＰに出ている 水素いちご。この件については、車検切れ市長の広報誌８月号にも出ている。
さて、この水素いちごの栽培に使うというＭＨ冷凍機だが、サイクスが行う事業としてその開発に取り組むとしていたのは何年前だったろうか。
西条市のＨＰには、今回はクラレ西条事業所との固有名詞がでているので私も おおっぴらに 名前を出すことができるが、当初国から引き出した１億円の補助事業として、クラレ西条の敷地内に出来た施設は、水素吸蔵合金を使った 効率の良い 冷凍機の開発だった。
時間が経過して、ひうち会館で水素なんたらいう会があったとき、クラレ内に設置したＭＨ冷凍機のことが話題となったので、クラレ敷地内のＭＨ冷凍機を見に行ったが、施設は 実験が終わって ほったらかし状態だった。
要するに、事業費が付いて施設を作って、一定期間の稼動実験を終えたら、あとはどこにも要員はいなくなるという状況。企業としては、要員を配置し、熱源であるスチームと用水を提供するお付き合い期間が過ぎれば、あとは手出し無用は必然です。
このＭＨ冷凍機 開発 事業の次をどうするとの問いに対して、次は、ＭＨ冷凍機の小型化を目指します。と説明していたのだが、ＭＨ冷凍機の商品化はどうなった。
さてと、８月１日に ここまで書いて来たが、外は雨が上がったので農作業にでます。
| 2009年07月29日(水) |
ＭＨ冷凍機 から 水素いちご へ |
いちごを栽培するのにＭＨ冷凍機を使うという、西条市が行っているという事業。これを取り巻く人間模様が面白い。
事業に参入する企業郡については、市長が言ってくるしそれなりの金銭的見返りも付いてくるから お付き合いだ と、大人の対応をしている。
要するに、企業をこの事業に参入させようと思う行政の行うこととして、次々に事業費を付けて行くことが至上命題だ。
企業は、自前の開発研究要員を持っているし、定款にうたう事業方針に基づき収益を上げることに忙しい。そこに、勤務時間内に好き勝手に進入してくる行政がらみのお付き合いなど迷惑至極なのだ。監督官庁ならしかたないが、地域自治体などの事業などに関心は無い。
だが、それをおくびにも出さないのが、商売人の必須条件であることは、社会人の ジョウシキ。
さて、水素いちご
あれーー
ＭＨ冷凍機の開発 開発 と言ってたあのお題目がいつ変わったの？？？。
| 2009年07月28日(火) |
自分の時間を何に使おうか と迷いながら |
今日は８月１日。
７月２８日の日記の書き出しにはどうも適当でない文だが、ここ数日自分の時間をネットに向かうことに使っていなかったのでこうなった。
８月１日の目覚めは、強い雨音での覚醒。農作業が億劫になるような天候だが、これで田圃への灌水は休となることはラッキー。
次々に出てくる毎日の農作業をこなしていると、社会の動きには疎くなるようだが、どうしてどうして社会の動きのほうが旧態依然のポンポコリンなら、かえって現在のほうが冷静に 評論 できるようで面白い。
さて本題
２７日に西条市のＨＰにアップされた 水素いちご についてだが、その経過を知る者には、面白い 評論素材ではある。
が、この素材について評論とすることに、自分の貴重な時間を使う気にはなかなかなれないのは、一介の市民という自由な立場となっているからだろう。
要するに、何時までもものにならない事業に、市民の貴重な税金と有能な市職員の能力を無駄遣いし地域の発展を遅らせようと、「私の知ったこっちゃない」ということだ。
自然の生業のなかで、日に日に変化していく作物の成長と向き合っていると、体の中に長年溜まっていた オリ が抜けていくようで心地よい。
それをあえて現状社会に引き戻す意識と、どう折り合いをつけるか。（８月１日記入）
| 2009年07月27日(月) |
この地での農業は 苦労が多い |
久しぶりに青空が見える日ではあったが、相変わらずパットしない天気が続く。
朝から共同水源の水当番。昨日の雨で、たっぷり水を蓄えた田圃がほとんどだが、中にあるすでに干上がった田圃への灌水だけでよかったので午前中には終了。
他の水系の田圃を見回り、「ひのひかり」は中干しに入る。「あきたこまち」には既に穂が見える。
「早期コシヒカリ」は青空が見えた効果なのか、急に色付き始めたようだが、自宅近くの圃場にはいのししが侵入した形跡が残る。他の圃場はすずめの食害が拡大。そのなかでも、草取り作業。
来年は「早期コシヒカリ」の作付けを止めようかと思うほどに、すずめの食害は日に日に目に見えてひどくなる。
少しの晴れ間を待って、今日は麦の作付け用圃場のトラクタ耕作業。そこここにいのししがヌタ場を作り、石垣で出来た畦を突き壊している。
近所の人が、いのししの活動についての懸念から、その対策を早めにすると話していく。
土地改良区の地元役員さんが、大雨による小河川への土砂流入の調査をしてくれている。昨年、危険ため池の堤防を切り崩す工事をしたのだが、池に溜まっている土砂が、大雨のため下流に流れ出た様だ。
どう処理するかは、投げかけてみるということだが、ご苦労さんです。
地域の様々な事柄には、常に気をつけておかなければならない。
それにしても、この地での農業は苦労が多い。今年から他の地域での作付けを始めてみて、つくづくと感じるばかりだ。
この世にゴマンとある作物と動物の中から、人が食することに適した作物と動物を選択して栽培・飼育しているのが農業だろう。このうちで作物については、一品種を限定して大規模に栽培する 技術 ではあるが、自然界にあって他の植物や動物は 農業から見れば本来邪魔なものだといえる。
農業はそんな自分勝手なことをしているのだから、常に自然界からの しっぺ返し を受けることになる。
栽培作物から見てその他の植物は、いわゆる雑草として見られ、その侵食から栽培作物を守ることが、農民の大きな仕事となる。
なんか訳分からんことを書いているが、ようするに雑草処理はしんどい仕事だということだ。
稲作の場合良い除草剤が出来て、その栽培労力が格段に軽減されたところではあるが、条件の悪い田や雑な栽培をしていると、雑草が繁茂しその除去は今でもしんどい仕事である。
雨の降る中、田圃の草取り。例の「早期コシヒカリ」の中なのだが、６月の渇水時期に水の無い期間が長くあったので、ことしは特にこの時期になっての雑草が多い。
いのしし被害とすずめ被害にあって、収量半減くらいかと感じる田圃についても、稲よりも高く伸びた雑草を中心に手作業での除去だ。
畦の方は草刈機を使っての除草だが、この替え刃の選択はたいへん。コ○○で２枚で８７０円のチップソーを買ってきて使ってみたが、一日で刃が磨り減って駄目になる。そこで今日は別の店で、有名メーカーの１枚１９８０円のものを買ってきた。
そんなことをやりながらでも、時間が経てば稲は確実に成長していくのだから、稲はお利口さん。
| 2009年07月25日(土) |
早期こしひかり 収穫前に関門あり�� |
午前中の大雨を仕事が出来ないとの口実にして、十分な休養をとる。
起床後は自治会関係の文章を二つ作成、関係者に配布・回覧に回してから農作業。
・我が家の「早期コシヒカリ」情報
いのしし進入阻止のための電気牧柵だが、漏電を防ぐための草刈作業が必須だ。３時間ほどかけて一箇所の草刈作業終了。
進入阻止できだしたと思っていた家の直ぐ近くに設置した電気牧柵だが、２２時も過ぎてから「台所の窓からがさごそと音が聞こえた」と娘が言うものだから確認に出てみると、親子ずれらしい二頭のいのししが飛び出していった。
どこから進入したのかがっくりときて、電気牧柵の乱れた電線を直して、次夜中の１時過ぎに 再度 確認に行ったら、一頭は直ぐに飛び出し、大きな一頭は畦際に頭を出して構えているのが、懐中電灯の明かりに照らし出された。
これはどうにもならない。あまり追い回すと、こちらの身が危険になる。現に、いのししに襲われて命をおとした事例はいくらもあるのだから。
さあ、次はどんな手を打てばよいのやら。
１９時より農業関係の会に出席したのだが、そこでもいのしし被害のことが話題となる。
何年たってもものにならない水素冷凍機の、延命策に水素いちごたら（私は日陰いちごと言っているが）をこねくり回しているよりも、鳥獣害対策をきちんとやったほうが、よっぽど農家の役に立つ。
車検切れ市長にいっても聞く耳持たずは分かっていても、実った途端に被害に遭うこの地域の現状を目の当たりにして、愚痴ぽっくなる農民 や く 一 名。
| 2009年07月24日(金) |
インフォームドコンセント |
午前中田圃の見回り。
・我が家の早期コシヒカリ情報
電気牧柵によるいのしし対策が功を奏し、ようやくその進入が阻止できだしたようだ。油断は禁物だが、まずは一安心。
電気牧柵装置の三箇所のうち、一箇所を常時通電モードを夜間のみ通電モードに変更。こうすれば電池の消耗が半分となる。あと二箇所は、しばらく常時通電モードで行く。
すずめさんは、その旺盛な食欲を満足させている様子だが、いのししのように作物を全滅させるほどの 害 までには至っていない。
遅れていた さといも の植え付け作業。我が家での消費分のみの作付けだが、自給自足の百姓やでは、やっぱり冬の食卓には欠かせない食材。
１１時半より出かけて、１３時過ぎから妻の手術の主治医より、手術前の説明を受ける。１時間半にわたり、症状と手術の方法、そのリスクについて詳しく説明していただけた。
この頃の社会現象として、医者も カリスマ ゴットハンド などと人気を競うような風潮があるようだが、そのリスクについて違った面からの話を聞く機会はほとんど無いだろう。
その点で、妻の場合は良い医者にめぐり合わせたようで安心した。また妻自身も、同じ手術をした患者さんに複数話が聞けたようで、手術前にナーバスとなるようなところも見えず安心した。
あとは、医者を信頼して経過を見守るのみだ。
私の方は、昨日の草取りがオーバーワークだったようで、日記も付けずに就眠。（２５日記入）
| 2009年07月23日(木) |
夏本番 だがパットしない天候が続く |
朝から共同水源の水当番。二日前にあれだけの雨が降ったのに、一日置けばすでに水の干上がった圃場がある。
この地域の田圃は地盤が浅く、漏水が激しい圃場ばかりで灌水の手間がかかる。だが、この水切れの 良さ が旨い米の必須となるのだから、この地での米作りが止められないわけだ。
・我が家の「早期コシヒカリ」情報
いのししは、昨日設置していた金網を飛び越えて田圃の中を足跡だらけにしている。いのしし対策の資料にあるとおり、やっぱりこれでは止まらない。電気牧柵三重張り だあああーーー。
すずめさんは実りの夏を満喫し、ただいまコシヒカリを無料で食べホーーーダイ。どこまで食べるかやってみろってんだ。チュンコーめ。
水当番は昼過ぎには終わり、食事も済ませて産業道路を市塚の圃場に向かっていると、何台もの大型バスが対向していった。土居高校の表示があったが、乗っている高校生はなんだかお疲れの様子。夜のニュースでは 今日は勝利 したとのことだが、応援疲れかご苦労様。
市塚の「あきたこまち」の圃場では、この時期になっての草取り作業。
中干しが終わって、ちょっとは硬めになった田圃の中にゴム長で入ればこつんと当たる物。取り出せばワンカップのビンだ。
決まってここにこのワンカップを捨てるボケがいるので、警告のため歩道の手すりに吊るしていたら、道路の除草中のシルバー人材センターの方が「なにしょんぞね」と声を掛けてきた。
ポイ捨てを見つけ次第警察に突き出すための警告でやってます。ポイ捨てを続けるボケは、社会的教育を受けていないもんだから、徹底的に仕付ける必要があると思いますよ。ご主人は道路の掃除などしてたら、ポイ捨ての多さを十分しっているでしょう。
ポイ捨てを少なくするためには、見つけ次第市報に住所と名前を公表するのがいいんですけどね。けど、車検切れ市長の下では、市民に居直られたらしんどい事になるので実現できないでしょうけど。ははは。
夕方まで田圃の草取り作業。遠く近く ひうち球場 のアナウンスが聞こえてくる。５番ライト○○君。夏本番だが、天気はパッとしない。
| 2009年07月22日(水) |
農に励んで 自然の生業を知る |
大雨が降って水の心配が無くなったのはよいが、この雨で山口県に大きな災害があったことには心が痛む。
雨の被害を見ると、あの平成１６年災害の記憶が蘇る。
田植えがひと段落して、その期間休んでいたＨＰ日記の空白期間を埋める作業がやっと終わった。のはよいが、夜なべはやっぱり次の日に響くのだ。
今日は、遅い目覚めではあったが、それなりに仕事は捗った。
遅れ気味だった「あきたこまち」への穂肥の散布作業は、スローなテンポで体の負担軽減だ。６０ａほどの圃場の真ん中ほどに、目立つ雑草がある。抜き取ろうかと近づいてひょいと見ると、水面に浮かんで鳥の巣があるではないか。中には７つの卵が鎮座している。
たぶん カモ の巣だろうが、親鳥の姿は見えない。巣の中に肥料を振り撒かないよう注意して、作業を続けたがなんだか癒される。田圃の真ん中で笑顔の百姓一人。（チョットきもいか）
早期コシヒカリには、三日続けてイノシシさんがご来駕あそばす。ぬたうったあとはもう土俵三つほどにもなった。
進入経路を辿ってみれば、電気牧柵が張れていない隣の田圃からだ。穂肥散布作業を終えて電気牧柵を足そうと思っていたら、隣の方が金網を張ってくれている。
ありがたい。地域の農業は、共同戦線でこそ成り立つ。
自然の生業の中で、人はその一部分の実りをいただくだけで十分。
ーーーーー
日中の体力温存策が功を奏し、夜は７月中の期限の仕事がやっと出来上がった。ちょっと手抜きではあるが、なんとか処理できるだろう。かな
もうひとつ手抜き気味な自治会関係の仕事にも、やっと遅れを取り返せる。かな まいっっつか
| 2009年07月21日(火) |
早期こしひかり 収穫前に関門あり�� |
降り続いた雨で、家の前を流れる渦井川に久しぶりに水が流れ出した。
大雨の中、「早期こしひかり」の見回りにいったが、電気牧柵が破られ田圃の中でイノシシがのたうっている。
獣道が付いてしまうと、ビリット来る電気牧柵もその効果が発揮できない。
すずめさんの数は日増しに増え、いのししが闊歩するこの現状を前に、痩せ農民一人 呆然 の体。
それでも２０日後の収穫を信じて、雨の中資材の買出しや片付け仕事。
ビーチパラソル１９８０円は、真夏の太陽から身を守るためコンバインに立てるもの。混合容器９８０円は、２５対１の混合ガソリンをつくるためのもの。
雨が上がった夕方、電気牧柵を二重にする作業をしていたら又も大降りの雨。薄暗くなった草むらからブヒという声がするので見たらイノシシの姿がある。ワーと声を出したらイノシシさんは、水浸しとなった休耕田をバシャバシャ音をたてて山に向かって駆けて行った。
ーーーーー
びしょ濡れの身体を風呂で温めて居間に落ち着く頃ＴＶニュースが、伊藤宏太郎市長が車検切れ乗用車により人身事故を起こしたと報じている。
そうでしょうそうでしょう よ。選挙に勝てばなんでもＯＫ。何年も物にならない水素なんとかで、日陰にハウス作ってイチゴ作って、農林大臣呼んで踏ん反り返っている。踏ん反り返り過ぎて、車検証の日付も対向車も見えなかったのかな。
西条もこれだけのものか。
ーーーーー
そんな世間を尻目に、わたしゃせっせと野良稼ぎ。
農の基本は米麦。田植え時期の日記をやっと付け終わる。米作りはドラマだ（？）。
毎日自然の流れに身を任せて百姓仕事をしていても、社会との関わりはそれなりにあるものだ。
にわか専業農家に渇水というおまけが付いて、このところの蒸し暑さに疲労の蓄積がある。
明日の農作業に響かないよう、２２時にもなれば就眠しなければならない状態にあって、期限のある別の仕事がなおざりとなっている。
６月末を期限として１１００字ほどの原稿を依頼されていたのだが、推敲する気力がわかず、５日ほど前に出来上がっていた文章を一発勝負で今日ポストに投函した。時を経てこの文章を読み返したとき、未来に恥を持ちこしそうだと想像するのだが、早く仕事を一つ処理したいとの思いの方が強いこの頃だ。
起床して牛乳一杯お腹に収めてから、雨模様の中を電気牧柵の見回り作業。獣道が付いている所が一箇所破られて、電線が乱れている。いのししの進入がここで止まったかどうかは分からない。
昼前に来客有り。１４００万円からの予算を使う今村組の踊りのことが話題となった。そんなに無駄な訳のわからん企画ならば、議会は予算を削除することなど直ぐ出来る。どうせ市長の思いつき。自主財源を使ってやる事業を削除することなど、わけないことだ。これだけの予算を十倍に使う知恵などこのおっさんにあるわけない。６月議会で急に出て、７月に発表とは段取りの良いことよ。
やれることをやらないでおいてブツブツ言ってみても、理事者を増徴させるだけだ。
などと、世間の下世話な事柄に、乗るほどわたしゃ暇じゃない。
１３時過ぎ、妻の入院に付き合って重信まで出かける。手術は２８日の予定。
１６時過ぎに帰宅。農機具やさんと農機の修理の打ち合わせ。田植え機の整備収納。田圃の見回り。
冷えたご飯に冷蔵庫の中にある残り物で済ませた夕食のあとは、７月中の期限が迫ったもう一つの仕事のため資料の見直し。
家事の段取りもなかなかしんどい仕事ではある。が、まあ何とかなるでしょう。
| 2009年07月19日(日) |
早期こしひかり 収穫前に関門あり�� |
１１時より親戚の法事に出席。その前に早期こしひかりの圃場を見回ったが、まだ電気牧柵を設置できていない圃場に、いのしし被害が拡大。
すずめは日増しにその数を増やしている。
暑い日中は、高校野球のＴＶ観戦。１６時も回ってから圃場への灌水作業をはじめ、その間に最後の電気牧柵設置作業。手持ちの三セットの設置終了。
この品種を作付けするとき、いのしし と すずめ のダブルパンチを覚悟はしていたが、実際にその場に立つと、暑い中での対策作業のしんどさと空しさが身にこたえる。
こういうところから、農家の生産意欲がそがれて行くことを実感する。
| 2009年07月18日(土) |
早期こしひかり 収穫前に関門あり�� |
起床して早速に早期こしひかりの圃場を見回ったが、案の定この二日間で いのしし と すずめ の被害が拡大している。
午前中ひとつ仕事を済ませたのち、電気牧柵の設置作業。２１時のチャイムを田圃で聞きながら、やぶ蚊に食われながらの作業で体重２�垳此�
これが、この地での農業の現実。
気をつけてはいるが熱中症寸前で、遅い夕食に出た うなぎ を食べている最中に気分が悪くなり半分残す。（１９日記入）
| 2009年07月17日(金) |
佐賀一泊二日の研修旅行�� |
唐津市を訪れるのは初めてのことだったので、バスの車窓から見える風景一つからでも様々吸収してやろうと思うのがいつもの一色達夫。だが、今回のバスツアーは、体調不良でどうも気分が高揚しないものとなった。
そのなかで私の知識欲を満足させてくれたのは、豊臣秀吉が朝鮮出兵の拠点として築いた名護屋城跡の見学だった。
時の権力者が、その威勢に任せて行った歴史の一こま。歴史物語であまり描かれることないこの時期のことだが、当地を訪れることによって理解が大きく進んだようだ。２２時２０分帰宅（１９日記入）
| 2009年07月16日(木) |
佐賀一泊二日の研修旅行 |
朝５時に起床して、昨日 いのしし 被害が出だした圃場を見に行った。
見てがっくり
昨日、苦労して設置した電気牧柵だが、まで設置できていない圃場に昨日よりの５倍くらいの いのしし被害 が出ているではないか。
これで１６日・１７日 二日間の、佐賀研修旅行が気の重いものとなってしまった。
６時過ぎバス乗車。総勢２３名での研修旅行に向かう。佐賀県唐津市泊。（１９日記入）
| 2009年07月15日(水) |
早期こしひかり 収穫への関門多し�� |
朝６時から共同水源の水当番。植え付けが大幅に遅れたこの水源の田圃へは、しばらくは毎日の灌水なので１０時半までには終了した。
この水当番をしながら、他の場所の圃場の見回り。
なんと、早期こしひかりの圃場に いのしし が入って、「食害」と「のたうち」被害を出しているではないか。
もう実が入る頃なので、そろそろ 電気牧柵 を設置しようと思っていたやさき、機先を制されたこの状況に今日の仕事の変更だあ。
蒸し暑い中での早期こしひかりの圃場畦の草刈作業。続いて電気牧柵の設置作業。夕方までに被害が出ている圃場の三分の一程度に設置を終える。
早期こしひかりの田圃には、すずめの襲来が凄まじくなっている。
聞いてはいたが・・・・お手上げ（１９日記入）
| 2009年07月14日(火) |
おぼれる自民は お笑いをつかむ |
もう梅雨が明けたような蒸し暑さのなか、今日も一日農作業。
朝から田圃の見回り、水入れ、目に付いた草取り。
そして、秋の裸麦栽培予定地の耕運作業を４９ａ。
水を入れるため自転車で走っていたら、仕事中の知人と合った。
一色さんですね、国政は訳分からんですねえ。という言葉に答えて私。
見てたらほとんどお笑いの世界ですね。ひがしなんとかさんの目などみてたらほとんどおちゃらけ。それを取り巻くマスコミ関係者の真面目くさった顔など見た日にゃ笑っちゃいます。
おぼれる者は、ワラをもつかむ ちゅうけど
おぼれる自民は おワラいをつかむ なあんちゃって アッハハ。
４月早々に植えた早期コシヒカリ。中手と晩生の田植えの時期には中干し中でほったらかしていたものが、穂肥を散布し防除も済ませばそろそろ穂も出揃った。そしたら今度は新たな仕事が出来てくる。
稲の背丈が伸びると同時に伸びだした雑草の処理から始まり、鳥獣害から作物を 守る 作業が出てくるのだ。
これまでイノシシ被害には遭遇済みだが、早期栽培の難題 すずめ の食害はどれほどなのかはわからない。
田圃に出れば、イノシシの徘徊跡確認とともに、すずめの姿と行動状態の 観察 が仕事のようだ。
この仕事が気になりながらも、麦作予定圃場の整備作業を６２ａ。
酷使したトラクタの休まる間なし。
| 2009年07月12日(日) |
自治会行事 と 農作業 |
遅めの目覚めから直ぐに、今日予定の校区自治会の球技大会のお世話事。
結果を見届けたのちは、農作業。管理が悪くて草だらけとなっている田圃のお守り。
蒸し暑いなかでの草取りは、やぶ蚊と稲のいがいががプラスして難渋。
| 2009年07月11日(土) |
完全オフ 大阪歌舞伎観劇ツアー |
今日は、仕事完全オフ。
手帳のメモを見ると、完全オフは３月２４日の甲子園球場に西条高校野球部の応援に行って以来のことだ。自治会行事があろうと、時間が空けば直ぐに何かしら仕事をしているのだから、完全オフは一日がかりで西条を離れないかぎり 無い ということのようだ。
大阪松竹座の７月大歌舞伎観劇にツアーを組んで、今年は総勢４０名での恒例行事だ。
今年の出し物は何時もの年とは違い、シェイクスピアの十二夜を蜷川幸雄が演出した歌舞伎というちょっと趣向が違うもの。
尾上菊五郎 菊之助 親子の二役早や代わりが見所で、期待にたがわず十二分な目の保養となった。
生活環境が一変して、このところ田舎の百姓のおっさん専門で暮らしていても、たまには日本で最高のものを見て文化のレベルを確認しておかないと。
| 2009年07月10日(金) |
石鎚の オオグソ流し の雨が降る |
石鎚山のお山開きの行事が終わる頃、かならず梅雨末期特有の雨が降る。
それは雷を伴った土砂降り雨で、この雨のことを｢石鎚のオオグソ流し」と言うのだそうだ。
なんでそう言われるのかを詳しく書くと、日記の品位が下がるので触れないが、知る人ぞ知るこの 雨 に打たれてずぶ濡れになりながら、今日もせっせと農作業。
６月２２日に脱水症状を起こしながら植えた松山三井のなかで、田植え機の施肥装置の調子が悪くて肥料無しのところがあるのだが、そこがくっきりと段々になっている。こんなところから化学肥料の効き目は 素晴らしい ことを実感するのだが、百姓にとって作っている稲のできが悪いことは風が悪い（？）。そこで、今日は追肥作業である。が、この田植えから２週間の生育の違いは、収穫まで取り返せない の だ。
昨日の夜は、久しぶりにデスクワーク。農業関係の書類の整理と作成。
| 2009年07月09日(木) |
何でその場で注意しないんだ |
今日も朝から農作業。
光明寺水源から流れてくる水の増減がだいたい分かってきたので、地元の人の 順番 を乱さないよう気を使いながら、せっせと我田引水。
水路よりも高い田圃があるので最初は戸惑ったが、地元の人のアドバイスをいただきながら今では旨くいくようになった。
地元水源の方は水当番が付いているので見回りだけでよいが、夕方遠目に見た田圃に水が無い。さてわ 早速モグラの仕業か と現場に行ってみると、案の定大きな穴が開いている。この直径５ｃｍほどの もぐら穴 一つで８ａの田圃の水は４時間もあれば抜けてしまうのだ。
水を入れている経過時間の間に田植え機の掃除。丁度農機具屋さんが来て 肥料の供給装置も水洗いできますよ とのアドバイスはラッキー。購入４年目にして収納作業は一気に捗った。
肥料は曲者。薄い鉄板など直ぐに錆びさせてボロボロになる。だから水洗い出来るのは、ほんとうに助かった。ステンレスでも１年後には解けてしまう。
農機屋さんの用事はトラクタの部品交換。このシーズンに１３０時間ほどハードに使った弊害で、計５箇所の修理となった の だ。
こんな調子で農業に専念していても、社会の出来事は少しは入ってくる。今日は妻が図書館の話題を話していた。
児童図書コーナーの子どもが五月蝿いのだそうだ。そんな話をしている人に妻が「職員は注意しないの」と聞いてみたら、「私がいたときには子どもを注意などしてなかったわよ」と答えたそうだ。
その話を聞いて私は 即
五月蝿いと思うのなら、その人なんでその場で子どもを注意しないの。職員には職員の仕事があるでしょ。職員にばかり頼っていて社会のモラルなど上がるわけないでしょ。一人一人が出来ることをやらないでおいて、図書館が育つはずなどないよ。
渇水で遅れていた田植え作業も、我が家は７月５日に終了。地域内の田植えも昨日の７日には全て終了したようだ。
田植えが終わったと思ったらもう次の農作業が控えている。昨日は早期コシヒカリの出穂前の防除作業を実施したが、次にはあきたこまちの穂肥散布、早期コシヒカリのカメムシ対策防除と続き、８月になだれ込んだらもう早期コシヒカリの刈り取り作業となる。
中手種の田植え作業にかかってからのこの一月、書斎に入ってネットを開くのは、就眠前のＨＰカウント確認のみ。キーボードを叩くのは２度の文章作成作業のみだった。
「作付け作業」という自然を相手の仕事に専念していれば、人間社会の見え方もこれまでとは全然違ってくる。こせこせと程度の低い話題をほじくっているあほくさいことから離れて、米作りという日本文化のルーツの只中に身を置くことは、身体はきついがいたって健全な精神世界。
米作りには小学生の時からかかわっていたといっても、小さな地域社会の中で１ｈａほどの作付けのみだった。それが一気に５ｈａもの作付けをすることとなって、勉強になったことが沢山ある。水利が違えばなのさらのこと。
「水の都 西条」を具現するような、水を使い放題使える水系での稲の作付けから、地下水が枯れて揚水できない特異な地域での作付けまで、一人で経験した一色達夫。
地域それぞれの水についてのかかわり方のこの違いは、人の精神構造にも大きく作用していることは容易に想像できる。
書斎は整理されないままの様々な資料で一杯になっている。なんと、カレンダーは６月のままだ。
ちょっとはゆとりができたのでこの一月のできごとを、メモ帳の記録と頭の記憶を頼りに記入してみようか。
いやいや、遅れている３つほどのデスクワークを処理するほうが先だな。
修正
いつまでたってもゆとりなどできない運命か。
| 2009年07月07日(火) |
２００９年稲作プロジェクト 早期こしひかり編�� |
田植えも終わり、二日目にしてようやくゆとりもでてきたか。滞っていた仕事も順次こなせていけだした。
昼間は灌水作業や片付け作業をやりながら、夕方には「早期こしひかり」の防除作業。殺菌殺虫剤の散布だ。
遅れた田植えの影響で、休む間もなく次々に次の仕事が控えている。（７月２１日記入）
長かった田植えも完了し、朝から よたよた と片付け作業。
夕方７時１０分、田圃を見回っていたら、隣の地域の広報放送が耳に入った。
本日７時半より「青少年健全育成地区別懇談会」が開催されますのでご参加ください。
まいった。この懇談会、私の地域でもあるんだった。大急ぎ帰宅して集会所を開けて照明を付け、クーラーを入れて帰宅して牛乳を一杯腹に流し込む。
着替えをして集会所に向かうも、資料を忘れて５分遅れの開催である。
（７月２１日記入）
| 2009年07月05日(日) |
今年最後の田植え 一日で勝負を付ける |
５ａ残った水田を、朝から水入れ、代かき、田植え、で最後だ。土が軟らかいうちの田植えも、それなりに利点も見出せる。
やれやれやっと終わった。専業農家一年目の田植えは、トラブルだらけのものだった。
トラクタは満身創痍。人は体重を落とし、日記付けも一月滞った。（７月２１日記入）
| 2009年07月04日(土) |
今年の田植えも 完了間近 |
ひのひかりの田植えにかかる。
この品種は今年から植え付け巾２１ｃｍとする予定ではいたのだが、苗の残り数からも判断して、昨年と同じ１８ｃｍ植えとした。
田植えが遅れて生育期間が短いので、分けつ数を考え苗を沢山植えるほうが良いと考えた。
それから、田植え方法を初めて「額縁植え」に挑戦した。
これまでは、新しい田植え機を買った時に農機具やさんに教えてもらったとおりの方法だったのだが、他の地域での田植えの状況をつぶさに観察することができ、良さそうな方法を早速取り入れた。
これは旨い行った。（７月２１日記入）
| 2009年07月03日(金) |
田植え 順調に とは行かないまでも |
苗の残り数を見計らって、ひのひかりを植える予定にしていた水田２７ａを松山三井に変えて植え付けする。
これだけ田植えが遅れたら、生育期間が長い松山三井のほうが調子が良いだろうとの判断だ。
水当番とトラクタ作業をこなしながら、餅米の植え付けも６ａ。（７月２１日記入）
| 2009年07月02日(木) |
使い慣れたるわが愛車 |
使い練れた２４馬力のトラクタが直った。
４６馬力、キャビンのクーラーは魅力だが、この地域の圃場は狭くて入らないのだ。そこで、２４馬力トラクタのフル稼働となる。
７時から１６時まで共同水源の水当番をしながら、我が田へも水を引き２４馬力の愛車を駆る。
トラクタ上からは、水源の池の水状態について、入れ替わり立ち代り 視察にくる 方々の姿が見える。
役所の担当さんはじめ、関係者の皆様ご心配を掛けましたが、水はもう大丈夫でしょう。（７月２１日記入）
朝から雨模様。夜通し水を入れていた水田を、６時半からトラクタを動かして間もなく、ローターを動かすジョイントが折れた。
さあこれから や る ぞ と思っての意気込みも消沈、さあ善後策をどうする。とりあえずトラクタを自宅に持ち帰り、８時を待って農機具やさんに連絡を入れた。
「さあ、部品を注文して入るのは早くて明日でしょうか」との返事には参った。水は入って仕事は出来るというのに・・・・。
地域内にある小型トラクタを借りようかとも思ってはみたが、２５馬力の古いトラクタを所有している友達に連絡してみたら、「４６馬力が空いているから使え」と言ってくれた。
持つべきものは友。言葉に甘えて借りて帰って、大雨の中、クーラー付きキャビンの中での農作業は快適そのもの。（７月２１日記入）
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