2009年02月28日(土) |
手帳より 28日のメモ内容 |
曇り。手帳より 28日のメモ内容。
・240U字溝 10個 ・300U字溝 4個 農地に設置作業。 自治会会計より看板代金の受け取り。自治会環境整備活動の準備。 猪ワナ撤去の報告が入る(これは、地域内に県とは違う方が設置していたくくりワナ)。自治会規約の検討。 (3月3日記入)
2009年02月27日(金) |
手帳より 27日のメモ内容 |
一日雨。 手帳のメモには 昼前にT氏とY氏の来宅あり。はがきと手紙を書き投函。自治会規約の検討。新図書館の周辺を見て廻る。 と記入している。(3月3日記入)
2009年02月26日(木) |
手帳より 26日のメモ内容 |
今日は3月3日。朝からの雨音を聞きながらの朝寝は、なんとも心地よいものだ。その雨のしとしと音を劈いて、妻は昼前に出かけていった。 今日は、ひな祭り。この日に掛けての催しがあるそうで、妻にだけお呼びが掛かったとのこと。 私は、例によって 晴耕雨読 のデスクワークで、たまっている事務処理作業。ひと段落したところで、溜まっている日記の記入にかかった。
が、今日は3月3日だから 遠い2月26日の記憶は もう過去のもの。 そこで、手帳に書いたメモの転記
・240U字溝 10個 ・180U字溝 3個 農地に設置。農業資材の注文。 専門誌の注文。看板代金の支払い。 自治会規約の検討。 (3月3日記入)
自治会の規約は制定以来25年ほど経過して、現状に合わなくなっている。そこで数年前から改正の話が出ているのだが、今度の「総会」で検討することとなている。 その たたき台 となるものを私が作ることになっているのだが、皆さんに検討してもらう期間も押し迫ってきた今日現在まだ出来ていない。 いよいよ尻に火が付いてしまって、徹夜してでもやらねばならない。 充電期間にしては、いつもいつも放電ばかりの状況はあいも変わらずだ。
2009年02月24日(火) |
母のアッシー君で香川行 |
我が家での最高意志決定者である母の用事で、香川までの日帰り行動のアッシー君。 道中や用事の先で見る様々なものが、西条市でのそれとどう違うのか。県が違えば大きく異なるものを再度確認したり、以前見た光景とどう変化しているか、この際の目学問は気分転換を兼ねて気分が良い。
用事を済ませて母の叔母を訪問したおりの言葉、「たっちゃんが生まれた時、親父さんは喜んだ。部落の人も喜んだ。あんたは人を幸せにするために生まれてきたのよ。」 高齢で耳が遠くなり、こちらの近況を理解しないままに繰り返し話す言葉。普段忘れている自分が存在することの原点を聞かされることで、休眠細胞が息を吹き返すように感じる。
9時出発、16時半帰宅ののち、直ぐに田圃に出て暗くなるまで農地整備。 暖冬気味だが寒さの冬を越え冬眠から覚めたように、色々なものが動き出したような。 そんななか、一色達夫は充電期間 か な。皆さんの口からそんな言葉が聞かれると、自分でもそんな気になるのが何だか不思議。
2009年02月23日(月) |
いたって静かに仕事をこなしていく |
月曜日。さあ仕事です。 大きな雨の後なので農作業は休みにして、朝からデスクワーク。自治会回覧の資料を作成し回覧に回したあとは、資料整理と今後の仕事内容の検討。 午後も遅くなって、農業資材の買出しと農地整備を少々。
19時より、連合自治会の役員会に出席。規約の改正が主な議題。 いたって静かに仕事をこなしている自分の周りで、社会は確実に動いている。その人間模様は今までとは違うと感じるが、その様々な事柄にこの地域の方々の人間心理が見て取れて興味深い。
2009年02月22日(日) |
仕事はオフ 桂米朝一門会鑑賞 |
仕事は完全にオフ。 妻の発案で、松山で開催される 桂米團治襲名記念「桂米朝一門会」 の鑑賞に出かけた。 天気予報どおり、昼前から雨となり松山市民会館に到着する頃には本振りの雨となる。そんななか、満員札止めの落語会は盛会である。
歌舞伎の襲名興行はがちがちに固まった格式のなかで行われ、その伝統美はそれなりに楽しめる。比べて落語界の襲名は華やいだなかにも話芸でもって笑いを取る、一種技術の披露のようなところがあり精神的リラックスがまた心地よいものだ。
桂米朝さんを西条市に招聘して落語会を催したのは、もう22年も前のことだ。あれから年月を経て米朝さんは今では人間国宝だ。 あのおり一緒に西条市に来て落語会の前座を務めていたのが吉朝さんだった。以来米朝落語の粋を受け継ぐ端正な落語の語り手として、吉朝さんの活躍を伝え聞いていた。 将来を嘱望されていた吉朝さんだったが、数年前に亡くなられ大変残念に思っていた。その後、NHK朝のTV小説「ちりとてちん」で活躍し、一躍全国区となった桂吉弥さんが吉朝さんの弟子である事を知り、自分とのほんのちょっとの繋がりが何だか嬉しく思うのだった。
今回の松山での落語会の演者のなかに吉弥さんがいることもあり、よけいに私の歩んできた人生を振り返る行為を深いものとしたようだ。
何はともあれ精神的リラックスを十分に行い、明日からの仕事の活力に結びつければなにより。
2009年02月21日(土) |
モラルの低下はどこも同じ |
昨日、釣り人のマナーの悪さについて日記に書いたが、今日の地方紙に同じように釣り人のマナーの悪さを嘆く記事が掲載されている。 釣り人に限ったことではない、この社会を構成するありとあらゆる階層の方々のマナーの悪さは遺憾ともしがたい。 なにせ国を代表する大臣から公共の場でのマナーも出鱈目なのだから、右へならえでチャランポランなわけだ。
日本という国は、ジェントルマンを育てる社会的教育システムが無いのだろう。日常生活のなかで人としての誇りという価値感を問われる場面が無いと、向上心を持って自分を律することすらが無くなってくる。
声と態度ばかりが でかい ことばかりが、人の能力を測る物差しでしかない社会は、人を生きる美意識などには目が向かないばかりでなく、そのようなものをあざ笑う輩ばかりが闊歩する。 あげくに、日本全国何処へいってもゴミだらけ。あの良い人ばかりの美しい日本は何処にいってしまったのでしょう。
一日、農地整備作業。家族以外との会話なし。いたって穏やかな一日。
2009年02月20日(金) |
年度末に向けて 仕事の仕上げ |
昨夜来の雨で田畑の仕事は出来ないので、他の仕事に取り掛かったり仕上げをしたり、これで結構一日つぶれるものだ。 看板やさんに作成を頼んで既に納品されている 自治会関係の看板3種類 の取り付け作業。 管理責任者をしている灌漑用ため池の 注意看板 の取り付け作業。 これは、ため池にブラックバスを釣りに来る方へのマナー注意を促すためのもの。自然を相手にする趣味の方々も、この頃では自分さえその場で楽しめればそれでよしとする方が多い。針付きのテングスから始まり釣竿、ペットボトル空き袋等々様々な物を捨てて帰る。 本来「釣り禁止」にしたいところだが、とりあえず様子見のための注意喚起看板の設置である。 農業本来の仕事ばかりではなく、こんな余分な仕事まである。こまったものだ。
農業資材の注文変更届け。一輪車のパンク修理と改造への取り掛かり。
夜は高校の同窓会役員会への出席。帰宅後は自治会総会に向けての資料整理。
2009年02月19日(木) |
農産物の品種更新について |
一度この項目について書き記しておこう。
現在この地域の畑を覆っている作物としては裸麦が一番多い。この裸麦はこの地域の気候が栽培に適しているため、多くの農家がこの栽培に取り組み「日本一の裸麦の産地」を形成している。 しかしこの作物は取り入れ適期が5月末の限られた数日に集中するため、栽培に関しての一番のネックとなっている。それでも、この作物の栽培によりある程度の農家収入が得られていた時期には、広範な栽培面積があったけれど、農業資材の高騰や農家の高齢化、また早期栽培米の導入によってしだいしだいに作付けが減少している。 この減少傾向にあらたな追い討ちをかけたのが、「品目横断的経営安定対策事業」の実施であったようだ。
日本一の裸麦の産地であるということで、それなりの産業形態を為してきたこの地域ではあるが、栽培面積の減少によってその産業基盤すらも危うくなっているようだ。 裸麦の需要については「作れば売れる」状態がこのところ続いているのだが、その需要を満たすだけの供給は出来ていない。 今時売れる商品が確実にあるというのに、それに応えられない状況が、現在農業の状態を象徴するようだ。
私などは、ME冷凍機を使っていちごの栽培などに時間と労力と税金を使っているよりも、この裸麦の栽培面積拡大プロジェクトでも立ち上げたほうが、よっぽど農家収入の確保に 確実に つながると思う。
裸麦の栽培技術としては、ばら撒きからすじ状撒きへ移行し、除草剤の体系的使用によって確立された。また品種はヒノデハダカからイチバンボシさらに倒れにくいマンネンボシと更新され、現状のマンネンボシは史上最強の裸麦品種とまで言われている。
この地域では今年 ダイシモチという裸麦品種を10ヘクタールほど栽培しているが、これはアサヒビールとの契約栽培だということだ。 この品種が面積拡大されるのかどうかは、どうも微妙な部分があるようだ。いろいろ話を聞いてみても、聞けば聞くほど農作物の品種更新についての難しさを感じてしまう。
裸麦収穫時の集中対策については、機械とオペレーターの手当てによって旨くいっているようだが、一雨違いで品質低下をきたすこの作物の宿命として「運は天任せ」である。
米の品種については今までもいろいろあったが、早期コシヒカリ あきたこまち ヒノヒカリ 松山三井 の4つで当面進みそうに思う。
そうそうもうひとつ おまけの話。 アサヒビール西条工場が本格稼動しかけた頃、ビール麦の栽培研究についての予算が数年でていたことがあったが、何時の間にか見かけなくなった。 適地適作は農業の基本。
2009年02月18日(水) |
もう3ヶ月 まだ3ヶ月 |
我が人生の転機からもう3ヶ月経過した。 まだ3ヶ月か というほうが合っているようにも感じるのは、この3ヶ月間新たな生活計画の実行に忙しく立ち回っているせいなのかもしれない。
さてこれからどうしようと決めていた訳ではないのだが、本来の専門にかえって専業農家としての道が みるみるうちに 開けれていった。話があちらから出てきてこの2ヶ月で750aの農地の利用集積が出来上がり、今では米麦の大規模農家で認定農業者である。 畑を入れて140aほどの農地をせっせと耕していた我が家にとって、まさにあっという間の様変わりだ。
作業処理能力から考えて農業経営の規模がいちおう確定したこの頃は、水稲の作付け準備の 資材確保 農機具準備 農地整備 等々仕事がいっぱいで、日のたつのが早いこと早いこと。
そんなことで毎日仕事に追われていても、この57年の人生でも経験していなかったこと、気づいていなかったことに触れる機会が多くある。それが私のまた新しい財産となっていることに、人生の不思議と面白さを感じている。
平成7年から政治という おどろおどろしい 世界に身をゆだね、魑魅魍魎といやいやながら付き合ってきた13年間。その間に身に着いたものが汚い垢なのか、それともキラキラ輝く素晴らしき経験なのか。その両方だというのが正解なのはわかっていながらも、物言わぬ大地を相手に自問自答の日々がまだまだ続いていく。
2009年02月17日(火) |
日本でも遺伝子組み換え作物を導入すること |
世界的な人口増加により、近い将来食料の不足が現実のものとなってくるだろう。それに備えて、国内食料自給率のアップを図る数々の方策を講じているようだが、その成果はまだ上がってはいないようだ。
これだけの危機が迫っているというのに、イタリアワインでいい気持ちになっている元農相がいらっしゃることに、唖然とするより「怒るというよりも笑っちゃいます」というライオンマルの言葉を借りようか。
食品の内容表示のなかに「遺伝子組み換えでない○○」というものを多く見かけるが、どうしてこのような表示が必要なのか、農民として疑問に思えてならない。原料が組み替えでない物だとしても、それを加工する油には既に使われている。また食肉用動物飼育のための飼料にも遺伝子組み換え作物が入っている。 国内においても既に大量消費されている現実を見ないで、「遺伝子組み換えでない原料使用」との表示に安心している消費者の存在。日本は世界第二位の経済大国らしいが、その精神性は「お子さまニッポン」そのものだ。
と、農業関係の新聞に掲載されていたが、まさに同感する一色達夫。
2009年02月16日(月) |
高校野球甲子園大会出場補助金の不公平 |
県立西条高校の野球部が春の選抜大会に出場する。 このこと事態は、国民的関心事なのだから賞賛に値することで、大げさに言えば「郷土の誇り」として大いに歓迎することだ。
だが、この大会出場に対する西条市からの補助金が1000万円でることについて、著しく公平性に欠けることだと「この決定を下したお方を」批判しなければならない。
4年前、同じく選抜甲子園大会に出場するとき、市長裁量でポンと1000万円出したことがあるが、この時も批判された。それは、同じく県立高校である丹原高校の剣道部が全国大会に出場することが決まっていたのだが、こちらへの補助金は2万円だったということで、保護者や関係者からその不公平を指摘された。
だのに また 同じ事を繰り返すこの市長の意識はどうしようもないようだ。批判されても改めるどころか、かえって押し通すこの精神は如何ともしがたい。
4年前この不公平を指摘されたとき、どういう処置をしたかというと、市報の表紙に丹原高校剣道部の練習風景を写真掲載した。 これが、どういう意図を持って行ったのか、私は確かめることまではしなかったが、市長のえこひいきを覆い隠すのに市報を使ったように感じられ、こんな市政が行われていることが本当に残念でならなかった。
スポーツに限らず生徒や学生の教育の一環としての活動に、市より補助金を出すこと自体はおおいにやるべきことだ。だが、その内容にはあくまでも教育の一環としての配慮と公平性があることは当然のことだ。 だから、自治体ではその支出要綱を定めておくことも当然やるべきことだ。 その内容は、どのような対象のどのような範囲への支出なのかを明確にしておくこと。補助対象者や団体にその補助金が残ることの無いよう「使いきり予算」であること。そして、支出時期を柔軟化できるよう予算を基金で積んでおくこと。
思い当たる事項を挙げただけでも、これらが最低限やっておくべき「公金を管理する者の」責務であると私は考えるが 如何か。 基本を何処に置いているのか、市民の監視の目が必要なのだ。伊藤市政の中でそれが実行されるのかどうか。
2009年02月15日(日) |
陽気に誘われ 梅見物 |
陽気に誘われて 西条市市民の森(ハ堂山)で開催されている「梅まつり」に出かけた。 昨年はあいにくの寒風吹きすさぶ中での開催だったように記憶しているが、今年は例年に無く暖かな陽気が続き、梅も見ごろで見物人も大勢詰め掛けている。 そこで、自動車での走行を諦め、徒歩で中腹の駐車場まで上っていったが、暑くなって着ていたジャンバーを脱がねばならないほどだった。
人出は大幅増し。そこでお茶席も餅の配布も長い行列が出来ている。所望を諦め何時ものとおりの観察作業。昨年よりも水仙の花が多くなっていること、東予園芸だったかの梅干販売が無くなり屋台に変わっていること。そんなことにこの一年での 充実 と 変化 を見て取る。
清清しい山の空気。梅の香り。水仙の香り。
それをどうして喫煙で乱すんだ。
ベンチに腰掛けた隣の人が タバコに火をつけようとしているので、はっきりと「この人ごみの中でなんでタバコを吸うんですか。やめてください」と怒りを露にした。
こんなところが西条の何時まで経っても改善されない後進地なところだ。公園内禁煙は何時実現するのやら。
三日ばかり肉体労働が続いたので、昨日の雨を幸い今日は自宅に居て納屋の片付け作業を行う。 今日までなんだかんだと忙しさにかまけて増える一方の道具類。それらを片付けて本来あるべきスペースを確保し、今後新たに増えるだろう仕事に備えていく。 何年来溜まりにたまった様々な物やゴミに埃に決別していくのだが、一日で出来る仕事には限界があった。外でばかり仕事をしている報いといえばなんだが、こんな時間も人生の中には必要なのだろう。
一日みっちりと仕事をしたあとは、ゆったり入浴 たっぷり食事 チョコを食べながらのTV鑑賞で一日の終了。
政治なんてどっちを向いていようと、幸せな時間は自分で作れる。
2009年02月13日(金) |
地籍図及び地籍簿の閲覧 |
平成19年度に実施した下島山の地籍調査の結果について、市役所の担当から「地籍図及び地籍簿の閲覧について」という案内が来たので、今日その閲覧に出かけていった。 私が確認するところは、自治会長として境界の立会いをした「地域の共同墓地」と、「16名による共有林」の2箇所だ。
この仕事、土地という人の持つ大きな財産のことについて扱うことだから、いろいろとあるようだ。けれど、私の持分のところについては、今回の閲覧でもって確定するので、まずは無事に役割を果たせることとなる。
ーーーーー 農業委員会に利用権設定の書類提出。 自治会用と灌漑用ため池の管理関係の看板の発注。 JA主催の農機具展示会に行く。来ている人との話によって、農業関係の最新情報に触れることが出来る。この年齢になって専業でやることとなった途端に、今までとは格段に違った情報が入ってくるのだから世の中面白いものだ。 14時から夕刻まで農作業。
2009年02月12日(木) |
新図書館の開館 借りる本がなくなっちゃう |
新西条市中央図書館の開館にあわせて20万冊の蔵書が用意される。それが古かろうが新しかろうが、「数合わせさえしていりゃいいんだ」という方針で開館に向かって準備が進んでいる。
新図書館の開館時資料の 選書方針 はどうなんだと質問しても、最初は「なんじゃそりゃ」という反応しかかえってこない。そして、しばらくして出てきたのが、専門図書について東海大学との協定によって選書をお願いします。という答えだった。 図書館のハードは、スーパー施設のリホームなのだから、それ以前にあるべきソフトに期待するほうが無理というものだということは最初から分かっているとはいえ、そのあまりの無頓着ぶりに唖然としてしまう。
今日の本題に返ろうか。
新図書館がオープンしたら、どっと人が押し寄せる。その多くの方は、最初スーパーリホーム案が出て、次に松田平田のとんでもない基本設計が出てきたことなど、知らないしそんなことに関心も無い。 しかし、どっと人が押し寄せ、流行の本を片っ端から借りて帰って、途端に借りる本が無くなっていることには直ぐに気づく。
開店セールには、開店用のお持ち帰り品を用意しておくことは、商売の基本中の基本。それで客を掴んでリピータを図れば、その店が流行ることまちがいない。図書館だって、本を借りてくれるお客のご機嫌を取る方策を講じておくのは当たり前。それが市民の役に立つ所 市役所 のやるべき仕事だ。 さてさて、このノウハウをどう実現するつもりなのか、仕上げ具合をこうご期待。
2009年02月11日(水) |
新西条中央図書館 資料の新鮮度 |
6月開館予定の新西条市中央図書館は、開館時20万冊の蔵書でスタートするそうだ。 この20万冊の中身について、その新鮮度がどうなのか大いに疑問がある。
図書館の開架図書はその新鮮度を保つため、毎年の入れ替え割合を設定する。汚れたり痛んだり古くなったりした資料を廃棄や閉架に回すことにより、開架図書の新鮮度を保ち利用者の用に供する。
それが新西条市中央図書館の場合、いささか心もとない状況が見えている。
ここ数年の旧西条市図書館の蔵書の増加具合と、新図書館の開館時購入冊数の(説明のたびの)減少が何を意味するのか。それは、説明しなくても分かるだろうが、あえて説明すれば、新図書館開館時の蔵書20万冊を確保し、なおかつ新刊図書の購入費用を抑えるため、ここ数年本の新鮮度を落としているということだ。
「新しい皮袋には新しい酒を入れる」という西洋の諺があるが、西条市の場合は、そんなことには無頓着で事が進んでいる。なんといっても、耐震診断にも合わないようなスーパーの老朽建物をリホームして「新図書館に使え」という発想の方が作る図書館だ。最初から多くを期待するのが無理な相談だとしたら、なんとも情けないことだ。
それもこれも、市民が声を上げて行動で示さなければ、改善などできるはずもない。
2009年02月10日(火) |
猪対策事業について西予市三瓶町よりの視察 |
地域で取り組んでいる「猪対策事業」について、西予市三瓶町より37名の視察がある。 県より提示のあった資料によると、視察の申込みは三瓶町の中山間集落協定事業を行っている地域だ。早速「西予市三瓶町中山間集落協定」でネット検索してみると、中山間地域等直接支払制度による集落協定活動状況の一覧表などのデータを得ることが出来た。
これによって三瓶町の方々がなぜ私達の地域の事業を視察先に選んだのか理解でき、来訪者に対する説明の内容を選択することができる。
10時過ぎマイクロバスで訪れた方々は男女の年配者中心だったが、いのしし捕獲用箱ワナを興味深く眺められ、私のつたないこれまでにいたる事業概要説明にも熱心に耳を傾けてくれた。
ーーーーー 大きな成果の上がった、「有害鳥獣駆除対策事業」だが、これまでの結果を踏まえたうえで問題点を整理し、これから継続していくための新たな手建てを講じていく必要がある。今回の視察受け入れは、そんなことをあらためて感じさせてくれる良い機会となった。
天気が崩れると予報が言っているので、朝から ただひたすら農作業に従事する。 何だか職場に出勤するような感覚での農作業従事に、今日まで経験してきた人生とはまた違ったパターンを楽しんでいる自分がいる。 昼食と3時のおやつは、妻が 職場 に届けてくれる。軽トラの運転席で仕事の跡を眺めながら、いただく昼食はまた格別だ。
この農地が我が家の生活の糧を生み出してくれると思えば、トラクタ上で9時間の時間経過も有意義ではある。 なんだかんだいったって、日本農業の基本は米麦。そこをしっかりと押さえてみれば、日本社会の現状がしっかりと見えてくる。 言葉は悪いが「添え物」があたかも主役を張るような風潮のなかで、私はまずは基本の部分にしっかりと根を張っていこう。
天候はやっぱり崩れて雨となる。かまわず夕刻までトラクタ作業。 縁あって初めて耕す農地だが一度足を踏み入れると、この地がどんな履歴をもっているのかおぼろげながらも理解が進む。取り入れの秋まで、農地としての歴史の全容を知る楽しみがあると、百姓としての血が騒ぐ。
今年から利用権を設定して水稲栽培を行うこととした水田の粗お越し作業を朝から行う。
我が家からトラクタを駆って現地まで30分かかったが、あとは一日中トラクタ上の人。今日一日で80aほどの作業量。 一種閉ざされたような地域の水田と違い、町のメイン道路に面した水田には今までとは違った問題点がる。 トラクタ作業に掛かる前には、まず水田に投げ入れられたゴミ拾がある。ビニール袋ならばまだ良いが、ガラス瓶が投げ入れられているのには閉口する。 このような状態を見るに付け、一般人の社会的マナーの低下への怒りがこみ上げてくる。ゴミのポイ捨てを誰も注意しないから、やりたい放題の人間が闊歩することとなる。私は、ゴミのポイ捨て禁止の条例を作って、違反者は見つけ次第、市報等に住所と氏名を掲載することを提唱する。
ここまでの警察権を持って当たらないと、この状況を解決の方向に向かわせることはできない。
そんな怒りを持ちながらも、道行く自動車の騒音など何処吹く風と、気分はいたってのどかに農作業に専念。地域が違うと、生えている草や飛んでいる昆虫や鳥の類まで違うことに興味が向く。
ーーーーー
19時からJAで開催された「肥料、燃油高騰対応緊急対策事業(肥料対策)」についての説明会に参加。国による何だか良く分からない農業対策ではある。 農業の現場にこれまでとは違った形で関わっていくと、これまでとは違った形での社会の全体像が見えてくる。
2009年02月07日(土) |
楽しい盛りの麻生さん |
郵政民営化事業がここに来て迷走しているようだ。 「かんぽの宿」の売却問題が火種になって、この落とし前がどうなるのか注目していたら麻生さんの「郵政民営化には反対だった」発言でいよいよダッチロール状態。 それにしても郵政民営化選挙で自民党が大勝した状況に胡坐をかいて総理をしているお方が、よくいえたものだとその ○○ さ加減に愛想が尽きる。
この人なら前総理や前々総理のように政権を途中で投げ出すようなことはなく、マスコミが騒ごうがどうしょうが、衆議院の任期いっぱい務めることだろう。 「楽しい盛り」をそうそう投げ出すような精神していないよね。あっそうそう。
郵政がらみの利権アサリが取りざたされるような状況に、国民の皆さん、自分達の選択の結果がどんなものだったのか、胸に手を当ててよくよく考えることだ。
2009年02月06日(金) |
自治会長さんは大忙し |
朝食もそこそこに、自治会関係の看板作成の見積書をもらいに看板屋さんに走る。 帰宅後、裸麦の除草剤散布作業11aを終らせて、これでこの作業は全て終了。 昼食後、共済組合の県による常例監査の結果報告の立会い。14時半終了後農政や各地の農業事情についての話。(ためになる)
帰宅後、地域の集会所の雨漏りの原因調査。屋根のセメント瓦が4枚も割れている。自宅にあった廃棄して水田への踏み段に使っていた瓦がサイズぴったりで、修理作業は完璧に出来上がった。 明日設定した定例会の資料準備。 イノシシワナの見回り。この事業の状況について、10日に西予市三瓶町から視察に来るという。受け入れのために説明員として自治会の方何人かに声がけ。 次々と出て来る仕事の数々。自治会長さんは大忙し。
2009年02月05日(木) |
57歳誕生日に良き事あり |
57歳誕生日に良き事あり。 昨日の研修で同行した方から話があり、早速今日連絡を取ってみたら話がとんとん拍子に進んでいった。 「こんなのが欲しいな」と思って、これから方々に話をして行こうと思っていたところに、その条件にぴったりの物が提供されてきたのだから、気分は ハイ になる。
話を決めて「気分はハイ」なまま帰宅して、ワイワイ騒ぎ立てる私に「しらけた顔の妻と娘」。飛んできた一言は「五月蝿い。ケーキでも食べてさっさと寝ろや」。
2009年02月04日(水) |
麦作部会視察研修に参加 |
JA西条で裸麦の栽培をしている農家を対象に実施された「麦作部会視察研修」に参加した。 9時出発で向かった先は香川県善通寺市にある「近畿中国四国農業研究センター」。視察内容は「麦の新品種の動向と品質向上対策について」。 この研究センターを訪れるのは今回で2回目だが、独立行政法人としての機構改革でこのような名前となってもやっていることは以前と変わらない。 瀬戸内地域特有の気候に適した裸麦の品種改良に、大きな実績を上げている研究センターだ。
この研究センターから生み出された「マンネンボシ」という裸麦は、倒れにくいという特性に加えて多肥に耐えて多収であることから「今までで最強の品種」として、現在愛媛県で生産される裸麦の大半を占めている。 それでも今後の消費動向なども考慮して、新たな品種の開発に取り組んでいる様子がうかがえた。
このセンターでの研修もさることながら、同行した方々の農業に取り組んでいる長年の経験話を聞くのも、今後の農業経営を実践していく上で大いに参考となる。
天気予報よりも早くに雨が降り出し、今日は一日雨となった。 そこで、今日の雨を予想して先送りしていたデスクワークと対外的仕事をこなしていく。
まづは、図書館問題について昨日の日記に記入。開館を間近に控えて、図書館の出来栄えを評価する着眼点を示しておく必要があるのだが、この件に関して書くにはやっぱりちょっとのヨイショがいる。 今日はその続きを書こうと思ってみたが、そう急いだことも無いので時間を見はからって のりの良い 時にでも書いてみよう。
自治会の定例会の案内作成。自治会の街灯電気代補助申請の書類の準備。 そろそろ、年度末特有の様々な事務的仕事が入ってくる。
2009年02月02日(月) |
四国中央市での図書館シンポ |
1月31日に参加した四国中央市での 図書館シンポ 「図書館委託の現場から」は、地域における図書館運営の核心に触れる内容だった。
四国中央市でこのようなシンポが開催されるのは、この市における図書館運営を直営から指定管理に移行しようとの動きによるものだが、他の地域でみられる「指定管理ありき」とはちょっと違うと私は見ている。
他の地域が指定管理を導入しているから、うちでも(乗り遅れないように)何かの施設に指定管理を導入しよう。などという安直な思考のところは(西条市をはじめ)日本全国多々あるようだ。
だが、四国中央市では、(報道に見る限り)どうも様子が違うように感じる。 首長の判断があり、行政主導で指定管理団体を公募するやり方 で は な く、指定管理団体としての役割を担うことを設立目的とした、NPO団体を組織するところから始めようとしているようだ。
西条市のように、スーパーリフォーム案を出して来て、時間とお金と人材の無駄使いをするようなところとは格段の違いがある。 「図書館という名の付いたコンクリートの固まりを作ってやったら文句はないだろう」などと考える首長とは大違いだ。
図書館という公共施設を、ダイナミックに運営していきたいと思う方々によって直接的に運営していってもらいたい。その理想とするところは分かる。 だが、四国中央市におけるその動きの中に、NPO団体や市民を安く使って経費の削減を図ろうという意図が少しでも見えたとしたら、それはもうこの計画は頓挫することになりかねないがどうなんだろう。
西条市と四国中央市。首長の資質も含めて、ちょと注目。
2009年02月01日(日) |
平成21年 防災士フォローアップ研修 |
9時半から西条総合福祉センターで開催された「防災士フォローアップ研修」に参加した。15時まで。 これまでに取り組んできた防災に関することの おさらい となるとともに、これから地域でどんなことをしていけば良いのか参考となるところが多々あった。
防災士養成も3年目を向かえ、この方々をどう活用していくのかという課題がでてくるが、どうもその方向性が曖昧となっているようだ。
災害に備える消防と自治体組織。それと呼応する消防団と自治会組織のなかで、防災士が果たす役割はどうなのか。 平成16年台風災害の記憶が年とともに 風化 していくなかで、「ボランティアとしての自主性」だけに任せておけば、ジリ貧となることは目に見えている。
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