| 2009年01月31日(土) |
・図書館シンポへの参加 ・猪またまたゲット |
１０時から川之江文化センターで開催された「シンポジウム 図書館委託の現場から」に３名で参加。
「新西条市 中央 図書館」の６月開館を前にして、貴重な話を聞けた。１２時１０分終了。
他の用事も済ませて帰宅したら、郵便受けに「猪 東のワナに ２頭入っています。あとの処置をよろしく」との地域の方からのメモ書きが入っているではないか。
後は夕刻まで、この処理に追われた。
なんともまあ 次々に仕事が入ってくるものだ。
| 2009年01月30日(金) |
不況にでてくるケインズ論者 |
１００年一度の未曾有の不況なのだそうだ。
そうすると必ず出てくるのが景気対策をうたった財政出動論。
三世代かかっても返せないこれほどの借金を作っても、なお財政出動を求めるお方の考えが理解できないと私などは思ってしまうが、そんなことはお構いなしの大合唱が展開される。
個人消費が既に飽和状態となってしまった現在社会において、世界の何処を探しても景気の牽引役などいやしない。ならば、社会全体の構造を経済活動を主としたものから転換しなければどうしようもないのに、それを受け入れられない硬直化した頭のお方が多いようだ。
ケインズ論者さん、ハイさようなら。
| 2009年01月29日(木) |
ＮＰＯ法人を組織しよう |
昼間は裸麦の除草剤散布作業。
途中から雨となったが、切りの良いところまでと思って作業を続けたら、合羽を着ていない下半身はびしょぬれとなる。
３０ａほどの作業を終えたところで、除草剤の注意書きを読んでみたら「散布直後の降雨に注意」と書かれている。
これまで長年農業をしていても、この時期の雨は珍しいところからあまり注意もしていなかったので、「降雨注意」の表示を見てがっくりときた。
濡れた身体をじっくりと温めたいところだが、１９時半から会の予定が入っている。今日は「総会」。
もう８年目ともなるこの会を、そろそろＮＰＯ法人化すればどうかと提案してみた。言いだしっぺで、私がその担当となる。
ＮＰＯがまだ法制化されていなかったころに、このことを旧西条市議会で質問した私だが、いままで自前のＮＰＯ団体を立ち上げた経験は無い。
ちょっと時間が出来たこのさい、やってみようかと思っている。
そこで思い出すのがＮＰＯ法人「西条スポーツ文化支援協会」のことだ。
例のサイクスの小林義明氏が代表を務めるこのＮＰＯ団体。このところなりを潜めているようだが、どっこい権力者に引っ付いた寄生虫はそう容易くは駆除されたりしない。
社会の中にはそこそこ立ち廻るお先棒担ぎがでてくるものだ。
その生態を観察するものまた楽しいものだ。
| 2009年01月28日(水) |
農林漁業への新規就労とはいうけれど |
急激な雇用状況の悪化によって、各自治体として緊急雇用事業が打ち出されている。
そのなかから農林漁業への新規就労を図ればどうかとの意見が多く出ているようだ。それは歓迎するべきこととして、行政予算を使っての雇用から一歩進んで、新規就労まで行くまでの根本的支援策まで用意されているのだろうか。
このところの活動によって地域農業の実情を実感する私としては、現在に至るまで延々と続いてきた第一次産業の雇用状況について懸念をもってしまう。
新規受け入れの 需要と供給 はあったとしても、それが雇用状況の改善と一次産業の活性化に結びつくかどうか。大方の見るところ懸念の方が先にたつだろう。
日本社会というものは現在まで、地域の一次産業就労者を第二次産業や第三次産業に凄まじい勢いで移行していく過程において 発展 してきた。それを、「時計を逆方向に回す」ことを簡単にできるのかどうなのか。
今回の不況。私は 「失われた１０年」よりももっと深刻なのではないかと考える。
「失われた１０年」が小泉さんの登場によって光が見えたと思ったものが、 アメリカ型市場原理主義の本性は 弱肉強食 一人総取り。コストカット至上主義。
日本社会を形成していた統制を撤廃したことによる弊害は、今後その修正に多くの時間と労力を費やしなければならない。
一人一人が生活環境の見直しのなかから「ゆったりと生きる」という価値観に立ち返ることができるかどうか。でないと、一次産業への就労者が増加することは無いでしょうね。
教育の政治からの独立を図るため、教育全般をつかさどる組織が確立されているが、その内容と働き具合はどうなんだろう。
一頃、先鋭的自治体行政を行う自治体の中には、教育委員会不要論なるものが唱えられていたが、その動きは日本全国に波及することはなかったようだ。
教育関係でこのところ取りざたされているのは、学力テストの結果開示だったり、式典における国家斉唱時に起立したかしないかだったり、およそその組織体系に関する本質論議とは程遠い。
政治からの独立した組織といっても、予算と人事を他の組織に握られていたのでは、その存在自体が どうなの と私などはおもってしまうが、そんなことは世間一般ではあまり話題となることすら無い。
独自予算が乏しい文科省として、その打破のために構築したものが、ｔｏｔｏだったところなど、日本社会の不思議の典型。
さて西条市だが、地域の教育環境の向上について、どんな議論がなされどんな方針で進んでいるのか さてもさてさて
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昼間は裸麦の管理作業。夜は校区自治会の定例会に出席。昼間の疲れなのか会議に集中する気力が薄い。
昨年から務めている農業共済組合監事としての研修が松山市で開催された。
共済組合職員の運転する自動車で、この組織の監事３名で出かけていった。
１３時半から１６時まで共済事業の監査について、その手法というべきものを資料に従って講義を受ける。国費を導入して行われる農業共済事業だが、その推移を見ることによって日本農業の現状を垣間見ることができるようだ。
全ての事業がマニュアルに従って行われている共済事業についてもなお、コンプライアンスが言われだして久しい今日、組織を運営していく上での問題点がエンドレスで出てくる現状。
人の行いというものの不確かさがある以上、監査という仕事の重要性がある。それを行う者として、なお一層の研鑽を積んでいかねばならない。
朝から農業関係のリサーチ。
これまでの見慣れた風景が、少しの視点を変えてみると、まったく違った見え方となっていることが面白い。
農地は肥えているか。水系はどうなっているか。その費用や管理状況はどうか。仕事のやり方はどうすればよいか。周囲の人々の状況はどうか。水田裏作には使えそうか。等々、これまで培ってきた経験を駆使して、自分のスケジュールに組み込んだ時を想定して、様々な情報を入手していく。
こんなことをやっていると、直ぐに一日が過ぎていくが、今日のリサーチが夏場にかけての仕事をやり易くしていくのだ。
一点集中でも、地域の生業が見えてきて面白い。
| 2009年01月24日(土) |
会議は、行きつ戻りつ何とか進む |
８時より開始された、小学校のリサイクル活動への協力。１時間半ほどで終了。
１３時から開催された地域組織の議長を勤める。この会議、３時間半かかってようやく合意点に到達し、今日で一応の責任を果たせた。民主主義はコストと時間が掛かる。
これで一日分の体力を使い果たし、あとは冷え込んだ夜長にボーーとＴＶ鑑賞で夜も更けた。
| 2009年01月23日(金) |
残り２年となった県知事任期 |
最近地域紙の記事中にこのフレーズをよく見かけるようになった。
今日は県民文化会館の前面に位置するパレス跡地の整備計画について、その構想の具体化が困難となっているとの記事が掲載されているが、この記事の最後が表題のフレーズで締めくくられているのだ。
「県民文化会館」というおよそ何の魅力も無いネーミングすらいやだったのに、それが銀行の名前が冠されるようになってさらに愛媛の文化状況を嘆くばかり。
その前面用地に、県立図書館の建設が構想されたとき、それに夢を託してパブリックコメントを送った私だが、「その思いをどうしてくれる」と嘆きが倍加する。
文部官僚であったお方が知事となった時、愛媛の文化発展に少なからず期待した方々が私の周囲には多い。その方々が、「あと２年もあるのか」という言葉をどういう気持ちで発しているのか。
金が無いのだから仕方が無いとはいえ、レームダックとなるのはまだ早すぎる。残りの任期２年のあいだに、どんな仕事を残してくれるのか。
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今日は様々な所で様々な人と出会えて、そして様々な話ができて何だか有意義な一日だった。
そして感じたことは、「地域政党」という構想をその講義の中で提示していた竹下譲さんの意図するところだった。
| 2009年01月22日(木) |
雨の日は雨の日なりに仕事がある。 |
一日中 雨が降り続く。
こんな日はこんな日なりに、いくらでも仕事がある。
自治会の仕事、農業関係の仕事、と雨の中を濡れ鼠になりながら思いつくままに仕事をこなしていく。
昼間は様々なリサーチを行い、夜はデータの整理や文章作成など。
今日のところは様々な仕事に手を付けただけで、これから依頼ごとに進んでいくため成果はまだでていない。
一つ仕事を着実にものにしていくため、明日からまた走り廻らなければならない。
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このＨＰの仕様は、一市民となっても旧態依然のままの状態。このことは指摘を受けるまでもないことなので、２００８年政治活動経費の１２月末までの集計データを会計責任者（妻）から提示され次第、「市長選挙経費を含めて」全体の内容を修正する予定。
１８日に行った大谷連合自治会における防災事業についての考え方を示しておく。
平成１６年台風災害のおり、私の住んでいる大谷地区についても、降りしきる雨による民家の床下浸水が出た。これは地域内を流れる小河川や農業用排水路が、その能力を越えた増水によって水があふれ出たことによる。
そのおり、浸水防止のための土のうを消防署までもらいに行った方もいたのだが、それが出来ない方もいて苦労したのだ。
二回続けての増水によって、どのあたりが増水するかは、地域住民が十分把握したことになり、地域防災マップも出来上がった。
その後、農業排水路や小河川の整備が進んでいったが、それでも不安を抱える地域住民は、自分の家への浸水の恐れのあるところを囲ったり、いざというときの土のうを自分で準備したりしているのだ。
そこで自治会としてもいざという時の備えのため、本年度事業として地域の中心に位置する河川敷グランドの適当な場所に、防災土のう用作成用の砂置き場を設置することとした。
雑草が繁茂したり枯葉が舞ったりするところなので、当初コンクリート敷き詰め仕様にしようかなどとのアイデアも出たが、ブルーシートを敷き詰め周囲をコンクリートブロックで囲って、いつでも撤去や移動ができるように考えた。
この場所に設置するに際して、土のう用土砂置き場としての機能だけではなく、定常時には児童遊園の 砂場 として子ども達に利用してもらえるように考えた。
この砂場の設置によってグランドの環境整備も同時に図られ、また、整備時点で出てきた廃材や雑草雑木の焼却処分時点で、とうぞさん使うことを考えた。
設置費用は、２t車２台の土砂代金を含めて２万円あまり。これで災害時には２５０袋あまりの土のうが作成出来る。
今後は、これだけの土砂で出来る土のうで地域内の 需要（？） を満たせるのか、追加設置が必要かどうかの検討がある。がしかし、これを使わなくてもよいように、地域内の小河川や農業用排水路の恒久的整備や清掃を考えていかなければならない。
| 2009年01月20日(火) |
ふれあい いきいきサロン |
地域内の高齢者で作っている クラブ の例会に、西条市社会福祉協議会から取材に来るというので自治会長として出席した。
西条市社協が勧める「ふれあい いきいきサロン」の便りに掲載する紹介記事の取材ということで、何時もとは違った雰囲気がある集会だった。
このクラブは平成１４年から活動を開始し、健康体操、絵手紙、歌などの活動と同時に、各季節には季節毎の様々な活動を行っている。その活動は加入する高齢者のみでのものに留まらず、地域の自治会行事や青年団活動、ＰＴＡ活動とも連動するものとなっている。
クラブに加入する方の中には今年１００歳となる人もいる。毎週火曜日の午後から始まる集会を、皆さん心待ちにして地域の集会所に集まってきて、それぞれの得意分野でボランティアをしたりされたり。
地域という最も小単位の中で、地域の方々の自主性とアイデアによって成り立っているこのクラブ。地域福祉活動の原点として、私の理想とする姿がここにある。
| 2009年01月19日(月) |
「しぞめしき」（地祝いさん）について |
昨日行った自治会新春行事のなかに取り入れた「しぞめしき」（地祝いさん）
この行事のことを自治会の相談役さんから始めて聞いたのは、年も改まった５日のことだった。
その方の話によると、農耕の仕事初めの儀式として行われていたものが、このところはするところを見かけなくなったようだ。それを自治会行事として行い、地域文化を継承していく意義を感じてもらいたいとのこと。
話を聞いてから初めてそのような正月の儀式があることを知った私だが、まずはどんな内容なのか、自分が把握しなければならないと思った。
その話があって直ぐの１１日。親戚の家での法事に出席したら、今日の朝に行ったとの話が出たのである。詳しく聞いてみると「しぞめさん」といって、この地区でもしている家は２軒ほどとなってしまっているとのこと。早速デジカメに収めた。
自治会内でも古老に聞いてみると、農家の事始めとして年が改まっての儀式として行うそうで、戸主が祭主となってお供えを作りその年の方角からお参りをするそうだ。
そこまで分かったら早速自治会新春行事の中に取り入れ、お供えものをとりつくろったら、飾りつけは古老がしてくれて１８日の参加者に説明もしていただき、なんとか形になった。
ひとつことに興味を示して探求していったら、それなりに情報が入るものだ。今日の地方紙にこの「しぞめしき」の事が「地祝いさん」として紹介されている。写真の説明書きには西条市北条の畑で見かけたとある。
この正月儀式がどんな範囲で行われているのか知りたいと思い、ネット検索してみたのだが合致する記事は無かった。
農耕自体が衰退の一途を辿る今日、このような農耕民族としての伝統文化に目を向ける機会を作ってくれた、思わぬめぐり合わせに感謝。
８時より「自治会新春行事」
想定外のイノシシ捕獲によって、急遽準備したイベントではあるが、これまで自治会の課題として持っていた様々なことをこなすことができた。
シシ鍋の振るまいをメインに、朝から防災用土のう作成用土砂置き場の設置。環境整備事業として「菜の花の種まき作業」。
これがひと段落したところで「しぞめしき」と「とうどさん」の残り火でお供え餅を焼いて食べる。
しし鍋は、婦人部が昨日から仕込んだ自信作。肉はたっぷりと入ってやわらかく、お腹いっぱいいただいた。これで、稲を荒らされた「うらみ」の少しも晴らせたようなものだが、鳥獣被害対策の取り組みはこれからも続いていく。
催しは昼までで終了したが、その後も夕方近くまでグランドの環境整備作業に費やす。
この催しの会計処理が終われば、３月の総会まで少しの時間自治会関係の仕事は少ないので、他のことに取り組むことが出来る。
明日予定されている自治会の新春行事の準備作業に朝から取り掛かった。
内容は、シシ鍋用の材料と「しぞめしき」用お供えの買出しと準備。菜の花の種を撒く畑の準備として、ケイフンの投入とトラクタでの耕運作業。「とうどさん」用の竹の切り出し。
夕方には、防災土のう用砂置き場の設置に使うコンクリートブロックを、軽トラに積み込み明日早朝からの作業に備えた。
この間にも、朝からの来客２名。買い物途中には、旧知の方の店を訪れ「重要会議」（？）
なかなか多忙な一日となったが、状況が着実に動いた。
| 2009年01月16日(金) |
市長選挙考�ァ仝�開討論会 |
愛媛県内で自治体合併を行ったところの首長選挙が、この近くの間に数箇所で実施される。その選択の参考とするため、地域地域の課題について様々なところで議論が行われているようだ。
この議論の最たるものが公開討論会だろう。一つの課題に対して立候補者の考え方を、一つの場で同時に聞くことの意義は大きい。
そんな場の提供は様々な立場の者が様々な形で設定することが、成熟した民主主義の一つの到達点だと私は考える。
２月１日に告示される今治市では、ＪＣが公開討論会をセットするようだし、また今日付けの新聞紙上には農業関係団体主催による 公聴会 を開催すると報道されている。
私自身が当事者となった西条市長選挙のとき、西条ＪＣに対して「公開討論会」の開催を打診したが、丁重なるお断りの返事をいただいた。また、他の団体や個人からの「公開討論会開催」の動きが皆無だったことも、大変残念なことだった。
長い間まともな市長選挙が無かった旧西条市だ。市長選挙があったことで、やっとまともな市になったところへ、公開討論会をセットするだけの「民主主義を具現化する意識を持った市民の存在を 期待 する」のが贅沢だと私は思わない。
西条市の様々なシーンを形成するリーダーたる方々が、何事に対しても感心を持って行動する市民を育てるため、意識して啓発活動に勤めてきたのか。また、市民自身が、地域の課題に対して自ら行動するよう意図してきたのか。
他地域の様々な動きを見るにつけ、西条市における真の市民参加はまだまだ序に付いたばかりだと感じられてならない。
| 2009年01月15日(木) |
県営西条地区工業用水道事業 経営改善計画�� |
この件について、今日の地方紙の社説に取り上げられている。また、ＨＰを開設している県議会議員３氏も、この件についてコメントしている。
その内容を吟味していみると、金が無いということはどんなに人の心に隙間風を吹かすのかつくづくと感じてしまった。
もともとが経済成長の真っ只中で、過大なダムを作ったのが原因にあるところに全ての原因がある。西条市はその過程で地域資源を活かして産業振興に勤め、税収アップに邁進してきたはずだ。加茂川の清流を犠牲としてまで金儲けに勤しんできた先にあったのが、出来もしない工水の赤字解消策にかこつけて松山分水に同意しろという。
こんな間尺に会わない話あったもんじゃない。
西条市は堂々と「やることはやっている」と胸を張っていればよいのだ。
| 2009年01月14日(水) |
県営西条地区工業用水道事業 経営改善計画 |
地元紙に大々的に「県営西条地区工業用水道事業」の経営改善計画が報道されている。
この報道には解説が付けられているが、その内容は至極妥当なところだろうと私は感じる。
県がどういう策を用いようと、赤字解消には程遠いことは明らかだ。ましてやこの赤字解消策として取り上げられていた松山分水などは、その有効手段などにはなりえないことも最初から明らかだ。
ようやくそのことを冷静に報道する姿勢がでてきたのは、県知事の任期切れが近づいてきたので遠慮が無くなったのか、それとも西条市民の拒否反応がようやく理解できたためか。
赤字体質の問題提起を最初から冷静に示しておればよいものを、誰かをスケープゴ−ト（いけにえ）に仕立ててしまう姿勢は、為政者が用いる手法として何時の時代も よくあるパターン だ。
「工水問題と松山分水問題を分けて考える」というのが今日的方向のようだが、よくよく考えて見たらこれもおかしなことのようだ。
松山市が要望している分水量は日糧４８０００トン。西条工水の計画日糧は２２９０００トン。現状使っているのが６７０００トンだから、これに松山分水量４８０００トンを足しても西条工水の計画日糧２２９０００トンにはほどとおい。
かりに松山分水が実現したところで、西条工水の赤字体質の抜本的解決にはなりえないということだと(計算上）いえる。
もともとが抜本的解決策とはなりえないものを、一緒くたにして議論したりセットで報道したりすること事態が、おかしなことだったようだが。
ましてや松山分水必要量４８０００トンへの疑問が、松山市民から出るにいたってもう珍事の様相。
思いつくままにここまで書いたら、私の日記自体がちんけな状態となってしまったようだ な。脈絡を整理するのも もう面倒に名ッ他
１８日に設定した自治会内でのイベントの準備作業。
イノシシが取れたので、しし鍋を自治会の人に振舞うためもあり、今の時期に考えられる事を欲張って一つのイベントにまとめてみた。
まず日程を設定してからその後に準備作業に入るという、いかにも急遽という感があるが、いのししが取れるというのが 想定外 なのだから、こんなこともありで結構。
計画書は、これまで様々なイベントを計画した知識を駆使して、頭の中で考えられることを羅列。これにしたがって、朝から対外折衝に繰り出した。
しし鍋の振るまいをメインに、防災事業としての土のう作成用土砂置き場の設置。地域環境の整備のための葉の花の種まき。それに、廃材処理を兼ねた とうどさん の行事と農耕の繁栄を願って行う「しぞめしき」。
この五つを一日で行うというもの。
婦人部との話はスムーズで、しし鍋に入れる具の調達さえ割り振れば、あとはひたすら煮込むのみ。
防災事業に使う資材は、ホームセンターでの購入。土砂は地域の土建業者に発注。費用は校区自治会の防災事業補助金を充てる予定。
菜の花の種子は市環境課で提供してくれるので、畑を事前にトラクタで耕しておく。
資材も人も現場調達が多いイベントの様相。これも地域の力。
| 2009年01月12日(月) |
空き缶拾いはエンドレス |
祝日だということで国旗を立てたが、折からの強風に吹き飛ばされたので陽の高いうちからしまった。麻生政権も支持率低迷の強風が吹き荒れ風前の灯か。いや、しぶとく９月まで生き延びると私は見ている。
それはさておき、この寒い中で昨日に引き続いての空き缶拾い。
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昨日は玉津校区連合自治会主催の新春恒例行事が実施されたのだが、地域内を歩いて廻りながらのふれあい交流という趣向なので、その当日に地域内のコースである道路際のゴミを事前に拾って廻った。
その大半が空き缶だが、中にはコンビニで買って食べたらそのまま袋でポイしているものがある。そのようなものは袋を開いて分別しながらなの、ゴミ拾いとなる。
何の因果でこのようなことをしなかればならないのか、社会のモラルの低下に情けない思いを持つが、かといってゴミの散乱した地域内に人を迎え入れるわけにはいかない。
その成果は燃えないゴミが袋半分と燃えるゴミが少々。
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今日は自治会で防災に関する事業を行うための事前検討のため、地域内のグランドに行ったらここがまたゴミだらけ。ということでの二日続けてのゴミ拾いとなった。
エンドレスで続くゴミ拾い。人のモラルが低下しているというよりも、無意識のうちにゴミを捨てる方々が大半だろう。それを駄目だと誰が教えるのか。警察権をもって行わないとどうしようもないところまで来ているのが現状だ。
この件に関する西条市の取り組みはどうなんだろうと気になるところだが、その内容が全然伝わってこないなあなどと思いながらも、今日もせっせせっせとゴミ拾い。
とりあえず今日のところは、地域内のゴミゼロ達成。北風ピュウピュウああ寒い。
| 2009年01月11日(日) |
成人式の日に様々な行事がある |
国が定めた「成人の日」は、私のような古い人間にとっては１月１５日と決まっていたものだが、今日ではその常識も過去の者 いや もの（まだまだ減益 いや現役）。
８時集合で校区自治会の新春行事のスタッフ参加。行事は９時開始で行われ役割が終わった時点で、１１時から予定されていた親戚の法事に出席。
帰宅後、ブドウの苗木の定植２本。いちじくの剪定作業。
１７時半から灌漑用ため池の管理方法を話し合うための会に出席。
この会は、本来１９時半からの予定で私が設定した つもり であったものが、配布文章のミスプリ で１９時半が１７時半となってしまった。
が、そこは皆さん それなりの 対応をしていただけ、実りのある会となった。
一人の知恵よりみんなの知恵。一人の新たな取り組みに皆さんが賛同していただけ、そのために新たな知恵を出していただける。協働が当たり前の地域社会の有り難さを実感。結局２１時過ぎまで様々な話を聞けて、今後のことで参考となる知識や意見を多くいただけた。
息子は市の主催する「成人の日」行事に出席。あと同窓会とかで帰宅は２４時。
自治会の新春行事や我が家の農業経営など、様々な取り組みに関する準備作業。
自治会では、１月１８日という日程と粗方の行事内容をまず設定して、文章を作成して回覧に回す。我が家の農業経営に関しては、水稲の規模拡大に関する資材の調達についての作業が急に入った。
一日の粗方をその作業に費やし、目処がたってからは柿木の剪定作業を実施。
柿木の剪定作業については、丹原の柿畑を周年で見て回っていた中から、丹原の柿農家の方々が行っている作業の方法を 修得 した か な 。が実践はなかなか難しい。
夜は水源組合の総会があった。昭和初期に開墾されたこの地域の農地への灌水施設として作られた水源について、その維持が課題としてある。
条件の悪いなかでも水田経営については、共同施設による協働作業が欠かせない。
| 2009年01月09日(金) |
愛煙家の逆襲を許すべからず�� |
６日の日記に書いた神奈川県の松沢知事の禁煙条例制定に関する新聞記事を、「禁煙に関係するファイル」にファイリングしていて０８年４月２０付けの新聞記事があることに気づいた。
この記事は新聞の社説で「松沢知事がんばれ」の表題で書かれており、「禁煙条例」制定に関しての行動へ エール を送っている。
健康保健の逼迫状況や高齢者介護保健、医療状況への懸念が大きな問題となっている現況を考えた場合、市民の健康管理に関する施策遂行には全ての方々が早急に取り組まなければならない。
だが、なんだかんだと難癖を付け、施策遂行にブレーキをかける方々が 日本全国どこにでもいるようだ。
かく言う西条市
６日の日記にも書いたように、西条市役所 本庁舎 にはいまだに分煙機が市民の税金を使って配備され、市長や市役所幹部や議員が お守り をしている。
私の「禁煙に関するファイル」には「元気都市西条２０１５」という表題の付いた西条市が現在進めている健康に関する計画書があった。
この表紙には「０６年２月１０日 各地区公民館配布資料」２月２８日入手 とメモ書きしており、（案）との記入もあるが、その後議員宛に配布されたのかどうか記憶が定かでない。
この 計画 、国が進める健康に関する政策遂行の中から西条市でも定められたのだが、この中には タバコに関する数値目標も掲げられている。
その内容は、西条市ＨＰのＴＯＰページから 「くらしの便利帳」 「健康医療」 「元気都市西条２０１５」 で検索すれば見ることが出来る。
４０ページ には たばこ に関する 指標 として、公共機関における禁煙の割合 目標値 館内禁煙１００％ とある。
この目標が達成される最後の最後に残っていた公共施設が、計画遂行者である西条市役所本庁舎となるのかどうか、その結果が楽しみだ。
さし当たって、２００９年度当初予算に 本庁舎における分煙機設置予算があるかどうかに注目。
今年の稲作の計画をたてているのだが、その過程で資料を読んでいて稲作栽培技術も年とともに変わっていることに気づく。
温暖化の影響から、稲作栽培にも大きな変化がある。品質重視の観点から、中手や晩生品種の植え付け時期を出来る限る遅らせること。機械植え付けと同時に肥料を土壌に埋め込むことが主流となれば、その肥料の量を少なめにすることと同時に、追肥をやらないで穂肥だけで収穫するように栽培指針に書かれている。
苗の植え付け間隔を広くとることの指導や、肥料の種類を安くて品質もそこそこの物と変えたり、病気や害虫の防除時期や薬剤の種類も一頃と比べて様変わりしたところもある。
それでも米の値段が下がったままでは、米の生産に意欲を見せる農業者は少なくなりつつあるのだから、日本の農業の根幹は大きく崩れていると言わざるをえないようだ。
話題は変わるが、学校給食における米飯の回数を増やすよう、指導だか要請だかがあったが、日本の家庭における食事事情をこのようなところから変えていくことに賛同する。
食生活が洋風化し米を食べなくなった頃から、日本社会もおかしくなっていったように思えてならないから。
| 2009年01月07日(水) |
特価品の品質への疑問 |
海外の安い製品が国内市場を席巻している感があるが、この品質への疑問を指摘する声が多く聞かれる。
先日の「春の七草」に来ていた作業員さんの大半は、私が今まで接したことが無かった方々だったが、その方々の話の中にも安物の品質の悪さを指摘する声があった。
たとえばゴム長靴だが、履いていても直ぐに亀裂が入ってしまうものが多いという。以前の国産ゴム長靴ならば、靴底が磨り減るまで履けていたものが、違うところにパックリと亀裂が入り使えなくなるものを私も何足か経験した。
また、作業着の袖口などに使われている止め具はこの頃のものはプラスチック製のものがほとんどだが、これが直ぐに壊れてしまう。以前のものはボタンを穴に通すタイプだったが、この変更は縫製の手間を省くためのものだろう。
そんなところから、少々高くてもメイドインジャパンの表示を探してみるのだがなかなかお目にかかれない。日本の物作り技術の高さが今日の繁栄をもたらしたといえるが、こんな現状ではその看板ももう下ろさなければならないだろう。
品質の差が何処からくるのか、これはもう技術を支える作業員の職人芸に負う所がある。何でもマニュアル通りにやれば均質なものが出来ると思いがちだがこれは大間違い。どんな先端技術の現場でも、機械任せで製品のレベルを上げることなどできないのだ。
以前勤めていた職場で、科学製品の分析を担当していたおりに仕入れた知識で言えば、同じものを作っても先行企業の品質に追いつけないことが度々あった。
科学製品は石油を原料とするものが大半の中で、その精製によって得られるモノマーから、様々な触媒を使って重合を繰り返してポリマーとなり、最終加工を経て様々な製品となっていく。
先に指摘したゴム製品の品質の悪さは、この重合技術のレベルの低さから来る。
ということもあるが、店に並ぶ時の単価から逆算して、品質が劣ることが分かっていてもあえて安く作ることもあるだろう。
消費者は賢くなって、劣悪な製品に手を出さないようにするのか、それとも安さに引かれて 銭失い を繰り返すのか。不況のときだからこそひとつの物を選択するのにも、よくよく考えて行動するべきではあるが。
| 2009年01月06日(火) |
愛煙家の逆襲を許すべからず |
禁煙条例の制定について、神奈川県の松沢知事が全国初を狙って準備を進めているそうだが、この制定に暗雲が垂れ込めているとの報道がある。
この制定にストップ掛けようと、ブレーキを踏んでいるのが県議会だとのことだが、住民の健康管理に無頓着なのがやっぱり議会が一番だったようで、日本全国どこでも同じだと感じた。
昨年のことだが、タバコの値上げによって税収アップを図ろうとの動きが出てきたが、どこでどうなったのかあえなく頓挫したことが記憶に新しい。
欧米前進国並に、日本もタバコ一本５０円時代の到来かと期待した私だが、値上げ立ち消えに情けない思いでいっぱいになった。
西条市では、各種施設内での禁煙が進んでいるが、ちょっと油断すると直ぐにこの決まりごとを破る輩が出てくる。公共施設では施設内禁煙が常識となり、敷地内禁煙も進んでいるが、これとて無視する者も直ぐに出てくる。
西条市役所内では施設内に、お金が掛かる分煙機を置いてまで愛煙家に 配慮 することがまだ行われているが、市民の税金をこんな無駄なものに使うことは即刻止めさせるべきだ。
分煙機のお守りをしているのが、市長や市役所幹部職員や議員などという光景を、何時まで続けるつもりなのかああ情けない。
| 2009年01月05日(月) |
新年市民祝賀会に参加 |
１１時より西条総合文化会館で開催された「新年市民祝賀会」に参加した。
これまでの参加では議員は会場の最前列に陣取っていたが、今年は会場の中央付近に座って全体の雰囲気を観察してみた。
出席者は約３００名というところだろうか。市長と議長の挨拶で祝賀会が終わり、小ホールでの祝宴に移る時には市役所幹部職員の大半は会場を後にして 職場 に帰っている。これも会場の後部から出ていけばこそ分かる光景だ。
祝賀会の市長挨拶には閉口した。あの選挙の最中には 市民参加 などというおよそこの人の口からは今まで聞いたことが無かった フレーズ が出ていたようだが、今日の挨拶は相変わらずの経済一辺倒の何が言いたいのかわからない内容だ。
自分の身に着いていないフレーズは、いざという時の挨拶の中に挿入することなど困難のようだ。この市長にとっての｢市民参加」などは、所詮はそのとき逃れの人のパクリだったということか。
昨年１１月１６日。体勢が決したときの私に対する新聞記者の質問の中に、「伊藤さんに何を期待しますか」という項目があった。
その問いに私は「何も期待しません。今まで権力者の横暴を嫌というほど見てきましたから」と答えた。
今日の市長挨拶を聞いて、やっぱり私のあの時の感覚は間違っていなかったと感じた。
ひとつの経験を経てみて、そして現在の状況を分析してみると、以前とは違った評価点が出てくる。その 物差し の変化に、自分というものの変化を二重写しにしてみる。なかなかの面白さに、それだけで新年祝賀会に参加した もと は取った。
こういう会に参加すると様々な情報に触れるが、以前と比べてあまり心が動かない。以前よりももっとこの世界との関わりに冷めている自分を感じて、「やっぱりね」との感覚を再認識。
あたりが暗くなるまで、庭木と柿の木の剪定作業。
夜は年賀状の文面作成。その文章を、そのまま掲示板にアップした。
| 2009年01月04日(日) |
休養日 ゆったりと時間が流れていく |
４日までの予定と思っていた「春の七草」生産研修が、昨日で終わって今日は休養日となった。
四日間大勢の人の中での作業は緊張感がほぐれることがなかったのに、いざ休養日となると何だか気が抜けるたようである。長時間曲げた格好であった腰ももっと痛むのかと思いきや、それほどでもないことが余計に手持ち無沙汰の気分にさせるようだ。
別の用事を優先させたため、滞っていた庭木の剪定作業を一日中行っていた。手を入れるのは一年１回きりのことが多いので、どの庭木もばっさりと手を入れていく。
そんな一日はいたって静かだ。郵便やさんは日曜日でも配達している。世の中様変わりしたところもあるが、それほど齷齪働いてどうすると何だか思いながら、数通の年賀はがきを受け取った。
農業との関わりを媒体として社会を観察してみると、今まで経験したことのない世界がまた見えてきた。そんな新鮮さが昨日のことだったというのに、今日は既に遠い過去のような感覚が身体を支配している。
ゆったりと時間が流れていくのに、自分というものがどんどんとスピードをあげて過去のものとなっていくような。
年をとってからの時間の経つのは早いという。
社会との関わりを意図して縮小していけば、自分というものの存在がどう変化していくのだろうか。これまでは拡大拡大できたようだから、その反対をやってみるものまた面白そうだと、脚立の上から西条を遠望しながら思ってみたりして。
| 2009年01月03日(土) |
農業実地研修 春の七草�� |
朝の気温一℃。８時から始まった「春の七草」生産現場では、霜が降りていて大根・かぶら・ひよこ草の収穫作業が出来ない。太陽が上がって霜が解けるまでの間、別の作業を行っている。
霜ならまだ良いが、雪が降った年の「春の七草」生産は辛いという。この「春の七草」は注文生産で、売れ口と数量とその納める値段が決まっているため、なにがあっても４日中には予定数量を作り上げなければならない。
今年は条件良く上手くいっているほうなのだそうだ。
１７時には予定数量生産の目処が立ち、大人の方々は今日で作業終了。中学生がラインでのパック詰め作業で残業。
他人様の農家の農作物生産にチョット関わった だけ の私だが、この作業をやり遂げたという何だか充実感を味わっている。
一色達夫５６歳。まだまだやれる。
| 2009年01月02日(金) |
農業実地研修 春の七草�� |
三日目終了時点で、予定数量を達成する峠は越えたようだ。
この作業に関わるのも三日目ともなると、チーム全体がどんな動きをしているのかが理解出来てくる。農家のご主人をトップとして奥さんと家族の方々が中心となり、このチームに長年関わってきているベテラン作業員の働きで全体が動いている。
商品の新鮮度とレベルを保つため、チーム全体の中での人の割り振りを行い、七草それぞれの調製数量を調整していく。その中でもベテラン作業員さんの動きがスムーズで、指示に即応する方々の動きが見事である。
一色さんこの仕事何年目ですか。
いや今年初めて参加するんですよ。
へーーそうですか。手馴れているからそうは見えませんね。
顔なじみとなった作業員さんにそんな声掛けをされると、「私は元々が百姓ですから」などと分かりきった受け答え。
今年のかぶらには黄色く変色したものが多く出ているが、これはよう素不足から出てくると教えてもらった。毎年毎年作っていても、毎年毎年違った物が出来てくる。そのための歩留まりを考慮して、生産予定数量の五割り増しほどの栽培をしておくのだそうだ。
それでも七つの中に不足する物が出ると、生産農家の中で融通しあうのだそうだ。これが農業に長年関わってきているベテラン農家の現状だ。
この現場を経験して改めて、西条市が市民から集めた税金を使って 研究している とのたまう 日陰イチゴハウス の的外れ加減を思う。
食い意地のはったおっさんの、一人よがりを満足させるための税金投入を何時まで続けるのやら。
| 2009年01月01日(木) |
農業実地研修 春の七草�� |
今日からは中学生も加わり、七草のパック詰め作業が始まる。
この農家で「春の七草」の生産に関わるのは、総勢２００名ほどにもなると思われる。ベルトコンベアで流れるパックに七草を詰める作業に関わるのは主に中学生で、大人の方々は七草の刈り取りや調整作業・及び水洗い作業を受け持っている。それぞれが担当している現場のなかで、４日中に予定数量を作り上げるため身体を動かし続ける。
この現場に関わるのも二日目ともなると、この「生産チーム」に加わっている方々の人間関係や指揮系統が理解出来てきて、「自分がどう動けばよいのか」「どんな動きを求められているのか」大方分かってくる。
チームの中で受け持った単純作業ではあるが、この年齢になるまで経験したことのなかった状況に自分を 投げ込んでみると 、また違った世界と自分が見えてくるものだ。
土の中から引っこ抜いた大根やかぶらを数時間も見続けていても、同じ種類の種と、同じ田圃の中から生まれ出てくる食物にも千差万別ある。そんな自然の造形に、自然界の生業への畏敬の念を持つばかりだ。
百姓とは百の生を産む者だそうだが、米麦中心で関わってきた自分であったものが、野菜の大量生産現場に立ち改めて実感として思うばかり。
１７時までで２１０００パックほどが出来上がったそうだ。明日の作業の段取りを良くするため残業１９時まで。
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