| 2008年10月31日(金) |
西条市職労公開質問��住民ｻｰﾋﾞｽ向上のための職場づくり |
６住民サービス向上のための職場づくりについて��
Ｑ働きがいのある職場・住民サービスの向上・労働条件の改善を目指す職員組合の活動に対する基本姿勢についてお聞かせください。
Ａ自治体職員には三つの顔があるとよく言われます。すなわち、地域づくりを担う専門職としての顔、サラリーマンとしての顔、そして地域住民としての顔です。ややもすると、社会から批判の対象とされがちなところから、仲間内に閉じこもることも無きにしも非ずと言われていますが、地域住民としての顔を積極的にアピールしていってください。
私は民間企業従業員としての生活２５年の経験がありますが、その生活は組合によって守られていたと思っています。労働者の権利を守る組織としてその存在意義を積極的にアピールするとともに、組合員としての意識啓発活動に取り組み、自治体職員三つの顔を遺憾なく発揮して西条市の街づくりに関与していただけたらありがたく思います。
| 2008年10月30日(木) |
西条市職労公開質問��住民ｻｰﾋﾞｽ向上のための職場づくり |
６住民サービス向上のための職場づくりについて��
Ｑ保育所、幼稚園、学校給食、学校庁務、老人ホーム、障害者福祉施設等をはじめとする直接市民と接する業務を中心に、嘱託・臨時・パート職員の割合が高くなっています。この現状について是非も含めて見解をお聞かせください。
Ａ定員適正化計画にもとづく職員定数管理の中で、市民サービス部門における嘱託、臨時、パート職員の割合がどのように推移しているのかは、注目していかなければなりません。この割合が高くなっていくことによる弊害が出ているのであれば、是正することは当然です。
雇用機会の提供としてのワークシアリングという考え方も一考の価値があると思いますが、公的機関での労働という特殊な場面での高い能力を発揮できる人材確保は、慎重な選考過程を担保しておかなければなりません。
雇用の安定によって、直接市民と接する業務に安心して取り組むことができるとの考え方には、市民からも一定理解が得られると思います。
| 2008年10月29日(水) |
西条市職労公開質問��住民ｻｰﾋﾞｽ向上のための職場づくり |
６住民サービス向上のための職場づくりについて��
Ｑ明るく働きがいのある職場づくり、住民サービスの向上に向けた庁内人事について、基本的考え方をお聞かせください。
Ａ全国展開する企業の中には、全国的に活動する職員と地域限定での活動による働きがいのある職場を目指す形態を採っているところもあるようです。
ここまでいかないまでも、勤務地や職種について希望に添う形を作ることによって、地域住民との親近感を醸成することも必要です。
合併によって広くなった新西条市において、通勤だけに時間を使うよりも、職住接近によるメリットの部分を考え、ゆとりの時間を作ることにより仕事に専念しやすくすると同時に、地域活動への参加が進んでいけば良いと考えます。
専門職化により、地域への貢献度を高め市民から信頼される市役所となることが、明るく働き甲斐のある職場づくりの先にある究極の目標でしょう。
| 2008年10月28日(火) |
西条市職労公開質問８地域産業と雇用について |
Ｑわが国の食料自給率は低迷し、４０％にも満たないという心もとない状況ですが、西条市の第一次産業に対する施策について、見解をお聞かせください。
Ａ生産資材の高騰、農産物価格の低迷、加えて気候変動は、一次産業を危機的状態に追い込んでいます。それはこの地域でも同様のことであり、平成１９年制定された「西条市農村環境計画」及び「農村振興基本計画」に下ずく、農業経営強化に向けた各種事業に取り組みます。
線引き廃止にともない、優良農地が転用されている現状は憂うべきこと。これを補い農業基盤の強化のため小規模基盤整備の推進、集団化、法人組織の増加を目指します。また、統計情報にもとづく品目別強化策を採る事により、この地域での食料自給率１００％を目指します。関係機関の連携による農家ケア制度が必要です。千町の棚田保全は是非にやりたい事業です。
農地付き農家住宅の貸し出し制度など、農の持つ癒し機能を提供することも 農 への取り組みのひとつとして挙げられます。
| 2008年10月27日(月) |
西条市職労公開質問��地域産業と雇用について |
５地域産業と雇用について��
Ｑ米国大規模金融機関が破綻し、世界経済に暗雲がたれこめる中で、今後、西条市における地域産業の育成・振興、さらには雇用の促進について、見解をお聞かせください。
Ａ景気浮揚策をその時々の政治に求めてきたことは、必要不可欠であったと思います。しかし、その使い方を誤まったため財政赤字を増やしていく結果となっていることはご承知の通りです。
これからの経済活性化事業については、国、県、市それぞれに出来る仕事内容はどれほどのものであるのか、その守備範囲を明確化することがまず最初にあるべきです。その上で、基礎自治体が行う重要な仕事としては、地域産業の情報収集とともに、その提示の仕方を工夫することによって、課題を共有し解決に向かわせるための柔軟かつ大胆な施策展開を図っていくことだと考えます。
対象者に対しては機会均等に対応し、そして合意のもとでの重点政策の推進によって成果が得られると考えます。
ジョブカフェ愛ワーク等の制度をもっと活用すべきです。
| 2008年10月26日(日) |
コスモス三世代交流イベント |
地域内の休耕田に植えたコスモスが花の盛りを迎えている。
昨年より始まった個人的な取り組みに便乗して、今年は自治会主催で「コスモス三世代交流会」を企画した。
あいにくの雨となりコスモスを見ながらの交流予定を、急遽集会所での実施としたのは残念だったが、それでも参加者での食事やゲームはそれなりに盛り上がって良かった。
昨年までの敬老会を今年はこのような形とリメイクしたのだが、その変更の目的は達成されたようで安堵する。
地域内に増えつつある休耕田や荒廃地を、少しでも減らしていこうとの意図はまだまだ達成できないけれど、一枚の田圃から始まる取り組みは花栽培という癒しの効果が見えている。
地域を四季折々の花で彩る取り組みも、早く始めたいのだがそれは何時のことだろうと、皆さんの笑顔を見ながら将来の夢を描いている。
| 2008年10月25日(土) |
西条市職労公開質問��社会保障制度について�� |
４社会保障制度について��
Ｑ子どもを安心して「産み」、「育てる」ことのできる環境を確立するため公的保育制度の役割は大きく、自治体の責任は重大であると考えますが、見解をお聞かせください。
Ａ核家族化、共働き家庭、離婚率の増加等によって、公的保育制度の果たす役割はますます高まってきています。
生活苦や社会からの孤立化による不幸な出来事を西条市から出さないことを目標として、関係機関をあげてのきめ細かい取り組みを行うことは当然です。
自治体が持つ専門職員の能力を如何なく発揮する事業を構築するとともに、子育てを終わった方々の知識と経験を活かすことによって、ファミリーサポートセンター機能の充実などを図ることが望まれます。
児童館、保育所、放課後児童保育、地域子ども教室等、各年齢に沿った公的事業を、系統だてて設置し強化することが急務と考えます。
| 2008年10月24日(金) |
西条市職労公開質問�ゼ匆駟歉秬�度について�� |
４、社会保障制度について��
Ｑ地域医療の安定・発展とそれに貢献する市立周桑病院は、住民のいのちと健康を守るため不可欠と考えますが、見解をお聞かせください。
Ａ旧東予の住民の中に、地域医療に対する不安の声が上がっていることを痛切に感じています。その原因の多くの部分は、国の医療制度の変更にあることは周知のこととは申せ、それだけに逃避することは何の解決にもなりません。
市民病院として、これまで地域医療への貢献してきた歴史を再認識し、地域住民も含めた公開のもとでも話し合いの機会を設け、「周桑病院は絶対存続させる」ことを大前提として、立場を超えた知恵を出し合うことが求められます。
その話し合いのために費やす持ち時間は、そう多くは無いことを肝に銘じて。
医師の地域偏在を解消するため、国による方策を強力に要望することはもとより、中長期的展望として医師を自前で育てることが必要です。
地域医療に関する住民の不安解消のため、周桑病院を中心とし開業医を含めたドクターモール形成の可能性を追求する等、出来る限りの努力をすべきです。
| 2008年10月23日(木) |
西条市職労公開質問�た緻簑蠅砲弔い� |
３水問題について
Ｑ現在、西条市・松山市・新居浜市の３市と愛媛県で西条の工業用水の松山分水について協議がおこなわれていますが、西条の水に対するお考えをお聞かせください。
Ａ地球的規模での気候変動が顕在化している今日において、命の源である水は今後ますます大切にしなければなりません。したがって松山分水は絶対反対です。３市での協議を傍聴し、他からの情報も加味した中から感じることは、松山市の求める分水量は疑問に思えてなりません。今後も３市協議を続けるのであれば松山市はこの点について、西条市民に対して納得いく説明をしなければならないでしょう。
今回のことをきっかけとして、西条市民の間に芽生えてきた「水を守る」という心情を、「水を守り育てる」という行動に結びつけることが肝要です。
そのための方策としては、平成１９年に制定された環境基本計画に従った事業展開とともに、森林整備についての事業の再構築が必要と考えます。
| 2008年10月22日(水) |
西条市職労公開質問�Ｃ亙�自治と地方財政確立について |
地方自治と地方財政確立について ��
Ｑ「官から民へ」の行政サービスの安易な民営開放に対する基本的は見解をお聞かせください。
Ａ地域住民との合意の下「公」として担う役割と範囲を明確にする。そのことがなされないままに、指定管理者制度等の導入がなされたため、いらぬ労力を使わなければならない現状があると私は感じています。
教育制度の提供、福祉施策の推進、文化の醸成等民で出来ない不採算部門を担うのが基礎自治体としての役割なのであって、そのための専門職の充実をこれからも積極的に図っていくべきです。
専門的知識を必要とする職種と規定作業部分を分けて、全体の効率化を図ることは一定あるべきではありますが、移行期間のトラブルは皆無でなければなりません。
| 2008年10月21日(火) |
西条市職労公開質問��地方自治と地方財政確立について |
Ｑ２地方自治と地方財政確立について��
国が推進した｢三位一体改革」等による「構造改革」路線が、地域格差の拡大・地方財政危機をもたらしており、自治体への安定的な税源移譲と充分な地方交付税の保障が求められていると思われますが、この点についての見解をお聞かせください。
Ａ小泉改革の検証が言われて久しい今日、その弊害の部分のあまりの大きさに社会全体が戸惑っているような状況です。この現状を打破するためには、地域基礎自治体としての職務分掌を明確にし、その財政的裏づけについても明確にするとともに国に対する要望を強めることが肝要です。
とかく分かりづらいと言われている交付税の中身について、情報開示の方法を工夫することにより、その額的保障を得ていく導となるのではないでしょうか。
財源の地域間格差を是正するための交付税の役割を、今一度確認していくことは大方の理解が得られていることだと考えます。
| 2008年10月20日(月) |
西条市職員労働組合よりの公開質問�〇埓�運営について |
１０月２日付けで「西条市職員労働組合連絡協議会」より、１１月に行われる市長選挙立候補予定者に対する「公開質問状」が送付されてきた。
質問は７項目１２問にわたり、市政全般についての考えを問うている。
回答は原文そのままを全職員に公開したいと考えています。として各項目について２００字から４００字程度での回答を求め、回答期日が１０月１４日（火）までに返送していただきたいとの要望であった。
１０月６日の日記に書いたとおり、私はこれまで問う立場の者であったため、問われる立場となった時の言葉の使い方にいささかの戸惑いを感じつつ、１４日には職員組合事務局に回答文章を提出した。
今日、職員組合事務局に対して電話で、現職さんからの回答の状況を問うてみたのだが、まだ把握できていないとの返答であった。
おや、電話口の話のニュアンスが変だ。
別のルートでの問い合わせを試みてみたのだが、何だか変だ。
私の感じていることが当たるのか外れるのか、その事の次第はそのうち分かるとして、質問への回答を順次自分自身で公開することとする。
ーーーーー
１市政運営について
Ｑ合併後４年が経過し、地方分権が進展しておりますが、自主・自立した総合的な地方行政が求められていますが、市政運営に関する基本方針についてお聞かせください。
Ａ新西条市の地域資源を俯瞰してみれば、瀬戸の海から平野を経て２０００ｍ級の山岳に至るというように変化に富んでいます。加えて、この地域の春夏秋冬に移り変わる原風景は、ここに住む人々の心を穏やかに育んできました。
この地域の歴史を紐解いて見た時、ひとつの体制で治めたことがないところから、私達はこれまで経験したことのない領域に足を踏み入れているようです。
自治体合併から既に４年が経過しましたが、そのメリットよりも、デメリットを唱える声の方が多い現状を目の当たりにしたとき、これを解消する方策のひとつとして、私は「文化」というキーワードを提示したいと思います。
先人の努力によって為されている農業生産と工業集積の利点を活かし、フルセット自治体としての特色を如何なく発揮して、夢と希望に満ち溢れた地域づくりを目指して、皆様と共に歩んで行きたいと思います。
| 2008年10月19日(日) |
次々に仕事が舞い込む。休養などしてられない |
疲れは一日置いて体にへばり付く。７時に目覚ましを掛けていたのに、体に鉛を詰め込まれたようで起きられない。
だが、８時には玄関のチャイムが鳴って、自治会員の不幸の報告がもたらされた。
自治会内の連絡。晴天を頼んでの若干の農作業ののち、祭礼の片付けに臨む。
電話連絡。回覧文章の作成。農作業。祭礼打ち上げ会。溜まっているＨＰの日記記入でもう一日が過ぎていった。
| 2008年10月18日(土) |
祭礼に臨み ４つの課題出し |
今年の祭礼に臨んで、自治会長として皆さんにあえて４つの課題を提示した。
マナーアップ。パワーアップ。気配りアップ。そしてタイムアップだ。
・社会人として当たり前のマナーを考えて実行してほしい。
・少数での祭礼に臨むにあたって、一人一人のパワーをアップして欲しい。でないと、安全運行は出来ない。
・自分のことが出来るのは当たり前。そして周囲への目配り気配りをすることによって、楽しく素晴らしい祭礼となる。
・祭礼は統一行動によって成り立っている。自分達の太鼓台運行が周囲の迷惑とならないよう、時間励行で当たって欲しい。
年を経るにしたがって、後継を育てる意味からも次第しだいに指摘することが少なくなってきていた私だが、今年は例年とは違うとの想いからの課題提示となったのだが、自分ではこれでよかったと感じている。
| 2008年10月17日(金) |
祭礼 肩入れするという行為 |
１時半起床。２時からの太鼓台出発に間に合うよう、伴走車の準備。
２時半からの地域集会所にての出発式ののち、予定時間通りに太鼓台が出発。
地域の氏神様の祭礼に臨む。
今年の祭礼に関して、心に浮かぶことといえば 「肩入れする」という言葉だ。
肩を入れて同じ負担を共有する。
その行為によって地域の連帯感が生まれ、そこから新たに生み出されていくものは計り知れないものがある。
太鼓台を担いで息を切らせ、脂汗を流し、声を嗄らして、肩に赤斑をつくり、腰を痛めて、足の裏にまめを作る。
どれひとつをとっても、一円の金にもならないましてや入れたしの行為がこの日ばかりは当たり前となる。それをやってはじめて地域の構成員の一人として認められる 不思議の世界。
様々な課題を感じながらも、無事に 今年の祭礼も執り行うことができた。
幸せ。
| 2008年10月16日(木) |
一日太鼓台の運行に同行する |
朝８時より夜の９時過ぎまで、大谷太鼓台の運行に伴う伴走車の運転。
いつもながらの役回りをこなしながらも、いつもとは違う心の置き所ではある。
祭礼は非日常の世界と思っていたものが、日常の出来事が凝縮されて出てくる世界との解釈に変わってから、祭礼という人の行いの中から人の世界のうつろいを感じてまた意味深長。
祭礼は非日常の世界と考えていた私だが、最近は日常を明快に知る世界と感じだした。
ここに集まってくる人それぞれに、持っている人生観が如実に現れるからこそ、祭礼は人を引き付けてやまないのだろう。
古き伝統をそのまま受け継いでいるように見えても、祭礼はその時々の時代を映し出して変化している。新居浜川西地区の週末開催に見られるように、祭礼を単なるイベントのように扱う傾向も、これから益々高まってくるのだろうか。
今日は１７時から地区の太鼓台の地区内巡行があった。その伴走を務めながら、去年とは違う風景を感じて妙である。
長年務めた伴走係りだが、来年はたぶん違うこととなるだろう。そうと思えば、精一杯努めるだけだとさらに気合が入る。
朝から雨が降る。このところ仕事が詰まっていたので、雨音を聞きながらのまどろみは心地よい。
外は雨でも仕事はいっぱいある。出かけての仕事を二つこなしてから、帰宅し籾摺り作業でほぼ一日が終わってしまったが、これで祭礼には新米が食べられる。
納屋の片付けをしていたら、何処からともなく太鼓の音が聞こえてくる。地域内の小さなお塚さんには御神灯がともっている。
世間は既に祭礼モード。
| 2008年10月13日(月) |
飯岡本郷太鼓台のお披露目 |
飯積神社祭礼に奉納する太鼓台のうち、飯岡本郷太鼓台の新調お披露目式が、飯岡小学校で１０時から開催された。
同じ神社の祭礼に太鼓台を奉納する地域のひとつとして、この式典に出席したのだが、新調太鼓台の出来栄えに目を奪われるばかりだった。
これまで数々の太鼓台を見てきたが、これほどの意匠を凝らししかも一点の無駄も無い太鼓台にはお目にかかっていなかった。構想から１１年を要しての新調だけあって、地域の生業から紐解きテーマを決め、それにしたがって業者を決め、自分達の求めるもののその通りを具体化していっている。
これが自分達の祭礼に奉納する自分達の太鼓台だとの誇りが、太鼓台全体から醸し出され、同じ神社に奉納するこちらまで誇らしげになってくる。
手本とするものが素晴らしいものならば、そこに集う者も自然自然のうちに良い影響を受けて全体のレベルがあがるだろう。
ーーーーー
１３時から神社太鼓台運営委員会の、祭礼前最終打ち合わせ会。
これまでのタイム実績から判断して、太鼓台運行の時間割りの決定を見る。
こちらも、一歩前進。
先週の日曜日が雨のため延期となった祭礼前の地域内一斉清掃を、一週間遅れの今日８時から実施した。
今日は同時進行で太鼓台の組み立て作業と、正午からは「かき夫会」の開催がある。
普段は農作業の人くらいしか外に出ていない静かな地域内も、今日は子どもからお年寄りまで総出での行事が進行する。
かき夫会が終わった午後１時過ぎからは、稲刈り作業。このため今日一日一歩も地域内を出ず、祭礼前の諸準備三昧だった。
夜は一斉清掃に参加してくれた人の名簿整理と、１４日締め切りの文章の最終チェック。
| 2008年10月11日(土) |
祭礼前に秋の取り入れ |
忙しくしている間に田んぼの方が疎かになり、夜な夜なイノシシが闊歩する事態に遭遇。１６枚に分かれたわが田のうち６枚が壊滅状態となっている。
こんな事態にならないよう、電気牧柵の仕掛けを設置してはいたが、手が施せていない田を目掛けてイノシシさんが闊歩する。
お陰様でといっては何だが、お陰で秋の取り入れの時間短縮となる。
丹精込めて育てた結果がこれでは、情けないやらありゃしない。
田圃を離れたら、やっぱり 農 は成り立たないという典型的事例だ。
| 2008年10月10日(金) |
株安進行で総選挙も遠のく |
マスコミ報道では最短１０月２６日投票だなどと取りざたされていた総選挙だが、このところの株安で遠のいた感がある。
この総選挙に併せて地域選挙を行うとの方針であったものだから、これは大変だと一頃焦ったこともあったが、お騒がせの果てに当初の予定通りとなりそうだ。
右肩上がりが前提としてあるような資本主義経済にとって、成長の目が何処にも見出せなくなった現在では、その不安感が株安という現象として現れてくるのだろうか。
そこに「まずは景気だ」と景気良く船出したばかりの麻生さん。出端をくじかれて総選挙どころではないだろう。
この株安の影響は、ここ西条にも波及してくることは必定か。
| 2008年10月09日(木) |
秋祭りにみる地域の多様性 |
旧西条の祭礼行事は、四つの神社で行われる。このほかにも山間部に点在する神社の祭礼についても、西条の祭りといえるのだが、注目度が低いのが現状だろう。
その中で加茂の獅子舞は頑張っている。
新西条市となって、「西条市内秋祭り」は格段に増えた。
この一覧表が新聞紙上で紹介されているが、１６日、１７日に集中するところから全てを見て行くには無理だ。これは、現役引退してからの楽しみとしようか。
地域を歩いていると、地区、地区の神社の様子が良く分かる。これに祭礼日程が重なり、その地域の様子が重層となれば、地域の生業が理解できてくる。
旧西条では４つの神社であるが、旧東予、旧丹原では多数の神社が地区それぞれの祭礼行事を行っている。これだけ見ても地区の文化性の違いが良く分かる。
さらに、地区それぞれの歴史にまで踏み込めば、地域理解は完璧か な
| 2008年10月08日(水) |
新西条図書館建設記念講演会 |
１９時より西条総合文化会館小ホールで実施された、「新西条図書館建設記念講演会」に参加し、「大串夏身」氏の講演を９０分間聞いた。
「図書館の可能性について」至極当たり前のことを、至極当たり前に講演していただけた。
聞いている参加者２３０名ほどの中には教育関係者の顔多数。教育の専門家を前にして、図書館について至極当たり前の話をする。いかにも西条的光景ではある。
この至極当たり前のことが当たり前に行われているのであれば、市の図書館案に対する是正を求める署名活動など起こらない。
９０分の話の後に、質問の時間も設けない。アンケートは取っていたが、これがどう活かされるのか。
何時もながらの光景に、ああまたかとの思いとともに会場を後にする。
１０月は祭礼の季節。その雰囲気は金木犀の香りが運んでくる。
長年そんな経験を重ねてきたといっても、やっぱりその季節になると特別な精神回路が働きだす。
今年は普段の年とは違うといっても、ＤＮＡに組み込まれたものはどうにも消しようがないようだ。
神社前の河川敷に場所取りのブルーシートが敷かれだした。日曜日に降った雨の影響で川には水が流れている。この水、祭礼までには引くだろうか。などと思考は祭礼モード。
今年は普段の年とは違うといっても、そんな思考が今の私には癒しの素となっている。
| 2008年10月06日(月) |
問う立場から問われる立場へ |
議員は、自分の理想を掲げて 問う ことが大きな仕事だ。これが問われる立場となれば、どうなるか。
長年 問う ための言葉ばかり使っていると、問われた時に使う言葉を捜すことに戸惑いを感じてしまうようだ。
理想とするところはなんら変わっていないのだから、戸惑うことも無いとは思うのだが、生来の不器用がこんな時に出てしまうのだろう。
気持ちが良い、居心地が良い、という究極の理想に合わせて、どの項目について どうだ こうだ と言葉を捜す作業は、慣れも伴わないとうまくはいかないか。
何年日本人やってても、日本語は難しい。
今日は地域の河川の一斉清掃の予定だったが、朝からのあいにくの雨で延期とする。
この時期の雨は辛いものがある。
稲刈りの時期が来ているというのに、これでは手を付けられない。
午前中に時間が空いたので、例によっての様々な事務処理を行い、机の上がようやく片付いた。
午後になっても雨は止まず、かえって雨脚が強まった。
これでは、地域を歩いても人に出会えない。
けれどやっぱり歩いてみた。
雨が下から吹きつける。その冷たさに秋の深まりを感じながら。
北川さんが三重県知事選挙にあたってマニフェストを提示したところ、当選して県職員幹部とレクチャーしたら、そのマニフェストに従った事業計画が直ぐ提示されて驚いたそうだ。
その後、北川さんが余力を残して知事職を辞したときの言葉には、「私の思考に合わせて職員が仕事を組み立てだしたので」というものがあったそうだ。
ＴＯＰダウンでの仕事をこなしておれば、その場は丸く治まる。だが、そうなればその組織は柔軟性を失い、全て面での硬直化が進行する。
そのような政治の歴史に学び、合衆国をはじめとする諸国は首長の任期制を取り入れている。だが、我が日本ではなったが最後、政治家が若くして引退することなど稀なケースであり、おまけに二世三世議員や首長が闊歩する。
世襲制であった藩政時代でも、お家（地域）大事で 廃嫡 というシステムは働いていたという。それが、民主主義の現代にいたって日本はどうしたことだ。
現状に胡坐をかき、流行に併せて受け狙いでいけば、その場は丸く治まる。マニフェストにしても現在はそんな風潮に乗っているように感じてしまう。確かにマニフェストは政治のひとつの手法ではあるが、その利点と欠点、実施する地域と時期を考慮して使わないと、かえって仕事の硬直化を招く原因となりかねない。
政治家には選挙の洗礼を受けなければならない。それをクリアするため目立つ箱物をどんどん作った事例はいくらでもある。
行政が法や条例、また様々な行動計画に従って行う仕事は沢山ある。その中で、市民の関心の高い 花形 事業ばかりをマニフェストで取り上げることは簡単だが、それでは総務や財務などの仕事をするものが浮かばれない。
ーーーーー
今日の日記 表題とちょっとずれた。
現在の西条市行政で、私が今一番にやらねばならないと思っていることが、一部の方には理解されていないようなので、差し障りの無いだろう表現で書いてみた。
ーーーーー
その後の三重県議会の活発な活動はご承知の通り。
| 2008年10月03日(金) |
一色達夫のマニフェストファイル |
マニフェストという言葉と政治的手法を日本に取り入れたのは、三重県知事を務めた北川さんが最初だったようだ。
この三重県の教育委員を務める四日市大学の、竹下譲教授が主催するセミナーに時々参加させてもらうのだが、聴講させてもらう度に新しい観点からの話があってためになる。
竹下さんが主催するセミナーでマニフェストという言葉を聞いたのは、もう何年も前になるだろうか。英国だったかの政党が発行するマニフェストは、分厚い冊子になっておりどこの書店でも買うことが出来、それを元にして市民は喧々諤々の議論を展開するという話だった。
あれから数年してようやくマニフェストという言葉が日本にも定着し、この名前が付いたものを出さないと、政治家の人格まで否定されるような勢いだ。思えば、日本もようやくここまで来たのかと、その成長に目を細めるばかりだ。
新し物好きの一色達夫のことだから、このマニフェストの書き方を研究するため、国政選挙や地域議会でも選挙で発行される様々な資料を入手してファイルしてきた。
民主党のものは２００３年のものには菅直人さんの顔。２００４年のものには岡田克也さんの顔。そして２００７年のものには小沢一郎さんの顔がある。
自民党のもので手元にあるのは２００３年で小泉さんの顔がある。
他の政党のものの発行されているのだろうけれど、西条で釈迦利器に探してもこれまで入手できなかったのが現状だ。
ネット検索してみると、県議段階でも自分のマニフェストを公表している方もいるが、その意欲に関心させられるばかりだ。
かく言う私も２００５年実施の西条市議会議員選挙のおりには「一色達夫２００５年マニフェスト」をまとめて公表した。
この編集までには、２ヶ月ほどかけて西条中の支持者宅を回り、地域の移り変わりを確認し、話を聞き、そして編集し、さらに２ヶ月ほどかけて支持者宅に配って歩いた。
これだけが私の選挙であった。
それでも、一議席はいただけ、これまで市議としての活動を続けてこられたのだからありがたいものだ。
この「一色達夫２００５年マニフェスト」、一部の方には言葉が分かりやすいと好評だった。が、この中に書かせてもらった市民生活全般にわたる様々な施策は、その多くが実現できていない。
このことを持って一色達夫の実力の無さと受け止められるかもしれないが、それが事実ならば仕方が無い。
だが、忘れてもらっちゃ困ることは、図書館のハードを 並み まで引き上げるのに貴重な時間を使わされ、サイクスの内情を調べるのに大阪まででかけ、防災事業の内情を調べるのに情報公開請求 まで しなければならない現実があるということだ。これが 個人商店 の現状である。
ーーーーー
手を挙げた時、マニフェストと名づけたものを編集したいと考えていた。だが、手を挙げたから聞こえてきた情報の数々に、愕然とすることが多かった。これほどなのか と
事業の一つを検証しただけで、その疑問点が出てくる。これが、内情が全て分かればどうなるのだろう。想像したら冷や汗が出る。
当面の大きな課題に取り組むことを主眼として、行政が本来あるべき姿に修正するのに１年や２年は直ぐ経ってしまう。いや４年かかっても修正できない部分が残るかもしれない。その間、市長は何をしているんだと皆さんからお叱りを受けようと、この作業はし遂げなければならない。
ーーーーー
ある市の市長と話たとき、「誰でもがマニフェストを書きやすくするため、行政情報を公開するための条例を作ろうと思っています」と聞かされたことがある。
なるほど、徹底した情報公開なのか。
| 2008年10月02日(木) |
一色達夫のマニフェスト |
市民の皆さんは、ご自身が市政に対して何を望むかよりも、一色達夫が何をしてくれるのかのほうに関心があるのだろうか。
私のこれまでの活動については、活動報告を２１号まで発行し、その全てを自分で支援者の自宅まで届けている。さらにＨＰの日記に、自分が感じたことや望んでいることを差し障りの無い範囲で書いてきている。
私がこれまでやってきたその全てが私のマニフェストだと思っているのだが、それでは不足なのだろうか。
ーーーーー
さらに付け加えれば 今日に至っての一番に挙げている項目は、首長を変える ということなのだが、このことが理解されていないとしたら、誠に残念だ。
自分はこう思う。その一番大切なことを言ってくれないと、一色達夫は何を頑張ればよいのか分からない。自分の想いだけを実現するために市政を担当するつもりなら、それはやがては独善となる。これでは誰かさんが通ってきた道と同じではないですか。どう思います皆さんは。
私は人の上に立つ地位を得るために手を挙げたのではないですよ。
街づくりを行う上司ではなく、共に歩む同志ではないですか。
| 2008年10月01日(水) |
一色達夫の考える教育とは�⊃渊餞曚魘尭�堡とする |
議員となって初めて迎えた平成７年６月議会。私の最初の質問項目は「図書館について」だった。
まず冒頭 宮尾登美子さんの小説「クレオパトラ」の最初の一節に出てくる 戦火で図書館が焼けたことを嘆く 部分を引用させてもらった。
この質問を終え、後日 現場の教師と話したとき、「一色さん図書館だけが良くなっても教育現場は問題だらけですよ」と言われてしまった。
この言葉を受けて私は「図書館を橋頭堡にしてそこから教育現場を良くしていければ良いじゃないですか」と答えた。
この会話から永遠１３年。伊藤宏太郎氏の嗜好に振り回され、図書館建設内容（ハード）を 並み まで引き上げるのに、いらぬ苦労の連続だった。
いまからはソフトがどうであるかが問題となる。図書館が生き生きと生まれ変われば、西条市の教育現場は確実に変わる。良い方向に。
| 