| 2008年08月31日(日) |
人権啓発劇 「ふるさと」を見る |
西条市差別をなくす市民の集いによる 人権啓発劇 「ふるさと」を見る。
今年のテーマとして「ハンセン病強制隔離」についてが取り上げられていた。
このテーマでは、以前に新居浜市で催された「映画とフォーラム」の記憶が残っている。
気になっていつのことかと私のＨＰ日記のデータを辿って見ると、２００３年１２月２３日のことだった。
その日の日記を読んだ見たら、これが自分が書いた文章なのかと何だか驚いてしまった。５年も前のことだから、まだ合併以前の市議として自由に言いたいことを、勢いにまかせて書き連ねているようだ。
読み終わり感じたことは、何だか現在の日記は様々な自己規制をかけながら、（はっきり言えば）当たり障りのない表現を採りながら書かれていると思ってしまった。
それが成長というか、それとも自己防衛に走ってしまっていると考えるか、難しいところだ。
劇を見ての感想と言えばちょっと違うが、
年を経ても癒されることのない傷みが、国家権力によって加えられていたという事実について、政治を志す者の戒めとして今日まで持ち続けていたことを、ちよっとだけ誇っても良いかと思う。
この日記、もう６年と４ヶ月も書き綴っている。最近、最新のブログ形式に変えたらどうですかとアドバイスしてくれる方もいるのだが、私の政治生活１３年間の半分近くの記録として手放せないところがある。
市長選挙への出馬表明に併せて、私の全ての行動の見直しが進んでいるなかで、ＨＰのリメイクもその対象として上がっているのだが。
| 2008年08月30日(土) |
表明して見えてきたもの |
手を挙げることによって、見えてきたものがある。
社会が一斉にこちらに注目してくると、その人達の顔が見えるということなのだろうか。
顔が見えると同時に、共通の話題について直ぐに話をすることができる。
だから今まで漠然としていたものが、その姿を現してきて課題が明快になる。
これまで私が取り組んできたことの評価がなされると同時に、今からやろうとすることについてのそれぞれの感じるところを話してくれる。
やっぱり手を挙げて良かった。
これからの限られた時間、より多くの皆さんと触れ合うことによって、もっともっと多くの事を聞くことができ、同時に私の考えを聞いてもらうことが出来る。
やっぱり手を挙げて良かった。
そして、それらの声を活かすため、皆で一歩一歩前進することだ。
そうすれば西条は変わる。
私が今回の市長選挙に立候補するに当たって大きな影響が出るものに、市議会議員の欠員問題がある。
新西条市での一回目の選挙は、旧市町毎に設けられた選挙区で行われた。旧西条選挙区では定数１７で行われたのだが、この選挙区での欠員が現在２であり、あと一名の欠員が出ると、定数の６分の１以上となるので、欠員が出てから５０日以内での補欠選挙が必要となる。
だが、次の選挙の６ヶ月以内にこの状態となった場合は、補欠選挙は行わないとの規定となっている。（ただし３分の１以上の欠員となった場合は選挙を行う）
西条市の場合１０月２４日以前に欠員が出れば補欠選挙を行わなければならない。
補欠選挙を行うことの影響は、選挙事務の準備から始まり、来年４月に予定されている市議選挙に立候補を予定している方々に、半年足らずの間に２回の選挙を行わなければならない大きな負担を強いることとなる。
その点への懸念から、市長選挙立候補表明以前に市選挙管理委員会に出向き、事務手続き上の処理についてを確認した。
また、市議会議長と面談し、諸々の影響を排した方法として、市長選挙への立候補と同時に市議は失職する方法を採らせていただくことで了解いただいた。（この方法を採った方は過去多数いらっしゃる）
さらに、来年４月の市議選挙への立候補を予定して準備をされている方々に連絡して、補欠選挙は行わない方法を採らせていただくことの了解を得た。
市議として「意志を持ってそれを表明する」ことの影響が、大きいことを改めて認識した一つの事例だが、その当事者と事前に相談することによって、より良い方法を選択することが出来たことが良かった。
正式出馬表明から一夜明け、本格的な活動が始まった。
私の活動の全容は、事務所をちょっと覗いただけでは分からない、常識を外れた不思議なところがあるようだ。
議員は、自分の様々な活動や足で歩いた感覚から、結果をおおよそ判断できるようになったが、応援してくれる人にとっては不安感ばかりの状態が開票まで続く。
「なぜこの活動を行うのか」という目的と精神をがっちりと固めておかないと、私の選挙にはとても付き合いきれない。
そのような不安感を持たれない様、議員が次の選挙までにしっかりと地盤を固めておかなければならないと思いつつ、今日まで来てしまったというところだ。
ましてや今回は、これまでに経験したことのない広範囲なものである。どこから手を付ければよいのか、正直戸惑いがある。
今日「チーム西条プロジェクト」約してＴＳＰ会議を立ち上げた。ＴＳＰは「たつおスペシャル」とも読める。
会議は何時も通りの少数精鋭で行われる。ここでの議論は、なぜこの活動をやり遂げなければならないのかという、導入の部分の合意形成から長時間を要した。
伊藤市政の深層部分に潜んでいる疑問点を、図式化して説明するところから始まる。そして西条市における政治状況を分析し、そこから、この現状をどう変えていかなけらばならないのかを提示していく。
そして限られた期間のなかで、西条市の将来展望をどういう形で広報していくのかという方法論を出していく。
やりたいこと、やらねばならないことはゴマンとあるが、着手順序から議論していかなければならない。
過去の経験に照らし合わせてみても、今が一番苦しい時期であることだけは、共通認識としてある。
当初私がイメージしていたことと、みんなの感覚が違うところがあるが、それは私自身が描いたイメージが弱いということかと納得する。
やっぱり選挙という関門は、政治家を鍛えるようだ。
| 2008年08月27日(水) |
西条市長選挙出馬記者会見 |
１４時から市役所６階 議員面談室 で行われた一色達夫 西条市長選挙出馬記者会見 に準備した文章
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平成２０年１１月１６日実施 「西条市長選挙出馬表明に当たって」
私一色達夫は、平成７年に旧西条市の市議会議員となって以来、議会活動や各種団体における活動を通じて、この地域の発展を願ってきました。
平成１７年、自治体合併によって新西条市が誕生しましたが、引き続いて市議会議員として活動し、計１３年が経過しました。
その間に知りえた情報を持って今日の西条市を俯瞰したとき、伊藤市政における負の部分が散見されると感じています。
産業政策に特化した数々の施策は、一見してこの地域の元気度を感じるようですが、その実情ははたしてどれほどの実績となって現れて来ているのでしょうか。
市民の待望久しい新図書館建設計画における再三の迷走は、伊藤市政における計画性の無さと情報公開実施の遅れ、また市民参加行政の推進に関する疑問点を表しているといえます。
また、平成１６年台風災害を契機として本格的に実施されるようになった防災事業についても、疑問点を内包していると再三指摘してきました。
その原因としては、旧西条市長選挙を含め無投票多選の弊害として、伊藤市長の独善的市政運営となって現れてきていると感じます。
このような状況を見た時、少子高齢化対策等様々な課題に対処しなければならない今後の市政運営において、はたしてその舵取りは旨く行くのか不安感を持たざるをえません。
広大な面積を持つ新市となって４年。今後の４年間の市政の舵取り役を決める選挙が迫ってきている時にあたり私は、
教育、福祉を中心に市民生活に関わる全ての施策において質の高いものを実現するため、 徹底した情報公開による住民参加行政を推進し、
市民の誰もが夢と希望に溢れる地域だと感じられるような西条市を作りたいとの想いを持って、市長選挙への立候補を決意しました。
２００８年８月２７日 西条市議会議員 一色達夫
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この時期の雨は、季節の移り変わりを早めるように、草木の姿を変えていく。
からから天気の中、ケア出来ないままに萎れかけていた若木の桜が、一日で元気を取り戻している。一本の木についた葉のなかには、枯れてしまったものと元気を取り戻したものとが、混じっているものもある。
でもこの木は条件の悪いひと夏を越え、もう大丈夫だろうと思うと何だかうれしくなってくる。
人間社会の中でここに根を下ろした木でありながら、人間社会のうつろいなど知らないように自然のあるがままに育っていく様が、私の高揚した精神を静めてくれるようだ。
| 2008年08月26日(火) |
久しぶりの雨 数々の励ましに希望を見出す |
地域紙に市長選出馬表明の記事が出て「一夜明ければ時の人」のような様相となった。
一色達夫の中身は昨日と違わないのに、意志を持ってそれを表明することの影響がこれほどとは、不思議というか予想外というか驚きというか、我が人生初めての経験である。
時間が限られているのだから、早速に走り回らなければならないところを、水田周りの整理に取り掛かった。ここ一週間ばかり、人に会うことを優先していたものだから、途端に農作業のほうにしわ寄せがきた。
外回りばかりして、自分の水田周りが疎かとなり、隣の水田に迷惑をかけることなど農民としてあるまじき行為なのだ。
気は焦っても、まず身の回りを整理してでないと出かけられない。
そこは良くしたもので、農作業の間にも携帯電話に励ましの連絡が入ってくる。それに応えながら、自分の行為が支持される喜びを感じる。
朝からの曇り空が昼過ぎから本格的な雨になる。久しぶりの雨。
この雨のお陰で、萎れていた桜の木が何本生き返るだろうか。
明日は午後２時から出馬表明の記者会見が予定されている。そのための資料作りとメールへの返事で夜もふけていく。
メールの中に、現職批判だけでは限界がある、この地域をどうしたいのかという夢を語り、希望を共有しなければいけないとのアドバイスがある。
当然のことと納得しながらも、そのありがたさに目頭が熱くなる。
| 2008年08月25日(月) |
西条市長選挙出馬への最終決断 |
６月議会一般質問で、「ひうち会館」を運営している「インプルーブ株式会社」の運営についての疑問を呈していた。
その後、この問題について市長がどんな処置をするのか静かに見守っていたが、なんら措置はしなかったようだ。そこで７月２５日に「ひうち会館の運営に関する質問書」を担当部署に提示した。
この質問書への回答は「８月１日までに文章で」としていたが、担当者から口頭での回答があったのみであった。
市長は、「市民との間の信頼関係において」と発言したが、私は、その信頼を裏切るような行為が伊藤市政における産業政策のなかで行われているのではないかと、「ひうち会館」の件を事例に挙げて疑問を投げかけた。
それを無視するのであれば、市民との信頼関係などこの市長にとっては口先だけのことだと判断せねばならない。
最終決断だ。
この市長にはお辞めいただく以外にない。
此処にたるまでに、伊藤市政に対する様々な疑問を指摘してきた。それは私がこの地域に対して思い描く姿を実現していくためのものであった。
だが、市長が聞く耳を持たない人物であるのなら、私の努力も徒労に終わる。
図書館建設問題がその典型だ。市民の安全を図るという防災事業の全体の中に、サイクスに委託する事業を挿入しておく手法といい、このおかたの独善政治は目に余る。地域を回ってみても、様々なシーンでの疲弊した状況が顕在化している。
８月初めから周囲にはかっていた私の西条市長選出馬の準備が整った。今日、プレスリリースを行った。
期間は限られているが、市議生活１３年間の集大成として、この地域のあり方を市民に訴えるのみ。
| 2008年08月24日(日) |
総合防災訓練 本谷温泉まつり |
丹原総合公園で開催された 「西条市総合防災訓練」を見学に出かけた。
昨年西条東中校区を対象として開催された総合防災訓練と、基本的に同じメニューによって行われているようだ。
暑さがぶり返した日差しのなかで展開される催しについて、自分の身近なところで役立つのはどれだろうと注目して見る。
いざというとき頼みの綱となるのはどのようなところなのかと考えれば、やっぱり役に付いている人に行き着くようだ。これを如何に拡大していくかについては、エンドレスでの取り組みによって経験を積み重ねていくことだろう。
一旦帰宅して、自治会関係の今後の催し予定文章を作って回覧に回す。
夜は河乃内の本谷温泉まつりに出かけた。行く夏を楽しむ盆踊りの雰囲気が、地域の結びつきの良さを示しているようだ。
旧知の方との語らいで、新鮮情報が入手できたことが収穫。
二十四節気のひとつ処暑となった暦のとおり、ようやく朝夕は過ごしやすくなった。
曇り空が広がる一日だったが、期待した雨はほんの数滴で終わり、我が地区の灌漑用水不足はじわりじわりとただいま進行形だ。
あさ一番で歯医者に出かけたのは良いが、治療用麻酔で唇が麻痺した状態では、その後の仕事が憂鬱なものとなる。
夜に予定されている祭礼準備集会のための、資料準備を終えたのちは所用で丹原方面に出かける。同じ西条市だといっても。見える風景も気候さえも違っている。
走る度に思うこの感覚には、まだまだお付き合いしなければならないと思いながら、合併後またたくまに過ぎていったこの４年を振り返る処暑の一日。
| 2008年08月22日(金) |
丹原地区 小松地区 第８回 地域審議会の傍聴 |
１０時から開催された丹原地区地域審議会を、１０時２１分から傍聴。
葬儀への参列のため一旦帰宅してのち午後１時半から開催された 小松地区地域審議会を傍聴した。
両地区の審議会委員より提示される意見を総論すると、各地区の特色を反映してものがあることに興味を持った。丹原では地域の基幹産業である農業関係についてであり、小松では藩政時代から受け継がれてきた文化の継承事業についてである。
それらの思いを実現させるため、現在行われている行政による事業と地域の各団体での活動が、共鳴して市域全体に伝わるようにしなければならない。
それにしても広い西条市において、情報過多気味をどう整理してかかるのか。「地域限定版の取り組み」というようなものが必要なのではと、両審議会を傍聴して思う。
今日は母の８６回目の誕生日。身内が集まってのささやかな宴を持った。
選挙を戦う者が身内にいると、一番近くにいる者に一番気苦労をかける。それが分かっていても、やっぱり訴えなければならない地域への想いがある。
なんでそこまで、なんで一色達夫が、と自問自答の毎日。
| 2008年08月21日(木) |
暑さも峠を過ぎたようだ |
昨晩は外気が寒くて、開け放っていた窓を閉めて寝た。
今日の昼間も晴天のわりに気温も昇らず、農作業もし易くなった。
猛暑の夏もようやく峠を越し、秋の気配が漂い始めたようだ。
そうなると秋の取り入れも近くなり、準備作業が入ってくる。
中手の稲は茎の上部が膨らみ、そろそろ穂が顔を出すだろう。その頃になるとイノシシの出番だことは経験済みだから、その対策が急務となる。
今年は電気牧柵を購入する農家が多く対策は万全だが、そうなると、今まで被害を受けていなかった水田に新たな被害が出ることが考えられる。
そこでそれらの農家に対して早でまわしに、電気牧柵の購入を勧めているのだがその反応はどうだろうか。
７月末から３週続いてあった自治会行事と、狩猟試験で一気に突っ走ったこの夏も、夏ばてもせず乗り切った。お盆で小休止気味のこのところから、秋口には祭礼をはじめまたまた行事が詰まっている。
| 2008年08月20日(水) |
文化会館と図書館の建設 対比考察�� |
８月１３日の日記「文化会館と図書館の建設 対比考察� 廚涼罎�
「文化会館のときは行政内に出来のよい案が存在していたため、前市長の疑問が残る判断をカバーすることが出来たが、図書館のときは、出発が悪すぎたため市長の疑問の残る判断をカバーしきれなかった。」
と記している。
１４日の日記 対比考察�◆，硲隠尭�の日記 対比考察�� で文化会館の設計案が決まった経緯について記したが、良い文化会館となったのはまさに「文化会館のときは行政内に出来のよい案が存在していたため、前市長の疑問が残る判断をカバーすることが出来た」ということに尽きる。
「文化会館はいかにあるべきか」について行政内では行政内として出来るだけのデータを集め、来るべきその日のために 備えていた のだ。これは、時の市長に部下にたいしてそれだけの仕事をやらせるだけの 技量 があったゆえのことだと私は今でも思っている。
だが、今回の図書館建設についてはどうだったのか。私の答えは既に書いている通り「出発が悪すぎたため市長の疑問の残る判断をカバーしきれなかった。」ということだが、ここが根本的に前市長と現市長の違いだといえる。
伊藤氏が旧西条市と新西条市の市政を担当して通算１３年の間に、行政内に自由闊達な気風が消え、地域における新たな施設を作るときのためのデータの蓄積が、全然出来ない状況となってしまっていたようだ。
行政が担当する様々な仕事のなかで、規定に従って行うものはそれなりに出来るのは当然のこと。だが、地域の個性の創出の部分における仕事には規定はないのだから、市長と行政内の技量がそのまま仕事の質となって現れてくる。
地域における物作り特に文化施設作りというものは、だから、その出来栄えが即その地域の技量を推し量る物差しとなると、文化会館と図書館の建設に関わってみて私は痛切に感じる。
| 2008年08月19日(火) |
数々の市民要望に即応するもの市議の仕事 |
朝一番に歯医者に行き、終わってからは農作業を一つ片付ける。
「我が田に水を引く」との言葉があるが、設備の整った水田ならば容易なこの行為も、昔ながらの水利施設をそのまま利用する我が田では、水路管理も重要な農作業である。
一頃の焼け付くような暑さは峠を越え、３０℃そこそこの曇り空が広がる。雨は降らない。
こうなると、西条市における地下水位の低下が懸念されるが、西条市ＨＰにおけるデータのアップは的を得た 情報開示 だと関心する。
市民からの問い合わせ３件あり。事前説明からちょっと間をおいた要望にも一件一件丁寧に答えていってこそ、市議としての存在意義がでてくる。そんな意識でせっせせっせと走り回ればもう一日が過ぎていく。
予定があったらあったで、無かったら無かったで、いろいろある市議の一日。その間にもじっくりと話し合わなければならない事案もあって、帰宅は深夜。
| 2008年08月18日(月) |
西条地区地域審議会 第８回会議 |
１３時半より「西条地区地域審議会 第８回会議」が開催されたので傍聴に出かけた。
自治体合併によって新たに誕生した市に対して、その「建設計画」の進捗状況について意見を言う会議なのだが、合併後４年近く経つとその存在意義が希薄となるのだろう。
ましてや西条地区にとっては、日常生活上の変化というものが見えにくいところがあるためか、委員よりの発言内容は 合併に伴って という視点からのものが少ない。
それに加えて担当者による説明が専門用語の多用によって、質問者に分かりづらいきらいがあったようだ。
傍聴席から発言するのはルール違反だからやらないが、なんだかじれったい思いに終始する。
委員の皆さんに提示する資料の作り方から工夫をしていかないと、この審議会も有名無実なものとなりかねない。
市行政で行っている事業と県政、国政とのからみ。それに一般事業者が行っている事業。加えて、今日的話題から来る関心の深さ等を加味した中から、地域の現状がどうあるべきかを議論出来るようになれば、この街ももっと良くなるのに。
| 2008年08月17日(日) |
久しぶりに掲示板投稿があった。 |
次々に来る（作る）仕事も、お盆でひと段落。そこで昨日と今日は庭木の剪定作業を作った。
低気圧が近づいて曇り空が広がるなか、気温の上昇はさほどでもないが、それでも３０度を越すと直ぐ体からの発汗作用が始まる。二日かかかってまだ終わらない剪定作業も、残り少なくなりようやく目処がたった。
この作業による名誉の負傷は指への蜂刺されが二箇所。一日経ってから毒が回ったのか、腫れと痛みがある。
久しぶりに掲示板投稿があった。
北海道での研修地であった伊達市について、私の知らない情報と別の角度からの思考が興味深い。ある意味で共通の認識による共感を感じるが、置かれた状況が違い過ぎるところが誠に残念だ。
様々なレスの付け方が頭に浮かぶのだが、どれが一番適当なのか熟慮のうえでのこととしたい。
| 2008年08月16日(土) |
文化会館と図書館の建設 対比考察�� |
１４日の日記に、文化会館の「刺身のつま案」を、本来選ぶべき「刺身案」に覆すことは容易かったと書いた。
その理由として二案の出来と不出来があまりにもはっきりとしていたとも書いたが、同時に、この当時の地域における政治状況がどうであったかも、付け加えねばならない。
当時の西条市では、保守政治勢力の中に、明らかな対立軸が存在していた。
そして、保守の実権を握った体制側にいる者は、仕事によってその体制を維持し勢力を伸ばそうとするのは常等手段。
保守の反体制側にいる者は、その仕事内容に異論を唱えることによって、その存在を認めさせようとする。また、取って代わろうとする。
この図式は一つの図式であって、財政が潤沢であった当時は、表面上の対立軸とは別に、保守運命共同体として両雄両立の出来ていた 良い時代 だったようだ。
これが、街づくりの様々な施策となって実現していたのだから、右肩上がりの経済成長のど真ん中にあったほんとうに 良い時代 だったのだろう。
こんな時代の中で、地域のより良い文化環境の実現という目的を持って、私の若かりし頃の華々しい活動があったのだ。
そんな活動を、ある者は保守本流の別動体だと解釈し、ある者は対立軸の傘下で支援を受けているなどと、得手勝手な色分けをしにかかった。
「良い施設を作っていただく」ことが望みの者にとって、そのどちらかに組することなどありえない。だが、公共施設を作るのは行政なのだから、そこにアピールし、ある意味でのプレッシャーを掛けていくことは大いにやった。
その甲斐あってか、文化会館の建設が現実のものとなる頃には、「文化会館建設計画策定協議会」の委員に私が指名され、これによって、文化会館建設に関する情報を得ることが出来るようになった。
その当時の保守体制にいたお方は、どういうつもりで私を委員の一員としたのか。文化会館に関する知識をおおいに活かそうと思ってのことなのか、それとも市民団体の意見も聞いたという｢言うところのガス抜き」に使おうとしたのか。
結局のところ、肝心な時には案を選び間違うのだから、どんな高い地位に付いているお方でもミスはする。それを周囲の者や、関わっている者がどうカバーして、仕事をより良いものとしていくかが問われるのだ。
この時、当然のように反体制側のお方は、此処ぞとばかりに色めきたった。
だから、文化会館の建設案は簡単に覆った。
「刺身のつま」をつまんだその次の箸で、お皿に乗った「刺身」を食べた。そして、市民は、今も文化刺身を美味しく美味しくいただいている。
世間はお盆の休みに入っているところが多いようだが、私は朝から灌漑用の共同水源の水管理当番で走り回っている。
このところの日照りで地下水位が下がってしまい、地域内にある個人管理の灌漑用井戸の中には既に給水不能となったところがある。
１０時過ぎに一度ポンプが空回転して揚水不能となったが、微調整の結果なんとか夕方まで水が上がってくれた。
この間に、７月２６日に開催した「ため池の管理についての協議会」で話し合われた結果を文章にまとめ、関係者に配布しておく。お盆休み前までには片付けておこうと思っていた仕事なので、手間がかかっても今日には仕上げておかなければならなかったのです。
灌漑作業は早めに終わったので、夕方には親戚の仏さん参りに出かけ、市政の現状について１時間ほど話込んだ。こういう付き合いによって、この地域の現状というものが把握できてくる。
第２次愛媛県イノシシ適正管理計画（案）についてのパブリックコメントが今日までの期間だったので、「案について適当と思います」とメール発信しておいた。
西条市における施策内容についてのパブリックコメントについては、自分が奨励しているのだから、真っ先に実践しておくことが肝要です。
県外ナンバーの自動車が多い地域となっている今日。私の行動記録は、残暑の中に燃え尽きないよう精一杯のアピール か
| 2008年08月14日(木) |
文化会館と図書館の建設 対比考察�� |
平成８年に開館した「西条市総合文化会館」。今はこの一つの名称のみで呼ばれているが、開館当初はもうひとつ「西条中央公民館」という名前も付いていた。
それが、文化会館ひとつになったのは、規制緩和の波に乗って建物に掛かった しばり を取り払い、建物全体を一体管理することとなったためだった。そして、合併によって新市の建物を有効利用するためもあり、西条中央公民館は、旧東予の公民館を当てることとなった。
文化会館を建設するとき、何故文化会館と中央公民館がくっついたのか。それは、国からの補助金を得ることが大きな目的としてあった。
文化会館の建設には建設省からの補助金７億円をその一部に当て、公民館部分は文部省からの補助金６千万円を当てるという、その当時のよくあるパターンだった。
このような手法を採った建物の弊害として、文化の様々なシーンに対応できるような建物全体のレイアウトができていないところがある。だが、文化会館全体から見て、それはほんの一部分であるため、一般人からは指摘されるようなところまで至っていない。（幸せなことに）
前置きが長くなった。
この文化会館の設計案を決めるとき、ちょっとした（？）トラブルがあった。
基本計画の策定から数社による設計コンペの実施までは順調に行った。
この数点のコンペ案の中から、最終的にどの案に決めるかという段階になって、西条では決められないからという理由から東大の先生に２案選んでもらったのだ。
東大の先生は、総合的にレベルの高い案と、デザイン志向に見るべきものがあるとした案を選んで提示してくれた。
つまり早い話が、刺身と刺身のつまを選んで皿の上に乗せ、さあ西条さんさしみを食べなさいと言ってくれたのだ。が、どうしたことか、当時の理事者は刺身のつまのほうを選びましたと言ってしまったのだ。
私は、当時直接東大の先生に電話して事の成行きを伝えたのだが、「そうですか」と言って先生はしばし黙っていた。
これを覆すのは容易かった。二案の出来と不出来があまりにもはっきりとしていたため、それを指摘することで 刺身のつま で押し通すことが理事者といえども出来なかったのだ。
現 西条総合文化会館の設計者は岡田真一設計事務所。警視庁庁舎、最高裁判所庁舎、鹿島建設本社ビル等を手がけた設計者である。
片方の刺身のつま設計会社のほうは、すでに倒産したと風の便りに聞いた。
| 2008年08月13日(水) |
文化会館と図書館の建設 対比考察�� |
私が取り組んだ文化、教育に関する仕事の中で、市議会議員となる前の文化会館と、ここ数年取り組んだ図書館の建設の過程を対比させて考察してみると、二人の市長の思考と行政内の仕事の出来具合が良く分かってくる。
文化会館は旧西条市の前の市長が取り組んだ大きな仕事であり、図書館は現市長の能力を測る大きな物差しとなる。
そのどちらにも一色達夫は深く関わり、その両方の進め方に異論を唱えた。結果、文化会館は高い評価を得られるものとなったが、図書館の方は、死に物狂いで走り回ってやっと及第点ぎりぎりまでその出来具合を高めることができた。
その大きな理由となったことは、文化会館のときは行政内に出来のよい案が存在していたため、前市長の疑問が残る判断をカバーすることが出来たが、図書館のときは、出発が悪すぎたため市長の疑問の残る判断をカバーしきれなかった。
文化会館は平成８年３月に開館以来、この地域の文化的レベルの底上げを図っており、これからもまだまだその高い潜在能力を発揮してくれるだろう。その特徴として一言で言えば、建物が主張しないで、ソフトを活かす。ハードの出来が良いから、そこにいるだけでソフトが高いレベルに直ぐに到達できる。
図書館の方は、基本計画の策定を手抜きしたため、ハードに全市をカバーする能力を備えることが出来ず、将来の発展性までも備えておくことができなかった。平成２１年に開館してからは運営ソフトでもって、ある程度のところをカバーすることは出来るだろうが、それも運営する者が目指すべき方向性を見定めておればこそのものだ。
文化会館は専門性のある特殊建築物であるため、出来不出来が極端に現れる。だが、図書館の場合は、特殊でもなんでもないただの建築物なのに、どうしてこうも違ってきたのか。
答えは、この文章の中に書いてある。
| 2008年08月12日(火) |
様々な行動形態に、こちらはお勉強の毎日 |
地域のことで、８名の方の仕事のとりまとめをしたが、これがなかなか大変だった。ではない。現在進行形で、いましばらくお付き合いが続きそうだ。
個人への対応がこうなのだから、集団への対応はもっと大変なことは当たり前だろうが、どうして、こちらのほうが案外と容易く行くことがある。
その理由を考えてみると、集団には個人の行動が一つの枠に入って、ある程度の規制が効くことからだろう。
長年様々なことをやっていると、そんな悟りの境地になるのだろうが、社会には何時まで経っても 初めて取り組む という事例があるから、やっぱ「お勉強の毎日」。
懲りずに、おおらかに、チョットは相手に合わせて、仕事に取り組みましょう。
暑さにめげずに
| 2008年08月11日(月) |
手帳のメモには１１項目の記入があるが |
ひとつイベントを行うと、事前の準備から 本番 片付けと三日間ほどは手間を取られる。それでもやるだけの価値があるから雑用はいとわないのだけれど、こう暑い日が続くと作業をこなしていく効率が落ちることは否めない。
月曜日のメモには１１項目もの記入があるのだが、その全てに触れることもないような事柄だけで占められている。
だが、備忘録への記入がないと、あとあと必ずといってよいぐらい必要となってくるのだから、あたら疎かにはできないのである。
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地域のイベントをやっていると、肝心の「伊藤市長評論」のほうが疎かになってくる。
でも、ここにも一色メモがあるので、このヒントを元に時間が出来ればいつでも書き出すことができる。
そのさわりの部分を書き留めておこうかな。
・防災事業 合併まではそれほどでもなかった。合併してからどうなった。
・財政は改善されたといっても、仕事をやらなければお金も出ない。
・「あとで話に来い」の疑問。議員には時間の縛りが有るが、理事者はエンドレスで話ができるのに、どうしたことやら。
・食と農への執着は、市長の趣味と一致して、周りが作り上げたのか。
・「むこうむきのオットセイ」＝文化会館建設運動への関わり。
・一度は来た、だが二度とは来なかった。ましてやこの人から情報のひとつももらっていない。
・だからこの人に「たっちゃん」と呼ばれる覚えは無い。
・あの頃の一色達夫は良かった。て？ あんたが悪すぎる。
・今頃言われても シラケ が増すばかり。
・文化と教育に関するポリシーが感じられない。金儲けが人生の全てではない。
・個人の意識がどうあるかということに心がおよばない。
・多言だが言葉の脈略がつながらず内容が理解しがたい。
・図書館建設の時、前者と同じ事をしている。前者のときよりも、やり方と結果が格段に悪い。
結局、歴史と経験から学んでいない。
「兵三日にして将を知り、将三年にして兵を知らず」
こちらのほうもメモはざっとこのようなものだが、この一つ一つについて書いていくのも何だか時間の無駄のように思えてきた。
自分の限られた持ち時間を、もっと有意義なことに使うほうが世のため人のためになる。
| 2008年08月10日(日) |
自治会 夏のイベント そうめん流し |
自治会内の全世代の交流を図るイベントとして計画した そうめん流し。
朝８時から準備にかかり、一日中これに集中しての取り組みとなった。
青年部は、太鼓台の飾り幕の虫干し作業および新旧長胴太鼓の叩き比べ。
婦人部と福祉部は、そうめんのゆがき外食事の準備作業。自治会役員で諸々の準備作業。
１１時開始も早々に、地域内のお年寄りから幼児までの参加者が訪れ出し、「そうめん流し」は一気に本番へ突入。あとはワイワイガヤガヤの交流会。
準備する者と参加する者が固定化してしまうことは、何時も課題として残るが、まずは「自治会 夏イベント そうめん流し」は無事終了。
連日の炎天下に準備から本番まで、イベントを終えての安堵で早めの就眠（１１日記入）
| 2008年08月09日(土) |
イベント準備 お盆準備 |
８時半から、明日予定されている自治会主催イベント「そうめん流し」の準備作業を行う。今日の作業はそうめんが流れる とい を作ること。事前に了解を取っている竹やぶに出かけ、真っ直ぐに伸びた真竹を日本（違う）二本切ってくる。
普段ならやぶ蚊の来襲を覚悟しなければならないところ、昨日の消毒が効いて一匹も出てこない。だが、加工作業は残暑がぶり返した中でのことで、おお汗と共での準備だ。
昼までに終了。
昼からは、お盆準備の墓掃除。
思い返せば、父が亡くなったのは、平成１７年３月に７６名の議会全員辞職したその日だった。あれから早３年以上が過ぎ去っていったが、この間に出来たこと出来なかった事多くあり思い出は尽きない。思えば遠くまできたものだと感傷にしばしふけるようだ。
平成７年、市議会議員となった時、父には既に痴呆の症状が出ていて、私の身の処し方や政治について話し合うことは無かった。それでも、その頃日課として何百枚も同じ事を書いていた経歴メモに、「達夫は市議となって活躍していることを喜んでいる」との文章が必ずあった。
そんなことを思い出しながらの墓掃除。これからはどう生きるのかも、あの時のように自分一人で決断しなければならない。
近いか遠いかの違いはあっても、いずれはこの父の横に眠るまでの間、自分の思うがままに生きるまでのことだ。
狩猟免許試験前日の４日の夜、受験へのプレッシャーから寝付かれなかったのだが、この日は歯がずきずきと痛んでいた。これはけんびきからくるものかと考えていたら、あにはからんや虫歯の進行によるものだった。
５日の夜も痛むので昨日の夜、痛むところをよくよく見れば黒く変色している。これが原因かとフロスの尖った先を黒く変色したところに突っ込むと奥まで入ってしまった。こうなると余計に痛み出し、寝不足のままに朝を迎えた。
８時からは、共同墓地への薬剤散布作業がある。お盆前に恒例としてあるやぶ蚊対策の作業には、動力噴霧機がある農家の方５名での奉仕作業である。
作業は１時間ほどで終了し、入浴後に係り付けの歯医者に電話して治療の予約を入れる。
１０時過ぎに電話して１１時に来てくださいには慌ててしまう。
先生には、この１年でかなり痛んでいます。虫歯が２本に以前直したところにがたが来ているのでこの際治療しましょう。と言われた。
昨年のこの時期にはあご関節症の治療にしばらく通っていたのだが、時間ばかり取られることに嫌気が差し、一度予約をキャンセルして１年、足が遠のいていたのである。
あご関節症は、寝ている時、歯を食いしばっていることがあったり、歯のかみ合わせが悪いところから来る等々言われ、あごの一方に痛みがあり口を開いた時あごが片方にずれる。だが、日常生活にはさほどの影響も無いので、治療から遠ざかっていたが、この間に虫歯が一気に進行したようだ。
治療は１時間ほどで終了。直ぐに週の初めからアポを取っていた産業振興課でリサーチ。大体予想していた通りの経過を辿っている。
昼からは猪対策事業の件で打ち合わせ。
穂肥散布を５１ａ行い、これで全ての水田が終了。
昨年から育てている桜の木のケアを１本。お盆前の一斉清掃のおりにでも痛んだだろう木の手当て。助かることを願って、夕暮れ時特有のやぶ蚊の襲撃に耐えながらの作業。
仕事は着実にこなせてはいるのだが、次から次に増えるばかりだ。人を相手とする仕事は、こちらの意図を伝えておいてもあちらの事情で動くから、思わぬ手間がかかるものだ。それに共同作業の中でも、ケアしなければならないことが出てくる。
歯の治療は９月中には全て終了するよう先生に頼んでおいたが。
| 2008年08月07日(木) |
松山市 コミュニティ推進地区 |
愛媛新聞に、住民自治組織への財源移譲などを目指す松山市の事業で、自治の母体となる「コミュニティ推進地区」指定７地区の意見交換会があったことが報道されている。
大きくなった自治体の中での「地域内分権」を目指す動きは、高松市の事例が先行していたようだが、そろそろ日本全国に広がりだしたようだ。
地域の様々な課題にたいして、自治体組織と職員のみが対処するのではなく、地域住民自らが 主体 となることが求められる。その一つの制度的到達点が、行政からの資金の受け皿となる組織の結成なのだろう。
これを実現するためには、地域に多数の自立した市民が存在することが必須要件だ。
このような試み、西条では何時頃実現するかな。
| 2008年08月06日(水) |
受験後の休養 とはいかない事情あり |
受験後の休養とはいかない一日だった。
灌漑用共同水源の水当番は、うす曇のなかでも重労働だ。この頃になると水田の畦にモグラの穴が開きだすので、水が回った時点での点検作業が欠かせない。また、雑草のほうも太りだすので、そちらのほうにも手が掛かり出す。
この合間をぬって先週からアポがあった方と会って話し込んだら、たちまち３時間ほどが経過していてあわててしまった。この間、水当番の方は疎かと成り、終了が１９時以降までもずれ込んでしまった。
夕方１７時２０分から１５分ほど夕立有り。畑の作物にとっては久々の恵みの雨である。穂肥を１０ａ散布。
１９時から、もう一つ用をこなしてから水当番の始末をしたら、もう２０時。
夕方からの約束をひとつドタキャン。スケジュール調整のミスはあってはならないことだが、内容のある話に遭遇することは少ないから、ついついそちらほうを優先してしまった。
まだまだ意識のコントロールができていない私である。
| 2008年08月05日(火) |
２０西条第１８号 「わな猟 狩猟免許」 |
９時から西条地方局丹原庁舎４階会議室で開始された 狩猟免許試験には１６名の参加だった。そのうち５名が私の地区からの受験者で、あと隣接する新居浜市から２名の受験のようだった。
試験といえば２００６年９月２５日の「防災士」試験以来のことで、地域の期待（？）を背にしての今回は、以前とは違ったプレッシャーを感じてしまった。
結果として、知識試験、運動能力試験、実技試験と無事に通過し、地域からの受験者とも全員合格 愛媛県知事名による｛２０西条第１８号 「わな猟 狩猟免許」｝が即日交付された。
猪にたどり着くまでには、狩猟期間以前に 狩猟者登録を済ませ、保険に加入してから わなの設置 という手続きを踏まなければならないが、取り合えずは 第一関門 突破 はめでたい。
試験は昼までに終了、交付を含めて１３時半には全て終了。丹原まで来ていることだから、帰り足で 周ちゃん広場 の視察。以前着たときから売り場のレイアウトをガラリ変え、さらにお客さんサービスの充実を図っていることがわかる。
あと公共事業３件の現場確認。地域にはまだまだ足を踏み入れていないところがあることを感じる。
夜は自治会の定例会と趣味の会の定例会が重なり、はしごをする。
自治会定例会では東部一般廃棄物処分場の建設について、市担当部署よりの説明がある。内情を知るものとしてじっと聞いているべきところだが、東広島市の同様施設を視察させてもらった経緯もあることから、皆さんに分かるよう二点だけの質問をしておく。
普段とは違った緊張を強いられたここ数日。その余韻がなかなか冷めない疲労感が、体全体を支配している。
受験に備えて十分な休養を取る。
遅めの目覚めからは、日記の記入などの定常作業をこなし、あとは夕方まで明日の狩猟免許試験に備えての集中勉強。
日が陰ってからの少しの時間を、昨日の作業で残った地域内河川堤防の雑草刈り。
ネット検索も控えて、早めに寝ます。
| 2008年08月03日(日) |
西条 ３７、１℃ ・一斉清掃 ・受験準備 |
朝７時から、自治会行事である「お盆前の一斉清掃」を実施。
暑さ対策で早朝からの実施としているのだが、それでもチョット体を動かしただけで、汗が体中から噴出してくる。１０時までで一応の終了だが、それでも残った所は少数精鋭で仕上げ作業の実施。終わってからは自治会内の話題の情報交換。
社会福祉協議会の事業として設置していただいた「ふれあいベンチ」について。猪の行動状況と狩猟免許試験について。防災事業として予定している個所の検討。環境美化コスモス栽培の実施準備。そうめん流し。祭礼準備。地域内公共事業実施についての協力依頼 等。
綺麗になったグランドの木陰で、汗を拭きながらの語らいは話題が尽きない。
昼食を取ってから、残りの仕上げ作業を一人で１時間ほどしたのだが、気分が悪くなって止めた。水分補給は十分に行っているのに普段と違うと思ってみたら、今日の西条市の最高気温が３７，１度ということで納得。昨日の夜は受験勉強で寝不足であったことも併せて、体調に跳ね返ってきたようだ。
一色達夫も人の子。いくら百姓で鍛えていると思っていても、状況に合わせて行動は考えていかねばならないようだ。
ということで屋外での仕事は止めて、まじかに迫った狩猟免許試験の準備にかかる。
「狩猟免許試験例題集」は読破したので、今度は「狩猟読本」に目を通す。こちらのほうは７月２７日の事前講習で講師から重要事項の説明があったことと、試験例題集で取り上げられている個所の一致点があり、暗記ポイントの把握が容易だ。
夕方までには「狩猟読本」２５０ページを読破。再び試験例題集の設問解きにかかる。食事後、続きにかかったが、集中力が切れているようなので中止。２２時には就眠。（４日記入）
明日は自治会行事として「お盆前の一斉清掃」が予定されているので、飲み物や草刈り機燃料の準備などをしておく。
水田を見回って若干の農作業を終えたあとは、コスモス栽培を予定している農地の耕運作業。これで２０ａほどの休耕田が解消され、景観形成作物で覆われることとなる。
夜には自治会役員会が開催予定だったので、そのための資料作成をしていたらもう開会１０分前だ。
明日の清掃作業が暑さ対策のため７時開始予定なので、役員会は２１時には終了した。それでも、８月中と１０月の自治会行事の大枠はまとまった。
帰宅後入浴、食事を終えてから、もう一枚の資料作成で今日の仕事は終了。
このところ○○関係の仕事のなかで、嫌な思いをすることが何回かあった。
○○活動は基本的にボランティアが集まってきてくれているのだから、そこを出発点に善意を踏まえて物事を組み立てていくことだと私は考える。
だが、そこに地域のボス的発想を持ち込んで来る人がいる。
その発想で様々な会議を設定したり、議題に上げたりしてこられると、善意の行為から集まってくれている方々が 引いてしまう のだ。何かのめぐり合わせで一年間の仕事を受け持ってくれている方が、嫌な経験を持って役を退くということは、社会にとって後々大きなマイナスとなる。
そのことが分かっていないお方の行動は、確信犯的場合が多いから始末が悪い。さてどうしたものやら。
４月から始まった平成２０年度事業も、早いもので４ヶ月が経過した。そこで、最近思いついた課題のリサーチとともに、その幅を市政全体に広げて西条市を巡ってみた。
といっても、日常的に取り組む仕事の合間を見てのことだから、一巡するのに昨日と今日の二日間掛かったが、それでもぬかりがあるのだから改めて新西条市の広さと行政が受け持つ仕事の広範さを認識する。
昨日、シミュレーション（見せかけ）という言葉を使ったが、普段使っていた意味と若干違うように思えてｇｏｏで検索してみると
「シミュレーション (Simulation)とは、実験・訓練を目的とし、複雑な事象・システムを定式化して行う模擬実験をいう。」
本来の意味がこれならば 「街づくりシミュレーション」という表現も妥当なのだろう。「シミュレーション（見せかけ）」ということならば、「街づくりの見せかけ」ということとなってしまって、こちらの意図したことが伝わらなくなる。
今日の日記の表題を最初「街づくりシミュレーション」としようと考えたのだが、それはやめて 想像行 とした。それは、「行政による事業の現場に立って、この事業が進んで完成して地域住民に使われるようになる時間経過をシミュレーションしてみる。」という行動パターンの表現が私の中で繰り返されているからだ。
この暑い最中に、暑苦しい表現になった。
もっとさらりと表現すれば、「ハード事業が目立つ。」「ソフト事業はどうしても単発で終わってしまい、その成果を目にすることが少ないのか。」
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