| 2008年06月30日(月) |
ブランド志向�ァ．好檗璽鳥�業番外編 |
「次世代育成支援スポーツ事業」を西条市から随意契約で請け負う、小林義明氏が理事長を務めるＮＰＯ法人「西条スポーツ・文化支援協会」。この団体が活動をし始めた頃、西条市の体育施設を管理・運営する指定管理業者の選定作業が持ち上がった。
それまで旧西条市の体育施設を委託管理していた「西条市体育協会」は、この指定管理者に参入すべく準備を始めたのだが、そのライバルとして「西条スポーツ・文化支援協会」が名乗りをあげるものと想定していた。
というのは、西条市から請け負った「次世代育成支援スポーツ事業」を大々的に行っていることに併せて、ＮＰＯ団体のその定款には「体育施設の管理を行う」のと文言が書かれていたからだ。
だが、いざ蓋を開けてみると、ＮＰＯ法人「西条スポーツ・文化支援協会」は、体育施設の指定管理には名乗りをあげず、体育協会のみの応募という肩透かし状態だった。
結局のところ、体育施設の指定管理にただひとつ応募した体育協会も評価の基準点に達せず、市直営での管理に戻すというまことに不可解な結果となった。
この経過について巷では、「ブランド志向の方々は良いとこ取りで、手間のかかるだけで儲けの薄い指定管理にはそっぽを向いたのだ」ともっぱらの噂だった。
加えて、この経過は、「体協つぶしの手の込んだ策ではないの」との事情通の解説が出ていたが、やがては、人の口に上ることも無くなっていく。
そして伊藤市政は 「合宿都市構想」 に突き進む。
私は、｛地域におけるスポーツ振興は、県レベルで策定されている「スポーツ振興計画」との整合性を図りつつ、「西条市スポーツ振興計画」を策定して掛かるべきだ。｝との意見である。が、このような経過を辿った現状では、関係者の現場の意見を集大成した「スポーツ振興計画の策定」について、とてもその雰囲気に無いと感じている。
| 2008年06月29日(日) |
ブランド志向�ぁ．好檗璽鳥�業における予算増加 |
「次世代育成支援スポーツ事業」という名の下に、各種スポーツの有名選手や指導者を招聘している。
この事業、最初は元プロ野球選手の佐野氏を招聘することから始まり、随意契約で請け負ったのが、小林義明氏が理事長である「西条スポーツ・文化支援協会」というＮＰＯ団体である。
最初にこの事業を始めた時、このＮＰＯ団体はまだ県の認証が得られていない状態であったことは、既に指摘している通りだ。また、この最初の招聘事業の予算は、教育委員会で講演会だかを行うために計上していたものを当てた。
だから、２回目からの「次世代育成支援スポーツ事業」として予算化された総枠よりも、その年度での決算額が一事業分増えている。このことに、議会の決算審査委員会では触れていない。
思いつきで有名選手や指導者を招聘した結果、スポーツ関係予算額は増加したが、はたしてこれが、最適な予算の積算によってなされているといえるだろうか。私の答えはＮＯだ。
ブランド志向の結果が一番金が掛かって、一番効果の薄い事業展開となっていると私は見る。いうところの「伊藤市政における質の悪さ」だ。
・そもそも、西条市で何の実績も無い「サイクス取締役小林義明氏」が立ち上げたＮＰＯ団体が、西条市から随意契約で１０００万近い事業を請け負うことの異常さ。
・しかも一番経費の掛かる状態で。このことは、同じ名称の「次世代育成支援スポーツ事業」を自治総合センター（宝くじ）からの助成を受け、西条市からの持ち出しゼロで行うに至って実証された。
・この事業を統括する部署の幹部職員の面々が、ＮＰＯ団体のロゴが入ったＴシャツを着て事業を手伝っていたことがあった。その光景に唖然としたことが、今でも鮮烈に脳裏に焼きついている。
市長のご意向とはまことに強いようだ。
| 2008年06月28日(土) |
ブランド志向�� 防災事業におけるブランド志向 |
伊藤市政におけるブランド志向を如実に表すものとして、まず防災事業があげられる。
平成１６年の台風災害を受け取り組んできた防災に関する事業だが、この取り組み内容への疑問から、サイクスへの疑問が沸き起こってきたのだから皮肉である。
防災事業を京大の小林正美教授の指導の下で行うということを強調して、そこから派生する様々な事業を展開しだしたが、この連絡調整をサイクスへの随意契約でもって行うという手法を採った。
理事者の裁量の範囲に属することだとはいえ、そもそも、京大の小林正美教授を呼んでくるのに多大な税金が掛かっているというのに、あえてそうしているところが市長のブランド志向の為せるところだ。
既に触れたが、防災事業に関する事柄はネット上には無数にといって良いくらい公開されている。自治体の仕事としてある市民の生命財産を守るという重要事業について、これまでの長い年月様々な知恵を絞ってきた。それら事業について西条市がこれまであまり熱心に取り組まなくても良かったのは、たまたま災害が少なかったという幸運以外のなにものでもない。
関東大震災の可能性が指摘されて３０年以上になる東海地域では、防災に関する取り組みを３０年以上続けている。西条市が防災事業に取り組むとき、それらの事例のなかから適当なものを選んで行えば良いのであって、何も京大の指導をいただかなくても事足りる。
京大がそんなに研究がしたいのであれば、西条市は仕事に差し障りのない範囲で協力すれば良いのであって、なにもそこに西条市民の税金を投入してまで来ていただく必要は無い。
防災事業に関する事については、国や県からの事業の流れや補助金でもって、また市独自事業として災害時に役立つ様々な事業を行っている。だが、京大を強調するあまり、折角のそれら事業が目立たなくなっていることは残念だ。
また、防災事業予算の全体枠の中にサイクスに委託する事業を潜り込ませる手法をとるものだから、余計に「良い事業」に目が行かなくなる。
この状態は「悪貨が良貨を駆逐する」と言えば良いだろう。
防災事業にブランド志向など必要ない。
| 2008年06月27日(金) |
田植え終了。平成２０年もはや半年過ぎた。 |
６月議会の目処が付いた頃から準備を始め、２５日に終了した田の畦のコンクリート打ち作業。
この時期に作業がずれ込んだのは、議会対応と様々なお世話ごとと、それに裸麦の収穫作業が６月まで掛かったことが原因している。
それでもあえてこの作業をしておこうと行動するのは、私自身の農業へのこだわりなのかも知れない。
１９日、２３日、２５日と生コンを注文し、仕上げた畦は１３１ｍか。これに掛かった費用は生コン代の６立米６万７千円だけなのだから、自前でやれば安く上がることは確かなこと。だが、夕食を終えたらもう睡魔に襲われることは致し方ない。
体力勝負をしているときは、思考回路は停止状態だ。伊藤市政への評論の項目と順序だても、６月の議会中に一気に書いたメモから進んでいない。
コンクリート打ち作業の終えた水田の、昨日は代かき作業を行い今日は昼過ぎまでで田植えを終了させた。午後は田植え機の掃除や納屋の片付け作業を行い、まだ周囲の明るい６時半には作業を終え入浴。
食事後書斎の片付けをしていたら、思考回路にも次々とスイッチＯＮとなる。
平成２０年もはや半年過ぎた。
私が所属する総務委員会は「消防関係」の事柄も含まれているところから、今日１９時半から加茂川河川敷お祭り広場で開催された「水防訓練」の様子を見学に出かけた。
以前渦井川河川敷で実施されたときの見学以来のこととなるが、各分団から参加した消防団の方々のきびきびした動作は以前と同様である。
２０時２３分訓練終了後もしばらく見学していたが、多くの人を集めて準備から片付けまでの段取りを行うことの大変さを感じた。
消防署と消防団。この組織が水防に対しての備えということだが、ここに各地に結成されている自主防災会をどう結び付けるのか。
あえて課題を見つけるとしたらその点だろうか。
（２７日記入）
| 2008年06月25日(水) |
西条市観光協会 平成２０年度定期総会 |
午前中に水田の畦のコンクリート打ち作業を終え、午後２時から市役所別館５階で開催された「西条市観光協会平成２０年度定期総会」に出席した。
議員となって以来観光協会会員として会費を納めており、この時期に開催される総会には必ず出席している私は優良（？）会員である。
自治体合併によって新観光協会が発足して以来、この地域全体を網羅した活動の内容が、「総会」に出席することによって良く理解できる。
今年は特にＪＲ伊予西条駅前に出来た十河信二記念館内に観光協会としての拠点が出来たこともあり、活動内容がどう発展したのか確認することを総会出席の目的としていた。
観光協会としての収益事業を持ち出したことは発展ではあるが、新施設に掛かっている規制が、新たなソフト構築のネックになていることを感じる。
このことは施設建設時における議会での予算審議の折に、再三指摘されていたことである。
今後この面をどうクリアしていくのか、来館者が多いうちに手を打たなければならないことだ。
私からの質問は一点のみ。
「会員が減少しているがどうなのか。」
観光協会を運営している方々はボランティアであるところから、追及口調となることを控えたが、合併のスケールメリットが生かしきれなくなりつつあることは、広すぎる地域のデメリットとして顕在化ているのだろう。
あえて数字を挙げれば
「平成１７年会員数 ７６５名」「１８年 ５７６名」「１９年 ５６４名」「２０年 ５１０名」
だが、平成２０年度事業について
・水めぐりボランティアガイドについて
・小松一万石勉強会
・物品販売やガイド事業については特別会計として処理すればどうか
・西条市内霊場めぐりの宣伝（世界遺産登録について）
・西条藩三万石のうちの米が周布に集まっていた当時の蔵があるが保存運動をすればどうか
など、活発な意見が出ていたことは明るい材料だ。
現状と課題、そして進むべき方向性と、得るところの多かった「総会」への出席だった。
（２７日記入）
| 2008年06月24日(火) |
ブランド志向�◆仝悗蠅僚鼎気篭賁鬚領未肇ぅ魁璽� |
ブランドを維持する努力を怠り、「お詫び会見」を開けなければならないような事例が最近多い。
ブランドの上に胡坐をかき、楽をして安直に儲けに走った結果だと分かっていながら後を絶たない事例に、人間の性というもののどうしようもなさを感じる。
しかし社会の大半の人々は、ブランドというものに誇りを見出し、かくありたいと願って努力を積み重なる。それはことの大小に関わらず、人としての向上心という美徳の部分だろう。
この誇りというもの、人としてのアイデンティティとして、一命をとしても守り抜く精神性も人間社会のなかでは時に見られる。
私がサイクスについてとやかく言い続けるのは、「こんなものに納得していたら、いち西条人としての誇りを傷つけられる」との思いに駆られるからだろう。
だが、この作業は苦役を伴う。
相手は西条市の大統領である。そこに異論を申すことによるはね返りはある。「ダブルスタンダード」だろうが「集団の前でのあからさまな批判」だろうが、甘んじて受けなければならない場面にも遭遇する。
話を変えよう。
西条市が誇る食のブランドとして春の七草パックがある。
このブランド、市場の評判が良くて毎年１００万パック近くを出荷していると聞く。
この出荷作業には多くのアルバイトが動員されるのだが、そこで聞いた話。
七草は共同で市場に出荷されるのだが、検査で一つでもバツが出ると、その生産者の物は何万パックも点検し直すのだそうだ。
そこまでしないと、ブランドというものは守れないのだ。
食に関してもうひとつ。
日本一の生産量を誇るという裸麦を出荷するとき、「カラスノエンドウ」という草の種が入ると商品価値を無くする。そこで、生産指標で再三再四収穫前の除去を呼びかける。それでも混入しているのが搬入時検査で見つかれば、そのロットは受け入れてくれない。
以前に私が出荷した裸麦の中にも混入しているのが見つかり、５００�圓曚匹稜�を手作業で選別して１０粒ほどのカラスノエンドウを除去したことがある。その作業には、妻と二人で一日掛かった。
人間長くやってりゃあ、これくらいの経験一度や二度はある。
そんな経験に照らし合わせて、西条市のやっている事業のなかに「誇りを傷つけられる」安直なブランド志向のものがあれば、税金の無駄使いといわなければならないのは当然のことだ。
ブランドばかりに頼って成果を誇示する行為には、代案を示して反論する。
ーーーーー
今日の日記、どうもくどくなった。
ブランドが確立された老舗の食品業者の不祥事が目立つ。
長い間の努力によて確立されたブランドというものは、それなりの理由があって価値が高いのだろうが、ただブランド物というだけでありがたがる向きも無きにしも非ずだ。
豊富な知識の上に立った鑑識眼でもって、多くの物（者）の中から価値ある物（者）を見つけ出し、身の回りに置いたり（交わったり）することを我が日本人はどうも苦手としているようだ。
物ならブランド物を選び、人なら肩書きや出身母体を問えば安心してしまう風潮も、この社会に蔓延していると言っても過言ではないようだ。
そのような風潮に乗って旨く立ち回る者がいたり、紛い物が跋扈することもまま見られるのは今に始まったことではない。
政治の世界では二世三世が喜ばれ、有名大学出身のイケメンさんが目白押しなのは、ブランド志向の典型的なところだろうが、その結果が庶民感覚が欠落したお坊ちゃん政治に帰結するのならいただけない。
ーーーーー
西条産業情報支援センター（サイクス）の取締役小林氏。この人物とは一度話したことがあるが、話題豊富で速射砲のごとく言葉が飛び出し、聞いているこちらを飽きさせない。話題の果てに市役所幹部職員の勤務評定までしてくれたのは、大いに参考（？）となった。
さてスイス連邦在住のこの人物、なかなかのブランドのようだが、そこが市長の気に召したのだろうか。というのは、我が西条市の市長さんのブランド志向が常々話題となっているからだ。
西条市が現在進めている施策を評論するとき、まずこの「ブランド志向」というキーワードを提示しておくことが一番適当だと思う。
| 2008年06月22日(日) |
環境の変化を知る事例として カブトガニ イノシシ |
東予郷土館で１０時から開催された「四国カブトガニを守る会」の平成２０年度「総会」に、少し遅れての出席となる。
東予河原津海岸に生息するカブトガニの状態を知ることにより、この地域全体の環境の変化を知ることができる。だからこの生き物に注目し、広く社会にその存在をアピールしていくことが、自治体の環境行政の取り組みとして求められる。
そんなところから、何かあるごとにこちらにお邪魔していると、様々な付録が付いてきて面白い。
昼過ぎには帰宅して昼食後農作業に従事。遅れている田植え作業を４ａと、除草剤散布作業が２７ａ。それと、田植え機の調子が悪かった時の田への肥料散布作業。
田の中を歩いていると、イノシシの足跡が付いていることに気づく。これも地域環境の変化を如実に感じる事柄である。
自然環境の変化は、自然の中の生き物の変化によって知ることとなるが、人間環境の変化は、大きな事件によってのみではやりきれない。
良い方への変化に目を向けたいところで一題。水当番の連絡帳を持って来てくれたので手近にあったパックコーヒーをあげたら、オトミ（分かるかな）に丸々と太ったスイカが返ってきた。
ゆったりと時間が流れる地域の日常では、こんなことがしばしば起こる。
昨日からの雨で実施が危ぶまれた小学校のリサイクル活動は、旨く雨が上がって８時から１時間で終了。
新聞回収業者さんまで来たことを幸いに、１０時から西条総合文化会館で開催された｢栄典祝賀会」に出席。栄典受賞者の社会への長年の貢献にたいする謝意を表す。同時に、この地域で活動する方々と交わす挨拶は、なかなか含蓄ある言葉が多くて得るものが多い。
昼までに終了した催しから次のＪＡ総代会までの間は、時間調整気味だが仕事の情報交換が出来て有意義。
１４時から開催されたＪＡ総代会は、質問の出ないままでも１６時までかかる。
今日から土曜夜市が始まった。初日の今日は夏至ということでＪＣによる「エコｄｅナイト」が同時開催された。
この日は「１００万人のキャンドルナイト」だったかいう催しが、日本の各地で開催されているように記憶の端にあるが、西条でも催すということで興味を持って見に出かけた。
あいにくの雨の中だが初夏の風物詩は、出ている人々の中に顔見知りが多くて良い気分転換になるようだ。
それぞれの場所で、それぞれのやり方で、様々な活動が進められている。それらに政治はどう関わっているだろうか。そんな視点が常に頭を過ぎるのは、因果な性格だと思いながらも、それぞれの場所に身を置く自分がいる。
| 2008年06月20日(金) |
平成２０年６月議会 最終日 |
平成２０年６月議会 最終日。１０時から開催された本会議での各委員長からの報告では、傍聴できていなかった民生産業委員会と、２つの特別委員会の様子が分かる。
新図書館特別委員会での審議では、これから開館に向けて進んでいく選書や講演会のことがあり参考となる。
このことを踏まえて、開館時どのような状況となる 懸念 があるかを、近いうちにまとめて提示しなければならないだろう。
図書館建設の迷走を招いたそのままの状況が継続しているのだから、成行きから目を離すわけにはいかない。
帰宅後、雨の中での農作業。昨日のハードワークの影響が体に残り、スローなテンポでの仕事である。
夜は連合自治会の防災部会に出席。各単位自治会の皆さんの話の聞き役に回っていると、防災事業の現状と課題が見えてくる。
今後どのような取り組みを積み重ねていくか、自分自身のこれまでの勉強の成果が問われることとなる。
| 2008年06月19日(木) |
大阪調査行 �ァ〜躋� |
今回の「スイス連邦経由駐車場止まり」の件。図らずも現伊藤市長が進める西条市政における問題点を、白日の下にしたといえば言いすぎだろうか。
表面上は積極的政策推進と受け止められがちな事柄の内部に、質の悪さが隠れている。そのようにしかならない大きな原因は、市長の特定人脈を通して事が運ぶことにあるようだ。
政策立案の過程のなかで、多くの情報と状況を網羅したなかから最小の投資で最大の効果を上げるという本来あるべき姿が、欠落ししたままでいけいけどんどん状態が積み重ねられる。だから、ちょっと内部を覗けば、疑問な部分を内包していることが見えてくるのだ。
その事例としては、これまで私が取り上げてきた、産業政策から始まり、防災事業、スポーツ事業等々枚挙に暇が無い。
加えて私の言う伊藤市政における質の悪さは、ここ数年の新図書館建設事業に集大成（？）として現れてきたと分析できる。
６月議会における私の質問に対する市長答弁は、政策ばかりではない政治姿勢についても評論するための、格好の材料を提供してくれた。
私の市議生活１３年ばかりではない、それ以前からのこの地における活動も含めたなかで、この際整理してみることが必要なのかもしれない。
| 2008年06月18日(水) |
大阪調査行 �ぁ．好ぅ肱∨� てか |
５月１５日。西天満の駐車場のことを確認してから次に採った行動は、最後の詰めを行うための法務局を探すことだった。
西条では裁判所の隣に法務局があることが刷り込まれていたのだろう、駐車場の隣にある大阪裁判所合同庁舎の周りを歩いてみる。予想的中で、法務局北分庁舎があるではないか。
明日はここに来ることを確認できたことを最後に、１５日の仕事は終了とする。
１６日。自治体議会政策学会の講義に穴を開けないよう、早くに淀屋橋に降り立ち法務局北分庁舎に向かった。登記証明は庁舎２階だとの表示に従いフロアに降り立ったが、どうも様子が変だ。聞いてみると、ここは不動産登記の所なので、法人登記は中央区の合同庁舎の方に言って下さいというではないか。
淀屋橋の駅に引き返し、京阪電車で一駅天満橋駅から歩いて５分で、中央区谷町 大阪第２法務合同庁舎に行き着いた。
インプルーブ株式会社との商標名と西天満２丁目３番１４号の住所を記入して、５００円の印紙を張って窓口に提出したら、即座に「登記事項要約書」が入手できた。
その用紙の一番下に書かれている小林義明氏の住所が、スイス連邦チューリッヒ州チューリッヒ市ゲルマニア通り１１となっている。
なにこれ・・・・・しばし事情が飲み込めない。
スイス連邦 てか
スイスに住所を移しても、西条市との覚書の住所の現状が駐車場 てか
法務局の手続き窓口にある椅子に腰掛け、書類を見ながら放心状態の一色達夫。
気を取り直して、インプルーブ株式会社の履歴事項全部証明書（印紙代１０００円）を入手。続いて入手したアシュフォードジャパン株式会社の登記事項要約書（印紙代５００円）の小林氏の住所も、同じくスイス連邦となっていた。
これで、今回の調査は終了。大阪３日間の調査行は交通費の多大な出費と労力を伴なったが、粘った甲斐がありおまけも含めて得るものが多かった。
やっぱり仕事は、現場を踏んでなんぼ。
自治体議会政策学会が大阪での開催となったことや、親切な大阪市職員との出会いや地元の方のアドバイス等々が重なったこと。やっぱり今回の情報入手はめぐり合わせの為せる技と、大阪調査行の整理をしながら感じるばかりだ。
| 2008年06月17日(火) |
大阪調査行 �� 大阪市役所で |
５月１５日、京橋のビジネスパーク内ツイン２１での自治体議会政策学会講座の一日目が終了し、直ぐに京橋駅から淀屋橋に向かった。駅を出てそして向かった先が、中ノ島にある大阪市役所。
住所を探すのに、ほかに適当な聞く場所が思い当たらず、昨日見た大阪市役所に行けば何とかなるかと思いながら、退所する人々の流れに逆らって立派な建物の階段を上がって行った。
建物に入って一階の向かって右側に案内表示板がある。市民相談の表示があったのでその部屋を覗くと、ドアーが閉まってガラス越しに見える内部には既に職員が数名残すのみ。１８時近くになっているのだからこれはもう駄目かと思っていたら、廊下を歩いて来た女性が声をかけてくれた。
「事務所を探しているですが分からないんです。」と事情を話すと市民相談の部屋に入れてくれて、ゼンリン住宅地図を取り出して調べてくれた。渡りに船とはまさにこのこと。
それに、新旧二冊の住宅地図があったのだから、二重のラッキーである。
２００４年８月発行と表示された住宅地図には、西天満２丁目３番１４号には 西宝天満ビルと表示されその５階には、アシュフォードジャパンｋｋの表示とともにインプルーブｋｋの文字があった。
が、２００７年４月現在の住宅地図にはアシュフォードジャパンの表示のみでインプルーブｋｋの表示は既に消えている。
ここで初めて、二丁目３番１４号は、昨日見た駐車場の場所であることが分かったのだ。「なんじゃいこれは、西条も軽く見られたものだ」と頭に血が上っていく。
大阪市役所は既に表玄関が閉まり、夜間通用門からの出入りとなっている時間。市民相談の職員さんの親切な対応に謝し、通用門から出てその足で勝手知ったる例の場所に向かった。
やっと見つけた駐車場の、問い合わせ番号に電話を掛け聞いたところによると、西宝天満ビルは昨年のうちに取り壊し、０７年１２月に今の駐車場がオープンしたとのことだった。
今年３月議会に提案された「ひうち会館の減額貸付」議案には、インプルーブ株式会社との間の「覚書」がセットとなっているのだから、実質的に瑕疵があったことがこれで確実となった。
サイクスの不可解さを感じ、内部事情を調べ始めて数年となる。第３セクターは行政とは人格が違う、議員の調査権の範囲外だ、個人情報で公開できない等々、およそ前時代的状況のもとで時間ばかりが過ぎていった。
そんな徒労感を味わう私に対して、「頑張っているからちょっとご褒美をあげよう」などと神様が思った結果なのかたまたまなのか、この情報はサイクスのある一面を明らかとする効果をもたらすだろう。
だが、「こんなことに私の限られた時間を使わなけらばならないことが、情けなくて仕方がない」という感情が、今の私の心を支配する。
| 2008年06月16日(月) |
大阪調査行 �◆‘�本で一番長い商店街 |
一つことをぐだぐだと引っ張っていくのも何だか時間の無駄と思いつつ、インプルーブ株式会社についての調査した中から、付録のように付いてきた経験を書き残しておこう。
愛知県での研修を終え電車を乗り継ぎ、新幹線新大阪駅から大阪駅に出て、環状線に乗るまででも、四国の片田舎から出てきた者にとってはしんどい行動ではある。ここまで来るだけに神経が消耗し、思考回路の変調をきたしていたのだろう。北区西天満まで行くのに、環状線の天満駅に下りれば大丈夫だろうと安易に考えてしまった。
これが大変な思い違いだった、が、（昨日も書いたように）何処にいってもそこからの経験が身に着いてくるものだ。
天満駅の辺りは天神橋６丁目、通称 てんろく という大阪の超繁華街だった。そこからふらふらと歩き出し、駐車場整理のおじさんに北区西天満２丁目にはどう行けばいいのですかと聞いたら、「そこを少し行けばアーケード街があるから、そこを歩いていけばいいんちゃいますか」「そうねえ１０分くらいでつくんちゃうの」とのこと。
その親切に感謝して、商店街を歩き出したのだが、いけどもいけども西天満には行き着かない。天神橋６丁目から５丁目４丁目と表示が変わるのにゆうに２０分は歩いている。そこでまた道案内をこうたら「もうすぐでっせ兄さん」と気軽な返事が帰ってくる。
とうとう天神橋２丁目にきたら、商店街に「天神天満繁盛亭」の幟が林立している。そうなのだ、ここが例の落語常打ち小屋があるところなのかと、歩き疲れもちょっと癒されるのだった。
後から大阪に詳しい人から話を聞いたところでは、てんろく界隈の商店街は日本で一番長い商店街なのだそうだ。そう、そこをずーと歩いたん。それは疲れたねと同情とも感心ともつかない顔で言われたのには、自分のことながら ご苦労さんでした と言わずにはいられない心境ではあった。
何だか疲れてもう予約のホテルに行こうかとの思いも頭によぎるなか、交差点にあった住所表示案内板を見つけたのが天の恵みのように思え、行き着いた西天満二丁目の３番地。
事前のネット検索で目星を付けていた神光ビルがあったけれど表示は１７号となっている。そこの入居案内にインプルーブ株式会社の表示が無い。入り口にセキュリティーが架かったビルには、「事前に検索していた法律事務所の名前があるのだが」と思いつつ、インタホンで管理者に聞いてみると即座に「そんな会社は知りません」と素っ気無い。
「おかしい」と思いながら周囲を歩いて見て１４号の表示を探すのだが、１５号表示の建物はあったが１４号が無い。
向かいの画廊に人がいたので聞いて見たら、「ここらの事務所もこの頃出入りが激しいから分からんよ」「兄さんどおしたん」。
そう「四国からわざわざ来たん。それはご苦労なこっちゃねえ」「どおしたん、その会社になんかされたん」。
画廊の女主人さんとお客さんを含めたひと時の会話は、橋下さんの話からタイガースの調子の良さまで、こてこての大阪満載である。
結局分からず、諦めて最寄の駅への道筋を聞いてみたら、画廊のお客さんが親切に、「これからそっちに帰るから案内したるわ」と言ってくれた。
この周囲には、戦災でも生き延びた古いビルがそのままの形で使われているものもあり、その説明からしてもうけものの道行きとあいなった。
中ノ島の大阪市役所を左手に見て、日本銀行大阪支店の由緒ある建物を右手に見るところに淀屋橋の駅表示がある。その入り口にあるカフェのコーヒは、「ここら辺りで一番安い」とのご託宣を最後に、道案内のおじさんは、もうすっかり夜の帳が支配する都会の雑踏に消えていった。
「ここら辺りで一番安いコーヒー」でも、西条から愛知東郷町を経て、大阪彷徨の疲れを癒すには十分だった。「何の因果でここでコーヒー飲んどん」と思いながら・・・・・。
| 2008年06月15日(日) |
大阪市北区西天満二丁目とはどんなところ |
現西条市政が行っている様々な事業に関わっている「サイクス取締役」小林義明氏。この人の肩書きはアシュフォードジャパン株式会社代表取締役であるが、この会社が平成５年に設立された時の事務所は、ひつち会館の経営をしているインプルーブ株式会社の事務所住所と同じ大阪市北区西天満二丁目３番１４号だ。
大阪での調査行のおり見た２００４年８月発行ぜんりん住宅地図に、天満ビル５階の一室にふたつの会社名が出ていた。
同じ人物が代表取締役を務めるこの二つ会社のうち、アシュフォードジャパンの方は現住所である、大阪市西区新町に住所を移しているが、西条市との覚書に書かれているインプルーブ株式会社の方は、いまだに北区西天満のままとなっている。
小林氏。スイスに住所を移す手間は掛けても、西条市との覚書のことには無頓着だったようだ。
４月１１日の日記に「ひうち会館を運営している小林義明氏とは」との表題で書いているが、もう少し付け加えれば、インプルーブ株式会社の住所が西条市に無いというのは意外だった。
その理由は、伊藤宏太郎氏が、常々言及している「本社を西条に移してくださいよ」ということと、お友達の会社は西条では無いということは明らかに矛盾するからだ。
小林氏が経営する会社の状況を直接見てみたいと考えたのは、この矛盾点がきっかけとなったのだから皮肉なものである。世の中言行一致していないと、やっぱり変に感じますね。
そんなところから、５月１４日の愛知県での研修を終えた足で大阪市北区西天満を訊ねていったのだが、これが骨の折れる仕事となった。
分かったことは、事務所が無くて駐車場だったということだけではなく、小林氏が何故この町に事務所を構えたのかという理由もだった。
６月１２日に「現場に立てば、小林氏が何故ここ西天満に事務所を構えたのか、その心理も理解できるようだ。」と書いたが、まさにこのことだ。
４月２２日の時点では、ヤフーで住所のみのキーワッド検索から大まかな目星を付け、５月１４日の大阪行としたのが当日の骨折りの原因となる。天満という地名から予測して天満駅に降り立ったのが大間違い。そこから歩いて北区西天満二丁目にたどり着いた時には１９時を回り、あたりは薄暗くなりかかっている。
事前の準備不足を嘆いたが、しかしこの苦労が町の状況を身をもって体験することとなったのだから世の中良くしたものだ。
ヤフーの検索一覧のうち「地図」にアクセスしてから、住所「検索」をかければたちどころに現場の状況が出てくる。その地図を見ると、北区西天満二丁目は「大阪裁判所合同庁舎」の直ぐ隣で、中ノ島にある「大阪市役所」も「中央公会堂」も直ぐ近くにあることが分かる。
つまり、ここは大阪の一等地、ここに事務所を構えているということのブランドが問題なのだ。
ネット上の地図では分からないが、この地域は裁判所の近くということで法律事務所や弁護士事務所が数多く、そのほかにも銀行等有名企業の事務所も数多い。その間には、古くからの画廊も数多くあり、大阪のビジネスを含めた文化性の象徴的場所なのだった。
そのことが分かれば、大方の図式は明となり思考回路が解けてくる。
小林氏の元住所が兵庫県芦屋市、事務所が北区西天満。アシュフォードジャパン東京支店の住所は港区赤坂、そして現住所がスイス連邦で あ が り。
そのお方が、西条市で何の用があるのだろう。
| 2008年06月14日(土) |
６月議会質問 西条市の教育基本方針について |
西条市議会では議員一人当たりに割り当てられている質疑・質問時間は、３月当初議会では２０分、他の議会では１５分である。
議会内会派に所属していれば所属議員の持ち時間を割り振って一人最大３０分まで質疑・質問できるが、一人で活動する私は持ち時間がそのままだ。
この持ち時間内で市政全般にわたって理事者の考えを質すのだから、その項目の設定には何時も苦労する。今回の６月議会、「持ち時間フルに使ってサイクスのことを質せばどうか」などとアドバイスしてくれるお方もいらっしゃるが、多くの市民の代弁者としての立場があるのだからそう言うわけには行かない。
今議会では、「西条市の教育基本方針について」を一つの柱として質問を組み立ててみた。
以下、その全文
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つぎに、西条市の教育基本方針についての質問にうつります。
西条市教育委員会が発行している「西条市の教育基本方針」には、教育方針と、教育に関する資料および行事予定が掲載されています。
自治体合併以来のこの冊子の掲示内容を見てみると、平成１８年１９年とは、１教育方針 ２学校教育 ３社会教育 ４人権教育 ５図書館 ６学校給食と分かれて掲示されていたものが、平成２０年度については、教育基本方針と推進目標が巻頭の別立て掲示となり １学校教育 ２社会教育 ３人権・同和教育 ４教育施設の整備 というように変化しています。
この教育基本方針の掲示内容が変化していることの考え方についてまずお答えください。
平成２０年度推進目標の８番目には、今年初めて 学校・家庭及び地域が一体となり「えひめ教育の日」（１１月１日）の周知・啓発に努めると掲げられています。この「えひめ教育の日」の内容について、その制定の経緯や目的、また今後の取り組み内容についてお答えください。
つぎに、食育の推進についての問いです。
西条市の教育基本方針の中では、平成１９年度は、６番目の学校給食との項目で書かれていたことが、平成２０年度においては、１番目の学校教育のなかの一項目として「食育の推進」というように変わっています。
平成１７年６月１０日に成立した「食育基本法」を踏まえ、「食育への取り組みについて」平成１８年６月議会に黒河紘一郎議員が 学校における取り組みについて 栄養教諭の取り組みについて等詳しく質問されています。
そのおりの答弁を踏まえ、この２年間での教育委員会においての取り組み内容や、今後の推進内容についてお答えください。
つぎに、社会教育に掲げられている図書館整備と利用促進についてです。
平成１９年度の教育基本方針には、図書館における重点目標として、「文化の発信の拠点である図書館の利用促進」とされていたものが、平成２０年度には社会教育の中の一項目として 「図書館整備と利用促進」とまとめられています。この変化していることに対する考え方についてどうなのかお答えください。
さらに、本年度の目標としてボランティアの育成及び運営サービスの充実とありますが、どのような具体的方策を採られているのでしょうか。
新西条市図書館と新丹原図書館の開館を踏まえて、新たな図書館ボランティア育成が急務であると思いますが如何でしょうか。たとえば、開館準備を共に行う配架ボランティアの募集を行う考え方についてもお聞きします。
また、市内４館の運営スタッフの採用状況と育成の考え方について、その採用人数や時期、それに育成の方法について担当としての考えをお答えください。
最後に、市内４館と学校図書館を運営する司書教諭との連絡会の設置や、社会教育施設との連携の方向性も打ち出していく必要があると思いますが、西条市の教育基本方針で掲げられている「市内４館のネットワーク化及び学校、社会教育施設との連携」の考え方についてお答えいただければと思います。
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教育長の答弁では、教育基本方針の項目の変更について「内容に変わりはありません」とのことだが、「教育委員会の担当組織ごとの項目に変更する」ことによって、受け持つ仕事内容を分かりやすくしたとのことだった。
そいういう工夫の跡をきっちりとアピールすれば良いと私は思うが、委員会としては、そういうところへの気配りが欠けているといえよう。
教育というものはエンドレスで続いていくジャンルであるが、その歩みのなかでもメリハリが必要だと思う。
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一日農作業。田植え作業も佳境に入ってきた。
| 2008年06月13日(金) |
６月議会質問 システム農学会開催事業 全文 |
通告に従いまして 大きく２点。システム農学会開催事業について及び西条市の教育基本方針についてお聞きします。
まず、１点目の「システム農学会開催事業について」の質問です。
平成２０年３月議会における当初予算に、「産学官連携の促進」として「システム農学会開催事業費補助金」３０万円が提案されました。
提案説明では、システム農学会開催に要する経費の一部を補助。 同学会春季大会を誘致し、｛地域から見つめる「食」と「農」のいま未来｝のテーマで「農」に関する農業高校教員・生徒や農家等の方に農業の現状や「農」と「食」などに関する研究発表を行うとともに、併せて市のＰＲを行う。として、西条総合文化会館小ホールを中心に、５月２３日から２５日まで行うとしておりました。
まず、この事業の成果についての問いです。
２３日に開催されたシンポジュウムには、約２８０名の参加と新聞報道されていますが、学会員、市職員、地元農業者、学生、一般の方それぞれの参加人数についてはどのような結果であったのでしょうか。
また、地元で農業に従事する方々の、今回の事業に対する評価をどのように把握しているのかお聞きします。
平成２０年度新規事業として３月議会に提案されたのは、補助金として３０万円でしたが、このイベントに関連してどれだけの予算がかかっているのでしょうか。サイクスにしか連絡調整のルートが無いとされている、 京大の小林正美教授のお姿も拝見しましたが、事業を行うに当たって実際にかかった全体の予算額と、市からの補助金の使われ方についてお聞きします。
つぎに、平成１９年度予算１５７万５千円を使って、平成２０年３月３１日にシステム農学会開催の新聞広告を出していますが、この効果と予算執行の妥当性についてお聞きします。
システム農学会開催については、３月議会の施政方針のなかで初めてて明らかとなり、それに伴う予算が３０万円提案されたということで理解していたものが、平成１９年度当初予算で計上されていた２款１項３目文書広報費 １２節役務費 公告料２００万円の内から、平成２０年度事業の広告費を支出したとのことです。予算の執行の日がよりによって３月３１日とは、その段取りの良さに関心させられます。
様々な宣伝広告手段があるなかで、今回このような方法を取ったことの宣伝効果と、その妥当性についどう考えているのかお答えください。
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６月議会における 質疑と質問は、対になって関連する部分がある。
サイクスを舞台として進める西条市における産業政策の、一環として今回の学会開催という面が強い。これに例の「ひうち会館」も絡んでいる部分もある。
その予算について、補助金の額とは不釣合いな広告宣伝費用を使ったということの、妥当性を問いたいと思っての質問である。
再質問は
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システム農学会開催事業について再度お聞きします。
事業の全体予算の組み立て方と、提示の方法をどう考えるのかということです。３０万円の補助金のみであると理解していた事業に、１５７万５千円の広告費が付いていたということです。
この新聞広告は西条市の宣伝というよりも、市長の政治的パフォーマンスではないですか。
２０年度新規として提示された事業に、１９年度予算が余っていたからこの際使えでは、如何なものなのかというところです。
市長が進める産業政策についての予算は聖域とはされていませんか。
その点、きちんと精査されているのかどうか答えいただければと思います。
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との文章を用意して臨んだ。
３月議会に提案されたこの事業開催についての予算への、反対討論を行ったということは５月２３日に書いている。
また、現産業政策特に食と農に関する事業に対して持つ違和感は、これまでに再三陳べているし、いち農民としての私が望むべき方向性についても公表している。
西条市の産業活性化ということで学会を誘致したいという政策的判断は、理事者の裁量の範囲だが（２３日には「やりたければやればよい」と書いた）そこにつぎ込む予算は「再質問に用意した文章」のとおり、妥当な範囲かどうかということだ。そこに政治的な色合いが絡めば、市民の税金をどう考えているのかと問わねばならない。
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今日は６時半起床で、昨日代掻きした水田の田植え作業を実施。
手早く切り上げ、１０時から開催の企画建設委員会の傍聴。
昼過ぎに帰宅して昼食後、暗くなるまで田植え等の農作業。
スイスと駐車場の件、波紋が広がっている。石を投げた本人の周りは、いたって静かなんだが。
| 2008年06月12日(木) |
６月議会 質疑 サイクスについて再質疑準備文章 |
何度お聞きしても、サイクスが不可解であるとの私の感じを払拭できません。それでは、違う観点から再質問いたします。
スイス連邦チューリッヒ州チューリッヒ市ゲルマニア通り１１ という住所をご存知でしょうか。
この住所は、サイクス取締役 小林義明氏の現在の住所です。
小林義明氏は、さる３月議会で提案された ひうち会館の減額貸付を行う相手先である ひうち立地企業連絡協議会から アウトソーシングを受けているインプルーブ株式会社の代表取締役であり、また、このひうち会館に事務所を置き、西条市から随意契約でスポーツ事業を受注していた、ＮＰＯ法人の理事長でもあります。さらには、サイクスが随意契約で受注した防災事業にも深く関わっていることが、事業報告書から明らかとなっています。
３月議会でひうち会館のことが出たので私は、インプルーブ株式会社のことを調べてみました。
収益の１０％を西条市にいただきます と記された覚書の相手先の住所である大阪市北区西天満２丁目３番１４号 にいってみたところ、そこは駐車場でした。
大阪法務局で会社法人登記の状況を調べてみたら、インプルーブ株式会社代表取締役の住所も、サイクス取締役の肩書きとして示されているアシュフォードジャパン株式会社代表取締役の住所も スイス連邦となっていたのです。
小林氏が 兵庫県芦屋市 からスイス連邦に住所を移すことは自由でしょう。
ですが、西条市との覚書に書かれたインプルーブ株式会社の 住所の現状が 駐車場はないでしょう。
このようなことがサイクスの事業内容に対する信頼を失うこととなり
会員減少という実態となって現れてきているのではないですか。
サイクス社長として １１万６千西条市の市長として どう考えるのかお答えいただければと思います。
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私が問題だとする事実関係を知らしめるため、「サイクスの経営状況について」に関する質疑について 再質疑 のために準備しておいた文章をアップする。
サイクスについて不可解だと感じてから、関心を持続させていたら、とうとうここまでの事が分かってきた。
伊藤宏太郎西条市長の行う施策の問題点は、表面上は市政発展の大命題を掲げているなかに内包して、チョット見ただけでは分かり辛くなっている。
だから、批判される部分を 見解の相違 ということで今までやってこられた。だが、結局のところやっていることがワンパターンだから、ひとつの突破口を開けば、芋づる式に全ての問題点が繋がっていることが見えてくるのだ。
議員は市政の問題点を指摘するのも一つの重要な仕事である。そのために市民の貴重な税金の中から、歳費をいただいて活動している。
ある面、こんな嫌な仕事をしないでも良いような市政であって欲しいものだが、不可解さが増幅しているような雰囲気があるのだから、一点突破で現状を分かり易く提示する必要がある。
守る側はあれこれと知恵を巡らして、議員の発言と行動を規制できたとしても、そこはお天道様お見通し。事実に語らせればそんな知恵は吹っ飛んでしまう。
旨くしたもので、目星を付け調査に出かけたところに、やっぱり襤褸が出てきました。
現場に立てば、小林氏が何故ここ西天満に事務所を構えたのか、その心理も理解できるようだ。
このリポートは小説よりも面白い。いや人間のやることなど、似たようなものか。どうせ一度きりの人生なら、人間の善の部分だけを純粋培養する活動をして過ごしたいものだが・・・・・。
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今日は、総務委員会の議案審議。１０時開始で１１時半には終了。のち、民生産業委員会の傍聴。
総務委員会には平成１７年１８年と所属していたので、事情が分かっているといえそうだが、一年経てば事業の状況が違ってくる。何時まで経っても事前の調査と、たゆまぬ勉強の積み重ねのみが手がかりだ。
帰宅後、農作業。
| 2008年06月11日(水) |
６月議会質疑 サイクスの経営状況について全文 |
報告第2号 株式会社西条産業情報支援センターの経営状況について
お聞きします。
私がサイクスについて、不可解だと感じて調べ始めたきっかけは、何度も申し上げているように、防災事業を西条市から随意契約で受注したことからでした。そのことの説明を求めたところ、サイクスが行う産業政策の一環であるとの説明でしたが到底納得できないものです。
以来 継続してこの組織のことを注目していますが、内容が不可解だとの感じを払拭するものではありません。
自治体が独自の産業政策を持つことは、地域戦略上あって当然のことだと思います。しかし、その事業遂行は、明快な説明のうえでの共通の理解の下で行われないと、主張することが画に書いた餅で終わってしまい、市民の税金である予算を 元気に消化するだけに終わってしまうのではないでしょうか。
そのことを冒頭申し上げて質問に入ります。
まず、平成１９年度の事業報告及び決算報告について
会費収入の減額要因についてお聞きします。このことは昨年も聞きましたが、あれから一年たっても会費収入の減少に歯止めがかからず、平成１９年度の決算額が、サイクス立ち上げの翌年 平成１２年以来の最低となっています。
サイクスの活動の結果が、会員獲得の面には現れていないように受け止められるのですが、その点いかがでしょうか。
つぎに、昨年度の事業計画と予算書を見ると、西条市からの指定管理者 委託事業をはじめとして、起業家マインド醸成事業 等９事業の委託を受けていることがサイクスの主な事業です。
このそれぞれの事業を実施するに当って、それに関わったスタッフの人数と仕事内容及び報酬はどうなっているのでしょうか。
雑給の決算額が予算額と大幅に違っているのですが、サイクスの運営の中でしばしば見られる、年度途中での事業内容の変更がどうであったのか。
特にサイクス取締り役である小林義明氏について、サイクスの行う事業にどのように関わっているのか、詳しくお答えください。
つぎに、西条市がサイクスに委託した事業について、サイクスから外注したその事業名とその金額・外注先をどのように把握しているのかお聞きします。
平成１９年度の一般管理費の報告にある外注費は１億２千万あまりとなっていますが、発注者がその外注先のことを詳しく把握していないと、事業の是非を判断することにはならないと思いますが如何でしょうか。
つぎに、平成１９年度西条市実践防災計画の指導・提案業務について、サイクスが４２８万４千円で随意契約で受注していますが、この事業予算が販売費及び一般管理費の中で、どのように分類され掲示されているのか。その内容と金額について、担当としてどう把握されているのかお答えください。
つぎに、交際費の支出内容・支出先・支出額についてお聞きします。
予算額は２００万円であったものが、決算額は３０７万円あまりと過去最高額となっています。
昨年もこのような違いがあったことに対する説明では、高島屋松山店で行った食材購入費が 交際費として処理されたためとされています。今年の内容についてどのように把握しているのかお答えください。
つぎに、平成２０年度の事業計画及び予算書について、平成２０年度予算書に提示されている、西条市実践防災計画の指導調整業務について、その業務内容と担当者についてお聞きします。
平成１７年以来、サイクスは防災事業を西条市から随意契約で受注していましが、平成２０年度予算書に初めてその名称と金額２６９万８千円が示されました。
私がこの防災事業の結果報告書を情報公開請求で入手したなかに、サイクス取締り役小林義明氏の名前がしばしが登場いているのですが、この方は、防災事業に対してどんな役割を果たし、そして、その報酬はどうなっているのでしょうか。
発注するに当っての予算積算の段階でも、また、結果の報告を受ける段階でも分かっていることだと思いますが如何でしょうか。
最後に、事業の発注者と受注者が、同じであることの考えについてお聞きします。
昨年の私のこの点についての質疑に対して、担当部長の答弁では、西条市が行う産業政策の実行部隊として位置づけ、市長が自ら社長として対外的折衝をやっていくことが この組織の強みとなっていると答えています。
市長からは 嘘は言わない。スピード持って、いっしょうけんめい、そのことが信頼感、人と人の信頼感を築き上げたとの陳べられています。
現在でもそうお考えかどうかお答えいただければと思います。
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この質問に対する答弁内容は、いずれ西条市議会ＨＰの会議録コーナーにアップされる。
世に言う第三セクターの経営についてはとかく問題が多いところから、透明性の確保が言われて久しいが、西条市の場合は掛かった靄が一段と濃くなるばかり。
市長が社長を兼ねることの弊害など一切ございませんと、いうわりには説明責任を果たさない。この件に関する担当部長や市長の答弁は、答えない、はぐらかし、居直り、逆ねじ、問題のすり替えと感じられるものが多すぎる。
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６月議会における質疑・質問が二日で終わったので今日は休会。
自家水源の灌漑ポンポを回し水田の代掻き作業を行い、４ａの田を仕上げる。
雨脚が強くなってからは納屋の片付け等。痛んだ精神の癒しの時間気味。
３０万円の補助金が全てと思っていた事業に、１５７万５千円の新聞広告料が付いていた。そんな珍事も披歴してみると、どうも別の見方も出来るようだ。
一人で抱えているよりも、皆で事実の評価会をしてみると、新しい様々な情報が出てきて大いに参考になる。
システム農学会に何の凝りも持ってないが、それに関して市税が使われたのなら、やっぱり登場願わねばならない。
今日の質問は落ち着いて終えることができたのだが、得るものは少ない現状が横たわる。
質問を終えたあとは、他の議員の質問内容とその答弁の聞き役に回る。
自分とは違う視点や質問の組み立て方を見ていると、様々参考となることが多い。
やっぱり議場はどらまちっくだ。
| 2008年06月09日(月) |
西条産業情報支援センターの経営状況について質疑 |
議員生活１３年目で、もう何十度目の質疑登壇の当日。出かけるおりの何時に無く憂鬱な気分は、登壇後はもっと落ち込んだ。
サイクスの経営に深く関わっている取締役小林義明氏の不可解な部分を取り上げることは、西条市の恥を世間に晒すこととなる。
一色達夫は言うところの愉快犯では無いと自分では思っている。かといって正義感溢れる若造でももう無い。
自分が嫌なことをそのままにしていたら、将来必ず後悔する。そんな経験が度重なった結果、言わないで後悔するよりも、言ってみて、悪いところがあればそれを糧として次につなげていけば良いと考えるようになった。
「臭いものには蓋をしろ」というような思考が蔓延する中で、隠れているところを白日の下に晒せば、蓋を開けた者が一番しんどい思いをする。
だが、やっぱり避けて通れないのは、親からもらった性格の為せる技なのか。
そんな想いに囚われながら、市長の居直り答弁を聞いていた。
質疑の一番目を行った共産党の質問者と、三番目に質疑した私の内容にカブルところがある。かまわず質疑したが答弁に立った担当部長は、昨年の同様の質疑に対する答弁よりも、大幅に後退した「お答え出来ません」の連発。挙句にこんな質問するのが間違っているというような答弁をする。
心のどこかに、「きっちりとした答弁を聞いて、再質問に用意した事実を言わないでおければそれで良し」と思っていた私だったが、そんな淡い期待はすっとんで、怒りで心臓がバクバク音をたてている。
サイクス取締役小林義明氏は、現西条市政の様々な事業に深く関わっている。その小林氏の現住所はスイス連邦チューリッヒ州チューリッヒ市ゲルマニア通り１１となっている。
この小林氏が代表取締役を務め、西条市との間で 「ひうち会館」の経営に関する覚書を交わしているインプルーブ株式会社。
覚書に書かれているインプルーブ株式会社の住所「大阪市北区西天満二丁目３番１４号」に、５月に大阪に出かけたおりに訊ねていったら、そこは駐車場だった。
小林氏が兵庫県芦屋市からスイスに住所を移すのは自由でしょうね。
だが、西条市と取り交わしている覚書の住所の現状が 駐車場 はないでしょうが。
今日くらい、質問時間があと２分欲しいと思ったことはない。
（１０日記入）
| 2008年06月08日(日) |
６月議会 質問文章の作成 |
農作業に集中した二日間とは打って変わって、今日は一日デスクワークだった。
例によって書斎の片付けを終えた後は、滞っていた日記の記入。これで指と頭のウォーミングアップを行い、その後は夕方４時までに質問文章の作成。
気分転換に自治会関係の用事を済ませて、夜は、質疑文章の修正、時間調整、再質問を想定したシュミレーション文章の作成でもう１時も回った。
（１０日記入）
| 2008年06月07日(土) |
田植え作業をしながらも、いろいろ動いていく。 |
今日の農作業開始は、まず田植え機にかかった埃よけビニールを取り除くことからだった。
石油類の再値上げ前に購入しておいたガソリンをタンクに入れ、セルスターターを回すと一発始動。これは幸先良いと思っていたところが、田植え開始したら肥料装置の片側がヘン。１０ａほどの田植えをしながらも気になってばかりいる。農器具屋さんに連絡しようかと思いながらもよくよく見ると、肥料供給装置を稼動させるワイヤーが他の所に引っかかっていたのだった。
水田農作業は機械のオペレーターが主役である。機械の調子を見定めながら、旨く作業を進めていく技量が試される。
近頃の機械は様々なセンサーが付いていたり、一度で多作業が出来る機種があるので、それを使いこなして初めて作業の効率があがるのだ。それが一度トラブルと、一日の作業段取りが狂ってしまう。
旨く機械が動き出してからは、苗と肥料の供給 段取り の方が時間がかかる。オペレーターが動けるのは、やっぱりサポーターがいてくれるからなのです。
今日は明るいうちに、昨日代掻きした５６ａの水田の田植え終了。
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その間にも、７月に予定されている自治会行事の話にこられた方２名。研修旅行のお誘い。連絡事項の電話が２件。
集会所が雨漏りしているとの連絡にはマイッタ。古くなると次々に修繕個所が出てくるものだ。自治会会計に、あまりゆとりが無いというのに。
夕食後気分転換に新聞に掲載されているナンプレ（難易度５）に挑戦したのだが、二箇所に入っただけで挫折。睡魔に襲われネットも開かず就眠。
（８日記入）
日の出前の４時半起床で農作業に掛かる。
今日から共同水源の揚水開始だというのに、田の準備が出来ていない。６時の揚水開始前に準備をしておこうと、暗いうちからの作業開始となった。
夜１０時過ぎまでかかって、計９枚に分かれた５６ａの水田の代掻き作業を終える。トラクタの運転時間は１６時間ほどとなった。
昨年は、渇水で農作業が遅れたけれど、今年はそんな心配もなく、一気呵成の水田作業。
ネットも開かず就眠（８日記入）
| 2008年06月05日(木) |
質疑文章作成 農作業 自治会定例会 今治造船 |
天気予報どおり午前中は雨、午後は晴れ間がのぞく空模様。
雨の間は６月議会で行う予定の質疑文章の作成。
雨の上がった午後は農作業。例年よりも裸麦の収穫が遅れて、その分水田の準備が遅れている。明日から共同水源の揚水が始まるので、大車輪での農作業。といっても、条件の悪い水田ばかりの我が家のことゆえ、手間ばかりが多くて時間ばかりが過ぎていく。
今日は早めの置きで、１９時半から開催される校区連合自治会の６月定例会に備える。
自治会には、地元玉津校区に立地する今治造船から、企業活動の近況報告に見えられている。
ひうち１号地で行っている工場増設に伴う作業の音について、地元近くの住民からクレームが出て、それに伴う地元自治会への工場概要の説明である。
住友企業から購入したひうち１号地への今治造船工場の建設の概要について、
・鋼材の仕分け場 一次処理 ・船舶居住ブロックの製造 ・塗装作業場 等の建設予定である。新たに数百名の雇用が創出されるとのことで、企業の活動内容の話を聞く良い機会となった。
自治会５月定例会で話が出ていた地元要望について
・天神台内公園の植栽管理の仕方について
・室川堤防の除草作業について
自治会会長と副会長が折衝した結果の報告がある。
今月は、新たな要望は出なかった。
（８日記入）
| 2008年06月04日(水) |
平成２０年６月議会 発言通告 |
３時間ほどの睡眠をとったのち、議会事務局に出向き発言通告。質疑は３番目、質問は９番目だった。
昼前まで事務局にいた結果、今議会での発言者は質疑４名、質問は１２名の模様だ。この分だと、質疑、質問で３日間掛かりそうだ。
昼食をとった後、夕方まで農作業。
夜は、自治会関係の文章を一枚作ったのち、質疑、質問文章の作成に取り掛かる。
| 2008年06月03日(火) |
平成２０年６月議会の開会 |
１０時より平成２０年６月議会の開会。
今日は議案の提案説明の聴取のみで１１時過ぎには閉会となった。その後、昼食を取りながら議員の皆さんとの情報交換。のち市役所内をリサーチに回る。
市民安全部交通治安係での「もみじマーク」の配布現場が賑わっているのは、交通安全の観点からは好ましい。
１６時には帰宅して、気分転換に自家消費用苺苗の植え替えと里芋の定植作業を少し行う。
１９時半から２つの会が重なっていて、ひとつは２１時までかかって終了。直ぐに次の会にはしごをする。
遅い夕食を済ませたのち、質疑・質問の項目検討に掛かる。
質疑は、産業情報支援センターの経営状況について
質問は、システム農学会の件と教育問題 とするつもり。
徹夜 朝５時。日記を記入してこれから就眠。
朝から雨。６月議会の準備。
その前に、自治会関係の活動写真や資料の整理と、これからの事業についての回覧文章の作成。
まずこちらの仕事を片付けておかないと、書斎の机の周りが雑然として次の仕事に取り掛かれない。
やれやれ片付いたと思ったのもつかの間、６月議会対応の次の資料を見出したら、たちまち資料の山が出来上がる。こんな光景が議会毎に繰り返されると思いながら、閃いたことをメモ用紙に書きなぐっていく。３点ほどの柱は出来ているのだが、そこへの肉付け作業に時間がかかる。
たちまちのうちにもう夕方近くとなり、雨の中を町に出かけて用事を済ませたりリサーチをしたりで日も暮れた。
夜は中田英寿のＴＶ特集を見ながらの資料チェックとなったが、やっぱりはかどらない。
何時もながら、この時間が一番しんどいのだ。
| 2008年06月01日(日) |
梅雨の晴れ間に 一仕事 二仕事 |
梅雨の晴れ間を見計らって、裸麦の取り入れ作業最終回。倒れて刈り残している部分を、エッチラオッチラ気長に作業を進めていく。６ａほどを４時間かかって済ませるという、効率の悪さの最たるものである。
コンバイン上で過ごしている時間の中でも、事件はそれなりに起きるものだ。それは雉の夫婦と鴉の夫婦の格闘や、遠目に映る人の生業。
自然界のバトルは生きるか死ぬかであるが、人の生業は微笑ましい事柄と心配の部分に分かれるようだ。
一つ土地を何十年耕して同じ行為を繰り返しているようだが、一度として同じということが無い。自分が違い自分の家族が違いそして地域も移ろっていく。来年はどうしているのだろうか、などとふと頭によぎることもあるが又我に帰って 梅雨の晴れ間に 一仕事 二仕事。
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