一色達夫の日記

2008年04月30日(水) 様々な事柄が動いた一日だった。

朝一での仕事を終えたあと、一息ついてから取り掛かったことは「値上がり前の燃料購入」である。
農業機械に使用する軽油とガソリンに加えて、軽トラにも給油する。これに要した時間が50分だが、それでも一日違いで3000円の出費増しを考えれば我慢も為所だ。
途中、車列への割り込みが一名あったが、注意したら聞き届けてくれた。順番待ちの間に携帯に電話有り、5月に計画している研修の段取りが出来る。

様々用事をしている間に、来客があり今後の農業関係や自治会関係の催しや段取りが動いた。今日あたり、こちらから出かけていかなければと思っていた矢先のことであり、グッドタイミング。

武丈公園付近から始まった加茂川の河床掘り下げ事業が、現在加茂川橋付近に移っているが、ここでチョット良い事があった。

国政が大きく動いた一日に、私の周囲では日常的段取りがほんのチョット動いた。



2008年04月29日(火) 昭和の日 第8回産業文化フェス

今日は みどりの日 かと思っていたら、いつの間にか 昭和の日 となっている。
祝日の設定がころころ変われば、祝日の祝日たる由縁が曖昧になってしまうだろうに。それはさておき、議員にとっては年中無休で邁進すべし。

昨年の産業文化フェスは5月3日だったが、今年は少し早まっての開催である。日程は変わっても、連休当初の休日を近場で済まそうと今年も盛会であった。

今年の私の行動は、「新図書館建設を進める会」が発行している「としょかんかわら版 7号」の配布手伝いがメインとなる。一所に留まり定点観測していると、このフェスもある意味定着したように感じられる。
お客さんは、あまり大きな買い物をしないことが、行きかう人の持ち物から判断できる。普段あまり見かけない子ども連れの若い夫婦が多いことが、このフェスをレジャーの一つとして捉えているように思える。

そんな人出を迎える側が、どんな意図で準備しているのかを考察すると、「まだら模様」というところだろうか。昨年批評した「タダで物を配る」という風景はあまり見かけなくなり、工夫の跡がちらほらと出てきている。

「としょかんかわら版」は1100枚も配れたそうだ。
「普段あまり見かけない顔」の方々から、何時出来るん。どこに出来るん。そう良かった。などの声がかかり、今日の配布は正解であったとの声。
疲れを知らず次々にやるものだ。




2008年04月28日(月) 既に しにたい の福田政権の下で

事前の予想通り衆議院山口2区補欠選挙は民主党の勝利に終わった。
選挙前には、選挙結果によっては道路特定財源暫定税率の復活が無いのでは などとほのかな期待を寄せる向きもあったが、そうはいかない様相となっている。
テロ対策給油での3分の2実行に味を占めた自民党は、世論の動向など カンケーネー と今回もこの手を使うようだ。

それにしても、つい1ヶ月前のガソリン値下げのおりには「この世の終わり」のような論調で煽っていたマスコミ関係が、ガソリン値上げについては鳴りを潜めているのが興味深い。
目立つことと言えば「ガソリン買いだめに注意しましょう」との、庶民のささやかな防衛手段への冷や水かけだ。

福田政権について、「解散総選挙は何時か」などと論評する向きもあるが、3分の2の旨みをミスミス手放す者がいるワケがない。
支持率危険水域だろうがなんだろうが、TV画面に映るわれ関せずで他人事の顔を、国民は毎日毎日(当分の間)見ることとなるだろう。

日本は斜陽へと突き進む。
これも国民の選択の結果と分かっている者だけが、ひたすらに次の総選挙の準備を行う。

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油が安いうちに今年の農業用燃料を買っておかなければ。



2008年04月27日(日) 校区区民運動会

区民運動会の一日だった。
勇ましい行進曲に合わせて入場行進をしている最中に掛かってきた電話の主は、「あなたは今パチンコ屋にいるんですか」とおっしゃった。
事情を話して納得してもらったあとに用件を聞くと、「今日の愛媛新聞にあなたの写真が掲載されていますよ」とのことだった。

朝一番に新聞は目を通して来たのに気づかなかったのだが、「えひめ 水を知る 第4部」の特集記事の中の 「鍛錬の水行」の一団の中にいるのだそうだ。
それならば覚えがあると、運動会が終わって帰宅後見てみたら、一番下の写真の一番右端に、ご神像を戴いて悟りきっている(?)私が写っていた。

そんな余談があった一日だが、メインはやはり区民運動会。
新年度体制となった自治会が、最初に取り組む年間最大の行事である区民運動会。
昨年の反省会のおり、事前の準備面と当日の運営面の両面からの提言をしておいたのだが、一年後その成果が出るイベントである。
地区自治会の様々なお世話をしながらも、実現したそれら改善点に注目していたが、昨年に比べてかなり良くなった。

だが、地区のイベントを通じて地域コミュニケーションを図るということや、地域の子どもたちの成長の一助とする、等々の観点から見ればまだまだ改善の余地はある。
来年に向かって次なる提言はしていくとして、自治会対抗の順位が昨年よりも一つ上がった成果をもって、今日のところは良し。

ネットも開かず就眠。(28日記入)



2008年04月26日(土) 昨日の片付け 明日の準備

10時過ぎのしおかぜで岡山に向かう日色さんのお見送りを済ませたのち、昨日の講演会の片付け作業を昼過ぎまで行う。
昼食後、16時過ぎまで農作業。トラクタでの耕運作業と草刈作業。

16時過ぎから、明日予定されている校区運動会の準備作業。
夜は気分転換に新聞に載っていたナンプレを一問解いたのち、運動会の資料作り。
運営上の試みを提案したら仕事が一つ増えたのだが、これもお役目だ。



2008年04月25日(金) 第2回図書館講演会 日色ともゑ図書館を語る

午前中は家のこまごまとした用事と資料整理をこなし、午後は「第2回図書館講演会 日色ともゑ図書館を語る」のお手伝いをする。

新図書館建設地では、今日から工事用事務所の組み立てが始まったところであり、市民意識の盛り上げのためには絶好の機会となったようだ。
事前の宣伝により入場券の販売は文化会館小ホールの定員一杯の400枚。実際の入場者数は300名あまり。
日色さんの女優人生における本との出合いについての話は、多くの人にとっての共感を呼ぶ内容だったようだ。

講演会後半に行われた朗読では、文字が言葉となって発せられる時、聞く者にその情景を呼び覚ます力を持つことが感じられ、女優としての存在を認識させられた。

日色さんとの交流の中で話題となったことは、私の現在の精神性を形成した過程に関することが多い。それは、楽しい正の部分と同時に同じぐらいの負の苦い経験までも呼び覚ますものである。
演劇というものは人間の素晴らしさを描き出す。だが、同時にそれに関わる人間社会のおどろおどろしさまでも曝け出す。

図書館講演会は素晴らしい成果をあげた。だが、私は何時に無く不機嫌だった。



2008年04月24日(木) 新居浜市での 防災運動会 の資料入手

何時か来る、必ずくる災害に備えて防災事業はエンドレスで続く。

校区自治会の役員会の中で、平成20年度に取り組む防災に関する事業を検討する中から、以前入手していた新居浜市の広報に掲載されていた「防災運動会」の事を提案してみた。

今年の運動会のプログラムは既に動き出しているので実現しなかったが、次回に向けての検討材料とするため、新居浜市に出向きこの運動会の実施内容資料を入手してきた。

まず、市役所2階の広報相談課で2006年8月の広報を示し、防災運動会の資料が欲しいと告げると、この時期のこの事業の担当は防災安全課のようですと教えてくれた。

そこで3階の防災安全課に出向いて用件を告げると、ここからの対応が手際よかった。
自主防災組織先進事例の中から「金子校区防災運動会」のページを抜き出してコピーしてくれた。
さらに私が、「このプログラムの中の競技の内容を詳しく知りたい」と告げると
この運動会の企画をした金栄公民館の主事に連絡、あいにくの不在だったが公民館の別の方が対応してくれ、資料を市役所宛にFAXして私の手元に届けてくれた。

私はてっきりと金栄公民館に出向いて内容を聞かなければならないと思っていたのだが、その場にいての用件の完遂であった。しかも、「この防災運動会を計画した公民館主事の名前と電話番号を提示し」加えて、「詳しく知りたいことがあれば担当者に直接電話してください」との言葉が添えられた。

鮮やかな窓口対応である。

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帰りの道すがら考えたことといえば当然に、西条市とのあまりの違いについてだった。
防災事業についての指導提案をいただくとして、サイクスとの間で京大との連絡調整を名目とした事業を随意契約で行う。その予算額たるや何千万。
この連絡調整役をしたであろうサイクス内の防災専門担当者の名前は「個人情報」だとの理由で明らかとしない。
議員が資料請求しても「議員も一市民 教える必要は無い」と拒否。
そんなに知りたければ情報公開請求しろと責任回避。

もうひとつ付け加えれば「防災事業も産業の一ジャンルでありサイクスが行ってなんら問題ない」とのたまう。

これで、現状の産業政策や防災事業を評価しろといっても無理でしょう。



2008年04月23日(水) 自治会長さんは大忙し 日記も付けずに寝る

雨の予報が出ているので、午前中に部落内の三叉路部分の雑草狩り作業を済ませる。
手を入れないで放置しておくと、8月に予定している一斉清掃までには雑草、雑木が覆い茂り見通しが利かなくなって交通安全上の支障が出てくる。それで、雑草が生えだしたこの時期での奉仕作業である。

風呂で汗を流して遅い昼食を済ませて、14時から地域JAで予定されている麦栽培農家の集会に出席。赤カビ病予防の防除指導と集団営農についての指導がある。
この地域の農業経営について、担い手不足による支障が顕在化していることを、如何にクリアするかが課題である。

一度帰宅。予報どおり雨が降り出したので、洗濯物の取り込みと苗箱用土へのシートかけ。

次は市役所税務課に出かけ、資産報告用「固定資産税評価証明書」の請求。
ここに来たついでに法人市民税の課税内容について若干のレクチャーを受ける。
昨日の日記で触れた小林義明氏のインプルーブ株式会社の、西条市での納税状況を知りたいことが頭にあっての質問なのだが、「こんな初歩的な質問を」と思いながらの行動である。
(やっぱり初歩的質問だった。何のことは無い goo で検索すれば詳しく分かることだった)

農水で、地域内にある老朽ため池の破損についての、その後の対応についてリサーチ。
議会事務局で一件打ち合わせ。

その後、25日に予定されている「日色ともゑさんの講演会」につて「新図書館建設を進める会」の方と打ち合わせを済ませたあと、松山に出かける。

18時から予定されていたNPO法人の総会への参加が目的。地域内の環境整備について、このNPO法人からの大きな支援があったので、そのお礼を言うための出席である。
総会後の懇親会では、私がこれまでに付き合ったことが無い業種の方々との新たな出会いの機会に恵まれ、時間の経つのを忘れて大いに盛り上がった。

日付が変わっての帰宅。日記も付けずに寝る。



2008年04月22日(火) ひうち会館を運営している小林義明氏とは

3月議会に提案されていた「ひうち会館の減額貸付」議案。
この議案に対する質疑文章は4月3日付けの日記に書いた。再質疑の文章は4月6日に書き、そしてこの議案に対する反対討論文章は11日に書いている。

収益が上がっていない(答弁では、黒字ではないと表現している)施設を何年も運営してくれるご奇特な人もいるものだと興味を持ち、契約の相手先「ひうち立地企業連絡協議会」と取り交わした契約書を情報公開請求したのが3月4日。その資料を受け取ったのが3月17日だった。

この契約書には、平成17年に市長が議会答弁で陳べた「利益が出たら10%いただきます」との文面が無い。そこでさらに覚書を情報公開請求したのが3月17日のこと。二度目の請求資料を受け取ったのが3月28日だった。

ようやくたどり着いた「ひうち会館」の実質経営者は予想していたとおり、小林義明氏だった。
既にこの日記に書いているとおり、小林義明氏は西条市長伊藤弘太郎氏が社長を務めるサイクスを紹介するHPの中に「取締役 小林 義明 (株式会社アシュフォードジャパン代表取締役)」とある。さらに言えばサイクスの資本金1500万円のうちの400万円を出資する大株主である。

ひうち会館の減額貸付先は「ひうち立地企業連絡協議会」。そこからのアウトソーシング先は、大阪市北区西天満2丁目3番14号 インプルーブ株式会社 代表取締役 小林義明 氏である。
この番地でネット検索すると、神光ビル内と出てきたのだが、ホームオフィスで仕事が出来る便利な世の中になったものだ。
西条法務局で法人登記の状況を調べたのは、このことの確認のため。

議員が、ここまでやらないと実質がわからない状態というのが、そもそもおかしいのだ。

4月10日に書いている「平成20年度一般会計予算に対する反対討論」で、過去サイクスとの間で随意契約している防災事業についての疑問を呈している。その防災事業の報告書にはしばしば小林義明氏の名前が登場する。
小林義明氏が経営している 株式会社アシュフォードジャパン は塗料を扱う会社のようだが、この人の専門はなんなんだろう。

これをどう解釈するかなのだ。
ようするに、市民の税金を使って行う事業を 歪めている としか私には見えないのだ。仕事に対する正当な成功報酬ならば何も言わない。 



2008年04月21日(月) 恐怖体験

午前中、土日の日記を書いていたら来客あり。地域の課題について知恵をいただくため、近いうちに訊ねなければならないと思っていた矢先に先方から訊ねて来てくれた。仕事への積極性、かくあるべきと感じる。
この課題については5月には地域の皆さんに話をして、今年は是非に取り組みたいものだ。

午後、河川の雑木切りの最終的片付けのため現場に出かける。
15時前には粗方片付き やれやれやっと目鼻が付いたと軽トラに引き上げていたら、河川敷の対岸から怒鳴り声が聞こえてきた。
「こらーそこのやつ、誰に断って官地の木を切んじょうぞ。右翼を呼んで来ておらびあげたろかあ。」
見れば白の軽トラが止まり、小太りした50がらみの男が怒鳴っている。白シャツに黒っぽいズボン姿。

一瞬何が起こったのか唖然としたが、こちらは何も疚しいことをしている訳ではない。なおも何やら叫んでいるのを見て閃くことがあり、軽トラから離れて手に持ったエンジンチェンソーを動かし雑木を一本切ってみた。

それを見た男は、何やら叫びながら自分の軽トラから鉄パイプを持ち出し、対岸から走りより私の軽トラの荷台を一度叩いたではないか。そしてすぐさま、またまた何やら叫びながら自分の軽トラに引き返し、走り去った。

あまりの突然の強攻に、私は恐怖で心臓がバクバクと高鳴ってしまったが、携帯電話で警察署に連絡して状況を伝え直ぐに来てもらった。
だが、私もよっぽど恐怖に怯えていたのだろう、場所を伝える声が上ずり旨く説明できたいなかったようだ。

警官が来てくれるまでの10分ほどの時間が長かった。
6名の警官が来てくれて状況を説明しだした頃には、やっと平常心に戻ったが、生まれてこの方身の危険を感じたこの恐怖心の経験が無い。

被害届を書き、警官が引き上げる時に言った言葉「もうこないと思いますが、何かあったら直ぐに連絡してください」が頼もしい限りだった。

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こんな仕事をしていると、何処で人に恨みを買っているか分からない。だから、携帯電話には警察署の番号を登録している。しかし、今までこのような事で連絡したことがなかったのは幸いだった。

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平成16年の台風のおり、地域を流れるこの小河川に流木をはじめとするゴミがあちこちに溜まり、せき止められた水が隣接する住宅まで押し寄せた。以来、この小河川をはじめとする地域内の排水対策に腐心してきた。地元土地改良区をはじめとする関係者の理解によって最低限の整備が出来たので、地元でやれることをやっておこうとの想いから、河川敷の雑木を切り出して、今日で7日目である。
やっと目処が立ったと安堵の体が、この恐怖体験。

この社会、善人だけで構成されているのではないことを、残念だが痛感する。
それにしても怖かった。

私も天邪鬼。よせば良いのに夕方まで2時間ほど、エンジンチェンソーをバンバン鳴らして仕上げの雑木切り。
警官が言ったとおり、その男は二度と来なかった。



2008年04月20日(日) 催し目白押し

西条東中学校PTA総会に出席して、会計監査報告を行う。10時半から11時40分まで。
今日のお勤めが終了して、子どもたちを通しての義務教育への関わりが全て終了。これからは違った形での 関わり を大切にしなければならない。

小松町石根公民館の落成した様子を見に行く。落成記念式典は既に終了し、片付けている最中。完成後の施設の内容を見るのだが、やっぱりどうも腑に落ちない。合併前から、地域改善センターに連接するこの地に公民館を建てる計画だったが・・・・・。

農林省の補助による地域改善センターと文部科学省の地域教育施設としての公民館。どちらかというと、地域改善センターの方が様々な縛りが無くて使い勝手が良いと私は考える。
だが、公民館単独施設が欲しいという声は確かにあった。今回、公民館と名の付く施設ができたが、この施設をこれからどう使っていくかが問題だ。

大保木地区「石鎚ふれあいの里」で開催されている「山菜まつり」に行く。うどんで昼食。山菜のてんぷらをいただく。マイ箸、マイ皿持参者は無料というのは良い試みだ。ちなみにマイ箸のみ持参の私は、マイ皿代100円入用。
この施設の近くで森林の間伐をしている人がいたので、チェーンソーの使い方を少しの時間観察してみた。流石本職さんであり、自分が使う時の参考となる。
作業の合間を見つけて話しかけたら、山間部の日常の話が聞けて良い参考となった。

丹原にとって返して「とうえんまつり」を見る。15時までの開催だって、片付けに掛かっている。残り物の乳酸飲料とパック飲料が安くてもうけもの。

先ごろ開通した小松バイパスを端から端まで走ってみる。途中すれ違った車の数は言わないでおこう。

方々に出かけた限りにおいて、牡丹見物の車は見えるが、家族連れなどの行楽者の姿は見えない。新学期が始まって間もない時のことだからか。



2008年04月19日(土) ひうち会館での講演会を聞きがてら

ひうち会館で10時から開催された「東京農業大学学長」大澤氏の講演の後半の少しを聞く。この催しは、西条市と東京農業大学との間で結ばれた「教育・研究協定」の締結を機会としてのもののようだ。

東京農業大学所属の先生の話といえば、平成15年にあった自治体議会政策学会の講義で前学長 進士五十八 氏の「景観・環境問題と参加型社会づくり」を聞いたことがある。
そのおりの資料を読み返してみたのだが、5年を経た今日現在このテーマは普遍なるものがあると改めて感じる。

そこでなのだが、今回の西条市での現学長の話はどうなのだろう。遅れて参加した私には、講演の要旨を知るレジュメも配られない状態では、講演の機会を生かすてだても無いということだ。
講演を催すことが目的なのか、講演の内容をこの地域で生かすことが目的なのか、何時も感じるこの疑問。

このひうち会館まで出かけてきた機会に、例の視察の目を発揮。
まずひうち会館を管理運営している「インプルーブ株式会社」の従業員に、会社の法人登記場所を聞いてみた。
昨日西条法務局で法人登記の状況を聞いたら、西条では行われていないようなので直接の問いなのだが、やはり大阪で法人登記しているとのことだった。
「インプルーブ株式会社」は「ひうち会館」を運営するための組織だと考えていたが、どうも内情は違うようだ。西条市での法人登記をしていないということは、西条市には税金は入らないということなのだろうか。

そんなことを考えながらも、ひうち球場で行われている「西条市内5高校親善野球大会」の様子や、そこから見えるアサヒビール工場に見学に訪れる人の様子、近くに開店した家電量販店の様子、等々に目がいく。

夕方まで、河川敷の雑木切り。昨日のレクバレーの疲れとが重なり、日記も着けずに就眠。



2008年04月18日(金) 後期高齢者医療保険について 全員協議会 

後期高齢者医療保険制度が開始されたことに伴うトラブルについて、担当よりの説明を行うための全員協議会が10時より開催された。
この件についての説明は分かりにくい。
制度自体が2年も前に国会の強行採決によって実施決定されていたのだが、直前になっての保険料減免制度の実施と、3月になっての医療制度の決定がなされたというように、いまだに全容が理解されるところまでに至っていないのだろう。

全員協議会開催に合わせて
・保険料の誤徴収者への返還手続きが、松山市と西条市で違うのはどんな理由によってなのか。
・保険料減免のため公費投入しているところが出てきているが、愛媛県ではどうなのか。
・負担の変更のみがクローズアップされ、後期高齢者医療のイメージは理解されていないのではないか。医療制度が決定されたのは何時の時点であり、どんな周知方法を採っているのか。医療のイメージがわかるようなパンレットは作っていないのか。
と質問を準備していたが、全協の雰囲気によって最初の1点のみの質問に止めた。

この制度は国レベルの問題として、政局絡みでまだまだ尾を引きそうだ。

・収入に合わせた負担を求める。
・医療費の無駄の部分を出さないように、作られた制度を旨く運用する。
・納得医療の実施。
超高齢化と財政の現状を踏まえてみれば、誰が考えてもこの方向に行かざるをえないのだから、十分な説明の下での実施があればよいものを。
介護保険導入時の慎重さが、今回は欠けていたといわざるをえない。

厚生労働省の及び腰と、政権政党と野党を含めた政治の状況が、今日の混迷状態を作る原因だね。

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議会に出てきたことに合わせて、リサーチ等。
法務局に行って法人登記のことを調べてみたら、興味深いことが出てきた。

夜はレクバレーの練習。基本をコーチしてくれたのだが、実際にはなかなか身に着かない。だが、先月とは違うことは確かだ。
何事も闇雲に走っても旨くいかない。



2008年04月17日(木) なんだか一日忙しい

時折小雨が降るぐずついた一日は瞬く間に過ぎていく。
15日の晴れ間に準備した苗床土を使って、苗箱の段取りをしたあとは自治会関係の資料作成と行事の段取り。
河川敷の雑木切りをしていたら自治会の方が見にこられて、以前切った時の状況を詳しく話してくれた。現在切っている木の年輪は20年から23年ほどのものが読み取れるから、大体の状況が理解できる。

19時半から公民館で開催された自治会主催区民運動会の事前打ち合わせ会に参加。催しの担当者である体育部の方々との打ち合わせと、運営上の要望事項を伝えることをしておく。

帰宅後食事。妻がいないと思ったら、動きの遅い旧PCの前に座っている。
最近ネットの開き方を子どもに伝授してもらって、自分の知りたい情報を検索しだした。だが、ウイルスバスターが自動更新しだすと、動きが極端に遅くなるのでどうしようもない様子だ。

見ているこちらが我慢しきれず、こちらのPCでチョコチョコとプリントアウトしたが、さてどうしたものやら。ほとんど毎日使って2年と8ヶ月。そろそろ次かと、明日開店だという家電量販店の超大型チラシに目が行く。

明日開催される全員協議会での報告事項について若干の準備。
資料作成が一件。



2008年04月16日(水) 新図書館新築工事についての地元説明会

まもなく新図書館新築工事が始まるところから、地元である登り道自治会に対する説明会が今日19時から開催された。
これに先立って土曜日には上神拝自治会を対象とした説明会が開催された。

地元自治会長さんの司会の下、市教育委員会の担当者及び工事業者の紹介ののち、教育委員会より新図書館の施設概要の説明と、施工業者より工事関係の説明が25分ほどあった。
続いて質問の時間となり、15名ほどの出席者から活発な質問がでていたが、いずれも地元近くに新しい施設が出来ることを歓迎する様子がうかがえるものだった。
20時に終了。

上神拝自治会での説明会の様子を伝え聞いたところによると、地元への説明が遅かったことへの懸念があったものの、今回の説明で内容がよく理解できたとこちらも好意的な意見だった。

「遅いというのは、文化会館建設の時と比べて」ということだ。
それはそうだろう。突然のスーパー施設のリフォーム案から始まり、松田平田のお粗末図面、そして三度目の正直ですんなり行くと思っていたら入札不調の噂話。そのいずれもの情報が行政からは出ず仕舞いだったのだから。

いずれにしても、これからはトラブルも無く、粛々と工事を進めてもらいたいものだ。
開館まで、定点観測は続きます。



2008年04月15日(火) 後期高齢者医療制度 問題

この制度がスタートするまでには、様々な周知方法を採ってきたところだが、それが人々に理解されるまでには至っていなかったのだろうか。年金からの天引きにより、通帳に打ち込まれて初めて騒ぎになるとは、日本の社会現状を見る思いだ。

新たな負担が目の前に明らかとなったことばかりが、ニュースなどで大きく取り上げられているが、医療制度の変更がどう受け入れられたのかについての報道が皆無なところが気になる。

後期高齢者医療のイメージとして主治医、入院時の担当医、退院後の共同指導、お薬手帳 などが登場する はず なのだが、それがどうなのか分からない。
この制度について、今しばらく成行きに注目。



2008年04月14日(月) 早くも田植えの準備

バタンキュウで眠りに着き、月曜日の朝だというのに朝寝坊をした原因を手繰っていけば、昨日、東温市の山道を3kmも歩いたせいだ。
そんな出遅れを取り戻そうと、今日も目いっぱいの仕事人間を務める。

朝一のネット検索で面白い画を見つけた。灯台下暗しという言葉があるが、ネット世界が発展してくると、思わぬところから情報が入るものだ。このことの詳細は後日。

午前中に二つの仕事を片付けて、午後からは河川敷の雑木切りを4時頃まで。あとは夕食までの数時間を苗箱の準備作業。

夜は資料整理や事務処理。

昨日「丹原ふるさと館」でもらってきた資料を読んでみたのだが、1万5千年前頃の瀬戸内海が盆地だったとの記述に驚いた。
この年になってもこの社会、知らないことだらけ。稲を50回ほど作っただけの年しか生きていないのだから、それも当たり前だね。



2008年04月13日(日) 丹原町を行く なかなか良い素材があるのだが

丹原地区公民館の新築落成の様子を見ることを機会として、この地区を主にして周辺部を歩いてみた。

丹原地区公民館の新築事業は旧丹原公民館の老朽化に伴い、住民要望により旧施設とは別の場所である、丹原庁舎東側佐伯記念館横に建設された。
施設の仕様は、他地区の公民館と同様。
10時半から始まった記念の餅撒きには、大勢の人で賑わっていた。
佐伯記念館前の桜と欅を刈り込んでいるが、ここまで切り詰める必要があったのだろうか。街中の緑は貴重だし、建物の風情が台無しだ。

新築なった公民館の隣にある、丹原ふるさと館に初めて入ってみる。
小松町北川にある法安寺に続く白鳳時代の寺院あとが兼久の池近くにあることを知り、ラッキー。

旧丹原公民館がどうなっているのか気になって行って見たが、初めて気づくことが多い。
これまでにこの公民館を訪れたことが3度ほどあるが、いずれも夜のことだったので周辺部がどうなっているのか把握できていなかったのだ。

旧公民館にはバレーボールコートが一面取れるほどの体育館が併設されているが、このような仕様は旧西条では無い。どこかの市だったかに視察に行ったおり、体育館併設の仕様を見たことがあり「ところ変われば品変わる」だと感じていたが、丹原にこのような仕様の公民館があったことに初めて気づいた。
それと、旧公民館施設の横にはサッカーコートが取れるほどの広さの広場(グランドゴルフに使っているようだ)とゲートボール場6面が取られた広場がある。
加えて、旧公民館の裏には、旧丹原児童館。(丹原児童館は別の場所に新築移転済み)

これだけの施設をデッドスペースにしないつもりならば、新丹原公民館を作る前に次の使い道を決定しておくことだった。合併後3年にして、私自身が把握できていないことがまだまだあることを、旧丹原公民館に立って感じるばかりだ。

この施設のこれからの利用としては「健康増進のための施設」かな。

上町の神輿だんじりが出ている。この運行に伴う人に、旧西条の祭り好き人が数名いた。

旧東予周布の酒造場さんの酒蔵開放イベントに行く。日本酒という日本の食文化を中心として、地域で活動する方々の人的つながりが既に出来ていることを感じる。注目株だ。

「陽春さくら」は昨年よりも枯れ込みが進んでいる。そばに二世さくらが3本。

ここまで来たついでに、旧金比羅街道中山越えにある源太さくらを見に行く。高低差のある山道1500mを20分で歩いて着いた所にある2本の源太さくら。樹齢300年以上ともいわれるいるが、まだまだ樹勢も盛んで一見の価値あり。  

帰り道にある丹原海洋センターで、3月議会の予算に出ていた水泳フォーム撮影用カメラのことを聞いてみるも、5月の連休明けぐらいの導入でしょうとの返事のみ。



2008年04月12日(土) 西条北中校区地域懇談会

地域課題について理事者の話を聞くための地域懇談会は、これまで9月頃に行われていたのだが、今回この時期に西条北中学校区で行われた。
予定された時間に私は別の会が入っていたので、妻に聞きにいってもらって会において出た議題とそれに対する答えを把握した。

・鷹丸体育館の今後の計画について
・渇水時の地下水確保について
・生活道路の拡幅について

という3題に対して、それなりの回答があったようだ。

西条北中学校区は神拝と西条という人口密集地域で構成されており、この3題以外にも様々な課題を内包しているようだ。
人口増しによる小学校の改築については待ったなしの対応だが、個人の権利がからむ生活問題の解消については、一朝一夕には解決しないところがある。
地域住民の合意によって解決できる様々な問題もあるのだが、新規加入住民や流動住民が多くなるという傾向がでてくると、話し合い自体が成立しない部分もあるようだ。

地域における 過密と過疎 は同時進行である。

懇談会に参加していない私だが、この会の雰囲気と地域事情は手に取るように分かる。



2008年04月11日(金) 3月議会 ひうち会館財産の減額貸付 反対討論

議案第32号 財産の減額貸付についてです。
ひうち会館をひうち立地企業の便益施設として ひうち立地企業連絡協議会に年60万円で貸し付けるという議案です。

西条市発展を図るための大事業であったひうち灘の埋め立て事業が成功し、土地売却の余剰金でもって建てられたひうち会館ですが、その建設の趣旨にてらして現状をどう見るかです。
減額貸付の目的である立地企業の便益施設としての存在であるべきものが、どうも違った方向にいっていないかどうかということです。

確かに、市の会計からひうち会館の運営に関する部分での持ち出しが無い状態が続いていることをもって良しとする考えも、多少は理解はできます。
しかし、貸付の相手先であるひうち立地企業協議会からアウトソーシングを受けた インプルーブ株式会社が、ひうち会館を使っておこなっている事業を見てみると手放しで賛同することに躊躇します。

この議案に対する質疑で、インプルーブ株式会社の経営は黒字ではないと答えられました。そしたら赤字の部分をどう補填しているのでしょうか。

ひうち会館ホテルつどい のHPを見るとそのヒントが分かるようです。
西条市のHPにも無い ひうち総合公園内スポーツ施設 に関するページが
スポーツ合宿誘致 のコマーシャル付きでありました。

西条市総合運動公園の各スポーツ施設は、まるでひうち会館の付帯施設のように見紛います。このHPの内容からは ひうち会館が が ひうち立地企業の便益施設であることを理解することはできません。

西条市から次世代育成支援スポーツ事業を随意契約で請け負っていた NPO団体 西条スポーツ・文化支援協会 の事務所がこのひうち会館に置かれていることにもあります。

このように、契約の目的とするところと、現状があまりにもかけはなれていると言わざるをえません。
植栽管理がなおざりとなっていることも含めて、この議案についての疑義を呈し反対討論の趣旨とします。

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4月の4日と6日の日記に「ひうち会館財産の減額貸付」に関する質疑の内容を書いている。その結果に基づく私の考えは、この反対討論のように陳べさせてもらった。

この反対討論に至るまでに、情報公開請求によって、「ひうち立地企業連絡協議会」と西条市の間で交わされた「公有財産減額貸付契約書」を入手する等のリサーチを行った。
それに加えてここ数年の西条市が取り組む各種事業において、ひうち会館の関わりというものを注目しているなかから、得られたヒントを含めての討論要旨の組み立てである。

反対討論を行った18日以後も、この「ひうち会館」に関する様々な情報が入手できている。

はっきり言わないと分からない人がいるのでこのさいに付け加えれば、私がこのひうち会館の植栽管理のことに気づいたのは、国土交通省政務官がこられた日のことだった。
高い地位に付いているお方が来るから、綺麗にしておかなければならないと言っているのではない。日常的にやるべきことを手抜きして、辻褄合わせをしてもだめだということ。



2008年04月10日(木) 20年度西条市一般会計予算への反対討論文章

議案第13号 平成20年度西条市一般会計予算 及び 議案第32号
財産の減額貸付について 反対の立場からの討論を行います。

今議会初日に行われた 施政方針及び当初予算提案説明を聞いて、私は おやと感じたことがあります。それは、産業情報支援センター「サイクス」という名称が出てこないということです。
合併後の平成17年の施政方針の中には2度。平成18年にも2度。昨年は3度 サイクス という言葉が出てきていたのに 今年は一度も使われていないのです。
サイクスのが行う事業についての疑問から、平成18年 及び 19年の当初予算についての反対討論を行った私としては、注目したところですが、西条市が行う事業については、これまでの方向性を継続するようで変化は無いようです。

委員会審議において明らかとなった疑問から、2款総務費のうちの7目企画費について 4事業。 7款商工費について 6事業 への疑問をもっての反対討論を行っていますので 「討論一人一回の原則」に従い、この部分 以外の事業についての疑問を指摘したいと思います。

9款4目防災費について2点です。
まず1点目ですが 「地域防災計画策定事業費」4569万8千円が提案されています。この予算についての質疑のなかから、京都大学による実践防災計画指導提案業務費が含まれていることが明らかとなりました。
平成16年の台風災害を受け、平成17年より3ヵ年計画で行われている実践防災計画事業については、サイクスとの間で随意契約でもって行われていることは、既にご承知のことと思います。
西条市の産業政策を担うサイクスが 防災事業を随意契約で行うことの妥当性について、これまでにも説明を求めたところでは、「実践防災計画の指導提案を行っていただく京都大学との連絡調整にあたるルートはサイクスにしかない」という理由でした。
そういう理由ならばということで、「サイクスは京都大学と連絡調整が取れる唯一の機関である」ことが明確となる資料の提示を求めて情報公開請求したところ、公文書として示すことができる資料が存在しないとして却下されました。

また、サイクスとの間で交わされた 実践防災計画の指導提案業務についての随意契約書には 第7条に専任管理者及び担当者 として 本事業に精通し かつ経験、知識を有する専任管理者及び担当者を選任しなければならないと明示されていますが、このサイクス内の担当者については未だに明らかになっていません。

市民の安全に関する事業について、議員が情報公開請求してもその内容が明らかとならない状態は、はたして妥当といえるでしょうか。
しかも、市長が社長を勤めるサイクスの内情が分からないということです。

サイクスとの間で随意契約によって行われてきた実践防災計画事業についての予算額は 平成17年度1932万円 平成18年度 1239万円
平成19年度は その1 と その2 を合わせて428万4千円です。

先ごろ京都大学大学院地球環境学堂との間で 教育・研究交流協定が結ばれました。このことについて全員協議会において、これからは京都大学との間の連絡調整はダイレクトで行われるでしょうと 説明されました。
しかし、平成20年度における防災事業について、議案質疑の中から明らかとなったことは、京都大学との契約の方法については未定であるとの答弁です。
このような経過を踏まえて、防災事業の契約方法が未定であるという状態のものを、私は認めるわけにはいかないということです。

9款4目防災費について 2点目です。
木製ダム調査研究事業費 272万2千円が提案されています。
京都大学の指導により木製ダムを2基作るということで3年目となる事業ですが、防災にどれほどの効果があるのかどうかということです。

西条市防災マップには、落石危険箇所84箇所。 地すべり危険箇所49箇所。土石流危険渓流181箇所。 急傾斜地崩壊危険箇所249箇所。とあります。

中央構造線断層帯にそって危険箇所が存在することが周知のことである状態において、間伐等の面整備を進めるべきところを、1基100万円の木製ダムを調査研究と称して作る必要があるのかどうか、はなはだ疑問だということです。

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平成20年度西条市一般会計予算のうちで、企画費と商工振興費について私が疑問に思うところについては、逐次書いていかなければならない。

既にお分かりのように、伊藤市政における疑問点は、ある特定の人物との関係による政策予算が徐々に膨れていっているということだ。その内容は、大きな全体の中の一部分に含まれていることから見た目には分からないが、長年この仕事をやっているとその手法が見えてくる。

いくら実績を宣伝したところで内容が見えてしまうと、それを知らない振りをすることはできない。
今回の反対討論で陳べたように、特に、市民の安全に関する事業の中に疑問な予算があることを私は容認することができない。

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一日雨。朝から資料作成に取り掛かり、瞬く間に一日が過ぎていった。



2008年04月09日(水) 西条都市計画区域マスタープラン案住民説明会

9時から開催された西条東中学校の入学式に来賓出席。
帰宅後、10時半頃から始めた桜の世話に思わぬ時間がかかり、遅い昼食を取ろうと思ったところに来客。14時頃の昼食が終わった頃には外は雨となる。
ならばと、この際農機具の整備を始めたのだが、部品が破損しておりホームセンターまで走っていく等々、何時もながらの泥縄である。

そんなことをしていると直ぐに17時となっており、身支度を整え軽トラを運転しながらブドーパンを齧り、18時から開催される今日のメイン行事「西条都市計画区域マスタープラン案住民説明会」に出かけていった。お腹に落ち着かないブドーパンは、缶コーヒーでやっつける。

これまで西条・新居浜をひとくくりとした「東予広域都市計画区域」があったのだが、これを西条市と新居浜市それぞれの区域に分割し、新たに「西条都市計画区域マスタープラン案」を策定したもの。今日はその案の住民説明会である。

議員には3月26日付けで「概要版」が送られてきており、事前に案に目を通していた。なお、今日の会での説明を受けてから、二点質問した。

その内の一点は、
プラン案では今後の道路整備構想として、・国道11号小松バイパスを短期構想とし、・都市計計画道路壬生川氷見線を長期構想としている。しかし、現在のこの地域における産業構造や物流および人的移動の状況を見た場合、都市計画道路壬生川氷見線のほうを優先して整備するべきではないか。
というもの。

3月22日に開催された「国道11号小松バイパス」の一部開通式典に出席したおり、計画路線を見通してシミュレーションしてみた。それと東予有料道路の無料化後の状況や、臨海部に立地している造船関連企業の経営状況などを考慮して、今後の道路建設事業の優先度を自分なりに考えた。

道路建設は、この2案ばかりではないことは承知のうえ、案に提示された部分について意見を求められたら、感じることを陳べなければならないと考えた。

道路建設には、膨大な予算と時間を要する。計画段階での優先度がそう容易く変わるとは思えないが、言うべきことは言っておかなければならない。
道路特定財源の暫定税率がああいう状況となっている時期だからこそ、柔軟かつ大胆な思考のもとでのプラン策定が望まれる。



2008年04月08日(火) 新図書館安全祈願祭

大安吉日の今日、8時半から新図書館建設予定地で安全祈願祭が挙行された。出席者は市と工事関係者からの約50名。
本体工事契約の入札に手間取り、工事着工が遅れて完成時期がずれ込むことを懸念してか、小学校の入学式で市関係者が忙しいこの日に、早朝からの安全祈願祭となったようだ。

今回の建設工事を行う松井建設は、大手建設業者が軒並み指名停止されているこの時期に、残っている数少ない上場企業である。
この社のHPを見ると、創業が江戸時代にさかのぼる老舗建設業者であることがわかる。寺社建築も手がけるところから、木材を多様して外観土壁状仕上げ材を使う新図書館建設について、またとない業者だと期待している。

今後工事の進捗状態を、毎日というほどに見届けることになるだろう。

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10時から開催された校区の小学校の入学式に来賓出席したあとは、様々な事務処理で一日が過ぎていく。

年度替り特有の事務処理がまだまだ続くが、そのなかでも仕事は着実に前進している。



2008年04月07日(月) 3月議会最終日 新図書館特別委員会報告への質疑

3月議会に提案された図書館費に対する私の質疑内容は4月2日に掲載した。
この予算を審議する新図書館建設調査特別委員会の内容は3月13日に掲載している。再度になるが、13日に開催された特別委員会では、私が質疑した予算案については一言の質問も無く終わってしまったのだ。

13日には既に、昨年9月に担当より説明されていた新図書館開館時の新刊図書の予定冊数と、今回の予算でICタグが取り付けられる新刊図書の冊数が違っていることを把握していた。

しかし、それを把握できたのは、自分の事前調査によるものでは無かった。
3月3日の私の質疑を聞いた傍聴者が後日、「一色さん。答弁の数字が以前のものと違っていましたよ」と教えてくれたからなのだった。

そのことをどこかで言っておかないと(会議録に残しておく)、これから新図書館の選書計画を立てて実施していく上で、開館時の開架図書の質を確保することが出来なくなる恐れがでてくる。
そこで私が採った手段は、「委員会を傍聴していながらの委員長質疑」なのだ。

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新図書館建設調査特別委員会 委員長 にお聞きします。

新図書館整備事業費として13節委託料に「図書館システム構築業務委託料」が8890万円計上されています。

私は、今議会の質疑において ICタグを取り付ける資料数をどのように見積もっているのかと聞いたところ、
既存図書が17万1千冊 新刊図書が3万2千冊 計20万3千冊であると答えています。

昨年9月議会における委員会質疑のおりの 開館時における図書冊数についての説明では 既存図書16万冊 新刊図書4万冊 計20万冊を考えているとのことでした。

新図書館の開館時における図書資料の内容について、昨年9月時点での説明と今回の予算における説明では、新刊図書冊数が減っているのですが、その点について委員会においてどのような質疑があったのかどうなのか お答えいただければと思います。

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この結果、18日の日記に書いたとおり、全員協議会における特別委員会委員長による一色達夫 批判 の言葉となった。

議員生活13年。委員長質疑などは、議会活動における邪道であることなど重々承知したうえでの一色達夫の行動。

一色達夫の美意識は、議員としての名誉より、新図書館の質の向上を取る。
新図書館建設計画の策定を省いて、結局遠回りした状態になったのなら、じっくりと構えて実利を取ることに集中することだ。



2008年04月06日(日) 3月議会質疑 ひうち会館減額貸付 再質疑

・貸付の相手方は「ひうち立地企業連絡協議会」ではあるが、ここからの
アウトソーシング先の実態が問題だと思う。
経営状況と実態はどうなのか

・平成17年の3月議会で、減額貸付の議案が出ている。
青野貴司 議員による質疑に対して 市長は 儲けの10%を西条市にいただく契約としていると答えている。
この6年間で儲けが出ていない経営で、それでも今回も契約更新をしてくれるとはご奇特なお方もいるものだ。ご紹介いただきたい。

・貸付の目的 としては 「ひうち立地企業の便益施設として」とあるが、
西条市から「次世代育成支援スポーツ事業」を随意契約で請け負うNPO団体の事務所の活動が ひうち立地企業の便益とどういう関係があるのか。

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3月議会での議案質疑「ひうち会館の減額貸付」について、再質疑のために用意していた文章。

この文章にもとづいて行った、再質疑内容とそれに対する答弁は、いずれ西条市議会議会録がHP上にアップされたら確認できる。

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日曜日朝9時から地域の集会所で行われた、狂犬病の予防注射実施のお知らせ放送を入れておく。
9時半から、高校同窓会の会計監査実施、のち「総会」に臨む。



2008年04月05日(土) 3月議会一般質問 文化行政について

次に、文化行政についてお聞きします。
2月15日付けの新聞において、東京都渋谷区にある青山学院大学の青山キャンパスで、新校舎建設予定地の発掘調査をしたところ、江戸時代の武家屋敷跡が見つかった。地面を掘り下げた室と呼ばれる貯蔵場所や、犬の墓など当時をしのばせるものが現れ、関係者を驚かせている と報道されています。
この新聞記事には、続いて、江戸期の地図と照合すると、同大の敷地は 伊予西条藩上屋敷跡。室は深さ2mほどの四角い穴で、食品庫と推定される。また犬の頭の骨が出土した墓には、金箔が柄に付いた刀が添えられ、丁重に葬られたことをうががわせた。とあります。
西条市は松平3万石の城下町として発展してきましたが、藩政時代の文化的遺産が少ないのではないのかと、私は常々残念に思っています。
今回の東京での伊予西条藩江戸屋敷跡が発掘されたことは、西条市の藩政時代の文化に光を当てる絶好の機会となるように思われます。
そんなところから、この屋敷跡発掘の状況についての資料を入手し、西条市において紹介する価値があるように思いますがいかがでしょうか。

このことと関係して、西条市の文化行政のありようについてお聞きしたいと思います。
合併によって出てきた文化財指定における新たな課題についてどのように考ええているのでしょうか。例を挙げると、小松藩主 一柳直卿(なおあきら)筆の扁額でありながら、他方では指定され、他方では未だに文化財指定がされないままになっている現状があるということです。
購入も含めた保存事業については行政としての動きが見えないと感じてならないのですが、どのように考えているのでしょうか。

郷土の歴史文化の研究・発表事業については、2市2町の合併記念として催された「西条市指定文化財パネル展」に続く、文化行政の成果というものを折に触れて打ち出していく必要があると思います。
合併3年を経て未だに指定文化財を紹介する新市統一の冊子が発行されていない状態なのですが、どう考えているのかお答えいただければと思います。

ーーーーー
自治体合併があって守備範囲が広がったことを契機に、道前平野の方々を歩いていると、地域によっての文化性の違いというものを感じることがある。
それがどこからくるのかを考えていて最近気づいたのが、藩政時代の領域の違いについてだった。

道前平野の水系の違いによって、伊予西条松平三万石、小松一柳一万石、そして伊予松山藩十三万石の領地に分かれている。
だから、近世以来この地域は、一つの政治的体制によって治められた歴史が無いようなのだ。
このことを考えれば、自治体合併によって一つのくくりができたということは、歴史上画期的なことなのだ。

この一面から、新たな歴史というものを積み重ねていくことが出来たらどうなんだろう。
そんな想いにとらわれながら、文化行政についての質問を考えてみた。



2008年04月04日(金) 3月議会一般質問四国へんろ道文化世界遺産登録

通告に従いまして大きく2点一般質問を行います。

まず、四国へんろ道文化 世界遺産登録への取り組みについてです。
「四国八十八カ所霊場と遍路道」の世界遺産登録を目指し、四国四県知事が 昨年12月20日文化庁の青木保長官を訪問。提案書を手渡すとともに、世界遺産候補地として同庁の「「暫定リスト」に登録されるよう要望しました。
この提案者には霊場などがある58市町村と、全札所でつくる「四国八十八ヶ所霊場会」が加わっているとのことです。

世界遺産については先ごろ登録された島根県大田市の「石見銀山跡」が一躍脚光を浴びており、世界遺産登録の地域に及ぼす効果とうものは計り知れないものがあると思われます。
そこで、これまでにいたる県における取り組みの経緯と、市における関与の状況についてお答えいただければと思います。

今回の申請が一昨年に続いての再度となったところから見ても、登録実現に向けた条件整備・住民意識の醸成について様々な課題があるように思います。

他の地域におては、史跡指定を目指しての活動や、講演会を催すなどの活動を活発に行っているところがあります。
5つの霊場がある西条市として、県の動きや他地域と連動した事業を行う等の、西条からの発信の動きがあってもよいのではと思いますが、担当としてどのように考ているのでしょうか。

ーーーーー
1月23日 24日に島根県大田市に出向き、石見銀山世界遺産登録についての視察研修をさせてもらった。
大田市の石見銀山視察については西条市議会内会派「自民クラブ」が行ったと聞いていたので、視察受入れの先方さんにご迷惑がかかったかもしれない。
一人会派のフットワークの良さを活かし、そこは、この地での研修の成果を十分に活かして行く努力をさせてもらうということで、お許しを願いたいものだ。

この研修を踏まえて、3月議会において早速に質問をさせてもらったのだが、聞くことによって行政内での取り組み内容が明らかとなった部分がある。
議員が取り組む仕事としては、行政内事業の疑問な部分を調査し是正を促すことも重要だが、本来やるべきことは将来にわたる地域の夢を語ることだ。



2008年04月03日(木) 3月議会議案質疑 ひうち会館財産の減額貸付

議案第32号 財産の減額貸付について お聞きします。

この議案は、ひうち1番地16の土地と建物を、ひうち立地企業の便益施設として、「ひうち立地企業連絡協議会」に対して、市の定める貸付料算定基準に基づき算定した貸付料16617500円の96,4%を減額して年60万円で貸し付けるというものです。
この施設の貸付契約は平成14年が最初で、平成17年に更新され、今回が3回目の更新となるとの説明がありました。
そこで基礎的な質問となるのですが、貸付の相手方である「ひうち立地企業連絡協議会」の活動内容、構成員、役員状況についてまずお聞きします。
構成員は何社ぐらいあり、どの企業の何方が役員となって、どんな活動をしているのかお答えください。

次に、これまで貸付の相手方がひうち会館で行ってきた事業内容についての問いです。この施設ができた当初と比べてみたとき、様々な新しい事業に積極的に取り組んでいるように見受けられるのですが、これまでの事業実績として市が把握しているものを提示いただければと思います。

次に、施設の年間利用者数がどのように推移しているのかお答えください。

次に、これまでの施設の管理状況の把握と指導の状況についての問いです。
私の経験したことを提示させてもらいますが、この施設である催しがあったおりに、入り口部分の植栽管理について気づいたことがありました。
西条市の施設として如何なものなのかと感じ、施設管理者に改善を要望したのですが、なかなか動いてくれませんでした。
そのような経験に基づいた今回の質問であることをご承知おきのうえ、担当として相手方に対して日常的にどんな指導をおこなっているのかお答えください。

今回の契約の更新に当たって、これまでのそのような経験から、貸付の相手方のこれまでの経営状況、管理運営体制について気になります。
儲けていないから植栽管理など施設の管理にまわすお金がないのか。それとも、儲けるために施設管理人員や管理に回す予算を減らしているのでしょうか。

西条市自慢の工業出荷額を生み出しているであろう ひうち立地企業 が運営する施設として、そこのところが気になるのですが、ひうち会館の運営により利潤を生んでいるのかどうなのか。管理運営体制はどのようになっているのかお答えください。

ひうち会館内に「西条スポーツ・文化支援協会」というNPO団体の事務所が置かれているのですが、その事への見解をまだ聞いていませんので、今回の契約更新に当たって この際お答えいただければと思います。

ーーーーーー
この「ひうち会館」の運営状況を調べてみると、なかなか面白いことが分かってくる。
「会館の運営は黒字ではない」のだそうだ。だったら赤字なのだろうが、今時赤字の施設を何年も経営してくれる ご危篤(違った)ご奇特なお方がいるものだと不思議になる。
回りくどいことを言わないではっきり言うと、赤字の部分を何かで補填している様子が伺えるのだ。
その補填の部分が至極妥当なものなのか、はっきりさせる必要がある。

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今年から自治会で呼びかけて、健康作りと親睦を兼ねたレクバレーの練習を始めることになった。今日はその初日だったので参加して体を動かしたのだが、ぼろぼろで節々が痛む。もともとが運動音痴の方なのに、やりだすとついつい張り切り過ぎる。



2008年04月02日(水) 平成20年3月議会質疑 図書館費

図書館についての一連の事業内容への質疑に移ります。
まず、10款5項4目 図書館費 (13節 委託料)
図書館システム構築業務委託料についてです。予算の提案説明では、新図書館の開館に合わせて、西条市内の図書館システムを統一するための事業ということで、東予図書館分2750万円と小松温芳図書館分2090万円が提案されています。
そこでまず、東予図書館及び小松温芳図書館について、ICタグを取り付ける資料数をどのように予定しているのかお答えください。
次に、ICタグの取り付け対象の選定の考え方についての問いです。図書館資料については開架・閉架それぞれに 書籍・雑誌・新聞類・古文書・貴重本と様々に分類され、また開架については、本の新鮮度という観点から、定期的に閉架にしたり 廃棄とする資料を選定する作業というものがあると思います。
今回のICタグを取り付ける作業に合わせて、対象の資料選定をどのように考えているのかお答えください。

次に、この事業の委託先選定についての考え方をお答えください。

次に、事業着手から終了までの期間についてどのように予定しているのかお答えください。

ICタグの取り付け作業につては、図書館が開館して、貸し出しを行っている時など、日常業務と平行して行うのでしょうか。それとも一定期間閉館して行うのでしょうか。また取り付け作業を行う場所についてはどのように考えているのでしょうか。そのような日常業務との兼ね合いについてどのように考えているのかお答えください。

10款5項10目 新図書館整備事業費のうち
ブロンズ像設置業務委託料 630万円についてお聞きします。
この予算で設置するブロンズ像の内容・個数・設置予定場所についてお答えください。
次に、図書館システム構築業務委託料 8890万円についてお聞きします。
この事業予算では西条市図書館の資料にICタグを取り付けると思いますが、その資料数をどのように見積もっているのかお答えください。

ICタグの取り付け対象の選定の考え方については、東予図書館、小松温芳図書館と同様のことがいえると思いますが、西条市図書館については、オープン時の開架資料数や新鮮度についての観点からも、取り付け対象の選定を行う必要があると思われますから、その考え方をお答えください。

委託先選定の考え方については、東予図書館及び小松温芳図書館と一括しての事業となるのでしょうか。

そうであれば、事業着手から終了までの期間については、3館での同時並行して作業を行うのか、それとも1館ごとに順次おこなっていくのか、作業のやり方についてもお答えください。

ICタグの取り付け作業の日常業務との兼ね合いについて、西条市図書館の場合はどうなのかお答えください。

図書館システム構築についての今後の事業展開についての問いです。
今回の3図書館の図書館システム構築業務委託料については、システム全体のうちの資料読み取り用ICタグを取り付けるための予算ですが、今後予定しているシステム導入に関する総予算額についてはどうなのか。
このシステムには、新たに開館を予定している丹原図書館も含んでのものとなるのでしょうか。また、システム全体の稼動時期は、新西条市図書館のオープンと同時だと理解して良いのでしょうか。お答えいただければと思います。

10款5項11目 (仮称)丹原図書館整備事業費 29万4千円について
事業の内容についてお答えください。

ーーーーー
予定が空白だった一日の大半を、自治会の文章作成と回覧依頼および事務処理に充てる。
昨年一年間に行った事業の総括と、それに基づく新年度事業への協力依頼の文章を作成。年度初めから予定されている事業のお知らせと、婦人部対象世帯数の調査依頼。

これだけのことを仕上げれば、当面は事業実施の準備作業が主な仕事となる。三年目の仕事となると要領が出てスムーズに運びそうなものだが、年毎に新たな仕事が入ってそれなりの手間と時間がかかるものだ。

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その間にも市政運営に関する新たな情報が沢山入ってくる。溜まる一方なので少しずつでも 消化 しなければならない。

石油類の値下げ状態は、マスコミその他がこぞって煽ったわりには、国民は冷静に対処しているようだ。古くはトイレットペーパーの品薄騒動等々、過去様々な経験を積んでそれなりの学習をしてきた成果だとしたら、過去の呪縛に雁字搦めとなって身動き取れない政治にも、それなりの方向性が出てくると期待できる。かな?



2008年04月01日(火) 3月議会議案質疑 防災費

通告に従いまして
議案第12号 西条市一般会計予算 歳出について数点お聞きします。
まず 9款1項4目 防災費に提案されている
自主防災組織育成事業 1500万円についてです。

自主防災組織育成については、平成16年の台風災害の教訓を踏まえ、積極的に取り組んで来ていますが、現在までの組織数と組織率について旧市町毎での状況はどのようになっているのかお答えください。
また、これまでの取り組みを踏まえて、平成20年度の組織育成計画については、提案されている予算を使って、どのように行う考えなのかお答えください。

次に、地域防災計画策定事業の内容と事業費の内訳についての問いです。
この名称による防災事業については、これまで継続して様々な事業が行われてきたと理解していますが、平成20年度の事業予算額は4569万8千円となっています。この内の委託料が4289万円のようですので、計画策定事業に含まれている内容とその事業費について、また委託先として考えている所についてメニュー毎にお答えください。

先ほど京都大学大学院地球環境学堂との間で、教育・研究交流協定が結ばれていますが、この協定が結ばれる以前から小林教授による実践防災計画の指導・提案業務が行われています。この事業はサイクスとの間での随意契約によって行われていたことは皆様ご承知のことと思います。

今回の事業予算に実践防災計画の指導提案業務が含まれているようですので、平成20年度に予定している事業のうち、実践防災計画の指導提案業務については、どのような手法を持って行う予定なのか特に詳しくお答えください。

次に、防災士育成事業についてです。
1015万5千円が提案されていますが、本年度事業の内容と事業費の内訳についてお答えください。

次に、木製ダム調査研究事業についてです。
木製ダムについては、これまでに平成18年度には黒瀬ダム1号公園入り口付近と中奥地区、平成19年度には河之内地区と志川地区の計4箇所設置されています。平成20年度に設置予定の箇所については、どの地区を考えているのでしょうか。またこれまで設置した事業の評価についてもお聞きします。

ーーーーー
今日は4月1日。ここ数年この日に合わせてギャグを発していたが、冗談が通じないお方が若干いらっしゃるので、今回は見送る。


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