| 2007年09月30日(日) |
会議資料作りの難しさ |
法要に出席のため欠席する会議のための資料作りと、別な会議の資料を作り、その会が終わって感じることは「状況を伝える資料」の作り方の難しさだ。
長くては資料を作る手間と読む手間がかかって不評。かといってはしょった内容ならば、意図が伝わらないところがでてくる。
大阪行もあり、ばたばたとした中で作成した資料。その資料をもとにして検討いただいた会議の結果を聞きながら、「会議資料作りの難しさ」をあらためて感じる。
自分が出席して説明できるのであればその必要が無い項目でも、状況が見えないことを想定しての資料は、それだけ重要となる。
出席している会でも文章の受け止め方によって、補足説明の必要が出てくることもある。
メリット、デメリットが出る恐れのあることを決める会では、資料の提示の仕方によっては、話がまとまらないことも出てくる。
様々な会を主催したり、出席したり、お手伝いをしたり、それを一種生業とする者として、自分の様々な能力を鍛え高めていく事の重要性を感じるこの二日間。
（１０月１日記入）
| 2007年09月29日(土) |
根回しというものの難しさ |
稲刈り準備のこまごまとした作業と、祭礼関係の会議用資料の作成。
祭礼に関することについては、既に４年も前から様々なところで関係者に話を出し、その条件整備を図り、昨年の反省会に「今年の 案 」を提示していた。世間一般にいうところの 根回し である。
だが、いざその時期が近づいてくると、雰囲気は一変して、様々な 本音 の部分が出てきた。
次に繋がる手がかりだけは作ることができたが、石（意思）を投げた波紋は様々な形で広がっていくだろう。その波紋がやがてどんな波となってこちらに帰ってくるかどうか、今年の祭りを含めて全体の雰囲気を見定め（俗に言うＫＹ「空気を読む」） 祭礼に関わる限りにおいて エンドレス の取り組みが続く。
この会議が思わぬ長引き、大阪行の電車便が一便遅れる。
義兄の３回忌法要参列。
（１０月１日記入）
| 2007年09月28日(金) |
祭礼準備の過程で何時も思うこと |
もう１０月だというのに、真夏に逆戻りしたような天候と気温である。
秋の取り入れ準備を一番にやりたいのだが、自治会の方の最大行事ともいえる祭礼関係の書類作成に半日以上を費やした。
明日は、祭礼の最終打合せのため集会がある。私は２９日夜大阪に出かける予定なので、欠席するため、事前の書類準備作業が外せない仕事となった。
資料が出来上がった昼過ぎから農作業に取り掛かり、夕方まで。
夜、祭礼関係の打合せのための電話が長引いた。
私が思う課題を提示した項目に対する説明。将来のためにも、物分りの良い自治会長役を務める必要は無い。妥協の無い、自分の理想とする意見を伝えるのみ。
ーーーーー
就眠前に開いたメールボックスに、県と西条市および新居浜市の三者で取り組む「祭り観光ブランド化推進事業」についての問い合わせと意見が寄せられていた。
すくなことも 歓迎する との意見ではない。
この件についての西条市議会での議案審議過程の 顛末 は７月４日の日記に記入したが、祭りが近づき事業の全容が明らかとなってくると、様々な意見が出てくるだろう。
西条祭りと総称される伊曽乃神社祭礼について、私は（経験上から）積極的に発言しようとは思わない。
確かに、これだけの地域でこれだけの祭礼行事を行っていることは賞賛に値するが、・・・・止めておこう。
| 2007年09月27日(木) |
耕作放棄地 解消へ「農水省指針」 |
この地域の水稲の主品種である ヒノヒカリ を、ＪＡのカントリーエレベーターが受け入れてくれる日程は９月２９日からとなっている。
この品種の取り入れ時期が、高温と天候により例年よりも早いようなので、それに合わせ、自分の水田の色付き具合を見定めながら農作業を組み立てていくことになる。
今日は好天の中、一日農作業。
取り入れ作業をスムースに行うための畦の草刈が主なものだが、この作業、年々その頻度と作業量が増えてくる。
私の地区での農業従事者が減少していることに加えて、耕作放棄地がそこ此処にできていることが、作業量を増やしている要因。
耕作放棄地の増加が、猪被害の増加と重なるところから、解消策の実施が望まれるこの頃、さる２５日付けの新聞紙上に 「耕作放棄地解消へ 農水省が来年度指針 地域４分類し対策」との記事が掲載されている。
記事中には「２００５年の農業センサスでは全国の約１３００市町村で計３８万６千ｈａに達し、１０年前に比べ１４万ｈａ（５７％）増と急拡大している。生産条件が厳しい中山間地域が多い中国や四国、九州地方で放棄率が高い。」とある。
この問題、西条市議会での一般質問でも取り上げられたことがあり、西条市としての対策についての説明があったが、その効果がどうなのか、実感として感じられない。
農水省の指針では、新たな取組みが全国展開されるようだが、我が西条市でもその効果が上がることを、一農民としても期待する。
| 2007年09月26日(水) |
東予全中学校区 地域懇談会 |
平成１９年度地域懇談会（９月実施分）として、旧東予の３中学校合同での会が東予総合福祉センターで１９時より開催された。
他の自治体での同様の懇談会がどんな状況なのかと興味を持ち、今年開催された新居浜市と今治市の会に参加してみたが、今回の西条市の地域懇談会を聞いてみて、３自治体のなかでも 最低の内容だと感じた。
日記が長くなると評論を書き綴ることになるので、ここまでに留める。
時間の無駄。
| 2007年09月25日(火) |
平成１９年度９月議会 最終日 |
１０時から開会した議会最終日の日程は、各委員会に付託された議案の審議状況の報告を聞くことから始まる。
総務 民生産業 企画建設 新図書館特別 の各委員長の報告を聞いていて、委員会での審議内容を何時に無く はしょっている と感じた。
各委員長の権限においての報告だが、この内容に分からないところがあれば、委員長質疑という方法を使って説明を求めることが出来る。
議会制度というものは良く出来ていて、議員としての発言の機会は様々な形で保障されている。
そこで、どうしても外せないと感じた一点について、総務委員長に対する質疑を行った。
総務委員長さんにお聞きします。
歳入の項 １９款５項 雑入 含まれる 「大学と連携した地域づくり助成金」８５０万円について、 この助成金の内容と事業の継続見込みについて委員会においてどんな質疑がなされたのかお聞きします。
という内容の質疑。
ーーーーー
歳出の方は私が所属する企画建設委員会のなかで審議して、事業の内容はあらまし分かってきたが、この審議過程の中で明らかとなったふるさと財団からの助成金の３年間継続見通しについての答弁内容と、総務委員会での歳入についての担当者の答弁内容がニュアンスとして微妙に違っていた。
文言の言い回しの違いだけなら良いが、願望と現実は違うのだからそこのところをはっきりとさせておかなければならない。
ーーーーー
特に、市長が社長を兼ねるサイクスを介在させて行う、西条市の産業政策に関わる事業については、分からないところ いや疑問なところが多すぎるのだから。
何年やっても議会というところは、毎回毎回様々な緊張感を求められるところである。
| 2007年09月24日(月) |
灌漑用ため池の水路掃除 |
朝８時から灌漑用ため池の水路掃除の出役がある。
この時期に出役があるのは、夏の間に生い茂っている水路等の雑草の刈り取りを行って、台風による増水に備えるためである。
まずため池本体の雑草を刈り取る作業から始まるのだが、ここで一番困るのが草刈機に釣り用のデグスが撒きつくこと。これは、ブラックバス釣りをする者が捨てていったものだ。このようなことが怒りだした（違う）起こりだしたのはここ数年のことだ。
テグスとともに飲料水の空き缶やペットボトル、それにつり用用具の包装紙が散乱している。
ブラックバスをリリースして釣りを楽しむのは、ため池の管理上は何ら差し支えがないが、釣り人の傍若無人ぶりはここ数年目に余る。
このところ釣りに来ているのを見るたびに、「自然を相手に楽しむ者は、自然を汚すことは許されないでしょう。このゴミはみんな釣り人が捨てていったものですよ。あなた方が捨てた物でなくても、帰りに綺麗に拾ってかえれば如何ですか。」と意見しても、此処のゴミが少なくなったためしがない。
数十年、ため池の管理をするなかでの定点観測でもって、社会一般人や生徒達のモラルの低下が著しいことが分かるのだ。
自分だけが楽しめれば誰が迷惑しようが知ったこっちゃあ無い。というよりも無意識でやっていることが多いようだ。
それを食い止め、より良き社会環境を維持していく方策は、ある程度の警察権を持って罰することも一つの方法としてあるのだが。
ーーーーー
作業中の休憩時などの話題は主に、今年の猪被害のひどさのことだった。
作業は午前中に終了。
ーーーーー
午後は、農作業をしようと思って動き出した矢先に雨となる。
作業を切り上げ、家族サービス系の用事。
| 2007年09月23日(日) |
スーパー食品売り場めぐり |
自治会行事に使う飲料物の購入について、経費節減の観点からスーパーの広告に目を通す。
一本１２０円が相場である缶飲料だが、最近は３９円ほどで特売されているころが多いのだから、これを見逃すことはない。
そこで、安い物を念がけてのスーパーめぐりという事態となった。
妻と二人での食品買出しは、スーパー三軒のはしごをするついでに、私はスーパーに来たときの何時もの行動パターンの食品売り場めぐりとなる。
目的は、（お察しの通り）西条産の食品がどれぐらい並べられているかというリサーチである。
メーカーで大量生産される飲料水は価格破壊が進んでいても、この方面のものはそれなりの値段が付いている。安くはない。むしろ高値安定だろう。そのなかに、西条産の野菜類は数種でしかないのは何時ものこと。
ひところ安さ狙いで多く見かけた輸入食品を見かけなくなったのは、やはりトレーサビリティーの影響と同時に、様々な問題発覚による消費者の敬遠がそうさせているのだろうか。
たまに西条市内のスーパーを見て回り、その経時変化をチョット観察するだけでも、西条市が多額の税金を投入して進める「西条食品コンビナート構想」たらの机上の空論状態が見て取れる。
刻々と変わっていく市況に対して、行政のやる仕事がどんな効果をもたらしているのか。大いに疑問を持つ結果となる、地元の食品売り場めぐりである。
| 2007年09月22日(土) |
映画「フラガール」が面白い |
１５日の新聞で特集されていた「映画 フラガール」に興味を持ち、早速にレンタルビデオショップに足を向けたのが１６日の日曜日。数独の本の購入とともに気分転換のつもりでの行動だったが、すでにこのビデオは全て貸し出された後だった。
新聞の影響の大きさを感じつつどうにも諦めが付かず、今日、再びのビデオレンタルショップを訪れてみたら一本だけあった。
会員登録を済ませてわざわざ借りて帰ったこの映画、期待以上のなかかなの秀作だった。
石炭産業が斜陽となりかけた１９６６年。常磐炭鉱が開設した「常磐ハワイアンセンター」のショウに出演する「フラガール」の物語である。
あの時代に、アメリカ合衆国の一州のハワイ諸島に伝わる民族芸能である「フラダンス」を、東北のかた田舎 いわき に持ってこようとした。その着想が何処から出てきたのか。そのことに興味を持っての映画鑑賞が最大の目的であったのだが、映画にはそのことにはあまり触れられていない。
東北訛り丸出しの女性達が、夢を追い社会の偏見を破って時代の先駆者となった。日本の社会が 夢 というものにまだ人生を掛けることができていた、あの良き時代のこと。今の社会にはもう少なくなった、その郷愁がこの映画をヒットさせた理由なのだろうか。
親子の愛、兄弟愛、師弟愛、友人関係、郷土愛。個人の夢が、個人の自己完結に留まらず、周囲を巻き込んで動き出したとき、時代を切り開く新たな夢が現実のものとなる。
政治もかくあるべきと思うのは、チョット飛躍のし過ぎだとは感じつつ、一本の映画に感動を得る。
| 2007年09月21日(金) |
コメリパワー西条店 大規模小売店法説明会開催 |
飯岡の国道１１号線と１１号バイパスに囲まれた三角地に出店を予定している「コメリパワー西条店」の 「大規模小売店法説明会」が１９時半より飯岡公民館で開催された。
私の住む地域からさほど離れていない地域への出店なので、興味を持ち参加した。
時間に会場に集まった地域住民は２５名。中には顔見知りの方が多かった。
コメリ側からの出席者４名。プラス司会説明のコンサルタント会社より１名の出席。
主催者挨拶のあとレジュメとパワーポイントによる説明が２０分程度。その後、質疑応答。
・雨水処理に対する懸念
・併設のスーパーマーケットとドラッグストアの開店時期は
・文化財調査の説明を願う
・国道１１号と産業道路につながる市道の安全対策は
・開発地の雑草の処理をお願いしたい
・従業員の採用計画は
との質問・要望があった。
大体が市議会の全員協議会で説明した通りの説明だった。
文化財調査について、
バイパス道路沿いとコメリ建屋部分の調査に３ヶ月を予定。市道建設予定地部分の調査に２ヶ月。スーパーの建設予定地の調査に４ヶ月の予定です。スーパー建設予定地での出土品が多いのではないかと予想しています。
と、私の９月議会予算質疑への答弁よりも 詳しい 説明があって興味をそそられた。
２０時２５分終了。
地域の氏神様の祭礼に奉納する大谷太鼓台の中心部分にある長胴太鼓を新調した。
大安である今日、業者によって納入されてきた 長胴太鼓 の受け入れ行事を行った。
地域の集会所へ部落の主だった方々に集まっていただき、まずは新調太鼓のお披露目。続いて、皆さんで地域の氏神様に太鼓とともに参拝し、御祓いを受ける。
その夜は、太鼓台運営委員会と自治会役員 および青年部が集まり叩き初めを兼ねた入魂式を行った。
旧の長胴太鼓は、大谷太鼓台が昭和５６年に復興した当時から、かなり古い物だったが、二度の皮の張替えを経ながら今日に至った。ゆえに音の出や響きが悪くなっており、新調してはどうかとの声が上がっていたが、今年ようやく実現こぎ着けることができた。
長年の念願であった長胴太鼓の新調であるので、昨年から業者選定を開始し、近郊の太鼓台関係者への聞き取りによる業者の評判等も加えたなかから、創業以来４００年の伝統を誇る石川県の太鼓専門業者に決定した。
５月１３日には石川県まで出向き、業者の工場を視察し太鼓の仕様を決定、この９月９日には、太鼓製作の最終段階である 音合わせ への立会いを経ての今日の納入となった。
太鼓の胴は欅製。玉目が出ている木目を生かすため漆塗り仕上げ。音の響きを長くふくらみを持たせる効果があるという 内面亀甲彫り を施す。
大事に使えば１００年でも持つという太鼓なのだから、あらゆるところにこだわった特注品である。
今日に至るまでの部落内関係者の努力に感謝。地域の歴史を作る一大事業に、自治会長として関わることが出来た幸せを感じる。この太鼓を中心として、地域融和の実があがることを願う。
夜が更け日にちが変わるまで、入魂式に集った方々の話題は尽きなかった。
| 2007年09月19日(水) |
西条市図書館の選書計画はどうなっている |
１０時より開催された「新図書館建設調査特別委員会」の傍聴。
委員の興味はもっぱら本体工事と外溝工事にかかる全体予算と、その工事の発注時期というところか。
新たに提示された図面についての質疑は無し。現行の条件のなかで、良い仕事をしているのなら、それなりの評価はしてしかるべきだが。
その中で、蔵書整備計画の概要を質疑した委員は評価する。
新図書館が２１年６月に開館する時の蔵書は２０万冊を予定。そのうち１６万冊が現在の図書館の蔵書であり、あと４万冊を新規購入の予定。その費用は約１億円を見込んでいる。広く市民から、本の寄付も募りたいとのこと。
今度の設計における目玉は自動化書庫の導入だが、開館時２０万冊ならこの書架は当初カラッポのままで開館を迎えるということだ。
９月議会の一般質問で、この自動化書庫（設備導入工事費用約１億１千万）が無駄だとの指摘があったが、開館時カラッポで、満杯になるのが何時のことか分からないでは、この「無駄だ」との指摘はある意味的をえている。
それはそれとして
開館時の蔵書について、旧図書館の本をそのまま配架するのではないのかという懸念があったが、見事に的中した。
加えて 「市民からの寄付を募りたい」 という。さてさて、山のように詰まれた本の中から、「新西条市図書館」の選書にふさわしい珠玉のものをどうやってより分けるのだろう。
基本計画を手抜きしたことの報いとして出てきた、箸にも棒にもかからないハードは、あらゆる手段を使って変えさせた。やっとハードは良くなったと思ったら、次に続くソフトもやっぱりそれだけのものだったのか。
図書館作りは、まずソフトから入らなければならないものを、「図書館と名の付く建物ができれば文句ないだろう」式の荒っぽい仕事の進め方で、結局無駄な時間をつかってしまう。
新西条市図書館の開館に当たり、望むべき選書計画の提示がなされないこの状況は、なんとも情けないばかりだ。
さて、どうしたものやら。
９月議会に丹原図書館整備事業費１５６万３千円が提案されている。
提案説明では
「丹原総合支所３階の空きスペースを有効利用して図書館機能を持つ施設として整備を行い、地域住民の利便性向上に資する」とあった。
予算の内訳は実施設計委託料１５４万４千円と手数料１万９千円となっている。施設概要 は ・床面積 約８６４�屐 β⊇餾�数 約３万冊。
９月議会での一般質問の中で、「新図書館建設事業について」取り上げられていたが、この質問の要旨は、新図書館の事業予算は過大なもので、西条市の中で東予、小松、丹原（新）との関係でバランス感覚に欠けるのではないかというもの。
この質問への答弁をメモッている事柄としては
人口１０万人規模の市での蔵書基準が５５万冊であり新図書館４０万冊、東予９万冊、小松４万冊、丹原３万冊、計５７万冊を整備したい。
というもの。
「丹原町には図書館が整備されていない」ということで「作って欲しい」との住民要望があったことは私も直接的に聞いた。
それによって「新西条市図書館が開館する２１年６月に合わせて開館する」ということで丹原図書館整備事業がスタートしている。そして今回の実施設計予算が出てきたということなのだが、この要望をされた方が現状これだけの情報ではたして満足しているのだろうか。
丹原図書館の内容について、これまでにも意見を言う機会はあった。その
機会を逃さず、望むべき図書館像を実現するべく動いたのかどうか。
妻に言うと「私たちは丹原の事情は分からないのだから言うべき言葉を持っていないわよ。それは求めた人が言うべきことでしょ」との返事が帰って来た。
| 2007年09月17日(月) |
西条産品は松山デパ地下戦争に食い込めるか |
９月議会での「企画建設委員会」議案審議。
７款１項２目「商工振興費」の項目に「物産展出店事業」として５７万２千円が計上されているので、内容説明を求めた。
この名称でこれだけの予算であれば、昨年催された京都での物産展への出店事業かと予想していたら、１１月７日から１３日まで、伊予鉄高島屋地下での物産展を予定しているとのことだった。
昨年は１１月２４日から２６日まで、同じく伊予鉄高島屋８階のスカイドームで「西条の観光と物産フェア」が催されたが、今年は デパ地下 での物産展を催すようだ。
昨年の、この事業の 視察 状況を記した日記を読み返してみると、高島屋に到着してまず デパ地下 から見て回ったと書いている。
限られたスペースに全国から取り寄せられた物産が「高島屋」の高級ブランドイメージを背負うように、「お客様の購買意欲をそそるようなプロデュースが施されている。」とも書き残している。
数週間前だったか、松山「デパ地下戦争」として三越と高島屋による地下食品売り場の強化策をＴＶ特集していたが、その真っ只中に「西条産品」が打って出るということか。
これを機会に大いなる飛躍を遂げるきっかけとする呼び水となるのであれば、市民の税金を使う価値がある。
否。呼ばれたからお付き合いで産品を提供する。そんな消極性が見え見えのひ弱な状態ならば、いくら年月を重ね税金を投入してもだめだ。
この事業内容について、再度の質疑はしなかった。が結果は十分に確認するつもりだ。
| 2007年09月16日(日) |
台風11号の接近に注目しながら |
朝一番の仕事は、自治会連絡網を通して流れてきた、校区の中学校の体育祭を明日に延期するお知らせ放送を入れること。
沖縄近海で急速に発達した台風１１号は、朝鮮半島をかすめて日本海に抜けていった。その影響から、今日一日強い雨が断続的に降り続いた。
連休があけてからの仕事の段取りを良くするため、何時ものことながらまず資料整理から始めた。
９日に開催された総合防災訓練の資料の整理とメモ書きの清書。９月議会の資料整理と続き、自治会関係の資料の見直し。
１０月の祭礼に 突入 するための自治会内一斉清掃の段取り確認や、資料作成と配布の時期、準備物や連絡事項の確認。
依頼事項の資料の見直しが出来ても、書斎は相変わらずの資料の山である。
ＰＣを共有使用する娘が、「お父さん、地震が来たらこの資料全部落ちてきてここが一番危ないんじやない。」との指摘は的をえている。
自分が無事でないと人のことまで手が回らないのだから、まず此処を安全に保っておく必要がある。
資料整理がひと段落しても、部屋を眺め回して一人ため息が出た。
ーーーーー
脳の活性化に効果があるという 数独 というパズル。たまに新聞紙上に掲載されている問題を解くだけに飽き足らず、書店で「３０５問の掲載で４４０円」という本を買ってきた。
星三つは１５分ほどで解けるので、星四つに挑戦したのがいけなかった。どうにも行き詰ってしまって時間ばかりが過ぎていく。
のめり込むのもほどほどに。何事も頃合が肝要。
| 2007年09月15日(土) |
ＪＲ西条駅前の再開発 |
９月議会に提示された予算や条例の中で、人の目に付き地域の雰囲気が大きく変わると予測される事業は、ＪＲ西条駅前の再開発関連の
・四国鉄道文化館
・十河信二記念館
・西条市観光交流センター
３館の開館だろう。
交通手段が多様化したとはいっても、鉄道の駅前は今も地域の表玄関であり続けている。その場所の風景が公共投資によって様変わりするのだから、注目するべき事業ではある。
だが、欲を言えばきりがないこともあるし、駅前再開発のノウハウには他地域の先行事例とそうそう違ったところも見受けられないので、この事業に対して私は積極的に発言してきたとは言いがたい。
委員会での質疑の中で明らかとなった３館合わせた年間維持費が（超概算で）３０００万円程度。３館の管理者の予定は３名で、資料収集や企画展の開催、入館者への案内説明が出来る人材を配置したいとしている。
あわせて、市観光振興課の部署が移転し職員５名が「西条市観光交流センター」で執務するとのこと。市観光協会も移転するのだろう。
観光振興についてさらなる取り組みとして「観光ボアンティアガイド」の養成はどう考えているのかを「管理条例」についての審議の中で質疑したら、募集、養成、活用したいとの積極的な答弁があった。
というように着々と準備が進んでいるようなので、しばらくは見守る姿勢をとる。
| 2007年09月14日(金) |
・総務委員会の傍聴 ・自分党狂想曲 |
１０時から開会した「総務委員会」の傍聴。目だった事業が見当たらない訳ではないのだが、おひとかたの独壇場の感があるこの委員会。議案審議は昼前には終了した。
空いた時間を、住民要望があった現場確認に費やす。
農作業。祭礼関係の打合せと事務処理。
つい二日前には９９０ｈｐａであった台風１１号が、今日は９３５ｈｐａと巨大台風に発達している。
台風を発達させる要因は熱せられた海水なのだろうが、雪崩を打って福田に流れる状況を作り出したものは、勝ち馬に乗りたいと頭に血が上って走り回る方々の熱気。
台風には注視するが、自分党狂想曲の方は冷ややかにそして冷笑をもって見るばかりだ。
| 2007年09月13日(木) |
企画建設委員会 議案審議 |
１０時より開催される「企画建設委員会」の議案審議が１４時頃まであった。
・大学と連携した地域づくり助成事業
・四国鉄道文化館等３施設の開館準備のための予算
・３館の管理条例
が主な議題。
「大学と連携した地域づくり助成事業」については「ふるさと財団」からの助成８５０万円をもとに、東海大学との連携により、１２９８万４千円の予算で「食と農」に関する調査研究事業を行う。事業は３ヵ年継続。
これまでのサイクス関連事業の成果に疑問を持つ私としては、今回の事業についても「効果のほどが疑問」と感じる。それに「ふるさと財団」の助成事業が単年度決算のようで、今後の予算のあてがどうなのか。
その点を質疑で聞いてみたところ、「ふるさと財団」から継続事業としてのの内諾を得ているとの答弁があった。
今後の推移を見守ること。
四国鉄道文化館は１１月２６日（月曜日）に開館式典を予定しているとのこと。「三連休の人出を考慮してのオープンを考えるべきでは」との声がある。
ーーーーー
今日で９月議会の仕事の山場は通り越した。
| 2007年09月12日(水) |
企画建設委員会の対応のための準備 |
質疑、質問のために予定されていた３日間が、昨日で終了したため今日の本会議は休会。
朝から、明日開催予定の「企画建設委員会」のための準備作業。
１２時半に西条を経ち高速道路を使って松山行。用件は１６時には終わったのだが、知人に呼び止められ催しの片付けを手伝う破目になる。
１７時半に帰路に付く。
ここでの用件も長い付き合いとなっており、マンネリを通りこして思考の衰退をきたしているのだが、かといって止める訳にもいかず思案の為所だ。
夜中の３時までかかって委員会の準備。（１３日記入）
| 2007年09月11日(火) |
９月議会 質問 環境基本計画について |
通告に従いまして 西条市環境基本計画についての一般質問をいたします。
さる８月１６日、７４年ぶりに 熊谷市と多治見市で国内最高気温４０、９度を記録しました。この日には北極海の氷が史上最小となったとの報道もありました。記録的な猛暑であった今年の夏は、地球温暖化の影響を身をもって体験したのではないでしょうか。
このように、地球環境が悪化の一途をたどっていると感じられる中、我が西条市では昨年１２月に環境基本条例を制定し、また本年３月には環境基本計画を制定しています。
今後１０年間で取り組むべき様々な事柄を示したこの環境基本計画は、西条市の素晴らしい財産である水環境をはじめとして、より良き地域環境を 将来の世代に伝えていくための道しるべとなる計画です。
そんなところから、この環境基本計画のなかに示されている数値目標を含む基本目標を達成するため、市行政において現在どう取り組み、今後の施策をどう展開していくのかを明らかとするため、数点にわたって質問いたします。
まず、計画を推進する体制についての問いです。
「西条市環境基本計画」は平成１７年と１８年の２年間をかけ、市民環境サポーターと西条市との話し合いを重ねながら原案を作り、パブリックコメントを経て、環境審議会に諮り、作成されました。
この計画を推進する主体としては、行政においては環境課を中心にして 多くの関係部署にまたがりますが、行政だけに限定されることなく、市民や事業者の取組みが不可欠であるとして、三者を結びつけた協働と言う言葉が 環境基本計画の４ページに示されています。
この形はイメージ的には理解できるとして、行政においては、具体的な形としてどんな体制を望んでいるのでしょうか。
また、推進体制を作るためにどんな取り組みをしていく考えなのかお答えください。
次に、この計画を推進するための予算措置の検討状況についてお聞きします。
環境基本計画の１０１ページ、基本的施策 環境美化及び不法投棄対策の推進の項に書かれている まち美化パートナー事業など、すでに予算措置がなされている環境保全に関する事業も見られます。そのほかに、この計画に盛り込まれている様々な施策について、予算措置の現状と今後についての考えをお答えください。
次に、この環境基本計画の内容を多くの市民の方々に知っていただく周知方法についてお聞きします。
基本計画は策定されて直ぐに、西条市のＨＰにアップされ、市民のどなたでも見ることができます。昨年の６月議会に印刷製本費１８２万円が計上され、基本計画５００部および概要版２０００部が印刷されているようです。この印刷物の活用方法を含めて、計画の内容を理解してもらうためどんな取り組みをしてこられたのでしょうか。
また、今後については、さらなる周知に向けて どのような方法を採っていく考えなのかお答えください。
環境への取り組みのなかで、西条市において重要であること。できるだけ早く取り組めること。市民が継続的に取り組めること。費用があまりかからないこと。という４つのポイントから
１、西条の環境リーダーを育てよう
２、みんなでキラキラ輝く水辺を守ろう
３、西条の自然を知ってもらおう
４、もったいないの心を広げよう
５、まち美化パートナーの輪を広げよう
６、キッヅＩＳＯでエコ・キッズになろう
という６つのリーデングプロジェクトが示されています。それぞれのプロジェクトには、背景、内容、目的が分かり易く示され、さらに数値目標を含むプロジェクトの目標と 今後のスケジュールが具体的に提示されています。
この６つのリーデングプロジェクトについて、プロジェクト毎に 達成に向けた取り組みについての考えをお答えください。
最後の質問項目です。
昨年１２月議会における環境基本条例についての質疑の中で、この基本条例とともに更なる環境整備に向けて、都市景観の整備のための景観条例、放置自転車や放置自動車の処理を促す条例、緑化推進条例等 様々な条例の制定についての考えを聞かせてもらいました。
今回制定された環境基本計画を読んでみますと、リーデングプロジェクトの５、「まち美化パートナーの輪を広げよう」１３５ページの スケジュールの項に「ポイ捨て禁止条例の検討」を平成１９年度に行うと示されています。
この検討状況についてお答えいただければと思います。
ーーーーー
昨日に引き続いて１０時より一般質問開始。私は一番に登壇。
傍聴席には、この環境基本計画の作成に携わった「環境サポーター」の方数名がいらっしゃった。私の質問に対する答弁に対して「環境サポーターの会議のなかで言っていたことをまだやっていない」などと感じたそうだ。
せっかく出来上がった計画の周知がまだまだ不十分であることが、答弁の中からも感じた。それは、私も環境サポーターの方も同様に思うことだろう。
この計画を拠り所として、地域環境がよりよくなることを期して。
計画は手元に置いて、折に触れて目を通すことだ。
ーーーーー
１４時１０分には本会議終了。
１５時から１時間ほどある方と話をする。初対面の方だが、いずれ社会の注目を浴びる立場になる人。その過程を経て、初対面で感じた穏やかな人柄がどんなに変化するのか、楽しみでもあり、ちょっと不安でもあり。
１９時半より、自治会行事の「人権を考える地区別懇談会」が開催される。参加者が限定される会ではあるが、充実した時間ではある。２１時まで。
（１３日記入）
| 2007年09月10日(月) |
平成１９年度９月議会 本会議 質疑 質問 |
１０時「平成１９年度９月議会 本会議 議案質疑」の開始。今回質疑の通告は３名。
私の公民館に関する質疑は
ーーーーー
次の質疑項目に移ります。１０款５項３目 公民館費についてお聞きします。
まず、石根公民館建設事業についてです。
西条市内に２９館ある公民館の中で、農村環境改善センターの中に併設されている石根公民館については、施設整備についての地域要望が強く、その声にこたえるべく旧小松町時代に建設予定地が確保されていたことは、皆様ご承知のことと思います。
いよいよ施設建設に取り掛かるということで、本年３月議会には「石根公民館建設事業費」として２７７万４千円が提案されました。この予算でもって実施設計がなされ今回の議会に提示されています。
この図面に示されている施設の内容としては、事務室、小会議室、大会議室おいび付帯施設となっています。既存の公民館と名づけられている施設内容とわ若干の違いがあるようですが、このような施設設計の内容に決定した理由についてお答えください。
次の問いです。今回新築される石根公民館の同一敷地内において、既存の農村環境改善センターが並び運営されるということになります。両施設の一体利用及び管理体制について、担当においてはどのように考えているのかお答えください。
今回提示された資料によりますと、公民館建設用地として確保されていた土地の内で、空白の部分がありますが、残りの敷地の利用方法についての考えをお答えください。
次の質疑項目の「丹原公民館建設事業」についてです。今回提案されている
１４６３万の建設事業予算でもって整備する、備品の内容についてお答えください。
１５節工事請負費についてお聞きします。
氷見公民館改修工事費の提案説明では、２階のトイレの改修を予定しているとの説明がありました。
吉岡公民館の２階部分の改修工事について、および徳田公民館駐車場整備については、昨年開催された、東予西中学校および丹原東中学校における地域懇談会での提出議題に挙がっていましたので、地域要望としてあることは承知しています。
吉岡公民館借地変換関連工事費の内容についても含めて、今回提案されている工事請負費で整備しようとしている内容について、各公民館毎にお答えください。
昨年１２月議会における一般質問において、私は公民館施設の整備について取り上げさせていただきました。そのおりの答弁では，今後の改修、補修、駐車場整備については、必要性、緊急性、重要性を勘案しながら改修、補修を行いたいとありました。
担当においては次なる公民館整備計画をどのように考えているのでしょうか。
高松市では公民館を教育委員会の所管から、市長部局の所管に移し、公民館施設に掛かっていた制約を取り払い、地域コミュニティーセンターとして有効に活用しているという事例も出てきています。
公民館はその設立理念である生涯学習の拠点から、社会福祉活動や地域活動にその軸足を移しているようにも感じられます。
西条市においては、公民館運営事業にかかる全体計画の中で、今回の各公民館の施設整備の位置付けについてどのように考えているのかお答えいただければと思います。
ーーーーー
池の内遺跡発掘調査に関する質疑文章は、すでにアップした文章に若干に字句の修正を加えたもの。
これに対する答弁は
まったくの等閑なものだった。
その典型は、遺跡発掘の委託先についての答弁が「専門機関に委託したい」というもの。
最初から「県埋蔵文化財センター」と分かっているものを、わざわざこういう言い方をするところに西条市教育委員会ということろの体質を見るようだ。
人によって説明を変えるのも、現行政の悪しきところだと感じた。
公民館の運営にしても、どんな理念の下に公民館を運営したいのかという熱意というものが感じられない。
想いというものがあり、それを具体化するためのソフトが構築され、そのためのフールドとしてのハードの整備がある。
このことは 言葉 で表すとこが出来る。
全ての面でプレッシャーをかけられていなければ、より積極的な仕事が出来ないとしたら、一番の不幸は市民が背負い込むことになる。
質問は、私の前で今日のところは終了となる。
ーーーーー
１９時より「裸麦小規模栽培農家のためのサポート型組織 あぐり水都」の通常総会。
「現行農政の、現場での受け止め方」というものが感じられる発言もあり、良い参考となった。
質問事項に関係する資料の調査と、それに伴っての文章修正作業。
質問が明日となったので、文章の練る時間が取れて良かった。（１２日記入）
| 2007年09月09日(日) |
東消防署管内 総合防災訓練 |
８時２８分に南海地震が発生したという想定のもとでの「西条東消防署管内 総合防災訓練」の開始。
私の自治会からの参加者は事前に話し合った通り、一度集会所に集合してから会場の西条東中学校へ移動し、９時に開会宣言ののち様々な訓練開始。
訓練の内容によってあらかじめ参加者を募っていたところに従い、順次様々な訓練を行い、予定よりも早い１１時過ぎには終了した。
今日の参加者は玉津校区自治会と飯岡校区自治会の二つで、顔見知りばかりだったので、集合、移動、訓練、解散の流れがスムーズだったようだ。
だが、訓練参加予定者計２２０名を中心に呼びかけていたため、見学者が少なかったように感じた。また、西条東中学校校区中心の総合防災訓練となっていたため、東消防所管内の他の校区からの見学者を見かけないようだった。
強いて言えば、地域事情に合わせたメリハリのある訓練内容とすれば良かったように思う。
防災に関してだけではなくどんなシーンにあっても、リーダーの役割が大きいことが分かる。と同時に、ここに参加していない方々との関わりを普段から持っておくこと。
ーーーーー
昼からは、猪対策のための電気柵の取り付け作業。初めてのことゆえ要領が悪く長時間を要する。
昼過ぎ、自治会の事業のことで重要問題が発生した。２１時過ぎに急遽主だった関係者が集合し２３時ころまで協議。結果、参加者全員一致での意思統一が出来安堵。
再び電気柵の取り付け作業。１時に完了。
明日予定の質疑と質問文章の修正 ３時就眠（１２日記入）
| 2007年09月08日(土) |
質疑質問準備 新居浜地域フォーラム 防災訓練準備 |
午前中、質疑、質問文章の修正。
午後は１３時から新居浜リーガロイヤルホテルで開催された「新居浜地域再生フォーラム」に出かける。
第一部 慶応義塾大学教授 上山信一氏による基調講演「地域再生とミュージアム」を聞く。
文化施設を整備することによる町づくりは、このところ、バブル期の遺物のような扱いをされていることが無きにしもあらず。そこに、今回のようなテーマでの話は何だか新鮮に聞こえるのは、私が求める地域づくりと波長が合うからなのだろう。
「先進諸外国ではミュージアムとライブラリーの赤字が問われることは無い」という指摘に、文化というものの蓄積度の違いを感じる。
１４時０６分まで。
第二部は聞かず、西条東中学校で１５時から予定されていた防災訓練の準備作業の手伝いに出向く。
夜も、質疑、質問文章の修正に費やす。
| 2007年09月07日(金) |
・質疑質問文章の作成 ・図書館の会 |
朝から質疑質問文章の作成。
・池の内遺跡発掘調査事業の質疑文章は
ーーーーー
１０款５項１目 社会教育総務費「池の内遺跡発掘調査事業」について
質疑を行います。
この事業は、飯岡地区の埋蔵文化財包蔵地「池の内遺跡」内で計画されている開発事業に伴い、発掘調査を実施するというものですが、事前に行われた埋蔵文化財の試掘調査では、数箇所の柱の穴と少量の土器片が出ているとの報告が議会全員協議会でありました。
その折に本格的な発掘調査を行うよう準備を進めているということを聞いていました。
今回そのための予算が提案されたということですので、数点お聞きします。
まず、事業の財源についてです。事業予算６２３８万３千円はすべて諸収入で充てるとなっていますが、この諸収入の内容についてお答えください。
次に、事業年度及び年度毎の仕事の内容についてです。全員協議会での説明の中や、今回の議会に提示された資料によって、あらましのところは理解出来るところではありますが、改めて説明いただければと思います。
次に、事業実施における人員体制についてです。予算書には嘱託員の報酬が計上されていますが、この内容も含めて、今回の発掘調査に関わる組織的な人員体制をどのように考えているのかをお答えください。
次に、委託先にいついての問いです。予定している予算のうち６０７９万５千円が委託料となっていますが、予定している委託先についての考えをお答えください。
最後に、調査結果の公表の方法についてです。この「池の内遺跡」がどんな文化的価値があるのか、この地域にはどんな歴史が刻まれているのか。遺跡の発掘調査には様々な興味が沸き起こります。そんなところから、発掘調査における遺跡出土の状況を多くの方々と共有するための現地見学会の開催や出土品の展示や保存活用が望まれます。担当においてどんなお考えかお答えください。
ーーーーー
という感じ。
午後３時半には公民館についての質疑文章の「原案」が出来上がり、行動ギアーを農作業モードに切り替え、昨日に続いての防除作業。
いろいろしていたら１９時半から開催れた「図書館の会」には３０分の遅れでの出席となってしまった。
状況は上げ潮モードだから、会の雰囲気も上昇モード。昼間の疲れとは裏腹に、私の言動も ハイモード だった。
帰宅後本格的に夕食をとり、一般質問「環境基本計画」の文章作成に掛かる。「原案」作成完了。あと二日で修正を加える予定。
| 2007年09月06日(木) |
残暑厳しい中・農作業・議会対応・自治会と多忙である |
台風９号が関東地方に接近してあちらでは暴風雨だが、我が家には今だ真夏のような太陽の光が降り注ぐ。
朝から共同水源の管理当番をこなしながら、まず二日間滞った日記を記入。日記記入のため資料を読み直し、また過去の資料を抜き出してみると、あらためて私の感じた事柄が裏打ちされる。
この作業を行うことによって、これからの仕事の方向性が定まってくるようで、面白いと同時に大変だとの感覚が同時に頭を擡げる。
依頼事項の文章作成。９月議会での質疑、質問文章作成の準備。猪対策用の電気柵を農機具屋さんに注文。防除作業を５３ａ実施。
今日の防除は カメムシ 駆除が目的のものだが、殺虫剤が主な成分なので人間の体のほうにもダメージがあるようだ。終了後には、入浴を済ませてから祭礼準備をしている青年部との打合せ。遅い夕食の後は思考回路がＯＦＦ。（７日記入）
| 2007年09月05日(水) |
９月議会 質疑 質問 の通告 |
２時間ほどの睡眠で、もう朝だ。
議会事務局に出向き、質疑と質問の通告。質疑は２番目で、質問は５番目だった。
質疑は ・池の内遺跡発掘調査事業 と ・公民館費 の２題。質問は「環境基本計画について」とした。
一つ仕事を終えたような安堵感を体にぶら下げながら、娘が通うの高校の運動会の参観に出かけた。猛烈な暑さの中での運動会は、テントの中でも汗が滲み出し閉口するが、そんな不快感を吹き飛ばす若さ発露の場は爽快でもある。
猪対策と気分転換を兼ねての草刈は、折からの蒸し暑さに体力の消耗が激しい。
１９時半より校区連合自治会の９月定例会に出席。１０月７日に実施する河川清掃や、９月９日に予定されている総合防災訓練の打合せ。
ＨＰも開かず就眠。（６日記入）
| 2007年09月04日(火) |
９月議会開会 議会費 河川法の変遷 |
６時より共同水源の管理当番。水田を見回っていて、猪の被害が出ているのを見つける。今年は猪の足跡が頻繁に付いているところから、あらかじめ覚悟はしていたが、今後の被害の拡大が見えるようで朝いちからガックリときた。
去年はそれでも、「来年は狩猟免許取って やっつけてやる」と思って納得していたが、免許試験の受験への対応遅れがあった後では余計に落ち込んでしまう。
妻に後を託して１０時より開会の９月定例市議会に出席。まず、周桑病院関係の２議案を上程し、質疑の後可決。次に予定の議案の上程説明を聴取。
決算特別委員会の設置と委員の選任。
閉会後の全員協議会で、さる８月７日に開催された「松山分水に関する意見交換会」の報告がある。提示された資料の中で、西条市からの配布資料の中に
・加茂川総合開発の見直しについてどう考えているのか
・河川法の変遷
・河川維持流量とは
とあるのをみて、思考回路がパンクした。
８月１１日 １２日に徳島大学で開催された「川の全国シンポ」の中でもしばしば話題となった「平成９年の河川法の改正」。この法律の中に新たに加わった「環境用水」の考え方は、今後の地域の川のありようを考えるための縁となる。
それが、行政の側から出てきたことへの驚き。ヤッターという感激と、自分の考えと一致するという喜びと、まだ心の準備が出来ていないという若干の焦りと。そんなものが綯い交ぜ（こういう言い方でよいのかどうか辞書には無い）となっての 思考回路のパンクか
決算時期に伴う議会費決算の説明がある。
会議録作成委託料に不要額が出ていることに対して、経費節減は良いとして、作成スピードについての配慮はどうなんですかと質問。事務局より「正確を期して作成しているので次の議会初日の配布となっています」との従来通りの返答。
質疑、質問の検討で徹夜。（６日記入）
明日から始まる９月議会の準備。
議案を読み、様々な資料を紐解いていたら瞬く間に一日が過ぎてしまった。
市における事業の多くは過去からの流れの中で組み立てられるものだから、様々な周辺情報を理解したうえでないと、事業の是非について判断することはできない。
だから事前の調査は、はまったらそれこそ底なし沼状態となる。
議案書のほんの一行の文字と数字が、何億もの税金の使い方を決するものとなるのだから。
ほんの一行の文字と数字は、ジグソーパズルの いちピース にしか過ぎないようだ。このいちピースから全体像を想像する作業は、普段からの準備なくして上手く進まない。
質疑はそれでも何とかなるが、質問はこれに未来への創造力をプラスしなければならない。だが、求める方向性が違う状態のなかでの提案は、なんだか億劫が先にたつ。
などと考える精神状態を降り払う箒は、資料を眺めながら思い描く将来への夢。
６時より共同水源の水当番。３週間ぶりの当番となるので水田の畦を入念に見回ると、方々にモグラの穴が空き水漏れがしている。この穴の空くところは毎年決まっているのだが、ひとつひとつつぶしていく作業も毎年のこと。モグラ取り機をホームセンターで買っては来たが、今だに使ってはいない。
稲の成長とともに草も成長する。畦の草は草刈機で処理できるが、水田の中の草は手間をかけなければどうしようもない。
夏場の農作業は水管理と草刈が２大行事のようなもの。
夏場に水田の畦を何時も綺麗に保とうと思えば、３回は草刈作業を行う必要がある。これが厄介だ。「一通り終わったら、また一から始める」と形容するほどである。
圃場整備がされていない水田でも、綺麗に基盤整備されているところでも、この草刈作業は重労働。そこで「水田ケイハン植生繁茂事業」が実施されているのだが、技術が確立され現場に広がるところまではまだまだ時間がかかりそうだ。
休耕田も夏場には最低２回はトラクタを入れないと、直ぐに草で覆われてしまう。この作業を一年やらないでおくと、もう耕作放棄地状態となってしまう。
農作業軽減化のための技術革新と、耕作放棄地を出さないための指導強化。そのような課題にたいする手当てができているのか、「食」を打ち出すのなら真っ先にやっておかなければならない事業なのだが。それとも「食」と「農」はまったくの別物とでもいうのだろうか。「農」が盛んだから「食」だといっているように聞いたかな。
そんなことをぶつぶつ言いながら、農作業に精出した一日。
２２時過ぎに就眠（３日記入）
| 2007年09月01日(土) |
警告 ゴミを捨てるな のいたちごっこ |
警告 ここはごみ捨て場ではありません。コンクリート片は市の処分場に捨ててください。市環境課に電話（５６−５１５１）をすれば方法を教えてくれます。ゴミを捨てているのを見つけたら警察に通報します。「大谷連合自治会」
と書いた看板を３本作って、コンクリート片が捨てられている河川敷きに立てた。
ゴミの不法投棄といえば以前は業者によるものであったが、廃棄物を出す業種の事業者からは「マニフェスト（廃棄物処理工程表）」の提出がなされるようになり、さらに品目別の廃棄物処理行程や費用を購入時における規定や価格転嫁することによって、問題点はかなりの部分解消された。
この頃は、個人の日常行為の中でのゴミのポイ捨てや、犬のふん処理が問題となることが多い。
「捨てる人あれば拾う人あり」で、拾う人のほうが多ければ地域環境は何時も綺麗に保たれるが、拾う人は「疲れる」けれど捨てる人は無意識だからゴミの散乱状態が常となりがちだ。
「ゴミを捨てられ易い場所」というのは、経験則から特定されている。
私が住む地域でも雑木に覆われた河川敷きの見通しの利かない場所は、ゴミの不法投棄が後を絶たず、お盆前の一斉清掃の時などにゴミ拾いをすると、ゴミ袋１０個も回収される状態だった。
そこで今年の春先に自治会でもって、雑木を刈る等の環境整備を実施したところ、今年の一斉清掃ではゴミ袋１個にも満たない回収状況だった。
それでも、チョット油断すると今回のようなことが起きる。
立て看板３本立てて様子を見ているところだが、ちなみに、市より支給されてこれまでに立てられている「警告」看板（犬のふん注意を含む）の数を数えてみたら、市の外れまでの間３００ｍに１８本、対岸には１０本あった。
ゴミとの 戦い はいたちごっこ。いやエンドレス。
ゴミを一生拾い続ければ、社会を綺麗にする人の側に立てる。か
| 