| 2007年02月28日(水) |
平成１９年度３月議会の開会 |
１０時より、３月議会の開会。
年度当初議会の恒例である市長よりの施政方針説明が３５分。主要予算の提案説明などがあり、１４時半頃今日予定の行事が全て終わった。
今日の特記事項は「愛媛県後期高齢者医療広域連合議会議員 ２名」の選挙があったことだろう。
議員控え室で昨日の続きの議案資料チェック後、担当部署を回って若干の説明を受ける。
質疑、質問の大枠が決まり、それに基づいて関係資料のチェックを加え、項目が整理できたのはもう明け方近く。
今日も日記も付けずに就眠。
（３月１日記入）
一日中、明日から開会する平成１９年度３月定例会の準備。
平成１８年度最終の補正予算説明書は直ぐにチェックが終わるのだが、１９年度の当初予算資料チェックは長時間を要する。
昨年の当初予算説明書と照らし合わせ、予算の増減を中心にしてチェックをしていくのだが、事業名が変わっていたり、当初予算にあがっていたりいなかったりで、膨大な数字の中にインサートされた政策的変化を見つけ出すのは至難の技である。
途中、議案質疑に目星を付けた項目のリサーチに市役所に出かけ、気分転換の行動などを挟んでいると瞬く間に一日は過ぎていく。
夜は資料チェックに時間を要し、日記も付けずに就眠。
いつもながらの議会前の光景。
（３月１日記入）
| 2007年02月26日(月) |
体育館設置基準への疑問�� |
２３日に担当部に質問書を出した効果があって、ようやく体育館の設置基準の数値的根拠となった資料が入手できた。
担当から提示された資料は、昭和６０年８月１日に都市計画中央審議会から建設大臣に対して出された答申。その中に、運動施設面積人口一人当たり３、７�屬魍諒櫃垢襪海箸鯆拘�目標とすることとされ、人口１０万人当たりの整備量を屋内運動場については「おおむね１０箇所」とするとある。
この「人口一人当たり３、７�屐廚箸いΔ里蓮∈眞痛／容�本都市センターが昭和６０年３月２５日に出している「都市公園整備長期計画調査報告書」のなかにある「１０万人の都市における都市公園内運動施設必要量」の表に示されている運動広場２，６�屐¬邉緇譯亜ぃ機�球技場０，１２、プール０，０７、屋内運動場０，１５、テニスコート０，２８、武道場０，０１を合計した数値をもとにしているとの説明。
また、社団法人日本公園緑地協会が出している「都市公園整備研究調査報告書」という資料も合わせて今日提示していただけ、西条市が人工芝敷き屋内体育施設の建設を進める根拠としたとの説明があった。
担当がこの資料を入手した先は、旧東予市時代に「東予運動公園体育館基本計画」を策定した「日本公園緑地協会」のようだ。
いただいた資料には
・０６ー１１−０９（社）日本公園緑地協会と ・０７ー０２−２４（社）日本公園緑地協会とのＦＡＸ発信年月日が印字されていた。
０６−１１−０９は議会全員協議会が開催され、初めて人工芝敷き屋内体育施設の建設計画が明らかとなった日。そして０７−０２−２４は、私が体育施設の整備数値目標についての質問書を出した次の日。
都市計画中央審議会の答申３，７�屬涼罎吠餞泙気譴討い襪�ら、人口１０万人当たりの体育館必要量０，１５�屬蝋颪隆霆爐任△襪箸力惜，里茲Δ澄�
そこで、私が次に疑問に思うことは、「日本公園緑地協会」が策定した「東予運動公園体育館基本計画」には体育館は「合併エリアにはあと４ヶ所必要となる」と書かれているのに、今回の説明では「基準を満たしている」となるのかということ。
これについては、「ヶ所的には必要だが面積は満たしている」との説明がある。
「東予運動公園体育館基本計画策定業務報告書」平成１６年３月 社団法人 日本公園緑地協会 編集
資料編も入れて、この３００ページに及ぶ報告書をしばらく読ませてもらった。
この基本計画の策定と実施設計の実施には４９００万円掛かっているとのことだ。私はこの予算は大きな額だと感じていたが、これだけ質の高い報告書にもとづく実施設計ならば、４９００万円も頷けると感じた。
１１万都市のスポーツ環境の将来展望を考慮してまとめられたこの基本計画報告書。お蔵入りさせるには惜しい。
| 2007年02月25日(日) |
体育館設置基準への疑問�� |
運動公園整備と体育館建設についての行政内の資料はどうなっているのか知るため、担当者に、ひうち運動公園と東予運動公園の着手から今日までの整備状況と事業予算の一覧表を求めたのは、１月４日だった。
この依頼の以前に、体育館の設置基準値０，１５�屬砲弔い討寮睫世魑瓩瓩燭里世�、資料は見せてくれたが提示はしていただけなかった。
事業一覧表については、ひうちと東予の表示形式を統一するため時間を要したようで、提示してもらえたのは２月５日だった。この一覧表は石川県白山市で運動公園整備についての研修を行ったおり、同様の様式の一覧表をいただけたことろをみても、何処に出しても差し支えないもの。
２月６日、担当部長から、東予運動公園に整備ついての方針について細かな説明を受けた。もう既に砂入り人工芝敷き詰め屋内体育施設の建設で動き出している行政として、事業内容についての理解を求める話になることは当然だと感じてはいたが、この運動公園の最終的整備となる今回の施設の内容について、私の想いとは大きな隔たりあがることを感じずにはおられなかった。
この隔たりを埋めるための議論をしなければならないと痛切に感じ、行政が持っている様々な資料の提示を求めたのだが、三日後の９日にいただけたのは、旧東予市時代にまとめられた体育館建設計画の中にあった、
ーーーーー
�ぢ琉藉曚寮瀉峇霆爐砲弔い�
体育館の設置基準としては都市計画中央審議会で検討されており、東予市及び合併エリアの施設状況と比較すると下表のとおりで、合併エリアにおいてはあと４ヶ所必要となる。
表�供治機檻后。隠伊�人の都市における都市公園内運動施設必要量
体育館 人口一人当たり面積 ０，１５�屐〔明傳隠毅娃娃悪屐／邑�１０万人当たりの整備量おおむね１０ヶ所
※都市計画中央審議会「今後の都市公園等の整備と管理のあり方はいかにあるべきか
ーーーーー
というものだけだった。
国における体育館の設置基準人口一人当たり０，１５�屬箸いΔ里蓮△海了駑舛亡陲鼎�、旧東予の時代には足りていないといい、新西条市になったときには足りているとなったようだ。
もう私の持っているカードを伏せておく訳にはいかない。
１３日に担当者に対して国土交通省からのＦＡＸを提示し、国における基準値が存在するのかどうか調べてもらうよう依頼した。
一週間後の２０日に担当に出向いたのだが、最初から１３日に提示した資料を再度提示しての説明となった。その結果を２３日に聞きにいったのだが出張で留守。そこであらかじめ準備しておいた質問書を置いて帰った。
ーーーーー
2007年２月23日
西条市役所 建設部長殿
西条市議会議員 一色達夫
東予運動公園内への体育館建設についての質問
（人口当たり体育館床面積基準値について）
時下、ますますご清祥のことと拝察申し上げます。
貴職におかれましては、その職責を通じて市政発展にご貢献いただき、誠にありがとうございます。
さて、東予運動公園内への体育館建設について、旧東予市時代に計画されていた体育館建設から変更となり、人工芝敷き屋内運動施設の建設計画が進められているところです。
この方針変更についての理由説明では、「都市計画中央審議会が答申した、人口一人当たり０，１５�屬箸いΥ霆狠佑�あるが、当市が整備している７つの体育館の合計床面積がこの基準値を満たしている」としていました。
しかし、この説明に使った国の基準値についてはその存在が確認できません。
そこで、市の見解と私の見解の一致点を見出し、今後の体育施設整備について議論する上での共通認識を持つため、以下の点について質問いたします。
職務ご繁忙のこととは思いますが、ご回答いただきますようお願い申し上げます。
記
１、質問項目
�‥垰垠弉菽羆�審議会が出したと説明している体育館必要量の数値目標について、担当省に確認し、その結果をお知らせください。
��旧東予市において体育館建設計画を作成していますが、その中に、今回市が説明に使った数値があります。この計画を作成したというコンサルタントに、「都市計画中央審議会において検討されたという体育館必要量、人口一人当たり面積０、１５�屐廚箸い�数値の出所を確認し、その結果をお知らせください。
２、回答期日 ２月２７日
※回答については文章でお願いできればと思います。
以上
ーーーーー
この質問書を出す目的は
「今後の体育施設整備について議論する上での共通認識を持つため」
国による設置基準が存在しないのであれば「砂入り人工芝屋内体育施設の建設は、決定済みの問題だ」とは言えなくなると私は思う。
| 2007年02月24日(土) |
硬式野球キャンプ情報 |
ひうち体育館では１１５万５千円で「西条スポーツ・文化支援協会」との間で随意委託契約した、フットサル教室が開催されている。
ひうち球場では拓殖大学硬式野球部が春季キャンプ。
この二つの様子を見学。
東予運動公園に移動し、ＪＦＥ西日本硬式野球部の春季キャンプの様子を見学。
移動中のクラレ球場では少年野球の練習、石井記念公園では少年サッカーの練習の様子が見えた。
私が「次世代育成支援スポーツ事業」のことを批判する根底にあるものは、税金の使い道を誤っているということ。一番金がかかって成果が疑問なことを続ける西条市の現状は遺憾ともし難い。
西条市の二つの野球場での二つの春季キャンプの様子を見ることによって、硬式野球部の合宿というものが理解できるようだ。
硬式野球部の春季キャンプについては、２月１０日に松山に行ったおり、松山坊ちゃん球場でのＮＴＴの様子を見ていたので良く分かる。松山では坊ちゃん球場、マドンナ球場、それとこの二つの球場に挟まれてある屋内運動施設、さらには松山中央公園内の園路を使っての練習の真っ最中だった。
これによって、硬式野球の合宿を誘致してくるには、どんな施設が必要なのかが、ﾄﾞ素人の私でも分かってくる。
西条市が河原津の東予運動公園に建設を計画している砂入り人工芝敷き詰め屋内体育施設は、野球選手が使用出来るとすればストレッチとランイングとキャッチボールぐらいのものだろう。そのほか野球に必要な守備練習や打撃練習を行うには難がある。
日本一合宿が盛んな地域を目指すとの理由を挙げて砂入り人工芝敷き詰めの屋内体育施設建設を打ち出したのだが、さてどんな種類の競技を対象として誘致するつもりなのかが、なんだかよく分からない。それは、今回の計画が明らかとなった全員協議会での質問や、１２月議会での質疑、質問を聞いていた中で感じたことを裏打ちするようだ。
おりしも２８日に開会する３月議会には「合宿都市構想調査研究事業」として２５６万円が提案されるようだ。
このようなやり方を泥縄式と指摘する人も出てこないともかぎらない。
きびきびと動く選手の動きを眺めながら、そんなことを痛切に感じる。
| 2007年02月23日(金) |
体育館設置基準への疑問�� |
１２月２２日に国土交通省からの回答を受け取ってから、以前にも増して体育館、運動公園、スポーツ振興策、それに西条市が打ち出した人工芝敷き詰めの屋内運動施設のことを調べはじめた。
年が明け４日の仕事はじめを見計らい、土居体育館の建設経緯についての資料入手の手配を手始めに、国土交通省には別のルートから運動公園の整備計画についての資料入手の依頼を行った。また、市の担当にひうち運動公園と東予運動公園の建設経過についての資料提示を依頼した。
さらに、土居体育館と同じ頃建設された菊間町体育館の見学と、この施設の建設経緯につての資料入手。
体育館建設についての財源や補助内容、公園整備についての国の基準等の資料を入手することによって、「西条市が説明に使ったデータの裏づけが取れればそれに越したことは無い」と、心のどこかで思いながらの行動であった。
土居体育館と菊間体育館は、合併前に「地域総合整備事業債」という財源を確保することによって建設できていた。国土交通省への別ルートからの問い合わせには思わぬ時間がかかり、頂いた資料は期待したほどのものでも無かったので、再度の依頼を行った。
スポーツ振興についての取組みについては、福井県鯖江市が思い浮かび、同時に「大学合宿等誘致補助金制度」と「運動公園整備について」の参考とするため石川県白山市を合わせて視察研修する。これによって、西条市が目指すべき方向性が自分なりに見えてきたように思う。
国による体育館の設置基準がないとした場合、この地域の体育施設の有り様は如何にあるべきかを最初から議論しなければならないと思う。その時のために、様々なデータを自分なりに揃えておく必要がある。
スポーツ振興策、体育施設の有り様、ハード建設のための財源の手当てをどうするのか、利用者見込みとエリヤについて、国による支援策の内容、運動公園整備事業年度の考え方、等々、入手しておきたい情報は山のようにあった。
そんなことをしている間に時間は瞬く間に過ぎて行き、「体育館のことを調べなければならない」と感じた昨年１１月から三ヶ月が過ぎていった。
| 2007年02月22日(木) |
体育館設置基準への疑問�� |
国土交通省へのメール発信は、ガッチリとガードが掛かっていた。
サイバーテロはメールから進入してくるらしいから、当然といえば当然だが、発信者の素性が丸裸にされるようだ。
私からの問いは
ーーー
都市における望ましい体育施設の設置基準として、都市計画審議会が設定した数値目標として「人口一人当たり０，１５�屬両果明僉廚箸いΔ發里�あるようなのですが、この数値目標が設定された経緯や年度等、詳しい内容が分かればご提示いただければと思います。出来ればＦＡＸでお願い申し上げます。
ーーー
国土交通省都市・地域整備局 公園緑地課 公共施設係 からの回答は
ーーー
ホットラインステーションへのご質問について（ご回答）
お世話になっています。
１２月１２日に国土交通省ホトラインステーションあてお問い合わせ頂いた「体育施設の設置基準として、都市計画審議会が設定した数値的目標」についてご回答します。
昭和４６年に実施された都市計画中央審議会における「都市における公園緑地等の計画的整備を推進するための方策及び下水道事業を推進するための執行体制に関する方策について」の中間答申において、「運動公園の整備目標」についての数値目標が定められた経緯があります。
本答申では、都市公園整備五ヵ年計画を樹立して都市公園を緊急整備すべきとされ、都市公園の種類に応じて、都市環境上必要最小限度の水準を確保することを目途とすべきとされました。この「都市環境上必要最小限度の水準」の基準のひとつに以下の基準が定められました。（別紙にて該当箇所をお送りしますのでご参照下さい）
運動公園の昭和６０年整備目標：昭和６０年市街地人口一人当たり１，５��
なお、事業分野別の整備五カ年計画は、平成１５年度より「社会資本整備重点計画」に一本化され、上記のような運動公園に関する数値目標は定めておりません。
よろしくお願いいたします。
ーーー
西条市が体育館の建設を取りやめ、人工芝屋内体育施設建設を進めるため、
当市には７施設が整備されており、都市計画中央審議会の基準値では、体育館床面積の必要量を満たしている（市議会だより抜粋）
と説明したが
国には体育館床面積の基準値は無いということなのか。
過去にも無く、現在も無く、二重に無いと国土交通省は回答している。
| 2007年02月21日(水) |
体育館設置基準への疑問�� |
体育館の設置基準についての国土交通省への問い合わせの答えは、２１日になってもこなかった。丁度、国会の開会中であったことを考えれば、答えの期日を指定するこちらが一方的であるのだから致し方ない。
１２月２１日の日記に書いたとおり、この設置基準が確認できないままに、２２日の１２月議会最終日に屋内体育施設の実施設計予算についての反対討論をするための通告を行った。
反対の理由は２３日の日記にアップした。体育館建設に比べ、屋内体育施設建設の計画性への疑問と同時に、この地域の将来展望を考えればどちらが有意義な施設となるかどうかが決めてとなった。
３０億の建設費用と年間７千万円と試算されている資金調達については、１１万６千市民の市民力で維持できる方にかけるほうが夢がある。
反対討論の文章は一気に書き上げることができた。
簡潔を心がけ最終７分間の文章。体育館の設置基準については
「人口規模に対する体育館施設の充足度は国の基準を満たしていると説明していますが、国の基準として提示した人口一人当たり０，１５�屬箸蓮△匹里茲Δ併楡瀑睛討鮖悗靴道残蠅垢襪里�、どうも分かりません。
屋内体育施設に対する住民の需要は、まだまだ満たされているとは私は感じていませんし、良い施設ができれば新たな需要が喚起されることは十分に考えられます。」
とした。
この時点では、「体育施設についての国の基準など無い」との考えが半分、「体育館の規模や用途による床面積の算定基準があるかもわからない」との考えが半分だったというのが正直なところだった。
１２月２２日の私の反対討論は、皆さん真剣に聞いてくれたと今でも思っている。そうでなければ、地域の将来について議論する議会としての存在価値が無い。
帰宅すると、待ちに待った国土交通省からのＦＡＸが入っていた。発信時間は「２００６年１２月２２日（金）１２：１０ Ｐ、０１/０６」となっていた。
| 2007年02月20日(火) |
平成１９年３月議会 議案書がきた |
例年よりも早く ３月議会の議案書が送られてきた。
平成１８年度補正予算と平成１９年度の当初予算が主な議題だが、この資料に目を通すだけでも至難の業ではある。
このところ仕掛けている仕事が多くあるところへ、外すことのできない定例の仕事が入ってきたことになるのだが、どれもこれも並行して進めていかなければならない。
限られた時間を有効に使って、仕事の実を上げていかなければならないが、慣れれば何とかなるものだ。
一つの仕事を仕掛けた待ち時間（日数も）の間に、次の仕事を処理していく。要点を捕らえてタイムスケジュールに照らし合わせて動いていけば、何とかなるものだから良くしたものではある。
そんななかでも暖冬の影響で、例年よりも早くに麦の穂肥を施用してくださいとの文章が来た。
この２週間は、なんともタイトな日程となりそうだ。
| 2007年02月19日(月) |
新図書館建設事業について 全員協議会開催 |
１０時より「新図書館建設調査特別委員会」の傍聴。
担当より、新図書館実施設計の業者が「石本建築事務所」に決定した経緯が説明され、同時に、この実施設計の完了が今年度末まででは困難となったため、予算の繰越手続きをしているとの報告がある。
委員より、実施設計業者の決定までの経緯についての質問や石本建築についての質問。また業者選定委員会の構成メンバーについての質問があった。
続いて１１時より全員協議会の開催。
私は
�／渊餞朷�設について意見を聞いた方の氏名と役職を、さる１２月議会で質問したおり答えが無かったが、数日して市のＨＰにその先生方の氏名がアップされた。このことについての見解を伺いたい。
�■橘召砲茲覿伴堊�定委員会は書面での審査となっているが、建物のパース図も無いままの選定は問題とならないか。
��石本からの提案書の公表はどう考えているか。
�ぜ損楡澤廚泙任縫僉璽洪泙猟鷦┐鬚靴討發蕕┐覆い里�。
との質問をした。
�，砲弔い討蓮�東海大学との共同研究の成果を強調したい市長部局の思惑から、議会軽視という行動となったと感じていたのだが、一応言っておかないと、議会質問の意味が無くなる。
�△蓮∈能蕕�らのボタンの掛け違いから、書面審査のみでの業者選定という、片肺飛行のような形の公募型プロポーザルとなったことを指摘するための質問。
��は是非に知りたい情報だが、業者のノウハウ保護という観点から非公開とするとの答えがあった。
�い蓮∈８絨貳崑臉擇覆海函�いきなり実施設計書が出来てきたのでは、市民の意見を反映する機会を閉ざすこととなりかねない。
こんな形での設計としたいとの提案段階からの公表をするべきもので、そこから話を詰めなければ、石本が設計した西条市総合福祉会館の二の舞となりかねない。
プロポーザルの時にはパース図がないのだから、実施設計完成までには公表するべきもの。あの松田平田の基本設計そのままの形となるのであれば、プロポーザルコンペを実施した意味が無くなる。
担当よりは、提示したいとの答えがあった。
ーーーーー
この時期だから、議員が集まれば巷の噂話に花が咲く。皆さん良く知っているものだ。
私からも皆さんに様々な情報提供をしたが、思ったとおりの反応が帰って来た。それはそうだろう。
| 2007年02月18日(日) |
梅まつり 駅伝カーニバル 環境整備活動 |
市民の森 梅まつり は結構な人出であった。
昨年は、開催時期には梅の開花が無く少し雰囲気にかけるきらいがあったが、今年は暖冬で紅梅、白梅見ごろとなっている。
お茶席の雰囲気が昨年とは違っていたが、これもやっている方々のことを考えると理解もできる。
ーーーーー
ひうち陸上競技場では 愛媛駅伝カーニバル が開催されている。
東予 中予 南予 ３地区での持ち回り開催とのこと。運営スタッフあっての開催。
駅伝を見るたびに、施設の改善要望をしている部分に目が行く。
ーーーー
３時間ほど河川敷きの草刈作業。地区内の三叉路となっている部分で、交通安全上からも以前からやっておきたかった作業。
| 2007年02月17日(土) |
香川県 ４ 図書館の見学 |
「図書館建設を進める会」の方に誘われ（実はアッシー君）香川県内の４つの図書館見学行。９時に４名で西条を出発し、一路 香川県立図書館を目指す。
新西条市図書館の実施設計業者に決まった「石本建築事務所」が設計に関わった図書館は、松前町図書館がある。ここは２月１０日に松山に出かけたおりに２度目の訪問をしたのだが、建設から年数も経ち、小規模でホールとの併用なので、参考とななりづらい感覚を持った。
そこで、石本が設計に関わり９５年に開館した香川県立図書館の見学が話題に上り、「新図書館建設に係る検討委員会」が２４日に見学を予定している、観音寺と善通寺の図書館を合わせての、今日の見学ルートが決まった。
香川県立図書館は開館間もない９５年１１月２５日（土）に見学したようで、資料が残っていた。だが、その折の印象が薄く、石本に決まってからも記憶が戻らないままの状態であった。
その原因は何であるのか、この香川県立図書館をみて回って合点がいった。
この香川県立図書館は、ある意味で、徳島県立図書館よりも出来が良い。高松空港の跡地に、何の制約もなく県立図書館としての理想の形を追求したようだ。開架２２万冊がワンフロアの中に綺麗に納まり、閉架１００万冊と文書館の機能を併せて県民の文化的欲求に応えているようだ。
流石、四国の玄関口としての地位を築いてきた地域だけのことはある。
開館から１２年もすれば建物の方々に痛みが生じ、手垢や埃にまみえるところも出てくるのが当たり前なのだが、この図書館は例外のようだ。それに、職員が何やかやと飾りたがるものだが、そんな余計なことも無く、建物も図書館運営も主張することも無く、ただ、ここに収蔵されている図書資料が持っている情報だけを提供することに専心している。
今日の見学行に参加した４名の評価は
「石本建築事務所に対する評価を変えなければならない。こんな良い仕事もできるんだ。ようするに施主が何を求めるかによって良くも悪くもなるんだ。」
ということで一致した。
図書館に特色なんかいらない。特色だというところが主張をしだすと図書館全体のバランスが崩れてロクナものにならない。そんな評論が思い出される。
私は１２年前に見学しているのに、その時の印象が薄い 原因 が此処にあったのかと合点がいった。
ーーーーー
坂出図書館も二度目の訪問。以前の印象よりも小さいとの感覚を持つ。それは香川県立図書館を見た後なので仕方がないのだが、長年の歴史からくる運営ソフトの充実が見て取れた。
ーーーーー
次に訪れた善通寺図書館は複合施設の３階部分にこじんまりとある。
うどんでお腹がくちくなり、旅の疲れで感覚が鈍っている４人の目が一瞬で点になった。
奥まった書架の向こうに 可動式集密書架 があるではないか。
重なった書架には大きく「職員以外は動かさないでください」との表示が張られ、手動式ハンドルにはチェーン式の鍵がかかり、一つづつ離れて開架となっている書架のハンドルはビニルテープで固定されている。
この話は、他市批判をするのではけっしてない。職員さんは「あれは閉架です。」とハッキリと言っていた。
この図書館は、限られたスペースに多くの蔵書を収蔵するため、このような構造となったようだ。
西条市のように「市民が自由に本を選ぶことができるよう」などという安全無視からくる提案ではない。
だが、「新図書館建設に係る検討委員会」の方々は、この状況をよく見ていただき、松田平田設計と西条市行政がどんな提案をしたのかを、十分に理解してもらいたいものだ。
でないと、次に繋がらない。
ーーーーー
観音寺図書館は綺麗だった。凄く綺麗だった。
太陽に向かって東と南と西が天井までのガラス張り。今日は曇り空だったので、東と南のカーテンは巻き上げていたが、太陽が出ている時は「眩しい のでカーテンを下ろしています」とのこと。
このカーテンが和紙製かどうかは聞かなかった。
図書館という建物は単たる箱だから、建設単価はそうそう高くは無いと私は感じている。それをわざわざ建設単価を高くして、あとのランニングコストまで高くしたがるお方は一定いるようだ。
「大建設計」の設計だそうだ。
ーーーーー
充実した内容の図書館見学行だった。
（１８日記入）
天候に祟られた研修の疲れを癒すべく、チョット遅めの目覚めとなった。
研修報告書の作成、両市の担当者へのお礼葉書書き。いただいた資料の読み直してみて、改めて両市の施策の重層構造が感じられる。日本海に面した厳しい気象条件のなか、地域興しに勤しんだなかから今日があるのだろう。
比べて西条市。瀬戸内の温暖な気候そのままに、事なかれの気風が良いのか悪いのか。徳川御三家の端に連なるお殿様のあてがい扶持を、生産する地としては最高の土地なのだろう。
西条を外から見てみると、改めてこの地の特質が見えてくる。
努力しないでも何とかなる。少なくともこれまではそうだったのだろう。時代の変化に対応できず、内部崩壊と外部からの侵食によって、様々な状況が次第しだいに虫食い状態となってはいないか。
そんなことを考えながらの資料整理ではある。
私のこれまでスポーツ振興という観点からの取組みといえば、２種陸上競技場の建設、体育施設管理条例の変更、体育施設整備、チャレンジデー実施の提案とあるが、どちらかと言うと不得意分野のほうだった。
だが、２０１７年の愛媛国体開催を見据えて、スポーツをキーワードとした施策の展開も、力を注がなければならない重要課題となる。
昨年１１月９日の出来事を切っ掛けとしてこの３ヶ月間調べてきたことと、今回の研修で得られた成果をもって、主張することをしていかなければならない。
今の西条市。施策展開に計画性が無さすぎるから。
| 2007年02月15日(木) |
石川県白山市での視察研修 |
１０時より石川県白山市での視察研修を実施。日本海から吹いてくる強風は時折雪混じりとなり、瀬戸内海の温暖な気候に慣れたわが身にはキツイ。
・大学合宿等誘致補助金制度について
・松任総合運動公園の整備と活用について（施設見学実施）
との項目で研修実施。
平成１７年２月に合併し白山市が誕生して間もないのだが、旧町村での過疎化と高齢化が著しく、地域活性化策の一つとしての合宿誘致という面もあるとのこと。白山麓のスポーツ施設と宿泊施設、それに温泉と地元民との交流が一緒になって、施策が実効あるものとなっていくようだ。
今のところ、夏場の涼しさに合わせて関西圏の大学スポーツクラブの誘致が出来ている様子。行政によるアピールとともに、旅行業者による斡旋があっての成果があるとのこと。
地域特性と需要を見定め、施設の整備や改修。それと地元住民との交流事業の展開に課題があるとのことだった。
松任総合運動公園の整備と活用については、１８、５ｈａの用地のなかに体育館や屋内運動施設、２種陸上競技場などが配置されており、様々なスポーツ種目への対応とともに、文化イベントでの使用も多数あり、年間３０万人以上の利用があるとのこと。
松任市での昭和５８年の整備開始から平成１０年まで順次整備が進められていった経過が、西条市の二つの運動公園整備の状況と重ね合わさる。
研修を終え、駅前で昼食を済ませ
・白山市立松任中川一政記念美術館
・松任ふるさと館（登録有形文化財）
・千代女の里俳句館
・白山市立松任図書館 の見学実施
中川一政氏は文化勲章受賞の洋画家。
松任ふるさと館は、駅前再開発に合わせて、文化施設を再配置するに合わせて事業家の旧宅を移築したとのこと。市民の活動に利用しながら、保存活用を図っている。
加賀の千代女は「朝顔につるべとられてもらい水」との句がある俳人。
松任図書館は項目別に分かれた本の配置が分かり易い様子。事務所の中に「学校図書館支援室」との表示があることに好感を持った。何のための、どんな仕事をするための図書館であるのかが明確であるようだ。
短時間で、この地の文化の真髄に触れることができたように思う。得した気分。
帰りの電車は強風のため湖西線が通れなく、米原回りとなったため京都到着が３０分ほど遅れる。それで四国への連絡が悪くなり岡山で１時間近く足止め、結局最終の「しおかぜ」での帰西となる。
岡山駅の改修で乗り継ぎが容易となっても、それは穏やかな自然の恵みがあってのこと。そんな感じを持つに至るトラブル続きの研修ではあった。
（１６日記入）
| 2007年02月14日(水) |
福井県鯖江市での視察研修 |
天候に災いされて、最悪の行程となった視察研修。
夜半の強風の影響でＪＲ西条駅を７分遅れくらいで出発した「しおかぜ」は、土居駅で架線事故のため停止してしまった。車内放送では、「強風で架線にビニールが巻き付いたので、とり除いています。」とのことだった。
ようやく動き出したのは良かったのだが、列車の遅れは次第に大きくなり瀬戸大橋を渡らず坂出行きに変更となってしまった。そこでマリンライナーに乗り換え岡山まで。新幹線で京都まではスムーズに行けたのだが、福井行き列車の待ち時間、途中敦賀での乗り換え時間がかかり、目的の鯖江駅には予定の２時間遅れの到着という 散々 な状況となってしまった。
それでも鯖江市の担当者は親切丁寧に対応していただけ、「スポーツ振興への取組みについて」様々な資料の提示とともに分かり易く説明いただけた。８４平方キロというコンパクトな市域のなかでも、地域によって微妙に違う住民気質を把握し、それによって行政が打つ出す施策も変化させている。「平等･平均」が原則の画一的嗜好が蔓延する社会趨勢のなかで、この地域の多面的施策の展開状況が、担当者の話の中から理解できるようだった。
市内小学校と中学校の体育館があることは全国一律であろうが、市内１０公民館中９館に体育館が併設されていることが驚きである。担当者も「わが市は体育施設が多いですよ」との認識を持つところからも、この地域の特徴がうかがえた。
国際体操選手権が開催された経緯も、このような地域的特色によるところもあるようだが、なにより大きいのは、福井県によって建設された「サンドーム福井」の存在がある。これに合わせて交通の便もあり、大きなイベントがこの地に集まってくるのだという。
鯖江市と越前市にまたがって建設されたこの巨大ドームは、各種スポーツ大会からスマップのコンサートまで、大量動員を見込むイベント開催の場としての存在感がある。
この大きさを表現して「奈良の大仏殿がそのまま入る」と言われていた。
県によるこの施設と合わせ、鯖江市が管理する「スポーツ交流館」が隣に建設されており、大きな大会では二つの施設を有機的に結び合わせて使用して、初めて催し物が 成り立つ のだとのことだった。
「なるほどそれは何事にもいえることだろう」。催しの仕様を十分に把握し、人の動きまでも計算して施設を配置していおけば、ソフトは自然に「向こうから来る」のだろう。
遠く福井の地にあって、東予運動公園の整備の有り様に思いを馳せた。
スマップのコンサートなどは、地元の人が知らない間に計画され、全国から人が（６千人）集まってくるという。
行政の取組みとして、「鯖江市スポーツ振興」計画の作成に代表されるように、目指すべき全体像を明確とし、市内３中学校区毎に特色ある「総合型地域スポーツクラブ」の育成に向けての取組みを展開しているとのことだった。
（１６日記入）
| 2007年02月13日(火) |
体育館設置基準への疑問�� |
体育施設の設置基準について、国土交通省への問い合わせへの返事を待つ間、体育館についての情報を整理しに掛かった。
「新市建設計画」の中に提示されている 東予体育館建設についての記述は直ぐに出てくる。なぜなら「新市建設計画」はカバンに入れて常時持ち歩いている。
「総合計画」内にある体育館建設についての記述についても、直ぐに出てくる。
「日本一合宿の盛んな地域をめざす」というフレーズは、初めて聞いたことは確かだったが、念のため毎年の３月議会で提示された施政方針を読み返した。
合宿誘致について、他の自治体での取り組みはネット検索で、その事例が多数入手できた。
その中からめぼしい情報をアウトプット。合宿誘致のための補助金の額や条件については、額が大きい順からの一覧表が出来た。
図書館署名を集めながら、体育関係者へ、体育館建設計画変更についての意見を聞いてみる。私の人脈は旧西条の方に偏在しているが、それでも、行政関係者が意見を聞いて回ったという情報は入手できた。
１２月１８日に実施した四国中央市のスカイフィールド富郷とアリーナ土居の視察では、様々な面での大きな収穫があった。
そんな情報の収集と整理をしているうちに日は瞬く間に過ぎていった。国土交通省へのメール回答は、二三日で来ると思っていたのに週末になってもこない。そこで週が変ってから、思い切って電話をかけてみた。
流石の国土交通省、メールの受付番号を言うと直ぐに「都市・地域整備局 公園緑地課 公共施設係」という担当につないでくれた。
あいにく担当者は不在だったので、西条市議会議員であることを名乗り、用件を伝え（あつかましくも）１２月２１日までの回答を求めた。
ーーーーー
明日と明後日、体育施設の整備による地域活性化について、ハード、ソフト両面から調査するため、１９９５年に国際体操選手権を誘致した福井県鯖江市と、総合運動公園の整備について参考となりそうな石川県白山市を視察する。
費用は、年１８万円支給されている政務調査費から５２７６０円使わせてもらう。これ全て市民の皆さんが払ってくれた税金。有効に使うことを肝に銘ずべし。
| 2007年02月12日(月) |
体育館設置基準への疑問�� |
河原津運動公園内への屋内体育施設建設計画が明らかとなった１１月９日には、１０時から企画建設委員会、１１時から新図書館建設調査特別委員会、そして１３時から全員協議会が開催された。
私は１０時から開催された企画建設委員会から傍聴させてもらい、多数の議員による東予体育館建設計画についての質問を聞かせてもらった。そして全員協議会でも多数の議員からの多岐にわたる質問があったが、聞けば聞くほど、今回行政側から提示された屋内体育施設建設計画についての説明への疑問が大きく膨らんできた。
この地域では、設備の整った体育施設ははたして充足しているのだろうか。７つの体育館の総面積が国の基準を充足しているというが、この数字に小松武道場を含むことが適当なのだろうか。
東予地区地域審議会のなかで委員から述べられたように、この地域の意思ある方々の、国体誘致を見据えて新体育館建設に向け思い描いていた夢が、今回の計画変更に伴って潰えることになるのではとの懸念。
この地域の将来展望について、行政の行おうとしていることとの一致点が見出せないわだかまりが、私の心の中を支配してしまった。
そんな気分を持ち続けたまま、そして１２月議会での議案質疑（１１日）と一般質問（１２日）を聞くうちに、この地域でのスポーツ振興事業全般を含め、建設を計画している屋内体育施設そのものへの疑問も大きく膨らんでくることとなった。
議員は市民を代表して、理事者が出してきた案に対して 賛成 反対 の二者択一の判断をしなければならない。だのに、こんな疑問を持ったままで曖昧な判断をすることはできない。「あれほど仕事を増やすなと言ってるのに」と言いたげな妻の冷たい目線を尻目に、２２日の議会最終日に向け、判断材料収集のための活動が始まった。
その活動の一つが、体育施設の設置基準についての国土交通省に対して、１２月１２日夜、メールでの問い合わせであった。（１３日記入）
| 2007年02月11日(日) |
体育館設置基準への疑問�� |
旧東予市時代に計画されていた体育館の建設を、屋内体育施設に変更するという方針が議会に対して示されたのは、昨年の１１月９日に開催された全員協議会でのことだった。
その説明では、
「体育館についての設置基準が都市計画中央審議会から人口一人当たり０，１５�屬伴┐気譴討い襪�、西条市に現在ある７つの体育館の施設面積の合計が必要量を満たしている。そこで、屋外スポーツに対応できる屋内施設がないので、今回の建設計画としたい。」
と言うものであった。
この説明は、０６年１１月２７日に開催された旧東予地区地域審議会でも、助役の口からあった。
私はこの説明を聞いたとき、都市における体育館の設置基準が国によって示されているという話などこれまでに聞いたことが無く、第一、体育館の施設面積のどの部分を採って基準面積とするのか、理解することも想像することもできなかった。
この日の全員協議会では、当初の建設計画からこれほどの大幅変更となったことについての疑問の声が多かったが、この設置基準についての質問は出なかった。
私はもともとが文系の人間だから、体育施設についてのノウハウを沢山持っている訳ではなかった。だが、市民の皆さんが議員に求めるものは多岐にわたり、その想いに応えるためにはオールマイテェな活動でなければならない。だから、この社会を形成するありとあらゆるものに触手を動かし、雑学を掌中に納めるよう努めてはきた。
話を体育館に戻そう。
一度気になりだしたら夜も眠れなくなる性格なので、１１月２７日付け日記にそのことを書いている。
国の基準にいう人口一人当たり０、１５�屬砲弔い討蓮崚垰垠弉菽羆�審議会 答申」というキーワードでネット検索してみたのだが、１２月１日付け日記の通り、１時間探しても出てこないのでこの面からの情報収集は諦めていた。
昨年１１月は図書館に関する活動も佳境に入っていた時期であり、体育館について話をする私に対して、これ以上仕事を増やすなと言いたげな妻の冷たい視線があり、悶々としたままに１２月議会での一般質問を聞くこととなった。
松山方面の様々な施設の視察を終え夕方帰宅すると、市役所危機管理課から分厚い封筒が郵送されていた。
多分「地域防災計画」だろうと早速開封してみると、予想に違わず待ちに待った西条市防災会議編の資料が出てきた。･風水害対策編・地震対策編・資料編の三冊に分かれたこの冊子は、合併後の西条市全域を網羅した防災のバイブルともなるマニュアルだ。
私が防災についての視察研修をおこなったことのある静岡県内の自治体では、市職員によって合併後３ヶ月でまとめた事例があるが、我が西条市では合併後２年３ヶ月を経てようやく陽の目を見た計画である。この年月は、あの台風災害からの経過時間とも重なる。
この間、大枚な税金を使って京大のお偉い先生に何を教えてもらったのか、調べれば調べるほどに、西条市の防災に関する取組みへの疑問が大きくなってくる。
サイクスがらみの誰かのポケットに市民の税金を入れてあげなければ、入手できない素晴らしい情報であるのか。防災事業は「ある意味出尽くしている」との見解である私には、遅れに遅れて郵送されてきた「西条市地域防災計画」のページをめくりながら、大きなため息がでるばかりだ。
西条市の今後の防災への取組みは、この「地域防災計画」を拠り所として進められる。エンドレスで続くその道程の様々なシーンにあっても、サイクスがらみの出来事は、私の苦い記憶として持ち続けることだろう。
| 2007年02月09日(金) |
西条市子ども防災サミット など |
晴耕雨読というほどの引退生活を送っている訳ではないが、朝からの雨を幸いに午前中資料読みと文章作成に費やす。
出来た、情報公開請求３件の書類と公文書公開不服申立書を携え、市役所の担当に出向き文章の提示。
もう一つ重要な用件を片付けてから、総合文化会館で開催されている「西条市子ども防災サミット」の見学に出かけた。
この催しの開会予定時間は１３時半となっていたのだが、西条市内の小学６年生１２１５名で満員となった大ホールに入ったのは１４時０４分だった。それから閉会直前まで、教育委員会が総力を上げて大成功に導いたこの催しを見させてもらった。
市民の生命を守るため、様々なシーンで最善の努力を積み重ねていくことは、この社会の指導的立場にあるものが行っていくべきことだろう。ましてやあの平成１６年台風災害を受けた地域であるならなおさらのこと。
私は私の経験に基づき、そして私の立場でもってこの課題に取り組むつもりだ。そんな考えに従って、今日担当に提出した情報公開請求も行った。
それは、行政が現在行っている防災事業の内容をチェックする意味合いを込めていることは、既に多くの方々に理解していただいているとの確証を持って。
２月６日公開となった資料では不足があるので、今回は
�（神�１７年度コミュニティーハザードマップ作成委託業務をＫＫサイクスとの間で随意契約するにあたり、この業務を行うことのできる唯一の機関であることが明確となる、サイクスの業務内容が分かる資料、及びサイクスが持つネットワークが分かる資料。
�∧神�１８年度「実践防災計画の指導・提案業務」をＫＫサイクスとの間で随意契約するにあたり、その理由としている「サイクスは京都大学と連絡調整が取れる唯一の機関である」ことが明確となる資料。
との文面とした。
公共事業を行う業者は、その資格があるかどうかが明確であることは社会常識だろう。例えば、建築事業については仕事を請け負う業者にどれだけの一級建築士が雇用され、これまでにどんな仕事の実績があるかが入札参加用件となる。土木然り、上下水道然り、ゴミ処理でも福祉関係でも資格審査を経て公共事業の請負業者となることは当然のことである。
発注する公共機関は受注しようとする者に対して必要書類の提出を求め、業者は入札参加用件を整えるための企業努力をすることは当然のこと。
だがどうしたことか、西条市長伊藤宏太郎氏が発注しサイウス社長伊藤宏太郎氏が請け負っている防災事業に関してはよく分からない。
そこのところを明確にすることは、公共事業を行うにあたっての必須だと私は思うのだが。
| 2007年02月08日(木) |
サイクス社長代理人氏名の非公開 |
サイクスとは不思議な組織だ。
西条市の産業政策の尖兵として、市報にも特別ページを作ってその活動を 詳しく 紹介しているのに、平成１７年度西条市から随意契約で １９３２万円、同じく平成１８年度 １２３９万円で 受注した実践防災計画の実施に携わっていることについては何の公開も無く、そしてこの仕事に実際に関わっているお方の顔が見えない。
１月２５日に
�（神�１７年度「コミュニティハザーマップ作成業務」を随意契約するにあたり、その理由が明確となる資料および見積書
�∧神�１８年度「実践防災計画の指導・提案業務」を随意契約するにあたり、その理由が明確となる資料及び見積書
�Ｊ神�１８年度「実践防災計画の指導・提案業務」の専任管理者及び担当者届出書
を情報公開請求をしていたのだが、昨日公開となったものを受け取ってきた。
だが、�，鉢△慮�積書に記載された、サイクス社長伊藤宏太郎氏の代理人が、「特定の個人が識別できる情報である・・・・・」との理由によって非公開となている。（黒塗り）
また、��についても、特定の個人が識別できる情報である・・・・・との理由によって非公開となている。
西条市が随意契約によって、わざわざサイクスとの間で西条市民の生命財産を守る 重要な 仕事をしているのだが、その中枢部分を担うお方は市民の目に見えない状態でどんな仕事をしていただいているのやら。
今回のような理由によって、この方の氏名は経歴を明らかとしないでおいて、はたしてどんな指導や提案を西条市民は受け賜ることやら。
サイクスとは実に不思議な組織ではある。
この組織の不思議を分析したい気持ちに、ますますなってくるばかり。
| 2007年02月07日(水) |
虹の用水は山並みを越えて |
手元に「道前平野土地改良区」が発行している「虹の用水は山並みを越えて」との表題のついた「農業・農村の多面的機能と農業用水施設について」の説明資料がある。この冊子の裏面にはこう書かれている。
「虹の用水」
道前道後の両平野は、中山川・重信川沿岸に発達した扇状地であり、昔から県下最大の穀倉地帯として発展してきました。しかし、瀬戸内の少雨地域に属しているうえに、かんがい面積に比べて河川の集水面積が狭いことなどから、水不足に悩まされて来ました。そのため、昭和３２年から４２年にかけ国営農業水利事業が行われ、水源となる面河ダムをはじめ、道前平野、道後平野に送水するための水路が建設され、両平野に安定した農業用水が確保されることとなりました。
この農業用水は、石鎚山脈南面の面河渓谷一帯に降った雨水を面河ダムに貯え、それを四国山脈の山並を越えて道前道後両平野に導いており、「虹の用水」と呼ばれています。
また、面河川からの分水は、仁淀川下流の各自治体はもとより流域の利水者や、高知県の協力があってこそ実現したものであり、「感謝の用水」でもあります。
ーーーーー
「水を引っ張ってくる事業は一代かかる」
西条市で開催された水シンポジュームの時、参加した改良区関係の仕事をしている方からの、こんな発言があった。
人間一日生きながらえるのには水１リットルあればよい。だが人の命を紡いで行く農作物を安定して収穫するには大量の水が必要である。
だから日本に限らず人類の歴史において、水争いで死人がでるようなことを繰り返してきた。
飢えて死ぬことなど無くなった日本においては、食料生産のための政策など片隅に追いやられているような状況にあり、大都会で水を使い放題の快適生活を送るための政策が最優先になっているようだ。
大都会に住むということは、便利さからくるリスクも負担するのが妥当というものだ。それを分かろうとしないで、大都会の快適さを保障するため、なんで西条市が負担を強いられなければならないのだろうか。
そんな社会の風潮に乗って、水問題を工水の赤字と絡めて ハイ一丁上がり というような安直な態度でもって片付けようとしていないか。
この問題長引かせないで「分水は丁重にお断りします」と早く言ったほうが良い。
| 2007年02月06日(火) |
県当初予算会派要望 記事への驚き |
愛媛新聞に｛「西条工水赤字補てん解消を」自民が知事に意向｝との記事が掲載されている。
県の当初予算に対して県議会内の会派別要望の内容を伝えるものである。
この中で、最大与党の自民党が、県西条地区工業用水道事業の赤字補てんを目的とする県一般会計からの毎年１０億円前後の貸し付けについて、継続に反対する意向を伝えた。と書かれ、さらに公明党・新政クラブは西条工水の水源・黒瀬ダムから松山市への分水問題で、県のリーダーシップにより西条市民を納得させるよう求めた。と書かれている。
水と祭りを地域の誇りとしている西条市民としては、なんということなのだと驚きを通り越して怒りを禁じえない。
ある新聞記者と松山分水問題を話したとき、その記者は「西条が工水の赤字を持ちます」と言えば、この問題は沈静化すますよ。と平気な顔で言っていたことを思い出す。
またある事情通が、「県は財政破綻の寸前だから、豊かに見えるところからブッタクロウとしているのじゃないの。あんな間尺に合わないことを平気で言っているところを見るとそうとしか思えない」と話していた。
松山分水問題が持ち上がってから、一般松山市民から有名松山市民まで、多くの方々に「松山の水はどうなの」と聞いてみるのだが、「是非に分水をよろしくお願いします」という人にはお目にかかっていない。むしろ「松山は高い水なんかいらないんだから、県がなんと言ってきても西条は同意なんかするな」と激励されたこともある。
そのような情報しか入らない中にあって、それが政治の世界となると状況は一変して、今回のような驚きの記事となるのだから不思議である。
西条市はその天与の恵みである水を有効に使って、殖産興業を図り、国県の税収に貢献してきたと自負しても良いと思う。
旧西条市では自然海岸ゼロとなるまでの干拓事業を行い、黒瀬ダムの建設によって加茂川は死んだと嘆く人がでようとも、経済的豊かさを求めて産業振興にまい進してきた。
その行き着いた先に、こんな 仕打ち が待っていようとは、嘆かわしい限りである。
ある有名なお方が、西条市での講演の中で「合併のご褒美に有料道路を無料にします」と言ったことがある。だが、無料化されたのはついこの間のことであった。これは、東予と南予の二つの有料道路が対になり、東予での上がりを南予の赤字と相殺し終えるまで、無料となならなかったといういう事情があるともっぱらの噂。
同じ愛媛県人であるのだから、助け合うのが美徳というものだと言うのも一理あるかも知れないが、今回の分水問題のようにいわれの無い仕打ちと受け取れかねない事が続くと、いくら紳士的西条人でも堪忍袋の緒が切れる。
それにしても知りたいのは、県議のなかにも西条出身の方々がいると思うが、今回の会派要望に対してどんな態度をとったのかということだ。
お仲間内で仲良くするのは、人それぞれだからご自由にというところだが、こと水のことに関しては一線を画すという態度で臨んでもらわないと、困ったことである。
選択の時期が近いが、この問題に頬かむりしてやり過ごす行為が無いかどうか、よくよく見定めることだ。
地域の誇りを大切にし、それを守ることに邁進することは、地域エゴ的行為とはなりえないのだから。
| 2007年02月05日(月) |
仕事が動いた としておこうか |
今日一日様々な事があったので、日記の題名を付けるのにしばらく迷ってしまい、結局とりとめもない言葉となってしまった。
朝８時半から１１時半まで、とある方に付いて旧西条市内を巡っていた。
地道な仕事だが西条市にとっては重要な事柄なので、いずれ詳しくまとめたいと思う。
昼食後市役所に出かけ様々なリサーチ等を行う。
主な事柄としては「環境基本計画（案）」に対する意見の提出だろうか。これまでに環境に関する質疑や質問をしてきた中から、今回の（案）に含まれていない事項を調べてまとめたものが９項目となった。メールでの意見提出を含めて１０項目。その項目毎にコメントしていけば一日に一つとしても十日かかる。環境という一言で括られる事柄がそれだけ広範囲であるということ。
これが計画に生かされることを期待している。
今日資料入手できたものが多かったので、早めに切り上げて帰宅。
夜、ネット上や別ルートから入手した資料も含めて分析してみたのだが、この地域の行政による仕事の跡が理解できるようで興味深い。
| 2007年02月04日(日) |
西条駅伝競走大会（東予会場） |
東予運動公園内周辺を会場した「西条駅伝競走」を見学。９時より開催された催しを９時半ごろから昼前まで見させてもらった。
最初会場に着いたとき催しの全体像が分からなかったが、人だかりがする方に歩いていくうち理解ができた。
野球場の外野をメインに、公園内と周辺道路や堤防を使っての周回コースをとっている。審判員や交通整理の陣容が多数必要だろうが、周辺施設の利用を含めそれなりに上手く運営している。
やっぱり小学生、中学生が参加する催しは、お父さんお母さんお爺さんお婆さんを含め、多数の見物応援者がいて盛り上がる。
この機会に野球場を含め、この運動公園の全容をくまなく観察してみたのだが、旧東予時代に行われた地域活性化のためのハード整備のあらましが理解できる。
昨日とは打って変わって、ぽかぽか陽気のなか、遅れていたレモンの収穫作業。平成１６年の台風災害にも負けず生き残り、剪定も何もしないほったらかしの一本のレモンの木だが、キャリー３箱もの収穫がある。だが、柑橘特有の棘で両腕が引っかき傷だらけ。
夜は１９時半より自治会役員会。防災ビデオの上映をはじめ、年度末特有の議題がある。
地域環境整備活動ばかりではなく、小さな自治会でも様々な問題があるなか、全体意識の啓発は一朝一夕にはいかない。社会の縮図のような自治会運営は、エンドレスで取り組むばかり。
| 2007年02月03日(土) |
神戸地区 地域防災地図作成会 |
昼間は裸麦の除草剤散布作業。この作業は今日で終了。
夜１９時より神戸地区で開催された「地域防災地図作成会」を見学。
今日は神戸地区３４自治会を７つのグループに分け、その地域の災害を想定した訓練の実施。
冒頭の「加茂川洪水ハザードマップ作成」についての説明が目新しかった。
人命第一との考え方から、堤防決壊という最悪状態を想定し、どの地域がどんな状態となるかをハッキリと示しておく。
津波災害や土砂崩れ災害等の様々な災害が想定されるところを詳しく知らせることに対し、地価の下落を心配する声があるが、それはもう過去のこととなった。
防災マップや洪水被害想定図を見るにつけ、そんな感覚を持つ。
神戸地区は３４の自治会があり、現在自主防災会が結成されているのは４自治会とのことだった。玉津地区は１１の自治会で括られていることを考えれば、神戸地区は小さな自治会が多いことが分かる。
地域の生い立ちからくる状況は分からないが、小さな自治会単位では自主防災会の結成については、困難な状況があるのだろうか。
平成１６年の台風災害の時、神戸地区も浸水や土砂崩れ被害があったのだが、同じように災害に合った地区に比べて自主防災会の結成が遅れ気味のところから、地域の内情が見えるようで興味深かった。
| 2007年02月02日(金) |
・少年式 ・校区自治会定例会 |
校区の中学校で９時より開催された「少年式」に来賓として出席。
この時期の体育館は何時も冷え込むのだが、１４歳を迎えた初々しい生徒を見ていると、心が温かくなるのを感じる。
この子ども達のためにどんな社会を作っていくのかを問われ立場にある者として、いつも新鮮な感覚を呼び起こされるひと時。
裸麦の除草剤の散布作業２０ａ。今日も途中から雪が舞う天候のなか、生産量日本一の裸麦産地の下支え。
途中、暖をとるためＰＣに向かい、２月１４日（福井県鯖江市）・１５日（石川県白山市）に予定を入れた視察研修の資料集め。今回は、スポーツ振興を大きなテーマとしてハード、ソフト両面からの研修を組み立てた。
夜は１９時から、校区自治会の定例会に出席。
冒頭、来年度から値上げが予定されている日赤募金の件が話題に上る。一戸当たり４００円から５００円への値上げを打診してきたものに対し、日赤活動への協力のあり方や依頼の仕方に対する意見が多く出た。
手持ちの自治会資料のなかに、ここ数年来の会計報告があったので調べてみたら、平成６年に３５０円から４００円になっているようだ。
このデータだけを提示してあげた。
自治会会計は会員の理解があってはじめて執行できるものなのだから、寄付金などの定常額が変化する場合は、それを依頼する人がそれなりの説明資料を準備して掛からないと、活動そのものへの疑義が生じかねない。
これは自治体経営にも言えることだが。
行政での生活支援を補助する形で任意で始まった様々な寄付行為が、いつの間にか行政機構の一部に組み込まれたように第二の税金のようになってしまっている。惰性で動く組織の弊害が、そんな皆さんの声となって現れてくる。
組織を動かす者は、その目的の何たるかを常に知らせていく努力が必要なのだろう。
| 2007年02月01日(木) |
楠河地区 地域防災地図作成会 など |
この冬一番んの冷え込みのような天候。吹雪の中での麦除草剤散布作業は体の芯まで冷え、今日は１１ａ散布しただけで作業を終えた。
地域の河川敷きを２時間ほどかけて歩いてみる。昨年、河川に平行して走る地域内の小河川を歩いた時は、草や雑木が覆い茂り地形も詳しく分からないままであったが、冬のこの時期にはそんなこともなく全体像が把握できたようだ。
ここを如何に整備していくのかは、私がこの地で生活していくうえでの大きなテーマとなるだろう。
夜１９時から楠河公民館で開催された「地域防災地図作成会」を視察した。
今回の作成会は１月２５日から始まった７回シリーズに含まれるもので、今日は楠河地区の 楠 成福寺 六軒家 自主防災会から４０名の参加のもと行われた。
この作成会も回数を重ね、指導する市職員も地図作成を請け負った業者も板についてきた感じである。
平成１７年度事業としてサイクスが随意契約し、「サイクスを名乗ってＫＫ応用地質がやっていた」一頃とは雲泥の差がある。
このことをハッキリとさせなければならない。
会場で参加者に配られている「防災関係の具体的な取組み状況」の一覧表があるが、平成１７年度、１８年度とサイクス委託した事業が市民の目には見えない。
こんな状況からして、何をか況や。
実践防災計画は３年間の継続事業だとこれまで説明しているところから考えて、平成１９年度もサイクスとの間で随意契約する可能性があると私は見ている。そういうこととなれば、そのことを理事者はどう説明するのか今から見ものだ。
西条市がサイクスとの間で随意契約している防災事業の内容について、平成１７年度と平成１８年度の事業内容と予算額を比較して、どんな状態なのか私なりに分析したものをそろそろアップする必要もあるようだ。
サイクスが西条市から防災事業を受託するに相応しい組織だとまだ言うのならば。
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