2006年07月31日(月) |
もう8月 予定が目白押し |
例年よりも遅い梅雨明け宣言が26日。 途端に真夏の太陽が照りつけ、毎日暑いですねが合言葉となったと思ったらもう7月も最終日となっている。 中干しをしていた水田に久々の潅水作業をしながら、PCの前に座りネット検索や文章作成作業。扇風機一台が冷却装置の書斎では、PCから発する熱が夏の暑さに拍車をかける。
昼過ぎに議会事務局から入った8月行事予定表をチェック。行事が目白押しだ。 平成16年11月に合併して最初の夏だった昨年は、新たな行事を追って回るのに大忙しだったとの記憶がよみがえる。今年はそれに輪をかけて予定がタイトとなりそうだ。 各地区での夏祭り行事、地域懇談会、合併地域審議会、次世代育成支援スポーツ事業、自治会行事、趣味の会の行事、それに行政の政策のチェック作業(防災事業、図書館、サイクス)が重なり、議員活動の仕掛け作り、で仕上げかな。 農作業は、水管理と穂肥えの散布作業、病害虫の防除が1回。PTAの奉仕活動があるころにはもう月末。 9月議会へなだれ込みか。
2006年07月30日(日) |
そうめん流し行事 ・チャレンジスポーツin東予 |
8時。ひうち運動公園で開催される「チャレンジスポーツin東予」の飲食コーナーに出店する西条東中学校の道具搬入手伝い。
9時から15時まで大谷集会所で開催される福祉活動推進グループ主催の「そうめん流し」の段取り、食事、歓談。
15時過ぎ再びひうち運動公園に出向き、催し物の視察、飲食コーナー撤収の手伝い。
夕方、少し涼しくなってから水田の畦草刈作業。
ーーーーー 「そうめん流し」の段取りは、直接行うのは始めてだった。事前に昨年の様子の映像資料を見せてもらっていたのだが、準備物が足りない物だらけで弱った。 が、水が流れそうめんを食べだしたら地域の方々和気藹々と、昨日から苦労した甲斐があったというものだった。
ーーーーー 「チャレンジスポーツin東予」は愛媛県と愛媛県教育委員会の主催行事。 20017年開催予定の愛媛国体を目指したイベントの一環。 催しの様子を視察して、だいたいの現状と課題が見えたように思う。
成功が至上命題である「国体の成功」とは、開催県以外ではほとんど話題にも上らない天皇杯の獲得なのだろう。 そのため、開催県が総力を上げる結果が、国体開催の弊害の部分として問題視され出したのは昨日今日のことではないのだろう。
そんな過去の負の事例と、国体開催によるプラス効果の部分をどう処理して、これからこの一大イベントに取り組んでいくのか。 地域自治体をも巻き込んでの進軍ラッパのみでは、あと11年テンションを維持するのは困難だろう。
今から言っておけば、国体とはごく少数の競技者の大会なのだから、関連する部分の強化策のみでは、大多数の地域住民の求める政策からは乖離する。 このくそ暑い日曜日。イベント会場よりも、プールに来た家族ずれの方が賑わっているようでは、なんとも先が思いやられる。 社会が超高齢化に向かう今日、レクリェーション活動を通じての健康作り等、持続可能な活動のための施策展開が第一だと思うのだが。
2006年07月29日(土) |
夏空のもと様々な用事をこなす 「有害鳥獣対策特区」 |
朝5時半起床で共同水源と灌漑用ため池の水管理当番をこなす。 8時からは、明日予定の「自治会主催 そうめん流しイベント」の準備作業。竹林に入りやぶ蚊に刺されながら、そうめん流しの 樋 に使う孟宗竹の切り出し。10時には一応終了。 水管理をしながら納屋の片付けなど。
当番は16時終了。
17時半。明日ひうち総合運動公園を会場に開催される「チャレンジスポーツ イン東予」の飲食コーナーに出店する西条東中PTAのテント等の準備作業。なんだか段取りが悪くてテントの位置決めだけに18時半までかかった。
帰宅後、地区内の歌碑周辺の草刈作業を少し。8月6日に一斉清掃が予定されているのだが、雑草が覆い茂っている様がいたたまれず、日没までの少しの時間でざっとだけ手を入れておく。
ーーーーー
28日の農業関係の懇談会のおり課題としていただいた いのしし被害対策 についてネット検索してみる。 農業新聞や全国紙などで、一部報道があった各地での対策事業だが、農業団体が主体的に取り組んでいるとみていたので、これまであまり熱心に資料収集等の取り組みはしてこなかった。(反省)
環境省の 「有害鳥獣捕獲における狩猟免許を有しない従事者容認事業」 「網又はわなを指定しての狩猟免許取得の容認事業」 が、自治体として取り組む 特区 の内容なのだろう。 香川県の「さぬき有害鳥獣対策特区」の取り組みが興味を引いた。
2006年07月28日(金) |
西条市農村振興計画策定に係る集落懇談会 |
平成14年に国が定めた制度にもとづき、現代西条市で進められている「農村振興基本計画」策定の参考とするため、「地域意見聴取」のための懇談会が大谷集会所で19時30分から開催された。 地元改良区に会設定の依頼があったなかで、大谷地区が選ばれ今日の開催である。
行政及び関係機関からの出席者は県西条地方局農村整備課から2名、県土地改良区連合会職員2名、西条市農林土木課から2名、地元土地改良区理事長及び地元選出理事2名。地域の方々 農家、非農家合わせて23名。
行政が取り組む施策を効率的、効果的に実施するためには、達成目標(将来像)を明確にしたプランが必要。そのための基本計画を地域住民の意見を取り入れた中で作成し、実行していく一環として今日の懇談会がある。
農家、非農家の参加者から、この地域の問題点そして良いところ、さらには将来のために今なすべきこと等忌憚のない意見が多数寄せられた。 それらを聞いていて、表現は違っても皆さん同じ想いを持っていることが良く分かった。
さて、何から取り組んでいけばよいのか。地域の課題解決のため具体的方策を示すことは、私自身が率先するべき課題である。 これまで取り組んできた様々な方策とともに、新たに皆さんのもとに提示するべき事柄を考えていくための多くのヒントを、今日の懇談会でいただいたようだ。
ーーーーー 再公募していた体育施設と文化施設の指定管理者の選定結果が、昨日西条市のHPにアップされた。 ・体育施設は選定なし。長年続いた体育協会への委託管理を解消し、市直営での運営とするようだ。 ・2つの文化施設は東京都に本社を置く「アクティオ株式会社」が行うこととなった。 ・非公募であった「西条市産業情報支援センター」は「サイクス」が行うこととなる。部長答弁にあった「壬生川駅前産業学習館」は、まだ「地域再生計画」の認定が取れないのだろうか。
2006年07月27日(木) |
サイクス委託事業分析No6山林倒木間伐材活用 |
平成17年度西条市がサイクスに1932万円の予算で随意契約で委託した防災事業の分析は ・6月27日 誰のポケットに(市民の税金が入った) ・28日 災害図上訓練(DIGは本来小額の資料費だけでできる) ・29日 防災計画運用指導(サイクス職員が市職員を指導) ・30日 防災計画推進室の運営(サイクス2階の空き部屋) ・7月3日 防災12歳教育(京大修士一回 吉田由希氏の報告書) と行ってきた。 今日は「山林倒木、間伐材を活用した産業育成の提案」業務について
(情報公開条例にもとづく請求で入手した)この業務の報告書は「6−1」というナンバーの付いたAー4のペーパが1枚。それと「巻末資料ー16」として業務遂行内容を記した8ページの資料がある。
その資料の内容は ・西条市林業についてのヒヤリング・議事録及び現地視察報告 平成18年3月19日12:00〜 場所:ひうち会館2F特別会議室にて 参加:新居森林組合 :伊藤代表理事 永井参事 サイクス :小林、高橋、牧大介(アミタ持続可能経済研究所所長)、樽谷、戸田
・山林倒木、間伐材活用に関する役所内勉強会 平成18年3月20日 13:30〜 場所:市役所別館4F 43会議室 参加: 西条市:災害復旧対策室 国田技監、戸田次長、山内、林業担当 他 サイクス:小林義明、牧大介(アミタ 持続可能経済研究所所長)、戸田
というように2日間で 消化 されている。
大仰な業務項目を付けているから、どんな素晴らしい内容なのかと思いきや牧大介(アミタ 持続可能経済研究所所長)、一人を呼んできて話を聞いたという だけ のことだった。
報告書に書かれた内容など、世間一般に転がっている情報にほかならない。これだけのことに人件費をどれだけ支払っているのだろうか。
だが、この資料使える。 サイクスという組織のなかで、誰が(平成17年度サイクス事業報告書に記載が無い)防災事業に関わったのかが特定できる。
2006年07月26日(水) |
12歳教育推進事業 第1回防災子どもサミット |
市役所別館4階第41会議室で14時より「平成18年度 第1回西条市子どもサミット(12歳教育推進事業)」が開催された。 参加者は市内26小学校から 選ばれた 60名と引率の教師20名ほど。それに、教育委員会の担当者。ひな壇には市長を筆頭に三役部長が20名。
この会議室。合併で生まれた78名の市議が議場として1年も使わなかったところ。そのいわくつきの会議室で、なんだか訳の分からない事業をするものだ。 この事業、一言でいえば予算と組織と労力の無駄使い。市長の趣味で動かされる教師がかわいそうだ。もっともこの事業に関わっている教師は、これが上司から命令された仕事なのだから、自分からこの事業の批判などするはずがない。権力者の思考を批判するような者は、この愛媛では教師など務まらない。
冒頭の市長の挨拶がふるっていた。「君達に力を借りたい」のだそうだ。 この社会、大人が責任を持って子ども達を守るものだと私などは理解していたが、災害等の緊急時、西条の大人は頼りにならないから小学6年生の力を頼るのだそうだ。
もともとが、サイクスへ随意契約で委託した防災事業の内から、京大の院生が書いたレポートのなかに登場するこの小学生への防災教育。(と私は理解している)教育現場は、権力者に言われた仕事なのだから、旨く事業を消化する。それをとやかくいうつもりはさらさら無い。 批判すべきは、地域自治体が真っ先に関係機関との間でまとめておくべき 「地域防災計画」の策定も後回しにして、独断と偏見と思い込みで、このような事業を推進する理事者だ。
参加した児童が配布された資料にもとづき、各学校の特色を紹介をしていたが、この内容は各学校がその地域の住人と協力して取り組んでいる特色あるものだった。むしろそちらの方をスケールアップするほうが、子どもの教育には的をえたものだろう。
それぞれの事業を推進するのに、各学校の方々がどれほどの力を注いできたかうかがい知ることができる。そのような取り組みのフォローを政治が細やかな配慮を持って行えているのか。 現場の声がなかなか聞こえてこないのがもどかしい限りだが、だからといって手を拱いてばかりはいられない。それなら、こちらから出かけていき検証するのみ。
2006年07月25日(火) |
東予運動公園(体育館)整備事業 |
朝5時半起床で共同水源の管理当番。 そろそろ中干しの頃であるし天気もしないので、潅水も控えめでOKとするが、それでも11時半過ぎまでかかった。
終了後直ぐに今治球場へ高校野球西条農業の応援にでかけるも、甲斐なく16対0の5回コールド負け。だが、今年は普段の年の3年分楽しませてもらったのだから、選手諸君とこれまでチームに関わってきた関係各位に感謝。
帰り足で、東予運動公園に寄り、整備が成った3オン3バスケットコートとスケートボード場を視察。 スケートボード場は西条市にとって、小松公園に整備されているものに続いて2箇所目となる。東予のそれは小松よりも見た目少し狭いような感じを持ったが、周辺環境はこちらのほうが良いようだ。
この東予運動公園の整備事業、さきの6月議会で駐車場整備工事費等の予算が1億2756万9千円出ている。 さらに引き続いて新体育館の建設が予定されているのだが、この整備方針が流動的である。 平成17年9月議会で議員がこの体育館の整備計画を質したところ、市長は「建設すべきと考えているが、建設費30億円、年間維持費7千万円と試算されており、規模や用途、機能について見直しが必要」と答えている。 この答弁に旧東予出身の議員のなかに少なからぬザワツキがあった。
平成16年11月の合併後、12月8日に市内公共施設等現地視察を実施し、そのおり、東予運動公園整備計画についても説明を受けている。 そこで改めてそのおりに提示された資料を検証してみた。 資料には「平成16年 2億 テニスコート3面増設 5面の改修 公園整備 ・平成16年4900万円 体育館実施設計予算」とメモっている。 このメモから推察すれば、既に体育館の実施設計は出来上がっているのだろうか。(未確認)
平成16年12月8日提示の資料の中にあった「東予体育館基本設計図?」を眺めてみると、(この図面だけでは)どうも用途がよくわからない。バスケットコート一面を左右から取り囲む稼動席(670席)が特色のようだが、このような施設をどのように利用するのだろうか。
話し代わって
2017年愛媛国体のバレーボール会場となるよう、貴賓席も設置した豪華施設とするのが良い。天覧試合が組めるようにすれば、付随した関連施設の整備が見込まれる。というような夢を語る人もいるが、この設計図からは、そんな意図は感じられないのだが。
そんな話も総合的に考え合わせて、この体育館の整備計画への自分なりの考えを持ておく必要がある。 (27日記入)
2006年07月24日(月) |
新図書館建設が動き出した |
西条市の新図書館建設予定地に立地していたスーパフジ西条店が閉店し、建物解体のための覆いを設置するための足場組む作業が始まった。 この動きからみて、既に西条市との間の土地建物営業保障の契約がまとまり、それをもっての今日の動きだろう。
そんなところから、先週18日に教育委員会に出向き、図書館建設担当者に図書館の進捗状況について聞いてみた。 それによると、(ニュアンスとして)すでに松田平田設計から新図書館基本設計図が示され、内部検討を実施している様子だった。また市民の意見を聞くための検討委員会委員の人選もすでに決定している様子だった。
私が3月29日に要望書を提出していた検討委員の公募については「行わない」ということ。つまり無視すると言うことのようだ。 「スーパの老朽建物をリフォームして新図書館にします」などという奇想天外な方針が出てくる西条市行政である。世間一般の自治体で当たり前に行われている、情報公開、市民参加などは、ここ西条ではご所望にないとは如何ともし難いものである。
新図書館基本構想をまとめるときには、検討委員の皆さんがどんな働きをしたのかは知らない。しかし、図書館新築を求める署名活動が起こっても、この委員の誰一人として発言しようとしなかった。つまり、自分たちが提案した基本構想が、スーパの老朽建物のリフォームで実現できると思うのかどうか意見を言おうとしなかったということだ。
市民有志による手弁当での新築要求署名活動が功を奏して(実際は行政が自分でこけた)事なきを得たから良かったものの、設計にかかったら今度はやり直しが効かない。 今度就任する検討委員会委員の皆さんには、とことん新図書館建設にかかわってもらわないといけない。それが、市民の税金から日当を受け取る審議会委員としての責任だと私は思う。
基本設計のほうだが、この委託業務を落札した 松田平田設計 がどんな提案をしているのか気にかかる。この設計会社が行った図書館設計や他の建物設計の事例から、「デザイン志向か」との見方をしているが、さてその予測があたるかどうか、なんだか楽しみではある。
2006年07月23日(日) |
愛媛県合唱コンクール |
愛媛県合唱連盟主催 第38回愛媛県合唱コンクール が愛媛県県民文化会館メインホールで開催された。 今年中学3年になる下の娘が所属する西条東中学校音楽部が、中学校混声の部に出場するので、妻とともに朝8出発で聞きに出かけた。
中学の部活として合唱に取り組む者にとって、この合唱連盟ともうひとつHNK主催の合唱コンクールの二つが、1年のうちの重要な大会なので、今日を目指した練習の成果が試されるのである。 西条東中学校音楽部は2年連続で全国大会出場を果たしており、3年連続となるかどうか親としても期待を込めての松山行である。
結果は中学校混声の部に出場した8校中の4位銀賞であった。小差の結果とはいえいささかショックな評価であったことは、子供達の様子からも明らかだった。 私の聞いた印象では、今年のメンバーは内向的性格の生徒が多数を占め、初めての大きな大会であるということで、普段の実力が発揮できなかったきらいがあるようだ。
NHK主催の合唱コンクールや合唱連盟主催の四国大会に向け、如何に完成度を高めていくかが、これからの課題として持ち帰ったことのようだ。 この2年間、良き指導者と先輩に引っ張られる形で最良の結果を得てきた娘にとって、初めてのそして最大の課題に副部長として取り組むこととなる。 熱き夏になりそうだ。
久しぶりの松山だが、美術館も良い企画をしていないし雨も降るわしで、妻と二人デパートでのウインドショッピング。これも感性を磨く行動の一つ。かな
2006年07月22日(土) |
ひうち総合運動公園界隈 高校野球観戦 |
西条ひうち球場で、雨で順延していた高校野球の試合があったので観戦に出かける。 今年の高校野球の試合のうち、西条ひうち球場で行われるのは、今日一日の3試合のみ。そのうち1試合は地元の西条農業高等学校、それともう1試合は人気の済美高校の試合ということで、球場には多数の応援者や観戦者が詰め掛けていた。
西条農業は1回戦丹原高校を破り久々に2回戦進出を果たし、今日は大洲農業高校が対戦相手である。農業高校同士の対戦となった今日の試合は手に汗握る好試合。我が母校西条農業は、よく打ちよく守り、5対2で接戦をものにした。 続く済美高校対新居浜西高校は、試合巧者済美の本領発揮、11対0の5回コールドゲームで済美高校が順当にこまを進めた。
試合を観戦しながら、我が西条市の体育施設の運営状況を見て回るのは、議員の性というものだろうか。このひうち球場の芝生管理は県内どの球場にもひけを取らないものだろう。交通の便も良いし駐車場もそこそこ整っているのだから、高校野球の試合ももっとあってよいのにと妻にも言われてしまう。
だが、(以前にも言ったかな)球場の施設面での不備があるので、公式試合での使用は好まれないのだそうだ。 その一番の不備は、選手と審判が分離されていないことだそうだ。
スポーツ関係のソフト面は、各種目別団体が拡充できるものだが、ハードは設置者が考えなければならないこと。それは、体育施設でも文化施設でも同様にいえること。 ソフトは如何様にでも充実させることができるが、ハードは一度作ってしまったらなかなか直すことはできない。 だから、図書館のことも慎重に事を運べと忠告しているのに・・・・。
話をもとに戻して、 5月2日にスポーツ健康課に要望していた「陸上競技場関連のハード整備について」は、18日にその後の検討状況を聞いたが、いまだ手付かずの状況。
ひうち運動公園の広場などには、7月30日開催の「チャレンジスポーツ・イン東予」の旗指物がはためいている。 「2017えひめ国体」をめざして、スポーツは自治体事業の一つの柱となる様相となっているようだ。そんな状況に西条市はどう連動していくのか。
稲の追肥散布作業53a。
2006年07月21日(金) |
サイクスへの指定管理者導入 考察 |
西条市が設立した第3セクター「株 西条産業情報支援センター」の指定管理者導入もこの9月から予定されているようだ。 当初、4月から導入するものと思っていたのだが、3月議会では提案されなかった。そこで私はその理由を質問してみたら「壬生川駅前に設置されている 産業学習館を用途変更して、この地域の産業振興施設としてサイクスが同時運営するようにしたいので」との説明があった。
現在の施設だけでは不足があるということで、新たにサテライトオフィスを作りたいということのようだ。さてさて、この方面の事業になんともご執心のことである。
サイクスが市民の税金を有効に使って、賞賛に値する成果をあげているのならとやかく言わないが、受注者と発注者が同じである弊害の部分が出ていると見ている私としては、市民感情と社会的通念に照らし合わせても納得いかないと言わざるをえない。
先日入手した「水と食」調査研究事業 及び 食品加工流通コンビナート構想研究開発事業 の報告書は、そのあて先は西条市長伊藤宏太郎、提出者はサイクス社長伊藤宏太郎。 こうかかれた表紙を見て違和感を持たれないためには、それ相応の説明責任を果たすことだと思う。だが現状は、6月議会で指摘したようにサイクスの事業報告書には(1932万円で随意契約した防災事業の記述がぜんぜんされていないというような)瑕疵があると言わざるをえない。
西予市では、06年度から指定管理者制度を導入する予定の、市宇和文化会館や第3セクターなどが、その代表者に市長を充てていることに疑問の声があがり、三好幹二市長は「これまで市の理事者が責任者だったが、指定管理者制度ではあまり良いやり方ではない」として責任者を交代している。
第3セクターも指定管理者も制度上は発注者と受注者が同じでもかまわないこととなっている。だが、理事者たるもの 李下に冠瓜田に靴 市民に疑問をもたれるようなことは、極力控えるのが懸命なやり方であろう。
2006年07月20日(木) |
文字情報は諸刃の剣「食品加工流通コンビナート構想」 |
今日はサイクスの指定管理者について、西条市長とサイクス社長が同一人物であることの疑問を書こうと思っていたのだが、関連した新しい情報が入ったのでそちらのほうに触れる。
サイクスが西条市の防災事業を随意契約で請け負ったことから、伊藤幸太郎西条市長が社長を務めるこの組織が行っていることに疑問を持ち、様々調べてその結果を議会での一般質問等で取り上げきたことは 既に周知の事実である。 そして、西条市政において鳴り物入りで取り組み、サイクスに市民の税金をつぎ込んでいる事業についてのリサーチも行っていた。なにせ 慣れない仕事 故に、その歩みは遅く、自分が思い描く市制運営の方向に誘導していくまでには至っていないことは承知している。
だが、事実関係を丹念に調べていっていると、しだいしだいにその全容が明らかになりつつあること。そして、それが物事の最初でもっとも重要な仕事であろうことは、やっている一色達夫が一番良く分かっているつもりである。
話が回りくどくなった。
{サイクスが、多額な市民の税金をつぎ込んで行っている「水と食 調査研究事業」や「食品加工流通コンビナート構想」等について、その成果の報告資料が議会に対してなされていないではないか}と追求してきた成果だろうか。今日
西条市地域振興計画策定調査 「食品加工流通コンビナイト構想」の地域理解促進と産業振興戦略策定及び戦略具体化調査 報告書
との表題が付いた冊子が議員宛に送られてきた。
内容は、先日サイクス担当者から直接入手していた平成16年17年の事業結果報告資料及び、1月28日にリーガロイヤルホテルで開催された「総合食料産業技術セミナー」等で行ったことをまとめたものである。
この資料に書かれている文字情報と、西条市とサイクスとの間で交わされた事業の随意契約の内容等を照らし合わせると、実際に事業がどのように行われ、その事業に市民の税金がどれだけつぎ込まれたのかが良く分かってくる。そして、さらにこの事業を進めようとしたら、今後どれだけの税金と労力をつぎ込むこととなるのかが粗方分かろうというもの。
たとえば23ページに書かれている「西条食材の評価及びPRのため、西条食材を使用して関西有名料理人による試食会」。 この一文が実際にどんな内容であったのか。そしてこの事業を実現するのにどのようなお方が介在しているのか。
どこにでも転がっている情報を少し拾い、ごく少数の成功事例を上げて旨く事業報告に仕立て上げる。文字情報にすれば、そんな類のものでも様になって見えてくる。 だが、そのような情報をひとつひとつ検証していけば、現状というものが明らかとなってくる。 文字情報は諸刃の剣。この冊子にかかれたことは事業内容の列挙にすぎない。それが報告書の報告書たる所以ではあるが、書かれている事業の現状を結論付けると、いわばプロジェクトのためのプロジェクト。そして、成果を針小棒大に言うことが多すぎる。
2006年07月19日(水) |
指定管理者導入考察 文化会館の運営 |
西条総合文化会館は平成8年3月に開館して今年で10年になる。 そこで私は、「開館10周年記念事業を考えてはどうか」と、さる3月議会の一般質問で取り上げたのだが、市長から「指定管理者導入とともに考える」との答弁があっただけで、あとはなんの動きもない。
文化会館への指定管理者導入は4月からの予定で昨年から準備を進めてきていたが、最初の募集のときは応募ゼロ。応募用件を大幅に見直しての再度の募集で3団体の応募があり、6月26日に選定委員会を経て候補のランク付けができたのだが、最終の決定が遅れているようだ。
指定管理者を決定してから議会承認を経て、契約、管理者移行となるのだが、管理者がある日突然ガラリと代わって、さて利用者との連絡調整が旨くいくのかどうか、不安視する声が出ている。 文化会館の指定管理者再募集の時には、事業費の上限として行政から提示したした金額はあくまでも目安とし、縛りをかけないとし、さらに文化会館での自主事業の自由度を高めた、と最初の募集のときから比べて大幅に条件を緩和している。
それによってようやく3社の応募となったようだが、この3社の条件の違いはどうであるのか。さらに、現状からどのように市民サービスが落ちる状況となるのか、今のところ皆目わからないのが不安をさらに高める。
文化会館の開館10年という祝祭感覚など、こんな状況におかれたなかからは沸き起こってこないのが当たり前なのだろう。元気、元気といってみたって、行政がこんな状況を作り出しておいて、どうして地域に元気が出てくるといえるだろうか。
行政としての問題点を列挙すると ・効率的行政運営を進めるという感覚が欠如している。 ・指定管理者制度にたいする認識が、社会的常識からかけ離れていた。 ・市民公開のもとでの意思決定という過程が採られていない。 ・地域文化は如何にあるべきか。そのため行政として何を成すべきかという明快な理論がない。
(一色議員。NPOを立ち上げて自分で文化会館を運営したらどうですか。と言った○○なお方は無視した) 指摘するところは指摘するとして、それでは一色達夫は何を実践したのか。
9月に開催する音楽イベントの案内チラシに「祝 西条市総合文化会館開館10周年」という文字を入れてもらった。 それを見た人が、「そう文化会館ができてはや10年経つの」と簡単深げにいっていた。また、「娘が予定している催しにこの言葉を入れておこうか」と相談していた人もいたそうだ。 行政はどうであろうと、自立した市民は文化会館から様々なエッセンスを吸収し、掌中に収め、生活の一部として確実に根を伸ばしている。
2006年07月18日(火) |
公共施設管理「指定管理者」選定作業の遅れ |
4月20日から再募集していた体育施設と文化会館の、指定管理者選定作業が遅れているようだ。
4月の新年度からスタートする予定で募集していた公共施設の指定管理者選定作業については、体育施設は応募1団体、文化会館は応募ゼロであった。 体育施設については審査で基準を満たしていないとして候補なしとなり、4月20日から5月26日までの期間で、文化会館とともに再募集をしていた。
9月からの導入を目指す指定管理者の、この再募集には体育施設は1団体、文化会館は3団体が応募してきた。 体育施設の事前説明会には、例の「NPO法人 西条スポーツ・文化支援協会」もやる気満々で参加していたとの話が聞こえてきたのだが、結局応募しなかったとのことで、関係者から疑問の声が上がっていたようだ。
体育施設に応募し基準を満たさずとの評価だった団体が、再募集期間の間に応募仕様書を見直して再応募したとの話は、この団体に関わっている方々が多数いることからその内容を詳しく聞くことができた。 だから、最後は「NPO法人 西条スポーツ・文化支援協会」との勝負か、と関係者が考えたのは至極当たり前と思われた。 それが、いざ蓋を開ければ「肩透かし」。「狐に鼻をつままれたみたい」と疑問の声があがるのは当然といえば当然であろう。
私はこのNPO法人「応募はしないだろう」と予想していたのだが、後から聞いてみると、私の予想とは違う見方をする方々がいたのである。
これまで何回も指摘してきたとおり、このNPO団体の理事長は、かのサイクスの取締役と同一人物であることも、かなり広範囲に知れ渡ってきた。そのことが、この疑問の声を大きくする要因であることは、私の一方的見方ではないようだ。 人の口に戸は立てられない。
それはそれとして、今度は「体育施設については再応募した団体で決まり」かと思っていたのだが、それがどうも雰囲気が違う。 「これで決まり」と思い込んでいた前回のことがあるので、今回は注意深くリサーチしていったのだが、「目は口ほどにものを言う」という格言が頭を過る。
2006年07月17日(月) |
「第1回 未来教育カレッジin愛媛」てなに |
今日は「海の日」。関係者には悪いがなんだかなじみの薄い祝日ではある。 世は3連休だそうだが、年中無休の議員にとって「今日は何の日」と気をつけていないと忘れてしまう。 結局、国旗を掲揚するのまで忘れてしまったテイタラクである。
昨日は、西条市主催の「第1回未来教育カレッジin愛媛」という催しがあったようだ。 産業情報係から案内をいただいていたのだが、この日は早くに自治会行事が入っていたので、手帳の予定欄に記入もしないで書類の山に埋もれていたようだ。(すいません) 案内に提示されていた講師は、一度その話を聞いていたことも私の興味を薄くしたことは否めなかったのだろう。
今日資料を整理していて改めて案内文章に目を通したので、記憶が呼び覚まされ、チラシをよくよく読んでみたのだがどうも内容がよく分からない。 そこで、以前に聞いた時の資料を読んでみようと探しはじめたのだが、これが思わぬ長時間を要してしまった。
「産業情報係」からの案内であったところから、そちらのファイルかと思い込んだのが迷いの原因。その資料は「環境 平和 教科書」と書いたファイルに、鉛筆で「教育」と書き足した中に入っていた。
資料を読み返し、自分で記入したメモにも注意してみてようやく、この社会の中に数ある行動意識の啓発方法の一種であることが思い出された。 3月18日の講演のおり配布されファイルしていた資料シートには、「ビジョン 新図書館の建設」 「ゴール 開館 市民に愛される図書館の運営」と書いている。
当日の日記を読み返してみると3月18日は「周ちゃん広場」がオープンした日。講演内容よりも「椿ハウス」の可憐な椿との語らいの方が、私にとっては元気の源となった日だったようだ。
2006年07月16日(日) |
校区自治会対抗球技大会 |
玉津校区自治会対抗球技大会。種目は男子のソフトボール、女子のバレーボール、老人のクロッケーとあるのだが、私の地区では男子ソフトボールに2チームをエントリーした。
ソフトボールには校区で計11チームが参加、トーナメント方式で試合を行う。 居残り審判にお付き合いして、結局決勝戦までい続けることとなり、表彰式が始まった17時まで小学校グランドにいた。 それから片付けをして、少し話しをしていたらもう19時となっている。
最高気温36度にもなろうかと報道された気候のもと、結局この行事に一日費やしたのだが、普段見かけることの少ない方面の方々の顔ぶれと活躍をつぶさに見ることができたことは収穫だった。
2006年07月15日(土) |
「おかげん祭」花火の中止 |
14日の愛媛新聞で「おかげん祭」花火の中止が報道された。 私がこの行事が中止されることを知ったのは6月26日開催の市観光協会定期総会の資料によってだった。
そのことは26日の日記に ーーーーー ひうち会館で14時より開催の「西条市観光協会 定期総会」に出席。 平成17年度事業については、旧市町の事業をそのまま継続した状況だったので別段の質問も無く承認されたが、平成18年度の予定事業については見直しがあるので、私も数点質問させてもらった。
見直しの主なものは主催事業から 「おかげん花火大会」と「石鎚もみじまつり」を省くというもの。
観光協会は合併によって旧組織が行っていた事業をすべて踏襲したのだが、平成17年度事業を行ってみて新年度では事業の整理を図りだしたということのようだ。 旧組織による事業運営の形態がしっかりしておれば、そのまま事業を継続できるのだろうが、ここに来ての問題点も見えてきての方向転換は必然があると思えた。 ーーーーー と記入している。 100年以上続いてきた行事が、資金難によって中止せざるを得ないとは、地域住民にとって町の活力が失われたことを痛感することとなるのではないだろうか。
観光協会資料によるとこの行事、平成17年度約15000人の見物客がありそれに要する経費は320万円ほどとなっている。 平成18年度主催事業から、この花火大会が消えることについて総会でも疑問の声が上がっていたが、観光協会は名義貸し的な関わりしかしていない状況で、実質実働する商工会議所が動かないと開催できないとの説明があった。
生来、観光協会の実働部隊は事務員一人であり、行事を取り仕切る実質部隊はこれまでその事業に関わってきた有志によってなされている状況である。 自治体合併によって観光協会も合併し、全体の事業が多くなったところに加え、実質動く人の絶対数が減少したことが、事業を精査する状況を生んだといえるのだろう。
今年の「総会」のなかで、「観光協会合併の時、地域担当としての役員を配置しているように説明していたのだが、東予での事業担当の方が花火中止に対してどう考えているのか」と質問しようと思ったが 止めた。
「総会資料」の中に、おかげん花火の主催が削除される状況となった時点までに、「資金難をカバーするべく、自治体が大きくなったスケ−ルメリットを活かした活動ができなかった」ことをわざわざ言い募ることになると思ったから。
夏の夜空を一瞬焦がして消え行く花火。ただ一瞬のこと故にはかなくもやはり人の心に留まるもの。 願わくば地域の伝統行事が復活することを。関係者の奮起を期待する。
2006年07月14日(金) |
教育関係 二つの催し |
18時より西条市総合福祉センターで、愛媛県教育委員会主催の「平成18年度 スクールガード 養成講習会」に出席。 この催しには西条東中PTAとして出席の要請があったので、私が出席することとなった。 会場は、先日高地トレーニングの講演会があったところだが、今日も空調の音がうるさくて、催し内容にはまっていくことができなかった私だった。 講演の最初に つかみ の部分でミニコンサートがあったのだが、美声がこの空調音で台無しだった。 コンサート時だけでも空調を切ることに気づく人はいないのだろう。(一室だけ切れるかどうかは確かめていないが)
スクールガード養成講習の内容は、その主要部分を新居浜市で活動している「NPO法人 守ってあげ隊」の紹介だった。 500名以上のメンバーが、自主的に地域安全確保を目的として活動しているとそうだ。 聞いての感想は、「目的意識を持って活動していることは評価するべきなのだろう」というもの。しかし、社会を荒廃に向かわせる根本原因を追究することなしに、対処療法だけではたして将来展望が開けれるのだろうか。 犯罪が多発する米国社会には「ガーディアンエンジェル」という自衛組織が活躍しているそうだが、そんな組織が必要となった背景がどうであるのかを追求することなしに、人の善意のみに頼って事を行うことの危うさを思う。 19時45分終了。
ーーーーー 続いて {市PTA連合会の大会特別委員会「平成18年度第2回」}に少し遅れて(19時半開始)出席。 第1回会議が6月に開催されたのだが、自治会の会議と重なり欠席していたので今回が初めての出席だった。そこで、事前に前回の会議資料と議事録を入手して大体の雰囲気を把握はしていた つもり ではいたのだが、異星人の中に紛れ込んだような感覚を持った。
私とPTAとの関わりはあまり深くはない。妻が「学校にもいろいろお世話になるのだから子供の数の年以上は役をしないといけないよ」と言うし、教育現場の事情も分かろうかと一番上の子が小学2年生になった年にお役を引き受けた。 しかし、自分の理想とする行動と現状のギャップに 口を塞ぐ ことができなくて、4年間単Pの部長をさせてもらって、あとは妻任せとなっていた。 年を経て今年で子供達も義務教育を終了する年となり、最後のご奉公ということで役員を引き受けた。以前の苦い経験があるので、一年間ものは極力言うまいと思っていたのだが。
この会議は平成19年1月21日に丹原文化会館で開催される「第2回西条市PTA大会」の内容を決めるもの。 テーマは「子どもたちのため 私になにができますか」だそうだ。 21時終了。
ーーーーー 今日は良き情報といやな情報ごちゃ混ぜ。落差が大きい一日だった。
2006年07月13日(木) |
農事組合法人 あぐり水都 設立総会 |
15時からJA本所で開催された「農事組合法人あぐり水都」の設立総会に出席。 国の 品目横断的経営安定対策 の用件に満たない農家を網羅して、麦作を行うため、JAがサポートして法人を設立するもの。
今回の設立総会までに、JA西条内で62名の農家が参加表明している。これで集約できた作付け面積は110haとのこと。 設立総会後の意見交換会では、JA西条内での農業経営の現状を様々聞くことができ参考となった。 「あぐり水都」に加入して麦作を行う面積が110haであり、さらに、担い手認定者が22名で150haほどを作付けする予定とのこと。それでも300haを切り昨年の作付けと比べても、大幅な減少となる見込みだそうだ。 西条は裸麦生産日本一だが、全盛時は500haもあった作付け面積が、今日このような状況となっている。
西条市政の中で、産業政策は「食を中心とした」と ある意味鳴り物入り であるが、鳴り物を打ち鳴らす肝心の農業がこのような状況に追い込まれている。 産業政策以前に農業政策のほうが喫緊の課題なのではと、日焼けした生産者のごつごつした手を見ながら 日ごろ感じていることを再認識する私。
2006年07月12日(水) |
大谷自主防災会 へ 資機材の貸与を受ける |
平成16年9月の台風災害以来、自治会として防災活動の有り様を考えてきた。 昨年一年間かけて玉津連合自治会としても、この地域を流れる渦井川の防災を考えるなかから、地区ごとの自主防災会の立ち上げに向かって協議を重ねてきた。
そのような経過のもとで平成18年度自治会長を引き受けてから、継続案件としてこの自主防災会の結成が大きな仕事としてあった。 幸いに、前会長が粗方の形作りをしておいてくれたので、3月末の「総会」での防災会結成の決議を経て、4月の事務引継ぎに目処が立ったところで、様式を整え、5月に「大谷自主防災会」を正式発足、市の担当部署への届出を済ませていた。
西条市では結成の届出をした自主防災会には資機材を貸与する事業を行っている。そこで大谷自主防災会としては、平成16年台風災害の教訓から、風水害対策を中心とした備えに重点をおいた資機材の貸与を申請、今日その資機材が市担当から届けられた。
願わくばこのような資機材を使うことがないのが良いのだが、地球温暖化の影響からなのだろうか異常気象が顕在化する昨今では、風水害対策は地域として必須である。 この資機材を使った防災訓練の実施などの取り組みにより、地域住民の意識啓発とともに、もしものときに備える組織の充実を図っていかなければならない。
2006年07月11日(火) |
青少年健全育成地区別懇談会 |
玉津校区を構成する11地区で、3日間にわたって開催される「青少年健全育成地区別懇談会」 今日は地区の神社での夏越祭行事があり、この行事への参加者が少なかったことはあったが、19時半から21時20分まで地域コミュニティづくりについて活発な話し合いとなった。
自治会として取り組む事業や祭礼行事を通じて、地域住民のつながりを図り継続することによって深めるとの 一種マニアル通り の活動の中にも、今日のような懇談会のテーマが見える。そんなことを再認識する機会ともなる事業ではある。
だが、正面切ってこのようなテーマで話し合うことは、なんだか面映さも感じてしまうのは、子育ての方策についてはいまだ迷い道の只中にある自分を投影してのことか。
2006年07月10日(月) |
農事組合法人 あぐり水都 設立 |
朝から水田の潅水作業をやりながら、デスクワークを同時にこなしていく。
・昨日の自治会定例会の報告文章の作成、各組自治会長さんに配布して自治会員への回覧依頼。 ・視察研修の資料の整理と、追加した情報資料の整理。視察前にやっておくほうが有意義であることは分かっていても、事後処理となってしまう現実は如何ともしがたい。 ・校区連合自治会関係資料の整理。連合自治会では事業ごとの専門部活動が数部門あるので、その方面の事業内容を把握しておくことも必要。
・視察研修に行っているあいだに「農事組合法人 あぐり水都」設立に関する説明会があったのだが、届けてくれた資料からその内容を推測し、必要書類提出のための処理作業。 これは、平成19年度から始まる「品目横断的経営安定対策事業」のため、JA西条によるサポート型農事組合法人設立を図るためのもの。 説明すれば長くなるが、農業経営を集団化、大規模化する国の方針に合わせて、動きが出てきた法人設立である。
農業に関するこのような動きは、西条市ではもっぱらJA中心にあるが、行政としての呼応した動きがどうも皆無のようである。 サイクスで行う食に関することに対した声の大きさからして、私などはどうも違和感を持つのはこんなところからくる。 (11日記入)
2006年07月09日(日) |
・農作業 ・自治会定例会 |
遅い目覚めは右肩痛をともなっている。4日間のバス移動が体の筋肉に偏重をもたらしていることは明らか。こんな時は逆療法で体から汗を出すにかぎる。 稲の追肥散布作業19a。トラクタでの幸運 じゃない 耕運作業22a。納屋の片付けやその他こまごまとした仕事をこなす。
19時半から地区自治会の7月定例会。5月以来取り組んできた事業の報告や反省。今後の予定の日程の決定や打合せ等。 新役員で動き出した自治会も、もうこの時期になるとそれぞれの役割分担に従ってスムースに事が運び出した。 7月末の老人会との共催事業や、お盆前の地区内一斉清掃の実施に向け、段取り役としての仕事があるが、この分なら案ずることもないだろう。 (11日記入)
2006年07月08日(土) |
さざなみ観劇ツアー 坂田藤十郎襲名披露公演 |
「三日みぬまの青田かな」という言葉があるが、視察研修から帰って見る水田の稲は見違えるほどの生長である。 その葉先から水滴をほとぼらせ朝風にそよいでいる姿を見ると、昨日までの旅の様々な記憶までもが遠い過去の出来事のような感覚。 9時までには一通りの潅水作業を終わらせ、今日は大阪行きである。
文化サロンさざなみが主催する恒例観劇ツアー。今年も大阪松竹座まで日帰りで「坂田藤十郎襲名披露公演」にでかかる。大型バスを仕立てて総勢40名での行程は、終始和やかな雰囲気で非日常の世界を満喫。
昨年の勘三郎襲名興行は人気が高く、入場券が入手できなくて人数制限をしたそうだが、今年は一年がかりでのチケット手配が功を奏し、大型バスで少しゆとりを持たせた人数でのツアーを仕立てたそうだ。そんな手配をすべてこなし、添乗員顔負けの差配をする妻に従い、私はニコニコ笑っているだけでOK。
昨日の東京は息苦しさばかりを感じる時間であったが、今日の大阪はその雑多な雰囲気がなぜか落ち着く。工事中の道頓堀のなかで一角出来上がった水上テラスも、たたずむ若者のダサい姿とマッチしている。
16時半開演、21時終演の襲名興行は、歌舞伎の粋をたっぷりと披露してくれて大満足である。 231年ぶり復活の大名跡を襲名する鴈治朗は、さすが人間国宝の珠玉の芸である。娘道成寺の清姫役をときに清清しくときに妖艶に、舞という物言わぬ動きだけの世界の中で表現し、観衆を物語の完結まで誘う。 京都から花を添えに駆けつけてきたのだろうか、二人の舞妓さんや芸子さんであろう艶やかな姿も見られる会場は、日本の伝統文化を体現するようである。
襲名興行に花を添える 仁左衛門の一条大蔵卿 菊五郎の魚屋宗五郎 もたっぷりと。 ご祝儀に客席にまかれた手ぬぐいを拾うことができた私。重ね重ねの良い思いでである。
時にはこういう最高級な時間を持たないと、自分の基準とするところが知らず知らずに下がってしまうからね。 (11日記入)
2006年07月07日(金) |
総務委員会行政視察 東京消防庁消防博物館 |
人間のありとあらゆる欲望を、飲み込んでぐらぐらと沸き立つ坩堝。 東京にはそんな表現がぴったりのようだ。
東京都庁近くのホテルでの目覚めは、体中に鉛を詰め込まれたように重たい。 新宿という日本で一番の喧騒の中でも、ここ都庁の周辺は少し違った雰囲気がある。だが、早朝の散策で吸う空気は、次第に斜陽に向かう日本の匂いが感じられるようだ。
3泊4日での視察研修。視察項目ばかりではない様々な情報が頭に入り、どうにも処理しきれない。 この期間に西条市おいてもたらされていた情報と合わせ、これから私が取り組む事項について少し軌道修正が必要のようだ。
ーーーーー 帰宅早々に19時半より開催された地区内での重要会議に出席。 冒頭ではどうなることかと不安感を持ったが、様々話し合ううちに意見の一致がなされ、まずは良。 地区内での一つの課題が解決に向かいそうで、自治会長としてひとつ安心はしたが。 (10日記入)
2006年07月06日(木) |
総務委員会行政視察 東京都稲城市 |
総務委員会行政視察3日目。東京都稲城市。 大自然の中から大都会のただなかに出てくる。日本国も様々あることを身をもって実感するようで、ある意味での研修ではある。
稲城市は東京近郊の面積18平方キロ、人口7万の市。 一目で生活水準も知的レベルも高いことがうかがえる市である。 ここで「老人世帯等の救急車予約登録システム」「自動電話催告システム」についての研修。 「消防救急業務」と「税の収納率向上業務」において、その目的とするところが達成されるよう、よく練り上げられたシステムだと感じた。
費用対効果もきっちりと計算されている点、西条市においても見習うべき取り組みだと感じた。
税の収納率向上対策については、他の使用料等も含めたシステム構築を図っている自治体もあるそうだ。 市民平等の観点から限りなく100%に近くなるのがこの事業遂行の目的だろうが、稲城市ではそんなところの成果が出ている様子だった。 (10日記入)
2006年07月05日(水) |
総務委員会行政視察 福島県喜多方市 |
総務委員会行政視察2日目。チャーターバスで福島県喜多方市へ。
この地での視察研修項目は「ネット公売について」 市税の滞納に対して現物での資産提供を受け、それをヤフーオークションにかけて税の徴収を図るという事業。 税の徴収手段の一つとして今後盛んになる方法だろうが、克服しなければならない問題が多いように感じた。
「ネットオークション」は、売り手は販売機会の拡大と高値、買い手は選択機会の拡大と安値を求めるのだろう。そんな相反すると思われる状況の中に、確実に換金することが大命題の行政が参入するには、それなりのノウハウを持っておくことが必須であろう。
今日のニュースで愛媛県がネット公売を導入するとの話が流れたが。(10日記入)
2006年07月04日(火) |
総務委員会行政視察 秋田県にかほ市 |
総務委員会行政視察。朝6時出発、松山空港から羽田を経由して山形県庄内空港に降り立つ。 チャーターバスにて秋田県にかほ市入り。 にかほ市は、平成17年10月に仁賀保町、象潟町(きさかた)、金浦町の3町が合併してできた新しい市。そこで、「地域防災無線の整備状況」「国際交流事業」についての取り組みを研修。 視察研修ののち、07年開催の第62回国民体育大会「秋田わか杉国体」のサッカー会場となる「仁賀保運動公園多目的広場」を視察させてもらった。
梅雨前線の活発化によって心配された天候もことなく無事に日程消化。 「地域防災無線の整備」についてはさる6月議会での一般質問でも取り上げられていた項目であり、平成23年5月に予定されているデジタル化に向けての整備計画も聞かせてもらえ、それなりに参考となった。
「にかほ市」の金浦地区は、さる5月31日に西条市氷見地区で開催された「チャレンジデー」(主催 西条中央スポーツクラブ)の対戦相手である。 結果は氷見地区が勝利を収め、その件が視察冒頭の挨拶で取り上げられ、和気藹々のうちの視察研修であった。 地域間交流は、様々なチャンネルがあって良しとするもの。その介在する手段が市民の健康増進を図ることを目的とするものであれば、なおさらに良しとする。 「チャレンジデー」については、ネット検索すれば詳しいことが分かるので、私の日記に記入することはこれまで。
日本海に沈む夕日と残雪の鳥海山。連なる稜線に15機の風力発電の風車が遠望される。 行政視察でなければ訪れることも無い地域だろうが、雄大な自然のなかに確かに息づく人々の営みの姿が気に入った。(10日記入)
2006年07月03日(月) |
17年サイクス委託事業分析No5 防災12歳教育 |
6月議会に、小学6年生に対して防災教育を実施するという事業の予算が355万円提案された。
たしか3月議会には防災教育指定校として中学4校に一校あたり30万円、計120万円が提案されている。 この予算が提案されたとき、防災教育とは何をするのですかと担当に聞いてみると、「今から何をすればよいかみんなで考えます。」との返事があったことを覚えている。 この事業の結果がどうなるか、推移を見守りたいと注目していた矢先に、追いつけての防災に関する12歳教育が打ち出されてきた。
この12歳教育、どこからでたアイデアかと思いきや、情報公開請求で入手した平成17年度防災事業の中に記述があった。 「次世代市民参加型防災のしくみ作りの提案」という委託業務にたいして、サイクスから提示された資料である。 この資料には、「平成17年度はラジブ・ショウ助教授の指導のもと京都大学院生の吉田由希氏が、西条市教育委員会、市内小学校、中学校の先生方に対しプレゼンテーションと意見交換を実施。次世代である子供たちへの防災教育について検討・協議を行った。」とある。 そして、「上記の防災教育プログラムについては、平成18年度、小学校6年生、中学校1年生を対象に実施する方向で検討に入った」と文章は続く。
京大の小林教授やラジブ・ショウ助教授は お忙しい ようで、西条市の防災仕組みつくりの提案は、かわって京都大学大学院 地球環境学舎 修士1回 吉田由希氏が作ってくれたようだ。
天下の京大ブランド。院生だろうがなんだろうが、京大はすごいんだ。税金どんどんつぎ込んで、言われたとおり実践しましょう。ということのようだ。
ーーーーー
明日から総務委員会の行政視察研修実施。7日帰宅予定。
2006年07月02日(日) |
万歳と降参 その所作の違い |
ちょっと一息入れて 私がこだわっている所作の事。
昨日の「栄典受賞者祝賀会」祝宴 の最後に、万歳三唱 というのがあった。 この万歳、大方の人は両手を上げて手のひらを前に向ける。 私の万歳は、気お付けをした状態のまま両腕を逆ハの字になるように上げ、指を5本そろえた手のひらは内向きとする。
私から見たら大方の人の万歳は、失礼ながらホールドアップ(降参)のように見えてならない。 その理由は・・・・まあ書かないでおこう。
この万歳の所作。私の茶道の師匠さんが「あなた日本の政治家なら所作も人の見本にならないといけませんよ」と教えてくれた。 以来、こだわって教えを守っている。
花束贈呈の花がどちらを向いていようとどうでもいい催しが蔓延する社会。そんななかでも、これまで培われてきた伝統というものの節理を少しだけでもわきまえ、自分を律してこそ日々の充足感。
2006年07月01日(土) |
栄典受賞者祝賀会 等 |
朝6時から今年最後になった代かき作業。平成16年9月の台風で土砂流入していた水田を、土砂除去して復旧させた箇所だけの田植え作業である。
今年は今の時期からやけに猪が徘徊した痕跡が方々に見受けられ、これでは収穫の時期になってからの被害が予想される。それでも、やっぱり私は百姓。田に作物が無いのはなんだか寂しくて、せっせと農作業に励んでいます。
10時から西条市総合文化会館で開催の「栄典受賞者祝賀会」に参加。13の個人と団体が栄えある叙勲に輝いた祝賀会である。 以前に注意した花束の渡し方がまた乱れている。だが、そんな 些細なマナー に気を配る人はこのごろ希少者になってしまっているのだから、もう言う気にはならない。 TVなどで時々映し出される花束贈呈すらも、マナーどおりのことなどまれになっている。中に綺麗なマナーで関心させられるのは、全日空の客室アテンダントくらいなものなのだから。
帰宅、昼食後水田の見回り、自家消費用大豆3種の植え付け作業。夕方田植え作業。農機具の掃除、納屋の片付け。
一年で一番忙しい6月が早くも過ぎていった。もう今年も半年終わったのか。 様々仕掛けている仕事を、また動かさないといけないね。
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