| 2006年05月31日(水) |
・世界禁煙デー ・チャレンジデー |
５月３１日は世界禁煙デー。この日に合わせるように新聞記事に特集が組まれたり、様々なイベントが開催されているようだ。
私も ある方に誘われて「禁煙推進の会愛媛」に入会はさせてもらったが、この時期は農作業が忙しく、今までこの方面の行事には不参加が続いている。
それと、今日は５月の最終水曜日ということで「チャレンジデー」という催しが開催されている。このイベントの事を調べていた頃から比べて、参加団体にも変化があることがネット検索で知ることができる。
一日コンバイン上の人。裸麦の収穫作業に拍車がかかる。
| 2006年05月30日(火) |
６月議会議案書を読む 「サイクス事業報告書」 |
６月６日から開会となる平成１８年度６月議会の議案書が送られてきた。
このところ集中して調査している「西条産業情報支援センター」の、平成１７年度事業報告書が「報告第５号」として含まれているので、議案書すべてに一通り目を通したあと昨年のものと比べてみた。
資料を読んでみて、直ぐに不思議な事に気づく。
西条市から委託契約をしたはずの、例の１９３２万円の防災事業についての記述が無い。
昨年の資料には、１ページ「第６期事業概要」の１３行から１４行にかけて
「水と食、道の駅、災害復旧予算作業等の各事業にも役員揚げての協力があり見るべき成果を揚げ得たものと思います。」
との記述があり、平成１７年度には１９３２万円の随意契約を西条市から委託されるほどになったと思うのだが、今日配布されてきた資料の「第７期事業概要」には一切の記述が無い。
今年１月から３月にかけて、西条市の２７箇所だったかで実施した実践防災計画実施についての説明では、サイクスの防災担当の○○ですと名乗っていたのに。
このような素晴らしい成果が、どんな記述になって示されているのか期待していた一色達夫としては、なんだか狐に鼻をつままれたみたいだ。
このサイクスという組織、いよいよ内容が分からなくなってきた。
どうしたものやら。
| 2006年05月29日(月) |
産業振興課よりサイクスへの委託事業情報公開請求 |
企画で指定管理者の応募状況を聞く。
体育施設が１団体。文化施設が３団体とのこと。
体育施設に対しては予想通り「ＮＰＯ法人 西条スポーツ・文化支援協会」からの応募は無かったようだ。
これでこの団体に対する評価にまた？が増えるという結果となる。その点を踏まえて、こちらとしてサイクスの分析を進めて行くことの優位性が高まる。
論争を進めていくうえで、相手が「西条市に対して如何なる貢献をしていくか」との姿勢を見せていれば、その団体や関連するお方の評価が高まることは誰の目にも明らか。だが、あれだけ動いていた方々が、結局は音無ならば あの人達なんなん との疑問ばかりが膨らんでくる。
そこで、産業振興課に出向き、２２日に要望していた資料提示の返事を聞いた。が担当者不在で分からない。
私が請求した資料の内容は、（議会人としての経験から言えば）サイクスの運営について他市から視察などが来た時、資料として速提示できて当たり前程度のもの。
まあこの件は今少し待つとして、新たに
「平成１７年度に産業振興課より、西条産業情報支援センターに委託した事業すべての契約書、及びその内容がわかる資料」の情報公開請求手続きを取らせてもらった。
請求の目的は「事業内容の詳細を調査するため」
ーーーーー
図書館の件もあるので、少し触れておこう。
「新図書館建設をすすめる会」の方が、新図書館の建設について２点の要望をする１万６千人あまりの署名を市長に対して提出しに出向いた時の事。
教育委員会の図書館建設担当者と教育長が待ちかまえていて、提出者を市長室とは違う部屋に引き入れ、市長に対する要望署名を教育長が受け取ったそうだ。
新図書館をスーパー施設のリフォームで行うという方針を、教育長が言い出せるワケがない。誰がそんな他愛もない事を言いだしたかぐらいは大方予想が付く。だから新図書館建設に関する要望の相手先を「進める会」の方は、市長名にしていると私は思う。
それが、どうして教育長が受け取りに出てくるのか。
署名提出の前後にその筋から、「図書館建設の担当は教育委員会ですから、そちらのほうが対応させていただきます」との話が私にもあった。
この話しを聞いて私は、これは如何にも日本社会のある部分を占める精神構造から来るものだと、一人納得していた。
ご領主様に災難が降り掛かってくると忠臣が出てきて、責任者一人に詰め腹を切らして事態を丸く収めるという類のあれである。
スケープゴート（生け贄）
ーーーーー
ターゲットは西条産業情報支援センター社長伊藤宏太郎氏。
この方が市民の税金を使ってどんな事をしているのかを明らかとするのが、市民の付託を受けた市議会議員としての 仕 事 の ひ と つ。
| 2006年05月28日(日) |
ふれあい即売会 ふれ愛フェスティバル |
道前育成園で開催の「ふれあい即売会」に出向く。
昨年は、コンバインのキャタピラが切れて麦刈りが出来なかったので出向くことができた催しなのだが、今年は熟期が遅くなって時間が空いたために出向くことができた。
昨年気になっていた施設内イベント会場での喫煙は、今年は一名見かけただけという激減状況。これも公共施設内での禁煙実施の効果が上がってきているためと見て取れる。
続いて東予北地域交流センターで開催されている「ふれ愛フェスティバル」に出向く。
昨年は、この施設の前の道路の花壇の整備状況を視察したおりに立ち寄り、チラシを見て開催を知った。そこで今年は、見過ごさないよう気を付けていた甲斐があっての訪れである。
イベント会場にはやはり見知った顔がいるもので、そうすると通り過ぎることが出来ない因果な仕事。たちまち手には荷物ができる。腹に一物持つのは良くないが、手に荷物は人間関係の潤滑剤。
どうなのだろうかと心配していた交流センター前の道路の花壇は、今年も変わらず花一杯で安心した。
帰りの足で丹原町徳能の農地基盤整備施行地で実施されている、畦畔整備の様子を見る。ヒメイワダレソウが緑となり小さなピンク色の花を咲かせている。
雑草は少ない。これなら夏場の畦畔草刈り作業が省力化できるだろう。
帰宅。遅い昼食後夕方まで農作業。
西条市広報６月号には防災関係の記事が多い。大谷自主防災会を早めに立ち上げていて良かった。実践がないと話しになんないから。
| 2006年05月27日(土) |
高地トレーニングについての講演会 |
いつもの年ならこの時期は裸麦の取り入れの真っ最中なので、今日の午前中開催される講演会には参加できないだろうと思っていた。
しかし、このところの低温と天候不順によって麦の熟期が遅れ、今日の予定が空いてしまった。
そこで、参加申し込みはしていなかった
まちづくりセミナー「高地トレーニングを化学する」東海大学スポーツ医科学研究所所長 寺尾保 氏の講演を聞きに行った。
主催は西条市。総合福祉センター３階研修室にて９時半開始 １１時１８分終了。
自然環境の中で普通に生活している人と、競技スポーツで勝つために訓練している人とは本質的に違う。
そこのところを踏まえて今日の講演会が設定されているのかどうか、どうも疑問が大きかった話しの内容だった。
講師は今日の聴衆に合わせて話しの内容を若干修正しながら講演を進めていくのだが、どうしてもこの方が目指す方向に力が入っていることを感じる。
その専門性故に学者の世界での権威であろうことは伺えるのだが、実際に効果を現すには、他の要素を踏まえて総合的に取り組まなければならないことは明白だろう。
失礼ながら講師の話よりも、最後の質問の時間に得られた情報のほうが、私には有意義なものとなった。
質問者の「スポーツ指導者や教師は子供たちの前では煙草を吸わないでください」との話しに、会場から笑いが起こったことが情けない。
スポーツを強くしたい、市民の健康増進を図りたいと真面目に思っているのなら、質問者が発した言葉がどんな崇高な意思によってのものなのかが分かるはずだ。
総合福祉センター研修室の空調の音が五月蠅い。
この施設の施工の悪さに気づいた人はどれほどいるのだろう。
ーーーーー
妻も今日の予定を空けていたのだが、農作業はキャンセルということで、四国中央市で開催された「図書館講演会」に出かけていった。
今日の講師は東京都荒川区の図書館職員経験者。
「図書館運営における指定管理者制度について」との話しだったようだ。
新図書館建設予定地で現在営業するフジが７月には閉店するとの報道あり。
「行政の仕事をチェックして、よりよい図書館とする行動マニュアル現在実行中」というところかな。
| 2006年05月26日(金) |
情報は全て公開が原則。それが行政運営の鉄則 |
2006年４月20日
西条市役所 市民安全部 御中
西条市議会議員 一色達夫
「西条市コミュニティーハザードマップ作成業務」についての資料請求依頼
時下、益々ご清栄の事と拝察申し上げます。
さて、表記の件についてご依頼申し上げます。
なお、資料の内容については下記の通りですのでご承知おきください。
記
１，資料内容
業務内容 西条市コミュニティーハザードマップ作成委託業務
事業箇所 西条市内の緊急を要する地区（２０箇所）
履行期間 自 平成１７年１２月６日 至 平成１８年３月３１日
委託料 １９、３２０、０００ー
頭書業務の委託について、委託者西条市長代理 西条市助役 渡辺高尚 と、受託者 株式会社西条産業情報支援センター 代表取締役 伊藤宏太郎 との間で行われた契約にもとづき、西条市に対して提示された全ての成果資料。
以上
ーーーーー
西条市がサイクスに対して防災事業を随意契約で委託したことがはたして妥当といえるのか。
この問題を明らかとするのは、サイクス社長伊藤宏太郎氏がどんな仕事の成果を西条市に対して示したかを調べてみる必要がある。
そこで、私は前記文章を担当部署に対して提示した。
この事業は、平成１７年度においては災害復旧対策室が担当していたのだが、４月１日付けで行政機構が改編され平成１８年度「市民安全部」が担当となっている。
組織改編間際は何かと忙しいだろうとの私なりの配慮をして、資料請求をしたのは、少し落ち着いた頃合いを見計らい４月２０日。
それから回答を一月待ったが無回答なので、今日
「平成１７年度コミュニティハザードマップ作成委託業務について、株式会社西条産業情報支援センターとの間で行われた契約にもとづき、西条市に対して提示された全ての成果資料」
について情報公開請求手続きを取らせてもらった。
請求の目的については
「業務内容の妥当性を調査するため」と単刀直入に明示した。
このような仕事を進めて行くことは、３月８日の日記に書いたように「チェックする側に厳しい倫理観を押しつけて」、一色達夫の人間性をこき下ろされるのが常である。
だから、全てを完璧に理詰めで仕事を進めて行かなければならないと、これまでの経験から学習はしたつもり。
この資料は膨大な量のようだから、まず閲覧してから必要とする部分だけを情報公開請求する方法もあるのだが、重要なのは「サイクスから提示された全ての資料が如何なるものなのか」なのだから、この一ヶ月考えたすえ「全ての成果資料の写しの交付」とした。
ピックアップなどしようものならば、一色達夫は自分に都合の良い部分だけを抜き出して話しをしているなどと 逆ねじをかけにかかる ことは過去経験済み。
だからサイクスに関する全ての資料も同時に調べる。
「手の内を見せれば先手を打たれて仕事にならないだろう」と様々な方が忠告してくれるのだが、このような類の仕事はあくまでも正攻法で進んで王道を歩まねば、理解者が出てこないことはこれも経験則。
ーーーーー
自治会関係の仕事を３件処理。なんとも次々に仕事が出てくるものだと、これまでの会長さんの苦労が理解できるばかり。
依頼事項処理の事前調査に、新居浜市役所の担当に出向いて説明を受ける。違う行政体の仕事振りを見るのも良い参考となるものだ。
ーーーーー
今日は体育施設と文化施設の指定管理者募集期限。受付窓口のスポーツ健康課と総合文化会館に昼頃応募状況を聞きに行った時は、丁度応募受付の真っ最中だった。
１７時過ぎて電話と直接出向いて応募結果を聞くも箝口令。企画が集計して発表しますとのこと。
議員に隠す事じゃないだろう。これが西条市行政の情報公開の現状。
他市の状況と比べてもその違いが一目瞭然。
地元新聞紙上に 西予市 の話題が多いということは何時か触れただろうか。
この地域に赴任した新聞記者が、様々な案内の多いことに驚いたとの記事を配信していた点からも、うかがえることだろう。
明浜 三瓶 宇和 野村 城川 の５町が合併して ４５８０１人の西予市となったのだが、これら旧町はこれまでも様々な町づくり施策や催しを展開していたものを、そのまま新市に受け継いだようだ。
２２日月曜日開催された「平成市議の会研修会」に、今回西予市から新たに入会した１６名の市議の内１０名が参加していた。
その方々の様子を見るとはなしにみていたのだが、なかなか良い面構えをした方が多く見受けられた。
研修では合併後の各市の現状を発表した９市のうち９番目に登場、１０分間にまとめたその内容も良くまとまったものであった。
発表の冒頭、新市の名称についての裏話に触れ、聴衆を引き込む手法もみごと。市議会研修で訪れた地で「せいよし」の西の字をさいと読まれ「さいよし」と言われた経験を語る、その認知度がまだまだであるとの話しも、町づくりに対する意思の発露と受け取れる。
私など、新聞紙上の西の字に お 西条市の話題か と何度間違えたことか。
同じ西の字を冠する西予市と西条市。何だか親しみを覚える。
この地域には宇和町での農地基盤整備の視察研修で訪れ、遠い過去宇和文化会館を見学した程度しかなじみがない。
一度機会を作って、方々見て歩きたいとの想いが募る。
城川町の蒲鉾板の絵展に引っかけて訪れてみようか。それとも野村町のおとい大相撲にしようか。
| 2006年05月24日(水) |
スタインベック 怒りの葡萄 |
依頼事項の現場確認一件。
普段何気なく見慣れた光景でも、視点を変えて見るとまた違った状況が見えてくるものだ。自分の感覚に固執してしまうところを、人と話すことによって新たな視点が出てくる。これをものにするには時間がかるが、まずは現場に立ってみて依頼者と同じ目線となること。
次第に晴れてきたのだが、裸麦の収穫までにはいたらないので他の農作業を実施。
昼食を済ませてから自治会関係の仕事を２件処理。
市役所担当に問い合わせ２件。
十分とは言えないまでも今日予定の仕事は済ましていざ松山行。
松山市民劇場鑑賞会に参加。
今日の演劇鑑賞は劇団昴の「怒りの葡萄」。原作はノーベル賞作家 アメリカの文豪スタインベックが１９３０代を描いた長編小説。１８時半開演、２１時１５分終演。
昴の芝居は遠藤周作の小説「沈黙」を舞台化した作品を鑑賞しているが、これは良かった。
今回の作品は２０００年度文化庁芸術祭大賞を受賞している作品。そんなところから多いに期待していたのだが、私の意には添わない部分が多くて残念だった。
演劇というもの、初演から６年も経れば旬を過ぎて全てが古くさく感じてみまうことがある。普遍的テーマならばそんな時間の経過を超越して見る者に訴えてくるのだが、この作品に関しては役者の粒が揃っていない事と合わせてマイナス面となっているようだ。
スタインベックの代表作「怒りの葡萄」は、宗教に裏打ちされた家族愛を縦糸に、民衆の権利意識による団結を横糸につづられているのだろう。アメリカンデモクラシーはリベラルの系譜として今日まで脈々と受け継がれているとは思うが、プロテスタント的感覚と合わせて提示されると、日本人の私にはどうもいけない。
新劇鑑賞を趣味とするきっかけとなった作品は、劇団民芸奈良岡朋子主演のアーサーミラー作「セールスマンの死」。そんな私も年を重ねるにつれて、文化的には国粋主義者の傾向を強めているようだ。
| 2006年05月23日(火) |
サイクスに関する資料請求 |
2006年５月22日
西条市役所 産業振興課 様
西条市議会議員 一色達夫
「西条市産業情報支援センター」に関する資料請求
時下、益々ご清栄の事と思います。
さて、表記の件について下記の通りの資料を提示いただきますよう要望申し上げます。
記
（１）西条産業情報センター（サイクス）と同種の、全国の自治体で運営されている起業化支援施設における、インキュベータ室 ・ＳＯＨＯ支援室の運営状況。
・入居企業一覧、退室状況、更新状況、更新時の要件についての資料。
（運営状況を比較検討するため数施設の資料が入用）
（２）サイクスの設立時から今日までの実施事業内容資料。
・年度別 実施事業名、事業内容、予算額、財源内容、事業実施報告資料。
（委託事業の内容が分かり、その成果が分かる資料が入用）
以上
ーーーーー
昨日 予告通り、産業振興課に対して「西条産業情報支援センター」に関する資料請求文章を届けた。
最初は、口頭でのサイクス組織図とインキュベータ室入居状況資料の請求だから、今回の請求は第２段階。
私の手元にあるサイクスに関する資料は、設立以前から今日まで議員に対して配布され、その催しで配布された（参加した）ものは全てストックしている。
その高さは約５ｃｍ。
・平成１１年６月議会全員協議会で配布された「サイクス事業計画概要（案）」から始まり
・平成１１年９月議会で配布された「ＫＫサイクス認証定款」
・今日まで毎年の事業報告書が６冊。
・議会本会議での議事録抜粋が２種。これは、過去様々あるのだが、議会議論を経て尚 その内容が分からない のだから、まだ議事録を全て調べ直すに至っていない。
・設立からこれまで開催された各種セミナーの案内と、配布資料。そのセミナーの聴講メモ多数。
・平成１２年１月２７日開催された「地域活力創出シンポジューム」記録集。
・同じファイルに中に、平成１３年２月「まちづくりセミナー」記録集があったが、これはサイクスには直接関係はしていないようだ。
ーーーーー
こう見るとサイクスで行っている各種事業についての議会に対する報告は、年一回の事業報告書 のみ と言ってもよいだろう。それで、何の差し障りの無いところではあるが、これでサイクスがどんな経営実態なのか判断するのは至難の業。
だが、数字や文章をじっと見ていると、今まで経験してきた様々なシーンと重なり、そこにいる人間模様が見えてくることがある。
これも場数と経験かな。
議員たるもの日頃の調査活動でもって、行政が行う事業の内容を把握しチェックするのが仕事。市からの委託事業の成果がどんなものなのか、行政内部にある資料を見てみないと、推測ではない正確な実体の判断がつかない。
| 2006年05月22日(月) |
愛媛平成市議の会 １８年度 研修会 |
産業振興課に対してサイクスに関する資料の請求文章を届ける。
交通治安係で「防犯灯設置補助事業」についての問い合わせ。
松山に向かう。
途中にある小松武道場と小松体育館に関して要望していた事の確認。
松山市民会館中ホールで１２時より開催の「愛媛平成市議の会設立１０周年記念市民公開講座「夜回り先生 水谷修 氏講演会」に臨む。
日本社会の闇の部分が、今子供たちにどんな影響を及ぼしているか、その経験に基づく話しは胸を打つ。
この人どうしてそんなに急いで話しているのだろうと感じたのは、リンパ腫によって余命が限られた中で、時間を大事に使っていることからくると分かる。
続いてえひめ共済会館に会場を移し、平成１８年度総会。
引き続いて「市町村合併後の現状と課題」とのテーマでの研修会。
県下９市の市議による報告と質議。今治、伊予、八幡浜の市長による現状報告と質議。
東中南予を代表する形での３市長の話しは少ない時間の中で、合併以後の自治体が抱える現状を端的に言い表して良い参考となる。
三位一体の改革の影響によって、地域自治体は確実に自立の方向、自前の政策展開が見えてきたようだ。
このままの財政改革が進めば、数年後には確実に破産する自治体が出てくるだろうとの話は、やはり現実味があるようだ。
伊予市長による「議員は勉強してください」との要請は、現状を知らないままに流れていくことの危うさを示唆しているように感じた。
１８時からの懇親会は加戸知事ご夫婦、松山市助役も交えて２０時過ぎまで実施。
愛媛平成市議の会の活動１０年の間には、社会は変化したことを実感できる事柄が数多い。その変化は 激変 と言ってもいいのだろう。
| 2006年05月21日(日) |
子ども会対抗球技大会 |
朝８時から灌漑用ため池の水路掃除に参加。
昨年は、参加人数が少なく作業がはかどらなかったが、今年は１５名の参加で負担が少なくて良かった。
１１時頃には一応の仕舞いとなり、帰宅後直ぐに小学校に向かい、今日開催の「小学校区子ども会対抗球技大会」の応援。
男子はソフトボール、女子はキックベースボールで、地区ごとに編成されたチームで争う。
大谷チームは一つの地区ではチーム編成が出来ないので伝統的に近隣の３地区で作ったチームで大会に参加する。チェーンリーグでの結果は男子女子とも一勝一敗で、じゃんけんの結果次の準決勝戦には進めなかった。
この大会で鍛えられた子ども達は中学高校と進み、甲子園球児も数名輩出している。
他地域では地区のコミュニケーションが希薄となっている現状において、玉津校区においては地区毎にチーム編成ができ、保護者の指導のもと新学期からこちら練習を積み、その成果がいかんなく発揮される大会である。
でも今年は雨が多く、各地区とも練習が少なかった影響が如実に出てきていたようだ。ここ十数年毎年審判に来てくれているソフトボール協会の方がそう話されていた。
１３時半頃まで観戦。年を経ても変わらぬ子供たちの姿と、そんな姿に一喜一憂する保護者の顔。
帰宅。遅い昼食。夕方まで農作業。
夜、サイクスに関する資料を整理。それにしても、毎年これだけの予算を 消化 していて、手元にある成果資料の少ないこと。
| 2006年05月20日(土) |
農作業 スポーツセミナー ダビンチコード |
寝覚めれば雨。今日は灌漑用水路の補修作業の予定がはいっていたのだが、と思案していると水源組合の組合長さんが実施しますと言ってきた。
天気予報通り８時半頃には雨も小やみとなり予定通り作業の実施。参加６名で段取り良く作業は進んでいった。
作業に参加した年輩者の話によると、やはりこの水路は昭和初期に敷設したとき以来、一度もこのような補修作業が無かったとのことだった。通りで、痛みがひどいはずであるが、これでチョトは灌漑作業がはかどるだろう。
注文の生コンが余り、他の補修もしていたら作業は１２時半までかかってしまった。
ーーーーー
大急ぎで昼食、着替えを済ませ国際ホテルで１３時半から開催の「西条市体育協会主催 スポ−ツセミナー」に参加した。
プログラムは ２名の講師による講演と、パネルディスカッションで１６時３９分終了。
一言で評論すれば「どうも居心地の悪い 妙な雰囲気が漂う催しだった」
その要因は「合併 指定管理者制度 次世代育成支援スポーツ事業 新体制 初めての試み」と挙げられその全容は把握できているが、今日の所はここまで。
いつか詳しく触れることがあるかも分からないが、その時が来るまで腹に仕舞うだけ。
だが「井戸を掘ったのは誰か」ということを私は忘れない。
ーーーーー
妻から映画鑑賞のお誘いがある。忙中の閑。
今日封切りの「ダビンチコード」をレイトシヨーで鑑賞したが、会場はほぼ満席で前から２番目の席での２時間４０分は疲れを伴う。
だが、映画は面白く、日頃の精神的ストレス解消には良かった。
ルーブル美術館を評して言った「フランス人の顔の傷だ」との台詞が気に入った。
| 2006年05月19日(金) |
起業化支援センター の普遍的課題 |
平成１１年に議会委員会で視察研修した「花巻市起業化センター」での調査事項は、あれから７年経過した今でもそのまま一般質問の項目に使えそうなくらいだ。
花巻市起業化センター運営事業の背景、目的としては
�‘眸�型工業振興の推進
�◆屮魯ぅ謄�・ベンチャーパーク」の一環としての整備
��ＳＴＺ（東北南部創造的経済発展基盤整備地域）における産学官連携研究施設としての整備
となっているが、これはそのまま「西条市産業情報支援センター」に置き換えても何ら差し障りがないような感じである。
視察研修調査事項の最も重要な項目として
「事業実施上の問題点と対応について」と上げられており
�．魁璽妊�ネータの増員及び支援範囲
��入居更新時の運用（更新期間及び回数）
�Ｃ楼茱廛薀奪肇侫�ームへの対応
�ざ疥拯犹�施設との差別化と連携
と明示されているが、これについてどんな説明であったのか、資料を探してみたが見あたらなかった。
この資料を見ていたら、サイクスが設立された当時行政担当者に対して（立ち話的に）「新居浜に東予産業創造センターがあるのに、西条市に同じような施設を作るのはどうしてですか」というような質問をしたように思い出した。
答えは、新居浜のは工業重視の支援で（？）西条はソフト事業重点の支援（？）で棲み分けます。だったかどうだったか良く覚えていない。
この質問に対する答えを良く覚えていない理由は、新居浜 西条の施設の性格的違いと棲み分け連携がどうあるのかが、分からなかった所以であったのだろう。
いずれにしてもこの種の施設を運営する普遍的課題は、どこも同じ種類のものと言えよう。そして、その課題は時を経てもそう大きくは変わらないようだ。
議員として一番問題として調査分析すべきことは 費用対効果だろう。
その点を平成１１年当時の行政視察では きっちりと 押さえているから、今でも資料として使える。
| 2006年05月18日(木) |
サイクスＨＰのリニューアル |
昼間の仕事が終わりＰＣの前に座って始めた事は、「インキュベータ室」との項目でのネット検索。
ヤフーでの検索でヒットしたのが５３５００件。サイクスと全く同じ仕事をしている施設が、全国にこんなに多いとは正直なところ知らなかった。
ヒットした項目を一つ一つ読んでいって２時間ほどが経過し、サイクスのインキュベータ室の状況について要望しようとメモッた項目が２点。
�．汽ぅ�スのインキュベータ室へ入室している企業のネットでの公開。入室企業の事業内容紹介。空き状況の公開。入室条件の提示。（入室企業の支援、起業精神の明確化のため）
�∩換颪瞭瑛融楡澆瞭�室退室状況に関する資料の入手。（サイクスの状況と比較検討するための参考資料としてファイルしておくため）
これをサイクスか産業振興課に要望しようと思い、念のためサイクスのＨＰを開いてみて オオー と声を上げしまった。
なんと、サイクスのＨＰが昨日とは違って リニューアル しているではないか。
その項目の最初に「インキュベータ室 ＳＯＨＯ支援室 入居企業支援事業」とアップされている。
ハハハハハ。一色達夫の仕事のやり方を先読みされたか。ハハハハハ。
ハハハハハ。これぞ議員のＳＯＨＯでの仕事の実践だ。ハハハハハ。
ーーーーー
ここで引き下がったら一色達夫の名が廃る。サイクス インキュベータ室入居状況分析を一席といきますか。
サイクス インキュベータ室 １６室中 現在入室企業は１２社。空きは４室。
入室１２社中、入室期間の一回更新は４社。この４社はいずれも平成１１年からこれまで継続しての入室。
ＨＰ上にある入居募集要項には「入居期間は４年以内」とのみ提示しているのだが。
今日のところは まあいいか。
ーーーーー
メモッタあと一項目については、ネット検索では入手出来なかったものなので、近々担当に請求しよう。
| 2006年05月17日(水) |
安い貸し室とは考えないでほしい（サイクス社長談） |
２００５年６月３日（金曜日）１８時半からサイクスで第４期西条桂塾 オープニングセミナーが開催されている。
その時のサイクス社長伊藤宏太郎氏の言葉。
メモには 西条市長挨拶１８：３４〜４６ 約８０名 別館にもインキュベータ室を作る １２万都市の自立策として産業支援センターがある「安い貸し室とは考えないでほしい」
この言葉がサイクスのインキュベータ室の運用規範だと言える。
社長がこういう意思であることは妥当なところである。
その理由は、インキュベータ室とは孵卵機の事だから、一定期間が来ればここから退室するのが常識。
卵が一定期間を過ぎても雛が出てこないということは、その卵は生命力が無いということ。だから孵卵機にいくら入れておいても 無駄 というもの。
それを 又 暖め直すということはそれ相当の理由がなければならない。
だから、社長の言うところのインキュベータ室を「安い貸し室」と考えているとしたらそれは間違いだということ。
この点を踏まえてサイクスが運営してきたインキュベータ室の状況を調べれば 社長の方針通り妥当にいっているのかどうかが理解できる。
そういう観点からサイクスの内部分析の第一として、すでに日記に書いたとおり組織図とインキュベータ室入居状況のデータを請求した。
ーーーーー
昨日の日記に書いた 比べるべき他のデーターとして使用したものは、ちょっと古いのだが平成１１年７月８日に実施した議会総務教育消防委員会行政視察資料。場所は岩手県花巻市の「花巻市起業化支援センター」のインキュベータ室運営状況。
平成１１年といえば、サイクスが設立された年のこと。当時の議会は尊敬する先輩議員諸氏が活躍していたので、西条市での施策を評価検討するため、このような先進地を視察先として選定したとうかがえる。
ーーーーー
提供されたサイクス「インキュベータ室入居状況」を見ると、既に退室した企業も含めて２１社ある内備考欄に「１回更新」と表示されているのが８社ある。
この数字をどうみるか。私は、「社長の方針とは違った現状となっているのではないか」と感じるのだが。
サイクスでは、税金をつぎ込んで様々な起業事業を展開しているが、ものの根本はインキュベータ室からどれだけの企業が巣立っていったがが問われると思う。
ーーーーー
全国ではサイクスの様な事業をどれぐらい展開していて、それらがどんな効果をもたらしているか、数多くの情報を集めて語らねばならない。
そのための比較分析するための資料を自分で集めようかとも思ったのだが、ここはサイクスやそこを統括している西条市産業振興課に請求してみよう。
その理由は、彼らは産業情報を集めるのが仕事なのだから、さぞや良いデータをそろえて、西条市の産業政策を展開しているだろうから。
ーーーーー
昨年の６月３日の日記を読み返してみたのだが、我ながらなかなか良い事を書いている。
文字情報はきっちりと残して置くと、あとあと役立つものだ。
| 2006年05月16日(火) |
世界経済と中国経済 日本政策投資銀行調査部長講演 |
サイクスで１０時半から開催された「世界経済と中国経済」「中国経済のプレゼンスとその内包するリスク」 と題する講演を聞いたのだが、なかなか面白い内容だった。
講師は「日本政策投資銀行調査部長 渡辺速夫氏。参加は約４０名。１２時終了。
４月１８日に新居浜市にある科学博物館で開催されたジェトロ理事長 渡辺修氏 の講演も「中国経済について」というものだったが、この講演内容と今日の講演内容を合わせて咀嚼すれば、現在の日本経済の動向が良く理解できると思う。
私が 面白い と評価する基準は、他から仕入れた情報とは違う、全く新しい見方や評価が聞けること。また、その情報が新鮮で講師自らが自前で仕入れたものであることが必須である。
社会には他人の意見に直ぐ同調し、さも自分の意見のように吹聴する付和雷同型の輩が多いが、日本でも最先端を走っている実践者の話は言葉の端々に力があり聞いていて素直に納得できるものだ。
２人の方に共通する中国経済の動向としては、現在は世界経済の成長を牽引する大きな力となってはいるが、その内部には大きなリクスが存在し、エネルギー効率の悪さは日本の１０倍くらいもあるというもの。
この間米国を訪れた中国首脳が、「貿易摩擦回避のために米国産航空機を大量に購入した」との話しに、「日本のいつか来た道と同じだ」と、中国経済の現状を理解する事例だと感じる。
経済動向を数式化して判断する事と、文字情報を合わせて提示する準備資料も、私のような経済音痴にも理解し易い条件となったようだ。
おりしも「人民元は一ドル７元台」との報道があったことも、今日の話しを興味深いものとしていたようだ。
ジェトロ理事長の渡辺さんは、中国に対しては「チャイナ・プラス・ワン」でリスクヘッジに取り組む企業が顕在化していると言っていた。
政策投資銀行調査部長の渡辺さんは、その点をどう考えるのかということと、この地域（愛媛）と中国との関係はどうなっているのか との質問を用意していたのだが、後の予定がタイトだったようで、残念ながら聞けず仕舞いとなった。
要望していたサイクスに関する資料を受け取る。
私が予想していた内容と大体合致する。
現在の手持ち資料のみでの分析結果を出すか、それとももう少し他の同様施設の資料を入手してからにするか。
今日の時点だけでもインキュベータ室の状況についての評価はできるのだが。
| 2006年05月15日(月) |
様々な調査等の状況を動かす |
小松総合支所で、小松武道館の件について担当者と話しを詰める。もう一点土曜日に体育館の件で気づいた事を伝えておく。
一つの用件をもって話しをしていくと、総合支所の仕事の状態がよく分かった。今日伝えた用件については、その後の状況を確認するつもり。
西条本庁で
・産業振興課にたいし、５月２日に請求していたサイクスに関する資料について聞くも、担当課長が席を外していて回答は得られない。
・市民安全部に４月２０日に請求していた、平成１７年度事業としてサイクスに委託した防災事業（１９３２万円）についての成果品資料は提示されない。
この件については、３月議会での防災関連予算についての委員会審議の議事録を やっと 入手できたので、それに基づいて調査して、その結果を提示するつもり。
・次世代育成支援スポーツ事業についても、本年度事業が柔道を皮切りに始まるが、回を重ねる毎にその内容が分かってくる。方々取材して回っていると、思わぬ重要情報に行き当たるものだ。
「天網恢々疎にして漏らさず」ということわざがあるが、心を無にしてあらゆる固定観念を捨ててかかると、情報があちらから一人でこちらに歩いてくる。
ケインズ理論を知ることによって、自治体合併の行く末が見えてきたときのような感覚に捕らわれる。が、この件については十分な裏取りをしてかからないと、こちらの人間性が問われることになりかねないから。ね
産業振興課に対して請求していた回答を聞こうと訪れたサイクスでは、
丁度「地域食料産業クラスター形成に向けて」「食に関するセミナー 豆乳は売れる」との講演会を開催している。１５時からの開始ということだったようだが、最後の３０分ほどを聞かせてもらった。
講師は神原法男氏（中小企業基盤整備機構アドバイザー）。３０名ほどの参加。
話しの中で「製造物責任者としてやるべき事は、資料をきっちりと整理しておくことだ」との下りは、どこかの誰かさんに熨斗を付けて贈りたいような言葉だ。「製造物責任者」との主語に変えどんな言葉を入れるかは、愛読者の皆さんには大体検討は付くかな。
たまたま訪れたからこの講演を聴けたが、議員といえどもサイクスに関しては案内が有るのを待っていたのではいけないようだ。度々訪れてどんなことをしているのか、今まで以上に関心を持って当たる必要を感じた。
この催し一回にどれだけの税金がかかっているのか。これだけの参加者でどれだけの効果が期待できるのか。等々。
ちなみに明日も１０時半から講演会が予定されている。その詳しい内容は西条市のＨＰ「産業情報センター情報」から入手できる。
サイクスに対する一色達夫からの請求資料については、明日提示しますとの回答有り。
サイクスで丁度出会った方と水談義。そのあまりの一方的ものの見方に唖然。
| 2006年05月14日(日) |
農作業 自治会定例会 |
朝８時から農業灌漑用水源池の水路掃除に参加。
今年の参加は８名で、その少なさは辛いものがあるがこれも仕方がない。
予定は昼までだったが、昼食を済ませてからも他の場所の掃除と整備をして一日田圃の中で過ごした。
夜１９時半から自治会の定例会。
資料の事前配布によって十分検討いただいたようで、本日、大谷自主防災会は正式発足で了承を得られた。
あらましの組織役員も選任でき、ほか数名への説明と了承で全容が整う。
やれやれ一つ仕事が仕上がった。
| 2006年05月13日(土) |
小松藩歴代藩主の墓の謎 |
９時半から参加を予定していた「石鎚水源の森ボランティア」は、折からの強い雨足に中止の連絡が入った。
空いた時間で、５月１日に見学した小松藩一柳家歴代藩主の墓についての疑問点を解くため、小松温芳図書館に向かった。
ここまで向かったついでに、小松武道場について要望していたことのその後を確認にいったが、今だ実施はしていない。担当にどういうことでこうなのかを、近々にはきっちりと詰めなければならないと思う。
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小松温芳図書館では「小松の歴史と文化展」を催しているので、職員に一柳公墓所について聞いてみた。
それによると、大名墓でありながらこれだけ質素な作りで、しかもこのような形態のものは他に事例が無い。しかも伝承が無いのでなぜこのような形態でどういう意味からこうなったのかも分からないのだとのことだった。
三箇所にわかれた墓所の内集合墓は、明治期に江戸にあった墓をこちらに移設してこのような形態となったとのことで、その点については理解できたのだが、あとは闇の中。
墓見物が趣味ではないのだが、全国を回っていると自然とこのようなものにも目が行く。そんな私が「今まで見たことがないものが小松にある」と感じたことはこの話しで実証された。
それにしても、全然注目されていない所のこのようなものが、近世歴史の謎として 今日現在存在することの不思議。
日本の壮大な歴史からすれば、一万石の小大名の墓というほんの小さな事柄かもしれないが、私にとっては「歴史上の大きな宝物」を手に入れたような感動を覚える。
掌中で暖めるようなものではないし、これからどうしよう。今日のところは私にもわからない。
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帰り足で寄り道した展示会は、その作風は私の趣味ではなかった。
夜、１８時半からある団体の総会とそれに続く懇親会に出席。
周囲で遠慮容赦なく煙草を吹かされるのには閉口。それでも最後まで参加したのは、この会に集まってきている方々の意識を知りたいがため。
こんど会長さんに会ったら、集会での禁煙を勧めてみよう。
| 2006年05月12日(金) |
一日農作業 夜は永納山古代山城跡の会総会 |
一日 灌漑用水路の掃除をしていたら腰が痛い。
昭和初期頃に開墾して水路を整備した、その当時から使っている水路なので、痛みがひどく掃除にも一苦労がある。
一昨年までは、それでも数名での掃除だったのだが、一方が離農したのでその分の負担がこちらに回ってきて、これまで以上に持ち分が多くなっている。
夜１９時半から楠河公民館で開催された「永納山古代山城跡の会 総会」に９分遅れで出席。
国の史跡に指定され、今年は保存管理計画が策定され、また新たな部分の発掘調査も実施される。
そんなところから、この史跡の価値を広く知らしめ保存活用の支援をしていくためにも、この市民団体の活動が活発となることが期待される。
土を耕し収穫を得ることも楽しいが、土の中から古代のロマンを掘り出すのもまた楽し。
１０時より５月臨時議会。
スムーズに新議長と新副議長が決まり、新たな委員会構成で私は引き続いて総務委員会の所属となる。
昨年は改選後ということでちょっとは緊張感が漂っていた議場内も、一年経った今年は べた凪状態 と表現しておこうか。
そのような状況の中に身を置きながら私は、「これで誰に遠慮なく自分の思った通りに活動できる」と、重石が取れたような感覚を持った。
１４時５０分には終了となる。
一つ気になってたまらない事を解決しようと軽トラを走らせたが、目的地は休館で残念。帰り足での寄り道もドアーが閉まっていてまたまた残念。
こんな日もあるか。
それなりに情報収集。それなりの活動。議会が開かれる毎に私の中ではそれなりに状況は動いていく。べた凪でも手漕ぎボートは動く。動力源は一馬力だが。
| 2006年05月10日(水) |
晴耕雨読 自治会定例会の設定 |
朝から雨が降り続く。手帳の予定欄は空白。
晴れていれば農作業に従事しているところだが、この雨ではどうにもならない。
昨日作った大谷自主防災会規約など、資料の最終チェックをしてから前自治会長に見てもらって意見を聞く。前自治会長が後を託していった課題なので快く相談に乗ってもらえて、これなら結成に向けて進んでいけそうだ。
自治会定例会案内の資料を作成し、自主防災会規約（案）を付けて各役員さん２２名に配布。定例会当日スムーズに議題が決することを願うばかり。
この作業で今日一日が過ぎて行った。
夕方近くなって一段落。資料整理をしていたら ９日籾水洗 と書いたメモが出てきたではないか。
昨日今日と規約作成に専念していたら大事な仕事を忘れている。急遽道具をそろえて 種籾の水洗作業 に取りかかる。連休がアットいう間に過ぎていったら、もう田植えの準備が始まる。
明日は１０時から臨時議会。
| 2006年05月09日(火) |
自主防災会規約の作成 |
一日かかって大谷自主防災会規約を作成する。
前会長が２月に作ってくれていた案を細部にわたって検討、自治会の組織とかぶる部分を若干修正してみた。
そんな作業の参考としたのは、愛媛県が発行している「自主防災組織活動マニュアル」、西条市が提示した規約の事例、昨年結成したある地区の自主防災会規約の三点。
規約が出来上がってから、自主防災会結成についてのこれまでに至る自治会内での検討状況を洗い出し、一覧表にまとめてみた。
自治会定例会での協議内容を記したノートのメモを改めて抜き出してみると、人それぞれ防災についての考え方受け止め方の違いが分かってくる。
その内容は避難所の場所であり、その避難所の耐震強度であり、連絡網であり、防災に関わる人材の問題であり、河川改修であり、砂防工事の要望であり、排水対策の実施であり、危険個所の把握であり、訓練の実施でありと様々だ。
その一つ一つは全て重要な要素なのだが、それを体系立てて実施し地域住民に周知することが一番重要なのだろう。その手始めはやはり組織の立ち上げだと改めて思う。
ＤＩＧの実施などは、住民の防災意識啓発の一つの方法にしか過ぎない。
| 2006年05月08日(月) |
泉南メモリアルパーク 巨大都市の一施策 |
７日日曜日大急ぎで日記を付けてから２２時４０分東予港発のフェリーで大阪に向かう。
月曜日１１時から、大阪市設 「泉南メモリアルパーク」（大阪市が阪南市に設置している墓地公園）で義兄の納骨式に臨む。
この場所は大阪市から５０ｋｍも和歌山県側に走ったところに有り、大阪湾を見渡し淡路島や関西空港が遠望できる。季節はつつじの真っ盛りで、よく手入れの行き届いた墓地は、人生の終焉の場としての厳かな雰囲気も醸し出しているようだ。
いただいたパンフレットによると、大阪市が昭和５４年１０月に開設。現在２７０００霊地とある。毎年の募集によって、市民の精神的な安らぎを求める意思に応えているようだ。
姉が義父の死をきっかけにこの施設を求めたとの話しは聞いていたが、今回が初めての訪問であり、同じ規格で統一された墓石が並ぶ光景を目にする事によって、巨大都市の一施策を理解することができる。
人の死を忌み嫌う因習が今だ存在する社会において、死を語ることすらを避けようとするきらいがあるが、高齢化が進展し精神文化の多様性を評価する評論もちらほらとは出て来つつあるようだ。
が、この愛媛の一地域では自分自身の終焉を演出しようと考える方は、まだまだ市民権を得ているとは言い難いのだろう。
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現在西条市が把握する市有墓地は計３３４箇所。その多くは古くからの村墓地を市に移管したもの。
そのおのおのについて、十分な管理が行われるようにと思い、昨年１２月議会で一般質問に取り上げた。
取り組みの成果は今だ見えないが。
日本の伝統文化の代表格とでも言うべきものに茶道と華道がある。
この二つの芸術を表すとすれば、私は華道は空間を切り取る芸術であり、茶道は時間を切り取る芸術だと大雑把な言い方をする。
華道は生けられたその花がある限りその場所を華やかにいろどり、茶道は本茶事となるとふた時（刻限の言い方なので今風にいうなら４時間）をかけて一服のお茶を楽しむ。
この二つをたしなむ方々でも、どちらが好きかと問われれば様々な言葉が返ってくる。
花は鋏ひとつあれば如何様にでも生ける事が出来るが、茶は道具が無ければ出来ないと言う。一方、型に入れてねじ曲げる花よりも、総合的芸術である茶道のほうが、一生かけても探求できない深みというものがあると言う。
この二つの芸術が形となって体系づけられたころは、武人のたしなみとして発展してきたのだが、今では形を変えて今日まで継承されている。
今日は一日雨。
朝８時から夕方５時まで お席の手伝い。その緊張感はしんどいものがあるが、日本人の精神文化を感じるには良い機会。
３月末からの多忙による疲労蓄積が、ここに来て扁桃腺が腫れ風邪の症状となっている。
一色達夫も人の子、体調不良もたまにはある。
そんな体調と相談しながら、一日 畦の草刈り。
夕方には雨となったので、作業は早めに切り上げる。
雨に、テッセンの花を愛でる。朝は見かけなかったのだが、農作業時の開花のようだ。アヤメも三輪。ジャーマンアイリスもその花が膨らみかけたが、明日には咲くだろうか。
花の事で我が家のもっぱらの話題は サクランボ が実を付けていること。数年前に買ってきて庭に植えた４本のうち、去年一本枯れ残り３本。
幹は廻り３０ｃｍほどにも成長しているのに今だ一度も実を付けない。業を煮やした母は春先から、 もうチョン切るゾー と見るたび 脅し をかけている。その声が聞こえたようで４月中旬には花を咲かせ、実がちらほら膨らみかけた。
一番成りはいつ頃食べられるのか定かではないが、これは サクランボ に言うこと聞かせた母に献上しなければならないだろう。
夜。自治会関係の事務処理少々。集会所倉庫の整理少々。
今日も早めに就眠。
こどもの日の恒例となっている地区自治会行事として、今年は眞竹を使って ご飯 を炊く催しを行った。
子ども２０名、大人３０名 の参加。
９時開始。まず、子供たちを中心に鯉のぼりを揚げて開会。眞竹を加工してそれを容器とし、炭火に掛けて炊き込みご飯を作る。
少々の失敗作もあるがおおむね上手く炊きあがり、大人も交えてみんなでの試食は、ほうぼうから感嘆の声が挙がる。
運動会に続いての自治会行事は、無事終了。
だが、一日外での催しは体にはきつかった。日記も付けずに就眠。
国民の休日というおよそそれらしからぬ休日ではある。手帳の予定は無し。
好天で暑い中、農作業に専念。主な作業は畦の草刈り。
畦縁でトラクタのボンネントを開けエンジンをのぞき込んでいる方が居るので、どうしたのですか と話し掛けた。
ラジエタから水が吹き出たので見たらファンが回っていないとのこと。
一緒にエンジンを点検したら、どうもファンベルトを張っているフリーローラがさび付いて回っていないようだった。原因はこれでしょうねと言ってあげると、後刻、直りましたと話してくれた。
一つ良いことをした。
この市議さんは、農機のエンジニアもこなします。はい。
一日草刈りをしていたら、草刈り機の刃が全部飛んで全く切れなくなってしまった。やむなく、日曜大工店に走りチップソー１９８０円購入。この前新品を取り付けたのは０５年７月と記録している。この刃は３１５０円もしたのに一年持たなかった。こんどはどうだろう。農作業も物入りだ。
ついでに 金ばさみ も購入。これは地区内の道路や河川堤防に不法投棄されたゴミを回収するために、軽トラに積んで常時持ち歩くためのもの。
捨てる人あれば拾う人あり。
明日、こどもの日の催しのための準備少々。
依頼事項の結果報告一件。
夜は農業関係の状況報告のための文章作成一件。
| 2006年05月03日(水) |
新緑の季節 山に川に里に |
荒川の大福寺から「遷座４００年記念大祭」の案内をいただいたので、平成１６年台風災害復旧工事 のその後を視察がてらに出かけた。
本尊の延命地蔵菩薩がご開帳される事が大祭の大きな行事で、それに合わせて備中荒神神楽の奉納などがあり、好天の元けっこうな人出だった。
山は見渡す限り新緑に覆われてはいるが、平成１６年台風災害の爪痕がそこかしこに見て取れる。公共施設は修復ができても、山の斜面は当時のままでどうしようもないのが現実だろう。
間伐作業を進めなければならないことは分かっていても・・・・である。
加茂川は相変わらず大保木からの流れが黄色く濁り、清流とはほど遠い。それでも武丈あたりには、折からの連休を楽しんでいるらしいテントが多数。
里にも新緑が覆い季節の花が咲き誇る。つつじやアメリカハナミズキに加え、木香薔薇の黄色が鮮やかだ。この花は、眞子様のおしるしの花。
そう言えば、昨日市役所を回ったおり、そこここのカウンターにこの花が生けてあった。議会事務局には大輪の白い牡丹の花。
顔は笑っていても、切った張ったの政治的会話を交わさなければならない状況において、一輪の花はそんな精神状況を和ませてくれる。
次はどんな花が入っているか、一つ楽しみではある。
連休前に様々な仕事を進めておく。でないと心おきなく休めない。
議員は年中無休だからそうは言えないところがあるが、やはりＯＮ、ＯＦＦのメリハリも必要だろう。
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西条市役所スポーツ健康課様 西条市議会議員 一色達夫
ひうち陸上競技場施設充実および周辺整備についての要望
時下、益々ご清栄のことと拝察申し上げます。日頃よりその職責を通じて市民福祉の向上へ貢献をいただき誠に有り難うございます。
さて、「ひうち陸上競技場」についてですが、２種公認施設としてその価値を高め施設利用者のスポーツに取り組む意識啓発の一環となるよう、ならびにマラソン競技における運営上及び競技者への配慮の観点から下記の通り要望いたします。
担当においてご検討のうえ、実現に向けてご配意いただきますようお願い申し上げます。
１、「ひうち陸上競技場」メインスタンド内に、競技場における種目別、クラス別の記録掲示板を設置してください。
２，マラソン及び駅伝競走において使用するコース上にある階段を、一部緩やかなスロープとなるとよう改修してください。 図示�”�分
３，運動公園に接する歩道の植栽を一部撤去し、マラソンコースが段差の無い緩やかなカーブとなるよう改修してください。 図示��部分
ーーーーー
この要望書を担当に届けておく。
スポーツにおけるソフト事業は、行政においても実施するべきではある。
だが、ソフト事業は市民の自主性の元でもやれる。
しかし、ハード改良は（寄付行為以外は）行政でしかやれない。
だから、私はハード事業についてその必然性があるものについて要望する。
ーーーーー
産業振興課に対し、サイクスに関する資料として
�々柔�員を記した組織図
�▲ぅ鵐�ュベーター室への入居状況（サイクス発足以来今日までの入居、退去状況が全て分かる資料）
の提示を依頼。
これからサイクスに関して、その全容が把握できたと私が納得出来るまで資料の提示を求めます。今日の請求はその最初のものです。
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５月１日付け愛媛新聞に掲載された「インサイドリポート」｛県内の防災行政無線｝に、西条市がこの方面の検討が遅れているとの指摘があった。
よくよく読んでみたのだが、私の見解と違うので消防署と市民安全部で聞いてみた。結果やはり思ったとおり、この記事の趣旨は西条市が取り組む内容とは違うと確信する。
４月２６日付け新聞に「防災無線の整備不十分」「小規模集落情報検討会・手段多様化も提言」との記事があったが、どうもこの記事の内容を踏まえて５月１日の記事が書かれているようだ。
防災意識啓発への記者の思い入れは分かるが、それが高じて思いこみとなってしまうと、かえって逆効果ではないだろうか。
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夜は校区連合自治会５月定例会に出席。
自主防災組織結成への取り組みは。年度替わりにともなう各地区役員の変更によって 一から始める ようなところもなきにしもあらず。
各地区での結成に向け、個別にフォローしていく必要があるようだ。
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「連休前の一仕事」との題名にしようと思ったのだが、一仕事ではないようだ。仕事項目数を入れようと数を数えてみたが、日記に書いていない事柄も含めたら仕事の数はどうにも○としかならない。
| 2006年05月01日(月) |
五月 暑いほどの陽気 |
家の温度計が２６度を記している暑いほどの陽気。
この陽気に誘われて、花々が一斉に咲誇っているようだ。アメリカナハミズキ、つつじ、フジ、等々町中が花々と新緑に包まれている。
そんななか、いろいろお出かけである。
依頼していた県社協が発行した「災害ボランティア活動支援の手引き」が入手できる。地区社協のマニュアル作りはまだこれからの様子。
法安寺の牡丹は今を盛り。
小松一般廃棄物処分場を視察したが、この施設を取り囲むように小松藩一柳公８代の墓所が、３箇所に分かれてある事を知る。３箇所全て見て回ったが、その形が一種独特なものであり興味をそそられた。
歴史に詳しい人に、このことについて詳しく聞いてみよう。
旧西条市内の公共施設２箇所を視察。様々ある。
夜、要望書一通作成。
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