| 2006年03月31日(金) |
東予有料道路 今日から無料化 |
東予有料道路が今日から無料化された。
これは新西条市として、地域内の交通体系を考えるうえで特筆すべき事柄だろう。
私のように新西条市の一番東の端に住んでいる者にとって、旧東予の三芳や河原津まで出かける用事が増えたところから、一回２１０円（軽で）の通行料は積もりつもって経費増しにつながっている。
今日は無料化したその後の通行料を視察することはできなかったが、古川に住んでいる人の話では、夕方の交通ラッシュ時が昨日とは様変わりしたような静けさだったということだ。
いろいろ考え方はあるとしてもやはり道路行政は、昔も今も政治の中心的施策であることは変わりないようだ。
無料化の話しに引っかけて、あそこの歩道はどうなん加茂川に新しく出来ている橋脚はあれなんなんと、お叱りを受けてしまった。
| 2006年03月30日(木) |
集落防災緊急森林整備事業 施業地をゆく |
昨日、「新図書館建設に関する要望」を担当部署に提出した帰り、西早川の「集落防災緊急森林整備事業」の施業地を見に行った。
平成１７年度の年度末だから、各事業がどのように実施されたのかを検証する一つとして、真っ先に見ておきたかったカ所である。
防災事業の事を検証する議員が、森林整備の事を知らないままにモノを言うことははばかられるからと、事前事後の様子と経時変化を目で確かめること。
そう思って現場に行ってみたのだが、ネクタイ ジャンバー 背広の下のずぼん 運動靴 という出で立ちでは、到底踏み込むことの出来ない深山である。軽トラを降りてから３０分ばかり登山をして、息が上がってしまい引き返してくる。
この事業は、県の森林環境税を財源として実施されるように聞いたが、その効果がどのように出てくるのか、広い森林面積を有する西条市での事業展開に注目する。
強度の切り捨て間伐を実施するという事業だが、施業地を歩いてみて、作業者にとって大変な重労働だろうことが想像される。
平成１８年度は、予算額１１６０万３千円で中野地区での実施。１９年度は黒瀬での実施という３カ年事業。
| 2006年03月29日(水) |
新図書館建設事業に関する要望 提出 |
2006年３月29日
西条市教育委員会 教育総務課 新図書館建設 担当 様
西条市議会 議員 一色達夫
新図書館建設事業に関する要望
時下、ますますご清栄の事と拝察申し上げます。
日頃より、職務を通じて市政発展のためご貢献いただきまして誠に有り難うございます。
さて、現在西条市で進めている新図書館建設について、市民の多くの方々の期待に応えられる施設内容と運営形態になることを願い、次の点について要望申し上げます。
担当においてご検討のうえ、ご配意いただきますようお願い申し上げます。
１，新図書館建設基本計画の策定。
・新図書館建設構想答申に基づく基本計画の策定。市民の意見を聞いたうえで、この基本計画に基づく基本設計を実施してください。
２、事業の進捗状況が市民の目で確認できるよう、情報の公開。
・西条市ＨＰに「新図書館建設のページ」を作成し、
新図書館建設構想答申が策定された経過及び内容の提示。西条市議会内新図書館建設調査特別委員会開催内容の報告。今後予定される検討委員会の開催のお知らせ及び結果の報告。施設基本設計の内容。実施設計の内容。
等を掲載してください。
・市広報へ 新図書館建設過程の掲載。（随時）
・検討委員会の公開。（傍聴）
３，検討委員会委員への公募委員選任。
・平成１８年度早々に結成を予定している新図書館建設検討委員会への公募委員の選任をご検討ください。
尚・公募委員の人数は、予定される委員２０名の内の ３名程度（1５％）
・公募に当たっては、「図書館に望むこと」「こんな図書館がほしい」「私の図書館」などの作文を提出していただき、その内容を審査して選任することを希望します。
・公募要領としては、西条市ＨＰでの募集及び、市図書館・公民館等の市内公共施設へ募集のお知らせを配布して行う事を希望します。
以上
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３月議会終了を待って「新図書館基本設計業務」の契約内容の情報公開を求め、その内容と議会審議を通じて明らかとなった事から、さしあたって行政担当に要望する事項をまとめ今日提出した。
１番の「基本計画の策定」というのは、基本設計の前提となる発注者の求める条件をまとめたもの。これがないと設計者は、何を根拠として設計してよいのか分からない。
市民要望は基本設計の段階でのコンペ実施を求めていたのだが、契約書を見た限りでは、この要望は取り入れてはもらえなかったようだ。
２番の「情報公開」は今日日当たり前の事。
３番の「公募委員選任」は、図書館についてその必要性を認識する方々の意見を広く求めるためのもの。
公募委員の選任方法は、新図書館建設構想をまとめた委員の方々も視察に行った「島根県斐川町立図書館」の館長が書いた記録誌「町立図書館をつくった」を参考とさせてもらった。
| 2006年03月28日(火) |
新図書館基本設計契約 ・情報収集多数 |
新聞紙上に西条市関係の記事が掲載されており、その内容に愕然とする。
夕方にはその件に関する対処内容が通知されてきたのだが、一つの行為によって取り返しの付かない信用低下は、真面目に働いている者にとってやりきれない思いだろう。
良い事に目を向けて、仕事のフォローが出きるよう、私のような立場の者が今後とも配慮しなければならない。
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請求していた「新図書館建設工事にかかる基本設計及び耐震診断委託業務」の情報公開が決定されたとの連絡が入ったので、早速にもらいに行き内容をチェック。資料のコピー代１１０円は自己負担だが、政治活動経費が膨らむばかりだよ。まったく。
この資料によって様々な事柄が正確に理解できる。
その内容を挙げるという（後ろ向きの）活動も（今後のため）必要ではあるが、時計を巻き戻す事はできないのだから、（ここは前向きに）これからの事業展開をよりよい状況とするため、要望を担当に伝えることだと考える。
夜には、その文章が出来た。
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年度変わりの時期、何かと騒々しい。
その間隙をぬって、様々な情報収集や当事者への提示が多くある。
人と会って話しをしていると、思わないところから今まで見えていなかった事柄が明らかとなってくるから面白い。
そんな中には、将来への展望が開けると思われる重要なものから、現状が把握できて情けなくなるものまで玉石混合である。
いつもながら取っかかりとなる一つのキーワードが出てくれば、あとはネット検索で１時間もすればその内容が把握できるのだから便利な世の中になったものである。
しかし、それに付随して（ウイルスのような）余計なものまでもくっついてくるのは、このアイテムを使う者が、意思をしっかりと保って対処する以外にない。
それが、ネットの住民となって４年過ごした者の達観かな。
| 2006年03月27日(月) |
もっと知りたい ことしの仕事 |
３議会での一般質問に取り上げた北海道ニセコ町の予算説明書「もっと知りたい ことしの仕事」（平成１７年度版）を入手した。
このような資料入手作業は、本来ならば質問する前に行って詳細を把握しておくのが筋というものなのだが、今回は事後のこととなり本末転倒ではある。
ネット上にあった情報を頼りに電話すると、まず郵便番号を聞かれた。受け手は直ぐにＰＣ入力して、それであらましの住所が把握できるシステムのようだ。下島山の読み方を質問して注文主の住所を確認する手際の良さに、流石観光リゾート地として名高いニセコ町であると関心した。
資料は１０００円。送料２１０円。この料金の郵便振り込み手数料が７０円。計１２８０円の費用を掛けての資料入手だが、一見の価値がある一級の資料である。地域自治体の事業の流れが誰の目にも見える形で提示できる体制は、行政体職員の能力の高さ抜きには成り立たないだろう。
新年度予算編成から議会可決を経て、５月頃には冊子となって住民の元に提示するのだそうだ。
町財政と市財政の違い。北海道の自治体と四国の自治体。予算の流れ方が根本的に違う行政体どうしを、一つに並べて比べることはいちがいには出来ない事は分かっていても、やっぱり西条市のこの方面での後進性を感じてしまう。
情報はきっちりと提供しておかないと、入り口のところでの迷走ばかりで肝心な中身の議論が深まらない。そんな忸怩たる思いが何時も頭から離れない私にとって、到達すべき目標点は見えているのだが、その道程はまだまだ遠い彼方のようだと痛感。
| 2006年03月26日(日) |
スケートボード 陸上教室 自治会 |
市広報３月号に案内がでていたスケートボードコンテストを見る。
開催場所は、小松ハイウェイオアシス第４駐車場横 小松中央公園内 スケートボードパーク。
１１時頃に覗いた時は競技の真っ最中。この年代特有（？）の装いの若者が、持てる限りのパフォーマンスを繰り広げていた。
しばらく様子を見させてもらったが、それなりのルールの元でのコンテストであることが分かってくる。現代若者の一面を認識させてもらった。
その足で松山に出かけ、夕方までに一つ用事を済ませる。
その間１３時半からひうち陸上競技場で 高野進東海大学助教授 を招いての陸上競技教室が開催されたのだが、妻にその様子を見に行ってもらう。
西条市内の学校の陸上競技部員ばかりではなく 済美 帝京第５ 今治東 松山北 といったネームの入ったバスが止まり、総勢２７０名（主催者発表）もの参加者だった とのことだった。
これは例の「次世代育成支援スポーツ事業」の予算を使って「東海大学 西条市 教育・研究交流協定」締結記念のイベントとしての催されている。
この事業に対する議員若干名からの批判があるところから、成功を目指して当局が力を入れて運営に当たっている様子が、妻の話から伺えるということのようだ。
だったら「西条スポーツ・文化支援協会」などの介在を求めなくても、十分に自前でやれることのようだと思うのだが、そこのところはどうなのか、今後も注目していくつもり。
結果良ければ全て良しとするのは、平成１８年度 ９００万円の事業 がどのように行われるのかを見届けてからのこと。
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夜は１９時から開催の部落連合自治会の「総会」に出席。
平成１８年度の会長に私が推挙された。
本来 多くの方々の参加によって地域を支えるとの観点から、議員が他の役職を兼ねないほうが良いのが理想なのだが、いずれ一度はやらなければならない役職ならば、体力が充実している時に努めて地域奉仕しておくことだと思い引き受けた。
私が生まれ育った１２３戸の部落の責任者として、出きる限りの活動をしていかなければならない。
地域自治活動 農業振興 教育子育て活動 地域防災活動 福祉活動 地域文化継承活動 生活基盤整備 環境保全活動 等あらゆる生活密着活動について、ここで一つ理想郷実現のための実験実践活動が出きればと思う。
| 2006年03月25日(土) |
情報公開度ランキング 愛媛県 ２０位 |
全国市民オンブズマン連絡会議が発表した全国情報公開度ランキングで、愛媛県が昨年の３３位から２０位と大幅に順位を上げている。
確かに、昨年県庁に行って調べてきたＮＰＯ法人の認可申請に関する情報公開手続きについても、（こちらが市議であるということを抜きにしても）親切に対応してもらえ、即日公開をしてもらえ大変助かったことが記憶に新しい。
この調査結果を発表したオンブズマン組織と 天敵 関係にあると巷でささやかれる、県警と議会についてはおしなべて評価点が低いのは全国的傾向にあるらしい。
私などはそうは思わないが、県警や議会という権力機構にとって、内部の人間でしか分からない情報を持つことが、その体制維持のための必須要件なのだろうか。
市民を威圧 威嚇 威厳 を持って制することなど、民主主義の破壊者となる要件を内包すると思うのだが、声と態度のでかい者に引かれて社会の様々な事柄が決定し進んでいくこともままある。
だが、よくよく聞いてみるとそんな方々は、情報を覆い隠すためにそんな傾向になるのではなく、情報に疎いことの裏返しとして虚勢を張る態度であることがなくわない。
最近は個人情報保護の視点から、知り得ても伝えてはならない情報、また、聞くことも自制しなければならない事柄も増えてきた。
しかし、民主主義の成熟を目指すからには、行政体の情報公開は時代の趨勢であることは間違いないこと。
そして、そんな情報の受け手である市民は、識別能力を磨き、自らが次に伝え世論を喚起する情報の発信者となることが求められるのだが。
個人的利益追求のためではなく、公共の福祉向上のために。
芸予地震から早 ５年が経過したという。
あのとき私は、ボーイスカウトの催しの手伝いで、玉津小学校の玄関口で綿菓子を作っていた。
背後の３階立て校舎がゆっさゆっさと大きく揺れるのを感じながらも、綿菓子をくっつける割り箸を握って、機械の前で作業を続けていた。
あまり気持ちの良いものではないのだが、「この揺れなら震度３位か、それなら校舎が倒れる事はないだろう」などと冷静でいられる自分が不思議ではあった。
西条市内でのこの地震の被害は、思わない所に出ていることが後で分かったのだが、その中で、新築間もない集会所の屋根瓦がずれているのは（もう５年も経っているから言っても良いかな）「どうなんだろう」などと思ったものだ。
この地震をきっかけとして、自主防災組織結成に動いた自治体もあった中で、旧西条市でのそれは皆無であったことが今頃になって分かってくる。
人間とは、手痛い経験の中からしか学べないとは、如何ともしがたいものではある。
この日を念がけて、各地で様々な行事がなされているとの報道があるが、松前町での災害時に備えるための基金の創設が特筆するべきものか。
他、衛星系電話が配備されたとのＴＶニュースが流れていたが、加茂公民館で開催した防災説明会のおり見せてもらったものと同じ機種だった。
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２２日の議会最終日、かねて作成していた 「西条市防災マップ」が議員に配布された。西条市内の全家庭には４月号市広報とともに配布されるとのことだ。
この作成予算は、国 県 の補助がある事業で行われたと思うが、市の自主財源で行っている防災事業との兼ね合いがどうなっているのか、検証していかなければならない。
このマップを見て、改めて 西条市は広いと感じるばかり。
１０時から開催された地域の小学校卒業式に来賓出席。
昨年は出ていないので２年振りのことゆえ、何だか新鮮な感覚で式を見させてもらえた。
この子達があと３週間もすれば、真新しい学生服に身を包み中学校の入学式に臨む。その時には、今日の子供の顔から一転して、少年のそれえと成長するのだから不思議である。
形式ばった儀式ではあるが、日常とは少し違った雰囲気の当事者となる経験を経ることによって、大人への階段をまた一歩登っていく。
そんな時間を共有する事によって、私自身があの頃の初心に返る事が出きるようだ。
子供たちの不安げなそしてちょっと希望に満ちた横顔を見ていると、昨日までの緊張にがちがちになっていた精神も肉体も、春の雪解けのように解放されていくようだ。
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昨年の３月２３日。合併による在任特例で、７８名もの市議会議員がいることへの批判を浴び、議会が自主解散した。
あれから 早くも一年が経過した。
| 2006年03月22日(水) |
３月議会最終日 一般会計予算への討論 |
平成１８年度一般会計予算への反対討論 全文
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私は 議案第１８号 平成１８年度西条市一般会計予算について、反対の立場からの討論をいたします。
平成１８年度予算への疑問の一つは、産業情報支援センター（サイクス）の管理運営事業についてです。
サイクスは西条市が出資する第３セクターとして、市長が社長を務め、その陣頭指揮のもと、地域産業の活性化のための様々な事業を行ってきましたが、それらはそれなりの意義があったと私としても感じていました。
しかし、今議会での議案質議において指摘した通り、平成１７年度実施した地域防災計画策定事業が １９３２万円の予算でサイクスとの間で随意契約が結ばれるに至って、サイクスの その有り様が変質したと思います。
地域産業活性化を計るための情報提供事業と 防災事業とは本質的に違うものであり、ましてや防災事業をサイクスとの間で随意契約を結んで行うこと自体が疑問です。
このことについての部長答弁にいうところの 防災事業は産業政策の周辺事業である との説明では到底理解できないものです。
事の推移を見守っていた限りにおいて、この防災事業が平成１８年度はさらに拡大した形でサイクスに委託されると推察される点について、議案質議 及び総務委員会での審議を重ねても 私は払拭できませんでした。
また、早晩予定されるサイクスへの指定管理者の指定において、サイクス社長を西条市長が引き続いて務めることは、発注者と契約者が同じだということで、社会通念上 あまり良いやり方ではない ことを申し添えておきます。
つぎに、新図書館整備事業費についてです。
１９８０年に開店したフジ壬生川店は、建物が老朽化したとの理由で昨年１１月に閉店しました。それよりも古いフジ西条店の建物をリフォームして 用途のまるっきり違う図書館として使おうとの発想がどんな経緯で出てきたのか 私はいまだに不思議でなりません。
耐震診断の結果、今後の使用に耐えないという結論が出たことで、余計にそう思います。
このような施設に対して多額な補償金を支払うことは、妥当であるのか。
一部市民から 税金の無駄遣いと指摘されても仕方がないことです。
この事業の財源としては国庫支出金及び地方債が充てられ、一般財源からの持ち出しが少ないと言っても、借金には変わりなく、財源の有効利用という点から少なからず疑問があります。
用地は市内中心部にあり 総合文化会館と総合福祉会館と連動し、さらにアクアトピア水系を絡めたなかでの整備が計られる点において、新図書館の建設地としては最適地と考えます。
また、市民の待望久しい新図書館の建設事業であり、私としても諸手をあげて賛成しなければならないところです。そんなところを踏まえても なおこの予算には異論がある事を示しておかなければならないと考えます。
つぎに、保健体育総務費のなかの次世代育成支援スポーツ事業についてです。すでに皆様ご承知の通り、この事業は昨年より開始されましたが、その委託先は、まだ認証されていない状態であった「ＮＰＯ法人 西条スポーツ・文化支援協会」でした。
他の同様の事業と比べて多額な委託料であったところから、このＮＰＯ法人の実績作り 仕事作りのための事業ではないのか と、今回のこの事業についての議案質議において 私はあえて指摘させてもらいました。
２年目となる平成１８年度は９２０万１千円の予算で８事業を行う予定とのことです。単純計算すると１事業１１５万円となりますが、はたしてこの予算と事業内容は妥当であるといえるでしょうか。
ひとつ事例を挙げれば、３月１９日に 四国アイランドリーグの石毛代表・藤城監督による少年野球教室が ひうち球場で開催されたようですが、この催しに対して市財政からの持ち出しはあったのでしょうか。
多額な税金を使わなくとも、知恵の出しよう使いようで 次世代育成支援スポーツ事業の目的と同様か それ以上の効果が期待できる催しはあるのではないでしょうか。
つぎに、体育施設総務費についてです。
昨年来、公共施設の管理について指定管理者を導入するための条例改正が行われ、体育施設についても 平成１８年度当初からの導入で仕事を進めていましたが、結果的に導入ができなかったということで、今回、平成１７年度と同予算で平成１８年度予算が出ているようです。
市民の皆様に有効に利用されるよう、体育施設を如何に管理運営していくのかという理念が曖昧なままに 指定管理者の募集がなされてはいなかったか。
施設の管理について行政から示された参考金額は、社会相場に基づいて妥当な線であったのかどうか。
指定管理応募者の努力の範囲を超えた、行政側の要求が無かったといえるのか。
再募集をして９月１日から導入できるよう準備するとのことですが、効率的行政運営の面から評価すれば、素直に納得することはできなところです。
この様な観点から、今回の体育施設費予算を提示するに至った 一連の過程に対する疑問を私は持たざるをえません。
限られた予算を有効に使うため、事業予算は十分に精査したうえで積算することが求められ、効率的行政運営を推進することによって、市民福祉の向上を目指すべき行政体において、今回の予算については理解できない部分があると言わざるをえません。
以上 平成１８年度一般会計予算についての疑問点を示し、この議案に対する反対討論といたします。
ーーーーー
議会というところは やっぱり ものを言ってなんぼの世界。
言うために事前の準備をし、自分の目で確かめ、自分の考えをまとめ、そして言っておく。
それによって、また新たな反応が返ってきて 次の段階に進んでいくことができる。
３月議会でも様々あった。今日は最終日。全員協議会が終わったのは１７時４０分。外は雨 もう春の暖かさ。
彼岸の中日。春分の日で休日。
表の市道に面した門柱に、朝一番に国旗を立てることから一日が始まった。
この休日に決まって催される趣味の会の行事に１０時から出席。
昼前には帰宅したら、丁度 ＷＢＣのＴＶ中継が始まったところだった。
昼食を取りながら手に汗握る松阪の投球を堪能。だが、試合終了まで見ているほどの興味も無いので、畑仕事に出る。
途中で自治会長さんに遭遇、年度の変わり目の集会での出来事を聞くにつけ、この種のお役の苦労がしのばれる。
畑仕事は、平成１６年の台風２１号による水田への流入土砂の取り除き作業。やっとこの作業に掛かれたのだが、空いた時間を使っての飛び飛び作業は、何時になったら一段落付くのか見当も付かない。
夕方まで作業。
春を探して つくし 採りの夫婦連れが農道を歩いてくる。春分の日 の光景。
夜は、明日の３月議会最終日の準備。
平成１８年度 一般会計予算についての 反対討論 をする予定。
当初予算については 反対 はしたくないのが偽らざる心境なのだが、問題点を指摘しての賛成も締まらない話しなので あえて 反対とする。
誓願の採択議案が出るようなので、これにつても検討。
「パートタイム労働者の均等待遇実現を求める誓願」には賛成したいと思っている。多分 不採択となるだろうが。
| 2006年03月20日(月) |
研修生特区の評価について |
本日付け愛媛新聞を手にとって、直ぐ一面の特集記事に目が行った。
０３年１１月に認定された「愛媛県東予地域外国人研修生受入れ特区」が、「政府の構造改革特区推進本部」の評価委員会によって「規制緩和に弊害あり」との不名誉な判断を受けたという内容である。
この特区は西条市が事務局となり、周辺自治体に呼びかけて実現したものであり、その内容は一定要件の元での外国人研修生の受け入れ枠を３人から６人に拡大するというもの。
新聞記事を読んでから、０３年当時議員宛にＦＡＸされてきた文章を読んでみると、当初この特例処置の適用を受けたいとする企業は ６０社 としているが、特区認定から２年あまりを経た現状は「当初から半分近く減り ３８企業 になっている」と新聞記事にはある。
この特集記事は今日でＮｏ８であり、これまでの記事では年を重ねる毎にその数を増している中国人研修生の事を、利点と弊害部分を合わせ見つめる視点で綴られていた。
だから、西条市が音頭をとって推進しているこの特区についても、制度上上手く回っていると推察していた私である。
そんな思いこみが今日のこの特集記事で崩れてしまい。くわえて、｛政府の評価委員会において「特区を運営する自治体にも 特区企業との意思疎通が無く、運営管理されていない。と苦言を呈する｝との文章に、特区認定当時のあの鳴り物入りは何だったんだろうと今更ながら考えてしまった。
この特区を展開しだした当時、ある議員の一般質問に答えて市長は「３年の期間を５年に伸ばすことも考えられる」と言ったように記憶しているのだが、現在のこの状況に対してどんな認識を持っているのだろうか。
私が思う事と言えば、｛国際的な様々な要件に加え、労働現場の状況、資本主義社会下での企業活動への行政による支援の有り様 等 複雑に絡み合う中で、様々な縛りがある行政体の仕事として「特区のお守りは片手間では出来ない」という事が分かった｝ というところだろうか。
| 2006年03月19日(日) |
新居浜市 補助金見直し |
新居浜市では、行政から市民団体等に支出される補助金の見直しを行っているとの新聞報道がある。
新年度予算の内容はすでに議会に示されているのだから、見直しによって平成１８年度における補助金がどのように査定されたのか既に分かっていると思うが、新聞報道ではそこのところ見極めがまだ付いていないようなニュアンスである。
議会で可決されればその全容が明らかとなるのか、それとも今後まださらに（平成１８年度補助金について）見直しが進んでいくのかわ分からない。
そもそも行政からの補助金というものは、最初に付ける時のハードルは至極高いのだが、いったん支給されだせば「例年通り」で次年度からの支給は簡単であることが常識的である。
それを見直そうという新居浜市の取り組みは、各支給団体の活動内容をシビアに評価することにおいて、有効に作用するほうが大きいだろう。
さてそのような動きが西条市ではどうかというと、平成１８年度も「例年通り」であることは否めない。
その理由としては
・財政がそれほど逼迫していないため、一律の経費節減行動を採らない。
・もともと補助金の額も支給対象も少ないため、見直しの必要がない。
・補助金対象事業も額も必要不可欠なものであり、見直しの必要がない。
・例年通り事業を行うことが至上命題であり、見直しを行って不必要な波風を立てなくてもよい。
等々、私なりに考えられることを列挙することはできるが、さて、どの理由が正解なのかどうかは、対象事業の全容がまだ理解できていない現状では判断はできない。
自分なりの答えを出せるようにするには、西条市内で行われている様々な活動内容を十分把握するべく、行動していく以外にはないだろう。
それとも私の活動を待たなくても、行政内から見直しの動きがでるかな。
西条市内でまちづくりに努力する様々な団体の内情を知れば、補助金の新規創設や既存事業への補助金増額を求めることになるかな。
自分の好みや先入観を廃して、増額減額創造廃止を考えられるのが理想ではあるが。
| 2006年03月18日(土) |
小松ハイウェイオアシス ・ＪＡ直売所周ちゃん広場 |
１０時から小松ハイウェイオアシス館で「未来教育プロジェクト学習」という催しがあったのだが、諸般の事情で会場についたのが１１時半。途中入場も気が引けたので、会場の外で講義の声だけを聞かせてもらう。
一時間の昼食休憩を利用して、今日オープンしたＪＡ周桑直売所「周ちゃん広場」を視察に行く。これまでの直売所が手狭となったため、今回四国最大規模に建て替えられたもので、安い生鮮野菜がお目当ての買い物客で大盛況。
品揃えも豊富で値段も安く、周辺地に立地するスーパーと太刀打ちできる営業形態と見た。
小松に引き返し、催しの最後１６時８分までじっくりと聞かせてもらった。
催しの趣旨を一言で表せば、千葉大学講師を務める 鈴木敏恵 氏が提唱する教育プログラム「ポートフォリオ」を使って、教育現場や医療現場での自己啓発を計ろうという事例の紹介。と言えばよいだろうか。
いわんとすることは十分に理解できたが、事例発表者に対して私が用意していた質問
・教育現場において行われている総合的学習に利用するために、西条市の新図書館機能にどんなものを望むのか。（何を言わせたいかが見え見えだが）
・医療現場で行われている「病院機能評価」という外部評価と、あなた方が取り組んでいる自己啓発活動をどのようにリンクさせているのか。
との二つは、講師の立て板に水のある種一方的ストーリー展開に出せずじまいとなる。
小松ハイウェイオアシスの農産物直売所は、周ちゃん広場と対照的に○○鳥
が飛んでいる。
３月初旬に開催された椿一輪展には行けなかったので 椿温泉こまつ 横にある椿ハウスを覗いてみると、今を盛りの様々な種類の花が向かえてくれた。
外は春の嵐の雨、そんな季節のいたずらからも守られて椿ハウスの中には、唐川（伊予市）小松紅（小松町）さかさ富士（愛知）鈴鹿の関（江戸）酒天童子（大洲）広瀬小ヤブ（新居浜）あや錦（大阪）にき田津（松山）肱川嵐など、旧小松町時代の歴史を象徴するような素晴らしい財産が、楚々とそして可憐に咲き誇っている。
そんな季節の空間を私一人が 独り占め し、珠玉のひととき。
雨の中を小松中央公園の施設を見て回る。ここには旧西条市には整備されていない、オートキャンプ場 スケートボード場 などがある。
この施設が如何に利用されているのか、その季節になったらまた来てみないといけないようだ。
| 2006年03月17日(金) |
新図書館建設 さあ いよいよ本番 |
昨日の「新図書館建設特別委員会」開催を受けて、様々な事が動きだすこととなる。
現在までの状況が議会に明らかとなったのだから、そのことを踏まえて、行政内にある現在までの作成資料を、全て公開してもらう事が可能となる。
図書館建設の進捗状況が市民の目分かるよう、情報は全て公開するよう行政が率先してやるのがもう社会通念となっていると私は思うが、そうは思わない方々もいらっしゃる。
そんな秘密主義の方々の考え方に合わす必要など（自由民主主義の国なら）みじんも無いのだから、どんどんとやっていけば良い。
そして 要望を全て行政に伝える事。何時どのような要望を誰に伝えたか も公開のもとで行うのは言うまでもないこと。
新図書館が市民要望を十分に活かして作り上げそして運営していくため、そんな意思のある方々が、今声を上げて行くことだ。
声を上げる人＝「あなた達は反対なんでしょ」などというファッショ紛いの訳の分からない理論を浴びせられる所以など無いのだから。
行政の進める仕事になんの異論も無いのなら、議員なんて暇なもの、そして、市民も安心言う事ナシです。
現在の西条市政には、指摘しなかればならないことが多すぎると私の目には映る。
公開を求める資料としては、入札参加業者 入札金額 落札業者との業務委託契約書 委託内容書 くらいだろうか。
ーーーーー
現時点で、行政は、新図書館構想にうたわれている、「図書館建設準備室」を設置するつもりは無いということが分かった。
この時点で、教育長答弁にあった｛「新図書館構想」は微動だにしない｝というところからして疑問符。
私が「図書館建設準備室」は設置するのかと本会議と全員協議会で聞いたが、答弁は「協議会を設置して当たります」とのことだった。この協議会は、どうも 構想をまとめた策定協議会 と同様の性質のもののようだ。
ならば、設置される協議会に 市民代表 をどう選定するのか、その選定過程を追っていくのも仕事として出てくる。
巷では「会に出ても一言も発言しないで、報酬だけは持って帰るお方がいるらしい」との声も聞くので・・・。
３月議会での一般質問で「市民参加行政の推進について」聞いたが、今回予定する「図書館協議会」については公募委員の選任について、行政はどう動くか。意思を持つ方々が要望することが「部長答弁にあった 一定意見の加入戦術 などと言われる類のものなのかどうか」公開の元で 多くの方々に判断してもらえば良い。
行政の常識 市民の非常識 とならないよう見守るのも議員の仕事。
新図書館建設 いよいよ本番です。
| 2006年03月16日(木) |
新図書館建設 一歩前進だが |
午前中に開催された 臨海地域振興特別委員会 の傍聴は行わず。午後１３時半から開催された 新図書館建設調査特別委員会 を傍聴。
前回は許可されなかった一般市民の傍聴が今回は許可となり、個人情報保護の観点から支障がある、用地購入 支障物件補償に関する審議以外の委員会審議について「新図書館建設をすすめる会」の５名が傍聴する。
今回の特別委員会での審議で、明らかとなったものとしては、「既に昨年の１０月時点で、フジ建物の耐震診断と新図書館の基本設計を一つとした契約が、「�秕湘鎚薪沈澤廖廚箸隆屬嚢圓錣譴討い襦廚箸いΔ海箸世蹐Α�
予算が議会を通過したあとのことは、行政に執行権があるのだから（議会として）とやかく言えない事ではあるが、議員が聞くまで明らかとならないこの現状は如何なものなのか。
委員会を傍聴していて、西条市における 情報公開 市民参加 の現状を垣間見る思いに捕らわれた。
新西条市図書館の基本設計を行う契約をしている「�秕湘鎚薪沈澤廖廚砲弔い謄優奪噺〆�して見ると、この設計事務所の概要がおおむね理解できる。
創業昭和６年９月、７０年の歴史があり一級建築士２００名を要する業界でも大手に属する会社のようだ。会社概要に記載されている愛媛県における実績としては ・松山空港新タ−ミナルビル・四国中央市川之江図書館とある。
その他ネット上には２００４年９月の件についての、チョット気になる記載もあった。西条市での新図書館建設を進めていくにあたって、業界ではこのような事もあるということを、心の隅に留めておく必要があるだろう。
新図書館建設は、今日の特別委員会での審議によって一歩前進したと言えるだろう。が、その中で明らかとなった状況について、必ずしも手放しで喜べない気分であるのは私だけでは無いと思うのだが。
行財政改革の名の元、小さな政府、小さな行政体が善であるとの前提において、これまで公が担ってきた様々なメニューを、根本から見直していこうとする動きが各地で起きている。
そんな動きの中で周辺を見回せば、お隣の新居浜市で取り組んでいる課題として、市立保育園の民営化があるようで、その様子が西条市まで聞こえてくる。
旧西条市では公立保育園は禎瑞保育所一カ所であったので、保育園＝私立という図式に何の抵抗も感じていなかった私にとって、これまでは「公立 私立 さてどうなん」という感覚でしかその内容を捉えることができなかった。
新市となって、公立保育所が１１園となり、公立 私立が混在する状況が生まれたのだが、地域的な違いがあるしその年代の方々との交流が希薄となっている状況下、園の内容を分析把握することに今だ取り組んでいない私である。
新居浜市での保育園民営化の内情については、新聞報道での情報しかなかったので、２月１７日の「新居浜西条市議団市政協議会」のおり、顔見知りの新居浜市議に聞いてみた。
子供を真ん中においての教育論争は、短急に結論がでることではないので、その話しの内容をかいつまんでまとめることが困難だが、一方からだけ光を当て、見える部分のみで評価することの危うさだけは言えるだろう。
この件に関するある政党の論評を妻に読んでもらい感想を聞いてみると（困った時の妻頼み）
「自分の子供の人格形成を言うのなら、自分で育てなさいよ。園それぞれがどんな保育方針をもって臨んでいるか、その肝心なところを調べてから園を選んでいる親がどれだけいるの」と辛辣。
ふーん。母親は強し。
この問題、西条市でも課題として上がってくるかもしれないから、自分なりの結論を出すための情報収集が必要だろう。
それから
社会情勢が変化していく中で、子育て環境は如何にあるべきか、まず子育て中の保護者がその考え方を発信することが望まれる。そして、子供たちを最初に預かる保育現場の方々が、自分たちの考え方を発信するべき。
それを阻害する社会風潮に口を閉ざさないで。
ある方から聞いた話しの中に「保育師が園の保育方針について様々に発信して、地域や親の支持が得られている自治体では、保育園民営化の話なんか出ないよ」というのがあった。
この考え方に私が同調するということではなく、あくまでも情報。
教育を論ずるのは難しい。
| 2006年03月14日(火) |
３月議会 企画建設委員会の傍聴 吉岡防災説明会 |
雪の舞う中、金剛院で催されている涅槃会法要に出かけ、父の菩提を弔う。
１０時より「企画建設委員会」の傍聴。１５時過ぎまで
昨年４月に新市での市議会議員３４名が決まり、初めて当初予算の委員会審議。委員会が３日にわたって開催される日程となっているので、自分が所属する委員会を含めて３委員会全てを聞かせてもらった。
昨日の民生産業委員会と企画建設委員会と傍聴してみて、ある一定の法則があることに気づいた。
これを 暗黙の了解というのだろうか 以心伝心というのだろうか それとも事前の申し合わせによるものか。いずれにしても、これまで経験してきた旧西条市での委員会審議の雰囲気とは違っている。
こう如実に現れてくると、誰もが気づくだろうに・・・・。
誰かが投げ入れた石の波紋が、確実に広がっているということなのか。
だとしたらこれからは、脇を固めて慎重にしかも確実に着実に事を運ばねばならないだろう。
そんな感想を持った委員会審議の傍聴。
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１９時から 旧東予吉岡公民館で開催された 「防災説明会」に出席。
この地区では自主防災組織が１００％（？）結成されているようで、出席者約３５名の様子も他の地域とは若干違っているように感じる。
地域の方々の質問を聞いていて、広報活動の大切さを改めて認識した。
折角汗を流して取り組んだ仕事の成果が、上手く伝わり地域の方々に十分に認識されるようにするには、一番は広報活動であり、そして集会や行事の組み立て方だろうか。準備する資料にも配慮することは言うまでもないことか。
今日の吉岡公民館での防災説明会で、市内一円での予定は終了。
２月１０日から始まった玉津での説明会を皮切りに、日程の許す限り参加させてもらって得るところが多かった。
これによって、私の仕事の予定が大きく変わった。自ら望んだことではない、「あちらから転がり込んできた」というのが正確なところだが、気づいたら捨てておくわけにはいかない。
このところ憂鬱さが気持ちの大部分を占めてしまい、高揚感が湧いてこない。
それが正常な精神なのだろう。こんな仕事が面白くなったら、もう議員なんか辞めなければならないだろうから。
こんな仕事をしますから私に票を預けてください、などと言って選挙をしたのじゃないのだから。
ーーーーー
２市２町が合併して１年以上となるのに、今回の催しで初めて足を踏み入れる公民館が数館あった。それでもまだ行けていない施設がある。
一番の感想は、「新西条市は広い」ということだろう。そして様々な考え方がある。
| 2006年03月13日(月) |
３月議会 民生産業（教育）委員会 の傍聴 |
１０時から開催された 民生産業（教育）委員会の傍聴。１８時まで。
保険福祉関係の法律や規定は年毎に変化していくのだが、その全容を把握するのは難しい。新市の事業の中には、それに加えて病院事業が入ってきてなおさらに、勉強しておかなければならない事柄が増えてきている。
だが、委員会に出席している説明員（行政職員）の顔と名前が一致しないのが現状であるのだから、まったくもって辛いものがある。
そんなところから、当初予算を審議する今議会の委員会傍聴は、ためになる事柄が多かった。いや、ためになるばかりではなく、社会の（次第に悪化している）現状を垣間見る思いと言った方が適当だろうか。
保険福祉に関する事業、介護保険の第３期介護計画、国民健康保険、老人健康保険、それに周桑病院の会計状況等々、次第に高齢化していく地域の状況と、市立病院がおかれている現実というものが議案審議の中から見えてくる。
そのような状況に対処しうる行政運営の状況、予算編成の状況となっているのか、行政組織機構の改革という試みはあるとしても、その理念が社会の欲求に十分に応えうるのか。
委員会室の窓に時折吹き付ける季節はずれの雪を見ながら、自分が感じた様々な事柄を、咀嚼し消化して社会に伝えなければならないと思うばかり。
| 2006年03月12日(日) |
第２回ボランティアフェスティバル ・玉之江の視察 |
午前中はしとしとと雨が降り続くので、もっぱら休養（睡眠）に充てる。
午後より行動開始。
西条市中央公民館で開催されている「第２回西条市ボランティアフェスティバル」の様子を見に出かける。
旧西条市でのボランティア団体の活動内容はあらまし理解は出来ていたが、新西条市となってのこの方面の全容をまだ把握できていない状況なので、このような催しは、そのブランクを埋めるため良い機会となる。
今日は、真冬に逆戻りしたような寒風の吹くなか、公民館前広場まで使っての催しは、その意気込みがこちらまで伝わってきて心温まる。
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隣りの東予体育館では「東予レクリェーションバレーボール大会 ひめぎん杯」と銘打たれた催しがあった。私が覗いた時間はすでに催しの終盤の様子で、その全容は分からなかったけれど、体育関係の催しも数見ていけば、市行政が進める事業の成果もおのずから理解できるようになるだろう。
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帰り足で、とあるお宅の椿の花を眺めに出かける。
ある時ある場所で、このお宅の椿一輪に心を和ませてもらったので、その御礼行。
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３月４日に新聞報道され、３月議会での一般質問にも取り上げられた、玉之江の中山川沿い「鉄鋼スラグ保管場所」の建設予定地を視察。
河川管理の手法というものは、古来より「水を制する者は国を制する」と言われるように、先人の知恵というものが今日まで受け継がれているのではないだろうか。
二線堤、霞堤 と言われる築堤技術によって、水害を少なくするための土木技術が日本の各地で見られるのだろう。
ネット上には 「堤防・ダムに変わる伝統工法の紹介」として
｛昨年末､建設省(現在の国土交通省)河川審議会は､今後の治水に輸中堤(わじゅうてい)､二線堤(にせんてい)､霞堤(かすみてい)や水害防備林といった伝統工法･技術を積極的に取り入れる中間答申をまとめた｡
水を堤防の中に閉じこめるだけでなく､川は時にあふれることを前提に対策を講ずることを提案したものだ｡
すでに伝統工法を治水対策に取り入れているところもある｡｝
との記述が見られる。
玉之江の地域を視察してみて、この地域は、中山川の洪水に対処するための遊水池とするための二線堤を設けているように感じた。
このような工法は、加茂川においては神戸地区にも残っているのではないだろうか。
愛媛県内で見れば大洲肱川にも設けられているようだ。
この地域を歩いて見て、
一時の経済活動によって（伝えられた伝統を無視して）地形を変えていく事は、自然からの大きなしっぺ返しを覚悟しなければならないと感じる。
| 2006年03月11日(土) |
第３セクターの代表者が市長であること |
このところ県内自治体での３月議会における動きが報道されている。
そこで審議される内容は、各自治体での課題についてほんの数行で伝えられるばかりだが、そこから得られる情報というものは、同業者からすれば大きな意味をなす場合もでてくる。
今日の報道の中からでは、西予市における「指定管理者制度導入施設 市長 代表を交代」という記事に目が行く。
その内容は
｛質議では、０６年度から指定管理者制度を導入する予定の、市宇和文化会館や第３セクターなどが、その代表者に市長を充てている現状を疑問視する意見が出た。市長は「これまで市の理事者が責任者だったが、指定管理者制度ではあまり良いやり方でない。総会で代表を交代していきたい」と述べた。｝
というもの。
この考え方は至極もっともなものである。
様々な縛りのもとでしか動くことができない行政の枠組みを超え、臨機応変に活動して地域の様々な分野の活性化を図っていくために、行政でもない、営利企業でもない第３の組織、つまり第３セクターが日本の各地で活動している。
だが、このセクターは、その活動理念に反して、あまり上手くいっていないところが多いのが現状のようだ。
西条市が設立している第３セクターとしては、かの有名な「産業情報支援センター（サイクス）」があり、社長は西条市長。
この状況を疑問視する声が西条市議会内でも一部あることは、ネット配信されている西条市議会議事録を確認すれば、その質議内容と答弁内容すべて詳しく分かる。
サイクスを指定管理者による管理とする事は、現在先延ばしとなっている状況だが、これを実施する場合、当然西条市でも「サイクス社長が市長であること」に対する疑問の声が大きくなる事は必至だろう。
かくいう私も疑問に思う。
その理由は、「他市の事例がそうなっているから」ということばかりではない。
本来行政が行う事業の発注者と契約者が同じ（法制度上契約は助役と社長となり違法性は無い）であるのだから、第３セクターの経営内容を如何様にも整えることができるところに、様々な問題の根がある。
事業の受け手は様々な努力を行い、そして厳しい競争原理が働いた中から受注という成果が得られる。そのような資本主義社会において当たり前のことが、行われているのかどうか疑問が出てくるところに、西予市長の言うところの「あまり良いやり方ではない」という事となるのである。
「李下の冠瓜田に履を入れず」とかく目敏い議員や地域住民に、またマスコミなどにとやかく言われるネタを、はじめから作らない方が良いということなのだが。
ーーーーー
土曜休日。
神経をすり減らした一週間。そんな中でも季節は歩みを止めず、麦はその長けを伸ばし始めた。
麦の穂肥散布作業に出かける私が「溜まったモヤモヤを麦畑で吐き出してこよう」と妻に言うと、「そんなん麦に失礼よ」と返された。
草木は二酸化炭素を吸い取り酸素を吐き出す。人間の営みもチョットは役立っているのだろうか自然界の連環に対して。
| 2006年03月10日(金) |
３月議会総務委員会 議案審議 |
何百億という税金の使い道が最終的に決定されるのは本会議場だが、その内容が議員の質議によって詳しく明らかとなるのは委員会。
その年度の骨格予算が提案される３月議会は、特に多くの事柄が明らかとなる。
私の所属する総務委員会が今日１０時から開かれ、付託された議案の審議が全て終了したのは１８時３０分。
終始緊張の中に身を置く事に、もう１０年もやているのだから慣れてもよいのだが、一回一回それぞれに新しい状況の出現によって、今だ吸収する事ばかりが多いのが現状である。
事前に準備にしていた質問項目で、実際に提示することができた事が７割ぐらいだろうか。後は、その場で思い出した事柄や、他議員の質議の中からの気づきによる。
事前準備は議案の内容についての質問項目だけではなく、これまでの委員会審議経験の中で初めて持ち出した事柄もある。だが、これはやはり準備不足ではあり、まだまだ有効打にはほど遠いようだ。
ーーーーー
事前に担当部署に出かけて事情は聞いていて予想はしていたが、やはり防災関係の事業予算の内容に疑問が出る。そこで、予算案の中からこの部分の予算を削除するための修正案を出そうと試みたのだが、事前の準備不足で実行に至らない。これは断念して、議案全体への反対討論で行くこととする。
もう３年も前になるだろうか、ネット検索の中から、逗子市議会での議員による予算修正の状況を知っていたので、自治体における大統領と対処しうる議員活動のアイテムとして使って見たいと思っていたのだが、第１回目は不発に終わったようだ。
逗子市では、若い市長と対峙する勢力が議会内に一定存在するところから、このような事を実行できるのだと分かっていた。
その後のこの地域での政治状況がどうなっているのか、ネット検索の時間が大幅に減っている中では、把握できていない。
ーーーーー
議案の中に書かれている様々な事業や予算は、市民生活には無くてはならないものであることは十分承知している。それが 賛成 か 反対 か の二者択一の世界では、この部分について疑問があるから全てに反対という意思表明しか出来ない。
こんなジレンマを解消するのが、議案から疑問部分を修正するための案の提示だと解釈する。
いつもいつも討論による反対表明だけでは、議会は形骸化すると私は思う。
委員会においては他に賛同者がいなくても一人でもできることだから、事前準備を十分にしたうえで、今後疑問に思う予算が出てきたら実行して行きたいと思う。
ーーーーー
それと、議員には自分の意見を本会議で陳べるための 少数意見の留保 という権利が保障されている。これは民主主義社会における少数意見の尊重という精神から出来ている方法。
この権利を行使するには委員会において他に一人の賛同者が必要。
今回は、これも事前準備が不足していたようで断念。
いわうる 根回し という事をやっていないと、急には事は進まないと分かってはいても、この点ではまめさに欠ける私では、なかなか上手く事は運ばないか。
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委員会では多くのことが決まり、それに付随する多くの情報がまた入手できる。２２日の本会議で決定をみ、今日の会議禄が入手できて正確な発言内容が確認できてから、また新たな確認作業が始まるだろう。
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健全な体でも、一部分病気になったら早めに診断して、悪ければ外科手術も受けることだ。それを診察することすら避けていたら、いずれは体全体に病気が広がって、悪くすれば最終章まで走ってしまうこととなる。
世間一般に存在するかばいあい精神が、社会全体をダメにする要因となると思うのだが、そんなに思うのが私だけならなんともやりきれない。
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夜１９時半より「新図書館建設をすすめる会」の第９回会議に出席。
図書館建設はやっとスタートラインに立った。という状況。これからまだまだ運動は続く。
すすめる会の方々が「あなた達は図書館建設に反対なんだろ」などといういわれのない言葉を気にしてばかりいるから。「そうです反対です と居直って押し返しなさいね。（相手は）議論しようとしないで、話しをはぐらかそうとするのだから」とアドバイスしておいた。
３月議会での質問予定日が休会となったので、明日開催される総務委員会の議案内容の検討。
昼過ぎに市役所に出かけ、問い合わせや情報収集。
以前から行かなければならないと思っていた、サイクスの事務所にでかけ、お目当ての人物と話してみた。
顔は見知っていたが膝詰めで話をするのは初めてのこと。結果、私の予想していた通りの、関西人特有のといったような性格を持った人物とみた。
竹林の七賢人とか白眼視とか伏魔殿とか、普段はあまり使わない言葉を聞いてタメになった。
それから、サイクスの防災担当者が何処にいるのかと、案内を請うたら、２階に、「西条市防災計画推進室」との表示があった。
やはりという感じ。
夜も予算書の内容検討。当初予算には総務所管の予算が各款にまたがって入っているので、それをチェックしておくだけでも長時間を要する。だが、これをやっておく事によって、行政の仕事内容があらまし理解できる。
スーパーの老朽建物をリフォームして使えば５億円安く図書館が出来ます。とさんざん言い募っていたのに、あげくに「あれは違っていました、リフォームの方が新築よりも２億円高く付きます」と修正した。
そのことを確認するための耐震診断に３０００万円使ったのだから、西条市は計７億３０００万円の思い違いをしたということ。
こんな重大なミスをしたら、普通の企業なら責任者が左遷されるか倒産の憂き目をみるところを、自治体ではなんのお咎めも無い。この場合の自治体は西条市と限定したほうが良いだろう。でないと、社会の基準通りかそれ以上にやっている自治体から、一緒にするなと苦情が来る。
自治体とはけっこうなところである。仕事のミスは不問に付され、今日もなんのおくめもなく仕事をしている。
（「それは違う、自治体ではなく市長と修正してください」と、真面目にやっている職員からクレームが出るかな。）
人のＨＰ日記をピラピラさせ、言いたい放題の権力者には目を向けず、そんな権力者が行う仕事にチェックを入れる片一方には厳しい倫理観を押しつけて、こき下ろしに掛かる輩の多いこと。
こんな、状況を世間一般では ダブルスタンダード というのだろうが、なんとも理解不能である。
もっとも、現代の日本社会が国会から始まって、世間の隅々までこんな自分だけに都合が良い基準が万円 違う 蔓延 していたら、権力者にすり寄り集団の中で安穏としているほうが住み易いのは確かなのだろう。
私などは物心付いたころから、大体が少数意見の方か個人行動が多いようなので、周囲に合わして自分の基準をその時その時で変えることなど、寝付きが悪くてやってられない。
けれど、人間長くやっていると、社会に存在するダブルスタンダードを前提として、その矛盾を付く事にある種の快感を覚えることもたまにはある。
そんな自分の中に出て来るひねくれ者根性と向き合い、それを取り繕うこともなく行動し出すと、また新しい視点が出てくるようではある。
市民が汗を流して稼いでいる中から支払ってくれた税金を、如何に有効に使うかチェックする。この単純明快な基準で自分を律していけば、それで良し。
議員生活１０年。様々な試行錯誤の中から、今あるこの基準で王道を進んでいけば、次に進むべき道が開け、取り組むべき仕事が向こうから転がり込んでくるからまた面白い。
ーーーーー
３月議会の質議質問３日目。８名の質問 終了。明日は休会。
| 2006年03月07日(火) |
３月議会 一般質問 議会規則１４４条による注意 |
２月２８日の日記に、今回の議会での 質議 質問 は 気が重い と書いたが、やはり私が予想していた通りの展開となった。
１０時前議場に入ると、市長が私の方を向いて紙をピラピラさせながら何か言っている。そら来た予想通りと感じながら、昨日に続いての議案質議を聞いていた。
午後から始まった一般質問の２人目、私の出番となり一回目の登壇で通告通りの質問を終える。これに市長が登壇し、文化会館に関する質問に対する答弁。
その中で、昨日の日記の内容に対する発言があった。
「議員に対して分かるように説明をしないということは、市民に対しても説明しないという事と等しい。
中身を言わないのなら、中身を覗いて見たくなるのが一色達夫。」
という下りがお気に召さないということのようだった。
いずれ３月議会での議事録が西条市のＨＰで公開されるだろうから、私のこの文章が的はずれかどうか分かるだろうが、サイクスへの委託事業に対する私の質議に対して、担当部長は尻窄みな答弁をしている。
議場での私の席からは聞こえなかったが、登壇して答弁する担当部長に対して、すぐ横に座っている市長から「そのくらいでいいぞ」と指示がでていたそうだ。
昨日の日記の文章は、この事を聞いていた故であるのに、自分が指示を出しておいて、私の日記の内容が気に入らないとは如何なものか。
二度目の登壇のおりに（何かあった時言おうと、昼食を食べていた時に頭に浮かんでいた）
「宏太郎劇場は聴衆の皆さんにはなかなか見応え聞き応えがあったようですね」と振っておいた。
再質問に対する市長と担当部長の答弁が終わり、つぎの議員が質問した後、暫時休憩となる。
議場の中の雰囲気で直ぐに、私の行いに対する何かを協議するために議会運営委員会を開くのだなと察しがついた。１０年もこの議場で言葉のやりとりをしていたら、次の展開は大体分かってくるものだ。
しばらくすると議長室に呼ばれ、「先ほどの言葉は議会での発言としてふさわしくないので撤回してください」と言われた。
私曰く「あの言葉を取り消していたら、誰も議場の中で自由な発言が出来なくなります。私はそんな先例を作りたくないので撤回しません」
休憩４０分後再開 再開冒頭議長より
「先ほどの一色達夫議員の二回目冒頭の発言に対し、西条市議会規則第１４４条の規程により注意します」との発言があった。
議会が終わり、西条市議会要覧を確認すると
西条市議会 議会規則 第５章 規律（品位の尊重）第１４４条
「議員は、議会の品位を重んじなければならない。」とあった。
「西条市総合文化会館の開館１０周年記念事業は考えるのか」との私の２回目の問いに対する市長答弁は「指定管理者制度を含めて検討・・・・」だったかで、最後の一番肝心なところが聞き取れなかった。
市民参加に関する質問に対しても、現状の取り組みで十分ということのようで、前向きな答弁がなかった。
情報公開や市民参加は、既に自治体運営の必須アイテムだと思うが、そうは思わない方がまだいるということのようだ。
他の議員への答弁から、サイクスが取り組む「食品加工流通コンビナート構想」の概要が近いうちに議会に示されるとのことが分かる。
言葉通りの素晴らしい内容のある構想なのか、それとも、リスクを全て市民が背負わなければならないようなものなのか、いずれ明らかとなるだろう。
それでも分からない事があれば、情報公開を求めるだけのこと。
ーーーーー
帰宅の車窓から見える空は、市役所○階のドヨーンとした空気を吹き払うように、青く澄み渡りもう春色。
| 2006年03月06日(月) |
３月議会 質議 を終えて |
今日の質議で、平成１８年度一般会計のなかにあるサイクス絡みの事を聞いてみて、私が感じている疑問が解消されたとは言い難い。
これから、このサイクス絡みの予算や活動について、過去の状況も含めて検証し直して行かなければならないようだ。
議員に対して分かるように説明をしないということは、市民に対しても説明しないという事と等しい。
中身を言わないのなら、中身を覗いて見たくなるのが一色達夫。
施政方針であれだけサイクスの宣伝するのだから、中身は光輝く玉があるに違いない。それを一部の人で暖めないで、みんなで眺めましょう。みんなの税金で磨いた玉なのだから。
代表質問３名。議案質議３名 終了。
それぞれのスタンスで理事者の方針を質し、平成１８年度西条市が進んでいく方向がそれなりに見えてくる。
夜、一般質問の文章校正。明日午後には出番がくるだろう。
| 2006年03月05日(日) |
３月議会 質議 質問 文章の修正 |
からりと晴れ渡る一日。
何もなければこんな良い日曜日はないのだけれど、明日から予定の３月議会 質議 質問 文章 の修正という大仕事で頭が一杯。
小松、ハイウエイオアシスで開催されているという 椿一輪展 にも行けずじまいとなる。
昼間のひととき、昨日と同じに 息抜きの麦の管理作業。
長い冬から目覚めたようで、一雨毎にその背丈を伸ばしだした。
「三日見ぬ間の青田かな」という言葉があるが「三日見ぬ間の麦背丈」である。
明日の議会。３４名いる議員の内で、こんな質議をするのが一人くらいいても良いか。
議場に入れば一人。誰も助けてはくれないし頼れもしない。自分だけの判断でモノを言うだけ。そして言った言葉に自分一人で責任を持つのみ。
質議、質問文章の加除作業。息抜きに麦の管理作業。
夜は、加茂地区での防災説明会に参加。
平成１６年の台風２１号の経験をもとに、既に昨年１２月自主防災会を結成し、規約作成、連絡網の整備まで終えている。
台風災害によって孤立した経験をもとに、衛星系電話を地区内４カ所に配備。公民館には 「愛媛県避難所用毛布」と明示された箱が６つあった。
災害に対する備えが進んでいるところもあるということ。
良い参考となる。
| 2006年03月03日(金) |
平成１８年３月議会 質問文章（案） |
通告に従いまして 一般質問をいたします。
私は、昨年３月議会での一般質問において、地域づくりにおける行政運営の基本姿勢として、市民との協動作業による諸施策への取り組みの考え方についてお聞きしました。
その趣旨は、過去の栄光よ再びと物質的豊かさを追い求める経済至上主義に決別し、真の心の豊かさを求める価値観でもって、各分野における状況を形作ることを考えるため、地域における自立した市民の存在を信じ、その力を環境保全・教育活動・防災活動・文化活動等、地域のあらゆる活動のなかに活かし、行政はその下支えに回る視点こそが求められるのではないのか。というものでした。
そんな考え方から平成１８年度の施政方針を聞かせていただいた時、その特徴として、「市民力」という言葉がキーワードとして１０回も使われ、「市民力」で満艦飾という様相を呈していると感じました。
そこで、市民が主体となり、行政との協動作業によるまちづくりを進めていく市民参加の しくみ として、今回提示した項目ついて質問いたします。
まず、行政が予定する事業の計画段階からの情報公開、パブリックコメント実施はどのようになっているでしょうか。市民参加の基本的事項として、事業の立ち上げの段階からの状況がどうであるのか。これまでの取り組み状況実績としてどんな事業でもって、どのような手段で公開や募集を行ったのか。またこれからの予定があればお答えください。
つぎに、行政が行う事業に対する意見を求めるための各種委員会、審議会への公募委員選任の取り組み状況と、これからの予定についてお答えください。
つぎに、行政が行う事業の内容を市民に知ってもらうための冊子等の発行についての問いです。
通常の予算書は「事業名」と「金額」が中心の記載で、実際の事業内容がわかりずらいものです。そこで、少しでも具体的な事業の中身を住民のみなさんに知ってもらうため「北海道ニセコ町」では「もっと知りたいことしの仕事」という冊子を作って配布しています。この冊子は町外の人も１０００円で購入することができます。
また、高浜市では「もっと知りたい市の仕事」として、ネット上に、事業の具体的内容と事業担当課、事後費、実施時期、実施場所、事業対象者等の基礎データを示している事例ああります。
市民参加を促すためには、このように行政の仕事内容を知らせる努力が必要と思いますが、西条市としての取り組む考え方についてお答えください。
つぎに、住民施行型公共事業実施の考えについてです。
つぎに住民投票条例制定の考えかたについてお聞きします。
地域担当職員制度についての質問です。
昨年１０月に参加したある研修会で、徳島県から参加していた自治体職員が、地域担当職員として地域課題に積極的に取り組んでいるとの話しを聞いて注目していました。西条市には、今現在各地区で開催されている自主防災組織結成のための説明会で、結成推進員として地域担当職員を自治会に対して提示しています。
今回の質問にあたり、各地での取り組み事例を調べてみると、香川県善通寺市等各地で取り組まれていました。その内容としては、市民と行政がお互い協力してまちづくりを進めるため、市民と行政を結びつけるパイプ役を果たすため地域担当職員制度を定め、その役割としては、・自治会等の会合に出席し、地域の課題、要望等を把握する。・行政の立場からその解決策を検討し、助言、協力を行う。等としています。
各地の先進自治体では、このような制度を要綱や規程として定めているとます。
地域をより豊かに作り上げていく作業には「市民力」高めることと同時に、地域づくりの専門職である行政職員の力すなわち「職員力」を利用することも必須と思いますが、現在進められている自主防災組織結成地域推進員制度を充実運営する考えについてお答えください。
最後に、西条市総合文化会館の運営についてお聞きします。
西条市総合文化会館は平成８年３月、地域の文化継承発展を計るため多くの市民期待の中オープンし早１０年を経過しました。
今日まで、その役割を遺憾なく発揮し、その運営によって地域の文化レベルの向上に多大な貢献をしてきたと思います。
１０年間の文化活動を振り返り、検証し、ここで一つの区切りとし、さらなる１０年を展望し行動する契機とするため、開館１０周年記念事業を展開する考えついてお答えください。
ーーーーー
もう頭が働かない。全然だめだ。続きは明日にしてもう寝る。
| 2006年03月02日(木) |
平成１８年３月議会 質議 文章（案） |
通告に従いまして 議案第１８号 平成１８年度西条市一般会計予算 「歳出」
について数点 質議を行います。
まず、７款１項２目 商工振興費として提案されている 第１３節 委託料についてお聞きします。予算説明書２２４ページです。
商工振興費委託料として提案されている事業の多くが、昨年は３目の産業情報支援センター費となっていたのですが、今年は、目が変更となっている理由をお答えください。
つぎ、委託料の中で産業情報支援センター「サイクス」への委託事業であると聞いている事業は
・「水と食」調査研究事業委託料 ５００万円
・「西条桂塾」開催事業委託料 ５３７万７千円
・食品加工流通コンビナート構想研究開発事業委託料 ２３０万円
・西条「水と食」ＰＲ事業委託料 ２５０万円
・企業情報発信事業委託料 ６３万円
・起業家マインド醸成事業委託料 ４５０万円
の６事業とのことです。この各事業ごとの事業開始年度、完了予定年度、事業の内容、事業のこれまでの成果及び評価、本年度委託業務の内容についてお答えください。
西条産業情報支援センターは平成１１年１１月にオープン以来、西条市の産業活性化のために活動してきたことは皆さんご承知にことと思います。
以来７年目の活動に入っている今日、サイクスでは様々なセミナー等が開催されており、私も出きる限り参加させていただき、著名な先生方のご高説を聞かせていただいていますが、私自身がこの方面の内情に疎いのかその成果がどのような形となって現れているのか、どうも見えないところがあります。
そこで、今回提案されている事業がどのような経過をたどり、どのような成果があったとの報告がなされ、その成果品が市民の目に見える形でどのように提示されているのか知りたいと思いますのでお答えください。
つぎ、７款１項３目 産業情報支援センター費についてお聞きします。
平成１７年３月議会において、サイクスの運営についての伊藤学議員の質問に答え担当部長が、この施設設立の趣旨を踏まえ、地域産業の活性化についての今日までの成果を述べています。この答弁をふまえ、今後予定している業務内容についてどのように考えているのかお答えください。
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つぎ、予算説明書２８２ページ １０款５項１目 社会教育総務費 のなかの永納山城跡発掘調査事業 ６７４万２千円についてお聞きします。
今からおよそ１３００年前に築かれた古代山城として、全国に２０カ所しかない貴重なものであるとして、昨年７月１４日、国の史跡に指定されたことは、西条市の財産が出来たということでまことに喜ばしいことです。そこで、私たちの地域の宝物として守り育て 後世に伝えていくための今回の事業と思いますが、この予算で進めようと予定している発掘調査の場所、その期間についてお聞きします。
また発掘調査を行うにあたっては、史跡の価値への認識を高めていただくよう現地説明会を開催する等の配慮をし、できるならば発掘ボランティアを募ることが望まれますが、今回はどのような体制での調査を予定しているのかお答えください。
同じく、永納山城跡保存管理計画策定事業 ５７５万円については、この事業で策定される管理計画の内容はどんなものなのか、また管理計画の目標年度というようなものがあるのかどうか答えください。
また、この貴重な史跡を保存・活用するため是非に進めなければならないと思われる史跡指定地の公有地化計画が、管理計画を策定するに当たって含まれるのかどうかお答えください。
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つぎ、予算説明書３０２ページ １０款６項１目 保健体育総務費のなかに提案されている 次世代育成支援スポーツ事業 ９２０万１千円についてお聞きします。
この名称での事業は昨年の９月議会で６７３万９千円が提案されました。
その時も質議させていただいたのですが、継続して行うようですので改めて
プロ 及びトップアマチュアを招いての教室等の開催をするこという事業の目的とするところをお聞きします。
さらに 平成１７年度実施事業の評価をどう考え、平成１８年度継続して事業を行うのかお答えください。
提案説明では、今回予定のスポーツの種目としては野球、剣道、陸上ということでしたが、その講師の予定者と種目、また事業開催時期、参加対象者と人数について種目ごとにお答えください。
事業費の内容は８４０万円が委託料とされていますが、各種目ごとの委託料をどのように積算して算定された予算であるのか、種目ごとの事業費内容をお答えください。
この事業の委託先選定の基準をどう考えているのお答えください。
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事前に準備して通告したつもりでもいざ文章を書き出すと、うろ覚えの部分や分からない部分がでてくる。だから資料を引っぱり出し、確認しながらの作業は瞬く間に時間ばかりが経っていく。
でも、資料を読み返すことによって、改めて見えてくるところがあるから充実したときではある。
特にサイクスに関しては
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質議文章の骨子はできた。ここからの推考で色を付けていく。
おや 私は一色か？？？？？。
３月１日は高校の卒業式があるということで、議会の開会時間が１３時からという変則的なものとなった。
それでも、質議 質問の通告時間はいつもとかわりなく、８時半に提出した２名で受付順の抽選となる。くじには弱い一色達夫は、やはり質議質問とも２番となる。
新年度議会であるところから、６日から会派での代表質問として３名が質問を行い、その後個人の質議と質問を分けて行うこととなっている。
そういうことで私の質議は５番目となり、６日の午後には登壇ということとなるだろう。質議が終わったあとの質問は、７日の遅くかもしくは８日の午前というところか。
質議は ストレートに産業情報支援センター（サイクス）絡みの６委託事業の内容と、サイクスの運営予算について。それに次世代育成スポーツ事業。
文化事業として注目するべき永納山城跡発掘調査事業の４項目。
質問は、大きく３点 市民参加行政の推進という件名で５項目。地域担当職員制度。西条総合文化会館の運営。
今回は２０分の持ち時間があるから、それを質議 質問 に１０分づつ振り分けて使うつもり。
質問のなかの 「西条市総合文化会館の運営について」は、会館が平成８年３月にオープンしてから、早１０年を経過したところから「開館１０周年記念事業」を考えてはどうか という趣旨での質問。
開館以来のこの１０年間の文化活動を振り返り、検証し、ここで一つの区切りとし、さらなる１０年を展望し行動する契機とするため、
予算を付けて記念イベントを組むも良し、市民のアイデアを募って盛り上げるも良し、自主事業や定例事業に「祝開館１０周年」とすり込むも良し、１年間を通じたキャンペーンを展開するも良し。
「ゼロ予算事業」として、地域活性化の一助となればそれもまた良し。
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