朝から新年準備の掃除や片付け仕事に没頭する。
金魚の水槽の水換え、玄関前の庭木剪定、事務所の掃除、カレンダーの交換、書斎の資料整理とちょっとした模様替え、日が暮れてから玄関に（早手回しに）国旗を掲揚とやること沢山。
仕上げは、玄関に南天と鳥の新しい絵を掛け、若松７本を生花で生け金銀の水引を掛け、戌の置物を添えて仕上がる。
床の間には、四国８８箇所札所の掛軸を掛けたままとなっているのだが、これは後しばらくはこのままとしておくつもり。
２００５年は様々あったものだ。
持ち越し仕事があることが気がかりで、新年を新たな気分で迎える気にはならないのだが、まずは区切りを付けること。
２００６年が穏やかな日々でありますように。
| 2005年12月30日(金) |
師走の風に追い立てられる |
年内に片付けようと思っていた用件を一日中やっていたのだが、行く先々は既に新年モードで用件が捗らない。
ここ数年で、正月休みが無い方々が多くなったようだ。
帰宅後は、とどこおっている片付けに取り掛かる。ネットも開かずに就眠。
| 2005年12月29日(木) |
経費節減が至上命題（指定管理者考�◆� |
それなりの組織がありきっちりと活動できていると見受けられるので、年に数度顔見世程度に訪れることとしていた施設について、伝え聞いた話では指定管理者選定にあたって利用者に不安が広がっているそうだ。
今日、その関係者に会う機会があったので、そのことについて聞いてみた。
話によると、既に応募があったということだが、その管理規定というのが委託料が職員２名でしか示されていないそうだ。現在は３名で行っているが、指定管理業者が決まったらそのまま再雇用してもらうことで話は応募業者としているのだが、それでもそのまま３名体制の維持はだめの見込みという。それに、光熱費も既に減らされてエアコンが使用できないので、利用者の保護者が持ち寄った石油ストーブで暖を取っていると不安げに嘆いていた。
自分達でＮＰＯを立ち上げて、管理運営をすればよいことは分かっていても、西条市の同様の施設利用者ごとに組織するのか、それとも一つにまとめてするのがよいのか意見がまとまらない。それに日々の生活を支えることが一番にあるので時間の余裕が無い。とも語られていた。
とりあえず３年、今手を上げておられる方にお願いして、その間に準備するよりしょうがない。とため息ひとつつかれた。
福祉、教育、文化、スポーツ。一つ一つ市民の理解を得ながら充実してきた様々な体制が、なんだかガラガラと音を立てて崩れていくようだ。
「次世代育成支援スポーツ事業」などともっともらしい冠を付けた事業には 大盤振る舞い するのに、その影で進んでいく伊藤市政の一面。
話された方は、公でお世話になっているとの思いからか、声高な批判の声は聞かれなかったが、こんなのを世間一般では、弱者切り捨て方針というのかな。
| 2005年12月28日(水) |
西条広報 情報満艦飾 |
年も押し迫り、そろそろ新年準備を始めなければならないのだが、なかなかそうはいかないのが辛いところである。
そんな中、新しい情報だけは次々に入ってきて、その分析がままならない状態となっている。
・水問題では、掲示板に貴重な書き込みをいただき、この問題の着眼点が理解できてありがたい限り。分析が進めば進むほどに、松山市が要求している工水の上水転用という事項が、西条市にとってどんな意味を持っているのかが皆様に明らかとなるだろう。
・西条市市役所内でまとめた１月行事予定表がＦＡＸされてくる。「視察」にいかなければならない行事が７つほどある。
・西条市広報が配布されてくる。新年の挨拶に彩られた内容に、新しい年への期待が高まるといいたいところだが。
広報をくまなく見ていると、写真一枚からでも様々な情報が得られる。
「次世代育成支援スポーツ事業」佐藤直子テニス教室の写真を見ていた妻が、「このラケット硬式のラケットじゃねえ。ここらで硬式やってるのは西条農業高校だけのはずよ。硬式と軟式ではラケットからガットからぜんぜん違うらしいけど、こんな小さな子が硬式一回習ってなんになるんだろか。」
と言うではないか。
このテニス教室が開催されたのは、神戸に芸術鑑賞に行っていた１１月２０日のこと。
例の「西条スポーツ・文化支援協会」の実績作りのために税金を使ってやっている事業。私的には神戸行で命の洗濯ができてよかった。テニス教室をま近で見ていたら、また怒り心頭で体に良くないところだったかな。
２６日の日記で書いたかの方は「子供達のために少しでも良いのであれば・・・」と言っていたが、すこしも良くないのであれば・・・・。
スポーツ関係は私の不得手分野なのだが、何事も広く深く知識と情報を吸収しておかないと、この仕事は勤まらないようだ。
私がサイクスのこと等々を批判しだしてから、広報にサイクス関連記事が目立ちだしと感じるのは気のせいか。
そんな情報が得られる広報。その内容の経時変化を観察するだけでも面白いですよ。
広報にやたら登場する例の水素吸蔵合金を使った冷却システム。年間何日位稼動しているのだろうか。
| 2005年12月27日(火) |
第８回 新図書館建設をすすめる会 への参加 |
１２月議会での新図書館関連予算の可決を受け、表記の会が開催されたので参加する。
年も押し迫っての会ではあるが、新年を迎えてからでは会の活動に滞りが出るためからの、この時期での開催のようであった。
議会内新図書館建設特別委員会での審議内容を報告するように求められたが、最終日の議会を「すすめる会」で傍聴して聞いたとおりであり、委員長報告以外には言うことがないのでそのままを報告。「フジの建物の耐震診断結果はいつでると言わなかったの」「図書館開館は当初の予定より遅れるのではないの」と聞かれても、そのような質問が出なかったのだから答えようが無かった。
会では今後の活動内容のアイデアを様々出して、わいわいがやがやと楽しくやっている。
ひとつの目指すべき方向を外すことなく、それに向かって良いと思われるアイデアはスーと取り入れようとする。そんな女性の姿を見ていると、なんとも柔軟でしたたかだなあと関心してしまう。そのてんで男は、すぐに理論を振り回したがるからなあと自分自身を反省するばかり。
「会として自分達が望む図書館のあるべき姿をまとめ、要望書として提出するばどうだろう」と少しだけ意見は言わせてもらった。
| 2005年12月26日(月) |
要請があれば子供達を参加させます（指定管理者考） |
今日から、公共施設の管理運営を行うための「指定管理者」の公募が始まった。
議員宛のＦＡＸによると、公募期間は本日から１月２０日までとのことだ。
私の感想としては、「年末押し迫って何をバタバタしているんだ」というところだろう。
１月２０日までの公募。それから書類を審査する選定委員会にかけ、選定。そして議会に同意案件をあげるとして、新年度４月からの導入ということなのだろうか。そうならば、３月議会前に臨時議会を開き可決を経なければならない。
でないと、３月当初予算に関係施設の管理運営費用の議案が出せない。
なんとも、時間ぎりぎりになったものだ。
その内容について十分な検討もないままに、既成事実のように体制が決まってしまう。いつもながらの伊藤市政のドタバタ劇。
それとも、すでに指定管理者の参入は内定でもしているのだろうか。
市職員がすでに具体的内容について関係者に打診しているとの話が、私のところまで聞こえてくるところからして、そう思わざるをえないふしがある。
具体的には既に２０日の日記に書いたとおり「西条スポーツ・文化支援協会」がどんなふうに出てくるのかということだろう。
公共施設の管理運営に何の実績も無い大阪の人が、市長と一心同体で、どんな絵を描いてくるのか。書類作成能力だけはＮＰＯ法人認可申請書類で実証済みだから、選考過程で関係者を篭絡するのはお手のものだろうから。
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９月議会が終わって、ＮＰＯ法人「西条スポーツ・文化支援協会」の県知事への申請文章を入手してから、この書類を持って、さまざまな方を訪ねて意見を聞いている。
そのなかでの事
市長は奇妙なことをするものですね。こんなやり方納得いかないし許せないと思います。しかし、私はそんな個人的感情を抑えて、この書類に書かれている事業への参加要請が教育委員会からあれば、子供達を参加させます。
どんなやり方であろうと、子供達の将来のために、少しでも良い事ならば、それを良しとしなければいけませんから。
それにしても一色さん。西条市民は、この市長の本性にまだ気づいていないのでしょうか。
と言われた方がいた。
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この話を聞いて、私はこの地域の政治を司る者の一人として、市民にこんな思いをさせるこの地の現状を申し訳なく感じるばかりだった。そして、私の持てる力の限りを尽くして、この問題に取り組むことを約束し席を辞した。
| 2005年12月25日(日) |
愛南町議会 指定管理者案件を否決 |
黒瀬ダム分水について、松山市議会が早期実現決議、西条市議会が水資源を守る決議をしたことを伝える２３日の愛媛新聞。その記事の左側に、愛南町議会が火葬施設への指定管理者導入についての同意案件を否決したとの記事が掲載されている。
指定管理者制度については、当初、その利点として、民間活力の導入、委託料を抑え管理経費を削減等といわれていたが、よくよく検討してみると、それは民間企業の採算ベースに合うごく一部の施設にしか当てはまらない「都市型制度」であることが理解されてきたようだ。
現に西条市議会でも、条例改正の時そう説明している。
それに、指定管理者には、首長や議員が影響力を及ぼす組織を否定していないところから、他自治体のなかでは論議を起こした事例がある。
愛媛新聞の記事には、「愛南町火葬施設に町内の葬祭業者を指定する案件を否決」と書かれているが、失礼を承知の上でよくあるパターンとしてこの文面から推察すると、町内に複数の同業者がいた場合、一社のみが公の施設を管理することに対する異論が出たのではないだろうか。
指定管理者制度のことを、どんなに綺麗に言葉を並べて説明してみても、公の施設を使って民間業者が金儲けをするのが現実なのだから、その選考過程で少しでも不明朗なところがあれば、地域住民からの異論が出ることは必至だろう。
さて西条市の場合、住民の間からそのような異論が出ないことを祈るばかり。最近西条に設立されたＮＰＯ法人に対し、「何かの隠れ蓑にＮＰＯ法人の看板を使っているのじゃないのか」との声が聞こえてくるからなおさらそう思う。
だが、あの市長なら、普段のサイクス至上主義の言動から推察して、金儲けしてなにが悪いと声高に言い募るかな。
日本は予測よりも早く人口減少を記録したそうだ。
とうとう来たかという感想だが、そんなには誰も驚かない様子である。
新聞紙上では社会に及ぼす様々な影響について特集していたが、この未経験な現象に遭遇して、政治もそれなりに対応しなければならない。
西条市での現状について、先に提示された「第３次介護保険事業計画」を見ればよく分かるようだ。
資料の４ページに、平成１７年度総人口は１１５５８９人が、平成２０年度には１１４３８９人との推計数が提示されている。西条市の人口は３年間で１２００人の減少という推計である。
また、それに付随して高齢化率は、平成１７年度２４，７％が、平成２０年度には２５，７％と１％の上昇と推計。
介護保険の総予算額は平成１７年度までの第２期に比べ、第３期は１１０、２％とある。総予算が１割り増しであるところから推察して、介護保険料も現行平均３３０３円から、上回ることは必至ということだろう。
地域での介護保険施設整備が進んでいる現状から推察して、平均額が４０００円近くになるのではないだろうか。
ーーーーー
人口減少時代に、社会をどう維持しどう発展させていくのか。
「分捕り福祉」「分捕り政治」では、どうにも維持できないところに来ていることは確かなことだが。
朝方、あることでの問い合わせ電話があったのだが、社会の現状を思い知らさ、自分の感覚とのあまりの乖離に、一日気分が落ち込んでしまった。
| 2005年12月23日(金) |
休養日 地域のクリスマス催し |
天皇誕生日。
日本海側では記録的な大雪が降っているが、愛媛は昨日よりは暖かくはなった。
昨日で議会の仕事がひと段落したので、今日は十分に睡眠時間をとりどちらかというと休養日。
年の瀬に向かって、片付けておかなければならない事に少しずつだが取り掛かりだした。年内に始末が付くかどうか分からないが、それでも日ごろの多忙に流され後回しとなていることを、取り返す期間となるよう励むばかり。
夜１８時より、飯岡校区の青少年健全育成協議会主催のクリスマスの催しに参加。お目当ては、東中音楽部の合唱。コンクールの時とは違うレパートリーを聞けて親としては満足。
| 2005年12月22日(木) |
１２月議会最終日 冬至水行 |
滞りなく といいたいところだが、それなりにいろいろあって、１２月議会が閉会した。
「ふるさとの豊かな水の継承に努める決議」は全会一致で決議される。
これを機会として、水という人間にとってなくてはならない物について、地域あげて考え行動していくこととなれば幸いである。
今日は冬至。
１９時より、恒例となった 極楽寺の冬至水行に参加。
今年で４回目となったが、気温零度という冷え込みのなか気合もろとも加茂川の水に肩まで浸かると、一年間の様々な重荷が綺麗に洗い流されるようだ。
今年は女性１４名を含む総勢５０名ほどの参加であった。水から上がり柚子湯で体を温めた後の語らいでは、それぞれが人生の様々な思いを持ってここに集っていることが分かり、しんどい社会に生きる苦しさは誰もが同じであるといまさらながら感じるばかり。
今日を境として日は陽に転じ、太陽が精気を増していく。
一陽来復 六根清浄
なかなか邪念は祓えないが、それも一色達夫の一部。すべてあるがままに、思いのままに さあこれからも邁進するばかり。
| 2005年12月21日(水) |
第３期介護保険事業計画 |
平成１８年度から平成２０年度における介護サービス量を記した 資料が送られてきた。
平成１２年度から始まった介護保険制度も、すでに定着したようだが、年を重ねる毎に総費用が増大しているようだ。
日本が急速に高齢化社会に向かっている現状からして、それは必然的ではあるが、他の税金やその他諸々の負担が大きくなっていく中、介護保険料ＵＰは更なる負担となる。
そんな現状を回避するための方策を、第３期介護保険事業計画の中に盛り込まれるようだが、その内容が私にはいまいち分からないのが本音ではある。
明日の１２月議会最終日、このことについて全員協議会で説明があるとのこと。
事前に資料に目を通しては見たが、分からないところが分からない。
ファイルしている資料の中に、「介護予防は有効か ０６年度から段階的導入へ」との新聞記事があった。ここのところが重点項目なのだろうが。
| 2005年12月20日(火) |
指定管理者の導入に注目 |
愛媛新聞に「指定管理者制度」導入について特集されている。
この特集記事についての私の評価としては「この制度についての問題点を地方紙らしく指摘している点は評価し、導入に向け県下の状況分析しているところも参考となる。が、公が担うべき各種施設の運営を、これからなぜ縮小していかなければらなないのかという視点からの評論が欠如し、現代社会の進むべき方向性を示唆するところまでには至っていない。」というところだろうか。
記事を評価する点から一点「指定管理者制度導入の問題点」として指摘する「公募１８％民活ほど遠く。都市型制度過疎地は困惑 難しい受け手確保 コスト削減なじまぬ施設も」を拝借して私が評論すれば、
以前にこの日記に書いた「指定管理者制度は性質の悪い制度である」との文言がいまさらながら思い出される。
公の施設というものは本来、民間での採算ベースに合わない部分を補い、等しく住民福祉の向上のために税金を使って（採算度外視で）整備するべきものである。それを、さかさまにして「民でできるものは民で」と言ってみたってどだい無理というものだ。
そんな道理が分からずに記事を書いて表題をつけるのだろうかね。
そこを分かっていながら記事を書いているから、だから公の施設縮小の評論が欠如しているということだが。
ーーーーー
今日の本題
指定管理者を公募したのが１８％にとどまっている点に注目して、西条市では今後どのようにするのかを考えることだ。
私はたぶん公募だろうと推察している。
それから、市長が社長を務める「産業情報支援センター」の大株主で、取締役でもある小林義明氏が、理事長として立ち上げた「ＮＰＯ法人西条スポーツ・文化支援協会」を、指定管理者としてすんなりと指名できるのかという点であろう。
一応公募のスタイルを採り、応募が重複すれば競わせて、至上命題である経費削減の実を取る。応募がひとつならばそのまま指定ということで決着。
ということだが、そう旨く事が運ぶかどうか。
市長は何を考えて「ＮＰＯ法人スポーツ・文化支援協会」立ち上げに際して「次世代育成支援スポーツ事業」というもっともらしい名称はつけているがその実際は異常な支援策を与えたのか。
「質の高いノウハウの提供者です」などという説明で済ませられる問題ではない。西条市が大枚な税金をつぎ込んで行ったスキルヲーク教室を、助成事業を導入して地元持ち出しゼロで行った事例もあるのだから。
小林義明氏は、大阪から西条に何をしに出てきているのか。
西条市が気に入って、私財をなげうってこの地に貢献したいというのなら大歓迎。それなら私も親しくお付き合いしたいものだ。
この２点に注目。
| 2005年12月19日(月) |
新図書館建設調査特別委員会の傍聴 門前払い |
１３時半より新図書館建設調査特別委員会が開催される。
この問題、市民の関心も高いところからか、傍聴議員が１３名もいた。
冒頭、「西条市図書館建設を進める会」の４名から出された委員会傍聴の希望を、委員長からの「この委員会の傍聴は不許可としたいがこれに異議はございませんか」との発言があり 委員数名よりの「異議無し」との声により不許可となる。
委員会での審査内容は、すでに新聞紙上に掲載されている事項であるのに、議会のこの閉鎖性はなんとも前時代的といえる代物。
議会の趨勢は、新図書館を良いものとするため、関心のある市民とともに、広く議論を深めようとの雰囲気では無いということが、今回の態度で明らかとなったようだ。
ーーーーー
平成７年に私が議会に初めて出てきた当時は、良かれ悪しかれどんな議員でも一応意見は言わして見て、議論を深めその上で案件に対する理事者と議会との意見調整を図ろうとの空気があった。
議会という言論の府としての権威を高めようとの度量を先輩議員の意識の中に見て、私自身良い勉強をさせてもらったと今では思っている。
が、今日のような態度が蔓延している現在の西条市議会は、以前と比べてどうも人物が小さい方が多くなったものだと実感するばかり。
この機会に加えて言うなら、一人の質問発言時間を一議会１５分しかも２回までの登壇というような、自分達で自分達の発言を制限してしまう制度など、議会の存在意義を失墜させてしまうばかりだ。
ーーーーー
ネットというこの極めて有効な手段でもって、今日の出来事など口を極めて罵りたいところだが、これくらいにしておくか。
これくらいなら懲罰にかけることもできないだろうから。
ーーーーー
そうそう、肝心の議案に対する審議内容は
・用地の買収単価。
・所有者が補償費でもって３月までに更地とし 購入
ということが明らかとなった。
| 2005年12月18日(日) |
西条市水資源対策調査研究会 の設置 |
１６日付け 西条市生活環境部環境課 よりの議員へのＦＡＸ連絡全文
議員各位 「庁内組織の設置について」
地下水及び水資源の保全及び活用について調査研究を行うため、下記のとおり庁内に組織を設置しましたので、お知らせします。
記
１）名称 西条市水資源対策調査研究会
２）設置の目的
�．瀬燹�市内河川の保全及び活用に関する調査研究を行う。
��地下水の保全及び活用に関する調査研究を行う。
��その他水資源の保全及び活用に関する調査研究を行う。
３）委員 助役を会長とし、収入役、教育長、監査委員及び部長職員で組織する。
４）設置期間 平成１７年１２月１６日
ーーーーー
見てのとおり黒瀬ダムの水を松山に送ることを検討することなど、どこにも触れていない。
明比県議のＨＰに掲載されているとおり、県議会での検討は、現在県の公営企業会計で運営されている工業用水事業が、平成１９年度より本勘定になることにともない事業の採算性などを考えるためである。
このことは愛媛新聞１１月２５日付け「県議会特別委員会」の報告として掲載されているが、ここに｛「松山分水」は明記せず｝との この新聞特有の煽りのための表題をわざわざ付ける行為が見られる。
この新聞に代表されるように、今後も、人の気持ちを もてあそぶ ような行為が続くだろうが、西条市民は動揺することなく、これを良い機会として「人間の生命の源 水」というものについて腰をすえて考えていくことだ。
物事の根本は、私のＨＰ掲示板への投稿にあるとおり、県事業の赤字穴埋めのために西条市民の貴重は財産をなぜ出さなければならないのかということ。それに、赤字補填という理由のため、４００億になろうかという新たな投資をしなければならないのかということ。
まあ、この新たな投資は松山市民が支払うものだとは思うが、県予算を投入するとなると、また話が違ってくる。県財政が破綻寸前であるのにね。
これだけの投資をして、工業用水を常時松山が買うのかということも疑問。
１０年に一度の渇水時だけ水を買うのだったら、ダムの水需要はそんなには増えないということなのだが。
さまざまなデータを検証してみると、この計画おいそれとはいかないような気がしてくる。
| 2005年12月17日(土) |
図書館 水 指定管理者 みんな覆て雪が降る |
・新図書館建設は、土地取得予算が出たことで一つ状況が動き出した。
・水問題は、何だか訳が分からないままに、いつの間にか西条市の重要課題となっている。
・公の施設への指定管理者導入問題は、来年度導入に向け、そろそろ行政内での動きが出てきそうだ。
・地域の農業問題も待ったなし。
そんな重要課題が大挙して迫ってきて、どうにも消化不良気味ではある。
一人で背負い込まなければならないほど、時間も能力も十分でなくましてや役に付いている訳でもないのに、気持ちばかりが入れ込んでイライラが募るばかり。
社会では既に年の瀬を控えて人の気持ちも気ぜわしげに、地域課題に取り組む雰囲気が希薄との風評。
一級の寒波来襲で四国地域も雪景色。こたつに入っていても腰のあたりがしりしりと冷え込むと思ったら、ＴＶに高速道路通行止めのテロップが流れた。気温に合わせるように私の気持ちも冷え込むばかり。
| 2005年12月16日(金) |
愛媛新聞社説 黒瀬ダム分水 への異議 |
１２月１６日付け愛媛新聞 社説に 黒瀬ダム分水「西条の市民感情に配慮し協議を」が掲載されている。
この新聞の報道姿勢から、そろそろ支局長か誰かが、この 問題 について特集記事を書くだろうと予測していたら 案の定 書いたか。というのが私の感想である。
文面は一件まともなことを書いているように読みとれるが、この社説とんでもない考え違いをしている。
黒瀬ダムの水を松山に分水するのが既成事実のように書いているが、とんでもない煽り記事だ。
もう一つ言えば 大衆迎合 権力へつらい 文でしかない。
物事の深層も判断せず、表面上に出ている情報を並べただけである。そして、西条市民の最も大切に思っている水を、あたかも松山市民のもののように扱い、よって西条市民を いたぶる 行為が文面を占め、朝一に読んだ私の心を一日憂鬱なものとした。
この社説を書いた論説委員は文面から判断して、私が過去この日記で批判した「自治体職員の削減について」の社説を書いた人物だと推察している。
今日の社説を読んだ人がいたら、私のＨＰ掲示板に書かれている投稿文と、明比県議のＨＰ（私のＨＰトップページリンク集からアクセスできます）文章「黒瀬ダム水問題」を読んで見ることをお勧めする。
そうすれば、私が愛媛新聞社説を批判する判断基準が、どこにあるかお解りいただけるだろう。
最近の愛媛新聞のこの問題にたいする報道姿勢は、西条市民の目から見れば憤りを感じるほどである。
町ネタ記事と共同通信による配信記事は たまにためになる から購読しているが、そうでなかったらとっくに止めているところだ。
町ネタ記事も最近は遅れ気味で、お役所がらみの記事ばり熱心に書いているようなところからも、余計にそう思う。
| 2005年12月15日(木) |
総務委員会議案審議 増税の足音 |
１０時より「総務委員会」の議案審議。昼過ぎには終了。
委員会の中で、税金に関する事が２件あった。ひとつは「愛媛県地方税滞納整理機構」の設立について。もうひとつは「サラリーマン増税、消費税引き上げなど、大増税に反対する意見書採択の請願」の審議。
愛媛県地方税滞納整理機構は、財政の悪化に歯止めを掛けるひとつの手段として、悪質・大口滞納者からの税の徴収を進めるため、県下２０市町からの出資をもとに組織するもの。９月議会で、その大まかな内容はでており、今回は規約の承認を得るための議案。
請願については委員より、採択、不採択両方の意見が述べられる。
このところ、道路特定財源の一般財源化の話や、定率減税の廃止の話、等々、景気が上向いてきたこの時とばかりに増税の話が目白押しである。
タバコ税の増税は良しとしても、あとのことは、低所得者やサラリーマンには痛い話である。
税は、資本主義経済社会、民主主義社会を支える基本の制度であるが、その本質的なところを抜きにして、取りやすいとことから取るという安直な姿勢が見られ嫌になる。これも保守政党の圧勝という民意に基づく選択であるのだから、予定のコースを走っているといえる。
やがては消費税の税率アップも必至の情勢。
庶民はそんな不満のはけ口を、バッシングの相手をとっかえひっかえすることに見いだしているばかりのよう。そんな社会は、いずれ天に唾することになると知ってか知らずか。
朝７時の気温−２℃。
| 2005年12月14日(水) |
品目横断的経営安定対策 |
国の農業政策が平成１９年度から大きく転換する。
そのことを地域の農業者は既に知っているはずなのに、そのれへの対応が出来ているのか今だその動きが見えないようだ。
大規模農家は、死活問題だからなにをさておいても用件クリアに向け準備を整えるが、その大部分を占める小規模農家では、しんどくなったら止めたらよいと諦めムードが蔓延しているようだ。
西条市は線引きが解除になって、農地の宅地転用がたやすくなったのだが、そんな状況が余計に農地に対する慈しみの心を萎えさせているようにも見受けられる。
でも、転用で宅地になったり商業地になったりしているのは、市街地の便利な場所のみで、いったん郊外に出れば下水の通っていない箇所などは開発の波は素通りしていく。
地域内での食料自給率向上のためには、耕地面積の確保とその耕作者確保が至上命題なのだが、現在のような安定収入が見込めない農業経営では、その達成は至難の業。
ここで愚痴っていても何の解決にもならないのが分かっていながら、だらだらと衰退していく地域農業の現状に、ため息ひとつあり。
ーーーーー
年が明けたら、地域の主だった人に声を掛けて見るかな。
| 2005年12月13日(火) |
１２月議会 質議 質問 ２日目 |
１２月議会の質議・質問 ２日目。１０時から開始。
家を出る時の気温１℃。強い寒気団が日本列島を覆い、真冬の風景が体全体にまつわり付いてくる。
昨日で私の出番が終わったので、今日は皆さんの発言をじっくりと聞かせてもらう。発言者は６名、それぞれ地域課題や懸案事項を取り上げ、理事者の考えを質す。
地域審議会や地域懇談会では出てこない、行政課題が提示されるところはさすが議会、長年勤め上げている知識と経験の部分もうかがえ、いまだ参考となるところが多い。
１４時半には終了。質議・質問に３日間の予定であったのに、１２名の登壇で１日を残す事となる。民主主義の基本は議論であるのだから、この状況を議員全員が真摯に受け止め、改善を図っていくことが望まれる。
議場では、それなりの丁々発止のやりとり。休憩中、議員控え室や廊下でも議員や職員、理事者それなりのやりとりが展開される。そんな一言一言がこの地の政治状況を形作っていく。
げに議会とは、まか不思議な別世界。
議会が終わり、見ると外は雪が舞っている。このところ暖冬が続いていたのでなんだか余計に寒さが厳しく感じるばかり。
時間が空いたのだが、別の仕事にかかる気力を萎えさせるこの天気である。
| 2005年12月12日(月) |
１２月議会 質疑・質問 １日目 |
平成１７年１２月議会 質疑 質問の１日目。
１０時からの開会に、傍聴者多数、報道機関も多数。
報道機関の目的は、水問題に対して市長がどう答えるかを報道するため だけ のようだった。
その光景は、近頃流行の言葉で表せばメディアスクラムというのだろうか。
西条市民にとって生活に影響をおよぼす重要課題は多数ある。
そんな事はこの方々にとって何の興味も無いのだろうか。水問題が終わったら潮が引くようにさっさと議場から引き上げた。
大都市の住民ばかりが興味を印しそうな問題を取り上げ、集中報道で煽り立て、それやれされやれで事が動いたら ハイ一丁上がりかえ。なんともお手軽な方々だと現代社会の一面を見るようで興味深かった。
その中の一人が、一色さんは分水問題に反対なのですかと聞いてきた。即座に、そうです反対ですと答えた。
この記者みょうな事を聞くものだと思った。西条市民の中で 分水賛成です と言う者がいるとでも思っているのだろうか。
ーーーーー
このところこの問題でメールを多数いただいている。
今日、掲示板にも長文の投稿があった。問題点を良く指摘されていて参考になりありがたい。
一人二人が動くのではなく、問題意識を持つ者が多数声をあげることが民主主義社会では一番大切なことだ。
ーーーーー
質疑・質問の私の登壇は４番目。一回目の質疑・質問を終え、壇上の残り時間表示を見たらあと２分。３分あると踏んでいたのにと、２回目の登壇での質問をはしょる。でも要点は押さえられたかな。
何度やっても反省点ばかり。
ーーーーー
帰り足で、花の稽古に向かう。柳・ガーベラ・椿・赤の大輪菊・白の小菊と、何とも季節感のない取り合わせだったが、結構上手く入った。
質問を終え緊張感から解放された心の内が、やっぱり現れてくるようだ。
夜は久しぶりゆっくりとＴＶを楽しむ。今日は新聞休刊日。
明日は雪が降るそうだ。
| 2005年12月11日(日) |
質問 ＮＰＯ法人の育成策について（全文） |
西条市におけるＮＰＯ法人育成の取り組み姿勢についてお聞きします。
特定非営利活動促進法 約してＮＰＯ法は、１９９５年１月１７日に発生した阪神淡路大震災を契機として、１９９８年３月に議員立法により成立しました。
この法律の制定を契機とし以来今日までＮＰＯ活動は成長を続け、社会生活の多くの場面でその存在が認められるようになってきたように思います。
現在、愛媛県での認証済み団体は１８９。西条市では５団体が結成され活動しています。
今日の政治状況が、国 地方を問わず財政状況の悪化に対応するため、「小さな政府」「小さな行政体」を目指す方向にあるなか、公共活動の一翼を担うパートナとしてのＮＰＯ法人の存在が、大きくクローズアップされています。
その一例としては、公共施設の管理運営を行う指定管理者として、ＮＰＯ法人が参加できるようになったことが挙げられます。
そんなところからの今回の質問ですが、ＮＰＯ法人育成に対する取り組み姿勢と通告しました。
本来、ボランティア活動やその延長線上にあるＮＰＯ活動は、市民の自発的自主的意思に基づくものです。そのような地域活動が芽生え成長するよう、行政はその地域の進む方向性を積極的に公開し、情報提供や意識啓発活動を行ってボランティア団体やＮＰＯ団体等の公共的住民活動を側面支援を行っていくことが望まれます。
そのような観点から西条市の現状を俯瞰した場合、私はいささか心許ないと感じざるを得ません。
しかしここに来てにわかに、１１月に認証を受けたばかりの、
「ＮＰＯ法人西条スポーツ・文化支援協会」に対して、その活動に積極的に行政が関わっていますが、これまでの行政の姿勢から考えて違和感を持ちます。
この「西条スポーツ・文化支援協会」がＮＰＯ法人としての認可を受けるため８月１日に県知事にたいして提出した資料には、先の９月議会で提案された
「次世代育成支援スポーツ事業」が、平成１７年度中の事業計画として書かれています。
このまだ認証を受けていない段階のＮＰＯ法人に対して、それほどまでの親密さはどんな理由によるのか。
役員が全て西条市に住所を有しないＮＰＯと、西条市で長年活動している他の団体との対応の差が、どうしてこんなに違う行政の姿勢なのか。
私には、ＮＰＯ法人に対する西条市の育成姿勢が理解できません。
「西条スポーツ・文化支援協会」が県知事に対して提出した資料には、理事長小林義明とあります。この方はアシュフォードジャパンという会社の社長をかねておりアシュフォードジャパン社長小林義明氏は「西条産業情報支援センター」の取締役をしています。この支援センター（サイクス）の社長は伊藤宏太郎西条市長ですので、そのようなところからも市長にお答えいただきたいと思います。
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質疑と質問の文章全て出来上がり、通して読んでみたら １４分もかかってしまう。私の質疑質問の持ち時間は１５分。
それから、文章の削除にかかり夜中の２時過ぎまでかかってようやく１２分に縮まった。
明日に備え、日記も付けずに就眠。
| 2005年12月10日(土) |
質問 市有墓地の管理状況（案） |
行政が担う仕事は「ゆりかごから墓場まで」といわれます。
「ゆりかご」の部分については、社会の少子化のなかで、次世代育成支援事業に代表されるように注目され脚光を浴びているように想います。
しかし、人生の終焉の部分については、どなたでも一度は平等に経験する事でありながら、あまり触れられることはないように想います。
そんなところから、今回西条市の墓地管理の現状についてお聞きします。
西条市例規集の中には西条市墓地条例がありますが、この条例は、合併前の東予市墓地条例及び小松町墓地条例を元に、旧丹原町を含めた７つの墓地を新市で引き続いて管理するため、平成１６年１１月１日から施行されています。
この条例には含まれていない市有墓地を管理するための規定としては、西条市例規集の中に、「西条市墓地施設整備事業補助金交付要綱」があり、この要綱によってなされる事業には墓地道路整備事業と墓地災害復旧事業が補助対象事業として規定されています。
この「西条市墓地施設整備事業補助金交付要項」は、合併前の東予市と丹原町での補助金交付要綱を引き継ぎ、新市全体の市有墓地を管理するために、平成１７年４月１日から告示施行されています。
旧西条市では墓地条例の規定が無く、墓地施設整備事業補助金交付要綱についても定められいませんでした。これは、市内各地に点在する市有墓地のこれまでに至る管理形態に、様々な事情があったところによるようです。
そんなところからもこのような要項にはなじみがなかったのですが、本年４月１日に施行された要項で、墓地管理の形態が明確となりましたので、この最、その状況がでのようであるのかを明らかとするため質問いたします。
まず、西条市墓地施設整備事業補助金交付要綱 第１条 に規定された
自治会又は墓地管理委員会等が管理する市有墓地は、現在どのようになっているのかでしょうか。旧市町について、場所とその数はどれくらいになっっているのか別々にお答え下さい。
そのような、自治会等が管理する市有墓地はそれぞれ管理規定というようなものが定められているのでしょうか、その整備状況についてお答え下さい。
また、 管理者の明確化のため市有墓地であるとの明示、管理所は誰であるのか、利用規程がどのようになっているのか等を表示した、看板等の整備状況はどのようになっているでしょうか、お答え下さい。
以上、市有墓地の管理状況についての質問です。
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この項目の質問については、もっと内容を増やしたいところだが、質問時間が限られているので、一度答えを聞いてから次の段階に進みたいと思っている。
ひとつひとつの箇所について、明確化するのが一朝一夕にいかない事情もあるし。
| 2005年12月09日(金) |
質疑 新図書館整備事業について（案） |
歳出 １０款５項１１目 新図書館整備事業費 新図書館整備事業として
３億６１８６万３千円が計上されていますが、これに関連して何点かお聞きします。
今回提案されているこの予算は、本年６月議会で可決された新図書館整備事業費３３６５万７千円をもとにした新図書館建設の推進過程の中から出てきたものであると思いますが、ここで一度、これまでに到る経緯について若干触れておきたいと思います。
新図書館建設について行政の具体的な動きは、平成１１年６月議会における「新図書館建設調査研究費」１００万円の提案として出てきました。
しかし、この予算を使った調査研究の報告がなされないまま終わったことは、当時を知る議員の方が本議会にもいらっしゃることですのでご承知のことと思います。
次に、新図書館建設についての行政の動きは、平成１５年当初予算に「新図書館建設構想検討事業費」１６４万円が提案されたことです。
この予算を使った事業では、検討委員会委員１４名を選任し、図書館先進地の調査研究として川之江市 丸亀市 島根県出雲市 同県斐川町 滋賀県山東町近江八幡市の図書館視察を実施し、また平成１６年２月から実施された「新図書館建設に関する市民アンケート調査」の結果を踏まえて、平成１６年３月に「新図書館構想答申」にまとめられています。
この答申を受け、平成１６年８月に庁内に設置された新図書館建設検討プロジェクトによって、新図書館の建設場所が決定され、同時にクリニック跡周辺についての現状と課題として「クリニック跡地だけでは面積的に狭いため、周辺の三河屋、フジの敷地との一体利用が不可欠であり、土地買収における取得費の高さを考えた場合、既存建物のリフォームと一部増設による経費節減にもつながる」とうい方針が示されたわけです。
このように、新図書館に想いを寄せ、理想の図書館づくりのために知恵を出した検討委員会委員も、図書館アンケートに答えた多くの市民の方々も、さらには新図書館に期待する市民の誰もが、新築として疑わなかった新図書館の建設が、具体化する段階において「土地買収における取得費の高さ」という理由によって、築後２７年という老朽化したスーパー施設のリフォームによる建設という方針が出てきたということです。
そこで、今回の用地購入費と支障物件等補償費の妥当性についてどのような検討がなされたのかお聞きします。
・まず、全体計画予定地の内、今回分割購入に至った経緯についてお答え下さい。
・次に、用地購入費２億６３８５万６千円の算定根拠についてお答え下さい。
・また、支障物件等補償費９８００万７千円の支障物件の内容、補償の内容についてお答え下さい。
・新図書館構想答申に基づく、今後の事業の実施方針についてお聞きします。
この構想答申を、各地での図書館建設から運営までを手がけた経験の豊富な方々に読んでいただいたその評価は、「良く出来ている」というものです。
構想の５ページから６ページに書かれている「図書館整備にあたっての重点事項」には、新市全体の図書館サービスを向上させる中核図書館、だれもが気軽に利用できる図書館、まちづくりに役立つ図書館、市民・ボランティアとの連携を推進する図書館 等 １１項目にわたって示されています。
そのような良くできた構想を実現するため、１５ページには「設計にあたっては、新図書館建設構想を基本とする、新しい図書館に関する知識と経験のあるスタッフによる｛図書館建設準備室｝の設置が求められる。｛図書館建設準備室｝は、検討の過程において必要と思われる場合は、適宜市民の声を聞くことが望ましい。」と記しています。
私は、新図書館構想に示されていることを踏まえ、多くの市民の意見に耳を傾け、その想いを実現するよう努力することによって、西条市にとっての理想の図書館が出来上がると考えます。
このようなところを踏まえて、今回の予算提案に当たって、新図書館建設に向け、今後の事業実施の方針をどのように考えているのかお答え下さい。
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一日、１２月議会の質疑・質問文章の作成にあたる。けれど、仕事がはかどり出すのはやっぱい夜遅くなってからだ。
| 2005年12月08日(木) |
質疑 担い手支援水田畦畔整備モデル事業（案） |
平成１７年度 第６回 １２月定例会 質疑
2005年12月12日 一色達夫議案第１３４号 平成１７年度西条市一般会計補正予算（第６回） 歳出
◎６款１項６目 農地費
県単担い手支援水田畦畔整備モデル事業費補助金 １０９万２千円
（ア）事業の内容、負担率、継続年数について問う
（イ）事業の県下での実施状況はどのようになっているのか。
（ウ）西条市における事業の予定地、実施面積、畦畔の状況、実施主体
（エ）事業の今後の展望について問う。
通告に従いまして質疑と質問をいたします。
まず、議案第１３４号 平成１７年度西条市一般会計補正予算（第６回）のうち、歳出６款１項６目 農地費 県単担い手支援水田畦畔整備モデル事業補助金についてお聞きします。予算説明書３８ページに１０９万２千円が提案されています。
この予算の提案説明によりますと、水田畦畔の維持管理労力の軽減や農地・農村景観の保全を促進するため、畦畔法面等における低草植物の植生に対して助成する とのことで、実施予定地は丹原町徳能・石経（いしきょう）高知地区とのことでした。
この事業については新規のようでしたので、早速にネット検索してみました。それによって私が把握できた内容としては、センチピードグラスという外来種の低草植物を畦畔等に繁茂させ、それで雑草の繁殖を押さえることにより、中山間地農業にとって大きな労力を必要とする畦畔管理等を省力化するため、最近各地で導入がされている方法のようです。
そこでお聞きしたいことは、まず、県から示された事業の内容についてなのですが、どのような効果が期待されるものなのか。またこの事業を実施するにあたっての補助率や継続年数について。そのような補助採択基準というものがどのようになっているのかお答え下さい。
また、県単独事業として、県内各地でのこの事業の実施状況はどのようになっているのでしょうか。実施の場所や件数についてお答え下さい。
西条市における事業の予定地は丹原町徳能 石経 高知地区とのことですが、この事業実施予定地の実施面積、畦畔の状況、実施主体についてお答え下さい。
事業の今後の展望についてですが、このモデル事業をどのように地域的展開を図っていくつもりなのか。地域農業の担い手が得られにくい中山間地や、農業従事者が高齢化した地域において、この新技術は注目されまた期待されると思いますので、市における取り組み方針についてお答え下さい。
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今日は一日資料整理と１２月議会での質疑文章の作成に費やす。
外来種のセンチピードグラスという植物を使った畦畔管理方法は、日本農業新聞にも紹介されていたようで、我が愛媛県で実施されることとなったことは注目される。
畦畔や耕作放棄地の夏場の雑草刈りやトラクタ耕運は、やっている者にとっては重労働。そんな労働が少しでも軽減され、地域の景観保全に役立つ方法として普及すれば有り難い。そんな期待を込めての質疑としたい。
今日は父の誕生日。生きていれば満９８才、数えで１００才となるおめでたい日となるはずであった。
今日という日を選んで、納骨を済ませた。
昨日の雨風とは違い北風が肌にしみるものの日なたでは暖かい午後、真新しく出来上がったお墓の前で、遠くに住んでいる兄弟もそろいお寺さんをお願いして心ばかりの法要を営んだ。
合併後の議員在任特例が批判を浴び、議会が解散したその日に、待っていたように父が旅立って以来、今日まで慌ただしく時は過ぎ去っていった。
そんな日々の慌ただしさは、心の中にぽっかりと空いた隙間を埋めこの世の無常をを感じる間もないものとはなったが、家の中の火が一つ消えることはやはり寂しさを禁じ得ない。
７０才まで様々な務めをこなし、その後は悠々自適で天寿を全うしたした父との関わりから、世の中の様々な事を教えてもらった。
なかでも、年を重ね次第に衰える体力から必然的に必要となる家族介護については、介護保険制度の制定よりかなり以前から、自身の関わりのなかからその有り様を考えるよすがとなったと振り返る。
輪廻転生 生々流転 天上天下唯我独尊
どんなにあがいてみても私は父の子、この体と性格を大切にそして磨きを掛け、これからの人生を歩んでいくのみ。
そんなことを考える 今日は大雪。
| 2005年12月06日(火) |
平成１７年度１２月議会の開会 |
１０時より「平成１７年度１２月議会」の開会。
開会後、平成１６年度決算について、決算特別委員会の審議内容の委員長報告。質疑、討論のあと採決。
その後、１２月議会に上程された議案についての説明。
全員協議会の開催を経て、今日の日程は全て終了。
昨日は、徹夜で質疑・質問の内容を検討。
議会開会に先立って通告を済ませる。それでも私よりも早くに通告をした議員が３名。１２日からの質疑・質問の私の順番は４番目となる。
質疑・質問にあたっての事前リサーチを少し実施。帰宅、資料の整理少々。
入浴、食事後、こたつでちょっと横になって、次に気づいたのが夜中の３時。寝床を移動そのまま就眠。
| 2005年12月05日(月) |
西条における公共活動の発展�� |
１日に東予地区地域審議会を傍聴に「東予福祉センター」に行ったたおり、７月１１日に報道された西条市社協による「災害ボランティア手引き」をいただきに「西条市社会福祉協議会」の窓口を訪ねた。
以前９月頃だったか、西条市総合福祉センター内にある西条市社協西条支部の窓口に、この手引きをいただきに行ったのだが、まだ会長決裁がおりていないので渡せませんと言われていた。そこで、もうそろそろ出来上がっているかと思っての社協本庁の窓口を訪ねたのだ。が、１日にも「まだ正式なものを出せません」と断れてしまった。まあ、これが西条市社協の現状かと納得。
だが、そこをただで起きないのが一色達夫。
窓口に「ＮＰＯ基礎講座（２）」との案内チラシがあったのでもらって帰る。
そのチラシに興味を持ったのは、講師として新居浜市社協の永易氏の名前を見たからだった。
この人物は、昨年の新居浜台風災害のおり、新居浜社協で災害ボランティア組織を立ち上げ、オレンジフェリーを使った泥かきツアー等の様々な仕掛けをした人である。その活躍により、西条市飯岡小学校を会場とした防災フォーラムのパネリストを務めている。
今日は、そのＮＰＯ基礎講座が西条市総合福祉センターであったので、少し遅れて参加した。
会には１５名ほどの出席者だったが、その中には顔見知りのボランティア団体員が数名おり、何だか直ぐにうち解けてしまった。主催者から最後に一言と請われたので市議であることを名乗り、｛西条市では「ＮＰＯ法人 西条スポーツ・文化支援協会」の設立に対して６００万もの事業を委託して育成に努めています｝とこの地の状況を伝えてあげた。
会での話から、皆さんそれぞれのボランティア団体の運営に苦労をされていることが分かったので、私の話に大きな興味を示された様子。それに、既にこの話を知っている方もおられた。
人間関係縦横斜めに張り巡らされた狭い土地だから、興味深い情報が伝わるのは早い。いやいや、この話はネットで全国発信だった。
話は横道にそれたが、この地でもＮＰＯ法人となることに興味を示すボランティアの方々が、着実に増えていることが分かった夜。
小さな会だったが、様々な情報が収集でき、また発信できた。
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この総合福祉センターの研修室での会議に初めて参加したのだが、この施設知れば知るほど×である。
空調の音が五月蠅い。どんな設計なんだ。そうか、例の県武道館を設計した同じ会社の設計だった。
「最近の設計会社は何処とも技量が上がっています」などとは言えない事例がここにあるようだ。
| 2005年12月04日(日) |
西条における公共活動の発展�� |
ＮＰＯ法が施行されても、西条ではしばらくＮＰＯの発足をみていない。
私自身、資料を集め、親しいボランティア関係者にアピールをくり返したが、日常の活動時間を割いてまでも法人格取得に乗り出す団体はいなかったのが現実である。
西条市がそんな現状の時、先進地域ではＮＰＯ法を手中に収め、地域の公共活動に活かして使っている事例がある。
たとえば出雲市。
平成１３年１０月に松江市と出雲市での視察研修を実施したのだが、その時出雲市ではすでにＮＰＯ法人が公共施設を管理運営している。
かの出雲ドームの管理運営である。
その時の資料を抜粋掲載すると
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「システムづくり」（ＮＰＯ法人の設立）
平成１２年度（２０００）４月から総合型スポーツクラブの設置を目指して、従来出雲市及び出雲市教育委員会が直接運営をしていた各種大会行事の開催やスポーツ施設の管理運営等を、使用者側に立った運営を行うために「特定非営利活動法人（ＮＰＯ法人）出雲スポーツ振興２１」を設立しました。出雲ドームもこのＮＰＯ法人が直接管理運営を行っています。
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その時の出雲市での研修項目は他の事項であり、施設見学として案内していただき、いただいた資料にこの文章を見つけ、このシステムに興味を持った。
ＮＰＯ法人設立の経緯を施設管理者に聞いてみると、「このＮＰＯ法人は行政の仕掛けによって設立されたものであり、かくいう私はもと市職員です」とのことだった。
その話に、それまで私が描いていた「ＮＰＯ法人＝市民による自然発生的活動」とするイメージとは、１８０°違う考え方がこの社会にはあるのだと思ったものだった。
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もう既に４年も前になるこの事例が物語るように、私が西条市のボランティア活動やＮＰＯ活動が周回遅れと批評する根拠がこんなところからでてくる。
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誤解を受けるといけないので付け足しておくと、ＮＰＯ法人と名の付く団体があればその地域が先進的で住民の公共活動が進んでいるという意味ではありませんからご承知ください。
民間団体や財団法人、公社等の市の外郭団体が生き生きと活動出来ておれば、それはそれで良しとするのは当たり前ですから。
けれど、そのような地域は、ボランティア活動やＮＰＯ活動も相対的に盛んであると言えますね。
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午前中、ひうち球場で開催の（例のＮＰＯ法人西条スポーツ・文化支援協会がらみの）「次世代育成スポーツ事業」佐野野球教室の状況視察。市内５中学の軟式野球部から１４０名ほどの参加とのこと。
担当職員に、ひうち陸上競技場のスタンドコンクリートのひび割れについて、その後の処置を聞く。業者に連絡し状況調査中とのこと。
移動中、ひうち球場から直ぐそばのグランドで少年野球チームが紅白戦をしているのを見学。知人がいたので、この年代の子供たちの育成状況を聞いてみる。
この世界もいろいろあるようだ。言えることは、行政の思い付きで元プロを一二回（大金払って）呼んできても、指導現場では「そんなこともあったね」ほどの効果だということのようだ。
丹原産業まつり。丁度みぞれ混じりの雨が激しくなり、折角のイベントも残念な状況。そんななかでも手作りイベントの良さを実感。
東予郷土館で１３時半より「カブトガニフェスティバル」。干潟の機能についての講演のあとカブトガニ幼生飼育説明会。
最後まで話を聞いてみて、長年この活動に取り組んでいる蓄積の大きさを感じた。なんだか面白そうだが、私の担当する金魚の世話もこのところなおざりにしている状況では、とても幼生飼育にまでも手を出せないと後込み。
帰り足で小松温図書館郷土資料室の企画展「小松ゆかりの絵画と肖像画」を鑑賞。小さな企画展だが、私の鑑賞欲を満足させる一品が数点あった。
| 2005年12月03日(土) |
西条における公共活動の発展�� |
ボランティア活動ならびにＮＰＯ活動について、私の考え方を書いてきたが、これから西条市の現状を書いていく場合、この表題の方が良いだろう。
公共活動は個人の自発的意思によって自然発生的に起こってくるのが、本来ボランティアの概念を「志願者による公共活動」と定義づけた場合において理想ではある。
さらに、行政や政治が公共活動の専門家集団と考えるならば、行政や政治の側から地域住民の公共活動を発足させ発展させていく方策を講じることは、地域運営において、その大きな柱とするべきである。
私がこのような考え方を持つに到ったのは、ボランティア活動を積み重ねる延長線上に市議としての活動があり、そうして政治の世界に身を置くようになって１０年、各地の公共活動の現状と西条の現状を重ね合わせて見るようになって、次第に理論構築が成されてきたと振り返る。
西条市における公共活動は、数々の先駆者の努力によって、それなりに成されてきてはいるが、今日周回遅れと私が評論するその理由は、社会の状況変化を先取りする形で活動を発展させて行く「重層構造をなす活動」がなかなか出来ないところが見受けられるからだ。
つまり、ある程度のレベルではあるが、前者の活動形態を世襲しなぞることでしか活動できない。
継続は力であるから、それはそれで評価されるべきではあるが、活動を拡大再生産していくことが出来得ず、地域社会を動かす主体となる存在とはなっていないのが現状であろう。
それならば、行政の側、政治の側から、地域の公共活動を発展させていく啓発活動ならびに条件整備を図る事業展開を構築していったか。
答えはＮＯ。すくなくとも伊藤市政が発足してからはそう思う。
その理由は、伊藤宏太郎市長にとって、そのような市民活動公共活動などはご所望に無いところに起因する。と私はみている。
そのような私の考え方が、０５年３月１０日付け日記に書いている通り、３月定例会における質問文章となった。
| 2005年12月02日(金) |
丹原地区地域審議会 傍聴 |
午前中 畑仕事。自家消費用いちごの植え付けが終わり、空豆やエンドウの種まき少し。
午後は１３時半から丹原総合支所で開催の「丹原地区地域審議会」の傍聴に出かける。
西条市の東の端から、会場まではやっぱり時間がかかる。家を早めの出たつもりでも開会時間ぎりぎりの到着となる。
会議は、他の３会場同様の方式で進められる。本年度事業の説明を聞くのが４回目ともなると、私自身の理解が進むものだが、それでも丹原地区対象の事業については、まだまだ地域事情が飲み込めていないことを実感する。
委員からの質疑や要望は他会場と大体同じとなる傾向は、社会情勢や報道から住民意識が喚起され、おのずと関心が高くなるのかと感じられる。
地域審議会４会場回ってみて、それでも地域の特色が出てくるのは、委員の背負っているものの内容にもよるようだ。
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県民だより１２月号の表紙には「財政構造改革基本方針の概要」特集
愛媛新聞の一面には「瀬戸際の改革 県財政の軌跡と進路」
改革の名の元に行われるのは、今まで行政が担ってきたものの縮小でしかないのに、どうも地域住民はそのことがまだ実感として理解出来ていないのではないか。
審議会４会場の審議委員のそうそうたるメンバーの発言を聞きながら、私が感じる政治の現状とのあまりのギャップに暗澹たるおもいをもつばかり。
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はたしてそんなギャプは、地域社会全体としてあるのかどうか、よくよくリサーチを続ける必要がある。
早いものでもう師走。
この声を聞いた途端に、何だか慌ただしくなる。
午前中、妻とともに新居浜での用件を一つ済ませ、帰り足で西条市内のスーパーに寄り道したら、平日だというのに特売とかで超満員。
買い物に付き合い、帰宅早々に昼食も取らず部落内の方の葬儀に参列、その足で東予福祉センターで開催の「東予地区地域審議会」の傍聴に出かける。
出席１３名の委員から様々な要望が次々と提示され、活発な会議は１６時まで続く。
帰宅したら、１２月議会での議案資料が追加郵送されていた。
新図書館整備事業用地の位置図が示されている。だが、見れば見るほど建設用地としてはいびつだということが感じられてならない。
西条市。様々な事項で「風雲急を告げている」ようだ。
どの部分にターゲットを絞れが良いのか思案投首。
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