| 2005年08月31日(水) |
藤枝 磐田 研修資料の整理 |
土日月火とハードな仕事が続いたので、今日は一日 休養がてらの資料整理日とする。
静岡県藤枝市と磐田市でいただいた資料に改めて目を通してみると、この地での防災対策事業のあらましが理解できる。
磐田市の市役所ロビーにあった静岡県の広報には 「県土を守る日本一」との表題があり、平成１６年９月に完成した津波防止用の沼津港大型展望水門の写真が添えられている。
両市での研修で、国の地震対策特別地域に指定されていることによる、手厚い補助事業の事が話題となったが、そのことによって静岡県における防災対策事業が「日本一」となっている事情が分かるようだ。
一日かかって資料を整理したのだが、両市でいただいた「地域防災計画」冊子を含めて、その厚さが９ｃｍにもなっている。
この中から、西条市の今後の防災計画に役立ちそうな資料をピックアップする必要があるとは思うのだが、どこまでの事をやるのが適当なのか、考えながら進めていく事となるだろう。
静岡県と愛媛県を比べて、防災対策について雑駁なその評価をするとすれば、
「静岡県を中心とした東海地域で、大規模な地震が明日起こっても不思議ではない。」「昭和５１年の｛東海地震説｝発表から、ことしはちょうど３０年」
「この３０年が、防災対策の差として現れている」といえようか。いや、県同士を比べるには資料がなさすぎるから、「静岡県内の自治体と西条市との間には」と言い換えたほうが良さそうだ。
そう言いきってしまうと、この方面の対策に取り組んでいる方々からクレームが付きそうだが・・・・。やっぱり
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以下 議会事務局提出用 研修報告書の文章
（１）静岡県藤枝市
藤枝市は、静岡県のほぼ中心に位置し、市域面積１４０、７４ｋｍ2
人口１３２，１３６人を要する、太平洋ベルトラインの一角をしめる自治体である。
近隣市町との間において合併協議が成されていたが、諸般の事情によって実現せず、財政状況への懸念や社会環境の変化に対応するべく、行財政改革に取り組んでいる。また、東海地震発生が予見されていることから、災害対策事業にも長年取り組んでいる。
そのようなところから、行政視察項目を設定し研修を行った
・内容
（１）第３次行財政改革大綱行動計画について
�‘�明性の向上を目指すための市民参加条例の検討状況
��協働システムの確立におけるまち美化里親制度の状況
��事務事業見直しにおける市民交通傷害保険の廃止について
�ぬ唄岾萠呂瞭各�における 保育園等の民営化
図書館・博物館等の委託化
検針・収納の民間委託の検討状況
�セ慊蟯浜�者制度の導入について
（２）防災対策事業について
�）漂卅反ヂ寮�
�⊂男秒弔伴�主防災組織
�Ｋ漂匏盈�計画と実施状況
（２）静岡県磐田市
磐田市はサッカーＪリーグの強豪 ジュビロ磐田 のホームタウンとして有名であり、本年４月１日をもって周辺５市町村との合併を行い、市域面積１６４、０８ｋｍ２ 人口１７４，３３４人を要する新磐田市が誕生、新たな町づくりに取り組んでいる。
東海地震発生が予見されるこの地域において、その対応がどうであるかを調査する目的を持って、行政視察研修を行った
・内容 防災対策事業について
（１）防災計画の概要について
�）漂卅反ヂ寮�
�⊂男秒弔伴�主防災組織
�Ｋ漂匏盈�計画と実施状況
（２）木造住宅耐震補強助成事業について
以上
| 2005年08月30日(火) |
静岡県 磐田市 での視察研修実施 |
サッカーＪリーグの強豪 ジュビロ磐田 のホームタウン 磐田市。
４月１日の合併によって、９万人の町が１７万人となったという。
ヤマハの本社工場が立地することもあり財政力が豊かであり、「太平洋ベルトライン」の一翼を担う地域としての、活気が町にみなぎっているような印象を受けた。
朝１０時から「防災対策事業について」の視察研修を実施。
昼までに終了後、バスで１５０円の区間を移動し、磐田市立図書館を覗いてみる。
一見して気に入らなければそのまま失礼するのだが、シンプルな外観とすっきりした室内レイアウトが気に入って、職員に声を掛けてしまう。
資料をもらうには素性を明かさないわけにはいかず、そうなると、館長まで話しが通じてしまい、急遽の視察研修となる。
相手先には迷惑な話ではあるが、私には得るところが大きかった。
すっきりとまとまった施設だと感じたはずである。磐田図書館を設計した事務所は、犬山市 厚木市 朝霧市 石垣市 小野田市 鹿沼市等の図書館を設計した 図書館設計を数多く手がけている �袁臓覆笋泙函棒澤彁�務所 とのことだっった。
私が推奨するこういう図書館は スーパ施設のリフォームではけっして出来ないだろうと感じながら西条への帰路に付く。
図書館運営のソフト面の充実などは、今時当たり前の話。ソフトはいかようにも変更することが出来るが、ハードは作り替えることはまずムリ。だから、ハードのことに関しては決して妥協はしないことだ。
磐田市図書館を見て、よけいにそういう思いを強くした。
一泊二日の視察研修に要した費用は ５２９６０円。
これだけの市民の税金を使わせてもらった勉強の成果を、これから活かすよう手段を尽くすべし。
| 2005年08月29日(月) |
静岡県藤枝市での 視察研修実施 |
今回の研修を思い立ったのは、地域防災についての勉強を進めるなかから、東海地震の予知が国家的プロジェクトであるのに、その現状を知らない点が気になったからだろう。
昨年の台風災害を被るまでは、私としてもそれほど防災というものに熱心に取り組んでいたかと疑問であり、そのことは反省点としてある。
西条市でも今年から「住宅耐震診断に対する補助事業」が始まったが、全国ではすでに住宅耐震化工事に対する補助事業を行っていると知り、その状況についても詳しく知りたいと、研修地を選定するなかから今回の藤枝市と磐田市に行き当たった。
ネット上には、ありとあらゆる情報が ある と思いがちだが、自治体の中でもよっぽど熱心に事業に対する情報発信をしているところでないと、その取り組む事業の全容を網羅し発信出来ている訳ではない。
そのことを、今回の研修地の選定から実際に現地を訪れた状況から、改めて知ることが出来た。現地を見、現地の行政マンの話を聞くと、そこでの事業の起承転結が理解できる。
私の知識欲は満足した視察研修であったが、今後それをどう活かすかが問題。まずは、西条市との違いを一つから発信して行くこと。
| 2005年08月28日(日) |
奉仕作業 と 農作業 |
朝 ８時半から中学校の清掃奉仕作業に夫婦二人で参加。
今日は、小学校でも清掃奉仕が予定されており、中学校の方の参加が少ないということで「植木の剪定が出来るお父さん」という条件でお呼びがかかった。
近頃では、剪定が出来る人が少なくなっているようで、植木が繁茂するばかりだと先生が嘆いていた。
一時間少しで、樫の木１０本ほどの剪定を終え、今日の奉仕作業は終了。
昼からは、農作業に専念。
一雨で一面緑となった休耕田にトラクタを入れる。
それと、出穂前の消毒作業。一気にやり終えたが、疲労困憊。
明日に備えて、短い日記で終了。
明日は静岡県藤枝市で
�々垪眄�改革大綱行動計画について
�∨漂丗从�事業について の視察研修の予定
３０日は静岡県磐田市で
防災対策事業について の視察研修
結果は３０日に記入予定。
| 2005年08月27日(土) |
日常のなかでの 雑感 を少し |
月曜日から一泊二日で、静岡県藤枝市と磐田市での政務調査研修を行う予定となっている。
そのスケジュール確認のため 時刻表を買いに行ったのだが、レジ係りに 「納品書を書いてもらえませんか」と言ったら、対応できないではないか。現場責任者を呼んでくれたので、もう一度請求したのだが、この者も対応できなくて、どこかに電話を掛けている。
呆れて「もういいです、対応出来る店に行きますから」とお金を返してもらった。
もう一軒の店に行き、同じように納品書を書いてもらえませんかと請求したのだが、このレジ係りも対応不能。ベテランらしい店員を呼んでくれて やっと 納品書 一枚が手に入った。
納品書を書くことなどは商売の常識だと端から信じていた私が悪いのか、きょうびの店員は、こんな知識など無くても勤まることを知らされ、時代の変わりようを感じるばかり。
いらっしゃいませ。バーコード ピ。５００円です。１０００ から いただきます。５００円お返しします。ありがとうございました。
これだけ教えればその日に来た人間でも勤まる て わけか。
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洲之内の石材店に開設したギャラリーでの催し物案内がきたので、鑑賞に出かけた。
今回の企画展では西条市出身の造形作家 菅利光氏の石彫を展示している。
この作者の作品は、数年前に氷見の旧道を走っていた時、倉庫の片隅に無造作に置かれているのが目に止まって興味を持ち、近所の人にどなたの作品なあのかと聞いて回ったことがある。
菅と言う人だろうということまでは分かったのだが、それから先は、数年後に旧西条市で催された石彫制作展示企画のおりに、この作者も出品していたことから素性を知るに至った。
今回の作品を鑑賞しての感想は、「作品がこの場所に収まりきれていないな」というところだろうか。したがって、最初にこの作者の作品に出会った時のような 驚き は希薄であった。
ギャラリーの中に展示している作品よりも、むしろ屋外に展示されていた同じ作者の作品２点の方が自由となった存在感を振りまき、私に迫ってくるものがある。石という自然物そのもは、小さな空間に閉じこめるには、あまりにも存在感が有りすぎるのか。それとも、自然の造形であるが故に、自然に有ってこそ、その存在感が如何無く発揮されるのだろうか。
現在、総合福祉会館前の広場に、石彫が数点展示されているが、通りすがりに見る作品それぞれが、周囲にとけ込んで違和感がないことからも、そんな感じを強く持つようだ。
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小松温芳図書館２階郷土資料室で開催の 図書館開設６５年企画展を見に行く。
県内でも長い歴史を持つこの図書館が、教育者への感謝の気持ちを表す贈り物として、浄財を募って開設されたことに始まるとの歴史を知り、近藤篤山に連なるこの地の教育にかける思いの深さに感銘を受ける。
図書館とはそういう大切なものなんだ。
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ひうちの造成地に、昨年の台風災害による流木をもらいに行く。
我が家での用途は風呂用の焚き物に利用するため。軽トラで２回往復し、短く切った物を持ち帰った。私が積み込みをしている時にもあと一方もらいにきた。
この企画好評で、第二段が場所を変えて行われる予定。
流木置き場のすぐ隣りには、「土のう用砂置き場」との表示をして川砂が積み上げられている。昨年の災害の教訓から、台風シーズンを控えての備えがなされている様子。
経験は、人から知恵を導き出す。かな。まずは良
| 2005年08月26日(金) |
ＮＨＫ合唱コン四国大会 西条東中学音楽部２連覇 |
昼過ぎまでかかって、以前から思っていた案件を一つ片づけてから、妻と二人で松山まで出かける。
お目当ては、県民文化会館サブホールで開催された ＮＨＫ全国学校合唱コンクール 四国ブロックコンクールの中学部門に出場する西条東中学校音楽部の活躍を見るため。
下の娘が１年生で出場した昨年はこの大会を制して、１０月にＮＨＫホールで開催された全国大会への出場を果たしたのだが、親心としては、２年連続の出場を果たし、昨年はならなかった入賞を成し遂げてもらいたいと期待していた。
四国４県から各２校が出場し、計８校で争われたコンクールは、東中学校の出番は最後の８番目。長時間の出番待ちのハンディーがあるのでどうかと思っていたのだが、案ずるより生むがやすしで、堂々の金賞であった。
今年の自由曲として取り組んでいた「俵積み歌」は、合唱連盟主催の愛媛大会のおりに、同じ県文サブホールで聞いていた。その折りには表現力も声の伸びもいまいちで、今年はどうかなと感じていたのだが、１月を経て聞く歌は見違えるように洗練された出来映えであった。
猛暑の夏に鍛えた成果は、確実に子供たちの身についていたようだ。
昨年に続いて子供たちを高見に導いてくれた、指導教師や学校関係者に感謝するばかり。
今年の全国大会は、１０月１０日の月曜日にＮＨＫホールで開催されるとのことだが、早めに米の収穫を終えて、昨年に続いての応援をしてやりたいものだと、今から胸がワクワクものである。
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北海道ニセコ町町長の逢坂氏が町長を辞職して、民主党から国政選挙に出馬することを、氏のＨＰ日記から知った。
これまで、氏の日記からは教えられることが多く有り、自治の現場の声が聞かれなくなることは寂しい限りだが、新しいステージでの活躍を期待したいものだ。
国政の現場は、自治の現状を理解しない苦労知らずの２世議員や、机上で政策をこねくる官僚上がりが跋扈しているなかで、逢坂氏のこれまでの貴重な経験を活かして、病む日本の病巣を根絶する医者としての活躍を期待したいものだ。
そして、いつの日にか北海道知事として、北の大地にユートピアを作るような仕事に就くことを願う。
| 2005年08月25日(木) |
河北中学校区 地域審議会 傍聴 |
旧東予市の北部に位置する河北中学校区でも地域懇談会に行く。
この中学校区は楠河 三芳 庄内 の３地区からなるとの話が、開会の挨拶に立った自治会長からあった。
冒頭の市長挨拶 市政概要報告は２８分 内容は
昨年の台風災害総額は１７０億円、復旧には３カ年であたる、懇談会・意見の取り上げ方法、自治会と行政の協力関係を維持したい、合併によって四国一の工業出荷額を要する地域となった、誇りを持っての町づくりを、広大な農業用地、域内の食料自給率７０％、サイクスによる地元企業育成策の成果、子育て支援相談窓口の開設、高齢社会への対応、多くの歴史資産を持つ地域、河原津立て干し網の盛会、カブトガニ保護藻場の育成、食を通じての地域作り、アセベスト対策、
地域からの提出議題は
�＿聾仰点捷�区干拓地の総合開発について
ア、河原津西工区干拓地の開発について、市長の見解をお聞かせください。
イ、住民のコンセンサスを勘案しながら干拓開発のプラン作りを進めるため、行政と地元代表による「開発検討協議会」（仮称）を創設することは出来ないか。
ウ、干拓開発を推進するに当たり、特に地元河原津地区民に要望したいことがあればお教え下さい。
・答
地権者１名と仮地権者４７２名の意志統一の元、刑務所誘致活動は白紙になったとの見解を示してからの話である。
「この件については、別の機会にまた取り上げてみたい。」
��合併のデメリットをどのようにとらえるのか
（要望等内容を１６行に文章化しているのだが、はしょって書くのはどうも難しい）
・答
地域の事業はそれぞれの歴史の中から生まれてきた、それを踏まえて合併協議の中で調整した。活動の重複は出来る限り調整、落ち着くまでなおしばらくの時間が必要、目的内容によって柔軟な調整をしたい。
�Ｃ羯慨崔楼茲亮�主防災と、災害に強く安心して暮らせる公共防災対策事業の要望
庄内地区における急傾斜地崩壊対策事業の推進について
・答
この事業は、１０戸程度の住居が災害を受ける可能性がある、用地は寄附等の様々な採択基準がある。西条地区における事業実施につては、地元説明会を経て実施設計、測量を行い、平成１８年度実施に向け取り組んでいる。
前二題については、難しく微妙な要素をはらんでいる要望であるが、答えは、核心を上手くはぐらかしていると感じた。
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今日は９時から総務委員会協議会と、１０時から全員協議会があったのだが、その内容については後日。
| 2005年08月24日(水) |
東予西中学校区 地域懇談会 傍聴 |
昨日書けなかった２３日開催の「東予西中学校区地域懇談会」レポート
開催場所は国安公民館。国安和紙の生産工場がある地域として知ってる人は知っている地域。吉岡地区との合同懇談会。１９時開会。
市長の挨拶と市政概要説明に要した時間は４０分。
内容は多岐にわり、ノート一ページがメモで埋まった。
ご当地ネタは、和紙を使ったオブジェを福祉会館に付けた話、周桑病院の地域貢献、下水道事業の推進。かな
地域からの提出議題は
�｜楼茲噺�民館の役割について
合併により、従前の公民館運営とは違いが出て戸惑っている。月曜日が休館となったことについても不評。地域住民と公民館との連帯を計ってほしい。
・答
公民館は地域自治を支える拠点施設として位置づけている。合併によっての職員配置変更は無い。休館日の変更は、より多くの方に利用していただくようにするため。市民ニーズの把握によって、実情に合った運営をしていきたい。
��配食サービスについて
旧東予市では年に数度無料の配食サービスがあって好評であったが、合併によって無くなった。有料の配食サービスがあるとは聞いたがどうなのだろうか。
・答
旧東予市での事業を検討した焦点は、お年よりの安否確認が無料のこの事業でしかできないかどうかということだった。無料の配食サービスは訪問の一つの手段であるが、別の手段として見守り推進員、ひまわり郵便制度を全市に拡大することによって対応。
これまで、配食サービスを担っていた団体については、地域グループ支援事業として従前の９地区の内４地区で実施している。
なお、配食サービスが必要な方は有料の制度があるので利用してほしい。
��小学校の防犯対策について
防犯ブザーの配付や、登下校時のボランティア活動はあるが、学校施設での防犯計画は
・答
市内３６校で防犯に対するマニュアルを作成、来訪者の確認、不審者対応マニュアル、通報システム、教職員体制訓練、地域との連帯、防犯用具の配置、守る君の家、ボランティア活動等の取り組みを行っている。
２０：３７分終了。
地勢的に見て、三芳地区と壬生川地区とにはさまれたようなこの地域では、この地域ならではの意識があるのかどうなのか。いますこしリサーチして見る必要はありそうだと感じた。
| 2005年08月23日(火) |
図書館運営の一考察（ニセコ町長日記より）賞賛 |
北海道ニセコ町長 逢坂氏の日記（８月２２日付け）より転載
７）移動図書
先月、あそぶっくの皆さんとの定例の意見交換をしています。その際、道立図書館の移動図書に対し、大きな期待と同時に廃止されるらしいとの不安も寄せられました。
＝＝＝＝
・ あそぶっくが
順調に三年目を迎えることが出来た大きな理由は、道立図書館からの定期的なたくさんの本の貸出しや、連絡協議会・「あけぼの号通信」などで得られる、全道の情報だった
・ ところが、
これら道立図書館の取り組みが財政難を理由にして縮小削減の傾向にあるらしくメンバーは大きな不安を抱えている
＝＝＝＝
以上のような内容でした。
＝＝＝＝
さらにあそぶっくの会のメンバーの主張です。
＝＝＝＝
・ 色んなジャンルの本を数百冊まとめて長期間借りられる移動図書館車は市町村公共図書館には無くてはならないもの
・ 図書担当者やボランティアが、利用者の顔を思い浮かべ、バスの本を実際手に取りながら選ぶことが出来る、このことは正にキメ細かなサービスには欠かせないもの
・ BM車の学校巡回では、小さな学校図書館しか知らず、生まれて初めてたくさんの本の中から本を選ぶ事ができ子供たちは大喜びしている
・ この子どもたちの姿から、こどもたちは本を読まないといっていた先生やまわりのおとなたちに本のある環境の大切さを訴える事ができた
・ 一日図書館フェスティバルや学校巡回での「あけぼの号」は、子どもたちの人気者
・ 仕掛け絵本や大型絵本、バスでの本選び、日常と違った切り口で本と子どもたちと“本”を結ぶ大事なシンボルになっている
＝＝＝＝
一般論として移動図書の時代は終了したと言われることが多いようですが、あそぶっくの会の皆さんは、全く逆だと言います。
＝＝＝＝＝
・ ニセコ町などの小規模町村では、立派な施設を構え十分な資料費を本の購入に当てる事はできない
・ しかし、赤ちゃんからお年寄りまでのキメの細かい要望にこたえるための努力を惜しまず行っている
・ 図書館活動は、この市町村現場のキメの細かさと道立図書館の規模の大きさが噛み合って上手く進んでいる
・ どちらか一方だけしか見ないと不完全だが、両者の協調関係がよりよい状況を作り出している
＝＝ 会の皆さんの主張はさらに続きます ＝＝
・ 連絡協議会は、近隣町村の関係者が集まる大切な機会
・ 道立の司書の方が、小さな市町村の図書館がスムーズに活動できるための、さまざまな疑問や問題に答えてもらえる、とても大切な時間
・ ブックスタートも単に本を渡すだけではなく、きちんとフォローできる図書館という環境が無ければ、個人の家庭で本に親しむ環境を作っていく事は困難
・ 後志のような人口規模の小さい町村が多い地域は、先ず、図書館の整備が望まれる
・ 後志は20市町村は図書館後進地域だったが、これまでの小樽、余市に加えて、
やっと京極、ニセコ、黒松内と図書館類似施設が出来上がり町民に親しまれている
・ ここ５〜６年の間に、後志で図書館の充実に向けて気運が盛り上がってきているのはひとえに道立図書館の市町村支援課の支援のおかげ
・ 顔の見えない個人貸し出しも重要だが、道立図書館は、こんな市町村支援の方向をさらに強化することが全道の図書活動の質の向上にさらに重要
・ ニセコ町は今のところ専門職（司書）がおらず、意欲だけでここまで来ている
・ ここまで来られたのは、あけぼの号の存在が大きい
・ あけぼの号が無くなるということは今のニセコ町では考えられない
・ 他町村の図書関係の方々と共に存続を強くお願いしたい
＝＝＝＝
あそぶっくの会の皆さんからの主張、熱意には確信があります。
膨大な量のため、日記に紹介するのに時間がかかりましたが、
この熱意と確信をかなえるために、私もなんとか頑張りたいと思います。
ー ー ー ー ー
昨日、日記を付けて就眠前に覗いたニセコ町長の日記に、以上の文章があったので２３日の欄に転載しておいた。
それは、「一日で消えてしまう情報とするには惜しい 図書館運営についての様々な要素が挿入された文章である」と感じたからだった。
簡潔な文章の中に、地域の図書館運営についての様々な方々の想いをがちりばめられている。私もこんな文章を書きたいと思いながら、何時も感情に走り、だらだらと文章を連ねてしまう。
地域における図書館運営について有るべき姿を、自分の口で語らなければならないのに、それがなかなか果たせないでいる焦り。そんななかで、恰好の文章に出会えた喜びでマウスを操作する指に力が入った。
今日一日、この文章を分析した内容を書こうとあれこれと想っていたのだが、だらだらと長くなりそうなのでやめた。
これから先、地域の実情から想うことを書いていけば良いことだから。
ひとつだけ言えば、このような文章を発信できる首長と、その首長の意識を啓発できるだけの想いを持った住民がいる地域をお手本として、自分の住む地域での活動を進めて行きたいと想う。
ー ー ー ー ー
天気もぐずつき、昼間の時間が空いたので、新居浜道の駅マイントピア別子から旧別子山村、富郷、翠波、伊予三島のコースをたどり様々な施設を見て回る。走行距離１１５ｋｍ。
１９時より、東予西中学校区での地域懇談会に出席。
今日は書く気になれないのでレポートは後日。
| 2005年08月22日(月) |
丹原西中学校区 地域懇談会 傍聴 |
１９時半より開催の、丹原西中学校区での地域懇談会に行く。
開催場所は 来見集会所 となっていたが、私にとっては始めての場所であった。途中道案内を請うた酒屋さんでは、今し方も場所を聞いた人がいたよ、といいながらも親切に道順を教えてくれた。
この集会所に足を踏み入れて最初、まず、その広さに驚いた。集会所と名付けられているのに、公民館ほどの広さがある。演芸会が催せるほどのステージがあることにも目が行く。木造で、それも檜柱の無垢材を使っているし、なにより、建物の中心に 鎮座する 大黒柱の太さにも関心する。
それにこの大黒柱、三面が無節で、割れ止めを入れた一面上の方のみに大きな節がある。この２月に完成したばかりだと聞いたが、どんな経緯から、このような後世に残るような立派な設計になったのか。公の施設はかくあるべきと、新西条市の西の玄関口に来て見て良かったと思った。
地元自治会役員の司会で会は開会。
今日の市長の挨拶と市政概要報告は２９分。
合併への対応から話を導入し、圏域の食料自給率が７０％の話、食品コンビナート構想、台風災害への対応、防災計画を３年掛けて作成、河川台帳の作成、流木の配付事業の案内、線引き撤廃に伴う地域経済への影響、高齢社会への対応、次世代育成計画への取り組み、
と今日は、市政全般に話が言及し、そのバランスはまずまずだと感じた。
地域からの提出議題は
�＼藐驚篭萋始�補修工事等について
この地区の生活道路は、路面のひび割れや陥没、路肩崩れが多くある。道路幅の拡幅のため水路に蓋をする工事はできないのか。
・答
現場を確認したら、確かに陥没、ひび割れ等のヶ所があるので、舗装の補修や路肩の積み替え工事を実施すべく準備している。水路は使っていないヶ所などは皿形路側を付けるような工法も採用し便宜を図りたい。
��梅錦ガーデン閉鎖の件について
開園して１０年あまり経ち、地元にも定着して経営も安定していると思っていた矢先の閉鎖で驚いている。何とか再開をお願いしたい。
・答
地域経済に多大な貢献をしていた施設であり、従業員の雇用３７名が失われたこともあり、行政としても存続を働きかけ、再生についての提案もしてみたが経営者と合意に至らなかった。入場者２０万人あった施設としての魅力もあるので、情報収集に務め再開に向け出来る限りの手を尽くしたい。
��桜樹地区の独居老人対策について
この地区には独居老人が５０名ほどいるが、急な場合の連絡方法して適当なものを整備してほしい。
・答
市としては福祉のメニューの中に、見守り推進員制度、ひまわり郵便制度を作って対応しているが、緊急通報設備として、協力者宅への通報装置設置事業を準備している。この制度には条件（協力者２名の確保、健康に不安がある、６５歳以上）と所得による自己負担があるが設置について検討してもらいたい。なお新西条市全体での設置台数は２７０台となっている。
２０時４６分終了。
ー ー ー ー ー
帰宅。
妻に、図書館署名の成果を聞いてみると、今日現在で１２９２０名との数字を得意げに教えてくれた。
「時間を掛ければもっと広げられるよ」「数に不足があれば人脈総動員してもっと号令かけるよ」と言うのだが、住民の十分の一の数字となると、既に世論ですね。
| 2005年08月21日(日) |
地域活動見てある記 東予カブトガニ 夏彩祭 |
朝からの曇り空のなか、各地で開催されている催しを見て回る。
まず地元玉津小学校を会場に昨日と今日の日程で開催されている、ボーイスカウト西条１１団の防災キャンプの様子を見に出かけたのだが、メインは昨日だったようで、様子が分からず残念だった。
１３時からは、西条中央公民館（旧東予市）で開催されている「日本カブトガニを守る会」主催の「カブトガニ公開講座」に参加。
旧東予市での取り組みであったカブトガニの保護育成事業を、合併によって、新西条市での取り組みとなってから、初めてこの「生きた化石」と呼ばれる生物の事を知るに至った私にとって、聞く事全てが初めてのものばかりである。
カブトガニ生息保護に取り組む西条市を含む６地域の取り組みを聞いて、改めて絶滅に瀕しているこの生物の現状を知るばかり。
記念講演の静岡大学教授伊藤富夫氏の話と合わせて、得ることの多い講座参加となった。
この生物の生息を通して、人間が生き延びていく環境全体の現状も知ることが出来る。カブトガニ保護から、地域環境全体を考え改善を図っていく取り組みへと拡大して行くことが望まれる。
１９日から始まった「西条市指定文化財パネル展」を丹原福祉センターに見に行く。
この予算は、私が所属していた委員会で審議したものなので、その様子が気になってのこと。
委員会審議の中で、パネルでの紹介だけではなく「実物展示を検討してはどうか」と発言したように記憶しているのだが、言ってなかったらいけないので、アンケートに「今後３地域での展示会を開催するに当たって検討して下さい」と記入しておいた。
この中で、つい先頃国指定史跡として認定された「永納山古代山城遺跡」がひときわ私の興味を引く。この史跡が、これから新たにどんな発見がなされるのかが楽しみである。
そうそう、今日は「永納山古代山城跡の会」の学習会が予定されていたのだが、カブトガニ講座と重なっていたので、そちらを優先した。
再び東予地区に戻り、新地通り商店街を会場として開催される「夏彩祭」を見る。
大会セレモニーの道前太鼓の力強い演奏が、夏の夕暮れ時の空に響き渡る。
会場には、少年野球チームを引率してきたらしい顔見知りの人達も見受けられ、このイベントの広がり具合が分かるようだった。
来賓挨拶のあとにはもち投げがあるとパンフレットにあったのだが、後ろ髪を引かれながらも、１８時４０分には会場をあとに帰路に付く。
１９時半から部落の太鼓台運営委員会に出席。
お盆も終わったので、祭礼準備が本格化する。
西条市総合文化会館展示室で、三浦聖氏の写真展「石鎚の詩」が開催されているので鑑賞に出かけた。
教職を続けるかたわら３０年にわたって撮り続けた作品を展示したものだが、朝夕仰ぎ見る 御山 への敬意の念が、西条人に共通するものだろうと感じられ、観る私の胸を共感が包み込む。
西条はこの山が有ることによって、台風災害を小さなものとし、この山系に降る雨によって涵養された水の恵みを受ける。西日本一の高さ１９８２ｍを要するが故に、周囲の山から一段と抜きんでて威容を誇り、下界とは違う四季折々の姿をそこに体現して恰好の被写体となる。
そんな姿を印画紙に写し取る作業は、御山故の厳しさと引き替えであっただろう。
だからこそ、その集大成は美意識に彩られた一種風格を醸し出す。
私は一時期、この地の画家や写真家が写し取る石鎚を否定していた。それは、そこに風格を持って鎮座する御山を見慣れた者にとって、その作品にはどうしても越えられないギャップを見て取ってしまうことからだった。
そんな感情は、何時の頃からか、この自然の造形を被写体として選ぶ方々への共感に変わっていったようだ。私が年を重ね、自然の一部として生きているという実感が精神の中に宿りだしたからだろうか。
自然の一部としての人間は、そのちっぽけさを自然と向き合う事によって悟り、畏敬の念で接する感情が芽生えることによって同化していく。
写真展は２１日まで。
| 2005年08月19日(金) |
丹原東中学校区 地域懇談会 傍聴 |
今日から新西条市で初めてのなる 市主催による 地域懇談会が開催された。
昨年までの旧西条市では小学校校区単位での開催であったが、区域が大きくなって中学校校区での開催となっている。
最初の開催は丹原東中学校区。場所は丹原文化会館。１９：３０より開始。
会場には４５名ほどの出席。理事者側は２０名ほど。
まず市長からの市政報告があったのだが、その内容にチョット違和感を持った。
今日の新聞紙上に掲載されている、市職員による不祥事に対する市民への謝罪が無い。
また、丹原地区は今年から区長制度が廃止となり自治会組織となったはずだが、それに対する言及が無い。これからの地域自治は、自治会組織の働きが無ければ諸課題への対応が出来かねると思うが、地域の制度が変わった最初の地域懇談会であるのに、なにも言及しないのはどうなんだろう。
行動的なお方だから、既にその事には別の機会に触れているのなら、それで良しだが。
地域ネタを折り込みながら、何時の産業政策を３２分。
あと 地域からの提出議題３つについての質疑応答
�｜宛狂�民館新築について
平成１５年頃より話が出ていた。それが合併で立ち消えのようになっているが、平成１８年着工で願いたい。
・答
昭和４７年建設の建物で老朽化しているので内部的に検討はしている。現在策定中の総合計画の中で検討することとなる。
基本計画は出来ている。建設予定場所は総合支所の隣だったが、図書館機能と公民館機能をどうするかを含めて再検討。小松地区では石根公民館の建設要望が出ているが、合併特例債を使っての事業とできるかを含めて検討している。
��丹原文化会館の今後の運営方針について
西条総合文化会館との関わりや維持管理費用の点から、地元として会館運営方針がどうなるのか不安であるが。
・答
平成１８年４月から指定管理者制度が導入されるが、それを目途に管理の有り様を検討している。会館がよりいっそう使われるような管理状態を作りたい。
�９臺餐阿�らの計画路線「願成寺線」について
文化会館前から中山川堤防に至る道路を整備してほしいがどうなのか。
・答
全市で２５路線ある中から、優先順位を付けて検討したい。
２１：００終了
８月１２日に開催された地域審議会での内容と合わせ、この地域の地域的要望が見えてくるようだ。丹原西中学校区での懇談会にも出かけてみるつもり。
| 2005年08月18日(木) |
躊躇は議員の命取り （研修会での質問ゼロ） |
本日付け愛媛新聞の 取材最前線欄 を読んで反省することしきりであった。
本文引用
不可欠な存在に＜社会部 武田亮＞
先日、松山市で開かれた県市議会議員研修会。講師の四日市大学教授が「ＧＤＰの１，７倍の借金を抱える日本は破たん寸前。改革が急務だが、公務員は本質的に改革は出来ない。改革が出来るのは、住民の目線で判断する政治家だ」と議員に奮起を求めた。
研修会には、約２７０人の議員や議会関係者が参加していたが、講演会後に質問が全く出ないなど反応はいまひとつ。むろん熱心にメモを取る議員もいたが、居眠りをしたり、雑談したりしている議員も多く目に付いた。
県内の 平成の大合併 は一段落ついたが、その過程では、長期間の在任特例を選択した議会が、住民から「ノー」を突きつけられ、ほとんどの場合、自主解散に追い込まれた。住民から選挙の洗礼を受けた議員は強い使命感を持っているとの期待もあっったが、こうした光景を目にすると、何か裏切られたような気分にさせられた。
国の財政が破たん寸前の今、交付税や補助金に依存している地方自治体は、よりシビアなかじ取りが求められている。首長と並んで車の両輪に例えられる議会。その責任は今まで以上に増している。住民から不可欠な存在として評価されるためにも、緊張感を持って議員活動に取り組んでほしい。
ー ー ー ー ー
８月２日に松山で開催されたこの研修会には、日記に書いたとおり私も参加し、講演が終わってからの質問も準備していたのに、発言を躊躇してしまった経緯がある。
いくら以前に発言したと思った内容であったとしても、それは東京でのセミナーの席上でのことなのだから、場を有意義なものとするためにも、質問をしておくべきであったと今さらながら反省するばかり。
やっぱり議員はものを言ってなんぼの世界の住人。熟慮は良いが、躊躇は議員の命取り。
| 2005年08月17日(水) |
企業立地促進条例について ちょっとだけ触れると |
この件について書いておこうと思いながら、まだ果たせていなかったが、昨日 やっと さわり 部分に触れたので、続いて ちょっとだけ私の仕事の裏話。
この件に最初に触れているのは昨年の１２月２５日で「西条市産業振興条例」との表題で書いている。内容は旧東予市と旧西条市の条例の比較。
次は２月８日に「企業誘致の一現状」として三重県がシャープの液晶工場を誘致した関連の記事の引用。
次は２月２７日に「大当たり 企業立地促進条例の提案」と書いている。
そして、４月１２日に「平成１７年度３月議会質疑４ 企業立地促進条例」として、３月議会での私の質疑全文の掲載と続く。
この質疑をするに当たって資料を調べていると、何処でどう入手出来たのか忘れていたが、平成１１年度版の４７都道府県別の企業立地に係る奨励金の一覧表が出てきた。それによると愛媛県が１億５千万となっており全国３０位の額の時、１位の北海道と島根県が２０億となっている。この額、単位は間違っていない。
このデータを３月議会での質疑の２回目に使ったのだが、議場から「関係なかろがー」というヤジが飛んだ。
こんな現状を称して企業誘致も自治体間の消耗戦というのかと、私自身は思っていたのだが、条例を提案したという事実だけを評価する方には、私が示したデータなどは「関係ない」のだろうと感じただけだった。
理事者から提案された条例の文面をみて、どの部分が企業にとって魅力と感じるだろうかと検討してみても、正直良く分からなかった。
だが、多分消耗戦では他の地域に敵わないのではないかと考え、提案された西条市の条例がどんな特色を持っているのだろうかと考えた。
それは、他市の条例を検索する中で「延岡市 通信回線施設」「市原市 人材育成 緑化」「向日市 観光施設」「尾花沢市 排水処理施設」「さぬき市 先端技術」とういように、地域の実情に合わせて条例を工夫している らしい ことが伺い知れたからだった。
そこで 水の都西条市の特色として利水企業への優遇策をどう考えたのかを問うてみたくなったのだが、昨日のような市長答弁が返ってきた。
まあ、一議員への答弁内容などどうってことない。ようするにこの条例が有ることが功を奏して、企業がわんさと来てくれたら市民のためにはそれで良しですから。
この項 了
追加記入
図書館署名が、今日現在で１０１００名分集まったそうだ。
| 2005年08月16日(火) |
文章をまとめるのに困った話「企業立地促進条例」 |
１３日から、今日１６日までを 夏休み 気味な過ごし方をした。
それでも、こんな機会でないと出来ない用を一つ仕上げる事ができた。
今回、仕上げたのは活動報告１８号の編集。
１７号は選挙を想定した活動報告で、選挙に突入する前には配布し終えたのだが、その後、５月の連休明け位を目途にまとめたかった活動報告が、今日まで延び延びとなってしまった。
選挙の後始末、新市となり新しい活動範囲となった地区の施設見学、麦刈り、続いて田植えは水不足の中で大幅な遅れ、６議会対応と続いた。それが終わって直ぐに、「図書館問題への取り組み」。新市の地域内行事を追っていくだけで予定が埋まる中で、広報活動が疎かとなっているきらいがある。
そういう状況でも、これが 面積５０９ｋｍ2 人口１１７０００の市の議員としての務めであるのだから、グチってばかりはいられない。
１８号の内容は、新市となって初めての当初予算が提案された３月議会での、私の質疑・質問の概要と理事者の答えが主となった。
このまとめ作業のなかで一つだけ困った所は、３月議会に提案された「西条市企業立地促進条例」に対する私の質疑に対して、市長答弁が「言語明瞭意味不明」であったことだ。
自治体が企業誘致のために、様々な優遇措置を定めているが、その一つの例を２月８日の日記に掲載している。要点は企業誘致も自治体間の消耗戦の様相を呈しているというもの。
このような状況の中で、遅れ気味に西条市が制定するのであれば、先行事例を参考として、西条の特色を活かした優遇措置を制定するべきである。そんなところから、４月１２日掲載のような質問を行い、二度目登壇の時に、西条の特色を出すため利水企業にたいする優遇措置を設定するべきであると思いますが如何ですかと問うてみた。
それに対する市長答弁を、３月議会の議事録に掲載されている文章をそのまな書けば
「議員はいつも質問と答えを同時にやていただいて、我々も非常にとまでは申しませんが、利水企業に特定することによってですね、この条例を。広く抱えて、そのうちに利水企業もある。我々は今後パワーを出していくときに、そういったところを多く一つずつという、そういう感覚でございます。
１点を捕らえて、宇宙を見ておられるような、私はそんな感覚にはなりえない。そういう思いであります。以上であります。」
これを
○西条市企業立地促進条例について
この種の条例の特色は、その奨励処置にあると思います。
提案された条例の第４条に奨励措置として、企業立地促進、用地取得、新規事業促進、雇用促進、情報通信関連企業という５つの奨励処置と、特別土地保有税の課税減免という６つの項目が記されていますが、西条市の地域特性を踏まえ、この奨励処置を設定した考えについてお答え下さい。
また、西条市の特色を出すため利水企業にたいする奨励処置を設定するべきであると思いますが如何でしょうか。
・答
本条例は当市の施政方針や産業政策を踏まえて構成したものです。特色としては、内初型産業の振興を図るため、中小企業やベンチャー企業が立地した場合、支援できるよう考えています。
なかでも本社機能を移転した場合特別な奨励処置を講じるという規程があり、この規程は他にあまり例がない特色あるものと考えています。
利水企業に特定することなく、この条例を広く抱えて今後パワーを出していきます。
というように、私の感覚でまとめたのだが、読んでいただく市民の皆さんには理解していただけるだろうか。
| 2005年08月15日(月) |
６０年目の敗戦記念日 |
辛壬発甲乙丙丁戊己庚の１０干 と 子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥の１２支 という干支が一回りしたら６０年。それを還暦と称し、人の一生もまた一から始まるという、その祝いに赤いちゃんちゃんこを着る風習がある。一に帰り赤子から始まるから赤いちゃんちゃんこ。
今年は敗戦後６０年ということで、あの太平洋戦争を振り返る特集や行事が多いようだ。
６０年という歳月の流れは、世代交代を促す節目となる数字のようである。
そういう意味から、過去に起こした民族の過ちを、次の世代に伝える重要な年と捉え、そのための取り組みが多いことはうなずける。
気圧配置の影響から昼間に雷雨があり、昨日とはうって変わって凌ぎやすい気温となった一日、父の新盆の祭壇の線香をともしながら、狂気に走る人間の愚かさはいったいどこからくるのだろうかと考えるばかり。
戦場映像 原爆被害 戦没者慰霊祭 靖国参拝 と何だかパターン化されたマスコミが送り続ける情報の中で、なんだか重要なものが抜け落ちているような気がしてならない。
| 2005年08月14日(日) |
猛暑のなかでのデスクワーク |
納屋の中に吊した寒暖計の目盛りは、昨日は３３、５度を指していた。
今日も同じく３３，５度。空には雲が覆っているのだが、気温は高く不快指数が高い状態である。いわゆる猛暑。
そんな中、午前中は休養。
午後になって、発行が遅れている活動報告の編集に取り掛かる。も、編集方針に添った資料の準備だけで時間が経過するばかり。
その都度、時期と項目別に整理しておけば良いものを、今年の前半はいろいろあって、今回も山積みの資料をひっくり返しながらの作業ではある。
夕方、ちょっとは暑さが和らいだ時間を見計らい、お墓の掃除に出かける。
藪蚊対策の薬剤散布の効果かあって、被害は少なかったけれど、それでも 生き残り組 の来襲を受け顔に被害多数。
夜も編集作業。４ページの内、いつものパターンの活動経費や資産報告の２ページが出来上がったが、肝心な議員活動の中身の方が手つかず。３月議会での質疑・質問内容を中心にまとめようとおもうのだが、意図が分かり易い文章を作るのは時間がかかる。暑さで朦朧とした頭では、なおさらのこと。
気分を変えて、８月末に計画している行政視察の研修項目をまとめにかかる。
自治体毎の施策取り組み状況は、ネット検索だけでは限界があることをこのところ感じている。地域的な話題性から推察する部分もあって研修項目を組み立てるのだが、その現状は直接現地に足を運ばないと分からない。
ネットの場合、キーワードが見つかればそこからの広がりを求める事が出来るのだが、肝心な発信側の仕事量によって、引っかからない部分は検索のしようがない。
ネット発信に熱心な自治体と、そうでない自治体との差は歴然。
情報源は複数でないと偏りがでてしまう。
父の新盆を迎える。
その風習は知ってはいても、自分の家で行うのは初めての事なので、今日までに葬儀社にいって精霊棚を買ったり、位牌を作ったり、お寺さんにいって施餓鬼旗をもらって当日の予定を聞いたり、と準備を進めてきた。
お墓も新しく手直しする必要があるのだが、こちらの方はまだ手が付けられない。
議員活動と日常の雑用の合間をぬって、石材店の展示品を見て廻ってみるのだが、その品質に千差万別があるようで、気に入った品と業者が決まらない。
様々見て回っている内に、石材についての知識はちょっとばかり入手できた。
愛媛県の旧宮窪町（現今治市）は、品質の良い御影石として「大島石」のブランドが確立されている石材を産出する。
お隣の香川県には庵治石という 超一級の御影石 がある。このブランドは品質管理が厳しく、一級品は品薄で大島石よりも数倍の値段が付いているし、ここら辺りでのその見本を見ることができない。どうも注文生産の様子。
その他、御影石は安価な輸入品が多数あるようで、国産の御影石と識別できないような品質の物も多数輸入されているようだ。
だから、公共施設への御影石使用での仕様トランブルが、過去に発生したのもうなずけるようだ。
先日旧宮窪町の隣の旧吉海町まで出かけたおりに、大島石についての生産状況を確認したい衝動に駆られたのだが、そこまでしてもどうなるものでもないので、時間的なゆとりが無いことも合わせて思いとどまった。
近場の石材店でエイヤで決めれば良いものを、根っからの探求心が邪魔をしてそこまで深く考えてしまう。
まあまあ、墓作りも一生一度の事業だからそんなに慌てることもない。
生前 親不孝ばかりしていたその償いを、そんなことでやっているようだとつくづく思ってしまう。
父の介護を通じて医療福祉の現状を知る機会を得ることが多々あったけれど、死後も、その関わりのなかから教えられる事が多い。
人一人の人生と命の重さを知らされるばかり。
世は衆議院選挙のゴタゴタが人々の耳目を集めている。
この郵政民営化法案の採決に際して、自民党議員の中から自殺者を出している。
そんなことなどには目もくれず、造反者のつるし上げに血道を上げる自民党執行部の異常さに空恐ろしさを感じる。それを指揮する小泉さんの精神状況にも、それを支持する日本人にも。
民主主義の本旨である議論を尽くす姿勢など、劇画タッチで進んでいく現状のなかでは過去の陳腐物でしかないのだろうか。
そんなことを考えながら、心静かに一日を過ごす父の新盆
| 2005年08月12日(金) |
丹原地区地域審議会（第２回）の傍聴 |
丹原地区地域審議会の傍聴。１３時３５分開始 １５時１３分終了。
委員１５名中 １３名の出席 傍聴者４名（議員２名 報道２名）
地域振興係より平成１７年度予算化された新市建設計画関連のハード事業の説明。２８分
委員からの発言
・道路整備状況についての内容説明を求める
・北田北裏線の整備事業予定について
・丹原馬場線の整備事業予定について
・林道楠窪余野線の事業進捗状況は
・堂ケ森登山道トイレの設置状況は バイオチップトイレの内容
・合併処理浄化槽の設置要望の状況は 継続年数は
・合併処理浄化槽設置事業の継続を要望
・中山川渓谷歩道橋整備事業の内容 先線の整備内容は
・中山川河川整備事業について今後の事業要望
・丹原公民館の建設計画の進捗状況
・放課後学童保育の開設予定は
・財政状況の説明を求める 合併特例債の事業化状況 職員定数適正化計画
・全体計画の中で、年次的な実現の状況が分かる資料が欲しい
・他の３地区で提示した資料も付けて欲しい
・新市建設計画の中でどの項目であるか分かりやすい資料を提示して欲しい
委員から図書館建設についての発言が複数あったのだが、声が小さくて要点が聞き取れなかった。
委員の方々が、丹原地区でどんな活動をしているのか、どんな経歴を持っているのか分からない状況の下での発言は、その深意真意心意が図りかねる部分があり、今日の雰囲気をどう分析すれば良いのか結論を出すのが難しい。
というよりも、穏やかなローカル的な雰囲気が漂い、このような会議の状況がこの丹原地区の特色なのかと考えて見たりする。
このような雰囲気を私は嫌いではないが、２市２町の特色を持ち寄り新しい状況を創り出そうと様々な葛藤が渦巻く中では、全体のなかに埋没しかねない懸念も感じた。
丹原総合庁舎３階の窓から見える石鎚が、西条地区から見る姿とは趣が違う事がやけに印象に残る。
朝８時から協同墓地の消毒作業に参加。
お盆に大勢の人が墓参りに行くのに、藪蚊の来襲を軽減するための自治会環境部の奉仕作業。市からの薬剤提供を受け、散布機を持っている方々での実施。
今年は、自治会長さんを含めて４名の参加。スミチオン粉剤から身を守るための完全防備で、折からの晴天の中、ちょっと動いただけでドッと汗が噴き出してくる。
作業は９時半には終了したのだが、後の休憩のほうが長くなる。
この協同墓地、昨年の台風で谷筋での土石流が発生し、お墓が数基傷んでしまった。部落で長年管理をしてきたなかで、こんな出来事は初めてのことだった。
傷んだお墓は当事者が直し、道筋などは関係者で補修したのだが、急峻な地形からして今後も同様の災害を被るとの懸念から、新たに墓地を求めて墓を移動したお宅もある。
昨年の災害は、このような被害ももたらしたのだが、その後始末は個人の責任で処理しているところもあり、自治会として、どこまでの協力体制を作れば良いのかまだ結論は出ていない。
地域での協同生活は、揺りかごから墓場まで様々な課題がある。まるで自治体経営の縮図のようです。
帰宅してからもしばらく休憩し、活動開始は昼食後となる。
９月議会の開会までに実施したい視察研修の検討。
依頼事項の処理のため、担当部署廻り。
公共施設の管理について要望していた所の、その後の改善状況の確認。（管理人さんは気持ち良さそうに昼寝をしていたが、起こさずに確認だけしてそっと帰ってきた）
総合福祉センター内の社協に行って、７月１１日の新聞に掲載されていた「災害ボランティア手引き」を入手依頼したが、まだ内部調整段階とのことでいただけなかった。
その他、用事を数件処理。
「恋まち」にボランティア参加した方に会う。このプロジェクトに参加した方々の人間模様を聞くのは面白かった。この方面の事に長年関わって来た方の話だけに、私との共感するところが多々あり、いつの間にか１時間ほどが過ぎていた。
一日の行動をはしょって書いて見たのだが、自分が動けば地域の動きも様々見えてくるものだ。
| 2005年08月10日(水) |
小松地区地域審議会（第２回）の傍聴 |
小松総合支所で開催された「地域審議会（第２回）」の傍聴が、今日の大きな仕事だった。
協同水源の水当番の合間をぬって、穂肥の散布を８ａ済ませて、開催時間１３時半ぎりぎりセーフでの小松行き。国道１１号線を使って私の家から会場まで３０分の行程。
審議会は、会長挨拶のあと、地域振興係からの資料説明。その後に、（会長要請だろう）西条市総合計画の策定状況の説明が企画経済部からあった。
あと委員からの意見
・合併新市建設計画と総合計画の整合性をどう取るのか
・道路管理の小松方式からの変更に現場からの戸惑いの声があるがどう考えているのか。
・緊急時の道路整備体制は
・ガードレールの管理状況
・合併処理浄化槽設置事業はどのように変化したのか
・集会所整備事業の内容。放送施設の更新状況は
・防災体制を総合計画の中で見なおし、住民に明確に示す必要があるがどうか
・災害復旧状況はどのようか
・小松川遺跡の復旧状況はどうか
・水道整備の状況は
・災害対策への不安があるが、国県にどのように伝えているのか
・合併に伴うサービス向上の取り組みは（移動図書館車）
・災害マップの作成・配布の考え
・妙之谷川の整備状況、自主防災組織取り組み強化の必要性
・避難場所の指定見直しについて
・交付税額の推移 職員定数適正化計画 公共施設の使用料設定有無の考え方は
・石根地区交流館建設計画の進捗状況は
・合併特例債事業の内容は
・道路中央線の排水対策
・新市建設の基本方針 施策の方向性６項目に基づく施策資料の作成を求める
・ハード・ソフト両方の事業内容を提示する資料として欲しい
１５：４０終了
昨年の災害の記憶に基づく質問や意見が多いことに、やはり地域の課題として重要であるとの認識が伺えた。それは、東予地区地域審議会とは全然違う雰囲気であった。
旧２市２町の中で一番小さな地域であるこの小松地区が、今後新市のなかでどんな役割を果たし、存在感を発揮して行く事ができるのか。
旧来の姿に固執することはないが、歴史ある地域としてキラリとひかる存在であって欲しいものだ。人材はいるようなので、十分な情報把握の元での臨機応変な行動が出来れば面白いと感じた。
| 2005年08月09日(火) |
北条道の駅 吉海道の駅 図書館の会 |
朝起き抜けの「私は忙しいからあなたが松山まで行ってくれない」という妻の一言で、今日の私の予定は大幅変更となった。
１３時から学校で用事があるという娘を松山まで送っていったついでに、今治廻りでの帰路を取り、「北条道の駅 風和里」の視察を思い立つ。
以前に北条スポーツセンターに来た時に比べて、道の駅建設地は 様変わり して、見違えるような賑わいを見せていた。
松山に近い海水浴場であることと合わせて、広い砂浜、しゃれたレストハウス、瀬戸内の穏やかな風景、駐車場の完備、（ほぼ満車状態）等の条件が整った所以からか、平日にかかわらず若者の姿が多いことが目に付いた。
道の駅施設にも地元産品が並べられ、買い求めるお客の姿が多く見受けられた。
この施設を作る時、親交のある地元議員が「今度北条に道の駅を作るのでその研修に行く」と言っていたのを思い出し、良い結果が出たようで何よりと感じた。
施設への木材の多用、屋根にはお隣地域の産品であるだろう瓦を使っていることにも好感を持った。
この道の駅にあった、四国内の道の駅紹介本「四国道の駅弁」（９８０円）を購入、これからこの項目での研修の良い参考になりそうだ。
しまなみ海道を走り、「道の駅吉海いきいき館」に行く。急なルート変更は手持ち資金と相談の上でのこと、橋の通行料金１８５０円は痛かったけれど、見ておいて損はなかった。
そこで働く名物人の魅力だけでも商売は成り立つことを、実際この目で見ることができてよかった。
七厘で焼いて食べる魚介類は、施設内の生簀から直接上げた立ちを食べるのだから新鮮間違いなし。時間と財布にゆとりが有れば、是非に食したいものだと想いながら眺めるだけ。（ああ、思い出したら涎が出る）（さぞや、変なおじさんがじろじろ見ていると思われたことだろうなあ）
以前、この地を訪れたのは「愛市親睦会」での研修だったが、団体行動と違って今回は１人旅。足を伸ばして吉海郷土文化センターを視察。
村上水軍の関係からか、西条市郷土館よりも数倍の数の鎧兜の陳列が目を引いた。野間仁根の出身地らしいコレクションもあった。
帰りに道の駅今治湯ノ浦温泉に寄り道。
一日三ヶ所見て歩いただけでも、流行る所と単なるトイレ休憩の所の違いが分かるものだ。
要するに商売の鉄則と同じということだが、行政がやる場合は道路利用者等（広義の意味での住民）への便利供与も含めて「採算度外視してもやる意義がある」という理論もあり得るから、そこをどう判断するかが問題だが。
夜「新図書館建設を進める会」の第３回集会に出席。市役所担当に行って聞いてきたことの報告があったが、議会答弁の範囲を超えていないことは伺える。
その中で出席者から「建設総予算３３億と概算しておきながら、その内訳を言わないのは納得できない」との声が大勢。
新築を求める署名の集計は８５４７名とのことだった。ほぼ一月でよく集めたものだとそのパワーに関心するばかり。
公共施設の設計の事が話題に上り、福祉会館は武道館と同じ設計事務所だとの話が大受けしていた。
業者は選ばなければならないという見本があるということでしょうね。
一日まあまあ有意義な予定変更ではあったかな
| 2005年08月08日(月) |
変人総理の やけくそ解散 |
やけつきそうな一日、協同水源の水当番。
けいかいなセミの声だけが話し相手のような誰もいない水田。
くたくたになる穂肥の散布作業５３ａ終了。
そんななか社会は動く。
解散総選挙は９月１１日となった旨、ニュースが伝えている。
散々人を引っ張った挙げ句の「殿ご乱心」か。
８月８日は 四国の道を一斉に清掃する「８８クリーンウォーク四国」の実施日。
道の駅に案内パンフレットを置いていたので、事前に参加申し込みをしていた。
水当番の合間にバイパス道路の空き缶拾いを少しして、行事にチョットだけの貢献。
この案内パンフレットに四国内の道の駅が掲載されているのだが、各地それぞれに工夫を凝らしている様子が、その名前からだけでもうかがい知ることが出来るようだ。
| 2005年08月07日(日) |
清掃奉仕作業 議会資料の整理 等 休日 |
朝８時から自治会行事である「お盆前の地区内清掃奉仕作業」に出る。
暦のうえでは今日は立秋。そんなのは名ばかりで、少し体を動かせば途端に汗が噴き出す日曜日の午前中。１１時までの作業で、地域内を走る市道路肩の雑草が綺麗に刈り取られる。それにしても、ポイ捨ての空き缶ゴミ類の多さには、毎度の事ながら顔が曇ってしまう。
太鼓台青年部は、飾り幕の虫干し作業。小学生の参加を呼びかけ、次世代育成の取り組み実施。
午前中に一日の汗を出してしまったようで、昼食後は少し高校野球のＴＶ観戦で、体力回復を図る。農作業と納屋の整理少し。土用干し後の水田に水を入れたのだが、モグラが畦に穴を開け、塞ぐ作業が余計に重なる。
夕方、買い物に出かける。家にいた時の来客と、店で知人に出会った時とで、今日、私の図書館署名集めの成果は１０名。妻は昼から自治会内を廻り、夕方は図書館前での署名集めで６０名ほどの成果だそうだ。やっぱい 馬力が違う事を痛感しますね。
夜は、溜まっている議会関係の資料整理。積み上げた資料を再度目を通しながらの作業は、西条市での事業のおさらいになる。
合併前平成１６年１０月にまとめられ、議員に送られてきた「西条市中心市街地活性化基本計画」は駅前開発中心に何十億の事業だったかな。
古川水辺公園と道の駅基本計画資料には、水辺１２億６千万、道の駅１９億５千万、計３２億１千万との走り書きがある。
４日の東予地区地域審議会では東予体育館建設は３０億の計画だったが、と委員が発言していた。
これに図書館建設の３３億が加わるのだから、ここ数年で新西条市の町づくりも、物いりではある。
市民の皆さんは、さて、どの施設が不要不急のものだと考えるだろうか。おそらく道の駅あたりが、一番に市民の便益施設ではない不要な施設だと思うのではないだろうか。現に、そんな声が高まっている。
資料を整理していると、これからの私の活動方向が明確になってくるから、あたら疎かにはできない。
そうそう、２日には西条市財政状況表が送られてきた。ファイルに収めようと過去のデータを振り返ってみると 市債残高の項目では
平成１４年（決算）３０５億円
平成１５年（決算）３０７億円
平成１６年（上期）２９６億円
平成１６年（決算）７４６億円
となっていた。
単純計算すると、旧西条市での住民一人あたりで負担する市の借金は５０万円。
新西条市となって、住民一人あたりで負担する市の借金は６４万円。
位は合っているのかな。数字が大きくて計算機で計算出来ないぞ
これが、自治体合併駆け込み事業の結果なのかどうかは、分からないが・・・。
基金は
合併時点で４２億５３００万円あったものが、平成１６年度に起きた災害復旧で粗方使い果たし、１６年度末時点で１９億３１００万円となる見込み。と平成１７年３月議会の議事録にある。
こんな現状の元で、待ちに待った新図書館建設を店舗リホームで済ませようとしたって、市民の方々は納得出来ないでしょうね。それも、土地購入費が嵩むから経費節減のため既存建物を利用するという理由ではね。
そんな事を考えていた休日。
森林ボランティアの関係団体から案内をいただいた「そばづくり体験説明会」に少し遅れて参加。会場は産業情報支援センター。
この作物については、息子がどこからか種をもらってきたものを庭先に蒔いたところから、私自身興味を持った。種の蒔き時から収穫の時期まで、皆目分からないままに１年目は過ぎてしまったので、そばを食するところまでやってみたい想いにかられての今回の出席である。
育て方の説明を聞いて、納得はできたのだが、自家製そばが我が口に入るのは、さて何時の事かな。
産業情報支援センターを出ていて、敷地内の植え込みが草だらけなのが目に入る。
この施設に関係する皆さんは、どなたも金儲けのネタ忙しくに忙しいのか、自分達の施設を見た目綺麗にしておくことなどには気が回らないようだ。
孵卵器の中でまだ目を覚ましていない方々には、社会生活上の配慮などという事は今から勉強し始めるのだろうか。自腹とはいえ毎週施設内でパーティーをする時間はあっても、草引きする時間などは無いのかとガックリするばかりですね。
西条港を会場として今日・明日開催される「マリンフェスタｉｎ西条」を覗いてみる。財団法人マリンスポーツ財団と西条市教育委員会主催による水上イベント。
このイベントを行う機材とインストラクターは、マリンスポーツ財団からの提供との事。モータボート試乗の子供達の歓声が、自分も乗ってみたい衝動に駆られる。
西条農業高等学校が主催する「千町棚田保全活動」の様子を見に出かける。
この地域は、昨年の台風で大きな被害を被った所なのだが、その爪痕もまだ生々しく残っているヶ所を上がって行くと、丁度予定の作業を終えた一団に出会えた。
今日は、みんなで そば の種まきをしたとのこと。次の機会には一緒に作業したいものだ。
この地域の棚田は日本棚田百選に選ばれてもいいような規模なのだが、残念、選に漏れてしまった。その理由は、全体規模に占める荒廃地の面積が多すぎることによる。
そんな状況に少しでも歯止めがかかるようにと、取り組む地元高校の活動に私も協力したいと想っている。
山に入った帰り足で、加茂の対岸 荒川 の様子を見に行く。
昨年の台風災害での道路倒壊現場では、土曜日でも復旧工事が進められている。現場確認してみたのだが、谷筋ヶ所につづら折れ道路がある場所の倒壊なので、工事はまだまだ難航しそうな感じを持った。
安全帽をかぶていない者は、工事現場には入らないで下さいと注意を受ける。
当然の事だが、そういう当たり前の注意が出来ない者もいるからねえ。良
加茂川お祭り広場に、消防自動車と消防職員の姿がある。
９月１日に予定の県総合防災訓練の準備なのだろうかな。ご苦労様です。
１５時半からの開催の、河原津海岸「カブトガニ探検隊」。潮の引く時間帯に合わせた開始のようで、今日は８齢のカブトガニが見つかった。
参加者は２５０名ほどで、家族ずれがカブトガニの尻尾を掴んで盛んに写真を撮る光景が微笑ましい。
旧西条市では埋め立てによって自然海岸がゼロの自治体となっていたが、新西条市となってこの河原津海岸は、自然環境保全のシンボル的な地域として位置付けられる。
丹原七夕夏まつり。夕方の通り雨が笹飾りを痛めないよう、大急ぎで外している。
夕暮れ時を迎え人通りが出てきたらみんなで協力しながら、大急ぎで笹飾りを元通り綺麗に飾り付けている。住民手作りのイベント特有の熱気が、辺りにムンムンしている。
小松町ふるさと祭り。明日は大名行列と踊り連の繰り出しがあるとのこと。今日は前夜祭なのかな。夏祭り特有の汗にまみれた人々の顔に、故郷に生きる人々の郷愁がにじみ出ている。地域の良き伝統が長く続き益々発展することを願う。
西条市の海から山から地域を走り、今日の軽トラの走行距離は１０６ｋｍ。
それぞれの地域での催し会場には、中心になって動く地域の方々や市職員の姿がある。
７月末の３０００万円マルナゲイベントを苦々しく思う一色達夫にとって、今日のような手作り行事を見て歩くと、まだまだこの地域は大丈夫だと安心する。
西条商店街では３週連続の夜市図書館署名集め。成果は１７０名。カンパ６０５円。今日までの署名総数は６０４０名とのことだった。
体制順応型訳知り顔の男は動きが鈍いが、その点、世のしがらみを超越して活動する女性は行動的。やるもんだね。こういう方々を敵に回すと怖いよ。
| 2005年08月05日(金) |
資源リサイクル活動奨励補助制度 その後 |
新年度から全市で実施されるようになった「資源リサイクル活動奨励補助制度」の、実施状況を担当課にいって聞いてみた。
この件については２月２日の日記に書いたのだが、制度定着を願う者として、その後の進展が気になってのことである。
現在全市で３３団体が集団回収を行う団体として登録し活動しているのだが、その多くはＰＴＡで占められ、登録団体の広がりはイマイチという感じのようだった。
私の住む玉津小学校区では玉津小学校ＰＴＡがいち早く登録団体となり活動しているのだが、いまのところ年２回の活動実施であり、市による分別ゴミ回収の経費を削減できるところまでにはいたっていないようだ。
しかし、小学校が資源リサイクル活動をした翌月の市による回収量は極端に少なくなるとのことで、ＰＴＡ活動への地域的な協力体制の成果は如実に現れていることが理解できた。
これが、地域毎に複数団体が登録団体となり、リサイクル活動を数ヶ月毎に行うようなローテションを組むことができれば、この報償制度を創設した目的が達成されるのだが。
との思いがありまず塊より始めよで、この制度に関する資料を作り、自治会で配布してもらった。
おりしも西条市では環境サポーターを募り、環境問題を考える活動の中から「環境基本計画」の素案作成段階にある。
願わくば、市民意識の向上によって「快適環境実感都市」建設の実が上がることを。
ー ー ー ー ー
この資料作りに手間取り、新盆準備の母の手伝いも重なって、予定していた松山市で開催されたＮＨＫ合唱コンクール愛媛大会へ出場する西条東中音楽部の応援行はキャンセル。
だが、結果は金賞で、四国大会への出場を決めたとのこと。やれやれ胸をなで下ろす。
| 2005年08月04日(木) |
東予地区地域審議会（第２回）の傍聴 |
１３時半より東予総合福祉センターで開催された「東予地区地域審議会（第２回）の傍聴。
朝から一つ資料を作って関係者にＦＡＸをいれていたのだが、この作業に手間取って、東予有料道路を使って会場に着いた時には会長の挨拶が始まっていた。
２１０円支払うのはあとわずかだが、通るたびに「合併のささやかなご褒美に東予有料道路を無料にすることも考えられる」などという絵空事を思い出す。
審議委員は１５名全員の出席。傍聴者は私一人。会長挨拶のあと、事務局より提示資料の説明が５６分まで。あと委員からの要望が延々と続き１５時１４分の終了。
提示資料は、昨日の西条での会議でクレームが付いたからなのか、東予地区でのハード事業一覧表に合わせて事業位置図が付いていた。これなら地名と事業名がまだまだ一致しない私にも一目瞭然に分かってベリーグーだった。
委員からの話
・カーブミラー設置事業の変更について
・東予体育館の建設計画のその後は
・合併によって旧東予市での事業はどのように変化したのか
・道路拡幅事業のその後は（道路整備要望が多数あり）
・ボランティア事業補助金は旧東予市での方式と違い、現場は苦労している
・消防車両の更新時期の基準は 防火水槽の設置数は
・壬生川駅西の区画整理事業のその後は
・インダストリアルパークの小区画分譲について
・漁港整備事業の時期をノリ養殖時期にかからないように配慮してほしい
・１９６号バイパス工事はどうなているか
・他市では補助金の見なおしが進められているが新西条市ではどうなのか
・駅周辺の整備を進め観光客対応をしてほしい
・新川堤防のひび割れが心配
・旧東予市では自主防災組織の結成が進んでいたのだが旧西条市での結成状況は
・防災面での教育関係での取り組みは
・街路樹の剪定状況は
・西警察署の整備は 存続への働き掛けは
地域課題はそれは一つひとつ重要な事柄であることは理解できる。それに応えるのも行政の仕事だろう。が、昨日の西条地区地域審議会と今日の東予地区地域審議会の、そのあまりの内容の違いに、聞いていて暗澹たる思いに捕らわれてしまった。
これ以上言ったら、それはあんたが旧西条市選出の議員だという感覚で物を見ているからだと批判されるのが明らかだし、それは、これから何十年もこの地域の課題としてあることだから もうやめる。
だが、一言だけ言えば、
新西条市の取り組む図書館建設などは川の向こうの人ごとなのですか。
旧西条市にばかり投資しないでこっちにも持ってこいというのなら、何のための合併だったんですか。要望型民主主義からの脱却をチョットは考えて下さい。
| 2005年08月03日(水) |
西条地区地域審議会（第２回）の傍聴 |
市報８月号に開催のお知らせがあった「地域審議会」を傍聴に行った。
今日は西条地区の地域審議会の開催であり、今日を皮切りに東予、小松、丹原の順に旧２市２町の計４つの地域審議会が開かれる。
第１回は３月１８日に開催されているのだが、３月議会最中のことであり傍聴には行けていない。今日の会議の冒頭の話によると審議会会長等の構成を決めたようで、今日の会議が実質的な審議の始まりの様子だった。
１３時半開始。審議委員１５名中１３名の出席。傍聴者は私を含めて３名（一般市民１名、報道関係１名、議員１名）１５時１１分終了。
委員に提示された資料は、新市建設計画関連事業（西条地区）として３月当初と６月補正で予算化された投資的経費（ハード事業）の一覧表で、Ａ３で３ページにまとめられている。
私は一目見て、これは全て議会で審議したものだけど、掲載された全ての事業内容を言おうとしたら、議員でもチョット一息いれないといけないなと感じた。
議員は、数字と１行の枝書きで内容を把握するのが仕事だけれど、一般市民には無理というものだ。
案の定、提示資料と審議会の進め方について委員からクレームが付いた。
・新市建設計画のどの部分に書かれていることが、どの事業となって予算化されているのか。具体的に示して欲しい
・内容が分かる説明資料を付けて欲しい。
・新市建設計画にはソフト・ハード両方書かれているのだから、その両方を提示して欲しい。
・会議を開催するに当たり、事前に資料を配付して欲しいと何時もいっているのにやったためしがない。市民の意見を真摯に受け止め、智恵を出してもらえるような資料を出せ。
・事業の完了時期の明示もして欲しい。
市の進める事業に対する意見としては
・７月３０・３１の合併記念イベントは沢山の人出があったというけれど、その事業はテレビ愛媛への丸投げだった。そんなんでは合併事業としての意味がない。
・前から住んでいる者が、後から来た者に追い出されないように考えろ。
・図書館の件は、市の打ち出した内容に市民の間から異論がある。チャンと分かるように説明しないとダメだ。
・まつりのための駐車場整備だが、伊曽乃祭りだけに４００万円使うのは不公平。
・図書館には大きな期待がある。住民とともに成長していけるような内容のあるものを作って欲しい。
・今治では地産地消を進めるための担当課があるそうだが、西条ではどうなのか。
ー ー ー ー ー
今回の地域審議会を聞いて、合併というものの現状が見えてきた状況にあって、「はたして合併となんだったのか」というような雰囲気を委員の方々から感じた。
議会という組織があるうえに、この審議会の位置づけをどう理解したらよいのかとの意見が多数聞かれた。
合併を進めるためのツールとして総務省が用意したこの地域審議会だが、そこに参加する方々はこの地で生活する生身の人間。地域の生活感に根ざした感覚と最新情報が、リアルタイムで提示されるようだ。
今後の参考となる意見が多数あり、傍聴に来た甲斐があった。
| 2005年08月02日(火) |
第２０回 愛媛県市議会議員研修会 |
愛媛県市議会議長会 主催 による「第２０回愛媛県市議会議員研修会」が松山市で開催された。
松山市役所１１階の大会議室で１３時半からの開始。西条市議会から公用バスを使用しての参加。
行きのバスの中で、今日の講師は四日市大学の竹下譲教授だと聞いて ラッキー と思った。
この先生の主催する自治政策講座が毎年７月に東京で開催されているのだが、そのハードな集中講義に惹かれてこれまで２度参加させてもらっている。
今年は、７月１５・１６日の日程で開催されたのだが、１５日は西条市議会の常任委員会研修と日程が重なり、１６日も大阪での観劇ツアーに誘われて、今年はやむなくパスしてたのである。
それが、松山で講義を受けられるとはまさにラッキー。
語弊があることを承知で言えば、大学の教授の話などは何回聞いても同じであったり、政治学専攻の大先生に限って御用学者を地で行くようなお方が多いのが通り相場である。
それが、この私が 密かに信奉する この教授に限っては、自分の専攻する学問の実践こそが、疲弊するこの日本を再生する道であると確信を持って述べられている所がある。
今日の１時間半の話の中でも眠気を誘うことなく、以前に聞いた話の繋がりの中に新しい研究成果の発表も含めて、「新しい時代の地方議会 ー地方議会の復権ー」との演題を講義いただいた。
大雑把な分析をすれば、日本がお手本とする米国の政治は、世界経済を牛耳るマネーの力の上に立って成り立っている。世界経済を動かす企業群の力をどう活かすかを政治は考えていれば事足りているようだ。
比べて日本は、経済活動の牽引力を政治にばかり求め、公共投資による水膨れ経済を維持するための自転車操業の真っ最中。竹下教授の言うように、一日何兆円も発行する国債の引き受けてが無くなれば、一巻の終わりで破滅が待っている。
ヨーロッパ諸国も、日本と同じ様な資本主義経済と議会制民主主義の弊害の部分で、ある時期国の破綻一歩手前までいったが、強力な政治のリーダーシップの発揮によって、その危機を乗り切っている。
さらにヨーロッパ諸国の政治を評価すれば、強すぎるドルの弊害部分を是正するため、欧州統合とユーロという新しい通貨価値の創出を画策するという挑戦を続けている。
日本の疲弊した社会を再生するお手本は、欧州諸国にこそ存在するというのに、現状といえば米国のポチを演じて今だ是正の兆しも見えない。
だが、竹下先生のような地味な研究者をこの地に招いて話を聞こうという動きが出てきたということは、この地にも日本の現状を打開する方法論を真剣に考えている方々も出てきたのかと、私は講義を聞きながら涙が出るくらい嬉しかった。
講義の最中に私が用意していた質問は「地方分権が進んで来る中で、二元代表制の一方である自治体首長の力が益々強まってくるが、それに対抗しうる議会の存在意義をどう創り出せばよいのか。」
けれど、手を挙げる事を躊躇してしまった。
以前の講義を聞いたときに質問したように思うし、このテーマは、私がバッチを付けている間常に追い求め、自分でその方法を考え実践して行かなければならない事なのだから。
早くも８月だ。
日々の雑用に追われているうちに、時間だけは流れていく。
地域作りのための行動にメリハリを付けようと、様々考えてはいるが、その仕掛けと行動への取りかかりはおいそれとはいかない。
資料だけは積み重なっていくのに、そのエッセンスを吸収し力とすることに結びつかないじれったさだけが頭を支配する。
ましてや昨日のような地域づくりの理想と現実のギャップの大きさを感じてしまうと、その閉塞感に余計にイライラがつのってしまう。
そんな状態から抜け出すには、一点集中で仕事を一つからやっつけることだと、朝からネット検索に取り掛かった。
目的は、視察研修の内容検討。
一日取り組んだかいがあって、調査項目と候補地に目星がついた。
明日は松山市で市議会議員研修がある。
さて、どんな話が聞けるのか楽しみだ。
夏に鍛えよう。体も精神も知識も。
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