１月は行く ２月は逃げる ３月は去る ということで、３月も今日で終わりとなってしまった。
春休みに入って以来、夜更かしの癖が付いてしまった子供達が、昨日の夜はどうした事か早寝している。妻に聞いてみると、今日は学校で「離任式」があるので早起きするのだという。
故あってこのところ子供達との関わりが薄くなっているのだが、彼等はそれなりに学校生活を満喫しているようだ。転勤となる教師への贈り物を選ぶ係りを引き受けたり、部活の顧問の先生を送る会で食べ過ぎてへたっていたり、春の季節のもの悲しさの中からでも、心に残る思い出作りが出来ているようだ。
親が無くても子は育つ。もう親から吸収する事よりも、社会からの刺激の中から種手選択し、自分なりのアイデアを発揮しているようだ。
教師への贈り物は「２５００円の盆栽」にしたとのこと。花束よりも「長持ち」しそうで が選んだ理由だそうだ。
教師は喜び、生徒達は、盆栽を包む赤いリボンのついたラッピングとのミスマッチに拍手喝采との事。
そんな事とはつゆ知らず「なにこれ、誰の陣中見舞いだろうか」などと、玄関にあった ぶつ を見て不思議がっている 危機感欠如 のお父さん。
大丈夫なの。決戦までもう１か月切っているというのに。
今日 つばめ は６羽に増えている。
気の早いペアはもう巣作りに掛かかっている。
車庫の中は既に ふん だらけ。よしこれで うん が着いたぞ。
このところの陽気に誘われたのか、我が家に つばめ が来訪した。
昨年のつばめなのかどうかは分からないが、二匹揃って車庫の中を飛び回っている。
選挙事務所として開けている車庫なのだが、早速に巣作りを始めると、つばめにとっても私たちにとってもチョット落ち着かない日々となってしまう。
つばめは家に幸福を運んで来るという。ならばむげに追い立てるワケにもいかないのが心情というものだ。
さてさて。つばめさん、一月ほど辛抱してくれないかえ。
そんな人間の身勝手など知らないように、つばめは家の周りを勢い良く飛び回っている。
見上げる空は澄み渡り、もう汗ばむような陽気となった。
武丈の桜もちらほらと開花しているとの便りが届く。今日は春休みに入って一番ゆったりと出来る日曜日。花見がてらの家族連れが繰り出している事だろう。
我が家の庭は、ラッパ水仙・ムスカリ・チューリップで色取られている。
てっせん・バラ・擬宝珠・が芽を伸ばし始めている。
それにも増して 草草 の勢いも負けてはいないから ご用心。
この時期、まだまだ花を愛でる精神的ゆとりがある一色達夫です。
| 2003年03月29日(土) |
サイレント・カスタマー |
３月１日付けの朝日新聞土曜版に 工業デザイナー「川崎和男」氏の事が特集されていた。
その文章の中で、私の目を引いたのは「サイレント・カスタマー」という言葉だった。
製品を売り出した時、消費者は一度は買ってくれる。だがその製品が気に入らなかった場合、文句を言わずに次から買ってくれない人がいる。それが「サイレント・カスタマー」だという。
文句を言ってくれたら、次の製品に活かして行けばいい。だが、何処が気に入らないのか分からないままに、お客が離れていったら、改善していく術が無いという事だ。
政治を行う場合、どの様な小さな事でも説明責任を伴う。
皆さんから「アレどうなっているの」と聞いてくれたら、説明ができる。
だが多くの場合、市役所に問い合わせたり、投書をしたり、議員に聞いてみたりして、自分の疑問を払拭しょうとする積極的な方は、極まれだと思わなければならないのが現実だろう。
そんな現実のなかで、人から選ばれようとする人間はどの様にして人の心にアピールすれば良いのか。
自分の仕事の実績をアピールする。つてを頼ってお友だち路線で行き仲間と認めてもらう。どんな役職に就いているかをアピールして威厳を見せる。現状に飽き足らない人々に新鮮さという期待感を持たせる。希少価値という価値観にアピールする。
政治家は、「サイレント・カスタマー」に「引導」を渡されないようにするためには、常時有権者の心に訴える行動と主張に心がけなければならない。
選挙は、そんな普段の行動についての審判が下るとき。
２４日に自宅に開設した「選挙事務所」に、この４年間の「活動報告」を張り出して見た。
６号から１３号の８回の活動報告を改めて読み返し、もう記憶に止めない文章がある事を知った。
何とも何とも心許ない議員ではある。
そんな自分自身に反省しながらも、「１１号の自治体合併特集から３回の内容が充実している」などと自己評価している達夫。
時代の変化に対応する、新たな施策の提案は出来ているつもりだが。
つまり施策のリニューアルをしています。という事だね。
後援会活動は、そんな新しい 製品仕様 をアピールする活動だという事かな。
政治全体への不信感が漂う中で、今回も 一色達夫 という製品を選んで「使ってみよう」思ってくれるのかどうか。不安でもあり楽しみでもあり。
| 2003年03月28日(金) |
２市２町合併協議会（第６回）会議 傍聴 |
１３時半から東予市で開催された「合併協議会」を傍聴。
委員２９名中２６名の出席。事務局３０名。報道４名。傍聴者４名（４名とも西条市民。内議員は私を入れて２人）
報告事項３件。議決事項３件。継続協議事項３件。新規協議事項５件。
継続協議事項の内「地域審議会」の取り扱いについての協議でひと波乱があった。
この地域審議会の設置については議会の議決が必要。そのため西条市議会の「合併問題調査特別委員会」では、新議員が選出されてから態度を協議するという事で、今回の協議会では継続を主張した。（例の、審議もそこそこに帰り支度をしていた時の委員会で、話していた事だ。）
それに対して、小松・丹原あたりの議会選出委員あたりからクレームが付く。結局、協議会会長が継続を宣言して、今日の所はけりが付いた。
「新規協議事項」の内、使用料・手数料が、合併を機会にアップするものがある。
提案説明では「実費弁償の原則で」と言った。
合併協議は「サービスは高く、負担は低く」と言ってるハズなのに、口は便利なものだと関心する。
今日提案があった中で、西条市で一番不満が出てくる事項は「納税貯蓄組合」の取り扱いだろう。
この件については、市民から見なおしの要望が寄せられたので、３月議会で質問しようかとチョット調べてみた。（日記に書いたかな）
だが、今、合併協議の中で見なおしを協議中という話があり、時期尚早という事で「先送り」している案件だ。
今日配布された資料には、貯蓄組合法第１０条に「補助金の交付額は、組合が使用した費用の金額を超えてはならない」とある。だが現実は、西条市・丹原町・小松町が「事務費相当額以上の補助金を支出している。」
これを、合併を機会に東予市にならい、「事務用品等の限度額を設定し、その範囲で支給」とする。
現在、この貯蓄組合を組織して、補助金を得ている組織にとっては、補助金が 減る という事だろう。
さてどうする。
次、登壇する機会があれば質問項目に取り上げたいものだ。
が、前の橋から渡らねば
協議会は１５時過ぎに終了。
会場の出口に、地域審議会の審議の時発言していた方々が、煙草を吹かしながら「西条もあれだけ言っておけば次は性根を入れてくるわい」などと手柄話をしている。
以前に、この連中の内の一人と西条市役所のエレベーター前で遭遇した。
合併協議会に出席のため来ているのが分かり、目的の階も同じだとは分かっていた。
その時私は、一緒に乗らずにやり過ごした。
４月２０日から２６日まで、西条市内を「選挙広報車」が朝から晩まで走り回る。
県会議員選挙ともなるとウグイス嬢からお手振り部隊まで「綺麗所」を取りそろえ、ここぞとばかりに「愛嬌」を振りまく。
だが、市議会議員選挙は「アットホーム」な感じで、友達・親戚・近所の人・職場の若いしと取り混ぜて「お出まし」となる。
その感じといえば、手の振り方も「ぎこちなく」いかにも「素人」というのが分かってしまうから「微笑ましい」ものだ。
人員にゆとりのある 陣営 では交代要員を取りそろえ、一日で市内一円を５回も６回も回る。そんな陣営はユニホームを揃え、４つの窓から腕が４本出て、ひっきりなしに振られている。それを見て私は、なんだかカニさんみたいだと関心するのです。
私の過去２回の選挙でも「選挙広報車」は出した。
法定選挙費用で、広報車の借り上げ料は出るのだから、宣伝会社の大きなスピーカーのついている車を借りればいい。だが、小回りが効かないみたい。
それで、ミニカＴＯＰに看板を付けて走っている。
ただでさえ背高ノッポの車に、アタマデッカチの看板を付けるのだから、カッコいいとは言えない。はっきり言って「不格好」。
この車２ドアで、窓は２つしか空かないから、宣伝部隊は２人。これではあまりにも寂しいので、たまに人が居たら３人乗っていたこともあった。
２人の場合は忙しい。運転者も片手でハンドルを握り、片手は窓の外。助手席のアナウンサーも片手はマイクで片手は窓の外。
そんな状況を「有権者」がみて、細かくやっているのだと「同情を買う」のが一つの作戦。（これジョーク）。
この作戦も二回は通用しなかった。
この前の選挙の時は、人の確保が出来なくて、朝立ちに出たのはいいけれど、連れは仕事にいってしまい、出先から私一人で運転手とアナウンスの両方をやりながら自宅まで帰って来た時は往生した。
まあ、私の選挙は、身内と友達関係数人の助けだけで何とかやっている事は、西条中知れ渡ってしまったから、慌てた事はない。
部落の方には頼まない。みんなそれぞれに仕事があるのだから
時効だからもうバラしてもいいかな。平成７年の選挙の時は、運転手とアナウンサーをお願いして、「任せていた」のだが、一色達夫の選挙カーは「お堀端」でズート休憩していたそうだ。と後から教えてくれた。
選挙期間中には、そんな笑い話には事欠かない。が、最後の一日は何処からともなく人が湧き出てきて、朝から晩まで たつおたつおたつおをよろしく と叫んでいるのだから、世の中そんなに眉をつり上げる事も無いのです。
新居浜市では宣伝カー無しの選挙をした人も出てきている。が西条では、まだまだそこまでの冒険は出来ないと私は感じる。
今度の選挙も平成１１年の選挙で使った看板を、そのままミニカＴＯＰに付けて走る予定。４年も経っているので、白生地が黄ばんでいるのだが、我が家の財務大臣の許可が出ないので、このまま使用予定。
彼女は、みんなそんなにしげしげと見ないから「だいじょうＶ」。などと言っているのだが、本当にＶサインは大丈夫なのか心配になってくる。
議員仲間でのお笑い話をひとつ。
宣伝カーを山に向いて走らせたのだが、なかなか帰ってこない、携帯電話も掛からない。おかしい、谷底にでも落ちたのかと思い探しに行ったそうだ。
そうすると、湯治場に宣伝カーが停まり、みんなサボッテ風呂に入っていたとの事。
どやしつけたのはもちろんだが、この候補者 上位当選 を果たしているのだから、世の中ゆとりのあるのが やっぱり強いという事かな。
| 2003年03月26日(水) |
一票 ゲットしました |
人を動かす３つの方法
�＾Δ砲茲辰篤海�。
�⇒�に走らせる。
�６寡櫃把匹の�てる。
選挙で名前を書いてもらうためには、この３つ以外にも、様々な方法で人の心に訴えなければならない。
選挙権は大事な権利だから、それは、スターの人気投票とは違う要素が入って来るという事だろう。
選挙の一つのやり方として上げられる企業選挙・組織選挙は、�△鉢�の方法を採る事が多いみたいだ。と世間では言われているらしい。
小さな自治体では、地区水仙 違う 推薦による区域割りによっての選挙もあるやに聞いている。
大規模自治体では、一点集中の政策を訴えるムード選挙と浮動票狙いの選挙もマスコミで報道されている。が実状は、経験した訳ではないから風評に聞くだけの事。
さて、そういう分析をしている私の選挙は、と問われたら
政策を訴える理想選挙。と言い切れたらカッコいいのだが・・・・・。
選挙を戦うための三種の神器 「地盤・カバン・看板」
そのうち地盤は、生まれた時から西条市に住んでいるので、何処の馬の骨か周知の事実で、住んでいる小学校区が地盤といえようか。
カバンの中身は 手帳が２冊・免許証・財布・筆記用具・カードが数枚（スーパーのカード）（キャッシュカードは妻の財布の中）・電子手帳（漢字が大の苦手なので、必需品）・はんこ・活動報告５枚。ようするにお金は無い。
看板は無い。親戚中見渡しても選挙に出たのは私だけ。
要するに、こんなもので選挙を戦うのだから、あとあるものと言えば・・・・・。
出ました「肝っ玉母さん」。 頼りにしてます。
今日、やいんに紛れて あるところで あることをしていたら 顔見知りの子と遭遇。
思わず ギャー。
「どうしたのこんな所で」と聞いたら、一色さんこそどうしたのと聞かれた。
「ここ私の家なのよ」
えーーー。じゃあ貴方、私の同級生の娘さんだったの。悪いことは出来ないね。ははははは。
という事で、今日 一票ゲット出来ました。
こんな一票の積み重ねが大事なのよね。
| 2003年03月25日(火) |
固まった 選挙運動員 |
統一地方選挙の時期が近づいてきた。
西条市議会議員選挙の告示は４月２０日。選挙日は２７日。
告示まで１カ月を切っているのだから、私も選挙運動？ いや、この時期には選挙運動と書いたらいけないのかな。後援会活動なのだろうね。
選挙の準備をしていると言った方が、当たり障りは無いのかな。
をしている。
どんな準備なのかは、平成７年と平成１１年の選挙活動経費の欄を見たら歴然とするだろう。
あとは読者の想像に任せるとして、４月１９日までは、選挙という一大イベントに集う人間の悲喜こもごもを書いてみたい。
そこで、今日は第１弾「固まった 選挙運動員」という表題です。
「選挙立候補届出書類」は告示日にスムーズに受付が出来るよう、事前の審査がある。西条市の場合は２７日〜２９日の３日間。
昨日から妻がその書類の作成に掛かりだした。その書類に付ける選挙公報用の白黒顔写真がマダ準備出来ていないのを 責められて 早速に行きつけの写真屋さんに走った。
その写真屋さんには先客がおりました。店の主人は奥で用でもあったのかいませんでした。
ふと先客さんが手に持った書類を見ると、どうも見たことがある色の書類じゃあないですか。
あなた○○さんの運動員ですか。と問いかけると そうです と答えました。
ようやく出てきた店の主人が二人のお客を見て、どちらから先にしましょうかと問いかけてくれる。
○○さんの運動員さんは、私に先を譲ってくれました。
そこで、私の用を主人に話しました。
選挙公報用の１０ｃｍ×７ｃｍの白黒写真がいるんですけれど、この選挙ポスターを作るのに使った「ポジフィルム」から出来ませんか。
主人いわく。やった事が無いので分かりませんね。とにかく出来るかどうかやってみます。このフィルムしかないんですか。
いや、名刺がありますけど、これもおいておきます。と私の名前を大きく印刷した名刺を差し出しました。
その時、いつもの悪戯心を出して、○○さんの運動員さんの顔色をうかがってみたんですよ。
私が、今度の選挙の立候補予定者と やっと理解出来たんでしょうね。
その運動員さん。固まっています。
顔を大きく引き延ばして下さい。この写真に映っているバッチは消えてもかまいません。などと、顔写真の出来上がりに細々と注文を付ける一色達夫。
傍らの○○さんの運動員さんを見ると、固まったままで立っています。
「聞いてはいけない秘密を聞いてしまった」とでも思ったのでしょうか。
私が用をすまして「お願いします」との言葉を残して店を出るとき、覗き見たその運動員さんの顔は 汗 でビッショリ。なのです。（店を出てから苦笑いの私）
私が発行する「活動報告」などは、どうせ他の議員のところえも回るんだから、配りだしたら議員連中にも「今こんなんくばんじょんよ（方言丸出し）」とさっさと渡している。
選挙戦術も、もう２回も経験していると、私の やり方 なんかはみんなの周知の事実。だから、おおっぴらなもんよね。
どこの運動員の前だろうと、隠す事なんか なーんにもなーい。
だが、初体験の運動員にしてみたら そんな私の行動は ゾンビ をみるような心境になったのだろうか な。
第１弾 これにて終了。第２弾を こうご期待。
今日は、私の地域の小学校卒業式。例によって来賓としての参加。
１０時開始、１１時半終了。
中学校卒業式から一週間後の小学校卒業式は、中学３年間での子供の成長の様子がよく解り、改めてこの時期での教育の重要性を感じる。
小学校と中学校との卒業式の違いは、単に子供の成長の様を感じるだけではなく、学校による教育方針や校長の裁量の範囲を伺い知る事が出来て、じっと座っている間にでも様々な情報を吸収する事が出来る。
観察結果を列挙してみる。
・中学校はクラス内の名簿順を混合名簿にしている。（混合名簿とは、男女をあいうえお順に混合して並べる方式）
小学校は昔ながらの 男 女 の順だった。
・中学校は昔ながらのシンプルな式次第。小学校はスライドを取り入れたりしているが、校長が替わってから様式ががらりと変わった。私は以前の対面式の式次第が良かったと思うが。
・保護者の行動も、子育て３年間での成長がうかがえるだろうか。小学校の卒業式では、まだまだフラッシュの閃光が多い。中学校では式典中の閃光は皆無。
・小学校の保護者はチャ髪が多い。（この事についてのコメントはしない）
・来賓席に座っている方々の行動を観察するのも面白い。特に面白いのは教師の行動。生徒一人一人について良かった事を担任が言っているのだが、それを熱心にメモッテイル。その仕事熱心さに「感動を覚える」
・中学校では市内の高校２校からの来賓が来ているのだが、勉学奨励賞をもらった生徒にだけ印しを入れている教師を見たことがある。が、これはどんな意味なのか理解不能。
晴の卒業式で、いい気分になって式場から出てきた途端、私の顔がこわばった。
保護者が式場の体育館前で 煙草 をふかしているのを見る。
「教育施設内は全面禁煙にする」というのが私の考え方。
西条市では 遅ればせながら 市役所施設内に分煙機を設置する事となった。
この設置費用だけでも相当の費用が掛かる。
煙草のみのタメに 無駄な税金を使う必要は無い。
次に登壇する機会があったら、市役所や教育施設での全面禁煙の考えについて質問してみたいものだ。
お隣の新居浜市や宇和島市の中学校では、既に教育施設内全面禁煙を実施している所がある。
あらら、卒業式の話題から外れてしまった。まあいいか。
| 2003年03月23日(日) |
消防観閲式 自治会総会 |
９時から加茂川河川敷きで開催された「西条市消防観閲式」に出席。
ココ数年、雨にたたられていた式だが、今年は天候に恵まれて参加した議員も多かった。
西条市内の消防団員５３０名の参加があり、良く訓練された様を見ていると、これぞボランティア精神の成せる技と、頭の下がる思いを持つ。
年間の手当はほんの少しなのだが、訓練や地域の行事ごとへの参加で体を束縛される事が多く、最近では後継者不足を懸念する声も聞こえてくる。
西条市の消防団は小学校区毎の編成となっているが、山間部での過疎化の波によって、昨年定数の見なおしを実施している。
西条市議の中にも消防団員が３名いるが、いずれもが５０代の方で、一度入ればなかなか退団が出来ないとのこと。
その大変さを伺い知る。
１１時半終了。
昼間は、庭木の手入れや草引きに費やす。
夜は、自治会の「総会」が７時からある。
新自治会長が決まって、部落運営も新しい感性が期待できそう。
「総会」が終わっての懇親会も、１１時過ぎまで多いに盛り上がった。
| 2003年03月22日(土) |
別子山村の閉村に思うこと |
別子山村が１１３年の歴史に幕を閉じて、新居浜市に併合される。
一人あたりの交付税額が都会に比べて何倍もの高額となる所から、合併による効率化を叫ぶ方々から、とかくの引き合いに出される事の多かった村だ。
住友財閥の基礎を作った「別子銅山」によって栄えた村も、閉山によって地域としての 生業 を失い、今又、国の悪政によって歴史のかなたに埋めれてしまうのか。
合併問題がようやく俎上に上がっていた頃、この地域の保守系議員が集まって、合併に関する情報交換をしたことがある。
その場で別子山村村議会議長が言っていた言葉を、今でも鮮明に覚えている。
「別子山村は新居浜市にお世話になります。皆様の前で村の事をお願いする機会はもうそう多くは無いと思います。この機会に、くれぐれも後のことはよろしくお願いします。」
会の雰囲気は、そんな小さな村の議長が言うことなどに、あまり興味をしるす者はいなかったようだ。
だが私は、小さな村の経営に一生懸命取り組んできた村議会議長の言葉が、政治の原点のように感じるのだった。
それからしばらく立って、西条市を含む２市２町での合併協議が進み出した頃、ある町議と話をした。
その町議は、議会の えらいさん が「新居浜市も小さな所がくっついてきて、２市２町から取り残された」などと言っている。と、さも 訳知り顔 で話すのを聞いて、話もそこそこに早々に引き上げた。
一言言ってやりたかった言葉は 飲み込んで
その言葉とは
「あなた、そんな事言ってる場合なの。あなたの町も、明日わ我が身でしょ」
| 2003年03月21日(金) |
３月議会から一夜明け |
嵐の一日が終わり、今日は休日。
ゆったりと睡眠時間を取りたかったのに、朝から電話が２件。
国際情勢の騒々しさなんか関係なく、社会はそれなりに動いている。
自分の都合で休日設定をしてはいけないと思い直し、仕事の処理２件。
外はいい天気だけれど、取り合えず資料の整理に取りかかる。
３月議会の資料がまた沢山になった。近い将来質問項目に使えそうな資料や、注目している事業関係の資料を振り分けて整理。
議会優先で、またまた積み重ねている新聞記事や各種の書類を整理。
今日が提出期限の書類などが出てきて、冷や汗ものだ。
やっぱり提出書類は受け取ったときに、即 返信しておかないと忘れてしまう。
地方紙の議会便りの欄に、私の「合併対策予算」についての反対討論の要旨が掲載されている。
合併協議会へ財政シミュレーション結果が出た時、疑問の記事を書いていた記者だから、私の反対討論も一理あると感じたのだろうか。
私の言っているのは「合併の現実を真正面から見捉えて、それを正しく市民に知らせろ」という至極まともな事。
だが「至極まともな」と思っている事項を「そうだ」という者が少ないのが、遺憾ともしがたいところだ。
「言わなかったら分からないんだ」「寄らしむべし、知らしむべからず」という行政の常套手段が、何時になったら「至極まともなもの」なるのだろうかと、ため息又一つ。
「春なのにーー 春なのにーー ため息又一つ」。
はい。メロデイーを付けてご一緒にどうぞ。
女子中学生の鼻を愚図りながらの歌なら ぐっと くるけれど、中年オヤジのため息なんか 花も萎むか
| 2003年03月20日(木) |
３月議会最終日 委員長質疑 反対討論 |
うるさい。朝から晩までイラクイラクとうるさい イラツク。
平成１５年度３月議会最終日。
合併問題調査特別委員会 委員長に対して、委員長質疑を行う。
議員生活８年目にして初めての委員長質疑だ。
その理由は、合併問題調査特別委員会へ付託された平成１５年度の「合併対策費」に対して、委員会での各委員の審議が不十分なためだ。
今回の予算の中に挿入されている、住民説明会で配布する資料の作成予算に対して、何ら質問も無く通過させている。
予算説明書には需用費と負担金という名目しか書かれていないから、議員が聞かなかったら内容についての説明は無い。
予算さえ認められたら、あとは自由に使ってかまわないという事。
住民説明会での資料が、如何に人心を合併へ誘導するための 改竄 資料であろうとも あとの祭り ということになる。
コンサルタントによって作成された財政シミュレーションを使って、合併の効果を住民に 分かりやすく 説明するための資料ができるということなのだ。
そんな懸念からの委員長質疑なのだが、これは議員仲間には すこぶる 評判の悪い おこない なのだ。
わからないから質疑をするのだが、えてして「あんたらの仕事は なってない」 と言っているように受け止められるのだ。
だから、これをヤルためには「起承転結」をはっきりと踏んでやるからやるべきもの。私の場合は、まず一般質問で「合併についての問題提議」。それから予算の内容を担当部署へ出かけて聞いてみて、その事についての委員からの質疑がどうであったかを確認。問題点を見つけたら委員長質疑で聞いてみる。
そうして仕上げは、予算についての 反対討論。
討論の要しとして、質疑での疑問点が使える。
これで合併関連の予算についての反対討論は３回目になった。
今回で２期８年間の議会活動が終了なのだから、最後を派手に打ち上げてみた。
私の反対討論の後に、賛成討論が出て言論の府らしくなった。
今期で引退する議員を送るセレモニーもあり、改めて時代の変革期を予感する。
１７時半から議員と理事者、職員含めての懇談会。
今期で引退の議員。この４月をもっての退職する職員。各種委員の顔も見られ、総勢７０名ほどの会だった。
市長の挨拶、議長の乾杯の音頭で、懇談会開始。開始後直ぐに、様々な想いをもって参加されている方々の輪があちこちに出来、何時になく盛り上がっている。
私もつられて盛り上がり、質疑・質問を終えた開放感からか、杯を干すスピードもアップする。
今日の私の行動を「あんな事していたらみんなから浮いてしまうぞ」などとの有り難い忠告あり。嬉しくて涙が出るようだ。ふふふ
職員の皆さん、みんな一票持っているから、この時期 大きな顔。
そんな普段着の雰囲気が、いつもと違って（私が）盛り上がった理由かな。
１時間で中締め。
それでも名残惜しくて居残り。２時間以上は会場の追加料金を取られるとの事で、しぶしぶ引き上げた。
| 2003年03月19日(水) |
介護保険の基本は在宅介護 |
昨日の日記に書いていた「疑問のある文章」について
ある方のアドバイスをいただき、素直に従い、全文を書く事はやめた。
だが、思い当たる文章に遭遇した時のための「基礎知識」をインプット下さい。ませ
西条市限定の話です。
介護保険は、あくまでも在宅介護を基本に組み立てられている。
介護にいたった方を自分の家で家族が世話をし、その手助けを介護保険によってまかなうというもの。
だが、どうしても家で面倒を見られない方のタメに施設介護を併用している。
この施設への入所希望者が「待機者」とよばれ、待つ日数が長く掛かりすぎる事がとかく批判の対象とされる。
行政は、この批判に応えるため、施設建設を進めている。が、この施設の数がその地域に多くなると、その必然として「介護保険料」は高くなる。
地域によって介護保険料にバラツキがあるのはこのためである。
福祉行政を推進する自治体が一般にはもてはやされるが、その地域の保険料は４５００円（西条は４月から３４００円くらいになる）にもなっている場合がある。
介護保険はあくまでも「保険」だから、皆さんから広く薄く集めて集中して使うもの。だから、この保険を出来る限り使わないにこしたことはない。
介護認定についても、その地域での認定者が少ない方が、元気な方が多いという事だから「望ましい」状況。
介護に至らないように、地域での保健衛生に様々な方策をもって取り組んでいる。
現在の介護認定は５段階だが、地域の実情に合わせて６段階方式を考えている自治体も出てきているようだ。私はそこのところは詳しく把握していない。
この介護保険は３年ごとに見なおしがある。今年の４月から「介護保険２期目」として、各地いっせいに保険料値上げとなるようだ。
保険料は低所得者に薄く、高所得者に厚くの配慮はしている。いわゆる低所得者減免である。
介護の質向上は至上命題だが、その質を計ることは個人差があるから厄介。
資料を見ないでも ざっと これくらいの知識はインプットしておいて下さい。
まだ、介護認定とか、ケアマネージャーとか、サービスメニューとか諸々あるけれど遅くなったので割愛。
事の顛末を期待の向きには 肩すかし かな。すいません。
| 2003年03月18日(火) |
アフガニスタンは今どうなっている。 |
私が毎日ネット検索している北海道ニセコ町の逢坂町長ＨＰ日記に、「アフガニスタンは今」という表題で、この国の内情についての情報を書いている。
伝えられた情報を鵜呑みにすることは出来ないまでも、アフガニスタンは今、かろうじて治安が維持できているのは首都周辺のみで、その他地域では無政府状態だという。
だから合衆国軍隊の侵攻前後に国外に逃れた難民の多くは、今だ帰国できないままの状況が続いているようだ。
その当時、連日連夜アフガニスタン情報を伝えていた日本のマスコミは、現在はご存じの通りイラク情勢を伝える事に「右え習え」で、戦争の後の惨状などには見向きもしない。
今日、「戦争大好きブッシュ」は、４８時間以内にイラク代表者の国外退去を求めたという。そんな無法に「ノー天気小泉」は諸手をあげての賛同を表明している。
あああ、軍国日本の幻影をそっくり受け継いでいる人種がまだいるようだ。それも現在の日本を動かしている権力の中枢部に「大手を振って」存在しているようだ。
もっともっと書きたい事はあるが、文章をまとめるのに時間がかかりそうなのでやめた。
昼前、ＮＴＴからＢフレッツについての案内電話がある。光ケーブルを使った大容量通信手段のようだ。現在ＩＳＤＮでのネット利用が、これだと格段に早くなるようだ。
電話では一も二もなく「申し込みます」と返事はした。が、何だか変。
Ｂフレッツの工事費用は３万円近く掛かるそうだ。それに回線使用料も高額になりそう。
私の地域になぜＡＤＳＬが繋げないのか。どうしてＢフレッツの工事が先に入ってくることになったのか。そこのところを十分に検討してからの申し込みのほうがよさそうだ。
何方か知っている方がいたら。そっと教えてほしいものだ。
農地基盤整備事業についての文章を仕上げて自治会長に届ける。
２０日の議会最終日に報告する「委員長報告文章」をＦＡＸしてくれる。平成１４年度の補正予算についての審議内容報告を、副委員長の私がするようだ。
この時期になると、様々な「資料」が入所できる。その中で「唖然」とする内容の文章もある。
介護保険に関する事（のよう）なのだが、基礎知識が無い事が露見するような無いよう 違う 内容の文章。
ははは、文章変換の妙だね 「文章の 内容 が 無いよう」
妻は止めときなさいと言ったけれど、全文を掲載して 批判したいと思っている。
その件は後日のお楽しみに。
何だか日記の表題と違う文章が多くなった。
| 2003年03月17日(月) |
中学校卒業式 委員長報告打ち合わせ |
９時から開会の地域の「中学校卒業式」へ来賓として出席。
１０時５５分 終了。
昨年は 上の子供が卒業したので、感激もひとしおだった事を思い出す。
今年も、知った名前の子供が沢山いて、何だか人ごとと思えないような感動を覚えた。
親が結婚する前からの友達の子供などもおり、もうそんなに時が過ぎ去ったのかと、祝辞や謝辞を聞きながら目頭が熱くなってくる。
多感な時期の子供達を預かり、無事にこの日迎えさせてくれた教師の皆さんに感謝。
学校長の式辞が良かった。
昼１時から、議会最終日の「所管委員会委員長報告」の打ち合わせ。
担当書記が良くまとめてくれているので助かります。委員長と原案を読み、若干の修正。
議案書と委員各位の発言内容を検証し直すと、新規事業なのに質疑の無い事業がある。１日で終わらそうとの意識が委員各位にあった事と、一人で時間を使う お方 の存在が委員会全体の審議レベルを下げている。
そんな反省が頭をよぎった。
副委員長席で、委員長を補佐しながらの議案審議は、私には 似合わない ようだ。
他の議員の○○たい目など知らん顔で、聞きたいことを聞いていく事が後々のためだとは思うのだが。
「当初予算の全容が、一部曖昧だ」などと今頃思うのは 繰り言 だね。
何処に座っていようと、事前準備が十分ならば 心おきなく 聞く事が出来るのだから。
２時には終了。帰宅。
農地基盤整備の文章作成に取りかかるも、はかどらず。
気分転換に 庭の草引き。
| 2003年03月16日(日) |
小泉経済政策への引導を渡せ |
自民党の総務会長の何とかいう国会議員が、講演で 小泉内閣の経済担当大臣の更迭を主張したという。
そんなニュースを聞くとはなしに聞いていたので、その内容を十分に把握しているわけではないのだが、私もこの総務会長の意見に賛成だ。
小泉の経済政策は既に 破綻 している。
以下、私の 推察を交えた分析。
戦後日本の経済政策は、全て合衆国の経済政策の中で推移してきた。
それは、池田内閣の「所得倍増計画」から始まり、田中内閣の「列島改造論」でピークに達し、後に出たあまたの内閣は付けたしのようなもので、バブルからこっちの無策振りのみが目立つ。
バブルがはじけた時、２〜３年経済を冷え込まし、その後は「ニューデール政策」の亜流のような公共投資倍増でのインフレ政策で、また好景気が来るだろうぐらいにしか思っていなかったようだ。
いや保守政党内の清掃 違う 政争ばかりに時間を費やし、それすらも思わずに、ひたすら公共投資ばかりを続けていたのだろう。
それが４年経ち、５年経っても上手く行かない。
慌てて 経済建て直しのモデルをまた合衆国に求めた。
その頃の合衆国は フリーマン の経済政策が主流を占め、好景気に沸いていたようだ。（正確ではないかも。あくまで推論）
このフリーマンの経済政策とは、弱肉強食の自由放任経済の中から、新しい活力を見いだし経済の牽引役を引き受けさせ、そこからこぼれた物には若干のセーフティネットで救済するという、いわば合衆国社会でないと成り立たないような「乱暴な」経済政策のようだ。
日本社会が新しい経済モデルを求めていた頃、このフリーマン学説につながる経済政策を主張して マスコミなどを通じてにわかに脚光を浴びたのが「竹中平蔵」だ。（あくまで推論。その頃の私はまだ 経済政策を研究するまでに成長していなかった）
ソフトな語り口。ちょっと男前。マスコミ受けするキャラ。
それに小泉が飛びついた。
だが、合衆国と日本では根本的なところで違う、国民の性格から生活基盤のありよう、その上に立つ経済の現状を「読み違えた」ようだ。
合衆国の経済政策はそうでも、表面に出ない社会生活を「どんなシステムが支えているか」を考慮したうえで論証しないと、その効果を見誤ることになる。
合衆国の経済はその半分を ＮＰＯやボランティアによる活動が占めているという。だから少々経済政策がまずくても市民生活は揺るがない。
だが日本の経済は、身の丈以上に経済が膨張していたようだ。その経済を国の政策で改革しようとしていたのに、それが失敗だったのだからもう「目も当てられない」。
少々マスコミ受けする「のー天気」小泉を首相に祭り上げたのも失敗だったが、その小泉が輪を掛けて「マスコミ受けを狙った」経済学者を大臣に据えたのが、失敗に更に輪を掛けた。
それをはやし立てるマスコミも同罪だが、経済学一つ論じられない○○も○○だ。
私は、戦後混乱期にやったような「国の借金を国民の預貯金でチャラにする」ような事でもしないと、もう日本はどうにもならないように感じている。
この推論が「経済音痴な一地方議員の」「馬鹿な話」で終わりますように。
一日雨。松山の水不足がじょじょに回復しています。
久々に掲示板書き込み有り。
西条人の静けさに、我が故郷の 市民感覚 を推察するのみ。
| 2003年03月15日(土) |
合併小委員会のふたつを傍聴 |
昼近くまで寝ている。
今日は土曜日だし、昨日まで目一杯で仕事をしたから、今日の朝寝は許してくれるだろう。
と思いきや、出かけた市役所には土曜出勤の職員が多数。年度末で忙しそう。ご苦労様です。
１時半から合併協議会「新市名候補選定小委員会」（第５回）を傍聴。
委員８名、事務局１２名、傍聴者私を含めて３名、報道１名。
議事は継続審議事項となっていた�〔松諒臀戸弭爐砲弔い騰¬松慮�補選定基準について。
いずれも原案確認。終了２時。
３時半から合併協議会「事務所の位置検討小委員会」（第４回）を傍聴。
委員１２名、事務局１０名、傍聴者は私を含めて２名、報道２名。
議事は継続審議事項となっていた�〇�務所の事務の方式について。
委員全員の発言を求め、それぞれの意見を述べる。
おしなべて本庁方式（新しい事務所を立てる）が理想とするも、現実問題として困難であるので、当面総合支所と分庁方式の組み合わせ との意見が大勢を占める。
最後に東予市議会議長が「議会内でまだ話し合っていないので、継続としてほしい」との発言で 議事は継続審査となる。
次回開催は５月中旬。西条市議会議員選挙があるので、その結果が出てからの日程設定となる。４時終了。
合併対策室長に昨日の「西条市議会合併問題特別委員会」での議案質疑の様子を聞く。議員より、時間外勤務手当１９６０万円についての若干の質疑があったようだ。何だか「問題あり」と感じる。
議会の日程は議会運営委員会で決定し、議員全員に事前に知らされる。それによって自分の所属していない委員会などの傍聴をするのだが、昨日は、１時からの特別委員会が早く終わったので、３時から開会予定の合併特別委員会の開会を３０分早めたようだ。
「早く開会しろ」との意見の出所は大方の察しが付く。
合併の会が終わったらそのまま帰宅。資料の整理。
夜、自治会「総会」準備のための連絡事項を１件処理。
とある方の、自治体合併について記載した資料を入手。やたらと合併についての懸念の記述ばかりが目立つ。この方「合併賛成」なのに、これでは合併のメリット全然無いって事ね と妻の意見。私も同感。
そんな事もあったが、何だか心静かに流れた一日の終わり。
そう言えば今日は、市役所への往復が主で、あまり人に会わなかった。
| 2003年03月14日(金) |
一人じゃあ何も言えないのか |
今日は、西条市議会３つの特別委員会が開催された。
その内の１０時から開会の「福祉施設建設調査特別委員会」と、３時から開催予定の「合併問題調査特別委員会」を傍聴。
福祉特別委員会は、西条市土地開発公社が取得している「伊予製紙跡地」を購入するための予算の審議。委員からの質問は主に、操業当時に埋設していた廃水管についての懸念。１１時には終了。
１時から開催予定の臨海特別委員会は、目立った事業が提案されていないのでパス。
３時開会予定の合併特別を傍聴。２時５０分くらいに市役所にいったら、委員会は既に開会している。開会予定を早め２時半から始たとのこと。
特別委員会委員は１０名。会議は西と東に４名づつが座り、前に委員長と副委員長、議長と副議長の４名が座りコの字型の配置。答弁者は３名。で合わせてロ（ろ）の字型。
私が傍聴している時間帯での発言は、主に東方の方から大きな声が聞こえて来る。西方からは一声だけだった。
おもしろく傍聴していたのだが、３時半くらいになると東方の お方 が資料を袋に入れだした。
委員長は３月２８日開催予定の協議会での確認事項についての意見を 必死 に求めている。東方から「そんなんは新議員で決めれば良い」との声。
「地域審議会」の設置についての議会の意見を求めているのに、何と この発言。
これが市民の付託を受けて長年 バッチ を付けて来た者の言うことなのだから 唖然としてしまう。
委員会が終わって控え室での会話。 あんな無責任な発言をするとは「飛ぶ鳥後を濁す」だ。などと批判している。
今まで出席していた委員会では一言の発言もしないで、控え室へ戻って「跳ね返り」が無い所ではべらべらと喋っている。
私は特別委員会メンバーでは無いので、発言できない。だが、この方々は手さえ挙げたらいくらでも思った事が言える。
私は、思わず「それだけ言うのなら委員会で発言したらどうだ」と叫びたくなった。
それを我慢して、サヨナラの挨拶もしないで部屋を飛び出した。
ははは 議会 はＴＶドラマよりも劇的だ。議員は３日やったら辞められない。
友人・達夫さん政治資金稼ぎに 議会 内幕 小説でも書いたらどう。
達夫・リアルすぎて名誉毀損で訴えられるよ。
友人・その恐れは無いよ。登場人物は「一人では何も言えないお方ばかり」だろう。
達夫・それもそうだね。
友人・小説よりも芝居の台本の方が得意なのかよ。
達夫・手始めに寸劇でも書いて、選挙の決起集会ででも演じようか。
友人・それがいい。おれも出演してやろうか。
達夫・どっちの役で出るつもりなの。主役は俺だぞ。お前は足が短い。
友人・何だ、へっぽこ議員の役などやれるか。ヤーメタ。お前こそカツラをかぶれ。
達夫・何だと 絶交だ。
という事で、この話は ボツ となりました とさ
５時半から東予市で開催の「第８回合併新市建設計画策定小委員会」の傍聴。
議題は、平成１５年度事業について・新市建設計画策定の進め方
１５年度事業の中に、住民等への周知・啓発が入ってくる。
いよいよ「新市将来構想ダイジェスト版」が出てくるというストーリー。
人心操作のための数字改竄資料が出てきたら、面白くなるぞ。
| 2003年03月13日(木) |
総務企画産業委員会 懇親会 部落での会議 |
平成１５年度３月議会 総務企画産業委員会 朝９時開会
直ちに現地視察
林道浦山・天川寺線改良工事の現場 石鎚ふれあいの里ケビン修繕工事 労働会館トイレ改良工事 の３ヶ所を見て回る。
１１時より議案審査に入る。終了は１７時半。
当初予算でページ数が多かったので時間が掛かった。内容がみっちりとあったので、委員の皆さんが張り切って発言したようだ。
最後の「アメリカのイラク攻撃に反対する意見書の提出を求める請願」は賛成多数で採択される。
私は賛成した。２０日開催の本会議でも採択される事だろう。
委員会には、今回をもって引退される議員が２名。担当部署にも今年で定年退職される職員もいらっしゃる。そこで委員会終了後、市内の料理やで慰労会開催（自腹）１９時中締め。
１９時から、部落で重要な会議が入っていたので今日は禁酒。
中締め後、直ぐに帰宅。集会所へ直行。
丁度開会したところだった。会議はえいえんと３時間半続いた。
２２時半終了。何とか結論を導き出す事が出来た。良かった。
今回の会議の結論をもって、部落での一大事業の正否を問いかける活動を進める事となった。
帰宅。ご飯が無い。
セルフうどんを食べに出る。おろしぶっかけ大と揚げ物で３５０円。
精神的にも肉体的にも 正味疲れた。が 充実した１日ではあった。
| 2003年03月12日(水) |
一般質問２日目 登壇 |
昨日に続いて「平成１５年度３月議会一般質問」
まず、昨日残っていた議員の質問の続き
町づくりの方法についての質問に答えて市長の口から
「公民館単位で１００万位の資金を提供。地域の課題に取り組んでもらう事業が考えられる」との発言。
私は、この人、どんな心境の変化でこんな発言が出たのかと可笑しくなった。
昨年の私の「内子町自治会制度の変更」についての質問には、
「あれは行政主導の事業だ」と突っ放した答弁をした お方の口から、１年もしない間に それをやってみたいとの発言。
市役所内での何方にレクチャーされたのかは、大方の予想が付く。
発言が 付けやきば な事は、続いて出た「資金がその地域の影響力を持っている人の袋に入る恐れがある。市民の熟度を見てから」と付け加えた所から分かる。
熟度を高めるため、自分がどんな政策を打ち出していくつもりなのかが出てこない。
予算執行者がどんな性格のお方かはさて置き、議場で一度発言した事を捉えて、「自治会活性化対策事業」（私が命名しました）創設に向けて、じわりじわりと手をねじ込んで行くまでの事だ。
続いて私の一般質問。１回目が１６分、２回目が７分、３回目が２分で、持ち時間３０分に少し余った。
�＿談仞邁聾�の環境保全・活用策について
�⊆�治体合併について
加茂川河口「日本重要湿地５００選」選定に伴うハード面・ソフト面の取り組みについて。
一度 投げかけておけば、事業は一つから実現していく。日本中が個性を探して血眼になっている時。こんなに素晴らしい地域売り出しの資源は滅多にないのだから。
自治体合併問題は５回連続の質問となった。
またか という雑音などは無視。自分が納得いかないから聞くだけの事だ。
コンサルタントによる財政シミュレーションへの疑問 と事務事業一元化作業の２面から聞いていく。
市長が概略を答えて、詳細は助役が答弁。
財政シミュレーションについての私の質問に答えて、答弁者は逆に、私の言っている意味が分からないと２度ほど言った。
それを聞いて私は、相手に腹を立てるよりも、何だか哀れに思えてしまった。
コンサルタントに ぼられている 事が分かっていながら、役目とはいえそれを言いつくろわなければならない。西条市の偉いさんの、そんな状況を見ているのが辛い。
だが、相手は執行権者。
市民の付託を受けてバッチを付けている者として、ダメなものはダメだと言わなければならない。
同じ地域で生活する者同士、将来についての明るい話題で議論したいと想いながら、そんな心とは正反対に、だんだんと深みに入っていく自分にも嫌気がさしてくる。
「言わなかったら分からないんだ。権力で踏みしゃいで行けばいいんだ。」
そんなにしか思っていない相手に対しては、目をつり上げ歯を剥き出し、言葉を荒げて向かっていかなければならないのだろう。だが、女ばかりの兄弟の、一番下という環境で育った私には、最初からそんな因子は無いのだろう。
長老議員の一人が、一色は よいよ優しいに言うのう と言っていたそうだ。
一般質問は昼前には終了。
明日の委員会の打ち合わせをした後、まっすぐに帰宅。
高校入試で学校が休みの娘が食事をしていた。妻は会があるとの置き手紙。
食事を済ませた後、裏の畑に植えている 苺 の手入れ。草引きと肥料やり。
夕方まで庭の草引き。
もう 臨戦態勢で望まなければならないのに、出かける気になれず土をいじっていたかった。
夜、７時から公民館で開催された会に出席。事前の連絡があり、今日は議長役。
地域の自治会から選出された人ばかりの会だったので、会はスムーズに進行。
無事役目を終える。
明日の委員会の準備。日記の追加記入。今１時半。
明日の委員会は９時開始。睡眠時間は６時間かな。十分だ。
| 2003年03月11日(火) |
平成１５年度３月議会 一般質問一日目終了 |
今議会での一般質問通告は７名。４年前の平成１１年３月議会が４名だった事を思えば活発な質問戦だといえる。
今日で５名終了。あと１名の途中でえん会となる。
一般質問の修正。現在１２日の３時５３分。昨日よりも睡眠時間が多く取れる。
日記の追加記入 後日の予定。
「１２日 追加記入」
一般質問の１番と２番に立たれた議員は、お二方とも議会毎に毎回質問に立たれ、今回の議会をもって後進にバトンタッチされる。
そんな事情だから、今回の質問もそれぞれの得意分野を取り上げ、持ち時間３０分をフルに使った力のこもったものだった。
答える市長も丁寧に応じ、お二方のこれまでのご苦労にこたえているようだった。
私も議会に出て８年。このお二方から学ばせてもらった事は多い。
これからも健康に留意され、新しいそれぞれの立場から市勢発展のため御活躍願いたいものだ。
一色一正議員、渡辺一史議員 ご苦労様でした。
午後から傍聴席に自治会役員が大挙してみえられた。
ギャラリーがいるからだろうか。市長の答弁が丁寧になる。
内容は
障害者福祉コーディネーター制度の創設に意欲的な答弁があった。
合併問題に関する答弁で、新市の名称は「西条市」が良いと言った。
それは西条市民みんなの本音だろうが、「今の時期に、しかも議場で声高に言う事だろうか」との声が聞こえる。
その本音を実現する方法は他にも有りそうなのに。
議場の中には毎回 ドラマ がある。
| 2003年03月10日(月) |
平成１５年３月議会 質疑終了 質問文章作成 |
平成１５年３月議会 質疑 無事終了。１４時１０分閉会。
帰宅。一般質問文章の作成。現在１１日の朝５時 徹夜となったが、一応全文が完成した。
１１日 一般質問の開始時間は１０時。私は７番のラストだから多分今日は回ってこないだろう。
今から寝て４時間の睡眠。
西条市議２期目最後の質問文章も、いつもながらの直前仕上げになった。
だが、これまで読み飛ばしていた合併資料を改めて読み直して、今さらながら、市役所職員は無理な作業を文句一つ言わないで、良くこなしているものだと感心する。
詳細は後日追加記入予定。
「１２日 追加記入」
西条市議会平成１５年３月議会「平成１５年度一般会計予算」についての質疑
私は ３つの事業について質疑を行った。
�仝誉辧�除籍電算化システム整備事業
��学校図書館整備事業
��新図書館建設構想策定事業
�△鉢�はベテラン議員が質疑した後だったので、やりにくかった。
それでも�△錬気帖↓�は４つの質問項目が残っていたので、なんとか格好にはなった。
今回の議会には図書関係の予算が計４つも出ていた。だがそれらわ、図書行政についての理念があって予算が付いたのではなく、文部化学省からの動きに合わせての整備だったり、賑やかしのような意図が見え隠れしている。
それでも付かないよりはね。
これを機会として、次なるステップアップを目指さねば。
「学校図書室整備事業」についての質疑が出来たので、正月間もない頃の日記に書いた、神拝小学校図書室整備への「心のわだかまり」も少しは軽くなった。
図書館の件は、構想案がまとまったらそこを手がかりに、次の段階を目指せるだろう。
質疑文章の修正。
過去の各議員の質問文章を読み返し、答弁内容がどう具体化されて今回の予算になってきたのかを点検。
その 押さえのための質疑だから、範囲は狭まって来る。
教育現場からの声と議員の提言によって予算が付いたら、後は現場の裁量だ。
予算への議員の言える事は限られてくる。
そんな所へ配慮しながらの文章作成。まあ、さらりと流す事になりそうだ。
続いて質問文章の作成に取りかかるも、例によって まくら の文章がなかなか難しい。いっそ無しで単刀直入に具体策への提言に入ろうか。
加茂川河口の件については、その方が良さそうだ。
夜７時から部落自治会の役員会に出席。９時過ぎ終了。
年度替わりの連絡事項が多い。年度末・新年度と行事が目白押しだ。
行事のバッテングも見られる。今年の春も忙しいくなりそうだ。
明日の質疑は３番目。昼には終わるかな。
明日に備えて早めに寝ます。
| 2003年03月08日(土) |
平成１５年度３月議会 質疑 文章の作成 |
今日は十分に睡眠を取り、起床してから７日の日記の追加記入。
脳味噌のアルコール消毒が効いたのか、快調に文章が出てくる。
その日 変わった事があると文章もおもしろくなるという事。
我が家の 妻 の話は、後が怖いからあまり触れたくはないのだが。
質疑文章の作成に取りかかる前に、例によっての儀式。仕事部屋の資料整理から取りかかる。
今回はあまり溜め込んでいないので２時間ばかりで終了。
部落行事についての文章一枚作成。依頼者に届ける。
昼食を済ませた後、質疑文章の作成に取りかかる。
図書館の件は、私のライフワークの一つだから、今までの質問項目の羅列で事足りる。
状況がなかなか動かないから、いざ動いた時には 質問項目がドッと出てくる。
一日かかって 「学校図書館整備事業」と「新図書館建設構想検討事業」の２項目の質疑文章が出来た。
一日おいて、文章の前後に色を付ける作業をやるつもり。今回の図書館についての質疑は先輩議員の後での登壇だから、項目が重複した場合、質問を省けるように項目を明確に取り分けておく。
３人目でも１項目くらいは後に残っているだろう。
いや、前のお二人は 歴戦の強者 だから落ち穂の一つも残っていないかな。
| 2003年03月07日(金) |
市議会議員選挙説明会 |
昼２時から 市議会議員選挙の説明会
夜は 懇親会付きの会議。
８日 追加記入
平成１５年４月実施の統一地方選挙
「西条市議会議員選挙」立候補予定者 説明会
定数２６に対して現職１８ 元職１ 新顔９ の計２８陣営が出席した。
このところ風評に登っていた新顔１は出馬を取りやめたとの事。
４月２０日告示の選挙はこの２８陣営によって闘われる事となるようだ。
私は、前２回の選挙と同様に、選挙参謀・事務長・その他もろもろを一手に引き受けてくれる 妻 と二人で出席した。説明時間２時間。
今回が３回目の選挙となるので、参加者を観察する心のゆとりもチョットは出来てきたようだ。
出馬を取りざたされていた現職議員の内で、態度表明が無かった方々も、今日の説明会不参加をもって 引退 が決定したという事になる。
長老議員を中心に、実に７名の方々の引退という事となる。
自治体経営が転換期を迎えている今日にあって、新しい風が議会に入ることは、それはそれで歓迎するべき事だろう。
選挙の結果がどうなるかは、有権者が決める事だが、ムズカシイ選択を迫られる議会には、誤り無き判断を勇気を持って下す事の出来る 選良 が選ばれて来る事が望まれる。
有権者によって、自分自身にどういう評価が下されるかは 天のみぞ知る 。
新顔陣営が９もあるところからか、説明会には緊張と危機感が渦巻いている様子。
そんな雰囲気をひしひしと感じながら、私は、市政の行く末に一抹の不安を覚えた。
キョロキョロとあたりを見回している私を 妻 が制する。
私の選挙は、この妻の 腹の据わった態度で大部分が支えられている。
はい と素直な返事を返して、説明会資料を点検する 妻 の手元を注目している。
最後の質問時間に「ネットＨＰを通じての選挙活動はどのあたりまで認められるのでしょうか」と聞いてみた。
選挙管理委員会では、答えの準備が出来ていなかったようで、調べて後日報告しますとのこと。
ネット検索する中から把握している限りでは、ＨＰはオープンでも良いが、選挙期間中の更新は×のようだ。日記の記入も出来ないようだ。残念。
夜の懇親会つき会議。
会運営の活性化が求められる現状が、会議を通じて明らかとなっているが、さりとて名案は・・・・。後の懇親会が盛り上げるのみ。
参加者の中でも若手に属する私に回ってくる 杯 だけが活発。
| 2003年03月06日(木) |
曇りのち雨 だが 心は晴れ晴れ |
天気予報は 雨模様
朝 目を覚ました時にはまだ雨は落ちていない。
議会優先で、放っておいた麦の穂肥散布作業に取りかかる。
残り２３ａを済ませて、この作業は終了。
管理機を洗ってやる。買ってから１４年目で、もう方々ガタガタになっている代物なのだが、今日は何だか洗ってやりたい心境なのだった。
なんでだろーなんでだろーなんでだなんでだろー
作業が終わるまで雨が降らないでいてくれた、タイミングの良さに機嫌が良くなったからだろう。
ポツリポツリと降り出した雨の中、作業着を着ているついでに いぬつげ を植え替える。
種が落ちたのか根を伸ばしての子株なのか、いつのまにか我が家の庭で主張しだしていた子供達。親元を引き離しての独り立ち。
この子達が親ほどの姿になるまで２０年も掛かりそうだ。それなのに新しい場所を確保してやりたくなる心情。自然の積み重ねは正直だから、その営みを見るだけで満足なのだろう。
次第に雨足を強める中での真昼の作業。終わる頃には１２時だという事が腹時計でわかる。
昼食を済ませたのち 質疑 文章の作成に取りかかる。
例によって 産みの苦しみの時間ばかりが過ぎていく。
それでも心は苛つかないのだから、私にとって農業はアロマセラピー効果を持つようだ。
夜、ある方と長時間の話。初対面だったのだが何だか通じ合うものがあって、時間の経つのを忘れさせる。気づいたときには日付が変わっていた。
久しぶりの高揚感。
返り足も雨の中。だのに心は晴れやか。
やはり人間は自然の生き物。人間関係の傷は人間とのふれ合いで癒される。
話の相手は男なのでお間違いなく。
| 2003年03月05日(水) |
平成１５年度３月議会 一般質問 通告 |
午前中 市役所に出向き、担当部署で一般質問の内容について話し合う。
行政マンが市長の号令のもと、マニュアルどおりに進めている事務内容の事を、議員くんだりが とやかく 言って行ったところで、やり方が変わるものではない事を痛感する。
合併事務作業についてだが、多分総務省あたりが標した事務統合作業についてのマニュアルがあるのだろう。
それに従って県の市町村課の 指導 のもと、淡々と仕事を進めて行く行政マン。
私は、今の日本は勤勉な国民と優秀な公務員がかろうじて支えていると、何時かの日記に書いた。
だが、その公務員が国の号令一過、政治の介在を排除した中で全国統一の 金太郎飴 自治体作り のために邁進している 恐ろしさ を感じ、担当者と話している時 一瞬 絶句 した。
自治体の姿は、それはその時の為政者の行為によって歪められている部分も有るだろう。しかし、多くの部分は長年掛かって住民と政治の合意のもとに作り上げられて来、その自治体特有の風土を作って来たと思う。
現状の中で安住していたら発展は無い。常に変化していく事も必要だ。
それは、周到に準備された作戦の元での変化なれば結果は良い方に出るだろう。
今回の自治体合併を機会に、仕事のやり方を見直しましょうと言えば聞こえは良い。
そのかけ声の中で、いや どさくさに紛れて、自治体の個性が失われ、一部の政治やの思いのままに弱者が搾取される中央集権国家が形作られるという事なのか。
この日記に本心を書くのも考えものだ、担当部署は、私の懸念に対して したたかに 反論の準備をしているという事なのだから。
懸念に対して市民からの呼応が皆無な状況において、議員一人でやれる事の作戦を練り直さなければ、時間を浪費し 結果は とろう に終わるという事だ。
一般質問２件通告
�＿談仞邁聾�の環境保全について
�⊆�治体合併について
�，蓮ヾ超�省選定 日本重要湿地５００選選定に伴う施策について。
昨年の千葉県木更津市での研修のおさらいをしておくつもり。
�△蓮，發�私のライフワークになっている。５回連続の項目。
コンサルタントによる財政シミュレーション結果について。
今これを行っておかないと、みんなが承認したということで１３６億という数字を一人歩きさせるつもりだ。コンサルタントの手で操られてたまるか。
地方の６万人足らずの自治体にだって意地がある。
この項目についても２人目の順番。
心がささくれだったら、花に向き合うに限る。
そう思って教室に足を向ける。だが、今日の私は素直になれない。昼間の鬱憤を晴らすように花をねじ曲げている。可哀想な サンシュ
| 2003年03月04日(火) |
平成１５年度３月議会初日 |
平成１５年度３月議会開会 １０時
質疑の通告「平成１５年度一般会計予算」について３点。
夜、資料と首っ引きで１項目書き上げる。現在５日の朝５時 徹夜。
今から寝る。詳細は後日記入のつもり
しばらく資料とＰＣ画面との格闘となる。２期目最後の質疑と質問。
これを優先順位１番とする予定。
今日は５日。一般質問の通告を済ませて、なんだか一瞬の空白が出来ている気分。
そこでこの２日間を振り返るために、４日の日記の追加記入。
「平成１５年度一般会計予算」についての質疑通告は３番だった。
合計３人の３番だった。
今回は新規の政策予算が数多く提案されているというのに、この静寂は何なんだろうね。
まあ、他人の事をとやかく言うほど一色達夫は偉くはないのだから、自分の事をしっかりとやればいいか。
�仝誉辧�除籍の電算化システム導入事業について
��学校図書館整備事業について
��新図書館建設構想検討事業について
いずれも「事業の概要について」との質疑。
懸念していた通り、図書館については先に通告をしている議員がいた。
�△砲弔い討錬家嵬棔���については３番目の質疑となる。
先陣を切っての質疑は、いずれも私よりも先輩の議員だ。
質疑項目が後に残っているか分からないけれども、事業の質が少しでもアップするよう、これまでに溜め込んでいる資料を駆使して 言う のみ。
質問者が多い方が、より具体的に事業内容が明らかになるのだから良しとするべし。
夜、早速に１項目について文章作成。
資料を引っ張りだしながらの作業は、時間経過が早い。
戸籍の電算化については、出雲市・松山市・土居町での研修。それと平成１２年３月の私の一般質問内容。昨年６月の他議員の質問内容を基本に組み立てる。
| 2003年03月03日(月) |
３月議会 質疑の検討 |
昨日とうって変わっての空模様。
このところ日替わりで変化する気候です。天気予報では午前中が降水確率５０％。午後が７０％となっていた。
雨が降り出す前に麦の穂肥を散布しておこうと、９時には農作業に取りかかる。
だのに直ぐに雨がポツリポツリと落ち始めた。
穂肥の時期ももう遅くなっている。明日から議会。
時間が取れるかどうか分からないので、雨の中かまわず作業を続ける。
昼頃までには２２ａほど終了。雨も大粒になってくる。
今日はもう諦めて、昼食を済ませたのちは議案書との格闘。
４時過ぎに市役所に出かけ、担当と話してみる。
自分の感じていた事と現状には違いがある。一般質問を考えていた項目は委員会審議の時に発言した方が良さそうだ。もう既に動き始めようとしている事業は一般質問する程の内容は見あたらないようだ。
当初予算に盛り込まれている事業の内で、質疑をしたいと思う事業は３項目。
明日、議案の提案説明を聞いてから通告の予定。
他の議員とバッテングしませんように。
よしんばしていても私の方が通告順番が早くなりますように。
まあ○○も近いから通告バトルにはならないだろうが。
一般質問は、明日選択する予定。
今までに溜め込んでいる資料の内から決める事になる。一項目はベテラン議員の質問内容を見てからニッチ（隙間）を狙うつもり。あと一つは環境関連で行こうかな。
２期目最後の一般質問。だのに何だかミョウに高揚感が無く淡々としている。
この気分は何なんだろうか。
「晴耕雨読」の実践の一日。
昨日の雨で出来なかった 麦の穂肥散布と土入れ作業。
３月の声を聞いた途端に気温が上昇。そんな季節に呼応して、麦も茎を伸ばしはじめた。
昨日とはうって変わった好天。天気予報もドンピシャです。
薄霞が掛かった四国山地の山々を遠望しながら、麦を踏みしめながらの作業。
去年の１２月２２日。一年の垢を加茂川で洗い流したハズなのに、なんだかもう垢まみれになっているような気がする。
そんな感覚も自然の生業の中では、小さな小さな出来事でしかない。
何処からともなく梅の香りが漂ってくる。清浄な空気を吸い込み、吐き出ししている間に、何だか体全体が自然の中にとけ込んでいくような。
嫌だ嫌だと感じながら、心ならずも他人のあら探しをし批判をしなけらばならない立場において、どうにか精神のバランスを保てるのはこんな自然との同化の時間があるからだろう。
道路に面した植え込みの根本の水仙が咲いた。
冬の間に植え替えた野生の水仙も、ひ弱ながらも沢山の花を付けている。
それと違ってこっちの方は、もう４年目にもなるから花の勢いも良い。今年もしばらく目を楽しませてくれそうだ。
みつまた は今を盛りに咲き誇り、ひ弱な水仙を無視している。この庭では私の方が先輩なのよとでも言ってるんだろうか。
さんしゅ に小さな花が二つ。
クロッカスは雨や太陽の洗礼に、なんだかもう疲れ気味だ。
そのてん 立金花 は、雨の日は休みで晴れの日だけのお目覚め。一つ開いた花は世間の様子伺いか。続いての蕾が三つ四つ。３年目の花壇ももう自分の部屋。
花咲く春だ
そんな昼間の自然と遊ぶ精神も、夜には 数字と文字との格闘で元の木阿弥。
手紙を二通書く。
ＨＰトップページを少し修正してもらう。
政策面でのページをアップするつもりだが、
| 2003年03月01日(土) |
当初予算 文字と数字との格闘 |
朝から雨が降り続いている。
「晴耕雨読」というような優雅な暮らし向きではないが、農作業も休みとなり、一日仕事部屋に籠もって当初予算議案書のチェックに精を出す。
予算の説明文には○○事業という風な「枝書き」の表示しかないので、昨年の当初予算書や記憶を頼りに補正予算書を引っ張り出しては、チェックを繰り返す。
市民生活の「揺りかごから墓場まで」を受け持つ多数の公共事業について、事業名からその起承転結を思い浮かばなければならない。こんな作業を８年もやっていると「門前の小僧習わぬ経を読む」となってくる。
だが、事業現場での状況の変化に対応して、事業と予算が適切かどうかの判断は、やっぱり「現場に聞け」でいかないと見誤る事となるだろう。
当初予算のチェックには、そんな普段の行動を「棚卸し」してみる効果もある。
今日は、地元紙に特集されていた「県当初予算」の分析特集を読み返して見る。
新聞を切り抜いたままにしておいた資料だが、第７回まである特集を読んでみると、改めて財政状況の厳しさを思い知る。
そんな中でも西条市は○○も近いせいか、政策予算を当初から積極的に組んでいる事が目に付く。
県予算との関連で、西条市の予算がどう変化してくるか。などという高度な分析まではなかなかいかないけれど、そんな要素も考慮しないと状況分析は出来ない。
まあ借金を増やさない状況の中から西条市での仕事が出来るのなら、それに越したことはない。後は予算規模が適当で効果的な事業実施に至るかどうかの問題。
予算の適正消化の判断についても議員の仕事の内。
それがこうじて、予算の「あら探し」になってしまってはいけないけれど、
やっぱり、感じたことは言うのが仕事。
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