| 2003年01月31日(金) |
第４回２市２町合併協議会 |
午後１時半から、第４回２市２町合併協議会開催 場所「小松町ハイウエイオアシス」
委員２９名全員出席。職員２２名。報道５名。傍聴者７名（内西条市議３名、小松町議１名）
議題
�々臺算�務局職員の増員について
�⊃兄垠�設計画小委員会の報告
��条例・規約等の取り扱いについて
�ご傾圓寮泙螳靴い砲弔い�
�ッ亙�税の取り扱いについて
新市建設計画小委員会の報告の時、「人口増についての取り組みの具体策をどう考えるか」との質問があった。が、小委員会では話し合われていないのだから答えようがない。今後の協議という事で了解
後、別段質問もなく、短時間で終了かと思いきや、最後に 波乱 が待っていた。
昨日 西条市長の 性格分析 を日記に書いていたが、その通りのいつもの言動がでた。
地方税の取り扱いについて事務局案として、個人市民税・法人市民税の調整方法がしるされる。これに丹原町の委員が質問した。
丹原町・小松町の法人市民税割税率はこれまで１２，３％だったが、これを西条市・東予市にあわせて１４，７％としている。合併に伴う調整方法として「負担は低い方に合わし、サービスは高い方に合わす」との宣伝文句とは違う。それを、負担が高くなる法人に対してどの様に説明するのか。
１４，７％とすれば増収となるとの事だが、これを増減０になうように税率を調整出来ないのか。
との質問。
もっともな質問だ。
自治体合併についてメリットばかりが盛んに宣伝されてきたが、調整が進めば、宣伝文句との矛盾点が ごろごろ と出てくるという事だ。
今回の事は、その はしり ぐらいの事だろう。
この案は、２市２町の事務担当者が集まって、法律に照らし合わせ、先進事例を参考として協議会に提出したものだ。だから担当者や事務局に何の落ち度もない。
宣伝文句との違いが露見してくるのは、自治体合併を進めるために、良いことずくめの話をしている方々のせいなのだ。
それを西条市長は、事務局は次の会までに、「明解な返答を用意して来い」などと責任転嫁をしている。
担当事務局ではどんなに知恵を絞ったところで、今回の調整案しか出てこない。出るとしたら、それは政策的判断として、新市の市長が決めて議会に提案し、議決を経て初めて案が実現するという事だ。
新市の税率が、事務局案で気に入らないのなら、合併協議会の議題にあげて、その協議の中での案を、新市に実現してもらうよう申し送る方法を採るべきもの。
それを西条市長は、協議会の議論の最中に事務局を 怒鳴りつける とは、何と良識の欠落した人だ。
話の中で、「知事選挙の事です」と言及したところを見ると、２３日の演説会で知事に「西条市は損をするのに良く決断しましてね」と市民の目の前で言われたことが市民の間にわだかまりとしてある証拠だろう。
２時４０分 協議会終了
２日続いての嫌な内容の日記だね
| 2003年01月30日(木) |
西条市長と比べてみれば（知事発言から） |
現西条市長の話は 下手だ。
２３日の知事個人演説会でも、前座で発言（応援演説だったのかな）したが、何が言いたいのか分からない。
声を張り上げて威勢良く、言葉を繋いではいる。だが、内容は良く分からない。
議会答弁でもよく解らない時がある。私えの答弁の時だけなのかと思いきや、そうでは無いことが度々ある。
だから、松山競輪場外車券売り場「サテライト小松」についての答弁の時には、何時になく明解な答弁だったので、聞いているこちらがビックリしてしまった。
それはさておき
西条市長の話が何故分かり難いのか。それは言っている本人の性格がそのまま出ているからなのだろう。
ようするに、虚勢を張って自分を大きく見せようとの意識が強すぎるということだ。言い換えれば、人間としての度量が小さいということ。更に言うと、自分に出来る限界を知らないから、他人の存在を認めようとしないと言うこと。
限界を知る者は、他人を活かすために話を聞き、その人の持っている能力を吸い取って活かそうとする。現西条市長にはそのような度量の広さが感じられない。
話の内容で評価するのではなく、ものを言っている者の背景にある組織や肩書きだけが、評価の物差しでしかない。
それに加えて、物の見方に対するセンスが悪い。このセンスの悪さに人間としての幅の狭さが重り、話術の拙さとなって外に出て来る。
比べて知事は、功成り名遂げて来た人間だけあって、自分のやりたい事が明解。それに、様々な人間との付き合いの中から磨かれてきた人間性というもの（オーラともいう）が感じられる。
だから、３０分ほどの演説であるのに、私の日記１週間かかっても書ききれない程の事柄が凝縮されているということだね。
加えて、知事という 一国一城の主 としての権限も強力だということだ。
数日前の新聞に、国会議員から知事への転出者が多くなっているという記事があった。国会議員としてやれる仕事というものは、法律を作って国全体を動かす事なのだろうが、そんな仕事はよっぽどの能力がないと出来ない らしい。大方の国会議員は、地元支持者に如何なる仕事を中央から持って帰るかであくせくしている という話 らしい。（見たわけでないので誤魔化しましょう）
その点で、知事は 県という小国家で年間 兆 というお金を動かす仕事が出来るという 面白みがあるのだろう。
合衆国では、州知事の経験者が大統領候補となる場合が多いようだ。
独自の法によって運営される５０の州の中で、目立った働き振りが認められるかどうか。それによって国の舵取りを託す能力を試され、生き残ったものが国全体のリーダーとなる。
日本での道州制の議論は、今のところ 屁 見たいな内容しかない。
けれど、議論が深まって国から独立した機関としての県なり州なりが出来上がった時、現在の中央に片寄った人材が日本各地に散らばって地域作りを競い合う。その中から国の行く末を託せる真の指導者が生まれてくる。
そんな体制が出来上がれば 日本も良い国になるのに。
西条市長の評価に始まった日記が、最後は国家論か。
| 2003年01月29日(水) |
２４年間は拉致しない（知事発言から） |
そろそろ２３日の知事個人演説会の話題から離れようと思っていたのに、今日の地方紙の記事を読んで、まだまだ触れない訳には行かなくなった。
知事選挙が終わってから、地方紙にこの選挙結果への評価が掲載されている。今日の話題は、選挙手法についてであった。
記事の内容は、今回の選挙戦術は従来のやり方とは様変わりしているが、その実態は各地で従来型の組織動員選挙が展開されたという内容だ。
その典型は、各地個人演説会場への 動員 のかけ方。
それを知事が「拉致さて来た方々が大勢いる」と、話の冒頭に述べた。
舞台から会場に来ている観衆を観察すると、どういう意図をもって席に座っているかが手に取るように分かる。
演劇の役者が「演技していても、どの席のどのお客が熱心に見てくれているか、それとも寝ているかがよく分かる。役者はそれを観察しながら自分の演技をしているのです。」というのを数多く聞いたことがある。それに、私自身が県総合文化会館や西条市文化会館のイベントで舞台に上がり、会場を観察したことがある経験上からもよくわかることだ。
知事は、自分の話を自主的に聞きに来てくれた観衆か、それとも上からの命令で動員を掛けられて いやいや 来た聴衆かがよく分かっていたハズだ。
だから、冒頭のこの言葉になったのだろう。
「２４年間は拘束しない。１時間辛抱してほしい」という言葉を私も聞いた。
この言葉については「北朝鮮拉致問題」とからめて、批判の声が上がっていると別に表題を起こしての記事が書かれている。
昨日、ある人と長時間にわたって県政や市政全般についての話をした。その中で、この２３日の演説会を聞きいた人が「知事が話の冒頭にこの言葉を使ったので帰ろうかと思った」と話していた、と話題にした。
その言葉を聞いて私は
「知事は、いくら動員をかけて会場を一杯にしても、私はそんなことに感謝する気はありません。２期目には私の好きなようにやります。と宣言するためにこの言葉を使ったのじゃあありませんか」
との感想を話した。
「そうですか。一色さんはそんな風に知事の言葉を聞いたのですか」
と相手は受け答え、次の話題に移った。
私が深読みしすぎなのか、それとも深い洞察力のある 切れ者 なのか。
切れ者 ならば日記になんかこんなこと書かないか な。
話の相手は「こいつ。ちょっと変わっとるな」ぐらいにしか思わなかったのが真相だろうか な。
まあ、答えは今後の４年間の結果待ち。
２３日の日記に書いた「愛媛は恐ろしい人を知事に迎えたものだ」との洞察も、今後４年間の結果待ち。
知事が恐ろしい人と映るのは、ある業界の人だけかな。県民にとっては県政改革の良きリーダーと評価されるかな。こうご期待。
こんな見方をしながら政治の流れを観察していると、今後の政治はダイナミックなものとみえるか な。
な はいらないか な。
| 2003年01月28日(火) |
スポーツ立県の今後（知事発言から） |
２３日の個人演説会での知事発言から、テーマを絞っての評論も今日で５回目。
今日はスポーツ立県の今後についてです。
知事の出身が文部省ということで、愛媛の現状を 憂う 気持ちは大きかったのだろう。この方面への気配りには力を入れている様子が、西条市で実施する施策の上からも理解する事ができる。
「一人１スポーツ運動」は、ややもするとマンネリになりがちな県民スポーツに良い刺激になっている。
現在建設中の「県立武道館」が出来れば、この方面での底上げが計られると期待が高まる。それは、息子の剣道の試合を見ていて、試合場が８面いるという知事の言葉に納得がいく。
この建物に多くの県産材料を使っているというのも、自慢して良いと思っている。
こう言うと、知事崇拝者みたいになっちゃうね
西条市の現状から「スポーツ振興」を考えましょうか。
２種陸上競技場は県内唯一ということは、既に日記に書いた。
だが、この宝物を活かしきれるかが問題だ。
ある政党による市民全般への配布物に、「特定な人しか使えない１０億の施設を西条市が作ったことをどう思いますか」という趣旨の文章があった。
また、今日、ある方と話していたら、専用施設建設批判と取れる同様の趣旨の話をされていた。
そんなことがあると、２種競技場の整備を推進した 張本人 としては、心中穏やかでない。
他に誇れる施設を建設したのに、何故このような批判が出るのか。それは、「専用施設があることによるメリットを認めない」からだろう。
自分が使わない。自分の関係する方々も使わない。それをもって批判の対象とされるようだ。
西条市では、市民スポーツ、競技スポーツ、レクレーションスポーツ等々、様々な施設を整備しているにかかわらず、どうも不協和音が多いのが気に掛かる。
その原因をヒトくくりで表すと「各人の協調性の欠如」かな。
話が暗くなった。「スポーツの振興」での提案。
２種競技場建設の効果を最大限活かすには「マラソンコースの設定」が一番だと思う。これは、多くの方の口には上っているのだが、実現までにはまだまだ時間がかかる。その理由もまた何時か書きましょうね。
直ぐに実現できる「スポーツイベント」として、滋賀県長浜市での研修のおり仕入れて来たものがあるのだが、それは ぱくられたら いけないのでココには書かないよーーーだ。
天の声
一色達夫 おまえも了見の狭いヤツだなあ。誰がぱくろうと、それが実現して市民が喜んだらそれで良いだろうが。
私 そうですね。でも、まだそこまで悟りきれません。
県政評論から活動日記に引き戻す努力をしながらの日記記入は、何だかまとまりのないものとなった かな。
| 2003年01月27日(月) |
文化政策の今後は（知事発言から） |
２３日の加戸知事の個人演説会で、愛媛県による文化政策の自己評価と今後の展望についてはあまり言及がなかった。
「文化は県民を元気にさせる」との想いは地から出た言葉だろう。
私は、知事の趣味の部分から発したと思われる、この４年間の文化政策は評価している。
派手なイベントで言うと、県民ミュージカル公演と県民オペラ公演が双璧だろう。ミュージカルには知事自らがご夫婦で出演して悦に入っていた姿が思い返される。これは丹原町文化会館での事。県民オペラは西条市でも公演した。
出演者からスタッフまでを県民の手による、この２つの公演によって、愛媛の文化水準の底上げが計られたことは間違いないことだ。
さらに、このオペラの出演者によるミニコンサートが、県の全額負担によって来る２月４日「少年式」の日に、東中学校での文化鑑賞会として設定されている。こんな おまけ もついてくるという、文化の広がりが見られる
思い返せば愛媛では、高校演劇が「ある特定政治団体の活動を利するものだ」などという
あほくさい 理論のもと、禁止されていたのが数年前の事。何とも隔世の感有りだ。
そんな偏向理論を実践していた 方々 が、まだ教育現場や行政の中枢で動いている。その方々は、過去の事など 記憶にないようだ。が、私は権力をかさにきてやって来た事と その方々の顔 は忘れないね。
それはそれとして
行政による文化政策が、往々にしてプロの招聘事業のみとなりがちな中、県総合文化会館自主事業は、他のイベントの妨げになるような 派手な 催しは少なくして、県民自らが作品を作り上げる部分での仕掛けに重きを置いたところは良し。
このような方向性に知事の意向がどのように関わったかは、私の段階では分からないが、担当現場はすごくやり易いやり甲斐のある仕事となった事だろう。
文化面で、知事２期目にどんな仕掛けを繰り出すか 楽しみ。
さしあたっては、県民文化会館周辺への文化施設建設に期待が高まる。
この文化施設建設構想への県民参加状況にも 何時か 触れないといけないね。またまた こうご期待。
日記を書いていて スポーツ立県の事や森林蘇生元年の事も知事が触れたことを想い出した。うろ覚えが よみがえるううううう
なんだこりゃ。一色達夫活動日記が県政評論になってしまう。
西条市に関係ある事に触れたら、それでも良いかな。
読者から感想が帰って来ないのを良いことに、方々に話題が飛んでしまう。
まあいいっか
| 2003年01月26日(日) |
福祉政策の今後は（知事発言から） |
３日続いての２３日の個人演説会を聞いての感想。
すでに再選の結果が出たから、新知事への願望も含めた感想としないといけないかな。
少子・高齢化は今後益々進んでくる。そこで知事も、演説の多くの部分で福祉政策を述べていた。
・女性が安心して子育てが出来る環境を、行政として整える部分は何処か。
乳幼児医療費の公費負担を、修学前までに引き上げる動きは高まるだろう。
西条市議会で、この件についての国への意見書提出請願を否決したことは、既にこの日記に書いた。まあ、市議会に賛同者が少なくても、国・県の段階から制度充実は進んで行くから、西条市は後追いで けっこう ですかね。政策の先取りが嫌いな方々がいても、上から変わっていくのだから。歯科医療費助成制度は中学生まで進めば助かるが。
さらに、病児保育制度の充実。放課後学童保育の充実。ファミリーサポートセンターの設置・充実。かな。
・障害者政策は、この４月から始まる「措置制度」から「支援費制度」への移行が何処らあたりに落ち着くかによて、行政窓口の対応が違ってくるだろう。
ノーマライゼーションの考え方はかなり浸透して、障害者が普通に生活できる環境が整いつつある。だが、家庭で家族と共に暮らすための支援費制度が、制度変更の狭間の中でトラブルが発声する恐れがあることを既に指摘されている。
・介護関係。介護保険制度が始まって３年目事の見なおしの時期が近づいている。既に制度は定着しつつあるが、制度の根本理念である在宅介護支援から、現場要望は、どうしても施設介護の部分が多くなる事にどう対応するか。
個人演説会では、県民の健康推進政策については触れなかったな。
さてさて、ひとつひとつの政策実現のためには、先立つものがいくらあっても足りない。
細る財政の中で、このような緊急要望にどう応えていくのか。
それは県政でも市政でも同じ事。
公共事業の約束はしなかったから、この部分の削減・打ち切りは確実にやるな新知事は。
福祉の事を書きだしても朝まで掛かるので、今日はここらあたりで
うろ覚えにしては、次々に出る。明日は文化政策 こうご期待。
| 2003年01月25日(土) |
里子の引き受け（知事発言から） |
昨日に続いて、２３日の演説会での知事発言から思うこと。
２３日の演説会では、１階の最後尾で立ったままで聞いていたので、メモってない。あれから２日も経つと、もううろ覚えの中での日記記入となる。
昨日は親からの仕送りは無いから、西条市は１市２町という子供を引き受けて あんじょう やりなさい。という話。
今日は、それに加えて県が管理する河川や道路を里子として引き受ける話。
合併が入籍なら、里子は 預かり者 とでもいおうかな。
県の管理する河川や道路を一定区間と時期を決めて、地元住民や団体・企業に定期的な清掃などの世話を引き受けてもらう制度「アダプト・プログラム」を発足させている。
西条市でも既に数カ所、このシステムで地元住民が世話をしている。
私は、２０００年９月の議会一般質問のテーマとして、この「アダプト・プログラム」の事を取り上げた。このシステムの先進地は香川県善通寺市。ここの市長は合衆国でのこのようなボランティアシステムを自分の目で見てきて、いち早く、市での環境美化システムの一環として取り組み成果を上げていた。
善通寺市には私の祖父母のお墓があるので、墓参り等のため訪れていたのだが、そのお墓に通じる道筋にある公園に、このアダプト・プログラム実施のサインである看板が掲げられている事を確認して、なんだか感傷深いものを覚えたものだ。
一般質問の趣旨は「このシステムを西条市でも実施したらどうか」との提案だったのだが、市長からは拒否の答弁しか出なかった。
西条市では、私の質問のその前年に２年間にわたって「不法投棄の市民ボランティア回収作業」を実施した。だが、この呼びかけに自主的に応えて参加してくれた市民は少なかった。察するところ、この作業への参加が少なかった所から、市長はボランティア導入に対して懐疑的なのではと私は感じている。
そんなところから、私の「里親制度」についての質問にも、乗り気をみせなかったのではないだろうか。
あれから２年。知事の口から「里親制度の推進」という政策を聞いて、さてさて西条市長はこれからどうするのやら。
前回の質問からもう２年も経っているし、知事の発言という「追い風」もあるから、もう一度質問してやろうかな。
「あれは県施設の事で、市の施設とは関係ありません」とでも答弁するかな。
ここで裏話をひとつ。
昨年、県の管理河川で大々的に「里親制度」による清掃ボランティアを実施した。その事をある議員は「あんな事をしていたら県からの仕事が減るじゃあないか。ボランティアで掃除するよりも、何で仕事として出すようにささんのじゃ。」
と言ったとか言わなかったとか。
借金で首が回らず親からの仕送りが途絶える。合併で突然子供ができる。その上に里親になれといったってねえ。
公共施設から得る恩恵に対して、感謝の気持ちから自主性をもって奉仕していただく。それが「アダプト・プログラム」の精神性であり原点でもあろう。
上からの 押しつけ と取られたら、市民は申し出てはくれないよ。
| 2003年01月24日(金) |
親からの仕送り（知事発言から） |
昨日の個人演説会で知事は西条の事を「２市２町で合併したら西条は損をするのに市長はよく英断を下してくれた」と発言した。
演説会では他に、地方の懐はこれまでは国という親からの仕送りで賄って来た。それがこれからは出来なくなるとも発言した。これ誰でも理解していること。
それをあえて発言すると言うことは、国に変わって西条は吸収合併する１市２町の面倒を見なさいと 引導 を渡されたという事だ。
これでは聞いている西条市民は、知事のジョークに笑いで応える事など出来るワケがない。壇上の雛壇に座る西条市長は笑っていたのかいなかったのか。遠目でしかも老眼の入りだした私の目では確認出来なかった。どなたか前列に座っていた人で、確認した人がいたら報告してほしいものだ。
もう一つ憶測を交えて言うと、合併したところで合併特例債や県からの補助金が来るなどと当てにしていたら ほぞ を噛むことになるだろう。既に、定常予算に合併支援資金という看板だけを付けて、合併すれば有利ですよなどと多いに宣伝しているのだから。
知事はハッキリと、国には金がない、県の貯金も底をついたと言っているのだから。こうかみ砕いて言ってくれても まだ 分からない方々もいるだろうね。
そこで西条市。さてさて西条市民は、これまでにせっせと財産を作ってきたのだが、急に出来た子供に仕送りする事を納得しているのでしょうかね。
現市長の就任以来、せっせと借金を減らして貯金を増やしてきた。就任前の借金残高は約３７０億。今は３００億を切っている。
貯金は、以前に日記に書いた単年度決算で黒字にして残りを貯金する方法で、ちまちまとため込んで来た。
それはそれで市長の政策なのだから、良しとしよう。だがこの金は、これまでせっせと働いて税金を納めた西条市民のもの。これまで我慢して、これからあれもしたいこれもしたいと希望を膨らましている時に、西の方の子供の面倒を見ろと言われて ニコニコ 笑えますか。
私も３人の子の親。子供の成長は何よりの楽しみであり、子育ては無償の行為だと思う。
だが合併という自治体同士の結婚で、知らぬ間に出来た子供の面倒を、何のわだかまりもなく見られるのでしょうかね。
６万市民でためたお金を１２万市民で使うのよ。ということを市民に十分に知らせ、納得した上で「新しい町を共に作ろう」との機運が盛り上がった上での結婚ならば良し。だが現実は、そんなことなどうやむやなままでの 行け行けどんどん。
知事は、現実をずばりと言ってくれたものだ。
もう一度。
昨日の演説会で、西条市民からは笑いは出なかった。壇上の市長の顔色や如何に。
| 2003年01月23日(木) |
静かな知事選挙 だが |
今日１７時半から「西条市総合文化会館」で愛媛県知事候補 加戸守行氏 の個人演説会があった。県政２期目にかける想いというものを知りたくて聞きに行った。
会場は２階まで満席。立ち見の人もいるという盛況だった。
１期目の自己評価から始まり、現状の上に立ちこれからの県政の舵取りを行う決意を、淡々とした口調で時に冗談を交えながら話した。
今回の選挙は、加戸陣営では・選挙事務所を設けない・名簿集めをしない・電話掛けをしないという 異例 の選挙形態で臨んでいる。したがって前回とは打って変わった 静かな 選挙戦を展開しているといえる。
しかし、私は加戸候補の話を聞きながら、表面は波の立たない静かな選挙だが、水底の方では海流が大きな流れとなって渦巻いているように感じた。
誰も言おうとしないが現知事の誕生は、保守の中での派閥争いの結果だったのではないだろうか。それも最終の。
国政選挙が小選挙区となって、これまでのような保守同士の派閥争いは、終止符を打たれたように感じる。
前回の選挙で現知事を担ぎ出した方々は 「我が世の春を謳歌する」事を約束されたと思ったのではないだろうか。しかし、現知事はそんな 甘い お方ではなかったようだ。
何故なら、１期目の現知事のやって来た事で、最初の選挙での 恩 は返した。そして２期目への出馬宣言をぎりぎりまで引き延ばし、大政翼賛が整うのを待っての出馬声明。次に、今回のような選挙をする事で、誰にも恩を感じなくて良い執行体制が出来上がるという事だ。
だから、今日の演説のなかで示唆したように、２期目の知事は 誰にエンリョすることなく、思い切った財政縮減政策を打ち出せるという事だ。
事務所を設ける・名簿を集める・電話掛けをする。その資金はドコからでるのか。どこから出るかは知らないが、出したところがこれから４年間、県政の中での発言権を持つと言うことぐらい 子供でも分かる。
さて、現知事を支持して選挙応援をしている方々は、今回の知事選挙をどう見ているのだろうか。楽で良いと思っているのか。それともこれから愛媛の政治はどう変わるかを既に見抜いているのか。
今回の選挙を境として私は、愛媛の政治構造が利権獲得構造から政策立案構造へ変わって行くきっかけとなるように思えてならない。これは願望も含まれるが。
その理由は、もう既に日本の財政は利権争いが出来るほど パイ は大きくは無くなっているのだから。
現知事の冗談を交えながらずばずばと行ってのける演説に、何の反応も見せない聴衆を見ながら私は、身体がぞくっと震えるのを覚えた。
前の日記には善人だと書いたが、愛媛は恐ろしい人を知事に迎えたものだ。
| 2003年01月22日(水) |
学校図書標準の達成には |
文部科学省が設定している小中学校の図書館に備えておくべき図書冊数「学校図書館図書標準」に、西条市の小中学校での充足率は６０％程度である。
この％の出し方には異論があるだろうが、昨日の日記に書いた「使い物にならない図書」を省くとこれぐらいになるだろう。
この標準冊数を満たすためには、数億の予算と、生徒が欲する図書を選定して揃えることに出来る 能力 のある人が必要である。
西条市で、この図書標準を達成出来ていないという事は、これまでにそれだけの予算を付けてこなかったという事と、人がいなかった事の証明にほかならない。
それでも、最近の総合学習で取り組む「自らがまなぶ能力を磨く受業」には、どうしても図書を利用する必要が出てきて、故に、図書室の改造が脚光をあびてきたということだ。
昨日の日記に書いたように、この図書標準の充足を８年も前に一般質問したが、その頃から図書室の図書購入予算は３００万円のままで推移している。
この他に地方交付税で措置された予算はあるのだが、それを指摘しても、教育長は「いやいやその予算は十分いただいています」との答弁で終わらせてしまったままだ。その後、私が２回。他の議員が３名図書館・図書室の事を質問したが
聞いた話では、これから合併しようとしている西の市町ではこの図書標準を達成しているとの事で、これに西条市をあわせていくため、増額予算をヒヤリングに出しているとのこと。こんなところに合併の効果があろうとは一色達夫もビックリだ。
さてさて、新年度予算でどれだけ図書購入予算が付いているか、楽しみだ。結果は、３月議会予算書が配られてきたらお知らせしましょう。
それから人の問題。
昨日からつてを頼って、神拝小学校の図書室の本の整理をした支援員さんを探し出し、電話で話を聞くことが出来た。人がいて初めて図書室運営の仕事が動くことを感じた。
昨日の校長の話とは全然違う、将来の事を考えた仕事内容を聞かせてもらえて、私は感動した。
次は政治家の出番か。だが、これも議会内の数の理論に
いやいや、弱音は吐くまいぞえ達夫さん。
| 2003年01月21日(火) |
文部科学省設定 学校図書館図書標準 |
文部科学省は、学校図書館の備えるべき図書冊数を定め、その標準冊数を揃えるための予算を毎年地方交付税で各自治体へ支払っている。
この交付税の使い道の事を書いていたら、今日の日記では間に合わない。
今日の日記の内容は、神拝小学校の図書室の、使い物にならない本を捨てられない話。
この小学校の大規模改造の件は既に書いた。問題は図書室の本の整理方法の事。
新しい校舎になって、この際、古い本を廃棄することを期待していたのだが、今日の所は期待はずれに終わっている。
教育委員会の担当に行って、「私の考えはこの際、使えない本は廃棄するべきである」との考え方を伝え、委員会としての考えを聞いたが、要領をえない。
言質を取られることを警戒してか、理想論を並べるばかり。
いい加減「切れかかった」が、ここは我慢の子を通せた。一色達夫もちったあ人間が出来てきたのかと、自分で自分を誉めてやりたくなった。
神拝小学校に出向き、校長に「２０年・３０年前の本なんかこの際廃棄したら如何ですか。天井から上３段くらいの書架に入れている本などいらないでしょう」と言った。
校長の答えは「私はその考えには反対です。捨ててしまったら子供の読む機会を奪う事になるでしょう」との事。「書架が空になって、次に本を買う予算を直ぐに付けてくれるのなら考えないでもないけれど、本を買う予算が無いのだから本は捨てれません」
図書室の運営について３から４項目のやり取りの後。校長は「ドコか本を捨てた学校はあるのですか」と聞いてきた。
私は「私の口からはそれは言いません。そんなことは校長会などの話の中からもう知っておられるでしょう」と答える。
既に本を廃棄して見違えるようになった図書室は西条市内の学校には存在する。だから私が、「あの学校は綺麗になったのだから、あなたの学校もそうしたらどうですか」と事例を出して要望する事は容易いし、ある程度の説得力を持つだろう。
しかし、この校長にそのような事を言っても 無駄 だと思ったから事例は出さなかった。
無駄 以上に、こういう思考の持ち主は、いらない本を廃棄して図書室に子供達の足が自然に向くような素晴らしい仕掛けを、長い時間と情熱をもって作り上げた方々を
「お前が要らぬ事をするから、わしのところも要らぬ仕事が増えたじゃないか」と言いかねないと思ったからだ。
図書館理論を理解しない者に、いくら話をしても無駄だと思ったから、さっさと引き上げる。
このような喧嘩分かれにならなくする方法はあったと思う。
その方法は
�／渊餞霸娠弔亡悗錣觴圈Χ縮�のある方々の連絡団体を組織�△△襪戮�図書館・図書室理論を多くの方々と共有しておく��西条市および周辺地域を巻き込んだ図書館運営改善運動の実行�い修里燭瓩陵住四徊召鯀反イ世辰胴圓Α幣�数では無視か異端扱いされる）�ネ住擦良佞い燭箸海蹐�ら随時改造計画の実施��神拝小学校大規模改造に合わせて図書室改造計画立案�Э渊馭儡�の実行
とこうなる。
一色達夫はその方法を実行にうつさずにおいて、イキナリ図書廃棄を言い出したから、今日は目的を果たせずに すごすごと 引き上げざるをえなかったのです。
神拝小学校の図書の分類方法は、新しいやり方を実践している。この方法は多分「赤木かん子さんの分類方法」だろう。その様子が見て取れただけでも、今回の図書室の件について走り回って得たものとしておこう。
もう一つ
８年前に図書室の件について議会で質問したら、ある教師は「教育現場の問題は図書室だけじゃないよ一色さん」と言われた。私は「図書室の改造を橋頭堡にして、そこから改善していくべきところに手を着けていけばいいじゃあないですか」と答えた。
あれから８年、今だ道遠しの感あり。
これじゃあ時間がたりない。私の一生かかっても出来る実践が少なすぎるな。
| 2003年01月20日(月) |
スーパースターはマスコミ嫌い |
横綱 貴乃花 が引退した。一時代を画した大横綱の引退に一抹の寂しさを感じる。まずは「長い間ご苦労様でした」とねぎらいの言葉を贈りたい。
それにしても、今日の新聞広告の「週間ポスト」の表題には眉をひそめる。
横綱延命策を相撲界あげて行っていると言わんばかりのタイトルだ。
横綱の連日の動向を伝える新聞記事を読むと、「横綱・質問には黙して語らず」がずっと続いていたようだ。
私は 公器たる報道を司る面々の堕落した姿をかいま見るにつけ、日本を悪くしている原因の大きな部分は、このマスコミ全般にもあると感じている。
その彼等は、読者が求めているものを提供しているだけだというだろう。確かにそれも原因しているとは思う。が、公器を扱う仕事に携わるものは、それなりの節度をもって仕事をしてこそ、 質の高い 読者を得られると思う。
何故、横綱は黙して語らなかったのか。私は横綱はマスコミが嫌いだからだと思っている。私が一度も買ったことがない週刊誌を中心に、これまで散々に横綱一家を なぶりもの にして来たマスコミを、好きになれと言う方が狂っている。
貴乃花をはじめ、スポーツ界のスーパースターにはマスコミ嫌いが多いようだ。
仲田ひで しかり。 イチロー しかり。
最近では、ノーベル賞を受賞した田中さんを巡る異常取材が世界の顰蹙をかった事は記憶に新しい。
松井秀樹がニューヨークに行った時、大挙して押し掛けたマスコミ方々を煙に巻いて、まず「世界貿易センタービル」跡に赴いたとの記事を目にして、私はこのスーパースターは合衆国でも必ず成功すると感じた。
話変わって、マスコミの良いところの話。
個人情報保護法の中に、マスコミの取材活動を制限する意図を見つけだし、一大キャンペーンをはって廃案に持ち込んだ成果は評価します。
またまた日記の表題と内容が違ってきた。
| 2003年01月19日(日) |
麦作作業・部落自治会定例会 |
昨夜、林業行政の事を調べながらの日記記入で、夜更かしをしたのがいけなかった。寝坊をして、午前中に「ひうち運動公園」であった「西条市駅伝・マラソン大会」を見に行けなかった。
愛媛県ではここ１箇所の２種公認西条市陸上競技場が出来上がり、様々な使われ方をされだしたが、使いだしてから見えてくる所がある。そのような所がどんな状況なのかを確認するため、手帳に予定を入れておいたのだが残念。
確認項目は、
・競技場外にある階段箇所の状況（スロープ化を要望済み）
・駅伝コースの取り方（競技場外利用の状況）
・競技場での各公認記録表示板の状況（設置を要望済み）
などを考えていたが、次回の大会まで持ち越し。
前に武徳殿の事を日記記入のとき、「教育委員会は事無かれ主義か」と書いている事を ぶつぶつ言ってた方がいた が、やらない理由付けを考える事よりも、どうしたら実現出来るかをみんなで考え、実効してもらいたいものだ。
役所の仕事というものは、一度予算内の仕事をし終えたら、同じ場所の改造のための予算はなかなか付けることが出来ない。それは、一連の仕事内容に 不都合 があった事を意味するからなのだろう。だが、どんなに事前検討を重ねていても、使い始めて分かる事もある。それは無いにこした事はないが、このほうが良いと分かったら、可及的速やかに（お役所言葉だな）改善してもらいたいものだ。
いけない、いけない。自分の寝坊を棚に上げて、他人を動かそうとしている。
農作業。
麦のローラー鎮圧作業。４５ａ終了。足が痛い。
夜７時から部落自治会の定例役員会に出席。年度の粗方の仕事は終わっているので、新年度に向けての準備に入っている段階。
１時間ほどで予定の議事は終了。新年懇親会に移る。
１０時過ぎまでワイワイと、部落内の様々な事を さかな に懇談。部落の故老の話を聞くのはまた面白きかな。
| 2003年01月18日(土) |
「森林整備地域活動支援交付金制度」説明会 |
夜７時から市役所５階会議室で、表題の説明会があった。
今日、昼間と夜の２回開催。昼間は１３０名参加。夜は４０名の参加だった。
資産公開を見てもらったら分かるように、私も一応の山持ち。といっても、村の共有林を、戦後部落の方々で当分して所有するようになっただけの話。面積は登記されているものが１０ａほどで、あとは登記もされていない、部落での申し合わせ事項のようなもの。私の持ち分は、多分１ｈａほどなのだろう。
今日の説明会の主催は、「西条市役所農林水産課」と「新居森林組合」の共催。案内は、森林所有者各位とある。
形ばかりの山持ちなのに、何故この説明会に出席したのか。それは、この交付税の予算は私の所属する委員会で審議したので、森林所有者説明会がどの様な状況かを知っておきたかったからだ。
西条市は面積の７０％を森林で占められており、その石鎚山系に降った雨によって 日本一の美味しい水「うちぬき」が涵養されている。この西条市の誇る水を将来にわたって残していくためには、どうしても森林を守っていかなければならないのだ。しかし、西条市の森林も他地域と同じで、放置林の増加などが目立ちだし、早急な手入れの必要がある。
そこで、私の会派の研修項目に「森林整備事業について」を取り上げ、これまでに大分県日田市の森林行政の研修や、島根県松江市で開催された「森林交付税創設シンポジューム」に参加している。
そんな研修の成果を踏まえ、会派の予算要望に「森林整備事業の推進」をあげ、昨年は市有林の間伐のための予算が初めて付くという成果が上がっている。
地球温暖化防止京都会議で決定したＣＯ２の削減目標の設定に、森林によるＣＯ２吸収をカウントするという話もあるので、現政権では森林行政について目を向け、「緊急雇用対策事業」として森林整備事業を設定している。
そんな事業に続いてのこの「森林整備地域活動支援交付金制度」の創出なのだろう。
県においても、水源涵養等のための「森林整備事業」も、肱川流域で既に取り組んでいる。また、そろそろ「水源税」の話も俎上にのぼってくるだろう。
今日の説明会の冒頭に主催者より「林価の低迷によって、整備が進んでいない森林を、これからは国民共通の財産として、公共で見ていこうとの意識が高まっている・・・等々」の話があった。まさにその通り。今回の交付金を使って、森林整備の取っかかりとする事が出来れば良し。
林家だけでは持て余し気味の森林に、公共の手が入ることによる効果が上がることを期待する。
そんなところから、今日の説明会への参加者が昼夜で１７０名あった事はさい先が良いといえるだろう。
昨年の森林３区分事業によって、関心が高まっているのだろうか。
森林についての話はまだまだあるが、ここらで終了。
１１時より会議。
今まで私が付き合った事が無かった方達との会議だったが、基本的に やる気満タン の方達ばかりだから、議長役の私が手こずる事はなかった。
１４時より従姉の葬儀に参列。夜の説明会に出席するぎりぎりまで、お付き合いをさせてもらった。
故人の人柄を象徴するような、小春日和のもとの見送りだった。
８年前のこの日があったから、人生が変わった人も多かろう。
８年前のこの日を境として、社会制度も大きく変わった部分もある。
そして、私の人生もこの日があったから決定的に変わった。
大震災の後、機能しない行政機構を後目に、自主的に組織されたボランティア達が、縦横無尽の活躍をしていた。
その光景を目のあたりにして、一度しか無い人生、悔いなく生きたいとの思いを強くし、会社を辞めて市議会議員選挙に出ようと決意したのだから。
この大震災の前後の事を、プロフィールに書こうと思いながら、今だ果たせていない。
あれから８年。日毎日毎の用をこなして行く事で手一杯の現在の自分。
そんな自分を見つめ直す日としたいと思いながら、今日も「賽の河原の石積み」をしている自分だった。
朝起きて一番の仕事に 金魚鉢の水換え を選んだ。なんで金魚なんだと言えば、忙しくて世話をしないでいて、３匹死なせた事があるから。今日は気になって仕方がなかったので、この仕事を一番にやり終えて心が軽くなった。
懸案であった神拝小学校図書室を視察。何と最悪の状況。状況改善のためには一色達夫が 悪者 にならないといけないようだ。こちらが求めている事をいくら言っても、素直に理解しようとしない人の何と多いことか。大丈夫と思って手と目を離していたら、もう積み上げた筈のものが崩れている。
夕方より従姉の通夜に出席。親戚の多い家を切り盛りしていた個人の人柄か、大勢の参列者だった。
他にも多くのことがあったのに、何だか日記がまとまらない。
今日の地方紙に、現在県知事選挙に出馬している両候補への「千代田区の歩行禁煙条例をどう思うか」との設問への答を掲載している。
県内での禁煙運動を進めている医師２団体の質問にたいする答え。
この千代田区の禁煙条例については両候補とも賛同している。
また、１月７日の日記にも書いた「青森県深浦町で行っているたばこ自動販売機の屋外設置を禁止する条例」については、両候補とも今後検討する考えをしるした。とある。
その他の設問についても、禁煙施策の推進に理解をしるしている。とある。
たばこを吸う現職。吸わない新人。両候補とも受動喫煙の危険性についても理解している。とあるから、愛媛の喫煙事情は非喫煙者にとては、今後良好な方向に行くだろうと期待が高まる。
県民の健康推進を目指してすでに制定されている「健康愛媛２１」プランには、県民の喫煙率を半減させようとの 数値目標 もセットされているから、今回の知事候補の意志表明は、この目標達成への追い風が吹く事だろう。
さて、そこで西条市ではどうか。
昨年１０月に取り組んだ「路上喫煙への配慮」問題で分かるように、非喫煙者が「たばこの煙は嫌です」との意志を、何処まで表明出来るかに掛かっているように思う。
たばこを吸わない私から、喫煙者の生態を分析してみると、喫煙者の側からのマナー向上は、 まず無い と思った方が良さそうだ。
タバコの害について公表されている様々なデータに基づいて、それでも喫煙したいのであれば、自らをどう律していかなければならないか。その様な思考を巡らす事の出来る人間ならば、さっさと禁煙しているだろう。
要するに西条市では、中から変わって行く事は期待薄。外堀を埋め、規則で縛ることが一番の近道のようだ。
「公共施設での分煙・禁煙施策について」との一般質問をしたのは、平成１２年１２月議会だな。
あれから２年。その後の取り組みはどうか、そろそろ質問しようか。
資料はこの２年間でたっぷりと溜まっている。その資料の棚卸しもしとかないと、旬を過ぎるしね。
だが、自分の健康は自分で気を付けないと、意に添わない行動を強要されたところで、その人のタメにはならないね。
平成１２年１２月議会での事。「ああ禁煙禁煙言われたら、余計に煙草が吸いたくなった」と言っていた議員がいたとかいなかったとか・・・・・
今日、従姉が亡くなった。夕方５時過ぎに連絡をもらってお悔やみに行く。
幸せを作り育て、慈しみながらその小さな幸せを持続させる事は、何と骨の折れることだろうか。比べて、不幸は突然に、しかも巨大な姿をもって覆い被さってくる。
三寒四温の季節。今日の朝の気温はマイナス２度。今夜も冷え込む。
| 2003年01月15日(水) |
リバースモーゲージ制度 第２報 |
平成１４年３月議会 一色達夫 質疑
「ふれあいのまちづくり事業」の継続実施について
「質疑」
昨年１２月議会の一般質問で取り上げました、地域福祉の今日的課題として出てきている高齢者の金銭管理や福祉利用手続きを代行して行う権利養護事業への取り組み、また、個人が所有している住宅や土地等の資産を担保に金融機関や地方公共団体から融資を受け、死亡後に資産を売却して精算するリバースモーゲージ制度に対する取り組みについて、社協において、どのように実施に移されていると把握しておられるのか、あわせてお伺いできればと思います。
「答弁」
次に、地域福祉権利擁護事業およびリバースモーゲージ制度の取り組みについてでございます。この取り組みに付きましても、社会福祉協議会から、今後、さらに住民参加による地域福祉を推進する体制と、これから社会福祉協議会に期待される地域福祉権利擁護事業の推進や、不動産などを担保にしての高齢者向け生活融資制度、いわゆるリバースモーゲージ制度ですが、これの創設に取り組む体制についても要望がございました。これらに取り組む社会福祉協議会の基盤強化が必要との判断をいたしまして、地域コーディネーターの継続設置にかかる人件費１名分を３款１項１目１９節、市社会福祉協議会基盤整備事業補助金として２３５万６千円を計上いたしております。
私はこの答弁を聞いて 内容に満足し 再質問はしなかった。
聞いた事に十分に答えてくれているのだから、再質問する必要はない。
議事録を読み返してみても、仕事をしますと行っているのだから必要は無いと思った。
制度を作る必要を認め、社協も人員確保の要望をし、予算を付ける側もその予定で予算を付けた。だから、当然制度はスタートしたと思ってしまう。
だが、私は甘かった。何時の時点で制度がスタートするのか。その詰めを怠っている。
この制度は西条市社会福祉協議会ではスタートしていない。
今日、確認のため社協へ聞きに行ったが、職員は、リバースモーゲージの言葉も知らなかった。私に問い合わせしてきてくれた方はまだ社協には出向いていなかった。すぐ自宅に出向き事の次第を説明し、制度スタートまでしばらくまってほしいと言った。
よくよく思い返してみると、平成１３年１２月の一般質問内容の調査をしているとき、権利擁護事業の実施団体は県社協とのヒアリングの結果、お隣の新居浜市社協が窓口団体となり、そこが西条市からの要望者もカバーしていると聞いていた。
西条市社協では体制が整わないので、窓口団体を受けなかったようだ。
その一般質問に使った資料を引っぱり出して確認してみると、新居浜市社協の担当者がカバーしている権利擁護制度の西条市民の利用は４名とある。ちなみに新居浜市民は２５名。
そんな事があるにかかわらず、予算が付いたから、西条市で即制度がスタートすると思いこむとは。
一色達夫は不覚を取った。
お役所仕事というなかれ。確認を怠っている議員がぬけているだけなのだから。
| 2003年01月14日(火) |
新市建設計画策定小委員会第５回会議傍聴 |
昨日車検から返ってきた軽トラの電気系統の調子が悪い。また新居浜のメーカに持っていき修理依頼。ついでに文房具屋さんに寄って事務用品の書いたし。帰宅して、正月からこっち、また溜まりだした資料の整理を少々。そんなことをしていたらすぐに昼になり、昼食を済ませて小松での会議傍聴に出かける。
１３時半より小松町役場。新市建設計画策定小委員会第５回会議の傍聴。
小委員会委員１２名中１１名の出席。事務職員１８名。報道関係者３名。傍聴者は私を含めて４名。その４名は全て西条市民。議員は私一人。
小松での開催だから地元の方々が傍聴に お出まし しているかと 期待 して、一種身構えて乗り込んで行ったのだが。
会議は、東予市議会での議長交代に伴う、小委員会委員長の選任から始まる。新委員長には東予市議会選出の委員が就任。議事に移る。
報告事項。住民意向調査実施結果（中間速報）について。
回収数３７，２％。
これは多いか少ないか。この数字を聞いての私の感想は、「まあこんなものか」かな。
アンケート結果は、予想通り。その中で、合併後の政策について「財政への影響を十分踏まえて行うべき」が「事業を積極的に展開すべき」よりも多くなっているこのが注目された。
あとめぼしいもの無し。
続いて早速だが、「新市将来構想」の前編（案）がしるされた。６２ページの文章を事務局が長々と朗読するのには、正直眠気を誘われた。
内容は、２市２町の総合計画を持ち寄って、合併効果の効率化を図ってバラ色の未来を約束するもの。
これで１０００万円の市民町民の税金が飛んでいった。
予想していた事だが、なんとも情けない内容のものだ。こんな代物なら私でも書ける。まあ１週間の時間をもらって、議員報酬３７万円の内の仕事内容だね。
資料は私の手持ちのもので十分。雛形として総合計画を写せば良いだけだし、それで不足ならネット上にいくらでもある。
こんな情景を表現する言葉の良いのが頭に浮かんだ。
茶番劇。
今回の小委員会で、ただ一つだけ今からの合併論議の方向性を示唆する重要な発言が委員よりあった。
それは、「財政シュミレーションは、現在話し合われている庁舎問題や、特例債をどう使うかによって大幅に違ってくる」というもの。
事務所統合・職員数削減を進めながら、一方にある住民要望にどう応えていくのか。いわゆる「あちらを立てればこちらが立たず」のバランス問題。
領域が広がれば事務効率は下がる。そんなこと常識。ここからあたりから、「合併さえすれば即行政効率が良くなるのだ」などという幻想が飛んでいくだろう。
まあ、そんな常識が分かっていながら、押し黙ったまま「黙々と進んで行く集団」。
一日中終始不機嫌な私だったが、今日一つ良いことがあった。
庭の梅の木が一輪の鼻 じゃあない花だよ一発で変換しろ、機械は人の情感までもは読みとれないのか。
一輪の花を付けた。
今日一日強い風。
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 という季節にはまだまだ早いが、
| 2003年01月13日(月) |
リバースモーゲージ制度（逆資産住宅ローン） |
朝方、旧知の方から電話をいただいた。私の活動報告の中に掲示させてもらった「リバースモーゲージ制度」についての問い合わせだった。
住宅についての考え方を、日記に２回ほど書いていたところだったので、「そうなのか。やはり人それぞれの事情によって、住宅についての考え方も変わっているのだな」と認識を新にしたのだった。
「リバースモーゲージ制度」
リバースは「逆」、モーゲージは「抵当」という意味。住宅などを購入するときに借金して返済する住宅ローンとは逆に、不動産を担保に月々お金を借りる仕組み。
老後を住み慣れた住宅で暮らしたいと思う個人に、住宅を担保として生活費を貸し付ける制度だ。
平成１３年１２月議会での一般質問の「福祉行政の推進について」との項目の中の一つとして取り上げたものだ。
その制度が平成１４年４月には「西条市社会福祉協議会」で実施する事になり、私としては密かに溜飲を下げたのだった。
介護の実態をいろいろ聞く中から、生活環境の変化が一つのきっかけとなって、その人の痴呆が進むこともあると聞いたことがある。独居している方などは、わかれて暮らしている身内と同居すれば良いと思いがちだが、長年慣れ親しんだ場所で生活することがその人の幸せな場合もありうる。施設入所も同様の側面もあるようだ。
そんな実態に合わせて、福祉制度が充実してくる中から整備されてきたものがこの「リバースモーゲージ制度」だ。その雛形はヨーロッパにある。
私が議員となって間もない頃、ある議員が「独居老人等の資産を公的管理する制度」の導入について質問した事がある。当時、その質問を聞いての私の感想は、「公共がそこまでの面倒を見る必要があるのだろうか」というものだった。
それから７年あまり経過し、社会の高齢化はますます進展している状況下、当時の議員が質問した制度は「高齢者権利擁護制度」として、各地「社会福祉協議会」の重要な仕事として位置づけられるところとなっている。
議員となったその当時の私は、自分の身内に介護のお世話になっている者がいなく、「福祉 イコール ボランティア制度の充実」みたいな画一的な思考しか持っていなかったのだろう。
あれから年月を経て、身内の中での状況も変化し、介護度４の父を８０歳の母がみるという毎日。介護保険制度も動き出した中から、私の福祉制度についての知識も認識も変化してきたと思う。
議員たるもの、それではいけないのだろう。
常に社会状況の変化を先読みし、それに合わせて先先に提案していく。そんな先見性を持っての活動が必要だと、住宅についての考え方を整理しながら思い返した。
一通の活動報告から、福祉制度の恩恵を受けるきっかけができそう。
朝の一本の電話は、私にとってめったにない議員冥利に尽きるものとなった。
付け加えると、神拝小学校図書室と同じで、このリバースモーゲージ制度の実際の運営実態を私はまだ確認していない。
この電話をきっかけにまた一つ仕事が出来たが、提案した者が当然しておく仕事なのだから、いい機会を提供してくれたと、電話の主に２度感謝。
１３時より 西条市総合文化会館で「成人式」開催。出席
数年前、この「成人式」が荒れて、社会問題となったことは記憶に新しい。
そんなところから、毎年出席するこちら側としたら、今年の式は どんなだろう とある種の期待をもっての参加となっている。
去年よりも今年の方が 元気のいい のが数名見受けられた。式中と式典終了時にクラッカーが鳴ったのだが、何だかご愛敬程度で終わった。
西条市の「成人式」は、西条市と西条市教育委員会の主催だが、新成人のアイデアでの自主運営を行っている。したがって、司会進行役を新成人が務め、来賓祝辞を市長と市議会議長の２名にし、あと男女新成人の主張があって終了となる。
だが、ここ数年出席しての感想は、何だか形骸化した内容で面白味に欠けると感じている。
二十歳になって、女性はこの日に 大和撫子 になる経験をする事で、日本の伝統文化を経験するのであれば、それはそれで有意義なことだろう。
この日があるから呉服商が成り立つし、写真屋さんにとっても稼ぎ時。
だが、どうも男はいけない。
一色達夫得意の人間観察をしてみても、どうも男はいけない。
日本の伝統文化の羽織袴の者もいるのはいる。けれど、それらは なんだか桃太郎侍のようなオ派手なだけで、これぞ日本男児というのにはほど遠い。
あとの男達といえば、黒一辺倒の背広ばかりが目立って これぞ没個性の集団としか見えない。こんな事言ってたら親御さんに、怒りの眼差しで見られるだろうが、事実そうなのだから仕方がない。
この子達をさらに観察していると、一人一人がどんな家庭で育って来たのか、何となく見えて来るのだから面白い。
例えば写真の撮り方。また、写されかた。
光の加減はどうか。背景に何処を選ぶか。全身か上半身か。着物の柄をどう見せたいのか。手に持つ物は。一人か集団か。おすましか笑うのか。カメラに残ったフイルムから計算して、どのポーズを何枚ずつ写すのか。ここで写真を撮っても他人の迷惑にならないか。
そんな事を考えながら自分の行動をコントロールできている人間。そんな輝いている 人間 は確かにいる。
大勢の中にいても顔が輝いているのが分かる。そんな人間の親は、やっぱりいい顔をしている。
成人 おめでとう。
しかし、市長の話はいつも空回りだね。
と言うことで、市議会議員として、今年の成人式へ参加してみての感想。
なんだか 言うわりには内容の無い日記になった。
小春日和の一日。
数日前の寒波が嘘のように、日中は１０度くらいまで気温が上昇。布団干しには絶好の日よりとなった。
こんな日は、身体を動かして精神のリフレッシュをするにかぎる。
と言うことで、今日は農作業。麦畑の圧踏作業に取りかかる。
今年の麦の発芽状況はまづまづ良好。数日前の寒波と霜で土が軟らかく持ち上げっているやつを機械で鎮圧していく作業の時期。管理機のタイヤを、鎮圧専用の鉄車輪に交換する作業から開始。だが、作業をはじめてから使用する道具を探しに掛かるいつものパターン。
今年は、車輪を浮かすのに丁度良い高さの脚立を探すコトに時間を費やす。家の周りに無いことが分かり、はじめて、そうだレモンの収穫に使うので段畑に持っていったままだと気付く。健忘症か。
そんな事に時間を使っていたら、作業もはかどりません。
それに、機械を移動するための軽トラは、まだ車検から返ってきていないので、家の周りの畑の作業だけで今日は終了。
他、ごぞごぞしていたら一日は直ぐに経ってしまった。
新聞紙上では 北朝鮮の核開発再開の動きで騒々しい。
愛媛では県知事選挙の真っ最中。
そんな中、我が家では今日一日こともなく過ぎていった。
１６歳間近の娘の事。えーーーそんな年頃になってしまったのか。
その下の息子との兄弟喧嘩は、にこにこと笑って済ませられる範囲。
下の子はそんな二人に関係なくさっさと寝てしまった。
この冬が終わり春になれば、この子達とのこんな時間も持てなくなるのか。
そんな想いにふけりながらの日記記入。
明日は西条市成人の日記念式典の予定あり。
| 2003年01月10日(金) |
グループホーム住宅の建設 |
昨日、市営住宅の事を日記に書きながら、最後の文句に引っかかって、今日はどうも頭がスッキリしない。
「最近では少人数でのグループホーム住宅の建設もある。」
だが、この件についての知識が頭から飛んでいる。
さて、聞いていたのに飛んでしまったのか。それとも、今うろ覚えでしかない知識だけしかインプットされていないのか。そこが分からなくなって、昨日の日記もこの部分で中断してしまった。
２年か３年か前にもなるだろうか、知人から「８人ほどの方が入居するグループホームの建設を計画しているのだけれど、入居してくれそうな方知りませんか」という話を聞いた。
介護保険が始まって、介護に関することについては充実を見たが、介護に至らない一人や二人暮らしの方が集まって暮らすための、住宅を建設する計画を進めているという事だった。
昨年、その知人が主催する、ホーム建設のためのセミナーの案内を受け聞きに行った。
元気だが孤立しがちな方々が集まり、一つ屋根の下で暮らす。管理人さんは食事の提供や住居のメンテナンス部分を受け持つ。当然だが、入居する方は負担金を支払う。
ざっと、こんな仕組みの住宅なのだが、家族が共に暮らす住宅の概念しか持っていなかった私にとっては、この建設システムがはたして成り立つのかどうか皆目検討が付かなかったのが本音だった。
西条市の西部地域に立地する病院に隣接して、数年前に有料老人ホームが建設された時、はたして経営が成り立つのだろうかと考えた。しかし、伝え聞くところによると結構繁盛しているという。
そんな所から察しても、私がもつ住宅についての概念とは違う考えを持つ方々もいるのだろうと、認識を改めたものだった。
「グループホーム住宅の建設」についてのセミナーに参加したとき、たしか資料をもらったハズだ。
昨日と今日、それを探したが見あたらない。
どんな仕組みで経営して行くのか。公的な補助はあるのか。公的な認可要件はどうだったか。現在全国でどれくらいの住宅が建設されているのか。これからの西条市での需要見通しは。
知りたいコトが山ほどある。だのに資料が見あたらない。
「西条市新高齢者保険福祉計画」｛介護保険事業計画｝を引っ張り出して見たけれど、この施設の事は記述がない。
セミナーでの資料は無かったのかな。
今日も寝付きが悪そうだ。
| 2003年01月09日(木) |
西条市 市営住宅 事情 |
行政の仕事として、住民の住居環境の整備の観点から 市営住宅 を整備し提供することも重要な仕事としてある。
これは察するところ、戦後の人口急増時期に始まり、今に続いている事業だろう。
一戸の中に何世代も何家族も暮らしていた時代から比べてたら、現在は持ち家比率は格段に増えている。
最初、夫婦と子供の世帯から始まった持ち家が、子育てが終わったら夫婦２人の生活に戻っている世帯も増えているようだ。このような世帯は、やがては一人暮らし世帯に移行して行くのだろう。
そのような時代の変遷をたどりながらも、自治体における住宅供給事業は絶えることなく現在まで続いて来た。
西条市においては、市内各所に様々な種類の ９０５戸 の市営住宅を管理している。
昨年、市営住宅の空き状況を調べて欲しいとの依頼を受けた。
早速、市役所内の建設課担当に問い合わせてみたが、希望の住宅は全戸入居しており、依頼者の希望には沿えなかった。
市営住宅の管理について、数年前から問題となっていたのは 家賃の滞納だ。
中には何年間にもわたる数十万円もの滞納者が存在した。
これに対して役所では、法的手続きを取って滞納解消に務め、そのような強い姿勢が功を奏してこの問題は解決をみている。
国策として、住宅供給事業や持ち家制度についての補助事業を行って来たが、ここへきてそのような政策も大きく転換している。
一律家賃であったものが、入居者の収入に応じた傾斜家賃制度の導入がそうであるし、住宅金融公庫の制度も変わってきているのだろう。
西条市の管理する市営住宅は、家賃滞納者への対応をはじめ、担当部署の努力によって良く管理が行き届いている。その状況の改善経過は、定期的な視察によって良く理解できる。そんな視察の中からこのところ感じる事は、ここ数年でどうも入居者が変化してきているのではという事だ。
経済の低迷傾向の長期化によって、個人収入が減ってきているのは周知の事実。そんなところから安価な住居を求めて、市営住宅への入居希望が増えているのではないだろうか。
個人のプライバシーに関する事だから、入居者事情を詳しく知る事はできない。が、そんな社会状況の変化があるのなら、これからの市営住宅管理運営および整備計画について、関心を持って勉強しないといけないと思う。
この問題も多方面にわたる知識が必要になるのだろう。
線引きの見なおし。都市計画マスタープラン。既存宅地の状況変化。老朽市営住宅の立て替え。ケア付き住宅の建設。最近では少人数でのグループホーム住居の建設なども出てきた。
| 2003年01月08日(水) |
愛媛県知事 加戸守行 は善人である |
本日付けの地元紙に愛媛県知事 加戸守行氏 に関する世論調査結果が掲載されている。
私の認識する限りでは、このような世論調査の結果を、全て公表すること自体が始めてなのではと思う。それだけ現知事になってからの愛媛県の民主主義が 正常 になったという 証拠 だろう。
記事の内容は ・知事支持５４，５％ ・施策には厳しい評価 ・教科書問題批判多く との三行が大見出しで踊っている。
支持率がかろうじて過半数を越えているところから見て、現知事は概ね県民の支持を得ているとの評価。だが、記事の内容にあるように、教科書問題と山鳥坂ダム問題があって、この部分での政策でもって支持率を下げている思われる。
何故、この政策の評価が低いのか。それは、県民の理性の部分が政策の是非を判断している証拠だと私は思う。
問題の教科書は大方の国民の支持を得ていない。その事を口には出さなくても県民は理解している。だから匿名性が確保された世論調査には、県民の本音の部分が出たと思う。
ダムはもういらない。そんな考えの基、脱ダム宣言なども聞かれる時代。既に熊本県球磨川の荒瀬ダム撤去決定が出ている時代だ。ダムを作れば川が死ぬ事も県民は理解している。洪水調整機能も疑問だと言うことも理解が進んでいるのだろう。長野県ではダム問題がこうじて若い知事が誕生した。
そんな報道に接している県民は、愛媛の政策に諸手をあげて賛成するとは言えない。現に今回の世論調査では、今の時代のダム建設に疑問の声が高い事が実証されたという事だ。
こうみると、愛媛県民も本ねの部分では、既に時代の潮流を読んでいると言えまいか。
だが、問題は県民の本ねと建て前が一致して、さらに政治家との呼応によって、真に県民の支持を得た県政を遂行できるかどうかだろう。
この部分で 支持率５４．５％ の数字が意味を持ってくる。
現知事を
支持する理由�／擁�に親しみが持てる��開かれた県政を推進�８�平で民主的。
支持しない理由�ヾ盈重��∪�策が評価できない�Ｇ�齢的に高齢。
とある。この、人物と政策の評価もまず的を得たものと私も思う。
それは、現知事の話を何度か聞き、また直接質問をして知事の口から答えてもらう機会を持った中から感じた事にほかならない。
愛媛県知事は 久松 白石 伊賀 加戸 と続いて来た。
あとのお三方の人間性は知る由もないが、こと現知事については私は善人だと思う。ソフトな語り口、出来る限り奥さんを伴い、そのソフトムードを演出する術に長けている。今回予定の知事選挙の対応を見ても、今までの愛媛の選挙方法をがらりと変えるだけの明確な意志も持っている。
そんな所から見ても、言うところの「権力者面」は好まないのだろう。
言えることは今まで愛媛県民は、このようなタイプの県知事とは接した事が無いだろう。
善と悪・官僚的と庶民的・保守たい革新・老かいと新鮮・等の対立軸が明確でない中で、政策論争でもってのリーダー選びが理想だと私は思うが・・・・・。
愛媛知事選挙明日告示。２６日投票日。
投票日には投票に行こう。
朝の寒暖計は０度を記している。昨日いがらっぽくなった（こんな表現通じるのかな）喉の調子は今日も芳しくない。時々ズンと頭の芯が重たくなる。
とうとう風邪の症状かな。だが、鼻水は出ていないから私としたら軽い方の風邪と自己診断している。この寒波が通り過ぎたら良くなるだろうと、自分に好都合な期待をしている。まあ 病は気から だから。
ＰＣのトラブルが解消したので、昨年の内に作っておいた文章の修正。昨日市役所で仕入れた情報の文章化等（依頼者報告用）の仕事をこなす。
昼過ぎ市役所に出向き、用を済ませて駐車場を出ようとしているとき、眉を曇らせる事が起きた。
市役所前の道路を、見るからに未成年とわかる３人連れが自転車で通りかかった。見るとはなしに見ていると、その内の一人が駐車場の方に入って自転車で旋回している。何をしているのかと注目していると、手に持った紙パックを植え込みの低い石の上に置いて又道路に出ていった。
さてはポイ捨てだったのかと確認、これは注意しなければならないと、自転車の方に目を向けるともう次の交差点を曲がり姿が見えない。
何と逃げ足の早い奴だと残された紙パックを見ると いいちこ 。
これをどう解釈すればいいのか、一瞬頭の中が真っ白になった。が、やっぱりそういうことなのだろう。
巷には酒・煙草の児童 じゃない自動販売機が溢れている。ちょっとませた未成年にとって、そのような物に手を出せる機会はいくらでもある。
ましてやソレを見て見ぬ振りをする大人が大部分である日本社会においては、これは 野放し状況の放置 のなにものでもない。
商業主義の行き着いた先のこんな状況を、何時までも放置しておいていいのだろうか。何処の町だったか、煙草の自動販売機の屋外設置を、条例で禁止した自治体があったことを思いだした。
児童健全育成のかけ声は 止めておこう他人の批判は。
だが、社会の中での自主規制能力が皆無で、子供達の健全育成に社会全体で取り組もうとの動きが出て来ないのなら、法でもっての強制による 矯正 をやっていかなかったら、日本の将来を担う健全な次の世代を育てることは出来ないのではと考えてしまった。
そんな法による罰則でしか人間が動けない社会は歪なもの。だから私は好まない。
薄暗くなりかけた駐車場で、心も体も冷え切り しばしせき込んだ。
昨日の寒さに続いて今日の朝はうっすらと降り積もった雪。部屋は冷え切って起き抜けにはノドの痛みを覚える。
雪の照り返しがやけに明るいと思ってカーテンを開くと澄み渡った青空が顔を出す。
体調は万全とはいかないが「さあ今日は仕事始めだ」との意欲をかき立てるような天候となった。
１１時から文化会館で開催の「新年市民祝賀式」に出席。
年々参加者が減少しているような気がするが、まあこれもご時世か。
文化会館での顔見知りとの挨拶は、１年の仕事始めにふさわしい祝賀ムード（かな）。
１２時半から、文化会館の向かい側にある「西条産業情報支援センター」での新年賀詞交歓会に出席。ここでの市長の挨拶は内容があった。面白かった。
市長の肝いりで開設されたこのセンターの運営自慢 じゃない運営内容を一くさり。知事との話の内容。経済特区についての考え方。線引き廃止。県都松山へのご意見をとうとうと延べ、水はやらないと明言。したかな。いやこの圏域で有効に使いたいだったか。４３億の可処分所得はどうなると表現したんだっけ。
（天からの声）なんだ一色達夫。今年はどうした。何だか歯に絹が掛かっているぞ。
まあ、この市長の出身からくる得意分野には、私が不得手としている金融経済面の戦略があるから、年始ぐらいは立てておこう。
年末年始に溜まっていた市民の皆様からの問い合わせや打ち合わせのため、市役所内の担当部署を廻る。
今年の仕事内容を聞いたり、小々の情報収集も有り。
今日の一番の収穫は「産業情報支援センター」で得られた。さすがの情報支援センターですね。市長が自慢するだけあります。
その情報の恩恵に私も浴させてもらいました。だから、言葉が 甘い のです。
ラッキーーーーーーーーイイ。
何だか皇居歌会始めの 歌の読み上げ見たい。
| 2003年01月05日(日) |
玉津新春ふれあい大会 |
朝の気温マイナス１度。本格的な寒波の到来で、庭の水溜まりにも氷が張った。
そんな氷を、子供の頃に帰った見たいにふみ割り、ふみ割りはしゃいでいる一色達夫。それでも幼い頃と違う所は、薄くなった頭がやたら寒い事と、北風に背筋を丸めながらの氷との戯れか。粗方の氷を割ったら納得してお出かけです。
こんな寒い中での「玉津校区新春ふれあい大会」の参加。９時開始。
この小学校区連合自治会主催の新春行事は、今年で１６回目となる。
内容は玉津校区に８キロコースと４キロコースの２つのヲーキングコースを作り、みんなで歩くイベント。玉津校区に点在する神社や公園を巡って歩き、校区の住民の交流を図ろうというものだ。
私もここ数年は、自治会役員でのコース誘導員としての参加や、一般参加者として歩いたりしている年始め恒例の行事。
いつもの年なら４・５百人もの参加者があるのだが、今年は小雪もちらつき北風のきついあいにくの天候。それに加えて公民館が大規模改造中という事で、自治会も積極的な参加勧誘もできなかったようで２００人ほどの参加となった。
９時過ぎに出発。途中のポイントを巡りながら約１時間の道のり。顔見知りの方を見つけて世間話をしながらのヲーキング。やっぱり寒い。
仮設の公民館に帰り着き落とし玉抽選を終え、婦人会が用意してくれた飴湯を飲んだら、粗方の参加者は早々に引き上げている。
私は、工事中の公民館を外からながめて、旧のものより倍近くの広さとなるその建物内容を確認した。
公民館は公民館法によて設置運営されている社会教育施設である。
戦後民主主義を広く行き渡らせる目的をもって、各地に設置されている。しかし年月を経て現在、この教育委員会管轄の施設は、公民館法に定められた管理運営条文とはかけ離れたれたものが要求される場合が出てきている。
例えば、児童の放課後教室を開設しようとする場合、これは厚生労働省の仕事の領域と見なされるため、文部科学省の管轄である公民館施設を使用することは出来ない。
だから、小学校のすぐ近くに公民館の空いた施設があったとしても、わざわざプレハブ施設を別に建ててでないと、児童教室を開設する事は出来ないのだ。
私はその事を含めて、社会教育施設としての今後の公民館運営についてどう考えるのかと「社会教育の終焉と新たな展開について」との一般質問をしたことがある。
だが、これがすこぶる評判が悪かった。１期目議員の若気の至りか。
視点を変えて、昨日の日記に書いた９９年１２月の教育施設の改造計画についての一般質問では、公民館の利用増大の観点からだけで質問し、神拝小学校と同時期の大規模改造実施に結びつける事が出来た。
物事正面切っての論陣をはることも必要だが、考え方への賛同よりも（それは曖昧にしたままでも）実利を取る事も必要だと感じた一件である。
明日は実質的な仕事始め。色々と用があるので早く寝る。
公民館中心の社会教育が如何に変化し、現在の公民館運営に求められる私の考えについては、玉津公民館の大規模改造が完了する３月いっぱいまでには 長々と 書いてみたい。
| 2003年01月04日(土) |
ぬかるんだ運動場に立ち思うこと |
気温が４度なら雨。２度５分なら雪。
３度を境にして雨が雪に変わるようだ。
昼頃から雪になった。納屋に吊した寒暖計を見ると２度５分を指している。
部屋の中にいてもしりしりと冷え込んでくる１日だった。
先輩議員のご母堂が亡くなられ、午後２時からの葬儀に焼香に行く。１０３歳での旅立ちと聞いたが、雪の中での見送りは家族にとってはさぞ辛いものとなっただろう。
帰り道。神拝小学校の大規模改造工事の様子を見に行く。
１０００人以上の児童数を擁する市内最大の小学校の、昨年と今年の２期にわたる大規模改造工事もそろそろ終盤かと、正月休みの空いた時間を利用しての視察となった。
１９９９年１２月議会での一般質問に「教育施設の改造計画について」取り上げ、その中で年度計画を教育長に聞いて以来、３年にしての事業の完了となる。昨夜来の雨と、折からの降りしきる雪にぬかるんだ運動場に立ち、感嘆深いものを覚えた。ここに至るまでの関係者の努力に、感謝の念をしるさねばならない。
外観から判断するだけでの工事進捗状況の確認だったが、最大のお目当てであった図書室の状況はあらまし理解できた。
１９９９年の一般質問を思い立ったのは、この学校に子供が通う保護者からの「ねえねえ一色さん、神拝小学校の校舎雨漏りがひどいの知ってる」との発言からだった。
その声を聞いてから長い年月が経ち、ようやく少しだけ肩の荷を降ろせる。
だがその一方で、反省をしながらの今日の視察である。
一般質問をして、予算が付いて、改造計画概要の確認まではしたけれど、細部にわたる確認は怠っていたのだ。
昨年の１期工事が始まってから終わり、２期工事も終盤になろうとする今日まで、私はこの小学校に足を踏み入れてはいない。平成１１年の選挙のおり「教育・スポーツの振興」を政策に掲げた者が、なんたる事かと情けなくなった。
図書室の書架には、もう本が入れられている。窓から覗いた床には、見るからに古いと分かる本が仕分けられている。それを見て、「良かった。古い本は廃棄するよう分けている」と安堵したのだった。あれだけの冊数の本の仕分けは大変だったろう。
この小学校は大規模校だけあって、図書室の本の冊数は他の小学校よりも格段に多い。だがそれはたとえて言えば、新幹線のルートが東京大阪しかないような古い本も入れての話なのだった。
それを、今回の大規模改造を機会として、学校図書室をどう再生して行くのか。図書館行政の推進を図ろうと主張する者が、当然確認しておかなければない部分を、私は抜かっていたのだ。
今日はまだ冬休み。しかも雪が降りしきる午後。人っ子一人いない運動場を歩きながら、「こんな日で良かった。子供達に合わせる顔がない」などと、自分に言い訳をしている。
新学期が始まったら恥を忍んで校舎内を見せてもらい、図書室の運営方針も聞かせてもらいに行こうと思っている。
| 2003年01月03日(金) |
華道教室 生け初め式 |
１０時より華道教室の生け初め式に出席。
ここ２０年来、私の正月３日の恒例となっている行事への参加だ。
教室の最高齢者の開会挨拶によって始まった行事は、先生の初生け、献茶、先生の挨拶と例年通り続く。その次が問題の来賓挨拶。
なんと今日ばかりは不詳私が来賓です。このところの恒例とはなっているが、６０人ばかりの、しかも私よりも年上の、この道３０年・４０年という先生方を前にしての挨拶だから、今まで上手く言えたためしがない。
今回は、昨年１２月に先生がおっしゃっていた「おおらかな気持ちで、許し合いの心を持って、この道に励みましょう」との言葉を引用して、短くまとめさせてもらった。
自分の姿を振り返ってみると「切った張ったの政治の世界に身を置く者が言う言葉」なのだから、上滑りも甚だしい挨拶となってしまっただろう。
まあ、正月早々の「初恥じの書き初め」として許してもらう以外に無いのだが。
続いて杯始め。先生から杯をいただくのだが、使っている清酒の銘柄を見たら、「久保田」とある。オヤ、この名前何処かで見たぞ と２日の清水さんの日記を思い出した。
金杯になみなみと注いでくれた酒は、やはり美味かった。
福引き。今年は春から縁起がいい。３番を引き当て、景品は自分が持っていない白い花器だった。
教室にお邪魔する時刻にはパラパラの雨だったものが、辞する頃にはしのつく雨に変わっている。
帰宅。今日は１日雨。
子供達は家内の実家でのお泊まりで留守。家内も用で出かけている。一人冷え切って家で、冷蔵庫から冷凍した餅を探し出しお雑煮にしたてる。
正月３日ともなるとこんなものかと、箱根駅伝復路のテレビ中継を見ながらの昼食。
ぼちぼちと、部屋の片づけや納屋の片づけをしている間に夕刻。
そんな事で、私の正月３が日は終わろうとしている。
明日は４日。仕事始めといきたいところだが土曜日。どうも さあやるぞ との気勢があがらないね。
朝日新聞の愛媛版に「内子町の自治会制度の活性化」についての特集が掲載されている。今日で２回目。
この制度の取り組みについては去年の９月議会での一般質問で取り上げ、事前に内子町で研修もさせてもらったので、おおいに興味を持って読んでいる。
この取り組みを勉強した事と、昨年の５月に西条市内の１２地区で開催された合併地域懇談会のうち、１１地区に参加しての感想からヒントを得て、これから私が西条市で取り組んで行きたい「西条５つの個性の継承と発展」と名付けた政策を練っている。
骨組みは出来ているから、これから様々な方々の意見を聞きながら肉付けをして行こうと思っている。
今日の日記、「気勢があがらないね」のところで終わろうかと思ったのだが、それでは世間様に申し分けない。
身体は休養しているけれど、思考までは休養していない事を書いておかないと。
朝から年賀状の作成に取りかかる。
ここ数年は年が改まってからの年賀状作成パターンが定着している。
以前は手作り版画で、色を３色も４色も使っていたけれど、交友関係が増えてくると、手作りではとても間に合わなくなり断念してしまった。
２０００年に新しいＰＣに変えた時、付いてきたジャストホームの葉書作成ソフトで味をしめたのが運の尽き、今年で３回目のお世話となってしまった。
だが、１年ぶりの葉書作成ソフトの使用。要領をえなくて娘に聞きに行ったら、昨日のＰＣトラブルの後遺症で生返事ばかり。そこで息子におはちを回してみたら、以外とすんなり教えてくれた。
けれどよくよく考えて見ると、何でこの子が使用方法に詳しいのか不思議。そこで聞いてみると、自分の出す年賀状は既にこのソフトを使って作成済みとのこと。何と素早い。参りましたのお父さんです。
文章は年末・年始に考えていたので、すんなりと出来たのだが、昨日のＰＣトラブルで途中で印刷トラブル発生。５時間ほど掛かっての作成作業となってしまった。
表書きは家内の仕事。黄金の右腕の出番となったが、しばらく使っていなかったらだいぶ錆が廻っていたみたい。「ああ腰が痛いチョット横になろ」などとおっしゃってます。
夕刻。遅くなってしまったが、子供達も連れて家内の実家に新年の挨拶に行く。
おじいちゃん、おばあちゃんからのお年玉をもらって、ようやく娘の機嫌も治ったみたい。にこにこ顔での月小遣いの上乗せ支給要求に、まんまと乗ってしまったお父さんです。
帰り道。昼過ぎから良くなった天気で、夜空には満天の星。その真ん中に真冬の星座オリオンが光り輝いている。
納屋の寒暖計は０度。今夜は冷え込むね。
| 2003年01月01日(水) |
正月早々のＰＣトラブル |
寝正月を決め込み、日も高くなって、そろそろジャストホームで年賀状づくりでも始めようかと思っていたら、先に使っていた娘が「お父さんまたパソコン壊れてるよ」との声。
見るとまた文字化けしている。これで３度目。
年末の忙しい時期にソフトを入れ替えてもらって治っていたものが、今回は修理後４日目でのトラブル発生だ。
原因は何なのか。ハードはもう２年目で、このところの使用頻度が高いから、そこからのものなのか。それともウイルス感染が原因なのか。
こんな種類のウイルス見たこと無いと言っていたけれど、こう頻繁に壊れているとレポート文章の作成に支障をきたしてくる。
ああ、正月早々に憂鬱な事だ。今年の出端をくじかれたようで、何だか気勢が上がらない。
我が家のＩＴ利用状況も根本から見直さなければならないよ。と娘と息子に宣言したのだが、これがすこぶる評判が悪かったようだ。
親の知らない間に、無料サイトを借りてきて、各々がそれぞれのメールアドレスを持っている。触れられたくない友人関係をいつのまにか作っているのは良いけれど、１台のＰＣを共有するところに無理があるようだ。
無線ランを作る事は容易いが、それでは我が家の家計がもたない。子供達のＰＣ使用を制限する事で解決を図りたい達夫さんだが・・・・・。
夕食後、子供達はさっさと２階の自分の部屋へ引き上げた。
一人ＰＣに向かい、各地の議員のＨＰを訪れ新年の挨拶。
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