春の日記
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2006年09月30日(土) 「京都みたらし世界を行く」ほいほい旅団、産業編集センター

複数のライターによる京都旅行ガイド?京都行きたいなー京都。ということで適当にチョイスした異なるコンセプトの他の京都本と併読すると、上手く内容が補完できる感じで面白かったです。


2006年09月27日(水) 「バカ日本地図 全国のバカが考えた脳内列島MAP」一刀、技術評論社

サイトは知ってたけど本になってたとは。この「バカ日本地図」が完成するまでの歩みが笑える。自分も地理は苦手なので正確な日本地図はかけっこないと思ったり…。


2006年09月26日(火) 「暮らしに生かす江戸の粋」高田喜佐、集英社be文庫

著者はシューズデザイナーですが下町っ子ということで和の世界、着物、粋なものなどのエッセイとかお店やモノの紹介とか。カラーで良い。


2006年09月24日(日) 「クトゥルー神話ダークナビゲーション」森瀬繚編、ぶんか社

日本におけるクトゥルー神話の展開やら最近のクトゥルー神話系ゲームのクリエイター他に対するインタビュー、かきおろしイラストやコミック、クトゥルー神話系書籍の紹介やら年譜やらともりだくさんな内容。かきおろしコミックに後藤寿庵の「アリシア・Y」があって嬉しい。人気あるらしいですね。あと今まで通ってきた読書歴を考えるとちゃんとそのものを読む前にクトゥルー神話系のものに触れていたのね…ふふ…ということが分かりました。荒俣宏とかグループSNEとか暗躍しすぎだ!やったことないくせにTRPGのリプレイ読んでたりズルしながらアドベンチャーゲームブックとか読んだりしていた学生時代の自分って一体。久し振りに青心社の文庫版「クトゥルー」シリーズの続きを読み進めたくなりましたよー。


2006年09月23日(土) 「新耳袋コレクション」恩田陸編 木原浩勝・中山市朗著、メディアファクトリー

「新耳袋」全十巻(まだ全巻読んでないような気が…)から編者のお気に入りの話を抜き出した一冊。うっかり一日で読了してしまいましたが何も起きませんように…(笑)


2006年09月22日(金) 「日本百名町」嵐山光三郎、知恵の森文庫

旅がしたくなる一冊。男の人のようにもっと気軽に一人旅ができればいいんだけどー。内容は第一部日本名町紀行、第二部が日本百名町。食いしん坊が書く文章は食べ物が美味しそうです。


2006年09月19日(火) 「誕生色事典」野村順一、文春文庫PLUS

こういう本は自分のところだけ見れば良いかなーと思ったのですが、その誕生色を持つ人の例がショートストーリー風に書いてあるのが妙にマニアックで(笑)「その人は女性能楽師です」とか「その人の仕事は泡盛作りです」とかなんとか。つい見てしまいました。ちなみに私の誕生色はといえば…「バトルシップグレイ」軍艦の暗い灰色ですってー…


2006年09月17日(日) 「SHIROH」※ネタバレ

劇団★新感線、ゲキシネ第三弾。今回も都紀子さんにチケット取って頂いてご一緒しました。何て他力本願な。上映したのは企業の中のホール…こんなところにこんなのがあるのか、と思いました。アオドクロの時のゲキシネはちゃんと映画館だったのに今回はこれってのは何かあるんですか…?(笑)ゲキシネの良いところはやはり大画面で、音も良いことですかね…生で観ているかのような迫力のあるシーンもありましたし、面白い企画で好きです。
さて、タイトル通りの天草四郎とか島原の乱辺りのお話。二人のSHIROH。どうも一神教って苦手で、救いがない歴史上の島原の乱なんかも苦手だったりします。でもそんな素材を劇団★新感線はどう料理したのかな、と興味もあり。キリスト教…といえば劇団四季が上演してるロイドウェバーの「ジーザス・クライスト=スーパースター」ですが…群集の怖さとか、群集に求められ苦しむ四郎とか、ちょっとこの作品を連想させます。悲劇だし…。
四郎の上川さんは有名ですよね…。懊悩する大人、力を失った人。シローは中川くん、声が綺麗。歌で人を動かせる力の持ち主、無知で真っ直ぐな子供。くのいちやら謎の少女やら暗躍する人々。濃厚なキャラクターたちの織り成すドラマが悲劇へ向かいながらも何やら強烈なパワーを秘めている感じで…これを生で観ていたら何だか色々と引っ張られそうな気がします。
シローはあのまま暮らしてた方が幸せだったのかもしれないな〜と思ったり。殉教を理解できなかった彼が最後に「まるちりだ!」と叫ぶ時、その目には怒りと悲しみと明瞭な狂喜が宿っていたから。洗礼をしてもらっていても、結局きちんとキリスト教のことを理解できていたか怪しいし。四郎はどうだったんだろう。彼は最初から最後まで苦悩していたような印象が…。
他にキャラクターで印象深いのは何と言っても知恵伊豆(笑)ああいう暗躍する人好きだな…。柳生十兵衛は…うーん(笑)くのいちの人たちは好きです。
長い作品というイメージを持ってましたが観てみたら割とあっという間でつまりは面白かったのだろうと思います。ゲキシネではカーテンコールの映像がありましたがDVDではなかったそうで。DVDの方も見てみたいですね。


2006年09月13日(水) 「るるぶプラス おひとりヴァカンス」JTBパブリッシング

一人旅におすすめのあれやこれやなど旅行行きたいなー。一人旅であってもなくてもいい。そろそろ出歩くに良い感じの涼しさになってきたし。


2006年09月11日(月) 「ブラジル蝶の謎」有栖川有栖、講談社文庫

短編集。表紙の蝶が綺麗だな…ミステリなので内容には触れずに。他のもぼつぼつ読んでみたいですー。


2006年09月07日(木) 「江戸のあじわい図譜」高橋幹夫、ちくま文庫

絵や文章を追っているとお腹がすいてきます(笑)読書タイムはもっぱら帰りの電車の中なので更に危険に…美味しいものは人に幸せをくれるのだね…。