度々旅
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2003年09月28日(日)

 実家に3泊。こんな長くいるのは久しぶりだ。それだけ、あたしの生活がパソコン無しには成立しなくなりつつあるということだ。今回のことのおかげで、毎日父や母が、祖父と犬にどれだけ拘束されているかがわかった。それに、あたしの生活がいかに引き締まりなく、だらだらとしているものであるかも再認識。これを機に、改めよう。ま、いつも自分の生活改めようって思っているのだけれど。
 アパートの一室での生活って、本当に動かないで成立してしまうんだなぁと実感。実家にいるときは、洗濯一つにしろ、家中をバタバタ走り、トイレに行くにもドアをいくつか開けるわけで。たったそれだけのことに、新鮮味を感じてしまったり。アパートの一室に籠もっているあたしの生活は、人として駄目だなと思ってしまったよ。長くいたおかげで、車の運転も結構できたし、いかったいかった。
 ということで、再びアパートの狭い一室に戻ります。これからは、少しでも帰ってくるようにしなければと思ったのでありました。


2003年09月26日(金) 土手

 久しぶりに帰ってきた実家で、いつものように父親とケンカ。いつもならば、ここでアパートに帰るのだけれど、パソコンを使ってしなければならないことを考えると、帰るわけにいかないので、じっと耐える。母は今日から旅行。ま、この留守番のために実家にいるわけなのだけれど。実家に住んでいた頃は、ボケ老人を抱え、親戚のことも含め常にケンカが絶えない家で、けれど逃げる場がないあたしは、自分の部屋の壁にマジックで絵など描いてみたりしていた。懐かしい。もしかしたら、あたしにとってあのアパートは逃げ場に他ならないのかもしれないなどとふと思った。
 犬と土手へ散歩。知らないうちに、対岸にでっかいマンションが建っていた。夜にも散歩へ行ったら、そのマンションがまるで高層ビルみたいに、赤いランプを灯していて、あまりにも川の風景に不釣合いで悲しくなった。どんどん、大好きなものは変わってしまうんだなぁ。横にいる犬だって、あと数年後にはいないんだよなぁ。
 祖父が新しい施設に数日前に移った。前祖母もいたところだ。会いに行ったら、最初こそ「よく来たなー」などとあたしのことを認識できたらしいが、その後はまったくで、わけわかんないことを言っては寝てた。車イスからベッドに移すときに抱えた体は、以前よりも薄っぺらだった。
 あたしが、アパートに逃げている間に、見ないふりしていた大好きなものはどんどん消えているような気がした。かといって、帰ってくる気にもなれないのだけれど、あのアパートの部屋を逃げ場ではなく、前へ進む部屋にしないといけないなぁと思った。
 土手で、そんなことを考えてたら、ボロボロ涙が出てきたので犬と座りこんで、川を眺めてたら犬の名前を呼ぶ人がいた。振り返ると、自転車の後ろに空き缶が詰まったでっかい袋をくくりつけているおっちゃんだった。どうやら、空き缶回収から帰ってきたらしい。もちろんあたしは知らないおっちゃんなのだけれど、母と犬の普段の散歩の様子が伺えた。うちの犬は土手で嫌われ者なのだけれど、どうやら好きでいてくれる人も多いらしい。


2003年09月25日(木)

 数日前、とうとうパソコンがぶっ壊れた。起動しない、やっとのこと起動しても液晶に何も映らない。そして、今度は電源が切れない。。。あぁ〜、今までだましだまし使っていたけれど、どうにもならなくなったので、修理へ。いろんな書類やデータを救出できないまま、修理へ送り出すはめに。あたしの、いろんなもの、ご臨終。ご迷惑をかけることになってしまった方、ごめんなさい。
 しかしだ。本当に、今年は運が悪いというか、厄年というか、災難な年な気がする。春先にクビに激痛が走り、コルセット状態。あ、その前に食当りにもなった。ここ数ヶ月は、皿がどんどん割れている。友達に買ってもらったラジカセは、3ヶ月しないで壊れた。ええと、あたしの使い方は絶対に悪くない。落としたわけでも、叩いたわけでもない。リモコン使った回数なんてきっと10回くらいだ。CD聞いた時間なんで、10時間くらいだ。なのに、壊れた。CDを入れても、noCDと出るんだよ。。。
 いつも、ガラスのコップ(耐熱)を冷凍庫にしまっているのだけれど、2つ重ねて入れていたらくっついてた。いつものことと思って、はずそうとすると、内側のコップがいきなり割れた。手の中で・・・。今まで何年も、こうやってコップを手ではずしていたのに、なんでぇ〜〜。手の中でクダクダになったガラスのコップ。漫画とかでよく見るけれど、あれは、割ったときではなく、手から破片を落とす時が痛いということが、今回のことでわかった。両手、小さな切り傷だらけになりました。必死に、ささったガラスをぬきながら、だんだん自分の失敗ぶり?に笑いがこみあげてきてしまいました。
 そんなことがあった翌日には、お昼にカップラーメンを食べようと、蓋を剥がして台の上に一度おいたら、落として、具なしになりました。
もう、そんなことだらけです。そして、昨日は学校に向かう途中にダルくなったので、これは、ここのところの不運ぶりから察するに、もし風邪をひいたら、とんでもなくひどくなると予想し、授業に出ずに帰ってきて寝ていました。あぁ〜〜〜。早く、今年終わらないかなぁーー。と、実家のパソコンからなのでした。さて、修理代が恐ろしや。


2003年09月19日(金)

ここいらで、この夏の総括を。自分のバカさや、浅はかさを痛感した夏でした。もう人生行き当たりばったりで私は生きているわけですが、そろそろそれも限界なのかもしれないと思った夏でした。そろそろ、自分に対して根本的改革が必要なのかもしれないと思った夏でした。あと、忍耐?

 自分の直観力を過信しているようです。今まで、それでうまく行っていたし、今後もうまく行くだろうと思っていたのですが、学問の分野でそれを過信すると、反対に非常にムダな時間を費やすことになるということがわかりました。あたしの研究対象とは、今までにも何度も離反がありましたが、毎回最後は戻ってきてしまっていました。けれど、それは、論理的思考の結果というよりも、感情面が先行していたような気がするのです。だから、結局自分の言葉が出てこない。感情移入してしまい、何も言えなくなってしまっています。彼の主張を展開する必要性があるのか?彼を擁護する必要性が未だあるのか?そもそも、現在の状況を見ると、彼の目的は達成されて次の段階へ移っているわけで、目的を達成した彼に対して私が何かを言う余地があるのか。
 そう思っているうちに、少し離れて違うものを対象にした方がよいのではないかと。この思いは、ずっと持っていましたが、結局いつも彼のところへ戻ってきてしまうわけで、ずるずるとお別れすることができずにいました。けれど、これだけ時間をかけて何も見出せていないというのが実感なのだから、本気でお別れを考えるべきなのかもしれません。だから、少しの間お別れしようと決意しました。辛いかもしれないけれど。それでも、戻ってきてしまう自分がいたら、その時はしょうがないと諦めて、がんばります。

 なんだか、ぼやかした書き方しかできないでごめんなさい。お別れはいつでも寂しいです。


2003年09月18日(木)

なんだか、今更夏がきたみたい。外を歩くと、汗がダラダラ。

 夕方になると、風が気持ちい。友達とボーっと外で空見た。


 気持ちいねぇという言葉しか、みんなでてこなかった。


2003年09月17日(水)

 昨日は、久しぶりに指導教授にお会いし、昼間から呑んだ。それにしても、あたしは先生が大好きだ。信者じゃないけれど、本当に頭がよくて大好きだ。ある意味、私は先生という防壁のおかげで昨日の発表の場で非難されることもなく終わっていった。訂正する前の原稿の方が面白かったし、あの方向の方がよいといわれ、やっぱりなと。「私がいいといえばよいのです」という以前もらった言葉は、非常に心強い。先生と、まともに議論できるようになりたいものだと痛感。私が読む本を必ず先に読んでから、批判をしてくれるのも毎回嬉しい。
 食事の席でちょっとしたことを報告したら、夜メールがきた。以前から、あるサイトで先生がハンドルネームを使って論争しているという話は聞いていたのだが、そのサイトと先生の書き込みを教えてくれたのだ。秘密を打ち明けられたみたいで嬉しかった。学問でも、プライベートでも同じ問題を共有できるすばらしい師匠と出会えた私は幸せ者だ。


2003年09月16日(火)

 なんとか発表終了。

 夏の私よ、お疲れさまでした


2003年09月14日(日)

 土曜日、寝坊をしたので11時頃出発。いつも通り、旅の相棒Tを誘い出かけた。二人でJRの時刻表の本を手にしたものの、目的地を決定できず200円くらいの切符を買って電車に乗り込む。小淵沢にたどり着いて、さて、このまま松本行きに乗るか、野辺山の方へ行くか迷い、コインで決めたら野辺山へ。けれど、電車がくるまで1時間近くあったので、先にきた松本行きへ乗ってみた。諏訪湖に行こうと思い、下諏訪、上諏訪までいったものの、駅から見える外は、なんだか普通のホテルしかないようで、あまり面白みがなさそう。こりゃ、コインさまの言うことに従うべきだと判断し、再び小淵沢まで戻る。もう辺りは暗くなってきていたので、駅を出ることにした。宿がなければ、甲府まで戻ってもいいし、まだ自宅へ帰れる時間だし。
 駅で聞くと、駅前の「高原旅館」とやらくらいしか、近くには宿がないといわれた。けれど、諦めきれず駅にあった観光地図を片手に歩いてみるものの、真っ暗でこええぇ。20分くらい歩いたけれど、真っ暗な道が続くばかりなので引き返してきた。
 そして、結局駅前の旅館に素泊まり。近場の居酒屋で酒を飲み、宿屋の親父が教えてくれたハンバーグ屋にも行き、一人前を二人で分けてむしゃむしゃ食べた。宿は、この間の箱根に比べてずっときれいで、ご飯を食べに行っている間に布団もひいてくれていて、あたりまえなんだろうけれど、すごく感動してしまった。部屋に鍵がないのは気になったけれど。。。
 翌日は、とてもよい天気。観光地図を片手に、八ヶ岳の麓にある武田棒道を散策。宿屋の親父が軽く歩けると言っていたので、安心して行ってみた。しかし、あたしもTもいつもどおりサンダル。おいおい。サンダルで、この道はないだろうよという、山道じゃないすか。けれど、それほどの距離ではないので、まあいいかと歩く。しかし、人が本当にいない。前にもうしろにもいない。道があっているのかもよくわからない。ふと頭によぎるのは、軽装で遭難。山を甘く見た若者の文字。そんな恥ずかしいことにだけはなりたくないととにかく歩いていたら、前に親子グループを見つけた。お父さんの服装はあたしたちより何か間違っていた。スーツかよ。。。
 そんなこんなで、うろうろ歩いて牧場に行ってみたりした後、温泉施設へ。そこの庭が芝生だったので、昼寝。そのまま帰ろうかと思ったのだけれど、600円という値段にひかれ、温泉へ入ってみた。露天もついていて、広くてすばらしい。この間の箱根旅より、無計画のこの旅の方がずっと楽しいし、うまくいっているではないか。
 そんなこんなで、かえってきたのでありました。詳しくは、後にアップする予定でありますよ。しかし、露天風呂はよいね。全裸で風にあたるのはなんて気持ちがよいんでやんしょ。
 しかし、サンダルで歩いたため、今非常に足が痛いっす。

♪HPトップページ写真変更


2003年09月13日(土)

 ただいま、土曜日になったばかり。先ほどまで、地図帳とにらめっこ。高校の時使用していたものです。いつも、「どこか」へ行きたくなると、この地図帳を広げます。国内をいろいろ見るものの、おお、ここへ行こうなんて思ったそばから、いやぁ、やっぱり別にそれほど行きたくないなと思ってしまったり。
 んで、結局コインで決めてみた。朝になったら、甲府方面へ行ってみるつもり。東北と、東海と、甲府と、新潟と、そんなかんじであらゆる方向で悩んでみた。異様に新幹線に乗りたくなったのだけれど、学割取ってないし、高いし。奈良で大仏を見ようと思ってみたのだけれど、新幹線を使わない日帰りは辛いしなぁ。大阪のあてにしているおうちは、たぶん今仕事でめちゃくちゃ忙しそうなので、泊まれなさそうだし。うぎょぉ。
 いざ、どこかへ行こうと思うと、18切符がないのが痛い。あれば、交通費など気にしないでどこへでも行けてしまうのにな。高すぎるぞ。国内交通費。朝、格安チケット屋まで行ってから決めようとも思ったのだけれど、そのためにわざわざ新宿行くのも面倒なので、やめ。
 そんなこんなで、どこに行きたいのだかわからないのだから、コインに任せてみたのでした。さて、明日はどうなるのやら。


2003年09月12日(金)

 暑くて嬉しいねぇってメールを人に送ったら、暑いけれど空がだんだん高くなってきたねという返信。あらためて空を見ると、ホントだ。秋空になってきてる。むぅ。
 早起きしたら、「どこか」へ行こうと思っていたのだけれど、一度起きてまた寝てしまって今の時間。窓を閉めて、汗だくになって寝ていて、サウナに行ってる気分で起きた。寝ながら、「どこか」のサウナに行ったようなものだ。
 これからどうしよう。銀行にお金をおろしに行かねば、週末を過ごせない。なのに、めんどくさ。なんだか、もう全部めんどくさ状態。なのに、部屋から脱したい。わけわからない状態なのでありました。


2003年09月11日(木)

 原稿締め切り日。数日前に教授に、再チェックをたのんだものの、返事がこないので、自力で再修正して提出。その後、教授からのメール。ダメ出しされた・・・・・。イタイ。これは、痛すぎる。自分でも気になっていた部分だっただけに、痛い。
 けれど、もう提出してしまったわけで、手直しはできないので、フォロー原稿でも発表日までに書こうかと思ったけれど、諦めました。修論で検討すればいいや。遠回りしすぎたな。ま、遠回りしたから、概念解釈はできたのだな。と自分に言い訳。

 この原稿を利用しての発表日まで、数日あるわけで。嫌な日々だ。発表の場で、ダメ出しされる内容が想定できるだけに辛い。うむぅ。どこか遠出しようかなと思うものの、ここのところまったく働いていなかったので、そういうわけにもいかない。けれど、やっぱりどこかへ行きたいと思う。なのに、その「どこか」がわからん。どこに行きたいんだ。あたしは。18切符があれば、適当にどこでもいけるのにな。1年中あればいいのに。18切符。


2003年09月10日(水)

ここ数週間、朝ごはんも夕飯も人の手を借りています。毎晩、お弁当やらなにやら配達してもらってます。本当に感謝。
 部屋の中は、修正のために何度もプリントアウトした原稿や、見本にしている他の人の論文が散らかっています。そのうえ、寝っころがりながら、ぼけ〜と考えていて、ふと思いついたことを、その辺に散らばっているプリント類にゴロ寝しながら書いたりしているので、何が何やらわけのわからないことになっています。もうどうしようもありません。
 本にも、いろいろ付箋をつけたり、メモったりしているものの、あれ、あの内容どの本で見たっけ・・・と思ったときには、どの印を頼りに探してよいのかもわからずじまい。そして、前書いたけれど、消した内容をファイルの中から探すのも一苦労です。一応、毎日コピーしながら、その続きを書いているので、残ってはいるのですが、どの時点でその内容を削除したのかを思い出せずに、数日前のファイルを次から次へと開き、これじゃない、これじゃない、あれぇ。。。と。
 この間、拾ったカラーボックスによってつくった、机の棚は、なかなかいい働きをしていますが、その周辺はとんでもないことになっています。今の机には、一緒に買ったサイドテーブルみたいなものもあるのですが、そこにも捨てていいのかも判断できない書類が山のようです。私がこの夏やっていたことは、この紙きれを作り出すことだったのか。。。と、少し寂しくなってみたりしています。
 本当に、この夏は廃人のようでした。8月中出かけたのは2日。そのほか、駅前のスーパーにも3日も行ってないと思います。歩いて1分のコンビニへと2日に一回くらい往復する程度だったような。あとは、部屋の中。なんてことだ!受験生のときは、夏期講習などで一応毎日外に出ていたわけで。これほど、家の中にこもったのは初めてかもしれません。なのに、あっという間に時間が過ぎているのには驚かされます。そのうえ、この引篭もり状態に違和感を感じない自分も恐ろしいであります。
 食事を配達してくれている友人が、私の生活必需品も配達してくれていることには本当に感謝しています。あたしと外との橋渡しをやってくれていることに、感謝でございます。


2003年09月09日(火)

 最近、朝の日課になっているのが、バジル摘みです。夏も終わりにさしかかって、ぐんぐん育ってます。今年は、殆ど食べなかったし、ここのところ原稿書きで料理をする気にもなれずにいるので、とりあえず乾燥させて保存しておこうと思い、毎朝摘んでは網にいれて外に干しています。晴れていれば3日くらいで、乾燥しますが、一応念のため5日から1週間くらい風通しのよいところに干しています。しかし、去年の分も未だに食べ切れていないわけで、来年はもう育てなくてもいいかなと。けれど、簡単だからまたやってしまいそう。
 去年はうまくいかなかったコリアンダーが、今年はバジルと別にしたらなかなか育ちがよかった。玄関先はバジル臭、ベランダはコリアンダー臭になっています。

 と、植物いじりと、布団干しと洗濯に今日みたいに天気がよい日は励んで現実逃避しています。あと数日でなんとかしなければ。。。


2003年09月04日(木)

 昨日とりあえず書いた原稿を教授に見てもらい、問題点を指摘してもらった。そして、気づいてしまった。根本的にやり直した方がいい。。。。あたしは、原稿を書くということと、自分の言葉を入れるということに夢中になりすぎて、論点があまりにも不明確なまま進んでいたのだ。
 ということで、今日から再び書き直し。読み直し。けれど、あと1週間でなんとかするつもり。
 久しぶりに読み返した論文で、メインテキストの著者との溝がうまった。そうだ、あたしはこの論文を読んだときにすごい興奮とともに、涙が出そうになったのだ。なんて、この人は素敵な人なんだ!と。なのに、今では原稿を書き上げるために、あら捜しばかりしていたよ。ごめんなさい。
 もう、この人とはお別れしようと思いつつも、毎度毎度こうやて戻ってきてしまう。恋だな。好きな人をもっと理解しよう気分で、なんとか乗り越えていきたいと思います。


2003年09月02日(火) 長い戦い

 カラーボックスの背中が外れているのを拾ってきた。横にして、机に上においてみた。かなりいい。机といっても、板のただのテーブルなので、何もなくて棚とか欲しいなぁと思ってた。上の部分がもったいないなぁと。けれど、高さや使い心地がわからないのに、わざわざカラーボックス買うのもなんだしなぁと思ってた。そう、前からカラーボックス棚を作ろうと思っていたのだ。そうしたら、落ちていた。念願のカラーボックス。そのうえ、都合がよいことに背中部分がはずれてる。
 部屋に持って帰ってきて、段を一つはずして机の上においてみた。うまい具合に、二段分のスペースのところにパソコンの画面が入る。で、あいたもう一段の部分にメモ帳やらなんやら置いてみた。そして、上に辞書やら電気スタンドやら置いてみた。もう完璧である。市販の机の使い心地なんか、比べものにならない。
 あたしの机やら本棚との長い戦いは、やっと終わりを迎えたようである。ここのところの原稿書きで、本が出しっぱなしで、本棚の中もぐちゃぐちゃになりつつあるのは気になるが、とにかく長い戦いは終わったのだ。
 


2003年09月01日(月)

 目的地にたどりついたと思った私の旅は、まったく違う道を行っていたようで、再び途中地点に戻りつつあります。あれまぁ。時間があるからって、どうにでもなるもんじゃないです。地図を片手に、地図の間違えを見つけることもできずに、ただただ地図どおりに歩いて「天国」って場所についたとしても、そこはあたしにとっての天国なわけではありません。あたしは、地図の間違えを探して、あたしが探している天国に行かなければなりません。
 そういう日々を送ってます


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