それでおしまいって以上の何か 2004年11月29日(月) |
死ぬほどの動揺とか、緊張感などをすべてさらけ出して デビュー戦というステージに立ってみました。
「うん? いちこどうしたの?」
いつもはいちこさんと呼ぶ先生なのに、 この日だけはわたしを呼び捨てで・・・。
「ライトが眩しすぎて、 どこを見て歌っていいのかわからないんです・・・」
「何言ってるのっ? 本番はもっと眩しいんだから!」
リハーサルというのに先生のまわりの空気が ピリピリと電気のよう走っていて少し怖いほどで・・・。
リハーサルをしても本番では違う演奏になっちゃうというジャズ。 やっぱり違いました。演奏が!間奏が!! 即興はね、、、やっぱり数こなしてないのでつらいです。
ミュージシャンがノリまくっちゃって演奏が過激になっていって わたしはリズムについていけるかと、死ぬほど動揺しましたが・・・
思ったより、、、 ステージの下のお客さんの顔って見えないんですね。暗くて・・・。
思ったより、、、 お客さんが優しいのね。 上手くないことは百も承知で応援してくれて・・・。
思ったより、、、 カラダに塗りたくったラメ入りローションが光らないんですね。 ラメ粒が小さくて・・・。
思ったとおり、、、 先生と仲間たちが優しいんですね。 こんな時は特に。
歌う直前まで傍についていて励ましてくれた先生と 直後にステージ横でハグしてくれた人たち。
ステージに出て、曲を歌ってそれでおしまいって以上の それ以上の何かを感じた日・・・
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