Fly Me To The Moon MIDI
どこまでも続く青くて、青い青い空や 淡い透明色したアクアマリンの海って、
やっぱりなんだか、
わたしを浄化してくれそうで好き。 空と海の、そのあいだに挟まれて 頭のてっぺんと、足のつま先から いっきに浄化されるかんじ。
右上の青空にバルーンが浮かんでる写真は 最近の旅行先で撮ったもの。 遠い目になってしまうぐらい、高い空に吸い込まれそう。
夏休みだし、明日からは8月でちょうどいいので ページデザイン代えてみたのはいいけど時間かかるのねぇ。
っていうのは、後からつけた理由で、
本当は、 気がつくと・・・
日記のデザインデータがすべて サンプルのものに上書きされていたの。 どうもドジったらしい(はぁ 注意しなさいって、書いてあるのにもかかわらず・・・ね。 こういうしょうもない人って、やっぱいるのよ、
・・・ココに。
リンクもちょっぴし、つけ直してみた。 日記の中で使ったMIDIを残したかったのでそれもアドオン。
そういえば、先週はOSをMEからXPに入れ替えて 操作ミスでアカウントに継続されたデータが逝ってしまったっけ。 ぜんぶ、飛んじゃったから・・・けっこうきつい。
それを言ったら、 甘美な哀愁を漂わせている例の男友だちは
バックアップは毎週とったほうがいいよ
とアドバイスしてくれたばっかなのに、
そんなに頻繁に?!
とか反抗して まだバックアップしてなかったのよねぇ ぅー
彼は正しかった。 エンジニアのいうとおりだった・・・ その道のプロがいうことは素直に聞くべし、と反省。
にしても 近代病の一種?!でPCデータを消去されるのが いちばんこたえるわ・・・・。
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恐怖心なんてどうでもいい 2003年07月30日(水) |
カリフォルニアが好き・・・。
カリフォルニアのどこが?!と聞かれれば 話は止まらなくなってしまう。
そんなに好きならば、行けばいいじゃない?
と言われれば、 そう、そこに住めばいいのだけどね・・・。
それは難しいよ。 そういう突き放したアドバイスは誰でもできる。
彼が好き。
じゃあ、結婚すれば?!
っていわれて、結婚できる人は稀なのと同じで いろいろ障害ってものがあるでしょ。
そういえばLA生まれ、LA育ちの人が、 わたしがまだ、LAは行ったことがないと言うと驚いていた。
でもって、LAは刺激的な街だから行けと勧める。 躊躇していると、こう言われたっけ。
You might be raped. So what?! (レイプされるかもだが、だからなんだ?)
ぇ〜・・・・。さすがLA育ち・・・・。強いな〜。
そういうさ・・・、なんというか、 そんなことを屁とも思わないところが
っというか、
そんなことを、女性に、 屁とも思わせないようにさせるところが、
女性のDisadvantage(不利な立場)なんか気にせず生きる アメリカ人のタフさを生み出す結果になっているのかな・・・。
現に、わたしはそう言われて、
恐怖心なんてどうでもいいから LAに行こう、などと単純に思えたんだから。
そもそも、あれやこれやと障害を理由に その場に踏みとどまるのって、アメリカ人にはない気がする。
人種や性別、学歴や年齢などの障害は、 「夢」の妨げになっちゃいけないんだね。
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毎日雨がつづくから・・・
大好きなカリフォルニアを思い浮かべてしまう・・・。
「美しい海の時」というCDの一曲。
わたしが西海岸へ出張があった頃、JALを利用したら シートにお客様プレゼントとしておかれていた1枚。
忙しい毎日を過ごしていたわたしは アクアマリーンの美しい海のジャケットを見て それだけで、なぜか、癒されたような気がしたっけ。
日本に戻ってから、部屋で聞いたこのCDは いまはお気に入りの1枚。
だって、
この曲とナレーションは、 すでに年頃を過ぎてしまった、 いまのわたしの気持ちに一番近いから。
It Never Rains In Southern California (カリフォルニアの青い空)
いつごろからだろう・・・!? 海を、遠くから眺めるのが好きになったのは・・・!?
水着に着替えて焼けた砂を歩くのではなく、 青い海に飛び込んで泳ぐのでもなく・・・。
海辺のバーで ひとりでカウンタにーに座り バーテンと小さな賭けをする。 それだけで、美しい海の時間が手に入る年齢 というものが・・・あるのかもしれません。
わたしももう・・・
海を海辺から眺めるだけで あの波に飛び込んで泳ぐことはないだろう
そう、人生の傍観者のように 遠くから眺めるだけ・・・
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つまるところ、わたしは鈍かった。 2003年07月28日(月) |
いつもムズカシイことを書いてるわたたしだけれど わたしの性格はムズカシクはない。
さっぱりしている、というか さっぱりし過ぎている、と夫。
外見はおもいっきりおとなしい系の女だけど 中身はけっこう男っぽぃ。
上司たちや男友だちによく言われるのは、
その髪型・・・、
ショートかなんかボーイッシュなのにしてくれない? 中身と違って混乱するから・・・。
でもって、
さっぱりの性格に加え、ドジ。
今朝も、クレイ(泥)パックを顔に塗っていたら 何分たっても乾かないので、パックの説明を 読み返してみたら、なんと、それは、
クレイ洗顔料!
・・・だった。 ずっとパック剤だと思って洗面棚に飾っていたわたし。
あわてて、洗顔したけど泡がでるでる・・ 当然よね、厚さ3mmに顔中に塗りたくってるんだもん。
はぁ。間抜け・・・。
ドジというか、抜けてるのは・・・、
Web日記を書くのはこれが初めてだったので、 書き始め3ヶ月ぐらいは、鉛筆システムをよく理解しないままに、 ページのデザインを変更することに夢中で、好きに書きなぐっていたので My登録やリファレンスも知らずに書いてた。たぶん3月頃まで・・・。 (すいません、大変失礼してしまっていたかもしれません。)
さらに、Nikkiサイトのシステムも複雑で熟知していなかった。
たまに更新報告するぐらいで、 メッセージングやマイ日記が存在していたことは 先週あたり知ったしだいで・・・。 (いつも読んでくださって、ありがとうございます。)
誤解されたくないのは、 わたしがコミュニケーションを嫌って、 誰かと関わりあうのを拒否しているわけではなく
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たとえば、自分の外見を変えても、 僕は井上陽水なのか・・・?
昨夜のBSで井上陽水が言っていた。 確かに、歌手の場合、歌声さえ本人だったら・・・
ふーむ。
人はどこまでが「自分」で、何をもって「自分」なのだろう。 顔や体を整形しても、それでも自分なのか。
こんな話があるらしい。
悪魔があなたに告げます。
「新しい拷問方法を考えついたので おまえで試してみたい。
でも、心配するな。 前日に、お前の過去の記憶を全部消してやるから・・・。」
この話は、自分というアイデンティティは、 過去の記憶で成り立っているということが前提だよね?! 精神的苦痛は、考えなくて良いということだから 拷問は肉体だけに受けるということでしょ?
こういう場合の、自分は、「自分」なのかな?
自分は、過去の記憶からなるものなのか。 それとも肉体が本人のものであれば、自分なのか。
精神か肉体か?
性同一性障害の人の場合も、肉体か精神かで悩むんだろうね。 自己のアイデンティティをどこに求めるのか、 たぶん答えはでないんだろう。
恋愛でもそう。
恋愛を形づくるものは精神なのか、肉体なのか?
たぶん、これも答えがないんだろう・・・。
でも最初に肉体があって、後から精神がくるわけで
もし
新しい精神が先に生まれ 宿る場所を持つことができないでいるとしたら
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Hold me, Kiss me, and Kill me 2003年07月26日(土) |
本当のところ、
あなたは誰も愛してなんかいない
あなたは
抱きしめてほしくて
キスしてほしくて
そして
殺されるぐらい激しく・・・
かまってほしいだけ
今度・・・人を好きになったら、 ありったけの愛情をたたきつける。
男友達が言うのを聞いて、 わたしは返す言葉がみつからない。
彼は訳あって、10年以上も愛する人をもたない。
そんな彼にわたしがいつも言うのは、
ねぇ、2番目に好きな人、見つけなさいよ・・・
彼はその人をいまでも あまりにも好きで そして、愛し過ぎている。
その人はもうこの世に存在していないのに・・・。
不幸と同時に甘美な哀愁を漂わせ 煙草に火をつける彼。
通常、恋愛を形づくっているのは、精神と肉体。
けれど彼の場合、
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希望というポイズンを飲んでいる人々 2003年07月25日(金) |
待ち合わせはフジTVギャラリーがある、あのビル。 先輩のあゆみさんは、いつもどおりオンタイムだった。
あの水玉集合体の絵は、連続模様が嫌いな人には ちょっとつらいかもしれない。例えば、たらこをみて きもいと思う人はダメじゃないかな。
あゆみさんとわたしは、いつもきれいだとおもって 草間弥生の作品を観ているのだけどね。 わたしは、有名なかぼちゃより、レモンスカッシュが 好きなんだけど・・・
はぁ。
彼女と会うと、どうしても株の話になっちゃうのが哀しい。 自社株制度ももう利益はないだろうし・・・
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その静かで誰もいない海は、北関東のはずれにある。
遠くに松林が見えるぐらいの 広くてきれいな砂浜なのに、いるのは 他県ナンバーのバンでくるサファーぐらい。
私たち家族は恒例のように、海が青くなりはじめる初夏に 助手席に母をのせ、高速にのってそこまでドライブする。 晴れた日の6月は、梅雨に入る前でとても空が青い。
こういうときの父はというと・・・ 一緒に車に乗っていこうと誘っても、ぜったいに譲らない。 バイクで行くといってきかない。
いつもそう、今もそうだ。 どこかに家族旅行しようというと、 自分はバイクでいくからと主張する。 年老いた体でそれはあぶないって・・・ だから、母とわたしはいつも気が気ではない。
でも わたしたちの心配とは裏腹に、父はとても楽しそうで わたしたちが乗った車を誘導するように、先に走っていく。 ただ呆れる母とわたし・・・
その頃乗っていたLEBELは、父にはきつくなっていたのか いまはSKYWAVEに乗る父。
なんだかだいぶ年を取って見える・・・
バイクのことはよく知らないけど、SKYWAVEは スクーターの大きいやつなので、乗る体勢がすごい楽らしい。
跨ったときに、もっと前傾スタイルになるほうが カッコいいと思うんだけど・・・年じゃしょうがないね。
すでに乗らなくなったGB500の手入れをする父。
過ぎてしまった時間を想う老いを感じ、 わたしまで切なくなってくる。
バイクで大腿骨を骨折し半年以上入院したり それが原因で会社をダメにしたり
家族はもちろん、親戚、仕事仲間からも バイク禁止をいいつけられ・・・
でも、
還暦を過ぎたいまもバイクに乗ることを諦めない。
父のように、老い、くすんでいく中で、 それでも情熱を持ち続ける人も稀にいる。
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潮風に・・・deja vu 2003年07月23日(水) |
(昨日の日記の続きです。)
「人間は、他の人には想像が出来ないものを覚えている。」
わたしが生涯反芻するだろう、そのシーンは もう何年も前に、誰もいない6月の海に、 父と母、わたしの3人で行ったときの思い出。
母が海辺のパラソルの下に座っていて、 父が母をカメラにおさめているシーン。
わたしは、少し離れたところで、ふたりを眺めていたっけ。
遠くに見える水平線を背にして、 水色のパラソルの下にいる母は、とても美しかった。
身内を撮らないカメラマン役の父も、 さすがに写真に撮るぐらいだったから・・・
というか、母はとても美しい。 父は年取ったいまでも面食いで、美人以外は女に数えていない・・・(はぁ わたしは母似ではないので、父はひどく残念がっている様子で・・・。 (ひどい、自分の遺伝子のせいなのにと思う)
夏の日、だれもいない海辺に、 砂浜に残ったままのパラソルを見るたびに この懐かしい記憶がよみがえる。
わたしは、あのシーンに再び自分をプレイバックさせ、
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旅行先のホテルの部屋で読んだ新聞のコラム
「白いパラソルの少女」−
「人間は、他の人には想像が出来ないものを覚えている。」
映画「市民ケーン」の登場人物の男が語り、 彼自身の若い日を回想する場面。
『ニュージャージーへの通勤フェリーで、 すれちがった船に一人の少女を見た。 彼女は白いドレスで、白いパラソルを広げていた・・・。』
フェリーの少女は、彼を見ることさえなかった。 だから、彼女は彼の人生に何のかかわりももたなかった。 だが、この一瞬の記憶を、彼は生涯反芻したのだ。
男じゃなくても、女のわたしでも この手の「永遠の少女」には魅かれるけど
わたしの疑問は、 なぜ「白いパラソルの少女」なのか?ということ。
「白」と「少女」という、汚れのない純粋な組み合わせが魅力なのかしら?
「少女」には、小さくて美しく可愛らしい、 そこにはまだ汚れていない、「永遠の純粋」があるから?
だとしたら、少女ではなく幼女のほうがもっと適してるんじゃないの?
わたしは自分に女の子ができたら、いつも白いドレスを着せていたい。 なぜなら、そこに、いまはもう戻ることができない、 幼女時代の汚れなき自分を投影したいから・・・
可能であれば、ずっとそのままお人形のようでいて、 大人になってほしくないけどそれは無理でしょうね・・・
思い出すのは、有名なジョンベネ事件。 リトルロイヤルといわれ、6歳の純粋な心をもち 大人の女性がもつ高貴な雰囲気と妖艶さをすでに持っていた彼女。 彼女こそ、人が憧憬する永遠の美少女だと思う。
でも、 少女や幼女といえど、油断は禁物・・・。
何にって?
そんな小さな子でも、いっぱしに恋愛対象になることかな。 子供だからって、大人の男の相手ができないかというと、そうではない。
わたしは、 彼女たちこそ、疲れた男たちを癒せる気がするのだけど・・・。
だって、 そんな彼女たちの「白」を受け入れられるのなら、
自分の汚れた「黒」を、 浄化できるのじゃないかと幻想できるでしょ・・・。
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どんな世界が存在するかを決めるのは自分だけ 2003年07月13日(日) |
どんな世界が存在するかを、 決めることが可能なのは自分だけだそうだ。
自分の好きな現実の世界、 存在してほしいと願う世界に生きることを決心すれば その気になればその世界に住める、と聞く。
決心さえすれば、遅すぎることも、早すぎることもない。
その世界の存在を、
数日程、信じる旅!?にでますので留守をします。
いちこ |
満ち足りた日々の空虚 2003年07月12日(土) |
雑踏の中を、歩く。 土曜の渋谷は、若い。若くて、若くて、さらに若い。
あえて人込みの公園通りを下る。
でも、バーゲンセールは嫌い。 そんなエネルギー、もう、ないから。
用事だけ済ませ、はやくこの街から退散しよう。
21才の彼女の彼は1つ下だそう。
早く結婚して子供がほしいんですけど、彼が・・・
でしょうね・・・。
彼女の受け答えは大人のそれで、 25才ぐらいに思っていたら21才だときょう知った。 人は見かけによらないのね・・・ そのぐらいしっかりしてれば、結婚しても大丈夫よ、きっとね。 経済的な問題なんか、後からどうにでもなるものよ・・・。
結婚は、したいと思うときにした方がいい。 結婚したいと思う人は、なかなかいないもの。 だから、そう思った人がいれば、そのときがベストタイミングだと思う。
はぁ、彼女のキラキラした未来の計画に比べ
わたしといえば・・・ 満ち足りた日々をすごしながら空虚を感じる贅沢なバカ。
冒険をしてみたところで その冒険の先に自分を待っているのは、
胸膨らむ輝かしい未来などではなく
見る夢もなく、世の中に何も期待しないという いつもどおりの、よりどころのない生。
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サクセスしていく男は手に負えない 2003年07月11日(金) |
「権力」という文字は、男じゃなくても女も好きかもしれない。 それは人を酔わす言葉。
権力中毒は、中毒のなかでも一番・・・質がわるい。
身奇麗で、満足気で 一度落ち着いてしまったら抜け出せない。
ドラッグ中毒、アルコール中毒、セックス中毒、
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権力と男と女と・・・ 2003年07月10日(木) |
ページの色をいじってみる・・・
きっとそれは、
に行ったせいかな。
水玉に圧倒されるかんじ・・・
時間があれば、たいていこのギャラリーをのぞく。 ここはわたしがよく来るところ。時間を潰すなら ウェッジウッドをみたり、その時々の作品展をみたり 待ち合わせには便利な場所。
地下に降りれば、いまではもうめずらしくなってしまった昔ながらの 喫茶店があり、コーヒーがおいしい。
店員が無愛想なのが、またいい・・・ 男で愛想のいい人は、店員であっても好きじゃない。
秘書時代の先輩、あゆみさんはいつも時間通り現れる。 さすがね・・・彼女は、遅れたことがない。
「株価が上がってるわ。」
上がれば下がる。満れば欠ける月と同じように・・・
「もう、あまり期待してません・・・」
株価なんて話、女二人でするものじゃない・・・
きょうは新社長の就任パーティ。 愛人はすでに退社したらしい。
「彼女どうするのかしらね・・・」
身辺整理?! 男が出世するために必要なこと・・・ 相変わらず古典的ねぇ。
40代前半の若さで社長になる男。 次は、より完璧な愛人を持つんでしょうね。
2杯目のコーヒーカップが空になって わたし達は、1Fのギャラリーに向かった。
切ないような気持ちが少しと 呆れる気持ちが少しと 憤りが少し。
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水のようにさわやかな包帯を・・・ 2003年07月09日(水) |
見たかったからじゃない。
思いがけずリンクで飛んだページで目にした写真が 昨日の行き過ぎた表現(削除しました)の日記になってしまって WEB上の日記は、読んだ方が不快になるようなことは 書かないほうがいいと反省した。
昨日のわたしは、想像力が遮断されていた・・・
きっと、書けば書くほど 虚しさと、陳腐な人間性を蓄積して行くだけなのかもしれない。
わたしは、だれかより高い場所にいるわけじゃない。
だから、あまりにも人を突き放したその表現は 書いてはいけなかったことだったと思う・・・
迷える子羊が出れば、 一人ぽっちで、不安になっている人の気持ちを まず最初に考えてあげなければいけないのに・・・ まずは傷口に包帯を巻いてあげることが、先決。
日本は欧米諸国に比べ、セラピーシステムが普及してないとか、 悩んでいることを隠すのを良しとする、
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演技過剰よ、逝きたいなら逝きなさい 2003年07月08日(火) |
わたしの表現方法に、不快な箇所があると反省しました。 以下は、その箇所を削除した文になります。
*
命を大切にしないことは、傲慢なことだとおもう。
戦争という大義名分のもとにmurder(人殺し)するのが 傲慢じゃないというのだろうか?
自殺願望者やリストカッターは、 自分たちが、命を大切にしない傲慢者であることに 気づいてないのだろうか?
自殺は、仏教では禁止されてないのかな・・・ (キリスト教では禁止なんだけどね) 侍が自害するのを美学とする国だから、 禁止するどころか奨励してるんだろうね。
それをまねて、自殺が美しいと思いこんでるのかもしれない。 無関心とか、無感動とか、無責任とかがカッコイイと 勘違いされてる日本だからしょうがないか。
何か聞かれても、「興味がない」って答えれば楽だもんね。
でもそれって、 単に面倒くさいからでしょ? 楽だからじゃないの?!
去るものは追わず的に装ったって、来る者は拒まないんでしょ? かっこつけてるつもりだろうけど、それ、かっこ悪いよ。
結局、寂しいんじゃない。
本当にかっこつけたいんだったら、来る者も拒みなさいよ。
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最近、昔のことを思い出すようになっちゃったな・・・
追想的に、過去の思い出を収集し人生のコラージュをつくってみても それはただの記憶の再建でしかないのかもしれない。
たしかに、 わたしが夢を持つことが出来ない種類の人間だといわれれば そうかもしれないね。
だからといって、捏造された夢を追う気もない。
人生が楽しくないんじゃないかって?
そうでもないって・・・
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理解する以上に理解したがっている 2003年07月06日(日) |
人は、人生にもっと充足感を求めている・・・
より深い充足感を味わえる体験がどこかにあると思い もっと生き生きと感じられる何かがあるはずだと 日々探し求めているんじゃないかな・・・
例外はあるけど
大概の人は
自分が知っている以上のもの 自分が体験できる以上のものが
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わたしの人格形成に微妙に影響したのが ゲイのティムであるなら、 (泡のシンフォニー、 交差するゲイの魅力、アブノーマルな男たち、愛のラビリンス)
わたしの人生を大きく変えたのは、 このチャイナガールのマリー。
わたしたちは、 いろんなことで共感し、日本に帰国してからも会ったりして とにかく年齢差に関係なく意気投合した。
人間って、 先に生まれたとか、後に生まれたとか順番は関係ないんだと思う。
でも、 マリーには驚くほどたくさん秘密があった。
まず、 そこでは身分を隠して生きていたし 名前なんかどれが本当なのかいくつもあった・・・
子供はひとりだと思っていたら、 2、3年後にわかったことだけどもう一人いたらしい。
のんびりと普通に育ったわたしには、 レストランでのテーブル会話が聞き取られて困るなんてことなかったから
彼女の声をひそめて話す態度や、いつも変装していることが 不思議でならなかったし、あやしすぎて
この人頭変なんじゃなの?
なんて失礼なことを思っていたけど、そんなことどうでもよかった。
今までのくだらない時間に比べたら、 彼女といる時間はとても刺激的だったし
なんてったって・・・
まだ発見していない人生の一面があることに、 気づかせてくれたんだもの。
生きていくって、生き延びて行くって面白いと思わせてくれたから それまで自分で人生をつまらなくしていたわたしにとって、
彼女に出会えた『偶然』は必然になり、 そのことに感謝した。
6カ国語を流暢にあやつり、国際間の仕事に従事していて ペントハウスに住んで夢のような恵まれた生活をしていたけど、 気取るところはみじんもなかったマリー。
彼女は物資面では豊かだったけど、 結婚に充足感がなくいつも寂しそうだったな・・・
そんなマリーが、わたしに教えてくれたことは
「海外で勉強するなんて学歴や、世界で働くなんてキャリアを積むことより、
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月下美人、真夏の夜の大輪花 2003年07月04日(金) |
冷たい自分をクールだと勘違いしている男たち、 それは何のために演技してるのか、 だいたい察しがつくのであえて言わないとこにしよう。
きょうは金曜、わたしがデイリーワークをしていた頃から好きな曜日。 だからやっぱりハッピー・フライデーは、 冷たい男たちのことは忘れて甘い思い出に浸ろう。
*
そう、その常夏の島で偶然知り合うことになった、 中国人のマリー。
マリーには、日本人の夫と日本人の愛人がいた。 ご主人とは、年に数回、海外のどこかで会うだけで 愛人とは、同じアパートメントで別々の部屋に住んでいた。
だから、だんだん慣れ親しんでくると、 その愛人の家で3人で過ごす時間が多くなった。 だって3人とも同じアパートメントなんだもの。
3人で食事に出かけたり、よくしたかな。 年齢、というか世代?!もバラバラで 不思議な関係だったかもしれない。
その不思議な3人組で、夏の夜 車を飛ばして見に行った・・・真夏の夜の月下美人。
夜の間の、ほんのわずかな時間だけ咲く白い大輪。 それはマジック・モーメント(魔法の瞬間)といっても過言じゃない。
だれでも見れるわけじゃない。 いつでも見れるわけじゃない。
あの魔法の白い花は、いつまでもわたしの記憶から消えない。
常夏の夜の、甘い思い出。
月下美人が教えてくれたことは、 その瞬間、そこに居てくれて 貴重な時間を共有する存在が最高だということ。
肝心なときに居てくれない存在はいらない。
マリーの夫のように、世界を飛び回っていて 側に居てほしいときにいない、そんな存在はわたしはいらない。
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心にも体にも非情の衣 2003年07月03日(木) |
子供を生まない女を非難したり、
ちょっとばかり仕事をしてるからって 職種によって人を差別したり、 社会に貢献してない人を非難したり、 税金を納めていないと、専業主婦を責めたり
そういう傲慢な人たちは 一体どういうつもりなんだろう・・・
どんな命だって、この世に生きている。 必要がない命なんてない、とわたしは思っている。
非難されなきゃいけない命なんてないのに・・・
「一寸の虫にも五分の魂」という言葉があるように どんな小さな命だって、リスペクトされるべきだ。
日本人は、みんな横一列に同じでないと気がすまないのか? 多種多様を理解できないのは国民性なのかもしれないが 宗教の問題もあるとおもう。
キリスト教を唯一宗教とは言わないが、クリスチャン精神は好きだ。 社会貢献していない浮浪者にだって、最低限の食事は確保される。
日曜の東京のとある教会に、浮浪者が行列をつくるのを見たことがある。
そこは隣がフランス有名ブランドのお店で、 ファッショナブルな通りにあるんだけど
そこに場違いな浮浪者たちが列をなすのは、
おそらく信仰心からではない。 どうも食事券がでるらしいのだ。
こういう列を、お寺で見たことが、わたしはない・・・
日本政府が食事券を配っているとは思えないので、 これはクリスチャン精神の善意のお金から出てるんだと思う。
憎き戦争相手国にだって食料は空から落とす(ちょっと乱暴だが)・・・ 困った人を見れば、どうしたって救おうとする。
あの9.11事件である日本人が言っていたことを思い出す。
自分は現場から逃げるのが精一杯で、 他人に声をかけて助けるなんて余裕はなかったが、 アメリカ人たちはみんな声を掛けあっていて 自分もそれでたすけられた。
日本人の自分には、到底出来ないことだと思った。
そうなんだ。
そういう教育を受けてないのか、
遺伝子レベルで違うのか
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愛と命と人間性の賛歌 2003年07月02日(水) |
過去のことを思い出すのは、忍び寄る「老い」のせいかな・・・
でもあの頃のことを、文字で説明したところで 当時の強烈な想いは表現できないかもしれないな。 哀しいけど。きょうは昔話を書くのはやめよう。
強烈といえば、森前首相がものすごいこといってるらしい。
そもそも、子供をたくさん生まない女性は 国が税金で面倒みることないんじゃないか?
だって?! ひぇっぇっぇっぇ
国の福祉を人口増加で補おうとする、その考えが、 すごい時代遅れだ。
そう言えば、昨日歩いてるとわたしを後ろから追い抜いていった 若い男の子たちがこうも言っていた。
「結婚しないで、子供を生む女」と、 「結婚して、子供を生まない女」はいらん!!!
えぇぇぇっぇぇぇぇっぇ・・・・!(絶句)
老いも若きも、みんな女性に対して思いやりとか愛とかないのぉー!?
そもそも女を、子孫繁栄のマシーンとしてしか見てないのだろうか。
「集団レイプする人はまだ元気があるからいい。 まだ正常に近いんじゃないか」(自民党の太田誠一元総務庁長官)
という発言もしょうがないのか・・・
日本という国は、ほんと男がお馬鹿なんだよね・・・
女性を大切にしないことも含め、 人を過労死させて平気だったり、 医療過誤を認めなかったり
そういう人間性の根本的問題である「人間の尊厳」を 大切にしない国、日本。
そんな国の男の、子孫を増やしてもしょうがないんじゃないの? 神風特攻しちゃうぐらいの国だからしょうがないのかな。
わたしたち女は、人間の命の大切さをもっと男たちに教えなくては いけないのじゃないだろうか・・・?!
はぁ。女って、
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そんなお馬鹿な日々から抜け出すことを 教えてくれた女性がいた。
アパートのエレベータの中で声をかけてきた彼女。 3歳ぐらいの女の子の手をひいて22、3才ぐらいに見えた。
あの〜、日本の方ですか?
あ、はい。そうです・・・
と答えた瞬間、満面の笑顔で喜んでいたっけ。 ずっと友達がいなくて、寂しかったとか・・・言っていた。 流暢な日本語だったからしばらく日本人だと思い込んでいた。
それから行動を共にするようになって、いろんな話をしたっけ。
彼女が話す、彼女をとりまく環境は、 信じられないものばかりだった。
こんな、最高に危なく生きてる人、いままで聞いたことない。
彼女がわたしに聞かせてくれたのは、
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