コバルトブルーの錯覚 2003年06月30日(月) |
毎日、海をみていた頃がある。
4時頃まではビーチに人がいるから 遠くにみえるイルカのようなサーファーを見ながら 午後いっぱいずっと白い砂浜に寝そべって、 パイナップルジュースで喉を癒していたっけ
そんな日々を2、3ヶ月つづけると 思考回路も鈍ってきて
何か考えるのにも脳が汗をかいていた。
夜になれば、年齢を誤魔化して踊りにいって アベニューを歩くと、いろんな声がかかって 日本人とわからないように韓国語で罵倒したり
観光客のふりして迷子をよそおい お巡りさんにパトカーで街案内してもらった。
楽しかった、危なげな10代。
そこにはいつもコバルトブルーの綺麗な海があって
見上げれば 終わりのない、どこまでも続く真っ青な空があって
その青い、青くて、青すぎるブルーが
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