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◆ 2007年02月01日(木)
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女は装置、男は材料、子供は製品
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問題になっている柳沢発言を噛み砕いて要約するとすれば。
子供を作るための女は機械なら、タネを提供する男は材料ってところでしょうか。 家庭が工場で、子供は製品。差し当たり儲けを受け取る経営者は国ってか。
工場数や機械が減っているのだから1つ頭の機械で増産しなければ 生産数は伸びません。
わかりやすいと言えばわかりやすい。
しかしこの製品(子供)、市場(社会)に出荷(成人)するまでにはコスト(養育費)もかかれば メンテナンス(手間、ヒマ、愛情)もかけなければいけません。
しかも出荷したからと言ってその見返りは工場に返るのでもなく、その後もコストは かかるしメンテナンスも続けなきゃいけないので、見返りは望めない。
金で考えれば割に合わない生産ですな。
なぜ人間が、特に女性が子供を望むのかの本質がわからなければ増産させようと 思っても無理なんじゃないですか。 見返りは、「愛情」というわかりにくく不確かなものだということ、 そういう形ではなかなか捉えにくいものを扱っているのを理解してもらいたいですね。
とはいえ、演説全文聞いてると結構いい事言ってらっしゃたとかなんとか、 ちらりと聞いたんで、まぁあまり大騒ぎせず話全体で中で この人が何を考え何をしようとしているのかで判断しても良いかと思うのですが、 時間の関係なんでしょうかね、マスコミでは一部分ばかりクローズアップされて 批判ばっかでわかりませんでした。
結論として、一人の女性の出世率を上げなきゃ少子化の歯止めが効かないのは 当然なわけですから、間違った事は言ってないんですよね。 問題はそのために、いかに女性にそういう気持ちになってもらうか。 そういう気持ちになってもらうためにどういう政策を行うのか。
「機械」って表現は逆効果でしかなかったですけどね。 普段から、そういう思考の持ち主なんではないのかと疑われても仕方がない。 批判されても当然なんで十分に反省してもらいたいですな。
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