あんまだコメント
アマチュアバンドライブイベント〔あんたもまだまだ子供だよ〕の企画や、
プロのコンサート制作ディレクター・舞台監督を経て、
現在マネジメントオフィス【unique style agent-G】代表じゅんこさんが語る気まぐれなコメント

2003年10月31日(金) ユニークな人物 

私のまわりには大変ユニークな人物が多い。

キャラが際立ってるというのかな?

「アホか!?」 と呆れるような天然ぞろい。

その、ユニークな友人の中でも、とびきりの方を紹介してしまいましょう。

この人の場合、『聞き間違い』 というのが圧倒的に多い。


   ● SIXRIDEのライブで、ロビーで開演を待ってた時、

        私    「グッズ販売ってさ、いろんなのあるね。」

      SARA   『 ん?  おあずかりもの? 』


   ● SIXRIDEのライブ会場でAJIOさんとの会話

      SARA   『あれ、プロビデンス、やってないの?』

     AJIOさん  「いやあ、塚田くんが転勤になっちゃったから・・」

      SARA   『 え?  電気ショック? 』

 
 ・・・・・・これくらいにしておこう・・・・ 彼の名誉の為に。

まったく理解不能な会話だ。  

聞き間違いにもほどがあると思わん?

こいつとは、20年近い付き合いなのだが、いまだにつかめない。

どうか、世間にもまれて変わらないよう、そのままでいてくれ。

いまから老後が楽しみだ。

だが、腕はいいミュージシャンなのだ。 

そこは尊敬しているし、誇りに思う友人の一人なのだ。

・・・・・・・・そこだけはね。

耳はいいハズなんだけどなあ。

【SARA】 とは、元サーベルタイガーのギタリスト 伝説の人物である。



2003年10月30日(木) SIXRIDE at クラップスホール

連日連夜のライブ漬けで少々バテ気味のじゅんこさんである。

今夜のシックスライドも休もうかと気弱な発言をしていた。

が、やっぱ、行くか行かないかで迷ったら、GOサインだすしかないっしょ。

やらないで後悔するよりも、やってみて後悔するほうが自分に納得いくからなあ。

この考えで動いてるから、「じゅんこさんて、行動派ですよね」 と言われるんだね、きっと。
 (本来はぐうたらなのに)

でね、体は辛いけど行ってきたよ、クラップスホールへ。

シックスライドの皆様の衣装は、赤いツナギ。

ぐあーーーつ! やられたっ!  

その衣装は、私がマネージメントしてたリフィアス(もう解散した)で着せようと構想を練っててメンバーに却下されたのと同じじゃんか。

内面からなにから、どこまで一緒やねん、下山くん。

まあ、それはいい。

ステージは、また、私の見所は皆様と違うのでコメントは控えておきましょう。

それよかさ、お客さんを見てるほうがおもしろかったよ。

ステージ前は、純粋なファンの方が占拠し、後ろと壁際は、腕組みをして眉間にしわ寄せて見てるメンバーの友人や関係各種の方々。

その中にもちろん私も含まれてるし、いつものメンバーがいっぱいいたわ。

SARA、MARCO、タケさん、リョーさん、ハードギアさかいくん・・・・・・

あいかわらずMCの長い下山くん。

しゃべりは昔っからおもしろいんだよね。  

ワンマンだから長くてもいーんだけどさ、あたしたちは立ちつかれて座り込んでたよ。

んで、また、耳が壊れそうになった。

う〜む、次回からクラップスに行くときは耳栓持参しようかな。

前にスターズのリハでも耳壊れたし、前回のシックスライドでも三半規管がヤラレましたわ。

あの、音の跳ね返り、なんとかならんもんでしょうか?

その後の串鳥でぐったりしちゃったし、リョーさんのお店でつぶれかける奴はいるし、夜中のラーメンは、あちきにはもうダメざます。

昔のような、チッチャイくせに大食いじゅんちゃん ではないのです。

そーいやあ、最近、食欲ってないわあ。

食べる時間あるなら寝かせてくれってとこだな。

睡眠 というより 仮眠 で、毎日こなしてます。

41歳こんなにがんばってます。

もっと若いみんな、おまえらががんばれ!



2003年10月29日(水) 日本の心 茶道の日

みんな、覚えてるかな?

じゅんこさんさ、茶道のお作法を習ってるのよ。

あ、もう忘れてるでしょ。

ん? なに? 普段の動き見てると信じられないって?

なにをおっしゃいますの!

いつもいうように、私は実は奥ゆかしい女性なのですわよ。

今日はその茶道の日。

毎回仕事とぶつかって参加できなかったので、かなり久しぶりに出席したから緊張したなあ。

でも、茶道のお師匠さんや、お茶を立ててくれるお弟子さんが、実はロック好きなのを知ってるので、お作法が終わるとそっちの話で盛り上がったりしちゃうんだわ。

この方たちと出会わなければ、今の私はいないわ、きっと。

それほど大きなキッカケを私にくれた人たちなのだ。

人間、お話してみないとわからんもんよ。

みんなの近くにいる 「普通にみえる人」 も、もしかしたらバンドやってたり、CD聞きまくってたりする人種かもよ。

これからも同じ感性を持った人とのよい出会いが、あるんだろうなあ。

よし、おうちにこもってないで、どんどん歩き出そうっと。



2003年10月28日(火) スコットハミルトン at Kitara

先日の ジェームスブラウン に続いて、またまた JUNKチームのお仕事。

JAZZの大御所、スコットハミルトン率いるプレイヤーの皆様は、シルバーグレイの渋いおじいちゃまばかり。

ステージを見てると、アメリカの映画かアニメーションを見ているかのような、綺麗な出で立ちだったわ。

この日はお昼からキタラ(札幌のクラシックホール)に入り、機材搬入して、ステージ後ろのパイプオルガンまわりの客席に暗幕を張り、チラシの折り込みして、本番はゆったりとホール内で見て、物販したり、撤収したり。

キタラホールでの仕事は楽なのだ。

ステージさえ作ってしまえば、あんまりやる事がないんだよね。

もぎりは、ホールの美しいお姉さんたちがやるので、私たちは配ってもらうチラシを準備するだけだし、ホール内が綺麗なので、時間がゆったりと過ぎる感じがする。

そうそう、スコットと一緒に来日予定だった ピーターシンコッティ が来れなくなって、急遽 サイラスチェスナットトリオ が来日したのね。

サイラスは、リハ中にカメラ持って写真を撮っていて、私とショウも写真撮られたわ。

とても親しみやすいキャラだ。  体型もでっかくてかわいい。

以前にNYのピアニスト 10人が集結して、キタラでコンサートがあったんだけど、その時も来ていたサイラス。

私たちがこうして普段なにげなく仕事で会っている方々は、その世界ではBIGなんだよね。

お客さんが、サイン会で感動して涙をにじませてる姿を見ると、「会えてよかったねえ」 としみじみ思う。

札幌で開催されるコンサートに、道内各地からは当然、本州からも見にくるお客さんが多いのには、毎回驚かされる。

ジミースコットと何名かのプレイヤーが来日したとき、どうしても彼らのサインが欲しいとお客さんにお願いされたことがあり、私の独断でプレイヤーを呼び出してサインをしてもらったことがあった。

そのお客さんは目を潤ませながら何度も私に深々と頭を下げ、うれしそうに帰っていった。

そして何ヶ月かたって、ケイコ・リーのコンサート会場でもぎりをしている私を見てニコニコしてる人たちがいた。

あの時のお客さんだった。

「あの時は本当にありがとうございました」 と、またお礼をいわれ、私は 『どうぞ今日もごゆっくり楽しんでいってくださいね』 と声をかけた。

コンサート会場という小さな世界だけど、同じ気持ちになったとき、お互いに通じるものがあるんだね。

アーティストと共にJAPANツアーに同行してるスタッフの方とも、何度か一緒に仕事をしていくうちに信頼関係もできあがり、一体感を感じるようになってきた。

おじいちゃんになっても、おばあちゃんになっても、ステージでは眩しいくらいの輝きと華やかさと、感情をしぼりだすような音を奏でてくれるアーティストに出会えて、本当によかった。

細胞がリフレッシュされるわ、ほんと。

で、あまりの気持ちよさに、本番では客席で爆睡しちゃった。

仕事が終わったら、仲間内で打ち上げ。

BOSSA でビールをごちそうになりながら、スタッフ同志で語り合い、いろんなカクテルを作ってもらったり(たまに試作品の試飲もある)、超オヤジ級の駄洒落に笑いと失笑の中、一日が終わってゆくのであっった。



2003年10月26日(日) 札幌最強スカバンド 髭楽団

日曜の今日、じゅんこさんのスケジュールは、ショウの家からバイトに出勤し、バイト終了後はお久しぶりにパワースレイブスタジオへ。
   (あ、ついこの間、酔っぱらい軍団と行ってたっけか?)

今夜はねぇ、最高にいかれたカッコイイSKAバンド 【髭楽団】 のイベントが、プリヴィというテナントビルであったのさ。

じゅんこさんの本来のスケジュール通りならば、今夜はクルースタジオ入り予定だったのだが、プロデューサーの粋な計らいによって、【髭楽団】のイベントに行ける事になったのよ。
  ( 髭楽団 → 以下 髭 )

やった! 髭なま体験!  ライブ初めて見れる!!

髭 は、TVや店頭ポスターやビデオではお目にかかってたんだけど、ライブ見るのは初めてなんだわ。

私さあ、レゲエ大好きなんで、ジャマイカ仕込みのSKAなんて、たまらんのよ。
自然に体が動いちゃう、飛んじゃう、跳ねちゃう、そんで筋肉痛になっちゃう。

うちの娘達が小学3〜4年の頃、PJ っていうジャパニーズレゲエアーティストのライブに連れてった時も、うちら家族はノリノリ揺れ揺れで歌いまくり踊りまくり。
我が家では音楽はジャンルわけされてません。
なんでもこい!  演歌以外ね。  あ、美空ひばりは別格よ。 プロ中のプロだから。

でね、また今夜もショウと一緒にこのイベントに行ったのさ。

会場の スピリチュアル・カフェ で、 [ アゴヒゲをキュートな三つ編みにしてる 髭リーダー ] とお喋りし、[ レーベル社長でMORROWな ドン小西 ] にも久しぶりに会い、年末の『あんまだ』の話もしてきた。

で、ショウと時間をつぶしながら南国のお酒を飲み(また飲んだ!) トリの 髭楽団 に備えた。

やっと 髭の出番じゃぁ〜、うわーぉい、ンチャラカスチャラカ、体がジャマイカモードに突入。

お客さんも踊りまくり跳ねまくりで、髭メンバーも良いテンションだわ。

これぞライブ!  心ワクワク! お尻フリフリ!

心で音をかき鳴らすブッ飛んだやつら 【髭楽団】

SKA初体験のショウも、「かっけぇ! おもしれぇ!」 と大拍手!

さあ、いよいよ年末の あんまだ に 【髭楽団】 が登場ですわよ。

強行スケジュールの合間をぬって参加してくれる 【髭楽団】 の、魂のサウンドにヤラレてみてはいかが?



2003年10月25日(土) こころや at フライヤーパーク

札幌の平岸という、中心部から少しだけ離れた場所に、フライヤーパーク というライブBARがある。
KAZUYAさんや、辻亮一くんなどがよく歌ってるお店。

昨夜の HYENA で、とっても飲みすぎたじゅんこさんは、お昼過ぎにどうにか起きだしてシャワー浴びて、すんげえ二日酔いに耐えられず、うだうだゴロゴロしていた。
とりあえず、お出かけ準備はしなくちゃね。

今夜はタカシが所属してるアカペラユニット こころや のライブなのだ。

なにがなんでもいかねばならん。 
なぜなら、ショウを誘ってるから。

無理やり人を誘っておいて、私は二日酔いだから行けないよーん、などという無責任な大人ではないのだ。
でも、思わぬアクシデントがあり、ショウにSOSだして、どうにか平岸に行けた。

で、まず、じゅんこさんとショウ恒例の腹ごしらえからスタート。

平岸の 駅前ジンギスカン ってお店でジンギスカンで夕食。
ここでも【年齢不詳じゅんこさん】で楽しんでいただき、満腹になってフライヤーパークへ向かった。

こじんまりとしたお店に こころや の歌が響き渡り、お酒を飲みながら(また飲んだ!)ショウと二人でタカシを観察。

うむ、少しづつステージに溶け込んできているね。
お客さんを笑わせる場面の多いユニークな こころや のステージなんだけど、私とショウは笑わずに真剣にみてる。
うちらはステージ側の人間だから、お客さんのように単純には楽しめない習性なのだ。
冷静に分析してしまうのよ。
で、やっぱり、ショウからタカシへのアドヴァイスがあったのは言うまでもない。

曲は 【プリティウーマン】 【Mr.ベースマン】 などや、ジャズやソウルも多彩にこなしているからおもしろいよ。

タカシがメインリードをとる歌も2曲あり、英語の苦手だった子が、ボイストレーニングのお陰で以前より滑舌もよくなって、まあ、よく頑張ってるわってとこかな。

こころや は、あちこちでライブ活動しているので、皆さん、機会があったら是非、タカシのアカペラを体験してみて。
でも、本来のソロ活動も年末にやるので、そちらも楽しみにしていてね。

そんで、この夜はショウんちにお泊りして、夜中に マトリックスリローデッドのDVDを見て、いろんなCD聴かせてもらって、翌朝、ショウが寝てる間に私はバイトに出勤。

う〜眠い・・・・・ とことん眠い・・・・・・ZZZZzzzz



2003年10月24日(金) HYENA でカウンターアクション

HYENA (ハイエナ)

この名前でピンときた人は、間違いなく30代。

そうさ、あの HYENA が復活したんだ。

札幌のハードコア・スラッシュの世界では、知名度高いわよ。

過去の「あんまだ」にも出てくれていて、私と Vo.ARM君 とは約15年ぶりの再会になるのかなあ?

あいかわらずコアでかっこいいニーチャンだわ。

今夜は復活してから2度目のライブだったんだって。

P.O.U の ギタリストきみひこさん が、HYENAのサポートでギターを弾いてるってんで見に行ってきたんだ。

だいたい、きみひこさんが何かやるってゆうと集まるメンバーは必然的にわかるわけで、ライブを見に来そうな連中に電話したら、案の定、やつら集結するらしい。

カウンターアクション という、パンク系のライブハウスの近くには、バンドマン御用達の白木屋があるのだ。
  (だが、楽器を持った方はお断りと張り紙されてるので、楽器は持たないで行くのが定説)

ライブ観戦の前には飲むのがうちらの常識。

自分のライブの時にも、必ず演奏前には飲んでできあがっている素敵なお馬鹿さんたち。

まず第一陣が、じゅんこさん・MARCO・あんちゃん・ミッコちゃん という、MALLRATS なメンバー。

HYENAの出番は22:00頃らしいので、我々は19:30頃からビールを飲みまくり、第二陣の到着を待っていた。

飲んで食って甘くて怒ってる頃、第二陣到着。

ハードギアのベーシストさかいくん、元某バンドの女性2名、でっかい哲也くん、とぞろぞろ到着し、ライブを見る前に打ちあがってしまった。
3時間も飲んでたんだわ、僕たちったら。
大ジョッキが飛び交う中、そろそろ時間なのでカウンターに向かう・・・・・が、まだ出番じゃなかったのでコンビニでビール買い込み、お外でまた飲みだす。

HYENA の出番が来てステージ最前列に並ぶうちらは、どうみてもおかしな組み合わせなのだよ。

 スーツ姿のサラリーマン・ 長髪のバンドマン ・ カメラマンの綺麗なお姉さん ・ ちっちゃいおばちゃん ・ スーツ姿のでっかいボディガード ・ ビデオを撮るおじちゃん・・・・

こんな人達が、演奏始まるとヘドバンするわ、叫ぶわ、笑うわ、でノリノリなのよ。

変でしょ?  変だわ。

ライブ終了後に外で飲んでたら Vo.のARM君がきて、「笑いすぎっ!」って怒られちったよ。

みんなで笑いながらARM君にバイバイして、次の飲む場所を探して徘徊。

途中、パワースレイブスタジオを襲撃し、スタジオ内をビール臭でいっぱいにしてワハハーと逃げて、つぼ八でまた飲む。

どんだけ飲むのよ! ってツッコミ入れてくれる人がいないんだもん。 終わらないの。

これ読んでる人は、あいつらどんだけ飲んで騒いでんだ?  て思うわよね。

それがさあ、みんな声はでかいから確かにうるさいんだけどさ、話してる内容は堅いんだぜ〜。

常に音楽の話なんだよね。

演奏の事、機材の事、レコーディングの事、お互いのスキルアップの為に討論する事も多い。

お互いをわかりあってる連中だからこその辛辣な話もでるね。

真剣に音楽やってる連中は、お酒も真剣においしく飲むのですよ。

そんで、つぼ八で身内の打ち上げは終了して、HYENAの打ち上げに戻る人達、別の店で朝までコースの人達、うどん食って帰る人達、と、移動しましたとさ。

この時 たぶん、2時半頃かな?  

うどんチームの私とMARCOは、うどん食いながら語り合い、結局家に着いたのは4時頃だったように思う。

もう、記憶もないわ。

ストーブの前で倒れこむように爆睡!  

ZZZZzzzz



2003年10月23日(木) 年末企画は最強メンバーで!

さあ、じゅんこさんの本領発揮のイベント 【あんたもまだまだ子供だよ】 の年末スペシャル版に向けて、ちゃくちゃくと出演バンドが決定してきてるよ。

今夜も出演交渉の為に、某スタジオで練習中のバンドに会ってきた。

練習前にメンバーとお話して、お返事待つこと約1時間半。

オッケイのお返事をいただき、これで出演の全てが決まったわよ。

先週は、現在勢力的に活動してる某バンドに出演交渉し、3日間、返事を待った。

【あんまだ】はロック系が多いので、彼らにとってはジャンル的にイヤかなあ、とか、スケジュールが忙しい時なので無理かなぁと思ってたのね。

でも、このライブの主旨はちゃんとリーダー伝えた。

そんで3日後、彼らのプロデューサーから電話が来た。

   P    『あ〜〜、ライブの事なんだけどねぇ・・・・・・』

   私   「あら〜、やっぱ無理なんでしょう? キツイ時期だもんねえ」

   P    『それがねぇ・・・・・・・』

   私   「う〜ん、わかったよ。 残念だけど・・・・ありがとね」

   P    『いや、やるってさ。』

   私   「おぇっ!? ほんっと!? うわっやった!!」

ダメかと思ってたらオッケイでしたわよ。  

すっげぇ嬉しい!  

どのバンドも、みんなに体感してもらいたいバンドだったんだ。

ジャンルなんかくそくらえ、音楽はみんなおんなじだい!

魂のサウンドを体感してくれ!



           【 あんたもまだまだ子供だよ vol.19 】
      
          12月28日(日) KRAPS HALL (南4西6)
  
      19:00open  19:30start    ¥1000 (当日¥1500)

           L−コードはわかり次第お知らせいたします

    出演  4バンド 

  【 3to1 】
      (YAMAHA TEENS’MUSIC FESTIVAL2003北海道大会グランプリ受賞)

  【 たかし 】   (当プロジェクトの秘蔵っ子、当日はソロで弾き語ります)

  【 FLY HIGH INDIANS 】   (Yeah!  Sexy Guy’s R&R!!)

  【 髭楽団 】    (Sapporo No.1 スカバンド! 踊りまくれ!)


              ね? スペシャルでしょ!



2003年10月21日(火) 疲れた日には・・・・

なにげに毎日が過ぎてゆくのだが、体はひとつなのに、頭の中は6人分必要なくらいやることがありすぎで、かなり体がSOSかもしれない。

どうせ疲れてるならオフの日も疲れてみようかと、部屋では朝からビデオが流れっぱなし。

 「つねに音がある環境で、毎日イヤになりませんか?」 と聞かれたことがある。

じゅんこさんの答えは一言。    「ないね」

活字中毒ってのがあるように、音楽中毒なのかもしれん。

どんなに疲れてても音楽は聞いてるなあ。  

シャワー中は爆音でCD鳴らしてるし、お出掛けの際はCDウォークマンも連れていくよ。

出かけた先で入手したCDやCD−Rをすぐ聴けるので、MDウォークマンじゃダメなのさ。

心が疲れてる時は、友人達のCDで励まされ、体が疲れてるときは、へヴィなロックで感覚をとりもどす。

やっぱね、音楽(特にロック!)は、私の原動力でもあり、永遠の闘いの素でもあるわ。

で、今は、イタリアの映画が画面に流れてて、耳元で囁くようなイタリア語が聞こえてる。

私は、アメリカのCGを駆使した映画よりも、ヨーロッパの映画が好きなんだ。

フランス語やイタリア語の、旋律を奏でるような言葉の響きが好きだ。

映像にもこだわるので、日本人だと 岩井俊二  塚本晋也 の作品が気に入ってる。

外国モノだと、 「海辺のレストラン」 「ベルベットゴールドマイン」 「愛と哀しみのボレロ」とかが好きだわ。

別格に大好きなのは マトリックス!

あのキアヌはかっこいいよね!   あの世界にいたい!

トリニティになりてぇ〜 と叫びたいくらい、かっこいい!

私はちっちゃい頃からスーパーヒーローが大好きで、今でも憧れてるマンガの主人公がいるんだよね、実は。

ブレイクタイムに、こんな事考えて、妄想に浸ってる大人もいるのですよ。

憧れの世界がないなんて、つまんないと思わん?

空想でヒーローになりきる楽しみは、自分の内面と向き合うから面白いよ。

そっから、またアイデアも生まれ、今後の演出のヒントにもなるかもね。

なんてこと言ってても、やっぱ疲れはとれん。

なので、ビデオ流したまま、しばし寝る。

そしてまた、目覚めた時の疲れを楽しもうかな。



2003年10月19日(日) 土日は大忙し

土曜日、おそば屋のバイトはオフ。

だが、クルースタジオでの任務が私を待っていた。

午後3時、食料とマンガの本を買い込み、クルースタジオに出勤。
重い扉を開け、電気をつけ、夜には戻るであろう主の帰りを待つ。
夕方になって肌寒くなったのでストーブをつけ、マンガに没頭。

そしたら寝ちゃった。  

寝起きでボヘ〜っとしてたら主が帰ってきた。
マンガを読み、お菓子を食べ、寝るのが私の任務。

のわけない!  (いや? ある意味、正しいかも?)

楽勝任務終了して家に帰る前に、 「ああ、焼き鳥くいたいなあ・・・」 と考えた瞬間、どーしても焼き鳥が食べたくなった。
なにがあっても食ってやる、くらいの勢いで食べたい!

んで、悩むことなく、焼き鳥屋へ。  (さすが行動派ですね)

私が一人で行くといったら、あそこですね、ファイヤーバードですわよ。
お店の人がもともと音楽畑の人で、昔から札幌でロックやってる人にはお馴染みの店なんざんすよ。

焼き鳥はおいしいし、女性一人でもオッケイだし、来やすいんだよね。

飲んだなあ、日本酒。 
隣りのオジサンには2杯ごちそうになっちゃったし、お店からはカプリコもらうし、またもらってる。
そんで QUEEN のDVD見せられて、感動で泣きながらおうちへ帰ったようだ・・・・・。

実は、この夜の記憶がない。  完璧に飲みすぎ。  しかも一人で。
 
ヤバイねえ、ついに記憶をなくすとこまできたねぇ。
でもちゃんと、タクシーに乗って帰ってきてるんだわ。
で、例の如く、ストーブの前で寝ちまった私は、トレーナーにパンツ一丁という、色気もへったくれもない格好で、朝、目覚めた。
娘達よ、こんな母で大変ね。
 
そんでさ、超二日酔いでむかえた日曜日。
朝9時からバイトだったんだ。  ゲロッパなのにさ。
  (通勤のバスで、何回ギブアップを叫びそうになったか)
どーにかバイトも無事にこなして(たぶん)、急いでVinnie’s BAR に駆けつけた。

タカシのライブだったのさ。
彼の現在の活動状況を早くお知らせしたいのだが、詳しい事は本人が報告したいと思われるので、グループ名だけ、教えてあげるね。

タカシは今年の8月から 【こころや】 という、アカペラグループに所属し、道内をまわったり、札幌のイベントなどで歌ってるよ。

この日のライブには、KAZUYAさんも出演してたし、なんとヤミーのベースも久しぶりに聞いた。
 (マゾッホ以来だ!)

懐かしい面々が揃って業務連絡もして、ガーリックカレーも食べて、いつものタクシーで帰宅。

これで、土日終了。   おつかれ!

いや、ほんと、疲れたわ。



2003年10月16日(木) だいじょうぶか?小学生!

私のバイトは、スーパーマーケット内のおそば屋なんだけど、今日は、そのスーパーの店内に、ファイルを持った小学生がウジャウジャいた。

3年生くらいかな?  帽子かぶって、いかにも社会科見学な様子。

男子と女子で、4〜5人のグループで動いてるようだ。

レジのお姉さんを見ながら、「忙しそうだよ、どうする? あっちの人にする?」
と、キョロキョロしながら相談しあってる。

ふむ、可愛いじゃないの。 感心感心。  頑張って調査しなさい。

そして、私たちのおそば屋にも来た。

   小学生  「あのぉ、インタビューしてもいーですかぁ?」

    私    『いいですよ!』 (なに聞かれるのかな? ワクワク)

   小学生  「そこにある、ざる は、どこのさんちですか?」

    私    『へ?  ざるの産地?  あ、 いや、 ちょっと待ってね』
          (奥さ〜ん、なんか難しい事聞かれた〜、代わってぇ〜)

と、店長の奥さんにバトンタッチして答えてもらった。

   小学生  「そのいれものはどこのですか? ほんしゅうですか?」

    店主   『そう、ざるは本州で、瀬戸物は道内で仕入れたのよ』

さすがだ、店主!

小学生の難問にもスラスラ答える。

そして、答えたことをプリントに書き込んでいく小学生。

エライね。 食器の原産地を聞くあたり、きっと賢い子達なんだろうね。 主旨がわからんが。

そして、書き込んでるプリントを覗いて見ると・・・・・


         原産地  【 日本 】      と書いておった!


うひゃぁーーーーー、なんじゃそら!

それじゃなんもならんのではないか!!

さすがだ、小学生!  

おまけに  「どりょくしていることはなんですか?」 と聞く。

うひ〜、これ以上なにを頑張れというのか?

(君たちの質問に答える努力をしてるぞ!) と私は笑いをこらえていたが、店主は、

  「お客さんにおいしく食べてもらうように努力しています」

と、模範的にお答えしていた。

さすがだ、店主!

質問の答えが長かったのか、しばし沈黙でひたすら書き込む小学生、約5名。

なにを書いてるのか、もうプリントを見る勇気が私にはなかった・・・・・・。

そして、満足したのか、次のテナントへと移動していった。

おそば屋の隣にはラーメン屋があって、実はこのラーメン屋に私の長女が働いている。

隣のラーメン屋に大移動の小学生は、短い時間であっさりと引き上げていってしまった。

 (んん? 早いな?) と思って、隣に顔を出して娘に聞いてみた。

    私    「ねえねえ、なに聞かれたの?」

    長女   『工夫してる事はなんですかってさ』
 
    私    「ほぉ〜。  で、なんて答えたの?」

    長女   『特にないねぇ〜って。』

    
むごい!  子供相手に、シンプルすぎる!

あの子達は、そのままの答えをプリントに書いたのだろうか???

それにしても長女よ、あんた、小学生と年ちかいんだから、もう少しかまってやれ!

小学生諸君よ、負けるでないぞ。

立派に社会勉強して、またインタビューしてくれ。

そん時は、おばちゃんも答えられるように、原産地も、テーブルの形の説明も、どうしたらおいしくなるのかとか、なんでもお勉強しとくわよ。

ちびっこジャーナリストの、またのご来店をお待ちいたしております。



2003年10月15日(水) ROCKな奴ら

ROCKに出会い、ROCKな10代をすごし、ROCKな家出を繰り返し、ROCKな人生が進行中な私。

こんな私と同調しあえる奴らもトーゼンROCKな奴ばかり。

真剣に自分の音楽に向き合うがために、世間様からは人生の脱落者扱いを受けるが、「上等だい! お前らと一緒にすんな!」 と強がる私達。

音楽やってる人(特にROCK)は、バンド活動にほぼ全財産をつぎ込むので、栄養失調寸前なんて人はたくさんいるのだ。

 「今なら 赤いきつね が88円なんですよ、15日まで。 毎日食えますよ!」

 「おお、差し入れのバナナで栄養とれる! 今日初めての食事ですよ〜」

 「彼女と喧嘩してて、メシおごってもらえないんすよ」

などなど、聞くも涙の物語のオンパレード。
 
じゅんこさんが、差し入れで持っていくバナナには、ちゃんと理由があるのですよ。

太っちゃいけないバンドマンの栄養補給も考えているのです。

ああ、なんと優しい母心。 (みんなは、ウケ狙いだと思ってたらしい。 どアホ!)

だが、機材には惜しみなくお金をかけるので、かたわなビンボー人でもある。

その機材を売ったらいくらになるんだろう? 百万単位は確実だよねぇ。
死んでも売るわけないけどね。

そして、なによりもお酒が好きってのも共通項である。

飲んだ席での伝説は数知れない。

奇行も多く、出入り禁止をくらったお店も多い。
だが、いまだに受け入れてくれる奇特な居酒屋も多い。 ありがたいのう。

最近は、私のまわりにいる若者達にも、美味いお酒の味を覚えさせてしまったので、彼らもROCKな人生を歩んでゆくだろう。

お金はないけど、やる気と向上心は誰にも負けないROCKな人達。

頭で考えるよりも体が動いちゃうROCKな人達。

彼女や家庭よりも、音楽を最優先で生きるROCKな人達。

理屈ばっかこねてる奴を、実力でねじふせるカッコいいROCKな人達。

見た目に反して、シャイで心優しいROCKな人達。

たぶん、かなーり頭の悪い選択を平気でするお馬鹿な人達。

こんな連中と死ぬまで一緒に過ごすのかぁと思うと・・・・・・・・私の人生は薔薇色だ!



2003年10月14日(火) なんとまあ

きっちり筋肉痛はやってきた。

やっぱ体の衰えはどーしよーもないわね。

コンサートスタッフって、かなりの肉体労働なのですよ。

音響機材は重いですから。  

それに加え、ケータリングのドリンク類や備品も結構重い。

重い箱を持って階段を何往復もするだけで、足の筋肉はプルプル引きつっておりましたわよ。

いかんねえ、これしきのことで。  情けないわあ。

最近、気持ちはいってても、体がついていかない事が多い。

あ、記憶もね。  だんだん薄れてるのか?  こうして憧れの年齢に近づいてゆくのね。

じゅんこさんの憧れは、綺麗で若々しい女性 ではない。

大好きで憧れるのは、70歳以降の 老人 と呼ばれる人達だ。

年を重ね、顔はシワシワで、手もガサガサで、日焼けのシミもいっぱいだけど、笑顔が屈託のない人達。

戦争を体験して、食料のない時代も知ってて、人間のエゴもイヤというほど体験して、そんな中で子供を産み、育てながらも、亡くした子も多かっただろう人々。

本当の意味で、必死に生きてきた人達だ。

長い時代の移り変わりを見てきてる貴重な人たちだよね。

その生き様が、手や顔にあらわれてる。

私の亡くなった叔父は、死の直前、自分の息子に 「俺の死に様を見ておけ」 と言ったそうだ。

絵描きであり、デザインも手がけ、まさに絵に描いたような芸術家だった叔父の生き様は、姪っ子の私たちもよく知っている。

家庭があってもフランスで何年も仕事をしてしまうような叔父は、娘の結婚式にも日本に戻らず、 「これでドレスを仕立てなさい」 と、上等な布地を送ってくるような人だったのだ。
その当時、まだ19才くらいだった私は、「なんで娘の結婚式なのに帰ってこないの? お父さんなのに。」 と、理解できなかったのだが、今は叔父のその気持ちがわかる。

絵や芸術に対する情熱が勝ってしまったのだ。 

自分の生き方を曲げる事が、叔父にはできなかったんだね。

その叔父が死ぬ時は、息子がずっとついていた。
父の最初で最期の息子へのメッセージ。

人間的だなあと思った。

本気で生きてきた人にしか言えない言葉だ。

家庭にホンモノの芸術家が存在する恵まれた環境で育ってきたその息子(私のいとこ)は、やはり、父と同じ道で生きている。

ヤフーで、なにげに彼の名前で検索した時、何百件もヒットしてビックリした。

うちの父は、彼の個展やトークショウがあるたび顔をだし、「あいつは俺の甥っ子なんだ」 と、ファンの人達にサインをあげているらしい。

甥っ子の活躍が嬉しい気持ちはわかるが、う〜む、どうなんだろう?
それじゃあ、ただのミーハーと同じじゃないの!  と思う娘の私。

業界関係者に友人の多い父。 

私は、こんな父のおかげで、アイドルにされそうになったり、テレビ局やオリコンやプロダクションなどの事務所が遊び場だったりという子供時代を過ごしてきてるので、今のようなふてぶてしい人格になってしまったのね、きっと。
子供ながらに大人の裏事情をみてきちゃったからね。
敵と味方を完全に区別するやり方は、こーゆー環境で育った私は人一倍、強い。

人の生き方は様々だけど、あつく沸きあがる感情は押さえないで、妥協しないで生きていたい。

いくつになっても、まだまだなんだろうなあ。

人間って、大変だわあ。



2003年10月13日(月) ジェームスブラウン 札幌厚生年金会館

じゅんこさん率いる Kids Project Team (KPT)が、時に JUNKチームとなって最強のボスがつき、コンサートスタッフのお仕事をしているのは、ご存知よね。

今夜は、今年一番の大物、ジェームスブラウン が来日したんだわ。

今回、私と「JUNK」のボスの間で打ち合わせをしなかったので、機材の量とか細かい部分がわからなかったんだけど、毎回、「行けばわかるさ、なんとかなるっしょ」 でやってるんで、なんとかした。

頭ん中でシミュレーションはできてるから、あとは現場処理。

朝の10時にトラックが到着し、音響機材、舞台用機材、照明機材など降ろす。
ひたすら降ろしステージを作っていく。

お昼頃までかかってステージ上のセッティングは一段落するので、交代で昼食をとり、その後、入場時に配るチラシの折込作業をして夕食をとり、開場を待つ。

そんで、それぞれの持ち場確認のミーティングをディレクターにしてもらい、もぎりは私が仕切り、いよいよ開場。

今夜のチケットは発売数日で完売で、入場者見込みは約2300人。

もぎりは8人体制で、みんなお客さんに声かけながら頑張ってくれました。

そんで、演奏が始まり、入場者も落ち着いた頃、もぎりスタッフはお仕事終了なので、時間がある限り会場でコンサートを楽しんでもらった。

男の子スタッフ達は全員、会場内の警備で頑張ってたね。

演奏が終わると同時に、男子スタッフはステージ上の撤収作業に走る。

じゅんこさんは、出口でお客様のお見送りと、お預かり荷物の引き換えや片付けを済ませ次第、裏の搬出作業に走る。

ステージの大きい機材は男子に任せ、私は、ジェームスブラウンやダンサーやMCの人達を楽屋でお見送りして、彼らの荷物や衣装を車に運び込んだ。

実は私、JBに会うまでは 「どーしよ〜、ゴリポンだよ〜、絶対実物こわいよ〜」 と言っていたのだが、実際に目の前で見たら、こわくなかった。
 
JBは、いい香りが漂い、良い紳士だった。 クルーのほうがこわい顔だったわ。

今回もまた、私はステージをほとんど見ていないので、クルーなのか、メンバーだったのか、いまだにわからん。

なんとか無事にトラックに機材を積み込み、会場を出たのが夜10時過ぎ。

JUNKチームはボスと共に、主催の身内だけの打ち上げへと移動。

JBはホテルに戻ったのかな?

バンドメンバーが打ち上げに流れた店は Vinnie’s BAR だったらしい。
彼らは好きなようにしてもらおう。 
ヴィニーズの皆さん、お疲れさんでした。

うちらは BOSSA で飲んで食って、ボスを残してさっさとおうちに帰りました。

いんやあ、今回は心身ともにきつかった。

前日ほとんど寝てない状態の私とタカシ。

ここんとこ別行動が多い私達は久しぶり顔を合わせたのだが、二人共寝れない位のスケジュールをこなしていたのだ。
それでなくても、いろんな問題に立ち向かっていて精神的に辛かったうちらなので、疲労の限界だった。
でも、体にムチ打って頑張った。  そして作業中すでに筋肉プルプル。
ようこそ筋肉痛ちゃん。

ショウは、機材運びん時に、すんげえ重いやつが足の上を通り過ぎたらしい。
うむ、今ごろさぞや痛かろう。  痛みはあとからドンドンくるからなあ。
現場では、なにくわぬ顔で走り回り、打ち上げの時に笑顔で痛さを語る彼は、骨が砕けてても 「はは、骨折れてたさ」 と笑っていそうだ。
ツワモノだ。  ある意味、大物かもしれん。  そんな奴だ。
だからさあ、うちらのオーダーは4つだったんだってば。
絶対、ミートソース言ったもーん。 (しつこい)
次回は、こってり濃い目のお酒をつくっていただこう。
タカシと襲撃するぜ、いつか。  奴のスケジュールが空いてたら・・・・・無理か。

久しぶりにうちら3人揃って、ボスもいて、やっぱこのメンツはサイコーだ!
最強の酒飲み軍団 KPT(JUNKチーム)。  お酒の味にはうるさいっすよ!
仕事の依頼は、おいしいお酒つきでよろしくね。

ゲロッパJB も元気でなによりだ!

ブルーに輝く髪が素敵なオヤジ。   元気で絶倫でいてくれ!



2003年10月11日(土) 穏やかないい日だね。

うす曇の空にちぎれた雲が流れ、ゆったりとした風の中で見る景色は、木々がざわめき、道行く人々の服装で、冬が近いことを知る。

なーんてな、どっかの作家みたいな書き出しをしてみたよー。

珍しく夕方にこれアップしてるのね、きょうは。

いっつも夜中の2時頃に眠い頭でアップしてるから、せつない系モードな内容になっちまって、みんなに心配をかけてしまったけど、なんのなんの、大丈夫!

みんなからもらったメールや、一緒にいてくれた人達や、私のボディガード志願してくれた人や、公開されたメッセージが、私の心に確実に届いた。

そうなのさ、私は他人を追い込んでしまった事にショックを受けていたのだ。
自分が嫌われたから、じゃないんだよね。 私が中傷されるのはどーでもいーんだわ。
そこを知っててくれて、ありがとう。
今度は私から発信するものが、みんなの心の潤いになることを願ってる。
その波動を感じたら受け取ってね。

この間、このコメントを去年の分から読み返してみたんだ。
そしたらさ、去年の同じ時期にも、私は怒ってへコンでいたわ(笑)
今もまたストーブの前で爆睡してたのも、去年と同じ。
なんも進歩ないじゅんこさん、41歳の秋。

人間はこーやって日々を繰り返し、そこから抜け出すのに必死こいてもがいて生きているんだわ、と実感。

会社に行って笑いたくもないのに笑顔を見せたり、理不尽だとわかっていても頭下げたり、TVカメラに向かって涙見せたり肌を見せたり、ロボット扱いで歌を歌ったり、嘘を並べた言葉と写真に、ギリギリ限界まで心を引き裂いて、クタクタになるまで働く毎日。
お金と知名度を手に入れるために。
自分を見失っても、振り返る余裕すら与えられないのに。 

これが、みんなの憧れの世界なの。 夢を壊すようで申し訳ないけど。

お金で守れるものは、お金と共に簡単に失うよ。

 『 俺は、金はあるんだ。 金がないから買えないわけじゃないんだ。 俺には必要がないか
   ら買わないんだ。 仕事を選ぶのも同じ理由さ。 腐った奴から1000万つまれても仕事
   しないぜ。 そのかわり、俺もそいつになんか1銭もやらないよ。 』

あるアーティストが、こうつぶやいていた。

要するに、「俺」 を使ってテメエが稼ぐなんてジョーダンじゃねえっつーことだ。
わかってない人間とは仕事をしたくないって事。
お金で人を支配しようとする人間がどれだけ多いか、ウンザリするね。
特に、音楽業界とスポーツ界!

その彼の仕事としての報酬(ギャラ)は、一般公表で、1曲10万〜、ツアー同行は50万以上〜 と言われてる。
 (所属してるバンドに関しては、事務所が公表してないからわからないけどね)
あくまで彼個人のソロ活動の一般公表額なので、実際はこれ以上の金額が動いてるのは確かだ。
 
誤解のないよう言っておくが、これは、クライアント側がやりやすいように、レーベルに決めてもらった金額なのだ。
決して、アーティストサイドから要求するものではないのだ。
  (お金じゃ人の心は動かせないのは、私たちがわかってればそれでいい。) 

自分の魂である音楽を提供する立場にいる彼は、同じ価値観を持つ人間しか信用しない。

それは私も同じ。  志すものは彼らと一緒だから。

心の繋がりを重視する傾向の強い私達は、数多くの人間の内面をみてきている。

仲間だと思ってた人や、一番身近な人が、突然手の平を返すような別れの瞬間に、どれだけ深い悲しみや苦しみを味わってきたかわからない。
今もずっと自分を責めつづけている。
お金が人を狂わせる瞬間も知っている。

その結果、誰にも属さず、誰をも束縛せず、一匹狼的な環境で生きてく覚悟をした。

今は、バンドという形態や、プロジェクトという形態で、お互いに新たな同志と共に活動している。

でも、基本の信念は、常に 自分 なのだ。 何が起きても目を開いていなければ!

私達は、たった一言で相手を思いやれる技を身に付けている。  音楽という媒体を使って。 

お互いの内面をわかりあえる人がいるのが、どんなに心強いか、どれだけ人間を強くするか、そこにみんなも気づいてほしい。

友達が100人いても、その中で、こいつの為なら命も惜しくないと、自分をさらけだせる相手は何人いるのだろう?

一緒にいるだけで休息を感じる、穏やかな気持ちでいられる人達を、私はこれからも大切にするし、自分が傷を負うことになっても守っていく。


      【 心を込め、身を削り、魂を入れ、生き様を見せてくれる人 】

     こーゆー人を、私は敬意をこめて アーティスト(芸術家) と呼ぶ。

 
       夏の砂浜で、お母さんの呼ぶ声に振り向きもせず、無心に穴を掘り、
       小さな水たまりを作りつづける 3歳くらいの男の子がいた。

       私にとって、彼もまた、ちっちゃな アーティスト であった。



2003年10月10日(金) ものもらいな私

街を歩いていると、ティッシュ、割引チラシ、シャンプーセット、など、いろんなモノをもらうね。

まあ、そのあたりは、一般的にみんなもらうわ。

じゅんこさんの場合、お出掛け先で、違うモノもたくさんもらってしまうのだ。

デパ地下のタイヤキ屋で、「わぁ、おいしそ〜!」 と焼いてる所を見てたら 「ほれ、ここがうまいんだよ!」 と、タイヤキのまわりのカリカリをくれた。

ライジングサンロックフェス会場でビールを買い、そこの店員の胸に光るバッジを 「うわっ、光るんだ、それ! かっこいー!」 と言ってたら同じバッジを2個くれた。

岩見沢キタオンでジャズフェススタッフの仕事中、ゴハンを買いに野外の出店に焼き鳥を買いに行ったら、でっかいのを何本かサーヴィスでくれた。

帯広で開催してた【北海道ラリー】という車のレース会場で、大好きなチャパティを食べてたら、「札幌からきたネーちゃん、ほれ、これあげる!」 と焼き鳥とローストポークくれた。
  (一緒にいた3to1のメンバーにあげたよ)
  
某焼き鳥屋で、飲んで食ってたら、「じゅんこさん、これ、僕のだけどサーヴィス! 飲んで!」 と、店員が自分用の日本酒をくれた。

広尾のちっちゃなおせんべい屋で何を買おうか物色してたら、お店のおっちゃんが 「手だして。 これ食べてごらん。」 と、両手いっぱいに あられ をくれた。

シュークリーム屋でパイシューを買ったら、なぜか半額にしてくれて1個おまけで入れてくれた。
  (初めて行ったお店なのに!)

もう覚えてないくらい、とにかく、食べ物屋では、なにかしらもらっている。

お祭り系の屋台では、必ずというほどもらうので、買わなくてもいつも手に食べ物がある。

お店の前で 「うわぁ、おいしそう!」 と立ち止まり、作ってるとこを見てるとくれるんだよね。

もらいたくて見てるわけじゃなくて、作ってるのや、並べられ方がおいしそうで見てるだけなんだけど、同行することが多いタカシには 「またもらってんのかよ! よっぽど可哀想にみえるんだろうなあ・・・」 と言われる始末。

そのもらい方が、オバちゃんのノリではなく、ガキのようだ! とよく言われる。

そんなに飢えてるような目で見てるのかしら、私・・・・・???

お店やさん以外でも、ライブ会場でも、スタジオでも、もらう事多い。

ライブ会場でボケ〜っと立ってたら、某アイドルから 「これ、あげる」 って、ピックもらったり、スタジオからは ドラムセット一式 もらったり、某ギタリストからはギターを2〜3本もらったり・・・・。

う〜む、ありがたいのう。
ちなみに、自分から欲しいって言った事はない。  

幼稚園児なみの好奇心が私を動かしてるんだけど、こんなことで役にたつとは。

そんでね、最近、tetsu が優しいんだわ。

自分の食ってるチャーハン、食べさせてくれるし、ガムもくれる。

以前は、 tetsuがチャーハン食べてる時、

     J 「あ〜いいなあ〜 うまい?」 
 
     t  『さわるな!』 
 
     J 「いーじゃん! ひとくち食べたいなぁ〜」 
 
     t  『てぃっ! くるんじゃねぇ! やらねーよ!』

     J 「いーもんねー! 今度食ってやる!」

と言いながら、足元は蹴り合い、体はぶつかりあい、のバトルがあったんだけど、最近のtetsuは、少し知恵がついたようだ。
ほんとに、少しだけ・・・・・・。

あいつの知能は、2〜3歳レベルだから。
人を見ると、ニコニコしながら殴りかかる というお馬鹿っぷりだから。

知恵熱が出なければいいが・・・・・。

そんなtetsuから、おすそわけをもらうなんて・・・どーしたんだ tetsu?

そうそう、もう過去の話だから暴露してしまうけど、かなり以前に関わってた某区のPTA総会長からピアスをいただいた事がある。

その某区のPTA総会長は、いつも私のファンだと言ってくれてたんだが、よーく考えてみたら、ありゃあ、下心でもあったんじゃねーか?

どひ〜 である。



2003年10月09日(木) 充電中

久しぶりにパワースレイブスタジオ行ってきた。 ショウに会いに。

その前に用事を足しに行く途中、大通りの地下街でSAKIちゃんとばったり!

SAKIちゃんは、TVCMや、鈴井君のドラバラや、駅スタや、各方面で活躍してるアイドル(?)なのだ。
「あんまだ」 では歌ってくれたし。

彼女とはいつもバッタリ会うんだよね。
また一緒にやりたいね。

スタジオに着くと、ショウと宇佐美(3to1のDr)が仲良くベンチで休憩してたよ。
ドラマー対談か?  いつ見てもおもしろい二人だ。

ショウの練習が終わるのを待って、その後、カクテルのお勉強をしに(要するに飲みに)行って、3〜4時間、お喋りした。

行ったお店のスタッフは全員知ってる人なので、気楽に飲めるのだ。

スタッフのカクテル作りの練習に協力するため、ありとあらゆる種類のカクテルを次々に注文するじゅんこさんとショウ。

久しぶりに飲んだなあ。

ごはんもおいしかったし、ポテトもおいしかったし、やっぱマリブはうまいし。

一緒にいてくれるだけで気持ちが楽になった。  ありがとう。 

優しい言葉に泣きそうになるのを、笑いで隠してこらえるのは難しかったわ。

私も素直じゃないね、つーか、あの場所では泣けん。

しかも、マニュアル通りのお酒は薄いし。 (頑張れ K田さん!)

さて、ジェームズ・ブラウン の札幌公演も近いし、気合入れていこうか!

年末には、【あんたもまだまだ子供だよ vol.19 年末スペシャル】 も決定してます。

出演バンドは、かなり期待してください。

音楽に情熱を捧げているスペシャルなメンバーが揃うことでしょう。

13日の ジェームズ・ブラウン にいらっしゃる方は、もぎりの私達をお見逃しなく!



2003年10月08日(水) 頼もしい人達

今までに音楽を通じて知り合った人達に、さりげない言葉で何度となく、励まされてきた。

その時の状況の私には、泣きそうなくらい温かい言葉だったりするのだ。

その言葉はさりげなさすぎて、気づかないフリをしてきたけど、本当はわかってるよ。

たった1日、それも数時間しか一緒にいられなかった人なのに、一瞬で心の壁が外されて通じ合えた事もあった、と今でも信じてる。

言葉の壁もあった。

でも、英語のニュアンスのほうが、日本語よりも深く伝わる事を知った。

なにより、目でわかる。  邪心がない、淀みのない目。

その時の私も、同じ目をしていただろうか?  

「今日はホントにありがとう」 の言葉と同時に背中に添えられた手の温もりや、両手がつぶれるほどの力を込めた Good−bye の握手、 言葉は交わさなくても抱き合えば伝わる気持ち、あえて何も言わない事が最大の感謝の印・・・・・

数々のアーティストと仕事をした後、こんな場面の別れが多い。

出会いがあれば、別れもくる。   そして再会もある。

また、札幌では MIX2003 というイベントで、多くのアーティストが来る。

まだまだ現役で、若い世代に負けないパワフルな活動をしてる奴らがやってくる。

今年も、私のスケジュールは別件で埋まっていて、MIX2003 は行けない。

とにかく、お互いに、やり続けていれば、いつでも会える。

ミュージシャンの輪がつながったから、焦ることなく、意外な所で再会するのを楽しみにしていよう。

死ぬまでやりつづける覚悟は、私も変わってない。

流れに逆らい、叫びつづけるよ。

傷口をナイフでえぐられ、今も流れ続けてる血が、少しづつ、止まってゆくのを感じている。

覚えてくれていて、ありがとう。 



2003年10月07日(火) ライブの現場で思うこと

プロも、アマチュアも、バンドとしての私の認識は一緒。

だってさ、やることは同じ、【音楽で表現する】 ってことでしょ?

企画する側からしたら、宿泊や交通費・ギャラにお金がかかるのがプロだわ。

アマチュアは、その負担がないだけ。

あ、あとCDの流通の違いくらいか・・・。

あえて、プロとアマチュアを区別するなら、そんだけの違いかな。

だから、相手がプロミュージシャンだからといって、へコヘコした挨拶はしない。

こっちも企画や現場のプロだから、立場は対等。

普通に挨拶して、こっちの仕事と相手の仕事を、お互いに協力しあう。

たまにさ、芸能人相手にやけに下手にでる大人がいるんだよね。

誰もが対等な仕事をする現場なのに、名前が売れてるってのに弱いミーハー根性まるだしの奴。

情けない大人だなあ と、つくづく思う。
自分の仕事に自信がないのかよ。
ステージスタッフが下っぱ仕事だと思ってるのかしら?
失礼しちゃうわ、まったく。

そーゆー奴が雇うバイト連中は、ほんとに使えない。  素人まるだし。

まず、仕事に対しての認識とプロ意識を叩き込んでから現場に連れてきていただきたい。

人を使う立場の大人がそんな根性だから、若いスタッフも勘違いヤローが多くなるんだよ。

アマチュアのライブだから、と、手を抜く人はいらないです。
私に関わらないでください。
どっかいっちゃってください。  

バンドとスタッフは、相互関係で成り立ってるハズ。

現場を創るスタッフは、バンドが最良の状態でライブができるよう、細心の配慮で取り組み、バンドは、創り上げられた会場やコンセプトを把握し、べストの音を奏でる。

どちらがエライとか、ない。

ライブが終わったあとに、スタッフとバンドが、お互いに労をねぎらい、また次にむけて制作に入る。

大物といわれるアーティストほど、とても腰が低く、スタッフへの配慮も欠かさないね。

人間ができてるなあ とよく思う。
売れる前は、どうしようもなく辛い事や、極貧生活や、人の温かさを感じてきたんだろう。

たまーに、アーティストづらして、自分の楽器すら片付けない人もいるけどね。

どんなに売れて、人気があっても、現場では一人の人間です。

舞台を創るのか、音を創るのか、歌を歌うのか、ただ役割が違うだけ。

そして、お互いが真剣勝負。  妥協も手抜きも許さない。

プロ意識の強い集団のライブやコンサートが面白いのは、そーゆー部分があるからだね。

だから、現場は怒鳴り声も多いし、ケンカもどきな態度も多いかも。

でもね、それが現場なのです。 信頼もあっての罵声です。

限られた時間と空間で、どこまでできるか、身を削る作業なのですよ。

もし、これを読んでる人で、コンサートスタッフや、企画に関わりたい人がいたら、よーく考えて自分の甘さを認識しましょう。

バンドやってる人は、あたりまえに、よく考えましょう。

ストレス発散や騒ぎたいから音楽の道を選んだんじゃないでしょ?

ホンモノを見抜く感性も大事にしましょうね。



2003年10月05日(日) 3to1 グランプリ獲得!

【YAMAHA ティーンズミュージックフェスティバル 北海道大会】 

で、3to1(スリートゥワン) が、ベストオーディエンス賞 と グランプリ のダブル受賞!

今日は朝からドキドキしながら、本選会場のZepp Sapporoへ行った。

エントリーNO.2 の 3to1 の出番は早かったね。
その演奏を聴いた時、「やっぱ、こいつら、いくわ!」 という確信が強くなった。

演奏終わったメンバーと偶然ロビーで会った時、 「だいじょうぶ、いけるから!」 と言いながらも、 「でもさあ、ロッテ賞の〔クランキーチョコ 1年分〕 もいいなあ、チョコちょーだいよ」 と頼む私。

3to1 との出会いは、約1年半前のメッセ。

パワースレイブスタジオ会員の彼らは、スタジオ主催のライブに出ていた。

1度見たら忘れないほどのプレイをするベーシスト・HIRO、キャラのインパクトの強いドラマー・宇佐美、それに比べておとなしいギタリスト・コージ、そして、声で人を惹きつけるヴォーカリスト・平野。

この4人のステージに体が釘付けになった。

未完成だが、この4人にしか出せない魅力がつまっていた。

スタジオでもよく会う彼らは、とても気さくで礼儀正しかった。

あの頃、まだ17才だったんだよね。

今年、高校を卒業し、ずっと自分達のペースで、まわりに踊らされる事なく、自分達の楽曲に自信を持ち、バンドに取り組む姿勢は好感のもてるものだった。

素直なのだ。  この子達。  そして人なつっこい。

それが、ステージにでる。 等身大の彼らがすべて、そこにいる。

彼らは、ライブの度に成長してた。 スタジオでも、いちおし、お勧めのバンドだしね。

今日は、Zeppの2階席から彼らを見てたけど、ゲストの サウンドスケジュール の演奏が終わる頃には下に降りて、出演者席にいるメンバーの横に立っていた。

審査結果発表を、彼らと一緒に、近くで聞きたかったから。
メンバーの、いちばんいい表情を、見たかったから。

いてもたってもいられなかったのさ。  私もドキドキしてたんだよ。

一番初めに発表されたのが、ベストオーディエンス賞。

3to1 の名前が呼ばれた時、いちばんビックリしてたのは本人達。

ステージに駆け上がってインタビューされて、その時、私の隣りにいた、彼らをこの2日間サポートしてくれたスタッフの女の子は、泣きそうなくらい喜んでいた。

そして次々に各賞が発表され、ついにグランプリ発表の時がきた。

すでにステージ上にいる 3to1 のメンバーは、各賞発表の時も、バックに流れる音楽にリズムをとってる余裕っぷり。

ステージに上がると強いっちゅーか、物事に動じないっちゅーか、人事だと思ってるのか、ノビノビしてたわ。

  『グランプリは・・・・・・スリートゥワン!』

の声で我に返ったようにビックリしてるメンバー!

良かった!  やっぱりやってくれた!    

スタジオのジョナサンにメールを打つ手が震えていた。

私は今までに何度も受賞の現場を体験しているけど、こんなに清々しい気持ちの受賞は久しぶりだ。

11月の渋谷公会堂の全国大会でも、自分達のペースで、その気持ちのままで、叫んできてほしい。

平野、ヒロ、コージ、宇佐美、 おめでとう!

ライブやろうぜ!   

待ってるよ!

   (あれさ、どの写真が使われるんだろうね?  それも楽しみだ!)



2003年10月04日(土) スタジオは音源の宝庫

本日のじゅんこさんは、CREW STUDIO にいるわよ。

スタジオの人間が外部仕事でいなくなってしまうので、急遽お留守番を頼まれたのだ。

自分ちみたいに落ち着くこのスタジオ。  いやぁ、いいねえ。

16年くらい前は、ここにパソコンのゲームをやりに来てた私。
レコーディングに使用する以外は、ずっと遊んでた。  潜水艦ゲームとか。
 (当時、パソコンはまだ一般市民にそんなに普及してなかったからね。 マイコンの時代)

今は自分の ちんこ(私のノートPCの愛称・IBMだから) を持ち込んで作業してるけど、目の前のラックには、アーティストの音源がいっぱい。

    SIXRIDE   髭楽団   FATIMA HILL  etc

懐かしいあたりでは、REDのSALA とか、E−QAL とか、スペルマゲリラ とか。

ついこの間、各地の店頭では、SIXRIDE のCDが発売されたよね。

ここでの音源も何曲かみつけたので、聴き比べをしてみた。

やっぱ、歌う声も、楽器使う人も、生きてるよね。 すべてが違う。  最高だ人間!  

好きなようにしてていいよと、ここの主・斉藤さんに言われたので、好きなようになんでも聴いてる。

と、あら、宅急便がきたわ、ちょっと待っててね。

       ・
       ・
       ・
お待たせ。  ジャングルライフ今月号が届いた。 

あ、5時から練習の人が来た。  ちょっと行ってくるね。

       ・
       ・ 
       ・
よし、これでしばらくなにもないな。

と、思ったら、ここの主・斉藤さんが 「ただいまぁ」 と帰ってきた。 

 「あん? 早すぎじゃん。 忘れ物?」

 『いや、なんか・・・・忘れ物じゃないんだけど・・・・モノを・・・あ、はい、もしもし・・』 

とケータイが鳴り、しばらく話してケータイ切った後、

 『これを取りに来たワケじゃないんだけど・・・持っていかなくちゃ・・・・ま、行ってくるわ』

 「へい、もう忘れ物ない?  行ってらっしゃーい!」

とまあ、こんな感じで、いつもよくわからんうちに話が完結してしまう斉藤さん。

ま、つきあい長いからわかりやすいんだけどね。

あら、今度はホントに電話だわ、ちょっと待ってね。

       ・
       ・
       ・
本日ライブがある 髭楽団 のメンバーから忘れ物の確認の電話だった。 

あら? 入り口に来客だわ!     

おやおや、また 髭楽団 の別のメンバー。 

やっぱ、忘れ物の確認に来た。  それも電話のとは違うモノ。

もうライブ始まる時間なんじゃないの?  だいじょぶか 髭楽団。 忘れ物しすぎ!

よし、もう、今度こそ、なにもないだろう。

音源聴くのも飽きちゃったから、なにしよっかな?

2階にあるレアな音楽雑誌でも読むか。

夜の9時に入るバンドは私が好きなバンドなので、楽しみにしながら待ってよう。

本日のじゅんこさんのお留守番終了予定は、午後10時予定。

ただいまの時刻 午後6時45分。

うひゃ〜、まだまだじゃんか!

じゃがりこ(チーズ)は、もう食べちゃったし、あとはコーヒーブレイクだわ。

お、ラックの中にいろんな SE(サウンドエフェクト)発見!

こ、これは、もしや・・・・あれか?

・・・あのアーティストもアルバムで使用している・・・・・まさか・・・・・聴いてみよう・・・・


     どひゃーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!

     ビンゴーーーーー!!!!

     はあはあ、すんげえもん聴いちまった!

     レコーディングの現場は、すげえ宝庫だわい!



2003年10月03日(金) 今日もバーサス!

バイトを終えて、日用品と食料品のお買い物を済ませ、そそくさとおうちに帰り、まず手にしたのが、サイコブラスター(昨日の赤外線ビームの銃)。

今日は次女(18歳)が家にいて、「これなんまら燃えるよ、やろうよ、着けてみ」 と、ヘッドバンドを装着させてみた。

長女と違って次女は、どちらかというと女の子らしい感覚なので、こーゆー少年チックなモノにはなかなか興味を示さないのだ。
  (だからといって女らしいワケでもない。 やはりスポーツマンなのだ)

『ふう〜ん、楽しいの? どうやんの?』 と、あまり乗り気ではないようだ。

「これのスイッチ入れるでしょ、そんで、あたしのもスイッチ入れて、よしオッケイ」

と、いきなり次女(18歳)に向けて発砲(発ビームか?)する母(41歳)。

 『 あうッ やられたッ!  ビビビビするぅ〜 ヒャッハッハッハーーおもしろーい!』

そんでまた、部屋中走り回りながら戦闘開始。

ちょうど洗濯物が居間に干してあって、ちょっとしたジャングル状態な部屋で、キャーキャー言いながら撃ち合う母と娘。

干したバスタオルの間や部屋のドアの隙間から撃ち合い、やっぱり疲れてバトル終了。

『ひゃぁ〜、楽しいこれ! みんなでやりたい!』 と、長女と同じ反応。 さすが姉妹。 

以前、ある御婦人と話してる時、あまりにも私が娘の近況をわからない事にあきれて、

     ○さん 『あなたの家は娘さんと会話がないの?』

     私   「へへ、うち、会話ないんですよ、私が家にいない事多いし」

     ○さん 『まあ! おそろしい! いったいどんな家族なの!?』

と言われた事あったなあ。 

その場に居合わせて、私の家庭環境を知ってる人は後ろで笑いをこらえてたよ。

そうなんだよね、私は娘達とこーやって一緒に遊んでる事が多いから、あらためて会話って聞かれたら、してないんだわ。

あの娘達は、仕事の悩みやマジメな話はパパに相談してるし、みんなでビデオ見てダンスの練習してたり、マシュマロ投げで爆笑してばっかりだもん。

会話って、なんだ?  今日の報告とか?  そんなの娘みてたら状況わかるじゃん。

親しくもない人にこんなトンチンカンな事を言われても笑っちゃうよ。

我が家は、それなりに、かなり、いい親子なんですよ。

まあ、なんでも型にはめたがる頭の固い人達にはおわかりにならないでしょうけど。



2003年10月02日(木) 焼肉食ったり、ガンシューティングしたり。

雨ふったりやんだり、また降ったり、めんどくさい天気だね。
今日は風もすごかったねえ。

そんな強風吹き荒れてる頃、じゅんこさんは女子高生と焼肉食っておりました。
 
ん〜、オヤジ連中が喜びそうなシチュエーションだわ。

食べたり笑ったり、笑ったり食べたり、ある話題になると笑いが止まらなくなるうちら2人。

こわい ぬ〜ぼ〜 って・・・・   ぎゃはははーーー!  腹よじれる!

思いっきりニンニクてんこもりのメニューばっかりもくもくと食べて、デザートはアイスで本日の夕食終了。

大量のにんにく摂取により毒ガスぶーすか状態の私たちは、ソニープラザでWRIGLEY’Sのシナモンガムを購入。

その後ブラブラあてもなくさまよい、私の欲しかったおもちゃを買って、女子高生とバイバイ。

  つきあってくれてありがと!  元気もらった!  愛してるよん!

そしてじゅんこさんは娘の待つおうちに到着。

買ったおもちゃで早く遊びたくて、「ただいまー!」 と同時に 「これ開けてみ。」 と、長女におもちゃの袋を渡した。

『うおーっ! なんだこれッ! かっけぇーー!』 と叫びながら箱を開け組み立て作業に没頭する長女(20歳)。

   【 サバイバーショットリボルブ VSセット (赤外線ビームガンセット)】 ¥4060

もう、私(41歳)も長女(20歳)も大コーフンで、ヘッドバンドにサイココンバーターをセットし頭に装着、ビームガンとサイココンバーターの電源をオンにした瞬間、戦闘開始!

  母  「ひゃ〜〜  あうッ 頭ビリビリするぅ〜 撃たれたぁ〜」

  娘  『ひぃ〜 うわッ し、しびれるぅ・・・くっそー!」

と、キャーキャー言いながら、壁やテーブルの下に身を隠しながら撃ちまくり、家の中はまるで戦場と化して、戦いは繰り広げられたのであった。

10発撃たれると、キュイーンキュイーンとファイナル音が鳴り、バトル終了。

これが結構疲れるのだ。  真剣にやってるから。 サバイバーゲームと同じだし。

外でやりたいなあ、みんなこれ買って大勢でバトルしたいよね〜 と娘と話しながら遊んだ。

BB弾のガンと違って、散らからないのが赤外線ビームガンのいい所だな。

子供のおもちゃは、かっこいーぞ。

やっぱ次はスパイセットだ!

先日の長女のバースディに、スターウォーズのR2D2のゲーム(黒髭危機一髪みたいなやつ) をあげたんだけど、「このシューティングセットとどっちがいい?」 って聞いたら即答で 「こっち! かっけぇ!」 だとよ。

おもちゃ好きな母と同じ趣向にはしる長女(20歳)、そして、トイザラスでプレゼントを買おうとしてた、娘の趣向を知り尽くしてる父。

やっぱ、うちらの子育ては間違ってなかったようだね。
ちゃくちゃくと遊びの幅が広がってるよ。

      

             このおもちゃ、みんなも買わない?

             そしたら外でいつでも バーサス だぜ。

             まずは、うちの横の林で撃ち合いだ。



2003年10月01日(水) また日焼けしちゃった

なんだか気分がスッキリしない毎日だから、ドバーッと汗を流そう。

  ランニング?   無理! 20歩走ったら息あがる。 ヒザ痛い。

  ジムトレ?    う〜ん、人がいっぱいいるとこイヤだなあ。

  サウナ?     あぢぃ! あつすぎる! 前にペンダントでヤケドしたからもういい。

そうだ!  日焼けサロンだ!  日サロに行こう!

思いたったら、即、行動。

すぐにマシンの予約して、行ってきたよん。

久しぶりに黒くなろう、顔は気をつけよう、ドバドバ汗かいてスッキリしましょ!

・・・・・・ところが・・・

汗が出ない!  暑いのに!  なんでだ?

汗かくどころか、渇いてきた。  ヤバイ!  ひからびちまうわ。

マジでミイラになるかと思った。

そーいえば、オイル塗ってるときも、やたらにお肌に吸収されてたような・・・・・。

水分いっぱい取ってるのに変ね。

心どころか体までも渇いちゃったら、あたしゃ生きていけんわい。

おまけに、思ったほど黒くもならず、ご満足いかない。

渇いてたからか?

う〜ん、次は、マトリックス(マシンの機種)に挑戦してみようか。

よっしゃ、次回また行くぞ!


 < 過去  INDEX  未来 >


agent-G [HOMEPAGE]

My追加