「世界の中心で愛を叫ぶ」を見に行きました。
小説を読んでないから(映画化が決まった時点で読むのは自粛。)原作どうこうではなくて、綺麗なお話でした。 純愛、についての話かなあって思った。
以前、CREAって雑誌で「純愛について」と言う特集をされたときにマイエンピツに登録してくださってた方の日記で、「純愛ってそもそもどれだ?」って話をされていたことを読んで思ったことと重なるのですが。
純愛ってのは、「純粋に、その人を一直線に好きでいること。」だと思うのです。鈍らず、濁らず、一心にその人を想う事。何にも邪魔されない、子供でまっすぐな心。 主人公・朔太郎の子供時代(っていうか、今回は主人公です。森山未来です。すっごい、良い。)、ロミオとジュリエットのように一心に、お互いだけを見つめていたってのが伝わってくる。 話自体はどっかで見たことあるようではあるのですが、「好きの気持ち」がひたむきに感じられるのはひとえに役者さんの演技の力なのだと思うのです。 爽やかで、ひたむきで、まっすぐで、だから、切ない。 だから、綺麗。
そういう切ないお話だと思いました。 ラストはいらないと思ったけど。空港で終わりにして、エピソードにしても良かったと思うけど。 まっすぐな心意気が清涼剤になりました。 いっそ清清しい過去の物語。
サクのように、アキのように、人を想っていられた過去があるなら、それだけでも誇って良いと思う。 そういう、一途な思いを、向けられる相手がいることが羨ましいくらいだ。 初恋だからこそ一途なのかもしれない。
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パンフレットもしっかり買って、読み返してひたってみました。 もう一回見に行きたいです。今度はしっかり前売り買ってやる…。(←DVD特典付きの…。)
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