元・白血病患者の日記
 

2004年01月31日(土) 実家は気が休まりませんなぁ

 自転車の後ろに座る子供にランドセルを持たせ、実家へ(嫁さんは部屋で安静にしてる)。出歩けないジイさんにランドセル姿を見せに行く。昨日の話ではみんなで食事でもしようということなので、昼を目処に行ってみれば、相変わらず死んだ人のようないや〜な目で人を見るジイさんがいた。…何か言いたいことがあるのなら直接に言えっての。

 「さ、タイちゃんが来たから(ファミリー)レストランに行こうかね」とニコニコ顔のバアさんとは対照的に、あきらかにジイさんは俺を睨んでる。…ん? ジイさんは出かける用意してないじゃん。なんでだ、と聞いたらバアさんは平気な顔して「お父さんは、家でパンを食べるからいいんだよ」と言う。

 なんで一緒に行かないんだと聞けば「いいから、いいから」だと。さすがに身体障害者を残して食事もないだろうに、ジイさんに一緒に行こうよと聞けば口をモゴモゴさせながら面白くない軽口を叩いて相手をしようとしない。…いつものことながら、俺に対して何でこんなに好戦的なんだろ。言いたいことがあったら言えよ!  

 まぁ…八方美人のバアさんが、こっちに来ては実家での(妹やジイさんの)文句、実家では今だフラフラしてる長男の文句、という感じで互いの悪い面しか伝えてないからだろう。この人の性格だからそんな橋渡しは仕方ないのかしら。キチンと会話のある『家族』なら話し合いはあるのだろうが、30年前からそんなことをしたことのない家庭なので無理なのだろう。反面教師にしなければ。

 バアさんと子供と三人、外に出たものの、もう一度、バアさんに「なんで行かないんだかね」と聞いてみた。そしたら軽く「あぁ、外に出ると家にいる時みたいにスプーンとかで食事するの嫌なんだろ」と言われた。…しまった。

 前日から滅多に行かないファミレスに行く気になってる子供に耳打ち。バアさんに聞かれるとほっときゃいいんだよ! とキレるに決まってるから。「ジイさん、体悪いで動けないのに一人で食事するんだって。それでも父ちゃんたちは美味しいものを食べるんだけど、どう思う」と聞いたら、やや考えながら(そらまぁ、本当に楽しみにしてた外食だもんなぁ)「可愛そうだから、みんながいい」と言ってくれた。ありがとう。

 突然に外食がキャンセルになり、不思議そうな顔をするバアさんにコンビニでラーメンを買うと告げ、一番近くのコンビニへ行ってカップラーメンを買う。で、急ぎ戻ってみればジイさんは暗い顔をして焼酎のお湯割りを飲んでいた。…なんでその体だというのに、一人きりで酒を飲めるんだ? うちの家族、おかしいって。

 「せっかく一人になれると思ってたのに戻ってくるんだもんなぁ」×30回。憎まれ口を繰り返すが、顔は柔和になっていた。…やっぱジイさん寂しかったんじゃん。それにしても実家の連中、障害者に対するアフターって(病院やリハビリ施設から)説明受けてないのかな? 気にならないのかな。まぁ、実家に近寄れない身分としては、遠めに心配するしかないのだが、ジイさんなりにSOSは出しているんだろうけど、バアさんはきっと気がついてないんだろう。俺が中学生の時に必死に出してたSOSを無視したのと同じように。

 そんな情けが仇となり、以降、ジイさんの発するオーラでキレそうになるのを我慢し続けることに。実家にいるとストレス溜まるなぁ。

 帰り道、まだ夕方まで時間があるので子供に「どこか行くか?」と聞いてみれば、部屋に戻って少し休んでからなら出かけるという。

「何か疲れちゃった」と子供は言った。小さいなりに気疲れしてたのね。…苦労かけるなぁ。



2004年01月30日(金) 嫁さんの出勤

 嫁さんは午前中にいつものように(これで何連続なんだ? 入院しなくてよかったのかね本当に)点滴をして、その足で会社に向かうという。…心配だこと。肺炎なんだろ? 無理はしないでね。

 嫁さんが病院に行ってる間、バアさんがバナナを持ってくる。なんでもダ●エーにいる妹が安売りされてるバナナ(一房70円!)をいくつか持ってきたのだとか。加えて自分たちも知らずにバナナを買っていたので、実家は叩き売りができるくらいにバナナであふれているとか。

 妹の安いバナナというのがチトわけありのものだから、早々に持ってきたという。買ってきたんじゃなくて、買わされたんじゃないのか? 話の流れで、土曜日に子供のランドセル姿を見せに行くことを確約される。まぁ、ランドセルを買ってもらって見せていないので気にはなっていたので丁度よかったか。だってジイさん出歩けないんだもの。
 



2004年01月29日(木) おじさん、小さいのね

 今日も嫁さん休み。病院で午前中は点滴をして安静にしている。

 こちらも午前中は同じように横でダウン。…むう、これで熱が上がれば風邪引きちゃんになるのかな? 夫婦二人で横になっていると先行き不安に拍車がかかるので、午後になってから職安へ。受付でアベックが「(席が)隣同士じゃないといや〜ん」などと抜かしているので血管が切れそうになる。何しに職安来とんのじゃ。邪魔だからのけ!

 夕方、子供のお迎えに保育園に行った時、知らぬ子供(♀)に「小さいね、小さいね」と連呼される。あんだと? 毛も生えてない婦女子に意味もなく小さいと言われるとは…。誰なんだよ!(うちの子供が「父ちゃん、小さくないよ」と必死にフォローしてくれた。なんでもこの子の父親というのが無駄にデカイらしい。身長が)



2004年01月28日(水) 鉄人、会社を休む

 久しぶりに気温が10度を超える暖かい?日に。嫁さんが肺炎でダウンしているので、代わりに洗濯物を干したのだが楽だった。いつも寒い朝に洗濯物を干してる嫁さん、ご苦労様です。

 ってことで、さすがの嫁さんも会社は今日、明日と休みになる。午前中に点滴。…しかし、本当に入院しないでいいのか?

 子供を保育園に送った後、こっちもなんかダルイので寝込む。両者ノックアウトである。そういえば、風邪とはハッキリいってないが、嫁さんったら先週は熱を出していたのだとか。…そしたら素直に寝てろっての。マスクはしてるが微妙にウイルスが散らばっていたのかも知れない。

 ダルイといえば、先週の水曜日「何か症状が続くようなら(外来予定日に)二週間後を待たずに、来週(28日)でもいいから来てください」と言われてた。こんだけダルイから病院に行くべきだったと、夕方になって思う。…駄目じゃん。

 夜中になっても嫁さんの咳はおさまらず、苦しそうだった。



2004年01月27日(火) 肺炎注意報

 嫁さんが肺炎ということで昼から寝込んでいる。なったことないので入院しないのかと思ったのだが、抗生剤入りの点滴を続けることで様子をみるのだとか。…大丈夫か?

 旦那がこんななので心労が積み重なってしまったのだろうか。そういえば先週から下痢が続いてて、病院で腸が炎症してるといって点滴してたんだっけ。風邪? 過労?

 とにかく肺炎という現実にオロオロしてしまった。



2004年01月26日(月) ハンカチ、ちり紙、マスクは必需品

 職安でパソコン机が一列、マスク姿の人が並ぶという光景を見てビビル。フロアには、マスク姿はいっぱいいる。本格的な風邪の季節か…嫌だなぁ。

検索もしないで、ただパソコンの画面を見続けてるオバちゃんもいた。雇用保険の受給者なのだろう。就職探してます、という既成事実をつくるために職安に通ってるクチだな。本当に暇だという顔をしながら咳き込んでいる。席順悪くって、そういう人の隣なんだよなぁ。伝染りませんように。

 …認定作業ってのは無駄であるし邪魔。いつも繰り返してることだが、お役所はもう少し利用者のことを考えてもいいんでないのかな。パソコンの数、決して多くはないんだから。



2004年01月25日(日) ピッカピカの一年生の準備OK

 昨日に続き、嫁さんは点滴。本来なら日曜の受診はしないそうだが、特別だそうな。しかし、大丈夫なのか? 何の病気なのだ?

 そんな体調でありながら、嫁さんは川崎にランドセルを買いに行く(ジッとしてろというのに…)。あかちゃん本舗は、相変わらずの混雑っぷりである。カラフルなランドセルに目を奪われそうになったが、黒いランドセルで落ち着く。最近のランドセルには、リコーダー入れとか小さなランドセル(玩具?)といった特典がついてくる。子供はなぜかこの小さなランドセルに異常な興味を示し、本物のランドセルよりも感激していた。…何か違うんでないかい。

 保育園の卒園式と小学校の入学式で使うってことで、服まで新調した。子供の成長は、待ってくれないのである。春は近いのだ。今の自分の立場を考えると、ため息しか出ない。

 なんと工学院の生徒さんから返事がくる。毎年のように学園祭に通ってる我が家であるが、一部沖縄県人会と理学療法科の学生さんにはうちの子供は有名になってるらしい。いやいや、こちらこそ毎年、お世話になってます。今年はみなさん卒業ということですが、また遊びに伺いますので。



2004年01月24日(土) 接待みたいな八起会

 嫁さんと子供は朝から病院通い。歯医者に行ったり内科に行ったり忙しい。これまで病気らしい病気をしていない鉄人のような嫁さんであるが、今回の風邪はなかなかしつこいようで、今日から点滴だそうな。大丈夫か?

 スイミングに保育園の友達の妹も通うことになった。着替えをしていると、さすがにお兄ちゃんらしく「いいかい、先生の言うことをちゃんと聞くんだよ」とか
「水は怖くないからね、大丈夫だからね」などとやってる姿をうらやましそうな顔をして見ているうちの子供が印象的だった。ごめんな、色々な事情で一人っ子にさせて。

 久しぶりに八起会。清治がドタキャンをしたので、オジさん二人と山下さんというメンバーになった。山下さんはお父さんの手術が無事に成功したとのことで、祝いの意味もあるので調度よかった。

「なんだよ、いつもの面子じゃないか。しょうがないなぁ」と簡単に言うお二人であるが、山下さんが忙しい中、どんだけの人に連絡をしたと思ってんだろうかしら。文句があるなら幹事をやってみろっての。大変なんだから。

 妙にお二人を気遣う飲み会になったが、新宿での別れ際、「どこかでお茶でもしませんか? お互い気を使ったでしょ」ってことで山下さんと二人、他愛もない話をした。楽しかった。



2004年01月23日(金) 川崎・大森・蒲田地区なら、あなたも立派なホストになれます?

 月曜と金曜は、とにかく職安が混雑する。今日も検索パソコンの順番待ち整理券を配布される。編集・特に条件なしというのがあったので問い合わせをしてもらうが、「…韓国語が堪能な方を希望してます」だと。どういう断り方なのだろう。

 リハビリのプールを終え、風呂に入っていると色の黒い男(同い年くらい?)が入ってきた。知り合いと思われるオジさん(40過ぎ?)が見つけ、しきりに頭を下げている。なんだ、この関係。別に聞き耳をたてていたわけではないが、黒男の声がデカイので会話は嫌でも耳に入る。どうもオジさんは、黒男にかなり豪勢な接待をされたらしい。ムフフなサービス込みで。ふうむ、それは自慢に値する話題ではあるか。

 それにしても気になるのは、この黒男の職業である。かなり羽振りのいい所からしてヤ●ザかホストってところだろうか? ここのスポーツクラブ、一応ヤ●ザは入会お断りのはずなので(NASなだけにそこいらは疑問だけど)、ホストなんだろうなぁ。奢ってもらったオジさんの口から何度か「ご出勤はこれから?」って言葉があったし、必要以上に太いネックレス(鎖かと思った)に豪華なイヤリングしてるもんなぁ。本人はあんま格好よくないけど。去年、新宿を100として、蒲田は50で川崎は20という点数をつけたが、この人は蒲田なのだろうか、川崎なのだろうか。ま、どっちにしても点数は低いことに変わりないんだけど。京浜地区のホストは、テレビで見るホストの概念を打ち崩すのである。(なぜに川崎周辺のホストに冷たいかというと、去年のヤクザな風俗情報誌のバイト代を結局、無視された恨みからだろう。…八つ当たりだな)

 少し前から体調不良を訴えていた嫁さんは、医者から点滴を言い渡されたらしい。が、子供の迎えがあるのでとりあえず水分をガンガン摂取している。内臓が炎症おこしてるとかいっていたが、大丈夫か? 風邪の季節、我が家も正念場、という感じである。



2004年01月22日(木) 北からの強烈な寒波

 相変わらず西日本は大荒れの天気らしい。

 雪は降っていないけど、関東もとにかく寒い。嫁さんは体調が悪いみたいで、しきりに寒い寒いと連呼している。

 朝に腑抜けている身分としては、そんな嫁さんを見送るのは痛い。ってことで職安に行こうとするのだが、立つと貧血を起こしてしまう。気候のせいではないと思うんだけど、昨日の検査結果は何と出てるんだろうかしら。

 夕方になって治まったが、無理して出るのも怖いので留まる。帰宅した嫁さんに「自転車があったんでよかった。出てたらどうしようかと思ったもん。今日は本当に寒くなるから、出かけないほうがいいよ」という有難い言葉をもらう。心配してくれてありがとね。

 子供がバアさんにランドセルの催促の電話をした。前々から「いつ行くんだい」と言われていたので、これでバアさんも一安心だろう。



2004年01月21日(水) 冬場の病院は…ツライ

 急遽、病院に行く。理由は昨日の通り。

 さすがに風邪の季節だけあって、内科には咳をしてるマスク姿の年寄りばかり。これは厳しい環境だと思い、内科から離れたソファーに座っていると、何故か診察を終えた年寄りが流れてきて横に座る! こういう人に限ってマスクしてないもんだから血圧はかなり上昇しただろう。診察終わったのなら早よ帰れ! いや、年寄り相手にそこまで言うまい。咳をしてもいいから手で覆え!

 延々と待っていると、備え付けのテレビにみのもんたが映った。もう昼じゃん、とテレビを見ていると一人のジイさんがテレビをいじくりはじめた。裏に回ったり横を叩いてみたり。何をしてるんだろうと思ったら、どうやらチャンネルを変えたいらしい。しかし、こういうところはリモコンなんか備えていると喧嘩になるから固定してるのでは? 案の定、NHKになった途端、バアさんの固まりがザワザワとしはじめる。何もなかったかのように、ジイさんはテレビの正面で国営放送を見はじめた。…が、しばらくすると、眠りはじめた。いるんだよね、こういう意味もなく人に迷惑かけるだけの人ってのは。なんでこんな意地悪するんだろ。…別にみのもんたを楽しみにしていたわけではないが、気持ちは少しバアさん寄り。

 やっと順番になってN橋Drに呼ばれる。まさかいきなり診断書の件を聞くわけにもいかないので、ここ一週間ダルイんですよねぇと言うと「…うむ。前の骨髄の検査結果はさほど問題はないのですが、血液検査でちょっと数値の高いものがあったのでその関係ですかね」だと。「一応、検査を増やしてみましょう。で、次に予約されてるのが二週間後ですが、体調が思わしくない時は来週でもいいから来てください」だと。ということで血液をバンバン採取され、心電図やらレントゲンを撮られる。健常者への道は遠い?

 で、最後に診断書のことを話してみたら、カルテの中に(要求書?が)挟まってたのを見たN橋Drは一言、「あ、去年の末に希望してたんですね。何も連絡なかったから」と。二回も事務局に催促してて、そのたびに「私からも先生に催促しときます」って言ったのにぃ!! 皆さん、仕事はちゃんとしましょ。

 先生は、目の前でスラスラと診断書を書きはじめた。…そんな簡単なものだったんかい! (よほど適当に書いたのか、字の汚い自分からしても読めない診断書になった。しかも漢字間違えてるし…)

 やっと会計までこぎつける。目の前には、さきほどの居眠りジジイがいた。…なんか嫌な予感がするなぁ。と思っていたら突然、ジジイの懐からけたたましい音量で携帯電話が鳴りはじめた。刀の音までさせる暴れん坊将軍の着メロなのだが、音量が半端じゃない。ここ病院だぞ、さっさと出ろ! と思うのだが済ました顔でそっぽを向いている。ボケてんのか? 延々となり続けて切れたが、自慢の音楽を病院にお集まりの皆さんに聴かせるというのか? 次やったら殴ってやる。

 会計をしてみれば、多くの検査に診断書ということで持ち合わせが足りなかった。会計に座ってる女性は慣れてないらしく「次回の外来で不足分は持ってきます」と何回も言ってるのに、「お支払いは○○円です」と繰り返す。…だから、金が足りないんだって。やっと納得させ、半券になった領収をもらう。「お大事に」と言われるが、肝心の診断書をくれないのか? 

 たずねてみれば、「そんなのありましたっけ?」だと。診断書は、本日のメインエベントである。どこやったんだよ! 少しも慌てる様子のない目の前の女性にやや呆れていると、「これこれ、なんか違うものを渡されましたわ」とプリプリしながら柴田理恵みたいなオバさんが会計にやってきて封筒を渡しつつ、なぜか俺を睨んだ。あ?

 ご察しの通り、大切な?診断書は他の人に手渡されていた。…いったい、どういう経緯でカルテ内の書類が他人に渡るんだ?

 そして会計の女性は「あ、これがそうですね。はい」といって、中身を確かめないで封筒を俺に渡した。中を確かめて間違いはなかったが、これも名前を確認しなければいけないことなのでは? 結構、いいかげんなのね。

 夕方になり、足のリハビリへ行く。気分が落ち込みモードに入りかけているのか、ジム周りを20分もグルグルして…やっと中に入る。いつもなら諦めて帰るところだが、少し改善の兆しが?  



2004年01月20日(火) 泥縄のような書類集め

 今日だけの暖かさという、なんとなくポカポカした陽気。

 航空新聞で面接さえもしてもらえない、というメにあっているのでもう残された道は縁故しかなくなった? タイミングよくというか、嫁さんがパートで通ってる会社に欠員が出たというので検索をしてみる。…むう、という感じ。

 昨年の末にお願いしていた診断書であるが、ふつうは二週間もあれば完成するものらしい。とはいえ、年末年始を跨いでしまったので遅くなったらしく今月の7日に問い合わせをした時は「こちらからも先生に催促をしておきますので、また来週にでも電話をしてみてください」ということだったので問い合わせをしたのだが、まだだった。今回も同じように先生に催促しておくので、また来週にでも電話してね、ということになった。でも、それではマズイらしい。そもそも診断書が必要な理由ってのが子供の学童に関しての提出書類ということで、その締め切りが土曜なのだとか。…ゲッ!

 あそこの病院、直接先生に頼むことが出来ない(事務局が先生に話を通す)ことになっているのだが、「大きな病院だから話が伝わってないのかもよ」ということで嫁さんは強行手段に出ることにしたらしく、次回の外来は2月なのだが、急遽、先生に会いに行くことになった。まぁ、仮病ではなく、ダルイの続いてたから丁度いいかな。



2004年01月19日(月) いいなぁ、バブル景気

 朝から妙な天気。

 昼まで具合の回復を待って、歩きで職安に。何せ(先週の)木曜から自発的に外に出るという気分にならなかったので、これも一種のリハビリである。糀谷から大森まで、片道およそ1時間だった。別にたいそうなことはしていないのだが、自分的には立ち直りの一歩? 堺屋太一っぽく言うと『かすかな胎動を感じる』ってか?

 さすがに航空新聞は、もう募集していなかった。去年末にあったこの衝撃が一番、大きかったなぁ。終わったことであるが、正直、ここの会社だけはどんな人を採用したのかその基準が知りたい。…ど〜しても知りたい。

 隣の席のおじさんが「くそっ! なんでこんなに仕事がないんだよ。…バブルの頃はなぁ。(間があく)やってられないぜ」などと一人ほざいているが、そんな時代に足をヤブ医者にメタメタにされ、就職時期を逃がしバブルの恩恵を受けてない人間もいるのだ。独り言は、他人に聞かせようとしないでブツブツと呟いててくれ。頼むから。

 歩いた功績か、いつも靴やらシャツやらかさ張る荷物を背負いながらジムに通うことができないでいたのに、やっと施設の中に入ることができた。どれくらい振りになるんだろ? 初っ端なので体力測定をしたら、(当たり前だけど)明らかに評価が落ちていた。6段階の『3』である。前は4だったのに。まぁ、1や2でないから良しとするか。

 ちなみに前回ココに来たのは35歳の夏であった。一年半も通えなかったんだ。…あんなトラブルなければなぁ。それにしても、あれがきっかけで係員に自覚が出ればまだマシなのだが、結局、ここのスポーツクラブは店長を交代させて終わりにしやがった。いやあ、前の店長はそれなりに努力してたんだけどね。だもんでインストラクター、受付職員を含めて再発防止を考えてる人は今の店長の下では(たぶん)いない。それが残念。犠牲者がいるんだから体質の改善くらいしてもいいのに。

 自分のファイルがどこにあるのか分からない。それくらいに久しぶりだったのだが、まだ覚えてくれてたオバさんがいて声をかけてくれた。その人に誘われてインストラクターによるストレッチをやるが、スタジオの大きな鏡に映る自分の姿のなんと情けないことか。前は3日通わないと運動不足を感じてたのに、最近はどうにか月に一度だけ通うという具合だものなぁ。ここだけの話、NASの関係者は土下座しに来い!(腹を切れ! とまでは言わないから)



2004年01月18日(日) 本屋で倒れそうになりました

 子供と一緒に日曜朝の一連の番組を見終わって布団にへたり込む。相も変わらずこのままダルダル状態で一日が終わりそうだったが、午後に嫁さんと一緒に蒲田へ無理に行ってみたものの、途中で何度も貧血になる。…なんか一時退院をした時も、(同じ)蒲田の駅ビルで具合悪くなったんだよな、などとフト思い出す。

 ただ、あの時とあきらかに違うのは、『やる気』である。せっかく生き延びたんだから、何でもやってやる! という気持ちは確かに数年前には存在していたのだ。しかし本人のやる気は空回りとなって続き、現実の冷たさで再び変な病気になっているが、今回のソレは戦う気持ちからして湧いてこないんだから始末が悪い。…海でも行って叫んでみるか。



2004年01月17日(土) 男37歳にして四十肩…

 午前中にチラホラと雪。子供のスイミングの日であるが、正直、天気が悪いとしんどいなぁ。

 とはいえ、子供が楽しみにしているので仕方ないと思っていると「寒いから今日はプールに行かない」と言う。…本当は期待していた答えとはいえ、去年はバンバン雪が降ってても張り切って通っていたのに、と思うと少し残念。(自分は親の都合で)打ち込めるものがなかったから、自分の子供には好きなことはさせてあげようと思っていたのだが。なんか最近、ものぐさになってきてない?

 左の肩が痛い。(運動とか)何かをしてるわけでもないので40肩とかってに判明させる。…50肩だっけ? 人によって呼び方が違うような気がするんだけど、そんな歳なのか(と、嫁さんに言われて気がついた。今日は誕生日)。

 午後には曇り空になり、自転車で出かけることが出来るようになったので、子供のスイミングに行く。冷たい空気を吸い込んだら、なんかスッキリした。数日ぶりに外に出たような気がするのは気のせいではない。入院中は、あれほど思い続けていた外の世界というのに…。気持ちの病気というのは怖いものである。なんか明るい材料はないものだろうか。

 雪なので買い物にも行けないということだが、夕方、嫁さんがケーキの代わりに和菓子を買ってくれた。豆大福にロウソクは立たないが、気持ちだけでも誕生日ということで。



2004年01月16日(金) 宇多田じゃないけどヒッキー?

 こんだけダルイのが続くってことは風邪なのだろうか? まぁ、熱が出てないので違うんだろうけど何、か気になる症状である(結局、21日に病院に行くまで状態は続く)。

 やっぱ心因性のものだろうか、それならばと診療内科をネットで検索してみるものの、相変わらず病院に行くことが出来ない。外に出るのが怖いというか足が動かないのね。なんだろか、この気持ちは。

 とはいえ、昼を過ぎたらここ数日、少しは気分もマシになるのでそのタイミングで出かけようと思っていたのだが、嫁さんから「医者には行くの?」みたいな電話があり、急に気持ちが萎える。我ながら訳がわかならないが、意味なく落ち込む。…はぁ、来年の今ごろは笑っているといいのだが。(と、去年も書いていたかしら?)

 ここ数日、ほんとうに外に出てない。こういうのを引きこもりというのだろうか。…なんかメタメタである。



2004年01月15日(木) 勿体無いオバケが出る!

 午前中は相変わらずだが、夕方になってもテンションは上がらず。

 今日は『ハリウッド的殺人事件』というハリソン・フォード主演映画の試写会がある日なのだが、ピクリとも行く気にならない。いや、映画に興味がないわけではない。公開が近くテレビCMもやってるけど面白そうだもの。なんだろう新宿までが遠いというのではなく、場所が蒲田であっても多分、行けなかっただろう。



2004年01月14日(水) 心の風邪とはいうけれど…

 前々から嫁さんが心療内科をいくつか調べてくれていた。どこが近いのかとか電話までしてくれていたという。

 そんな中のひとつ、場所が雑色にあって比較的通いやすそう。朝から行くつもりでいたが、なかなか気持ちが動かない。やはり午前中は違う人である。とはいえ、このままではいけないので、遅くなったけど夕方に重過ぎる腰を上げて行ってみる。…が、行ってみれば小児科・内科・放射線科という表示にガッカリする。調べたって言ってたじゃん。健常者にはわからないだろうが、清水の舞台から飛びおりてこういうカウンター気味のオチが待ってると辛いものがある。

 なんか電車で帰るのも面倒なので寒い中、背中を丸めて雑色から糀谷までトボトボと歩く。冷たく強い風のせいなのか、なんか泣けてきた。

 部屋に戻ると子供が大好きな『NARUTO』を見ていた。今日は1時間のスペシャルということで一緒に見ようとワクワクしていたらしく、楽しそうに見ていたが、こっちの様子がおかしいと思ったのか画面を見ながらもチラチラと横目で見てくる。「父ちゃん、元気ないね」と言われても、ため息しか出ない。買ってきたビールをあおり、足りないから台所にあった(捨てるつもりだった)日本酒を飲んでも駄目。(酒屋に出て)焼酎まであおるがちっとも酔うことがなかった。…なんかいかんなぁ。



2004年01月13日(火) 天気予報なんてこんなもの

 朝方に雪といっていたが、降ってはいなかった。ただただ寒い朝。



2004年01月12日(月) 平山くん、アントラーズにお出でよ

 どうも実感がないけど成人の日で祝日。やはり成人の日というのは、15日にしといてもらいたい。まぁ、終わった人間には直接関係はないのだけれど。

 祝日ってことで、子供に自転車の練習を仰せつかっているが、午前中はバッタリと倒れる。ここン所、本当に午前中は体が動かない。なんとか午後は出発したんだけど、このダルダル病はなんとかならないだろうかしら。

 成人の日といえば、マスコミが報道するから調子に乗るのだろうが、今年も全国で祝賀会というのが大荒れになったらしい。わざわざ金を使ってやるような行事なのだろうか?

 ちなみに千葉では成人を呼んでディズニーランドで行事があったとか。
「ミッキーとミニーがお祝いしてくれたんですよぅ。本当に大人になってよかったぁ」…なんかよくわからない。

 そんな成人の日に、国立では高校サッカーの決勝が行われていた。もう、国見は強過ぎ。戦前、勝ち負けではなく興味は何点入るかだったが、まさか6点も入れるとは。後半には平山の連続ハットトリックしかなかったもん。だもんで、必死の平山封じには興奮した。ファインセーブの連続! って、その闘志を前半から出してればいい試合になったのでは? 観覧席には(国見の)OBという大久保がいて、生意気に観戦していた。どうでもいいが途中で大久保のコメントが入り「平山とは日本代表でコンビを組めたらいいなぁ」とか抜かしていたらしいが、平山の代表はアリだとしてもお前が代表にいるとは限らんではないか。間違いなく、今の大久保は日本代表のFWとしては中山(ジュビロ)よりも下だ!(世間が柳沢に厳しく大久保に甘いので、私は必要以上に大久保に厳しい)

 風邪の季節ということで、なんでも鳥インフルエンザで大量のニワトリが死んでしまったという。牛に続き、鳥である。牛は食わなきゃいいんだろうが、鳥のインフルエンザってのは、どこで変異して人間に猛威を振るうかわからないというところが怖い。渡り鳥が悪魔に見える、この季節。

 直接、成人式には関係ないのだが、鎌倉で遭難騒ぎがあった。なんでも集まったグループで『罰ゲーム』と称して15歳から21歳!の7人が、海岸にあった3隻の手漕ぎボートで海に出たという。海に浮かんでる間に気分がよくなったのか、「このままアメリカに行こう」と馬鹿が言い出し、オールもないのに板キレで漕ぎ出しはじめたとか…。奇跡的に波のない日だったので発見されたが、(助けに行かないで静観していた)地元の漁師によると「普段の日なら死んでたな。海、なめんじゃねえ」と。…確かに、気持ちはわかる。



2004年01月11日(日) いっそ知らなきゃよかった『本山福袋』

 ヨドバシにパソコンを見に行く。別に我が家の買い替えではなく、嫁さんの会社のパソコンの下見である。

 相変わらず、量販電気店の客足は多い。ここン所、CMで積極的に流れている『骨伝道型』の携帯というのがあった。…なんか怖くねえか? 普通に電話してるだけでも脳に近い部分に電磁波を当てているというのに、骨を振動させて(違うのかな?)音振動を伝えるなんて。

 鹿島のメール・マガジンでネット通販による選手福袋という知らせがあった。さすがに年末に買ったばかりなのではばかったのだが、なんとなく嫁さんに話をしたら「ちょうどよかった。大河と二人、誕生プレゼントを何にしようかと考えてた所なので、注文したら」といわれる。おぉ! 相談とはしてみるものだな。
本山、中田、小笠原、そしてなぜか柳沢の人気選手のグッズが入った福袋。まず誰にしようか迷ったが、本山に決定。メール・マガジンによると各選手、さらに1〜6(中田は9まで)数字があって、内容も違うという。

『只今、オンラインショップではHappy Boxを販売中! これは、数量限定で販売している福袋です。福袋なので中身は開けてのお楽しみ。お申し込み時に各商品番号でお選びいただけます。
 例えば中田パックだったら、中田パック1、中田パック2・・・といった感じです。
 在庫はこのパックごとにありますので1がなかったら2へ・・・と試してみてくださいね。また、1・2といった番号ごとに中身は異なりますので、お店でお選びいただく福袋同様、お客様の今年の運で"大当たり!"があるかも・・・。
 数量限定商品なので、お早めにお申し込みください。So-netオンラインショップは、代引き配送も受けていますので各自お支払方法はショッピングガイドをご覧下さい。
 なお、こちらの商品はWebカタログ通信販売、オフィシャルショップではお求めいただけませんので、ご注意ください。』

 さて、1〜6までで何にしようか悩むところだが、なんとなく嫁さんが『4』という。自分も同じ数字を考えていたので、早速申し込む。が、個数と金額が記入されてません、という表示になる。何度やっても同じ反応。

 ネット通販なんかしたことないので、しばらく悩んで他の番号を試してみたりすると、全部が売り切れになっていることが判明。メールで案内が来たばかりだというのに、即完売だったということだろうか。…諦めてたのが誕生日のプレゼントということで敗者復活をしたが、駄目だったか。こんな空騒ぎをするくらいなら、いっそ存在を知らない方がよかったなぁ。(平日のみ電話応対となっているので、嫁さんが「もしかして」があるかも知れないからというので電話をしてみたが、どうもメールマガジンの段階でもう売切れになっていた様子。…マジか? ぬか喜びさせるようなもん送ってくるなよなSo-netオンラインショップ!)



2004年01月10日(土) 神経質な浅い眠りを犬寝というらしい

 朝から嫁さんが歯医者、子供が内科と皮膚科。両者の時間がバッティングしてるので、しばらく子供の面倒を見ろといわれる。出かける用意に追われてる様子で朝からバタバタとしてる。病院に診察券を出しに行かなければいけない時間になったから、代わりに行ってやろうと思い説明を聞いてみると、嫁さんが説明をするごとに違うことを言うのでカチンとくる。そしたら時間がなくなる! と逆に嫁さんもキレてズカズカと自分で診察券を出しに行った。…不愉快な態度だな。

 診察を終えた子供と遊んでいると、嫁さんも帰宅。そのまま無言でコタツに入って寝続けてしまう。治療で麻酔を使ったらしいが、なぜにここまで寝れるのだというくらいに爆睡してる。寝るなら布団で寝ろと思うのだが、何かのあてつけのように人の目の前で不自然な体勢のまま寝続ける。子供は気遣うように無言で玩具で遊んでいる。…テレビの音だけがするだけで空気が重い。

 とはえいえ体調の悪い時に問答無用で睡眠をとれるのが、嫁さんの凄いとことである。この遺伝子は、ぜひとも子供が受け継いでてもらいたい。何せこちらは昨日、寝てないで眠いというのに横になっても眠れない、ツライのだ。とはいえ、今日は正月一発目の子供のスイミングがあるので飯を食わせて出かける。嫁さんは、飯も食えないのか寝続けている。よく「私は寝れば治る!」といっていたが、本当に凄いなぁ。これが自然治癒というものなのだろう。母は強い。

 ハツラツと泳ぐ子供の様子を見てる間は、眠くて仕方がなかった。廊下を水着で走る子供がいるからだろうか、必要以上に暖房が効いているのだ。でも寝れない。あぁ、なんか頭がボーッとしてきた。帰りの自転車は無事に帰宅できるのだろうか。フラフラしたら子供に叩いてもらおう。

 そんな悠長なことを考えてる場合ではなかった。今週は何かの口コミでもあったのか突如、競技人口が増えていたのだ。時間の経過とともにせまい通路は奥さんでいっぱいになる。更に次回の出番を待つ子供も加わり、場内は人でいっぱいになる。オバちゃんが何の意味もない話をガンガン四方八方でしているからだろうか、なんか息苦しい。えぇい、あんやら達は子供の泳ぐ姿を見にきたのか、話をしに来たのか。

 人ごみにいたせいで体調を崩す。次回はマスクを持っていかなければいけないな。



2004年01月09日(金) 航空工学科卒編集者は大勢いる?

 日本航空新聞社から不採用の通知。まぁ…恋愛と同じで縁がなかったものだと…思うしかないわな。

 この件に限ったことではないが、やはり一ヶ月、待たされて結果がこれであった。もう少し早く解釈してもらいたいものだ。今更であるが、なかなか航空科を卒業した編集者という存在はいないと思うのだが…。

 加えて今回は2名の募集だったというのでMAXの期待をしていたのだ。条件、これまでにないくらいに揃ってたんだけどね。急遽1名にしたとか不採用通知に書いてあるが、何かあったんだろか。ん? 1名を選んだってことは面接はしたんだなぁ。やはり面接さえもできなかったというのは、入院期間とか諸々の事情が影響してんだろうかしら。書類の段階でこれでは、もう縁故でない限り就職できないのか? 政治家みたいに偽るしかないのか。教えてくれ森善郎!

 『航空新聞社』…こういう(特殊な?)環境下で面接までもしてもらえないというのでは、もうジ・エンドである。これまで延々と待たされてきたのは、書類選考が長いだけだと好意的に思ってきたんだけど。…ふぅ。次に期待しよ。

 と、それなりに気持ちを取りつくろうとしたんだけど、職安に行くとまだ募集をしているじゃないの! 消し忘れなのか? そう願いたいが、なんか納得できないぞ、と。(募集が1名になっているので新しく募集してるのかも。…呪ってやる)

 スイッチ入ったのか、悶々といつまでも寝られないで深夜番組を見まくり。…なんか悔しいなぁ。



2004年01月08日(木) どう考えても20点!

 風の強い日。

 昨日、電話でバアさんが来ると伝えてきたので部屋で待つ。大嫌いな履歴書を書きながら待つ。…のだが、来ない。

 結局、3時頃にやっと来た。もらい物の干物を持参してきただけだった。取りに行った方が早かった。その足で職安にも行けたし。

 仕方ないので川崎に就職情報誌を取りに行く。なんか気持ちを紛らわせようとウロウロしていると、夜の混雑する商店街にイイ男が数名立っていた。お! 川崎のホストにもこういうのいるんだ、と思ったらニッカボッカ姿の作業員であった。11月に風俗情報誌のバイトをしてて現実を見てたのだから、そんな劇的に変化するわけないわな。(…そういえば郵便で会社に催促したのだが、結局何の振込みもない。期待はしてなかったが、やはりヤクザな会社だったのだ。入社を断って正解だったのか? くわばらくわばら)試しにソレモンの店近くまで行ってみると、相変わらず「お前、本当にその●でホストしてんのかよ」というのが人の迷惑考えず呼び込みをしている。新宿を100とするなら川崎は20(←おまけ)のままであった。…素人以下ってどういうことなんだか? 新宿に匹敵する堀の内を有しながらことホストの質になると●●●。不思議な場所だ川崎。

 子供が干物に感激した。店で売ってるのは顔を歪めて食べないんだけど、試しに食べてら美味いので、ぺロリと平らげたそうである。子供の舌は正直なものである。我々はその不自然な味に慣れてしまったのだが、やはり店で売ってる干物というのは天然のものとは違うのだなぁ。そういうものばかり味わっていると、それが当たり前になるのだ。川崎のホストのように…。



2004年01月07日(水) 敷居の高いスポーツクラブ?

 病院に診断書の電話を入れてみる。年末をはさんだとはいえ、注文してから二週間が経過しているので連絡を入れることになっていた。電話は事務所に回されて用件を伝えると、時期的に出来てるはずだが届いてないという。(遅いので事務局から)主治医に催促をしておくというが、余計なことはいないでおくれ。骨髄検査の時に麻酔の量を少なくされたらたまらないから。

 嫁さんは書式を指定しなかったが、本当によかったのだろうか? 病気になった、という事実だけでなく今もって外来に通ってるという一文くらいは必要だったんじゃないかな。何せ役所に提出する書類なんだから。書類は結局、13日に再度確認となった。

 正月から心機一転、ということで用意をしてジムに出かけたのだが、足が入り口で止まってしまう。用具を揃えて出発する、ということで微々たる前身はしたのだが、まだNAS大森での傷害事件?のトラウマは抜けきってないみたいである。ジムに入るのが怖いのだ。会費を払い続けてる客がこんだけ精神的被害を受けてるんだから、訴えてもいいのかもしれない。

 出かけてる間に、バアさんが来たらしい。嫁さんによると風呂場に米袋がドン!と置いてあったそうである。そりゃ驚くわな。何か用事があるので翌日、部屋にいろといわれる。



2004年01月06日(火) やっと怪傑ゾロリから開放されるんだ…

 昨日に続き、貧血気味なので午前中は様子見。

 今日から小寒ということで寒くなるということらしい。実際、それなりに寒かった。地球温暖化とはいえ、それなりに暦通りなのか。

 自転車の左ペダルを気にしながら職安へ。前回に続き、今日も座席が『1』番だった。なんかこういう偶然があると、何かを期待してワクワクするものである。でも募集件数が増えるというものではなかったが。

 ダルくて仕方なかったが、プールに行けた。今年こそは(毎日とはいわないけど)それなりに通えるような状態になりますように。

 川崎フロンターレに相馬の移籍が決まる。秋田も正式に名古屋の人間になった。その一方、黒崎が事実上の引退という報道も。…そうか、川崎になったか。J2からのスタートになるんだね。一番、近いチームに所属したのも縁というべきか。鹿島第一は変わらないものの、相馬フリークとしては最後まで追っかけなければなるまいて。今年は鹿島と川崎の二足のワラジかな。蘇れ! 左のスペシャリスト。

 図書館から『怪傑ゾロリ』の本が入荷したとの連絡が入る。これで出版されているシリーズ、全部になるのかな? 巻数あるんで最初はどうなるんだと思ったけど、驚異的なスピードで読みきった(無理やり読まされた?)ものである。それにしても、そんなに面白いのかねぇ。



2004年01月05日(月) 貧血! 高校サッカー

 しばらく使っていなかったが、ここ最近ちょくちょく使いはじめたアイスノンを一日頭に巻いている。またも頭痛ゾーンに突入してしまったんでしょかね。寒気はないから熱はないんだけど、なんか部屋がグリングリンしてる。

 昼になってもグリングリンは続く。ちょうど中継をしていたので高校サッカーを(2試合)見てしまう。自分は、鹿島アントラーズ>日本代表>世界のサッカー>高校サッカーという位置付けなので(アントラーズが一番!)、実は高校サッカー見るのはじめてなのであった。どこを応援してるわけでもないので漠然と見ていたが、途中で鹿児島実業の応援をはじめてから面白くなった。世間の市船フィーバーが嫌いだからかも知れないが。

 中継は番狂わせのように語ってるが、確かにロングパスだけの攻撃が(やっと)決まって同点にしたような展開であったものの、市船が破れる。…PKで。

 ってことは、(天皇杯で)横浜M相手に善戦した市船を破ったということで、鹿児島実業はマリノス並に強いのか? いや、きっとマリノスよりも強いかも。

 結局、夜まで貧血続きで何もできなかった。あぁ、なんか地球が逆回転してるみてぇ。

 子供が痒がるので今日も寝不足。無意識なのだろうがバリバリと凄い音をさせて皮膚をかきむしる。ひどくなる前に処置をさせたいので、どうしても子供に意識を集中してしまうから寝れない。乾燥の時期、早く終わらないだろうか。(まぁ、暑くなったらなったで汗で肌が荒れるんだけどね)



2004年01月04日(日) さすが全国参拝者数トップ3

 ここ数日、夜中に咳が出てタンがつまるのか、布団に吐いてしまう子供。乾燥してる日が続くので加湿器を使用しているのだが、どうしてもこの季節、苦しいおもいをしてしまう。アトピーで掻きむしったり、咳が続いたり、喉のアデノイドで呼吸が苦しかったり、なかなか受難が続いてる。しっかり寝てバッチリ成長してもらいたいものなのだが。…頑張れ。

 ということで、子供以上に半寝のままであるが、昨日の雪辱というわけで(本当に)自転車で川崎大師まで出かけることに。正月とはいえ、戦隊ものと仮面ライダーはレギュラー放送をしているので、見終わってから出発!

 天気は崩れていないものの、やたらに寒い。が、これが普通なのである。ここ数日は暖かい日が続き過ぎていた。1月というのに、夜になってシャツとトレーナー姿で過ごせるというのは、何かがおかしい。っていうか絶対に変。

 六郷の橋の上で、少し晴れ間が見えた。土手ではタコ上げをしてる子供がいっぱいいて、最後の正月を満喫しているようであった。さらに進むと人が押し寄せている川崎競馬場があったものの、大師が近づいてきても人の姿はあまりない。少しキツイが、自転車で来るのは正解だったか?

 とはいえ、駅に到着すると警察が交通整理をするくらいの渋滞に。仲見世は黒い人だかりであったが、一つ外れた商店街(ガラガラ…まるで天国と地獄)を通り抜け、なんなく大師横の公園に到着する。

 まず先にお参りを済ませ、子供を公園で遊ばせる。保育園を川崎に変更したナオちゃんと会うらしいので連絡がくるまで延々と遊ばせていると、昼近くになっていた。が、子供は飽きもしないで遊び続けていた。ターザンスロープが修復されていたのである。そりゃもう猿のように何度も何度も乗るので自分も乗ってみたくなり、一回だけ子供のいない時に乗ってみた。…面白かったが、さすがに子供用にセッティングされているので、尻が地面に擦れそうであったけど。(結局、子供に混じって長いローラー滑り台にも乗って遊んだ。…面白かった)

 駅でナオちゃんに合流する。自分とこの子供は毎日見てるから気がつかないけど、やはり滅多に会わない人ン家の子供の成長は早いと思う。昼になって人の数は増えてきたみたいな様子。人ごみに背を向けて自転車組は岐路につく。

 行きに確認したのだが、六郷の『尾道ラーメン』が営業をしていたので昼食をする。実は(家族で)自転車参拝にしたのは、ここに来る理由が大きかった。正月番組「どっちの料理ショー」で究極ともいえるカレーとラーメンの特番をやっていたのだが、あぁいうのを見ると食さずにはいられないわけで。家族揃って満足したのであった。



2004年01月03日(土) 正月早々、マルエツに騙され踊らされる

 まだ川崎大師に向かってないので家族で詣でに行こうと計画する。

 最初に川崎で降り、地下街をウロつく。昨日が初売りであるが、まだポツポツと福袋が残っているのである。体調悪くて好きな店の服を見られなかった嫁さんに、選んでもらう。その間、子供と一緒にさいか屋の屋上へ。つくづく屋上の好きな親子である。で、どこにもあるのだが、ここにもムシキングがあって独占してる親子がいた。…いくら使ってんだろ。

 嫁さんが合流し、さぁ川崎大師へと思ったのだが大師線の混雑は正月三日目とはいえ、尋常ではなかった。昨日、正月早々、極力諦めることはしたくないと思ったが、嫁さんと二人ならまだしも子供同伴となるとこの人手は異常である。ってことで断念して帰る。

 途中、駅伝の影響で足止めをくらう。第一京浜は、思いっきり羽田線が横切っているので、駅伝優先で出発時刻が変更になるのだ。…駅伝に興味のない人間には、はなはだ迷惑な処置である。確か以前は踏み切りが閉まってる時には選手がその場で足止めされていたというが…(見たことないけど)全国中継に配慮してんだろうか。お客を優先しろ! 京浜急行! 今、工事中だが早い所、京浜急行は高架工事を終了してくれないだろうか。これがサッカーのパレードとかで止まるのならプリーズなのだが。まぁ、そういう時は電車内になどいないで街道に並んでるだろうけど。

 ダルダル病で横になっていたが、夕方にマルエツへ出かける。買い物というよりも、DVDの受け取りである。重いだろうから手伝い。身分証明できるものを用意して、体はダルイが気分はウキウキで出かける。軽く買い物をして嫁さんは事務局へ。すぐに持参してくるものと思ったが、待たされる。何か若い姉ちゃんじゃ分からないのか、担当が来るまで待たされる。…まぁ、物がモノだけに品物の受け渡しには慎重なのだろう。しかし、なんか変だぞ。

 待ち続けていると、嫁さんがこっちに近寄ってきて「ひょっとしたら、ひょっとするかも」と告げる。あ?

 このひょっとしたらというのは、これがミカンを購入して応募するイベントで、一等(一名)がDVDデッキ。まさかマルエツから直接電話があって、本人、そして身分証明出来るもの持参という用件を伝えてきたので間違いはないと思ったものの、冗談で「DVDといってもキャラクターのミカンちゃんのDVD(ソフト)だったりね」などと言っていたのである。…まさかミカンちゃんのDVDなのか?

 待ち続けていると、責任者らしき男が現われしきりに嫁さんに何かを説明している。で、嫁さんは紙きれもらっただけで戻ってきた。ん? 引換券か。

 「DVDじゃなかった」…なんだと?

 なんでも一等のDVDは当選者がもう引き取りに来ていて、嫁さんが受け取ったのはマルエツでのみ使用可能なマルエツ商品券(2000円ぶん)だという。どこの量販店に行けば2000円でDVDが買えるのか? あ、ソフトなら買えるか。って、どうなってんの?

 手違いではないらしい(マルエツの店員は謝ってないから)、最初っから嫁さんが当選していたのはこの商品券なのだとか(本当か?)。そんならあの電話は何だったのか。商品券ごときで(身分証持参で)本人をわざわざ呼び出すのか、マルエツは! 素直に間違ったのなら電話で「ごめんね」といえばいいものを。マルエツは! てっきり慰謝料?としての商品券かと思ったが…。違ったのねマルエツ! 正月早々というのにマルエツは! 喜ばしといて落とすなマルエツ! 年末から品物の値段意味なく高いぞマルエツ! 

 担当者から事情を問いただそうと思ったが、「こっちは住所も電話番号も向こう(マルエツ)に知られてるんだから、止めてよね」という嫁さんの言葉に思いとどまる。素直に商品券を喜べばいいものだが、なんかマルエツの出来レースみたいなので納得できないなぁ。絵画コンクールとかでも、地元の著名人の子供が意味もなく選ばれてると頭にくるタイプなもので、釈然としない。そもそも商品券が当選したとは言われず、DVDが当選したって電話してきたんだからマルエツのミスなんだけどなぁ。嫁さん、人が良すぎるんでないかい?

 …こんなことなら(販売促進用の)ミカンちゃんのDVDでもいいから欲しかったな(本気か?)。



2004年01月02日(金) 酒は高けりゃ美味いというものではない

 やっとのことで吉井怜のビデオを見る。グラビアアイドルの水着のビデオではなく、ドラマである。子供も一緒になって見ている。父ちゃんと同じ病気だよ、というので興味がわいたのだろうか。自分は途中で何度かダルくて横になってしまったが、番組終了後、子供が妙にベタベタとまとわりついてきた。

 そんな子供がお年玉を使ってブロックが欲しいといいだした。親からしてみれば同じようなブロック(のロボット)なのだが、「ど〜しても」欲しいのだという。まぁ、お年玉なんだから好きに使っていいのだが。後悔しないのなら、自主性に任せまひょ。

 ってことで蒲田のおもちゃ屋を物色する。新製品ではないものの、何故か欲しがってる色がない。

 JRで川崎まで足をのばしてみる。量販カメラ屋もあるし、デパートの数もあるから何とかなると思ったのだが、何故かない…。

 こうなれば意地、というわけではないが我々が外に出てれば嫁さんもゆっくり出来るし、上野まで…は遠いので横浜に向かうことにした。正月早々、諦めるということは極力したくなかったもので。

 京浜東北線なら楽々と思われたのだが、関内付近で「車両用電線にタコが引っかかりましたので」ダイヤが乱れる。…どこのアホだ? いくら神奈川とはいえ、横浜あたりでタコ上げなんかするなっての。六郷土手まで出ればいくらでも出来るではないか。デンコちゃんに怒られるからね。

 タコの事故のお陰で上りも下りも大混乱してしまい、加えて参拝客も多く駅はごった返していた。…人酔いしそうである。とにかく子供の手だけは離さないようにしないと。

 高島屋でやっとこ目当てのロボットの、欲しかった色をみつける。周りに人がいっぱいいたが、おかまい無しに喚起の声をあげるわが息子。いいぞ、嬉しい時は素直に感情を出しても。なんかね、ゲームセンターとかでムシキングをやってる子供を見てて、(欲しいカードが出て)嬉しいんだけどニコリともしない子供ばかりなので心配していたのだが、うちの子供は心配なさそうである。そんだけ喜んでくれるのなら、ここまで来た甲斐はあったというものである。が、お互いに歩き続けてヘトヘトである。蒲田で手に入るものだろうと思ったから、自転車なので帰りを考えるとへたりそうだが、頑張りましょう。

 (クリスマスの博打で手に入れた)『上善如水』という日本酒がある。せっかくのものなので正月に飲もうと我慢してきた代物なのだが、どこが水のようにスイスイ飲める上品な酒なんだろか? 香りも昨日の電車に漂うゲ●のような匂いだったし…。これって醸造用アルコールの匂いだよな。ワインもそうだが、「いい代物」という先入観に騙されてはいけない。駄目なのはダメなの。頭にきたので嫁さんに料理用として使えと差し出す。こんなもの、黄桜と同じである。(日本酒は、物産展とかでまっとうな製造してる二級酒を探すのが楽しい)

 夕方、嫁さんにマルエツからDVD当選の電話が入る。なんでもミカンの懸賞に応募してたのが当選したのだとか。凄ぇな。翌日以降、本人と証明できるものを持参でということらしい。これでナウシカやら(アントラーズの福袋に入っていた)長谷川のDVDがテレビ画面で見られるってものである。正月早々、目出度えなぁ。(翌日、あんな結果になるとは…)

 人ごみをウロついたからか、それとも『出来の悪い』酒にあたったのか、夜は8時に寝込む。ハッキリ症状は出ないけど、ここ最近、風邪でもひいてたんだろうか。抵抗力ないからなぁ。



2004年01月01日(木) 一人で9つ(福袋を)持ってる強者を見た!

 早起きして寒い中、(毎年恒例の)池袋に福袋を買いに行く。夫婦で出かける予定であったが、直前になって嫁さんが体調不良でお休み。正月の朝からお茶漬けをかきこんで出撃。いつもダルくて倒れているが、やる時はやるぜ。…何せ成長期の衣服がかかっているのだから。

 品川で山手線に乗ると、ゲロ車両になっていた。大晦日列車ということで、調子に乗った奴が車内でリバースしてしまったのだが、どこにいても匂う。…池袋までは、こんなに長かったのか?という苦痛を味わう。

 さすがに雪の中を並んだ時よりも楽ではあるが、寒風の吹く駐車場で一人時間を潰すのは厳しい。いやいや、これも子供のため。風邪だけ気をつけ、マスク姿の怪しい格好で男一人、子供服の列に並び続ける。

 去年よりも早い時間だったので、『メゾピアノ』や『ベイビー・ブルー』の福袋にも間に合う。が、うちの子供は男の子なのであった。

 お目当ての男の子130センチを買ってミッションは終了、というわけだがダメ元で嫁さんの福袋も買ってみようと思う。持参させられた携帯で嫁さんが目をつけていた店の名前を聞き出す。で、2階の婦人服売り場まで降りるのだが、なんだこの人手は! 化粧品臭い店内をアベックでもない男一人、キョロキョロしながらウロつくのは、怪し過ぎる。しかし、自分はアントラーズの福袋(へへへ)、子供にも服の福袋、稼ぎ頭の嫁さんだけ何もないのは可愛そうなので必死に探すが、すでに売り切れ。残ってる福袋を吟味して?恥ずかしながら購入したころには、汗だくでヘトヘトになっていた。福袋でこの騒ぎなのだから、バーゲンなどに参加したら倒れるかもしれない。女は…凄い。

 戻り、嫁さんに品定めをしてもらったらOKをもらう。数年前は、使い物にならない店のものを購入してきてトホホな結果になったので、よかったよかった。何せ嫁さんのサイズも知らない人間なので、店の趣味までわからんのよ。

 子供の服は、靴下やらシャツやらバランスがよくて小学校を控えて助かった、とのこと。ふう、正月の仕事は無事に終わったぜぃ。


 昼過ぎまで倒れてて、せっかくなので実家に子供と顔を出すことに。一応、事前に電話をしてみれば、これからジイさんとバアさんは会社に行くという。それなら仕方ないと思ったが、孫が来るというのでバアさんが「私だけすぐに戻るよ」と言い出す。は? 会社にジイさん置いてくるつもりか?

 …冗談だと思ったが、本当だった。ジイさんが帰る時は、向かいに行くのかと聞いたら「車使って自分で帰ってくるでしょ」だと。絶対に酒が入ってんだから無理はしない方がいいと思うのだが。正月早々、病院通いにならないように祈る。…今年もこのパターンなのだろうか。


 < 過去  INDEX  未来 >


孫悟空 [HOMEPAGE]

My追加