2003年08月31日(日) |
手の届く距離のお隣さん… |
休日恒例、夫婦そろって午前中はダウン。こっちは相変わらずだが、嫁さんも疲れているのね。そして子供は一人で淡々と遊ぶ。…けな気だ。
で、午後からは子供の相手をしてやろうということになったのだが、もう夏も最後だからとプールをねだられる。確かに天気はいいものの、風があるので断念。水から出た時にはかなり冷えそうだもの。
ならばと駅ビルの屋上へ。風は強いのだが、ゴムハウスに入るとたまらない暑さ。子供が一緒に入れというので、久しぶりに中に入ると体力が落ちてるからもう跳ねることもできない。なんか立ってるだけで精一杯という感じ。こんな場所で10分も平気でピョンピョンしてる子供と、今後、どう相手をしていこうかしら。
ムシキング選手権をやっていた。カードをたくさん持ってる子供が、目の色をかえてゲームをしている。…何も夏休みの最終日にやらないでもいいだろうに。しかもこのゲーム、画面が小さいから係員の実況が意味不明だと何をやってるのか分かりゃしない。打ち合わせくらいしとけよな、と。
アパートの後ろに並ぶ9棟の同じ家(木造三階)にボチボチと人が入っている気配。左から4つ目までは人が入ってしまったみたい。このペースだともうボチボチ、部屋の対面にある家にも人が来る。こんな真向かいの家に人が来るのではなんか覗かれてるみたいで嫌だなぁ。こちとら夏場はクーラー使わないで乗り切ってんだから窓を開けられなくなるとツライ。入居者いなきゃいいのに。
子供と一緒にクワガタを還しにいく。近くの公園では緑が少ないので、平和島まで虫かご持って自転車で。さすがに曇りだし、8月の最後の方ということで公園にいるのは下手な釣りする年寄りばかり。よい子はみんな宿題してるのだろう。
できるだけ大きな木をみつけ、餌として与えていた蜜をいっぱいかけてやる。子供が手でクワガタをつかみ、木にとまらせてやった。最初のころは、見るのも遠巻きだったけど、手で持てるまでになったんだよなぁ。しかし、観察もして満足したのか、自然に還すことにしたらしい。かなり樹木が多いので、仲間がいるといいのだが。
少し先にあるゲームセンターに行くと、ともき君と会う。上の映画館で『555』を観ていたんだとか。お互い、スイミングがない日にこんな場所で会うとはね。しばらくゲームセンター内で過ごす。
道を戻ってクワガタの確認をしてみたら、もう姿はなかった。蜜のある所にいつまでもいたら、高さが子供の視線なので誰かに見つかってしまうと心配していたのだが、高い場所まで行ってくれたみたいである。よかった。
通り道なので実家に顔を出してみる。何故か『家出のドリッピィ』の教材があるので持っていけといわれる。例のごとく会社がいらなくなったから引き取ってきたのだろう。…自分で分からないゴミなんか持ってくるなよ。なんど腐った品物を持ち帰ってんだか。とはいえ、今回は英語教材。新聞や雑誌で見たことあるので興味があったので素直にもらう。(しかし、テープは別物で教材も欠損だった。…やっぱゴミをもらってきたな)
「それと、これも持っていくかい」 バアさんがそういって絵本を三冊ばかり取り出した。真新しい絵本。買ったのだろうか。会社にこんなの見る年齢の子はいないので、バアさんが購入したのかも知れない。 「いらないんならいいんだよ、捨てるから」 クワガタを持ってきた時と同じセリフである(ふつうの人はクワガタを捨てるとはいわないだろうが、この人は平気で言う)。子供の様子を見ながらも、イライラしてすでにカンシャクをおこしかけている。せっかく買ったんなら捨てるこたぁないだろうに。孫のためを思うのなら、普通に接してほしい。怒りっぽい人だ。
なんか8月はスイミングが休みまくり。土曜の午後なので児童館に行ってみる。前と同じように先生が覚えててくれて、子供の成長に驚いてた。そういえばスイミングに入る前は頻繁に来てたんだよなぁ。
漫画に見入る子供達ばかりであるが、図書館で本を読むことに。そりゃもう手当たり次第に読まされる。大量にあるので違うのを読めばいいのに、なんか同じ本を読まされる。
『火垂の墓』があったので、読んでやることに。読みながらも涙が出てきてしまった。子供は複雑な顔をしている。ね、こんなハードなの夜にテレビで見たら大変なことになったでしょ。かなりくるものがあったのか、しばらくおとなしくなる。
「もう本はいいや」このままではいかんと思ったので、漫画を読んでやることに。先週、ビデオを借りた『ワンピース』があったので読んでやる。最初は沈んでいたが、ルフィ君の傷の理由とシャンクスとの仲がわかると続きを要求される。…が、もういい時間になっているので引き上げる。
サッカーは相変わらずテレビ中継がない。鹿島は1−0とホームで勝利したが、新参者を相手にしてこれではいけない。TotoやサポーターのHPでは、大量得点での勝利は当たり前だったのに…。しかも中田が膝を大怪我! 踏んだり蹴ったりである。前節は秋田が信じられないようなパスミスをしてのドロー、そして今回は…。大分戦は呪われているのか?
朝は子供の大好きな釜飯であるが、空腹を我慢できなかったのかバナナを先に食ってしまい、釜飯が食えなくなる。ちょっとサッちゃんみたい。そんな子供を横目にして朝飯を食っていると、ジロリとにらまれた。
面接をしたアドから17時近くに電話。昨日のやり取りで、あまり行く気はなかったので留守電のままにしといたら、向こうの用件は断りの電話だった。あらら。
取材先が多岐、手書きの割付もできる、唯一パソコンが使える、(手書きなので)印刷屋は前に行ってた会社と同じ…正直断られるにしても理由がわからない。やはり履歴書の内容だろうか。即時面接をしてくれるような会社、しかもあの程度のところでも断られるようでは、もうどこにも就職できる気がしない。履歴書の書面ばっか気にしないで、せっかく面接するなら今の俺を見ておくれ。バカ正直にやってないで世間でやってるように履歴書の詐称をするしかないんだろうか?
結局、物産新聞からは連絡なし。職安では確かに「今週中に電話連絡をして、来週に面接」といっていたんだけど…。今週中だから、明日も入るのだろうか。なんて適当な会社なんだろう。
2003年08月28日(木) |
今時ワープロで物書きの仕事というのも… |
面接の日に限って蒸し暑い。神田に降りるのは久しぶりである。
俺が描くよりも下手な地図だけが便りだったので、30分以上も探しまくる。…早めに出といて正解だった。飲食店に挟まれたビルの4階は、狭くってきたない。エレベータの感じからして昭和30年代? アド・バンクセンターは生協唯一のオピニオンリーダー紙、というのでもう少し小奇麗な場所を想像したんだけど。
巨大なUFOみたいなクーラーが天井に備え付けられた事務所は、埃っぽかった。あちこちに新聞が置かれた光景は、新宿の京英ビルを思い出させる。ある意味、懐かしいかな。入り口からすぐの灰で汚れたテーブルにはワープロ!!!!!と履歴書が無造作に置かれてあった。今日は俺で何人目の面接だか知らないが、こんな扱いってのはいただけない。たぶん、エレベータですれ違った人のなんだろうが小声で「なんだこの会社」といってたのが気になる。
で、まさかと思ったが、そこで面接となった。前日の電話と同じように、目の前の人は一方的にまくしたてる。同じことを何度も。「そういえば君は編集の経験あるのかね」って、業界新聞経験者ってのが応募条件じゃなかったのかな。とにかく耐えて話を全部、聞く。仕事の内容ではなく会社自慢だった。…なんだこの会社(っていうかコイツ)。
仕事内容は業界新聞なので手馴れたもの。問題はコンピュータが一つもないことか。見事にワープロ出向で、割付も手書き…。昭和がここには生きている。
何か大田区の催しがあるとかで、産業振興会館に買い物。人は多いが仕事ができない連中ばかりがたむろしている。いわゆる天下り先の箱物である。絶対に必要がないような部署がいくつもあり、困惑する。なんでこうも同じような部署を恥ずかしい気もなしに掲げられるんだろか。しかも船頭が多いだけに用件がストレートにいかない。…東京都の職員は半分でも多い!
職安に向かう前だというのにキレそうになる。これからまた、無駄な職員の多くいる場所へ行くのか…。
もう一ヶ月も放置されている『全国観光と物産新聞』について、職安側から逆に質問される。何の連絡もないと告げたらため息をしながら電話をしてくれた。すると代表取締役なる人物が「その方なら送られた書類を選考して面接をする可能性のある人として残っている。だから今週中に電話連絡をして、来週に面接の予定」だとか。催促されたら動きだすって蕎麦屋かい?
めずらしく編集仕事で即面接があった。コピーが「生協唯一のオピニオンリーダー紙」だとか。その場で電話に出ろと言われたので出たら「編集の経験はあるのかい? あ?」とまくしたてられた。前職がそうだと話すのと同時に「どうなの? 割付は、あ?」だと。人の話を聞く気がないのかコイツ。どんな面接になるか知らんけど。第一印象は声だけだが最悪な部類だ。日々、こんな人と仕事をするとなったら、さぞ疲れることだろう。
昨日の診察のせいにするのもなんだが、何もする気にならない一日になる。 残暑が戻ってきて出かければ色々あるんだろうけど、体が動かない。 もう布団をかたすのも嫌になっている。
心療内科の日。前日に国立でサッカー見たのでかなりいい精神状態になっていたのだが、医者に行ってなんとなく壊れてしまう。…ダメじゃん。
こちらは時間前に到着していたのだが、他の患者さんがカウンセリングだか何だかでやたら時間を食う。…しかも二人。予約時間を過ぎ、他にも患者さんがやってきて、待合はピリピリした雰囲気になる。嫌だなぁ。
やっと呼ばれたと思ったら、ロクな会話もなしに「それでどうですか」と。一ヶ月振りんだし何を堺にどうなんだろうか。かなり悩む。そりゃココへ来ることを意識した頃みたいに深くはならないが、相変わらず向上する意欲がない。それとも効果がある人は劇的に変化するんだろうか。
そんなようなことを話したら、薬の量が倍になった。なんか来院するごとに薬の量だけ増えていくような気がする。これでいいのかな。そもそも依存とかしないのかな。こっちも相談したいことは多々あるのだが、私ゃカウンセリングはいらないのだろうかしら。それとも別料金なのかな。
国立でサッカー観戦。自由席だが、親子で行くはじめての鹿島戦である。
試合が19時にキックオフということで、いつもと同じ日曜を過ごしつつ夕方に風呂に入っておき、少し早めの夕食をとる。で、お揃いのユニフォームを着たり持参したりして出発!
とにかく蒸し暑い一日で、夕方から夜になっても暑さは変わらなかった。夕方に風呂に入って体が温かまったからか?電車に乗ると子供が寝てしまった。乗り換えを繰り返し、駅から国立競技場まで抱っこする。試合をする選手のように汗だくになってしまった。競技場が近くなると観戦者も車内に多くなり、サイン入りユニフォームに注目が集まった(らしい。嫁談)。ふふふ、この夏、苦労して手にいれた中田浩二のサインをとくと見よ。ちなみに嫁さんは本山で、子供は秋田だぁ。
手荷物検査をすませて、鹿島側応援席へ。さすが主催側ということで、ヴェルディには応援の旗がくだられていた。中には緑の旗を手にしながら、鹿島側に来ている不届き者もいたが、試合中に振ったら容赦しないぞ、と。鹿島側入り口でゲートを設けてたのに…。サッカーは野球とは違うのだぞ! 緑の旗を振りたいのなら、ハゲタカ側に行け! アントラーズ側とちがってガラガラなんだし。
適当な席を確保して、子供を下ろしたら目を覚ました。…起きるなら、もう少し早く目覚めろよな。Gパンまで汗でビショビショになるくらい!に汗を流す。なんだ、この暑さは?
去年、同じカードに来た時はもっと余裕があったと思うが、今年は試合前になると(自由席は)いっぱいになった。いざ試合開始。すぐ横にいる鹿島サポーターの応援にあわせて子供もライブを楽しむ(まぁ、後半は飽きて帰るといってたけど)。 試合は残念ながら引き分けになってしまった。アゥエ―だから上出来、というわけにはいかない。相手は前半にエムボマの引っ込んだヴェルディなのだから…。(後日、サッカー誌を見れば、鹿島相手に引き分けに持ち込んだヴェルディが勝ったかの報道をされていた)
4万近い選手の移動を考えて、終了を待たずに席を立つ。今のFWでは終了間際の得点が期待できないだろう、などと自分で自分を慰めながら家路を目指す。夜の遅くまで付き合ってくれた嫁さんと、子供には感謝をしなければ。
帰りは地下鉄の駅が近くなので、大江戸線。嫁さんにとっては感慨深いものがある。白血病で入院中は、毎日のように仕事帰りに大江戸線で見舞いに来てくれていたのだ。「よく続けられたよね」という言葉には、重みがあった。自分的には一時退院と退院で数回、病院から地下鉄を利用しただけだが、やはり当時のことは容易に思い出すことが出来る。白血病から家族で勝ち取った退院なのに、いつまでも鬱だ鬱だといってる場合ではないな、と思った。
2003年08月23日(土) |
役所的プール(今年初) |
天候のよい土曜日、ということで「今年、まだ一度も水着になってない」という嫁さんとプールに。確かに、このままでは家族で水に浸からない夏になってしまう。
9時半に開場なのだが、その30分ほど前に到着しても長い列が。考えることなどみんな一緒なのだなぁ。入り口近くに並んでる人なんて敷物をしいて待っている。…そこまでしないでも。
最初は順調だった流れるプールであるが、徐々に混雑してくるともう身動きがとれなくなってくる。子供は隙があればバタ足をかますのだが、ばか者!隙があるんじゃなくて、作ってるんだよ。バタ足して人に蹴りを入れたまま逃げてくな。そんなに泳ぎたいのなら、隣の児童用プールに行かんかい!
嫌がる子供を説得して滑り台へ。身長は足りているのだが、小学生でなければダメだったらしい…知らんかった。せっかく並んでいたのに、上で係員に質問されて正直に「来年小学校」と応えてしまい、階段を下りる子供がいたのだ。引導渡すなら入り口で渡せよな。係員余ってんだからさ。(区営プールなので)役所的対応に腹がたつ。親が一緒ならOKかとも思い、並び続ける。
間抜けそうな係員が相手なので「小さい小学生です」といったら大丈夫だった。そもそも小学生からという区切りがわからん! 次が順番、というところまで来て休息になり、日差しは暑いが風が冷たい高所で10分間の休憩になる。今年はバイトしてても客が少ないから暇だったんじゃないの、と暇なので話を向けてみたら「いえ、あの。今日みたいにいっぱいでした」と。本当に?気温低くて入園取りやめとかなかったのと聞けば「あの、上の人にそう言えっていわれてるもんで」と。余剰人員はいないのだ! 役所的だこと。
休息の間、係員が変更になる。なんかシッカリしたのに交代したので、子供に直接「ぼく、いくつ」と聞いてきた。やばい。ここまで並んでて降りるのかよ。と思ったら、子供は遠くの方を向いて係員を無視してた。えらい!
怖がってたくせに一回滑ると平気になったのか、すぐに滑り台の列に並ぶ子供。今度は嫁さんと並んでもらい、その間に50mプールへ。そういえばジムから遠のいているなぁ、などと思いながら泳いでみれば、なんと50mを泳げなくなっている。これはショックだった。鬱になってウジウジと閉じこもってる間に、何もできなくなっている。困った。退院したての頃みたいな体力の落ちてるのとは違う。筋肉とやる気だけがなくなって、脂肪だけが体についている。やばい。
子供と(一応)流れるプールで漂っていると、唇が紫になっているのに気がつく。コイツ潜りすぎ、ハシャギすぎ。腹も減ったというのですぐに施設を出る。 そして飯を食い、しばらく休息したら午後にはスイミング。いつものごとく、ここでも泳ぎ、潜っている。若い!
なんか集まってる父兄の側が騒がしい。どうやら高校野球が終ったらしいが興味がないので、どこが優勝しても関係ない。やっと終ってくれたという感じがする。
2003年08月22日(金) |
かなりハードな『火垂の墓』 |
夏が戻ってきたような暑い日になる。部屋に無造作に脱ぎ捨てられたままのパーカーに呆れる。少し前までは、これを羽織っていなければ寒くて震えていたのである。地球が怒ってる。
PCの調子が悪いので、試しにデフラグをしてみたら都合3時間もかかった。 外に出るのだが何も出来ない。極端に無気力で、とにかくダメ。プール帰りの人を恨めしそうに眺めてしまう。誰でもいいから仕事くれ。
夏の時期ということか、『火垂の墓』がテレビである。CMでそれを知っている子供は見させてくれという。が、あれだけハードなものをアニメというだけで見たがってる子供が、寝る前に見たらどうなるか。ガンダムは戦争だと認識してるらしいけど、ニュースとかでも武器によって人がどうなるか、戦争によって勝っても負けてもどうなるかというのを知ってはもらいたいのだがタイミングが悪いって。ビデオで残しとくから、日を改めてと説得して寝てもらうことに。大人だって気分が沈むんだからね。
まぁ、戦争を知らない(体験したことのない)自分も、小学生のころは『はだしのゲン』で衝撃を受けたわけで。見ればもう少しいろいろなこと、たとえば勿体無いということに感心をもってくれるかも知れないから、いつかは見せるんだけど。さすがに小学校前は早いよなぁ。
昨夜、喘息がひどかったので筋肉痛になる。ずい分と早い時期の咳き込みであるが、今からこれでは冬の本番になったらどうなるんだろ。改めて、咳が全身運動だとわかった。
ジャイアンツの川相がついに犠打の世界記録とか。そんなの取り上げないで、今日のスポーツはサッカーでいいじゃないの。ジーコ国内初勝利で。そもそも何なんだよ、犠打の世界記録更新って目出度いのか? 王貞治のインチキ本塁打記録や、衣笠のチームメイトに迷惑かけた連続試合出場記録に並ぶ愚かな記録だと思わないのかしら。王と衣笠は国民栄誉賞(←おかしいって!)をもらっているが、川相も…。他人の犠牲になるのが日本人的ということで…。まさか…。まぁ、小泉だから大丈夫かな。森善郎だったらわからなかったけど。
メジャーでは年々、減ってきてるという犠打。話題がないもんだから、長くこの記録を取り上げてきた日本テレビって一体…。もうしばらくしたら、タイガースの試合を放送してたりして。
本山のHP主催者から、例の一日店長の画像をもらう。ありがたや。残念なのは、おじさんが邪魔をしてること。このおじさんというのは、写真を失敗したおじさん。…つくづく、人の邪魔をしてくれたわけね。呪うぞ!
2003年08月20日(水) |
ジーコ国内戦、初勝利 |
久しぶりに晴れまを見る。本当に雨の多い、寒い日が続いた。こんな年は特別なのか、これから毎年こんな気候になるのか。
で、晴れたと思ったら蒸し暑い。まだ夏真っ盛りだから当然といえば当然なんだけど、厳しいなぁ。
寒い日が続いたせいか、喘息の出るのがはやい。しつこいけど、夏だぜ。電車や他の場所で夏のはじめのクーラーの始動時に咳が出ることはあるが、明確な喘息というのは早いよなぁ。植物みたいにもう季節は秋だと思って喘息出たのかな。とにかく咳の連発で汗をかく。…死ぬかも。
子供が大好きなアニメ『NARUTO』があるが、「ビデオで明日見るからいいよ」とテレビを譲ってくれたナイジェリア戦。ジーコが日本国内で初勝利。
2得点を決めた高原もそうだけど、特筆すべきは久しぶりに見る柳沢。海外行くと違ってくるのね。横にゴールに近い選手がいるというのに、自分で強引に決めに行く姿勢を何年ぶりに見たことか…。(決められなかったのはご愛嬌)
動き出しがいいので、何本もフリーキックを演出していた。それだけ警戒されているのだぞ。なんかいい感じだ。
あとはゴールを決めるだけだね。
2003年08月19日(火) |
とりあえず屋根は応急処置のみ |
朝、瓦屋がくる。昨日は天気が悪かったので、今日になったというのだが、まだ小雨がありそうなので午前中は様子を見ると。ただ、屋根にのぼって様子だけは見ておいたらしい。
この機会にどこまでするのか聞いてみたが、別に中に入って何をするというものではないらしい。いいのか? あっちもこっちも天井に雨漏りしてんのにぃ。今回の雨漏りなんて天井が白いカビやら黒いカビだらけになってんだぞ。ってことは、裏側なんかカビだらけでないのか。 「穴をふさいで、乾けば大丈夫ですよ」もう、人事だと思ってからに。
とりあえず、夕方に応急処置に徹したらしい。
ネットでいつも使ってる掲示板が一時封鎖される。メンテナンスらしいけど、何の告知もないでいきなり使えないくなるとビビルものである。無料なので文句をいうつもりはないけどね。
10時までなかなか寝れない子供。ここ数日、添い寝をし続けている気がするんだけど。このまま、父親の添い寝がなければ寝られない子になったらどうしよう。まぁ、隣に横になってしばらくすればスース―と眠ってくれるからいんだけど。
2003年08月18日(月) |
一番の無駄は職員の数? |
盆休み明けの職安は、相変わらずの混雑だった。
検索画面の上に「込み合ってる場合はお一人60分程度で〜」という文字が表示されるのだが、その文字があからさまに大きくなっている。何もそこまでという感じがするのだが…。どうも回りを気にする小市民としては、こういうことをされると気になって仕方がない。落ち着いて検索できるかい!
盆休みの疲れなのか、それとも心地よいのか、昼寝をしてるおじさんがいつもより多い。受付の暇そうにしてる係員は注意しろ。と思っていたら印刷する用紙の補給で近くに来たので注意くらいはするだろうと思ったら、不自然に顔をそむけて戻ってしまった。顔をそむけていれば、「あ、気がつきませんでした」とでも言い訳ができるとでも思っているんだろうか。係員がきちんと整理をすれば、混雑も解消されるはずなのに。画面をいくらいじくっても寝てる奴は見てないんだから無駄無駄無駄。
郵便物に期待をしたのだが、前に職安で紹介を受けた会社からは電話連絡さえもない。
…盆休み中だからな、というよりは「またかよ」といった感じがする。
2003年08月17日(日) |
いっぽんでもニンジン |
子供と一緒に数の数え方に一日をついやすことになる。
紙は…1まい。 えんぴつは…1ほん。 本は…1さつ。 キュウリは…1ほん。 キャベツは…1こ。
子供には難しいのかしら。覚えたような顔をしてても、同じ問題を出した瞬間に分からなくなっている。
昼飯を食べ、しばらくすると霧雨の中、実家に顔を出すことに。実は夜中にバアさんの夢を見た。なんでも嫁さんもバアさんの出てくる夢を見たという。夫婦そろってバアさんの夢を見たのだから、こりゃそろそろ顔を出さないといけないのかな、というわけで孫を連れて出発。
こちらがこんだけ気を使っているというのに、ジイさんとバアさんは、テレビに夢中?だった。せっかく孫が遊びに来たんだから、新婚さんいらっしゃいを見ている場合ではないでしょ。そういう態度だから、孫も来たくなくなるというのに…。
2003年08月16日(土) |
仮面ライダー555の舞台挨拶 |
一週間前は台風の接近してる中を映画の前売り券を求めて並んだが、ついにその当日になった。しかし、今日も雨。 午前中は嫁さんともども両者ダウン。10月の気温!に寝冷えをしてしまったか?
こっちは布団を引っ張り出してきたが、畳に寝転がってる嫁さんは風邪をひかなければいいのだが。寝てる両親に気をつかい、静かに遊んでいた子供であるが体を起すと寄ってきて抱きつかれた。結局、午前中は何の相手もしてなかったので、寂しい思いをさせてしまったか。
保育園の友達が部屋に来て、いざ川崎へ出発。俳優の舞台挨拶があるのだ。デジタルカメラを装備して、妙に張り切っている嫁さんに雨は関係ないようだった。
結構、時間に余裕をもって来たつもりだったが、劇場が大混雑をしていたのでよかった。席に着くと案外、舞台が近い。これなら俳優も撮り放題だと思ったのだが、プラーバシーだか肖像権の問題で撮影は禁止。違反したらフィルムを没収すると張り紙がしてある。まぁ、そんなものは表向きで、実際は若いママさん達の暴動を恐れたのだろう。
せっかく雨の中、重装備をしてきた嫁さんは残念そうだったが、忠告を無視して撮り続ける輩というのはいるものである。頭にくるのは、こういう連中、というよりも劇場の係員の方だろうか。ひとつも仕事をしていない。会場からフラッシュ焚かれてるのに。偉そうに威圧感のある黒服を着ているが、壁に張り付いてるだけじゃん。数はいっぱいいるのに何のためにいるんだ、コイツら。顔だけマスコミ関係って顔しやがって。ちゃんとしましょう。
覚悟はしていたのだが、映画の見方を知らない子供ばかりで閉口する。ここは映画館! お前らのおうちでビデオ見てるんじゃないの! なぜに親は注意をしないのだろうか? そりゃ内容に夢中になるのは分かるのだが、子供には責任持ちましょうよ。うちらの横にいる子供たちの静かなこと。
最初に『アバレンジャー』、そして仮面ライダーになると、もう集中力のない子供は帰りたいモードに突入。劇場が無法地帯になる。なんか乳飲み子みたいな赤ん坊の絶叫が響く…そんな小さいの連れてよくもまぁ、雨の中を映画館に来るもんだ。っていうか、席を離れてさっさとミルクやれ!(←なかなか泣き止まないでやんの)
子供はお友達と楽しいデート気分だったようで満足気だったから、いいとするか。そして雨の中、帰る。しばらく子供同士で遊んでいるのだが、うちの子が今日は部屋に友達いるもんで嬉しいから声をデカく張り上げるわ、玩具自慢をするわでもう大変。まぁ、場所をわきまえてるのは偉いのだが…わかったから大人しくしてくれ。
2003年08月15日(金) |
終戦記念日に厚着をしてるとは… |
とても夏とは思えない天気が続く。雨も相変わらず降り続く。
なんと昨夜から雨漏りがはじまる。
いつも天井が濡れていた6畳間ではなく、布団を敷く方の部屋で雨漏りがはじまった。…困ったもんだ。
その規則的なポツポツという音が気になって、なかなか寝られない。天井の板、前面に音が反響するので案外、いい音がするのである。それ以上に、こんなに水滴落ちてきて大丈夫か、という気になる。
すると朝には雫が落ちてきて、壁沿いでは水が溢れていた。下に缶を置いて応急処置とする。昭和のコントによくある風景だ。今時、雨漏りのするアパートがあるとは。
終戦記念日。
毎年、暑苦しいというイメージがあるが、なんとトレーナーを着込んでいる。本当に盆なのか? 外国では猛暑のため300人も死亡しているというが(最終的にはとんでもない数字になりそうだけど)、日本はこの気温。心配された水不足は回避された…っていうか、今年は雨が少ないという予報だったのでは? こう寒くて日照時間が短いと農作物が不安である。心配の種はつきないものだ。
2003年08月14日(木) |
お寒い夏とコンピュータウィルス |
朝から雨。
またも世間では悪質なネットウィルスが流行しているというので予防をすることに。インターネットで更新ソフトを入手できるということでやってみたが、画面の細かい字に目が痛くなる。どうせ同意しないと先に進めないので、なんとなくカーソルを動かし続ける。
接続して更新をしてくれているのだが、時間がかかると何かドキドキする。なんかトラブルがあったんじゃないかとか、実はこれでウィルスが侵入しないかとか。まだまだネット初心者の域を脱してない。本当にこんなことでトラブルの防止になるのだろうか。
盆休みってのに、平年を8℃も下回る気温。冷夏とかいうレベルで涼しいのではなく、もう寒い。おかげで子供のアトピーにはいいんだが、この時期に寝冷えというのも妙な話ではある。我が家はクーラー使ってるわけではないのだから。
2003年08月13日(水) |
ドライってよりも冷たいというか |
朝、子供の誕生日恒例の嫁さんによる生まれた瞬間の話がおこなわれる。まだまだ興味津々といった顔で話を全部聞いている子供。こういう話を照れもしないで聞いてくれるのは、あとどれくらいなのだろうか。小学生になったら、急に生意気になるのかな。
さすがに当事者はよく覚えているもので、克明に誕生までの話をしていた。
6年前、自分は何をしていたかというと、出産のために九州に行ってしまった嫁さんと離れ、実家に転がりこんでいた。予定だと生まれるのはもう少し先ということで、休日というのに横浜で仕事してた。
で、夜になって戻ってきて、夕食のカレーにかぶりつくバアさんから「子供、生まれたって」と目を合わせないで言われたことを覚えてる。ジイさんもカレーを食ってるだけだった。ふつうにテレビを見て、他には何も特別なかった。…初孫なんだから、もう少し盛り上げてもよさそうなものだが、昔からドライな家族だったのね、と。こんなこと子供には話せないではないか。
意味なく貧血をおこす。(以降、しばらく貧血が続く)
2003年08月12日(火) |
子供の誕生日、だというのに |
子供の誕生日。ついに6歳にまでなった。大きくなったなぁ。来年は小学生だもん。
おめでとう、ということでプレゼントを渡す。朝から超合金魂『グレートマジンガー』で遊ぶ子供。まぁラジオ体操をやり遂げたし、ご褒美、ご褒美。早起きは継続中なので、遊ぶ時間はあるのだった。
ちなみに商品の箱書きには対象年齢は15歳以上となっている。少年の心を持った大人たちへ…。昭和のヒーロー、グレートマジンガーで遊ぶ6歳児。(後日、保育園で自慢をしたら誰も食いついてこなかったと寂しそうだった)
子供のケーキを買いに出た以外は、何もしてない。子供のめでたい日なので、無理に笑顔をつくった一日だった。
昨日、ヨドバシで買ったスマートメディアアダプター…つまりPCスロットで画像の取り込みが直接出来るようにする奴が使えるようになり、やっと望遠デジカメが使えるようになった。これで映画の舞台挨拶でたっくんもOKさ、って本気か嫁さんは?(←珍しく本気でやんの。燃えるぜ16日)
天気はよいのだが、風があるので室内にいると比較的過ごしやすい。
ただ日差しは強いので、自転車に乗るだけで日焼けをしそうになりながら職安へ。ものによっては盆休みに入っているので応対が悪い。
…やはり週末に家族で一緒にいる時は元気になるが、ラジオ体操、鹿島(茨城)行きと行事がなくなったからか、妙に落ち込む。
2003年08月10日(日) |
バッテリー早くも切れる |
台風一過。昨日の雨と風がウソのように晴れる。
1日からはじまったラジオ体操の最終日。毎度毎年のことであるけど、最終日には人が多い。連日、顔を見ていた年寄りに加えて初顔のガキが多いのだ。で、その今までラジオ体操に参加してないガキというのが、何故かスタンプがいっぱい押された台紙を持っているのだ。その代わりに白紙の台帳をバアさんが持っている…。つまり年寄りが毎日、せっせとラジオ体操に参加して、最終日にそれを孫に渡すのだ。孫は最終日に台紙を持って、参加賞をもらう…。それでいいのか? (台紙を)渡す方も、貰う方も。
もう一つ納得できないのがあった。早起きはしたものの、鹿島のクラブハウスに入り浸っていたので、今年はラジオ体操、皆勤にはならなかった。でも、赤い『よく出来ました』というスタンプを押された。こういうのって、全部に参加した者に押すのでは? なんでも平等にして足並みを揃えるというのは問題ないのかな。一生懸命に頑張った子の励みにならないじゃん。
朝の仮面ライダーを子供と見ていると、辰巳の国際プールが撮影で使われていた。別に主人公が泳ぐわけでもなく、ただ話し合いのシーンなだけなのだが、プール大好きな子供はポツリと「ここで戦わないかな…」と。水中格闘シーンがあったら、きっと真似するつもりだ。きっとそうだ。
子供と嫁さんは食事会。その間、(せめてもの習慣にしているリハビリの意味も込めた)日記を仕上げようと思うのだが、何もする気にならない。好天の一日だというのに無気力。鹿島で元気をチャージしたんだけど、早々にバッテリーがなくなったか。
2003年08月09日(土) |
台風の中、555の舞台挨拶に並ぶのさ |
台風の風の中、ラジオ体操に励む。今にも関東に上陸というところまで来ている台風に邪魔をされるかと思ったが、ラジオ体操の間は雨も降らなかった。ちなみに明日は雨でもやるんだとか…。
いつ降りはじめてもおかしくない雲行きではあるが、川崎まで映画の予約に出かける。16日に『555』、17日には『アバレンジャー』の舞台挨拶があるのだ。で、子供も嫁さんも仮面ライダーがいいというので本日の予約となった。雨は大丈夫なんだろうか?
8時半には会館するらしいが、行列の並び次第では8時に受付をするという。この天候だが一応、7時半には到着する。…30人ほど並んでやがんの。
シャッターに反って二列になっていたので、先頭の人が近くにいる。いつから並んでいるのかを聞くと、昨夜の10時からという。ちなみにお母さんである。旦那はどうした。子供はどうしたんだ。中にはこの夏の間、舞台挨拶のハシゴをする人もいた。追っかけのネットワークがあり、自分は川崎、友達は今、新宿で行列に並んでいるという。ってことは、当日は映画の上映など関係なしに俳優と同じように移動をするわけか。
「せっかく徹夜で並んでも、行列少ないと張り合いないよね」だと。何が主婦をそこまでさせるのか。…とはいえ、自分も連日のように茨城に通いつめているので、あまり他人のことはいえないのであるが。
結局、列の並びが足りないからか?8時に会館にはならなかった。まぁ、アントラーズのサイン会では散々、並んでいるので並び慣れている…と思ったんだけど、なんか違う。同じ行列でも昨日のように気分は晴れないのはなんでだろ。目的意識が違うから、というのもあるんだろうけど、やはり自然の中にいる時とは空気が違うのである。時間のなかなか経過しないこと。途中で雨は降り出すし…。まぁ、今 月は散々、茨城へ行っているのでこれくらいの家族サービスはしないと。
やっと時間になり、入り口で前売り券を掲示して予約をすることになるのだが、なかなか列が進まない。なんでだろ?
なんと昨夜からネット予約は受付していたので、比較的良い席というのは全部おさえられていたのだ。だから先頭のママなど、オペレータに席の確認をしまくっている。…せっかく先頭になりながら、前の席ではないのでは悔いが残るだろう。しかし、台風の中、こんな思いをしながら並んだ連中が報われないというのは、なんとも罪作りなネット販売だこと。
で、自分の番になってオペレータが「やはり前の席がよろしいですよね」というが、子供も一緒に行くことを考えて二階席にした。なんか迫力のある主婦が一階席には多そうだもの。あくまでも舞台挨拶はおまけで、子供は映画を見に行くのだから。
予約を済ませて部屋に戻ると、強風で出かけられずに暇そうな子供の姿。嫁さんがデジカメの周辺機器を揃える用事があったので、再度、川崎へ。そんでヨドバシで買い物をする。雨は降ったり止んだり。昼も川崎で済ます。久しぶりの牛丼だったが、子供の食いが悪く、二人前を食べてしまう。ゲプッ。
この天気では自転車でプールに通うのは無理なので、嫁さんに用意を持ってきてもらい、川崎からの帰りの足でスイミングに。先生を含めて人なんかいるのか、と思ったが、台風でも人はいる。ただ人数は少ないので子供は大喜び。こっちは待ってる間、窓の外の風と雨を眺めて帰りの心配…。
空港線は混雑をしていた。昨日、到着地が欠航続きだったので、今日は運行するだろうというのだが、関東が暴風圏に入っているから結局、飛立たないのでは? 大きな荷物を持ってる人たちの中、バスタオルを巻きつけた子供と一緒にいると妙に浮いている。
夜はクラブハウスで買ったアントラーズ・パスタ。トマトの赤いスパゲッティ。ここでも子供の食いが悪く、二人前を食う。ゲプッ。動いてない割りに、食ってばかりの一日だった。
2003年08月08日(金) |
鹿島戦、2勝2負 本山は最高!!!!! |
台風10号が九州に上陸し、北上を続けている日本列島であるが、そんな中、またも朝から茨城行きを決行することになった。許可を出してくれた嫁さんに感謝。今回は中田と人気を二分する人気者の本山である。用心を重ねて、ついに始発での出発を試みることにした。しかし、京浜急行の始発は蒲田止まりで品川まで無駄な時間があった。乗り継ぎをして急いでバス停留所に行くのだが、もう長い列ができていた。中には女性だけのグループもあり、こんな早朝から茨城行く目的などアントラーズしかないでしょ、という感じ。ライバルは多い。
6時半のバスは満席ではないものの、それなりの混雑。とはいえ、相席にしなければいけないというものではないが、なぜかわざわざ人の横に座る男がいた。他にも座る場所だるだろうに、なんで後ろの席の俺の横に座るんだ、コイツという感じ。狭いったらありゃしない。男二人、体を窮屈に狭めながら茨城に向かう。ゲンを担ぐ人間としては、横に変な男が乗り込むというのは許せないものがあった。わざわざワシの横に座るとは、こいつオカマか?
クラブハウスの最寄停留所、『宇宙通信センター』に到着するとかなりの乗客が降りる…女性ばかりだけど。歩きはじめると、男は自分だけなのでジロジロと見られる。当然のことながら目的地は一緒なので女だらけの徒競走になるのだが、炎天下の下みんなの足の速いこと。あっという間に最後尾を歩くことになる。まぁ、オッサンが目の色変えて急いでも仕方ないし…。風景を楽しみながら(わざと)ゆっくりと歩く。
クラブハウスにはバスを下車した順番通りに到着する。そんな急ぐことはないのである。勝負は、クジなのだから。その抽選、朝にするけどサイン会は午後なので待ち時間は長いぞぉぉぉぉぉ。
列に並んでいる男は自分だけという状況は、なかなか肩身の狭いものがあるがどうでもいい。台風が接近してるので風が強いけど、これは並んでる人間には恵みの風だった。暑くもなく寒くもなく、青い空と雲を見て、空気を吸う。すぐ前は道路だけど、東京に比べたら自然はいっぱい。女子どもが目の色を変えて携帯打ちまくってる間、リフレッシュする。これも目的のひとつなのだから。
2時間ほどして、抽選がはじまる。まずショップで1000円相当の買い物をするのだが、もう品物を選ばずに、パスタとストラップを速攻で買い込んで抽選に挑む。が、ハズレ。
期待半分で二度目に並ぶ。列が早かったのと、以外に当たりが出ていないので二回目もできた。ステッカーと嫁さんの好きな甘栗(×3)で抽選。見事に当選。おぉ、子供の力を借りずに自力で黄色いボールを引き当てたぞ。
とはいえ、まだ半分くらいしか当選者が出ていないという。…なぜ? と思っていたら列の全員に抽選をさせるために、ハズレをいつもよりも多く入れたという噂が。そんなの小笠原の時にしろよな。雨の中、並ぶだけ並んで何もしないで帰ったんだから。東京から朝一番で並んでいた親子は、4回の抽選をしてもまだハズレてるという。
抽選券をもらったものの、時間はまだ11時前。サイン会が14時半からで、練習が16時から…こんな何もない土地で何をして暇潰しをしろというのであろうか? 地元の人はホクホク顔をしながら車で一旦、自宅に帰っている。やはりアントラーズは鹿島町のものなのだ。
とりあえず、クラブハウスからはるか離れたコンビニまで歩く。風があるとはいえ、歩くとさすがに暑い。コンビニまでこんなに苦労して到着したのは久しぶりである。鹿島せんべいなど面白いものもあったが、土産はクラブハウスで散々、買わされたのでパス。帰りのバスでも暇そうなので、食料を大目に買っておく。もうリュックの中は色々なものでイッパイになる。
(中略)
風が強いので室内でのサイン会となる。本山の登場で騒然となる店内。抽選に外れてしまった人も写真を撮ろうと並び、そして動かないので行列が動かない。蒸し返して暑いクラブハウス内。そのうちに雨も降り出してきて、熱気は増すばかり。何せ男なんて数えるくらい(俺と小学生?)しかいないので、列に並び続けるのが難しい。最後から四番目を何故か申し訳なさそうに並ぶ。
やがて順番になる。前の人がガッツポーズとかしてるので、ひょとしてポーズのリクエストが出来るのかと思い、子供を喜ばせようと試しに「アイ―ン」をやってくれといったら、本山はやってくれた。いい人だ…。
前の中田の時もシャッターを押してくれたおじさん(クラブハウス関係者)が、「せっかくだからもう一枚」といってきた。同じポーズも何なので、今度は「なんでだろう」をリクエストしたら、嫌な顔をしないでやってくれた。いい人だ…。 2枚も写してくれたおじさんもいい人だ(←と、この時は思っていた)。
列を離れ、どんな風になってるか確かめたら何も写っていなかった。…そりゃないぜ。ってことで近くの若い係員に尋ねたら、「ジジイ、仕方ないな」ともう一回、撮影してもいいといってくれた。しかし、シャッター押すの同じ人なんだよね。
横に並んだら、何も言わないのに本山は「確か、このポーズですよね」といって再度アイ―ンをしてくれた。本当に、いい人だ…。ただ、何度も撮影してもらい、変なポーズをさせているので、間違いなく集まっている女性の全部を敵に回したことだろう。
で、画像を確認してみれば、又も失敗してやがんの…。なんでこんな人がシャッター押しにしゃしゃり出てくるのだろうか? 係員に聞けばさすがに渋い顔をする。こちとら始発から気合入れて出発し、買い物までさせられてんだからすることキッチリしましょうよ、と思ったがさすがに三度となると本山に悪いのであきらめる。
まぁ急遽、購入した本山ユニフォームに大きくサインをしてもらったし、納得する…しかないのだろうか。練習時間前になると雨も上がり、間近で選手の練習をながめる。観客が多いのは、練習後にサインをねだるからだろうか。実は子供のユニフォーム(秋田)にサインをしてもらいたくて、持参してきたのだった。
ミニゲームを見て時間を忘れていると、練習の終了になった。選手の着替えを待ち、駐車場前に並んでいると、エウレルが帽子にサインをしてくれた。通り過ぎる選手もいたが、そんな中、本山も出てきた。行列からは「さすがに一日店長やったから、今日は帰るだろ」という声もあったが、一度は通り過ぎた本山はわざわざやってきてサインに応じ続けた。…本当に本当にいい人だ。
肝心の秋田がなかなか出てこない。1時間に一本のバスが到着してしまったが、俺・中田のユニフォーム、嫁さん・本山のユニフォームとサインの入ったものがあるので、是が非でも秋田のサインが欲しかったので、待つことにした。
かなり待ってやっと秋田が登場したが、携帯を眺めながらファンの声を無視して駐車場に消えていった。…おい!
蒸し暑く、シャワーを浴びたい衝動にかられる。なんでも病院、というか先生によっては不潔にするのが悪いので、シャワーOKという人もいるそうだが、担当の先生は「胸にアナを開けてるんだから二日はだめね」という人だった。夏場の骨髄検査はツライ。
そして、骨髄検査をした次の日のラジオ体操というのも厳しい。「腕を大きく広げましょう」って、出来るかい!
これも就職のための一環ということで床屋に行く。世間的にはふつうの長さなのだろうが、まぁ、夏だしね。
前にパチンコをした時のアブク銭があるので、床屋、そして子供がその気になっている24日(日)のチケットを買う。国立競技場でサッカーは自由席で申し訳ないが、相手がヴェルディなので座席の心配は大丈夫かな。とはいえ、アントラーズ側はすぐに埋まってしまうから心配といえば心配だ。去年は2点差から劇的な逆転をしたが、今年はどうなるのか楽しみである。ここしばらく、アントラーズに対する熱の入れ方も半端でないものがあるのでなお更である。
嫁さんが何かしらの情報で、川崎チネチッタで映画の舞台挨拶があるという情報をつかむ。『555』の主演俳優が来るというのだ。なんでも一週間前から発売になるということなので、9日の土曜日には並んで買いに行くことになりそうだ。
最近、『生き方のツケがボケに出る』という本を読んだ。落ち込むことが多く、なんか物忘れが多いので若年性のそれが気になっていたのだ。で、文中にこんなくだりがあった。
「何事も億劫になり、自発的に何かをしようとする意欲がない。無表情、無感動、ぼんやりしていることが多い。動作、話し方にテキパキさがなくなった。思い込み、考え違いが多く、訂正がきかない。自信がなくなり、人を頼りにする。自分で用事が探せず、指示待ち人になった。同じことを繰り返し、話したり、尋ねたりする。時々、ひどく怒りっぽい」
名指しで指摘されてるのかと思った。こんなことは、ここ数年、いつもあったような気がする。子供が生まれる時、続いてた仕事を辞めて、九州移住計画が失敗してからだとすると6年、こんな症状のまま。周りも自分も慣れてしまったから、どうにも思っていなかったが…。
以上のようなまま生き続けることに対して「これが人間失格でなくて何であろう」と最後には書いてあった。医者からすると、とにかく普通ではない状態ということらしい。笑えないなぁ。そういえば長〜く体調悪かったとは思っていたが、まさか白血病だとは思わなかったということもあったわけで、ぼんやりしてることが多いのも何かのサインなのだろうかしら。
2003年08月06日(水) |
楽あって、苦労ばかりの骨髄検査 |
土曜にスイミングと子供会、日曜には晴天の下で蒲田祭、月曜は午後にスイミング、そして昨日は鹿島のクラブハウス…ここの所、お出かけの連投中の息子であるが、朝はキッチリと起きてラジオ体操に出かけている。なんとも夏を満喫しているではないか。絵日記を描かせたら連日、ネタには困らないことだろう。来年は小学生、こんな行事の連続が来年だったらよかったのに。
それにしても昨日は、中田のサイン会…夢のような一日だった。で、楽あれば苦あり。今日はこの天気の悪い日に骨髄検査なのであった。どうして白血病外来の日というのは、天気が崩れるのだろうか? 先生が雨男なのかな。(自分は昨年の沖縄で晴れ男に変身したのだ)しかもよりによって骨髄検査の日に、だ。
いつも予約時間に来ても長く待たせられるので、時間ギリギリに行ってみれば先生に急用があって「時間通りに来てください」と怒られる。で、余裕を持って来れば待たされる。こんなことの繰り返し。相性悪いなぁ。
とはいえ、骨髄検査前に嫌な雰囲気になるのも嫌なので、この日は予約時間前に病院に到着。外から院内に入ると寒かった。そんな寒い院内の待合室は、椅子が空調機の近くにあるので更に寒い。しばらく座っているとクシャミがでる。見渡せば待ってる患者、全部がクシャミしたり鼻をすすっている。冷房、利きすぎ。それとも内科だけに風邪の患者か? 寒い場所に風邪ひきさんと一緒にいるというのは、これから骨髄検査を控えた元・白血病患者としては我慢できないのだが。
待ち続けていると後から来たジジイが、看護婦さんに「根橋先生の受診なんだが」といって直接、カルテを渡した。なぜにカルテ置き場でないのか。少しすると、そのジジイは先に受診することに。あ? なんでだよ。
待合室にいるジジイの家族が、廊下を通る白衣の先生に呼びかける「あ、院長先生。今度、主催するゴルフコンペに参加しませんか。ご都合がよかったら、ぜひとも参加して頂きたいのですが」だと。院長となんかと親し気に話すご身分とはいえ、順番は守れよな。なんか元気そうだったじゃん、こっちは骨髄検査控えてドキドキしてんだから、早く終らせたいのに。
それまで離れた場所にいた家族が、何故か近くに座ってきた。「おジイちゃん、遅いね。検査なんだから早く終るんじゃなかったの」という孫。思わず睨んでしまった。どこが悪いのか知らんが、ジジイの診察の長いこと。30分を超えていた。…長生きしろよ。
寒い待合で1時間近く待たされる。鼻が壊れ、クシャミが出る。胸に針を刺してる間にクシャミしたらどうするんだ!
やっと順番になる。ベットに案内されるが、なかなか作業が進まない。おかしいと思っていたらカルテの名前から、相手が女性だと勘違いしてた看護婦が女性が来るのを待っていたというのだ。俺だよ、俺。
先生が胸に麻酔を打つ。手ごたえで分かるのか筋肉が少なくなって脂肪が多くなったかなと指摘される。…当たりじゃ。
ここは大学病院ではないから、これまで先生の研修というのはなかったが、今日は新人看護婦が見ている。新人、といってもかなりの高齢の人だったのだが…。胸に麻酔を打ち、採取用の針を刺し、と作業を見ながら何度も「私なら、こんなこと耐えられない」などとひとり言?をかます。少し黙ってろ!
砂袋を胸に乗せながら30分横になっているのだが、くしゃみが出そうで気が気でなかった。響くんだよね。…冷房、なんとかしてもらいたいものがある。
2003年08月05日(火) |
ついに鹿島戦、初勝利!! (子供と二人旅編) |
やはり中田のサイン会ということで興奮してるのか、寝付けないまま時計を見れば午前3時…。5時半より前には起きなければいけないというのに。なんとなくウトウトしたと思ったら、結局、目覚ましよりも早く起きる。しばらくボーッとしていて、残り湯につかって出てくると子供が自力で起きていた。昨日、スイミングで疲れてるはずなのに、約束を守るために眠い目を擦っている。えぇ子や。
嫁さんも自転車を使い、子供を駅まで運んでくれた。この後、(子供の代わりに)一人ラジオ体操に参加してスタンプを押してもらうそうだ。その間、コンビニで朝飯と昼飯を買う。何せ茨城には何もないのである。ついでだから子供が退屈しないように、簡単な玩具を買っておく。ガチャガチャのカプセルがあったので、これで暇潰しをしてもらうことにしよう。
6時前の電車であったが、もうサラリーマンの姿が。スーツ姿で厳しい目をしている。こっちはドキドキしているが、子供は父親と出かけるということでニコニコしている。茨城までは遠いので、ちょっとした小旅行である。
糀谷→品川→東京と乗り継ぎ、バス亭に到着すると6時半出発のバスが出る直前だった。しかし、乗客が多いので次回にする。座席がバラバラだとさすがに可愛そうだ。できる限り早いに越したことはないが、そこまで目の色を変える必要もない。せっかく子供と二人度、少しは楽しまなければ。
バスの座席は一番前。子供と並んで座り、朝飯にする。おにぎりをほお張っていると、運転手が「浦和あたりで事故があり、展開次第では到着が遅れる場合もあります」とアナウンス。なんてこったい!(←それほどの影響はなかったけど…焦った)
自分は外の風景を見てるだけで楽しいが、我慢強いとはいえ子供は飽きる。せまい社中で身動きとれないんだから無理もないか。目的もよく分かってないみたいだし。ガチャガチャを渡す。ガンダム・シリーズで6種類のどれかが入ってるらしいが、主人公機は1つだけ。何が出るかと思ったが、しっかりガンダムを引き当てていた。ふふふ、クジの幸先はいいぞ。
子供にせがまれて、『ルドルフといくねこ くるねこ』を読む。東京を出発してしばらくは車内もガヤガヤしていたが、風景が田んぼばかりになると乗客は眠りはじめる。子供も朝早いから寝てくれればいいのに、童話に聞き耳をたてる。…結構、静かなバスの中で子供の本を読むというのは恥ずかしいものがある。
(中略。長くなるので後日、HPに書くということで)
想像通り、中田人気で長蛇の列になっていた。ただ、早いバスだったので抽選には参加できそうである。しかし、二度並びしてもクジは残っていないだろうから、一回勝負になるだろう。一応、子供は保険として連れてきたが、自力で当てたい! と息巻いたのだが見事にハズレ…。運命を子供に託す、といとも簡単に当たりを引く。ありがたや、ありがたや。連れてきてよかったぁ。
(容量オーバーしそうなので中略)
ユニフォームにサインをしてもらい、子供と中田の写真も撮った。間近で見るのは二回目だが、やはりイイ男である。これからも応援するぞ、と。
明後日、一日店長をする相馬がTシャツと、子供の帽子にサインをしてくれた。 もう少し、クラブハウスでゆっくりしたかったが、一応の目的を果たしたし、功労者の子供が「もう帰る」というので帰ることにする。…一日、ありがとうございました。実物を見せることが出来たので、子供もかなりサッカーファンになった様子。今日は練習日なのだが「いつになったら試合するの?」と何回も聞かれた。今度、一緒に行こうな。
かなり暑い日だったので、水分を多く摂取させようと飲み物を買いに行くとトニーニョ・セレーゾと握手が出来た。クラブハウスはファンにとってパラダイス。
朝の児童書が気になるらしく、帰りのバスでも声を枯らして読みまくり。順調に走行していたバスであるが、朝の事故が影響したのかかなり遅れる。しかし、子供が埼玉に入ったあたりで眠りはじめたので助かった。何か子供といると、アクシデントも万事が好事になる。今日のクジも子供がいればこそ、だったし。本当にいい子である。
ご褒美に何でもごちそうするといったら、ラーメンが食べたいという。安い報酬だなぁ。
一日、子供と一緒にいれたし、田舎で気持ちの充電もできた。暖かい目で見守ってくれた嫁さんにも感謝である。…と、こういう気持ちになれるってことは、鬱も少しは良くなってきてるのだろうか。アントラーズと家族で鬱を治そう!
2003年08月04日(月) |
現在二連敗中。嵐の鹿島三戦目 前夜 |
4日(月)嵐の鹿島 前編 土日の疲れがあって、なかなか体が動かない。昨日の蒲田の祭りでは子供山車なのに、なぜか一緒に参加したので左の肩が痛かった。何もムキになって山車を引っ張らないでも動くのに。
こんだけ暑いと海やプールが呼んでいる声が聞こえるが、子供が昼帰りなので午前中は仕事探しと履歴書書き。ムシムシする部屋で、扇風機が温風を届けてくれる。
子供の昼帰りは、風邪で休んでた時の振替スイミング。まぁ、プール命の子供なので親はリハビリ(のプール)を我慢をするとしよう。自転車に乗せて走っていると、さすがに真夏の日差しになったので、大きな浮き輪を持ち区民プールへと向かう人が目立つ。やっとプールも大繁盛になりそうだ。さぞ、今年のバイトは楽チンだったことだろうから、これから働くのじゃ。
ここしばらく負けが続いている鹿島戦(の一日店長という名のサイン会)であるが、ネットによると明日は人気No.1の中田選手である。金曜の小笠原であの行列なので、これは気を引き締めていかないといけないな、と時刻表とにらめっこ。6時前の電車に乗り、7時前のバスで出発したらどうだろうか? 鬱が続いてたころは、こんな考えなんか少しも浮かばない。これもリハビリ、ってことで茨城行きに勝負をかけてやる。
一日店長のルールは、店で1000円相当の買い物をしたら一回の抽選が行える。3000円の品物を購入しても、レシートが一枚なら一回。そして、一人が一回のチャンスなので、複数名で行って1000円の買い物を人数分だけすれば、その数だけ抽選できる…。一人は不利だよなぁ。明日は妹の休みだけど、実家にそんなノリがあるとは思わない。とはいえ、嫁さんは仕事だし、子供は保育園か。子供? 嫁さんに助っ人のことを聞いてみたら、子供が行ってもいいというならOKだとか。おそるおそる聞いてみると、お出かけをしてもいいと言ってくれた。
「でも、そうしたらラジオ体操を休んじゃうよ」
そうか、ラジオ体操の期間中、全部に出席したら誕生日のプレゼントと約束をしてたっけ。…頭のいい子だな。とはいえ、そんなもの早起きをするのだからOKに決まってるじゃないか。
ということで夜、茨城に子供を連れて行くことが急遽決定になる。衝動的である。まぁ、子供も嫌がってないし、5時に起きられるかしだいということだが。期待はしているが、そんな早起きは無理だろうな。でも何か奴がカギを握っているような気がするんだよなぁ。(その通りでした)
2003年08月03日(日) |
夏の思い出その2 蒲田祭 |
昨日の電話の通り、午前中は子供と実家へ。なんのことはない、プレゼントを用意してあるのかと思ったらお年玉袋(のようなもの)に入った現金を渡されただけだった。無難といえば無難だが、子供は少しも嬉しそうな顔をしていなかった。お金がどんなものだか知らないわけではない。なんていうか、実家の重い空気に圧倒されているかのようだった。
10時には到着したのだが、「朝から何してたんだい」と聞かれる。子供番組見て、今日はこれから蒲田の祭りに行くんだと告げると、この暑いのに蒲田まで祭りに行くのかいと表情を曇らせる。いいじゃんかよ。誘ってもよかったがリハビリ中のジイさんの手前、口には出さなかった。行きたかったら、向こうから言ってくるだろうと思っていると不機嫌になる。すぐに行くとはいってないんだから、しばらく孫と遊べばいいじゃないかと思うのだが、そうではないらしい。
ジイさん無言、バアさん無言。なんとなく息子も無言、孫も無言。しばらくすると、息子と孫がいないかのようにテレビを見ている。俺ら、何しに来たんだろうか? これですぐに帰ると「金だけもらったらサッサといなくなったよ」と言われるので、畳の部屋に横になって様子をうかがう。子供も、すぐに居間から畳の部屋に移動して棒切れで遊びはじめた。ジイさんとバアさんは、相変わらず『いつみても波乱万丈』を見ている。無意味だ。
午後は蒲田の祭りへ。去年と同じく、一年に一度だけ祭りで顔を会わせる虎太郎くんとの再会を目指す。蒲田の靴屋の孫で、祭り時なので実家に顔を出すのだが、到着が遅れうちの子が山車を引っぱっていると途中から加わった。自分の子は気がつかないものだが、他人の子は一年も見ないと大きくなっていると思うものだ。タイガースファンのお父さんだけあって、今年は堂々と野球帽をかぶっていた。
商店街には消防車が到着していて、ハシゴ車の実技に抽選で参加できるようになっていた。去年は親子同伴だったらしいが(…クジに外れる)、今年は子供だけになった。残念。
うちの子供と虎太郎くんは、連続して当たりを引き当てる。どちらか一方だけだと可愛そうなことになったが、なんとも幸運なことだ。
で、30mの上空に登ることになるのだが、横に同じ歳の子供がいるからか、それとも一泊旅行で度胸がついたのか、怖がる素振りも見せずに乗り込んだ。上では手まで振っている。完璧に留守番できるようになったし、わが子も成長してるなぁ。
その後、虎太郎くんにただ券を貰い、祭りをしばし楽しむ。今年の蒲田の祭りの目玉は、本場ブラジルのサンバである。浅草の真似をしたのだろうが、祭り=サンバなのだろうか? どうでもいいが、望遠レンズを装備した親父が多いと思った。祭りが盛況なのにシャッターを押す素振りもないのは、サンバに備えているからだろう。これは注目か。
しかし、さすがに暑さと日差しの中に半日もいると疲れる。一生懸命に山車も引っ張ったし、子供が限界なのでサンバが始まる直前で帰る。心残りはあるが、まだ余裕があったので自転車を人ごみから出すことが出来たし、万事うまくいった一日であった。
午前中はラジオ体操の後、夫婦そろって寝てしまう。こっちはいつもの鬱による倦怠感なのだが、嫁さんまで朝からグッスリと寝てしまうとは。疲れているのだろう。苦労かけます。その間、何もないかのように玩具でひとり遊びをする子供。もう家族の状態にも慣れてきたか?
例のごとくスイミングに連れて行く。予定のないのんべんだらりとした生活になってしまっているからか、少し前に連れてきたような錯覚を覚える。
プールでは潜る練習が多かった。そりゃもういつも以上にエンジン全開になって楽しむ子供であったが、泳ぐ練習の時も潜ってしまい先生に頭を小突かれていた。…調子に乗るからである。
少しずつではあるが、バタ足が上達してるみたいに見えた。上のクラスに行くには、バタ足だけが仮題であるが、中途半端に試験で合格するよりも、小さいうちに徹底的にクセをつけてほしいものだ。先は長いので、しばらく今のクラスでもいいのかも知れない。
バアさんから留守番電話が入る。誕生日が近いので、あげるものがあるから取りに来いというもの。明日は3日、子供の誕生日は12日なんですけど。
朝のラジオ体操時には何もいっていなかったが、どうも神社で子供会があるらしい。子供会といえば…去年(の8月3日参照)のことがあるので気乗りしない。夕方に子供と様子を見に行ったが、ゴザを敷いて地元の人が花見のように盛り上がっているだけだった。屋台といっても町内会による、町内会の宴会のためのようなものだった。暑気払いだろ、これって。
しかし、嫁さんの情報に従って夜になって神社に行ってみれば、やはり去年と同じく映画会と花火をやるらしい。子供は映画を楽しみにしている様子なので、付き合う。幸いにして去年の方々はいなかったけど、相変わらず無法地帯だった。
上映されて15分くらいまではおとなしいのだが、それ以上は我慢できない子供ばかりで騒ぐ、ウロウロするで、静かに映画を見てるのは数えるほどだった。小学校の先生は大変だろう。3人ほどの子供を連れた母親がいたが、一番小さいのが奇声をあげても駆けずっても何もしない。…ここ、あなたの自宅とは違うんですけど、と注意したかったが去年のこともあるので我慢する。例年のことだが、なんとも体に悪い子供会だ。
8時を過ぎたころにやっと終了し、外で花火大会になる。自分で何本かの花火をやったり、大人による打ち上げ花火に大興奮の子供であった。まぁ、最後が締まればいいか。
今年もラジオ体操がスタート。どうにか起きて体操をするのだが、時間が気になって仕方がない。6時半のNHK放送に合わせているので、そうそう遅くなることはないと思いつつ、気があせる。最初に台帳にスタンプ押しているんだから、トンズラすればいいのだが、子供の手前、最後まで付き合う。
火曜日に失敗した8時出発のバスの一つ前、7時40分というのに間に合ったので滑り込む。停留所では「次のバスがクラブハウス前に行くんだよ。間に合ってよかったね」といった黄色い声がする。窓から外を見ると、3人組のアントラーズファンがいた。やはり人手は多そうだ。このバスは、出発こそ早いものの、宇宙観測センターからクラブハウスまで歩くので、気合を入れなければ。
曇りの東京であったが、延々とバスに乗っていると天気が変わっていく。天気予報で茨城は一日曇りとあったので傘は持ってきてないというのに、小雨になった…。まぁ、抽選に当選すれば全てが『良し』となるはずだ。
バス停ではキリのような雨。小走りで走りだす。時間的には、余裕…のはずだったが、クラブハウス近くになると車が追い越し、駐車場からぞくぞくと人が溢れてくる。さすが地元! そしてやっと到着するころには、もう入り口から長蛇の列が出来ていた。
最後尾に並んでいると、目の前の子がレシートを持っている。あ? ショップは10時開店ではないのか。まだ9時半過ぎだというのに。その子の親が走ってきて「お母さん、当たったよ」と自慢げに当選券を見せる。?????
お母さんに聞くと、もう抽選がはじまっているんだとか。それは大変だ、抽選に参加するには、1000円の買い物をしなければならないはず。ショップに入ろうと前に行くと、これは買い物をする列だという…。わけがわからん。
とにかく列に戻り(この間、10人ほどに抜かされる)、順番が来るのを待つ。なかなか進まない列に並んでいると、本格的に雨が降ってきた。なんてこったい! やっと店の軒下に入るころ、100名の抽選は終ってしまった。…わざわざ東京から来たのに、抽選さえも出来なかった。店員に聞いてみると、天気が悪いので、ショップの開店を早めたのだとか。雨に濡れるわ、抽選は出来ないわで、散々であった。なんか悔しいので、次回に期待をしたい所だが、妻子持ちの小笠原でこれである。次回の中田はどんなことになるのやら?
目の前のバス亭から出発のバスは近かったが、自分の乗ってきたバスとはチト違うらしい。往復で切符を購入してるので、元のバス亭まで傘なしで歩く。鬱の改善に来たのだが、更に落ち込みそうになるが、雨で濡れた樹木は気分を和らげる。気持ちは何故か落ち着いている。やはり自然は必要だ。つくづく九州移住計画の失敗を悔やむ。
停留所は風避けの待合所になっている。そこでサインをしてもらう予定の『8』番シャツに着替える。秋田に続き、小笠原とも縁がなかった。
読みたい本を持ってきているのだが、バスに乗ると風景に見とれ?てしまう。緑はいいなぁ。行きの混雑がウソのように、茨城から東京へのバスはガラガラだった。で、バスが東京に到着すると夏日になっていた。なんだったんだ?
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