元・白血病患者の日記
 

2003年09月30日(火) 2004年の自分へ

 カレンダーの影響なのか、この時期は意味なくつらくなる。あぁ、また何もないまま月が変わるんだと思うとやり切れなくなる。もう半年も前から小型船舶の書き換えができるようになっていたのだが、電話予約さえもしていない。カレンダーを捲るごとにはさんでいるのだが、このままでは更新時期を過ぎてしまうかも知れない。春が過ぎ、夏も過ぎてしまった。

 無駄なことを書いてるようだが、こんなウダウダしたことを後になって見たら笑えればいいかなと思う。今の俺は底辺なんだよね? ね?

 今は正直に書いてしまうと何もしたくない。職安に自転車を漕いでいくのが面倒だ。職安で何も該当しない検索をするのも。風呂も面倒だし、飯も食わないでいいかも。ただ食いはじめると自制がきかないからやっかいだ。

 昨日、例の土産物新聞から電話があった。まだこちらから電話はしていない。仕事は興味あるのだが、あの社長と長く仕事を続けられるかと思うと…。もういい歳なので、フラフラするわけにはいかないわけで、早く決めなければいけない反面、慎重にもならなければ。

 で、吐き気をこらえながら職安へ行き、検索をする。編集の募集で当てはまりそうなものは無し、かといって未経験の製造業も無し。相変わらず、何も無し。少しは自分の立場を考え、該当する仕事を一生懸命やるしかない。明日、電話するとしよう。



2003年09月29日(月) PCがクラッシュ

 前夜に睡眠薬を飲まないでみた。埼玉までの遠出がきいたのか数回、目が覚めるも久しぶりに寝た気がする。めでたしと思ったが、今度は朝に起きられない。薬の加減が難しいのかしら。あちらを立てればこちらが立たず…。

 すっかり存在を忘れていたが、土産新聞から電話が入る。今さら何を? と思って無視していたら留守電に連絡をしろと入っていた。例の社長自らである。どういう用件なんだ。

 夜、パソコンをやろうとしたら何も反応をしない。機能としては使えるのだが、インターネットエクスプローラとアウトルックが反応しない(開けない)のだ。午前中は使えてたというのに何じゃらほい。




2003年09月28日(日) あの温厚な埼玉のおじさんが

(バアさんの独走により)川越へ墓参りに。そういえば前に行ったのはいつなのだろうと思いつつ、早めに出発をする。昼にかかるまで長居をしないで、午前中だけで帰るつもりでいるのであった。

 品川で乗り換え、池袋まで来るだけでもかなりしんどかった。退院してすぐにバイトをはじめたが、あのころは池袋まで通っていたんだよなぁ、と思うと辛くなる。気持ちが乗ってたから出来たんだろうけど。あのまま順調に社会復帰が出来てれば…。

 川越に到着。市内ということで交通量も多いのだが、駅に降り立っただけで明らかに空気が違う。いいもんだね。

 川越は小京都というイメージで、すっかり観光地になっている。駅周辺にはプチ旅行のオバさんが無数にいる。観光地のわりにバスは本数が少なく、我々の目的地である『八ツ林』行きに乗ろうと思ったが、次に来るのは40分後。墓花と簡単な菓子を探しにウロウロして暇をつぶす。おじさんに電話をしてバスで行くと告げたらホッとした声だった。…やはり迷惑だったのね。

 ファーストフード店で時間まで待ち、バスに乗り込む。バスの路線図があるので行き先の確認をしてみると、『八ツ林』がない! まさかバス停を間違えたのかと思って運転手に尋ねようとしたが、バスを残してどこかに行ってしまった…田舎のバス、恐るべし。

 しばらくヤキモキしていたが、出発間際になって(当然だが)運転手が戻ってきた。

 「八ツ林? そんなの知らんよ。このバスは八ツ橋なら行くけど」

 確かに案内図には八ツ橋と掲示してある。名前も似てるし一緒のものだとは思ったが、入り口にある案内には八ツ林とあった。田舎の停留所には似て違うものが多いし、何より運転手が無いといっているのでは仕方がない。間違えてとんでもない所に行くよりはマシと思って降りる。で、バス会社に確認の電話をしてみれば、案内図の訂正をしてないんだとか。とはいえ、そんなことなら運転手が知ってそうなものだが…。次のバスは一時間後なので迎えに来てもらうよう交渉する。まったく。で、八ツ橋というらしい停留所に到着してみれば、『八ツ林』だった。何が正解なんだろうか?

 停留所からテクテク歩き、おじさんの家に到着してみればノボルのバイクが新しくなっていた。…むう、奴はすっかり忘れているのだろうが、白血病が完治したらバイクをもらえることになっていたのだぞよ。もう時効なのか? 

 久しぶりに顔を会わせたおじさんは、やはりどこか冷たかった。突然の墓参りに怒ってる、というわけではないのでバアさんの電話が影響してることは間違いなだろう。…何を話したんだ? まぁ、自分に都合のいいことしか言ってないんだろうけどね。

 墓参りの行きと帰り、道の脇にある小川にいるザリガニやらカエルに感激する。その大きいこと数の多いこと。日帰りでないのなら、そして着替えがあるのなら、子供を中に入れて遊ばせてやりたかった。やはり田舎はいいなぁ。

 昼も過ぎたころ、帰りのバスの時間を控えておいたので戻ることに。それなりに遠出なので電車の中でウトウトできると思ったのだが、相変わらず不眠はどうにもならなかった。



2003年09月27日(土) ヒーローのサインは400円

 朝、バアさんから子供に電話がある。何で俺じゃなくてわざわざ子供なんだ? しばらく話をしていたが、子供が受話器を下ろして終了。どんな用件だったのかを聞いてみると「わかんないけど、今度の日曜日、埼玉のおじちゃんの所に行くんなら電話をすれば駅まで迎えに来てくれるって」だと。…バアさんたら先走って連絡してしまったわけだな。すぐに川越に折り返し電話をしてみると、呆れたような、静かに怒っているようなオジさんの声。いつも温厚なオジさんにしては珍しいな。(俺が言ったわけではないが)急に埼玉に行くと言い出したから怒ってがした。

 バアさんは一昨日、いつでもいいから行っといでと言てったと思うが、何でいつも余計なことをするのだろうか。(嫁さん曰く)米を届けるのをココに来る口実にしたように、埼玉に行くかもなんて言うから(それが)オジさんに電話をする口実になったんじゃないの。…なるほど。そんで溜まってる愚痴をあることないことかました、と。それなら呆れたようなオジさんの口調も説明がつく。相変わらず直接、本人には言いたいことを言わないで、遠巻きに腹いせ?をする人だ。

 急遽、埼玉行きが決定するけど、出来ることならオジさんに迎いには来てもらいたくないなぁ。あぁ気まずい、気まずい。

 開設して一周年、大混雑のビックファンで『アバレンジャー』を見ることに。11時開場ということだが、通りには人影ないので子供とゲームセンターをウロウロしたりして暇を潰す。で、時間になったのでテレシアターに行ってみると、もう会場は人でいっぱいだった。なんでもかなり前の時間から入り口に列を作っていたんだとか。なんてこった。人影ないと思ったら、もう並んでたというわけだ。

 どうにか空いてる2席を探しあて、ショーのはじまりを待つ。それにしても場内はビデオをかまえる人が多い。

 子供を連れて何度もこのテのショーを見ているが、今日のは特に上演時間が長かった。といっても、アクションが多いとかではなく悪役による間つなぎが必要以上に長いだけなのだ。おまけに悪役の下手くそなコントがつまらなくて…。場内は即効で飽きはじめ、こういったイベントには我慢強いうちの子供までが退屈してしまう始末。それなのに会場のお父さんは、ビデオ撮影の手をゆるめない。…本当に家で見返すのか、コレ?

 ビデオといえば、最近のは性能がいいのでかなり望遠になるらしい。ふと前の席の人の液晶をながめたらアバレイエローの後頭部をアップで撮影していた。いつまでも。後頭部マニアなのか。

 かなりの人手なので握手会はしないものの、サイン会はやるということでショーは終わる。ちなみにアバレッドのサインは400円也。別に欲しくないというので自転車で戻る。

 急ぎスイミングに向かう。よせばいいのに近くにいる『多動児』とふざけあう子供。ちょっかいを出すのは常に向こうの子供なのだが、タイミングの悪いことに仕返しをした途端に先生に見られてしまう。こういうことが数回あったので、帰りにふざけていると説教を食らったらしい。相手が悪いと少しでも説明をすればいいものを、何もいえなかったんだとか。来年は小学生…それではいかんぞ。



2003年09月26日(金) 色々なものが壊れかけてるような…

 北海道で大きな地震があった。震度は報道のたびに訂正されて、最終的には7近くにもなるらしい。10年ほど前に大きな地震があり、そして今年となったわけだ。宮城でも大きなのがあったばかりなので、プレートとかの関係でいよいよ関東も近いのだろうか。隣の9棟の建物を見るまでもなく、東京は建物がこんなに隣接しているわけで。特にこんなボロ家はどうなってしまうのだろうか。

 行く気はあるのだが、リハビリのプールにたどり着けない。行くには行くのだが、施設の回りを自転車でグルグルとするばかりで、なかなか中に入れないでいる。色々なものにブレーキがかかっている。

 昨日と一緒で睡眠薬でなんとなく眠くなるのだが、やはり横になっても眠れない。ただ体は麻酔がかかったみたいにビリビリしてる。夜中にトイレに起きたら、まるで麻酔をかけたように不自然にフラフラして倒れそうになった。痛み止めの時もそうだったが、合う合わないでいえば間違いなくこの薬は体に合わないような気がする。




2003年09月25日(木) ジイさんは無事なのか

 朝、バアさんが米を持ってくる。タイミングがおしい! 米が切れたので、我が家では数日前に買ってきたばかりだったので、米がダブってしまった。まぁ、何にしてもありがたいことではあるが、なんでこんな小雨の朝に持ってきたんだろ? 体の不自由なジイさんを一人にして大丈夫なのだろうかしら。何かあったらどうするつもりなんだよ。デンジャラスな…。慣れってのは怖いものである。

 そういえば昨日、土産を持参した時に「米を持っていくか」と聞かれたような気がする。別にいらないと言ったのだが、ここに来る口実が欲しかったのかも知れない。しばらく部屋に上がりこみ、この親子(俺とバアさん)にしては珍しく会話をした。そんな中で彼岸も過ぎたが埼玉の墓参りの話が出たので誘ってみたら、もうジイさんがあの調子なので行くことはないと。まぁ、時間のある時にでも「あんたらで行ってみれば」ということになった。

 診療内科が出した睡眠薬を使う。なんとなくボーッとして眠れそうな気になったが、喘息が出て結局、眠れなかった。眠いけど、咳で苦しい。…なかなかキツイ。



2003年09月24日(水) 外来と雨男?

 朝方にはなんとなく寝付いた感じだが、当然のことながら寝不足が続く。これで何日目だろ。もう夜がつらいのよ。まるで『エルム街の悪夢』であるが、あれは眠くなったら日中でも寝るか。こっちは眠いのに眠れないというから始末が悪い。
 
 すぐに品物が痛むものではないが、下田の土産(せんべい)を大森に持参する。時間的に昼飯は食ってきたと言ったのに「何か食ってくかい」と言われる。働きはないが、一応、嫁さんに食べさせてもらっているんだけど。このバアさんは本当に人に何か食わすのが生きがいである。入院中、子供に変な食習慣をつけさせてくれたことを思い出す。一緒に生活してたら、うちの子供は間違いなく肥満児になっていただろう。あぁ恐ろしい。

 数日前の検査結果は、急いでなければ二週間後の外来でもよかったのだが、こうも喘息が続くので行ってみる。ちなみに血液の結果はとりあえず問題なしということだったが、後で思い出したのだが心電図とレントゲンの結果を聞くのを忘れてしまった。ま、大丈夫だろうけど。

 帰りは雨になっていた。なぜか外来に来る日は雨が多い。




2003年09月23日(火) 大人もはまるムシキング?

 すっかり撤夜になってしまう。別に仕事してたとか、ゲームしてたとか、テレビを見てたとかではなく、とにかく眠れないままに徹夜。本来、寝てなきゃいかん時間に起きているのは案外、ツライもんだ。加えて息ができないで苦しい思いをした。軌道が狭くなってるんだろうか。薬のせいかな? 季節の変わり目だからかな? 秋に飛ぶ特有のアレルギーだろうか。

 なんか頭が朦朧としてるけど、本日は嫁さんが夏物と冬物の入れ替えをするというので、部屋にいると邪魔なので子供を連れて外に出る。どうしようと思ったが、自転車に乗ると親子そろって転びそうなので、電車で川崎まで出てみる。

 最近、子供が急に凝りはじめてる『ムシキング』をせがまれる。そんなに楽しいのかな。子供にテレビゲームさせてないので、その反動なんだろうか。ゲームセンターはどこも子供が列を作っているので、いつも人がまばらな某デパートの屋上に行く。エレベータを降りると、目の前にあるムシキングの筐体に秋葉原系って感じの男が背広姿のまま、熱狂していた。…怖い。俺ら親子を睨みつけ、そのサラリーマン?はゲームを続けていた。大人の財力を駆使してるなぁ。

 そんな奴の後ろに並んでも順番など来るとは思えないので、先に昼飯にする。少し風は冷たいが、天気がいいので屋上で食べる菓子パン(相変わらずだこと)は美味かった。

 で、食事を終えてゲーム機に行くと、秋葉系の姿はなかった。きっとゴールドカードが出たので満足して帰ったのだろう(たぶん)。子供が100円を入れようとすると、近くにカードが捨ててあった。ダブりだから捨てたんだな。大人ならゴミ箱に入れろよな。何からなにまでダメな奴だと思ったが、カードはありがたくもらっておこう。これで子供のカードは5枚になった。

 夜になるときまった時間に喘息になる。なんだろ? 体が温まるからなのか? 呪われてるのか? ってことで眠たいのに寝れない状態に。喘息といっても咳が出るわけでなく、相変わらず呼吸が苦しい。起きながら子供の様子をうかがっていると寒くなってきたので、毛布を蹴飛ばす。これが暑いらしく蹴脱ごうとしていつも以上に動き回るが、何か掛けないと風邪をひいてしまう。近づくとキックをくらう。なんか色々な意味でツライ。



2003年09月22日(月) 患者が選ぶ良い医者100選

 昨日の雨もあって、夜は寒かった。やっと秋になったという感じがする。それに伴い押入れから布団を引っ張り出したからか、それとも単純に気温なのか喘息が出る。だもんで相変わらず、眠れなかった。

 鼻かぜのくせして、寝起きの悪い子供はシャワーを浴びるという。シャワーを浴びないと目が覚めないのだとか。最近の若者はなんとも生意気な。誰に似たんだか。

 今日は診療内科。待合にある週刊誌を何気に見ていると、最近の病気特集ということで鬱の特集をやっていた。だから置いてあるのかな。雑誌によると、いい診療内科というのは30分以上のカウンセリングをしてくれるとあった。さて、ここはどうだと思い出してみると、こんなに長い時間カウンセリングをしてもらったことなどない! 時間の指定はされているのだが、中に入って5分もいないのでは? 

 そんなことを考えていると、呼ばれたので時計を見て診察室に入る。…やはり5分とかからなかった。しかも時間のほとんどをカルテ書きに使われてるので、先生との会話はほとんどナシ。そもそもどんな患者かカルテを見ながら会話を進めるので、意味がないような気がする(と、ココに行く度に毎回同じことを思う)。結論、いい仕事がみつかれば環境も変わるので改善になるのではないか…って、先生は平気な顔していうが、そしたら医者なんかいらないじゃん。その仕事がなかなか見つからない間、病状をなんとかしたいから通っているというのに。で、またも薬が変更になる。元の薬に戻り、睡眠薬らしきものが追加。なんかモルモットにされている気分である。

 さて、仕事といえば職安での紹介枠(編集なので3社)を使い切っているので今は連絡待ちの状態。しかし、今日になっても郵便物は何もない。明日の休み明けか?

 夜は横になると呼吸が苦しいし(咳は出ないのだが息ができなかった。…かなり焦った)、相変わらず眠れないので起きている。嫌な季節になってきたぞ。



2003年09月21日(日) 復活! 佐山タイガー

 成人病の検診とかで雨の中、わざわざ出かけてしまう嫁さん。ってことで、部屋で子供と過ごすことになる。雨なら雨なりに部屋で遊ぶ子供は楽しそうだが、常に寝っ転がりながらという姿勢はクセになりつつあるのか? 具合悪いことが多いので、よく横になっている父親の影響だとしたら困ったなぁ。

 雨の中を出歩いたのが悪いのか、普段の疲れからの体調不良なのか頭痛がする嫁さんが、半寝でわけのわからないことを言う。二度目くらいなら我慢するが、三度続くと腹がたつ。部屋にいても空気が悪いので、怒りにまかせて雨の中、外に出る。あてもなくウロウロしていると梅屋敷に到着。日曜はいつも子供といるので、一人で出歩くのは珍しい。

 イライラしながらパチンコしたら負けそうなものだが、この日は勝利。帰りしな大田区体育館で佐山サトルの復活するプロレスがあるのを思い出す。まだ時間は間に合ったのだが、入り口近くにたむろってるソレもんの人に嫌気がして観戦を断念。確か主催は蒲田の私設警備団(だから小学生もいる)だったと思ったが、それにしてはガラが悪いの多すぎ。やはりプロレスの興行には何かしらの利権だか土地の縄張りだかで、ソレもんが絡んでくるのだろうか。せっかくアブク銭があってサスケVSタイガーマスクというカードが見れると思ったのに…。

 子供は鼻風邪をひく。なんか鼻をズルズルしているのは、この寒いのに畳の上に転がっていたから、だろう。



2003年09月20日(土) 大田区は工業都市なの!

 少し前まで台湾に向かうと予測されていた台風が、日本に向かってきている。しかも関東に接近しているというので、雨になった土曜日。

 いつも無駄なことしかしていない蒲田の産業会館で催しがある。元気出せ、大田区という呼びかけなのだが、メイン?となっている実技講習は包丁研ぎ…。大田区の物づくりは匠の技と違うと思うのだが。大田区の中小企業といえば旋盤とかの工作機械だろうに。役人は何を考えているのだろう。本当に大田区の役人の発想なのだろうか。

 実は子供向けにウルトラマンショーがあるのだが、これはもう専門のプロダクションに丸投げ。きっと包丁研ぎも、そういうイベント会社の仕業なのだろうが、何も工業地域で包丁研ぎの実習しなくてもいいでしょうに。このご時世に無駄使いしやがって!

 伊豆に行ったことだし、子供に絵日記を描かせる。少し振り返り、夏の映画やら印象に残るイベントの絵も描かせた。ちなみに伊豆での子供の思い出は、大きな風呂に入ったことだという。…水族館じゃないのね。(実は最近、何を聞いても「忘れた」と簡単に抜かすので再教育のために描かせた。保育園で何かあった?と聞いても「忘れた」。休みの日に今日は何が面白かった?「忘れた」ではいけないのだ。本当に忘れてるんじゃない…とは思うのだが)

 震度4の地震がある。ボロアパートは、ことの他よく揺れた。テレビの速報では最初、震度3となっていたが、4に訂正。それにしても、なかなか運のよい時に伊豆から戻ってきたものである。前にも書いたが、政府の地震に対する警報や、最近のテレビの地震番組の特番の多さは、本当に不気味である。最近、不眠なのも動物的な勘で何かを察知してるからか?



2003年09月19日(金) イルカなんだかサメなんだか

 結局、遠出しているというのに眠ることが出来ず、朝方にウトウトしただけでいつもと同じような目覚めとなる。海岸近くにいるので散歩でもと思ったが、せっかく24時間OKの大浴場があるので朝から風呂に。朝も早いので貸切状態かと思ったが、同じような考えをする人はいるもんで、それなりに混雑していた。

 7時に食事ということだが、風呂になど入ってしまったので待ち遠しいったらありゃしない。嫁さんと子供も朝風呂に入ったので、同じ気持ちなんだと思う。で、時間近くになったので食堂に行ってみたら、もうワンサと年寄りが集まっていた。歳をとると小食になるというのはウソだな。少しでも先に入場したいのか、何度か押しのけられた。…たかが朝食で現代人はこんなである、災害の時とかの配給は無事に済むのだろうかとフト思う。

 他のみなさんは車なので好きな時間にチェックアウトできるのだが、バス頼みの身分としては時刻表に従うしかない。水族館に早く行きたかったが、丁度良い時間のバスに間に合わせようとすると飯抜きになるので次のバスまで無駄な時間を過ごし、下田に到着。ここから再度バスに乗ることになるのだが、また時間が中途半端。あまり時間が経過すると『イルカとの触れあい』の申し込みがいっぱいになるというので(近いから)タクシーで水族館へ。小学校の団体がいて混雑する受付で申し込みの場所を聞き(入場券は旅館でセットになっていた。…いくら時期外れとはいえ盛りだくさんで安いツアーである。嫁さんに感謝)、急ぎ登録。浜を見れば親子連れがのどかに海でイルカと遊んでる(ように見えた)。

 荷物になるとは思いつつ、子供と自分の水着を持ってきてよかった。前日ほどの陽気ではないものの、水に入れない気温ではない。さぁ、イルカと触れ合うぞと勇んでいると日本人を含む外国人が多数、申し込みにやってきた。人数に制限があると思ったが、いきなり多人数になってしまう。…早いバスでなかったことが悔やまれる。

 時間になり浜に集合。嫁さんは胸元まであるカッパ?で腰のあたりまで入水。係員から「危険ですので、お子さんは必ず抱えてください」と注意をうけているので、抱きかかえて海に入る。水着なんだからいいじゃんかよ、この子は(多少)泳げるんだしと思ったが後々、その意味を知ることになる。

 外国人(と日本人)の団体は、いい感じの歳でありながら無理にハイテンション。われ先に押し進む。そりゃ同じ金を払っているのだから平等だとは思うが、こっちは子供連れなのだから少しは譲るというワビサビが欲しいものだ。見れば先ほどの親子連れ(子供は小さい)も再度、参加しているではないか。安い料金ではいのだが、そんなに楽しいものなのか? イルカとの触れあい(これも後で意味を知る)。

 飼育してるとはいえ、人工的な建造物で囲ってるわけではなく、自然の入り江で生活をさせているイルカである。人間さまが決めた時間の通りに入り江に来るわけもなく、しばらくイルカの接近を待つことになる。…なかなか来ない。このまま(規定の時間が)終ってしまうのではないかと思っていると、係員がボールを海面にたたき付けはじめた。音に敏感なイルカは、この振動で遊びに来てくれるのだとか。

 …しばらく待っていると、遠くに背びれが見えた。やっとご対面かと思ったが、なかなか接近してきてくれない。パンフレットには楽しげにイルカに触れている画像があったのだが…まぁ、相手は生き物であるから仕方ないのかも。などと思っていると、係員が「サーフが来ました。気をつけてください」と叫ぶ。その途端、横にいた外国人グループの姉ちゃんが倒され、ビヤ樽みたいな体の白人が(足の間にイルカが入り込んで)持ち上げられる。次いで防水服の姉ちゃんが悲鳴をあげながら倒れる。我々は一匹のイルカによって一瞬にしてパニックになってしまった。

 まだ若いイルカは遊びのつもりで、かなり乱暴なちょっかいを出してくるんだとか。向こうは軽い気持ちでも、噛んでくることもあるらしい。…しかも後ろから。間近で見られるのにカメラを持参できないのは、撮影に夢中になった人が後ろからの接近に気がつかず、ガブリとやられたことがあるからだという。また二回目の参加をしてる親子連れは、子供が小さいのでハシャギ、水面を叩くので必要以上にイルカが接近し加えて人数が少ないと注意の対象が多いので、うちらと一緒の参加になったという。

 などという話を後で聞くのだが、とにかく悪戯者のおかげでイルカがサメに思えてきた。もう小脇に抱えている子供は水から出たがっている。まぁ、イルカの動きに注意をしていれば大丈夫…って、色が黒いからわからない。しかも浅瀬に逃げれば大丈夫とかいってた割りに平気でくるぞ! で、危なく後ろからガブリとやられるところだった。背びれを見せないで泳ぐな! 確信犯だなコイツ。

 近づいたイルカの歯の鋭いこと。しかも想像よりも大きく口が開くので、ジョーズよジョーズ。とてもじゃないが、パンフレットみたいな和やかなイベントではなかった。我が家では、イルカが恐怖の対象になってしまったことは間違いない。



2003年09月18日(木) 下田で命の洗濯を

 嫁さんの遅い夏休みということで南伊豆の休暇村へ。パックみたいなもので格安、らいし。金のことを考えると、また頭が痛くなるので任せることにしよう。ここ最近、また落ち着かない気分で寝不足になったりしているので、遠くに出かけるのはタイムリー。ありがたや、ありがたや。

 出発前に何度も点検をしているのに、どうしても戸締りが気になる。こういう性格が病気になるのか、病気だから気になるのか。何にしても両親共に心配性な人だったので(まだ存命だって)、仕方ないのかも知れない。

 この時期だから大丈夫とは思っていたのだが、意外に混雑していた自由席。川崎乗車でなく品川にしといてよかった。3時間、乗りっぱなしになるのだが、子供も嫁さんもサッサと寝てしまう。…うらやましい。

 伊豆急下田からはバス。本数少ないので時間になるまで土産物屋をウロつく…って、到着したばかりじゃん。でも楽しい。

 3時にチェックインであるが、2時前に到着。荷物だけ預かってもらって目前の海へ。子供を水着にして浜で遊ばせ(砂遊びセットを貸してくれた)、貝拾いという地味な行為をしたり、波とたわむれて時間を過ごす。沖縄は別格にしても、ここの砂浜も白く海は綺麗だった。住んでる所が羽田近くなので、沖縄に行くのと時間は変わらないものの、料金とか考えると夏に来たいな、と心底思う。予約とかかなり早めに入れとかないと駄目みたいだけど。

 12畳ある広い部屋に案内をされる。部屋にはユニットバスが完備されていたが、もちろん子供と大浴場に向かう。知らなかったがジェットバスは禁止になってしまったらしく(厚生省の指導とか。レジオネラ菌とか?)、広い浴槽があるだけだったが、子供はハシャいでた。なんでこんなに銭湯とか温泉好きなんだコイツ。

 5時になってパックに含まれている写真撮影をする。カメラマンに案内され、卓球部屋の奥に用意されたスタジオっぽい場所で家族の写真を撮られたのだが…そのセットの派手なこと。カレンダーにしてくれるらしいのだが、見るのが怖い。

 食事をして、外に出てみる。夜とはいえ、まだ星が顔を出していないが遠くの海に見える明かりは綺麗だった。かなり大きな波の音がするのだが、潮の香りはそれほど強く感じなかった。

 フロントにある土産物コーナーで、子供に好きな物を選ばせたらなぜか恐竜の人形を買う。静岡と関係ないじゃん。

 ここ最近の不眠も電車で寝てなかったし、荷物持ったり日に当たったので解消されると思ったが、どうにもならなかった。おかしいな、何がいけないんだろ。ただ、場所が変わったので気分は落ち着いてる。



2003年09月17日(水) 心電図と地震報道

 紙の新聞の面接日。早い時間の指定になったので、久しく背広姿で通勤電車に乗る。品川から乗り込んできたオジさんが横に並ぶ。大きな買い物カバンを持っていて、そこからはパピヨン犬が顔を出していた…。何故? ふつうに背広を着てるんだけど、会社に連れて行くのだろうか? 朝から不思議な光景である。

 紙の新聞は、定期刊行物がメチャクチャ多い。前にやっていた機関紙の三倍くらいは忙しいのではないか? リストラで少ない人員で遅くまでやっているという。で、言葉を濁したが、激務に耐えられなくなって欠員が出たので募集をかけているみたいだ。なるほど…。

 画像まではめ込んで、版下までを自社で出しているというが何故か作文を書かされる。編集の会社なのだから当たり前のようだが、どうしてどこもPCを使わせてくれないのだろうか。手書きなんてしないはずなのに。不思議だ。

 内科に行く日なので、面接終了の足で蒲田に向かう。手ごろな値段の中華があったので入ってみる。子供が生まれる前に来たことがあるような…ってことは6〜7年前のことか。餃子が美味かった記憶があるのだが、実際はそうでもなかった。今では当たり前のような羽つきの焼き餃子を、ココで最初に食べたのだが。ランチは味が落ちるのか? なんとなく覚えていたのだが、前に来た時と同じ店員さん、なぜか日本語が下手になっていた。何もかもが落ちている。不思議だ。

 炎天下をトボトボと歩いて総合病院に向かう。白血病を宣告された日も、蒲田の駅から徒歩で向かったのである。…よく覚えてる。今は一ヶ月に一度の通院になっているので、久しぶりの外来である。何か変わりはないかと聞かれたので、最近、貧血が多いと告げたら深刻そうな顔をして心電図とレントゲンを撮られた。「何があるかわかりませんからね」むう、まだ安心のできる体ではないのか? 前回の骨髄の結果はとりあえず良いということだが、何だとりあえずって。いつもは一ヶ月後の予約なのだが、結果を聞きに一週間後に予約される。

 明日、南伊豆へ行くのだが、ニュースで『東南海・南海・東海地震』の報道をしていた。…政府が騒ぐということは、かなり根拠のある数字が出ているのかも知れない。そういえばここ数日、南関東に地震がくるかもしれないという新聞記事もあった。なんでもFM波を使った計測で予兆が出ているのだとか。大丈夫か?



2003年09月16日(火) ペナントの終わり

 ラジオもテレビもどこを回してもタイガースの優勝報道をしている。なんでもスポーツ新聞は、5紙合同で袋積めにした企画物まで発行してるという。これは大阪のお話で、なんと即売したんだとか。ふうん。しかし、普通紙の朝刊はお休みなのであった。

 それにしても18年ぶりですかい。まぁ、来年になって日記を読み返すことがあったら、「そんなこともあったよなぁ」ということになるのだろう。横浜と一緒で1発屋くさい気がするぞタイガース…確か前回の優勝の後は一気に最下位にまで落ちたような気がする。まぁ、吉田監督と星野は違うんだろうけど。

 たった2本しかないズボンの一本に穴があいてしまったので、イトーヨーカ堂へ。ここのオリジナル商品は、値段は変わらないけどユニクロのよりも感じがいいのである。しかも裾の調整までしてあるので、かなり格安。色とサイズを確かめながらウロウロしていると、一目で気にいったものがあったが、リーバイスの7800円のものが紛れ込んでいただけだった。…紛らわしい。やはり並べてみると品物は違うわけだが、それでもサイズがピッタリの品物が1900円で手に入ったのであった。

 最近、子供が風呂に一人で入るようになった。前から一人で入っているけど、この頃は全部を自分でこなせるようになった。しかし、潔癖症なのか泡を「これでもか!」と落そうとするのでお湯の減りが激しい。まるで修行僧のようにバシャバシャと使うので、後に入ると足りないのだ。現代っ子にはもっと節約を教えなければいけない。



2003年09月15日(月) やたら疲れる敬老の日

 祝日ではあるが、子供は早起きしてジイさんバアさんに持っていく蒸しパン作りを手伝う。これと昨日、描いた絵を持っていけばあの二人も喜ぶだろう、たぶん。

 そんなわけで敬老の日なので実家へ。玄関に着くと孫、嫁さん、俺に対してあからさまに声の高低を使い分けるジイさん。初っ端からケンカ売ってんのか。

 とりあえず昼飯も一緒に食い、何事もなく無事に戻ることになる。まぁ、子供と買い物に出てる間、残った嫁さんにジイさんが余計な話をしてたみたいだが。…それにしても障害者手帳を持ってるジイさん一人残して買い物に出かけようとしたバアさん、いつもそういうことしてんのかな。大丈夫なのか?

 せっかく平和島近くまで来たので足をのばす。ドンキホーテは見てるだけでも楽しいな、と。UFOキャッチャーで『555』の変身ギアを手に入れた子供は、浮かれ過ぎて帰りの自転車で寝てしまう。

 昼に録画しておいた『青い鳥』を見る。劇団四季による長い物語の途中で嫁さんは寝る。実家に行くとみんな気を使うのである。苦労かけるねぇ。

 タイガース18年振りに優勝。その瞬間、フジTVは世界柔道を一時中断していた。なんでそんな暴挙を? 視聴率とれるなら、何でもするのか? こうなりゃ意地でも星野の胴上げ見てやんないもんね。(←意味不明)

 子供のイビキが激しい。やはり喉の奥が狭いからなのだろうが、とにかく苦しそう。少し頭の角度を変えてやるとスース―といくのだが、ズレると呼吸が苦しくなる様子。アトピーで痒くなったり、とにかく眠りが浅いのではないか。成長期に睡眠が浅いというのは、可愛そうなことである。まぁ、子供と嫁さんは昼寝してるからいいか。今日もなかなか寝付けない。



2003年09月14日(日) 夏は続く…

 真夏のように暑いのでどこにもでかけない、っていうか出かけられない日曜日。実際、今年一番の暑さになった。

 嫁さんの足も悪いので(タコの治療?)動物園は中止になる。まぁ、先週の約束なので子供も忘れているからいいのだが。もし、覚えていたら大変なことになる。だって第二日曜だからフェイスペイントしてるから(絶対にやるので)汗で化粧が流れるわ、と。…とにかく暑い。などと書いていても、8月の冷夏のように最近の天候はコロリと変わるからなぁ。来週はブルブルとふるえてたりして。

 裏の建売住宅は、現在、道路側から4番目まで人が入っている。今日も展示公開しているのだが、5番目を飛ばして6番目に明かりが点り、そこを公開している。ってことは、うちらのいる部屋の真隣にある5番目の住宅に手付でも? ついに人が入るのかい。おっ母さん東京は住みにくい所です。

 最近、なんかすぐに諦める態度の子供。そういう時期なのかしら。とはいえ、なんかイジケる態度が卑屈だ。保育園で何かストレスたまることあるのかな。今年になって急に不機嫌になること多いもん。(色々と噂を聞く)先生の指導なんだろうか。担任は選べないもんなぁ。

 敬老の日のために子供にお絵かきをしてもらう。



2003年09月13日(土) 畳と女房は

 朝、下に置いてあった新聞を取ろうとしたら、指先にチクッと痛みが走った。てっきり広告の紙で切ったのかと思ったが血は出てない、畳のささくれが爪の間に刺さっていた。…これは痛い。そういえば猫を飼ってるわけでもないのに、方々の畳がボロボロになってきた。裸足で部屋を歩くと、足の裏にささくれが張り付く。来年は子供も小学生、定職決まるまでのつなぎのつもりのボロアパートだったのに、ここへ移ってから回りの時間はかなり動いているが、自分は何の動きもないなぁと不安になる。

 昨日オープンした川崎のサクラヤへ。うだるような暑さで、部屋から駅までの道のりだけで汗だくになる。今は本当に9月なのか? 電気屋は、これからクーラーが売れるのではないか、とマジで思えてしまう。(ウチは結局、今年もクーラー稼動してないけど)とにかく…暑い。

 そんな外気温度を考慮したのか、サクラヤは冷蔵庫を通り越し、冷凍庫みたいな温度だった。単に人が多いからガンガンに冷やしてるのかも知れないが、京浜急行もビックリの冷やしっぷりだった。そりゃ店員はハッピ着てるし、偉そうな人はピッチリと背広姿だからいいかも知れないが、少しはラフな格好の客を意識してもらいたい。嫁さんと別行動にしたら、どこかで迷ってしまったらしく、子供とホビーコーナーを長くウロウロすることになる。子供の好きな怪獣の人形が、巨大クーラーの真下にあるので体がすっかり冷えてしまった。今度は…寒い。東京電力は、危機を脱したつもりかも知れんが、常に訴えてこういう無駄な電力を見直してもらいたい。

 これまで独り勝ちのような状態だったヨドバシにも寄ってみたが、強引に敬老の日特価と設けていた。こういう企業同士のケンカは大歓迎だ。もっとやれ。



2003年09月12日(金) 字は人なり、会社は社長なり?

 朝からトロけそうな暑さが続く。梅雨がズレ、暑さもズレているような熱気の中、『全国観光と物産』新聞の面接に向かう。ある意味、ここまでシカトかます人物はどんな社長なのか興味があったのだが、色の白い、いじけたネズミみたいで、なんとも想像通りの人物だった。

 長く業界新聞やってきたから編集の流れは分かるので、現物がどんなものか拝見させてくれといったら、無造作に目の前に新聞を置かれた。ザッと見れば雑貨を扱ってる新聞で、対象が色々あって面白そう。もう一つ土産物の新聞も、地方特集が多くて興味をそそる。

 「うちの新聞は興味があるかないか、まずはそれから聞きたいね」というので、勿論ありますと答えたら鼻でフンといわれた。何か間違ったこといったか? 俺。今までここまで素直に仕事を面白そうだと思ったことはないんだけどな。いかんせんふんぞり返った社長の人間性は、好感がもてないけど。

 給料の話になって更にふんぞり返る社長。なんでも求人票に出した金額を要求されても、その通りになんかなるわけないとのこと。あり得ない数字なら表示すんなよな、という感じだがこの強気は面接に思いのほか多くの人が来たから、俺なんか相手にしなくてもいいやという表れらしい。職安の他にも募集をかけてて、そっちの面接スケジュールが本日だったらしい…って、それならそれで連絡しろよな。職安では俺を含めて3人を保留しっ放しだったらしいが、よほど求人をかけた時に自信がなかったのだろう。

 そんなトコロならさっさと断ればいいものだが、取材対象は本当に興味深いんだよなぁ。世の中、なかなか良縁というものはないものである。



2003年09月11日(木) 突然の電話連絡が入る

 例の会社を見切ろうと、断りを職安に入れに出発しようとしたら電話が入る。出かける前なので面倒だから留守電のままにしといたら、例の会社だった。なんでも面接を明日にするという。…部屋に監視カメラでもあるんじゃないのか? 

 ご丁寧なことにファックスでも通知してきた。人との約束はルーズなくせに、こういうことはマメだな。『(日時の他に)これまで自分がやられた原稿等の印刷物を数点持参のこと』とあった。なかなか自分勝手なことで。社長のお里が知れるわ。まぁ、断りを入れようとした直前、まるでドラマのように連絡が来たのだから、ドラマのような劇的な展開を期待するとしよう。おぉ、鬱なくせして前向きじゃんか。薬が効いてきたか。

 嫁さんが準備してくれた来週のお出かけ。そのチケットを買うことでやっと実感が出てきた。嫁さんの遅れた夏休みを18、19日ととるのだが、それにあわせて安い旅行に行くのだが、金銭面を考えるとなんか喜べないでウジウジしていたのだが、もうこれもリハビリと思って出かけなければ。これでまた働きもないのにこんなことしてる場合ではないとか変に考えると深みにはまってしまうんだから。素直にいきましょ。

 熱帯夜が続く。本当に9月なのだろうか。まぁ、確かに秋の虫は鳴いてるんだけど。



2003年09月10日(水) 対セネガル

 大型の台風が九州に接近しているという一日。その影響か、時々、強い風が吹き込んでくる。ただ日差しは強く、昨日と同じく暑い日になる。秋なんて感じはしないぞよ。

 昨日、職安にあった物件は採用者が出たものの、その人の働き具合によっては冬くらいに再度募集するかも知れないと電話でいわれた。事態がどう転ぶか分からないので、とりあえず応募をすることにした。

 また、同じく昨日連絡のあった紙の新聞は、来週に面接となった。なんとなくいい感じ?(この程度のことまで漕ぎつけるのに苦労するのだから情けない。面接のその先が大事だというのに、面接までこじつけるだけで力を使ってる)そしてもう一つ…水曜になっても連絡のない(不採用通知さえこない)例の会社って。冬に募集するかどうかわからない会社は、当然だけどかなりの期間、保留される。ってことは、こんなルーズな会社にいつまでも振り回されていたら、職安から他の物件を紹介してもらえない。…見切るか。

 今日もサッカーが見られた。一週間前に来日し、メンバーもしっかり揃えた本気のセネガル戦。こういう試合に勝ってこそのジーコジャパン! のはずだったが。せっかく本山を召集したのだから、後半早々から使わなきゃ。あと(中田英よりも)頼りになる小野の投入が遅いって。ジーコ、腰が重過ぎ。あ、ジーコ批判をしてしまった。試合は1−0で負け。



2003年09月09日(火) ジイさんはリハビリ中

 午前の早いうちに職安に。自転車で向かう途中、大田区体育館前で向こうから見慣れたTシャツが歩いてくる。フジサンケイ・クラシックのTシャツなんてうちのジイさんだけかと思ったら…ジイさん本人だった。なんでも朝のリハビリ中で、毎日、体育館まで杖つきながら1時間を歩くんだそうな。この暑い最中でも老夫婦そろってリハビリしてたんだ。感心、感心。

 いよいよもって自転車にガタがきた。漕ぐ事にギイギイとけたたましい音がする。道を歩く人が振り向くくらいだから、かなりの音量だね。恥ずかしいったらありゃしない。一応CR―Cを注してみたのだが、それで駄目なところをみると自転車屋のいう使用限界に達したか? 

 職安はなぜかガラガラだった。失業手当の受給講習と重なったのかも知れない。快適、快適。

 夕方、面接の電話があったというので「やっとかよ」と思ったら、例の会社とはまったく違う会社だった…。ちなみに本日、例の会社のことを職安に聞くと「ここまで待ったんだから、もう少し待ちましょうよ。今は会社側が強い時代ですから、向こうの多少の我がままは…」だと。約束するたびに無視されるのは、多少の我がままとはいわないのでは?

 結局、8月は一度も行けなかったので知らなかったが、リハビリで通ってるプールは10月からカルテの管理方法がかわるとか。なんでも、今まで客のカルテの管理に時間をとられ、肝心のプールの監視が満足に出来なかったので、カルテの管理は客がやれというのである。そんなにカルテに退場時間を記入するのが大変な作業だとは思わないのだが…。退場間際、ここまで宣言するのなら10月からは化粧をしたまま水に入るオバちゃんや、シャワーを浴びようともしない常連さんに注意してくれるんだろうね、と係員に聞くと「はい、10月からはちゃんとします」と言われた。10月前にしてもいいんだよ、っていうか見て見ぬ振りは確信犯だったのかコイツら。

 リスママから郵便物が届く。本日、突然に面接の電話があったのは、お守りのご利益なのだろうか。ありがたや、ありがたや。

 東京は32℃の暑さとなった。午後からはウロウロと歩きまくり、プールにも行ったがこの日も眠れない。さすがに二日続くと具合が悪くなる、というよりも焦ってくる。



2003年09月08日(月) もう少し…

 職安の人から直接電話があったので、(休みなのに)「明日中には必ず何かしらの連絡を本人にします」と抜かした例の会社ではあるが、土曜も日曜も、そして本日の午前中になっても結局、連絡はない。いきなり不採用通知とも思ったが郵便物もない。よくこんなことで信用商売できるもんだなぁ。

 新聞広告で珍しく長期の編集のバイトがあった。パソコン作業、各種取材活動と、もってこいの仕事と思ってみれば年齢制限に引っかかる。いいじゃんかよ、どうせバイト扱いなんだし、それを覚悟してんだから。と食い下がったら「なにぶんにもクリエイティブな仕事なもので」だと。素直に編集作業といわんところが可愛らしい。(そもそもクリエイティブな仕事と年齢は関係ないのでは?)

 もう少し高齢になると職安ではナビゲーター制度を導入して色々と柔軟に対応するという。もう少し若ければどんな仕事でも『未経験OK』になる。なんとも中途半端な年齢よ…。

 もう少し程度の高い障害になると公務員とか大企業に誘致される。もう少し、体がいうことをきけば体を使った仕事もOKなのに。なんとも中途半端な後遺症よ…。



2003年09月07日(日) 糀谷町内は祭り日和

 まるで誘い合ったかのように、地区のお祭りが重なる。分かってるだけでもここの地区、隣の地区、それと子供のプール近くにある地区の神社で一斉にお祭り。

 子供山車が9時からというので参加させられる。毎年、子供と嫁さんは参加しているのだが、いつも体調悪くて寝てる(嫁談)から初参加。そういえば、目の前の土建屋さんが休憩地点なので、いつも耳を押さえながら横になってる気がする…。

 神社を9時出発し、近所をグルグルと練り歩いて11時まで引っ張るという。

 最初、神社に集合してみればガラガラで、山車のロープがやたら長く感じたが、休憩を重ねるごとに子供の数がいつの間にか増えていき、最後のお菓子を配る段階になるとロープをつかめないほどになっていた。ちゃっかりした子供(ってか親)が多いなぁ…なんかラジオ体操の時を思い出す。2時間の予定だったそうだが、休憩所で先導する町内会のオジさんにアルコールがふるまわれるようになりはじめると、休みの時間が多くなり、かなり時間をオーバーした。

 見回せば、保育園の子供もいっぱいいた。この連中が、来年は神輿をかつぐと思うと子供の成長はあっという間なのだなと思う。しかし、山車ほど簡単にものは手に入らないので、神輿の担ぎ手は少なかったような気がするなぁ。うちの子は来年もやるだろうか。

 蒸し暑い中を午前中かけて歩き続けたせいか、なんか午後はグッタリしてしまう。子供を連れてレンタルビデオ屋へ。昨夜、眠れないで悶々としてる時、なぜか『銀河鉄道999』が気になって仕方なくなったのだ。で、スッキリさせるために借りる。子供は無料券で借りた時に味をしめたのか『ワンピース チョッパー王国』を借りた。どちらも楽しめたのだが、神輿の音がうるさいのでセリフがちっとも聞こえやしなかった。掛け声ではなく、鳴り物がうるさいというのも寂しい話ではあるが。



2003年09月06日(土) 隣の同じような家に囲いができるってねぇ…ヘイ

 アパートの後ろの同じ形をした9棟の住宅、一応の作業は終っている様子なのだが周りを囲うブロックの工事をはじめた。バケツで練る程度の生コンに機械を使ったりして…モーター音のけたたましいこと。手でやれ、手で! 部屋の中にいても会話も聞こえないわ。

 そもそも何も土曜日にやらないでもいいじゃないの。そんなに焦らないでも買い手なんかいないのに。本音は次の買主が決まると、いよいよ真隣に人が入ることになるからなのだが。…東京の住宅事情だねぇ。

 やたらと天気がいいので(久々に)自転車の練習に。嫁さんの「補助なしで練習よ」という命令を無視して子供は補助輪付きにまたがる。

 「最初はこれで遊んでから」という。補助輪は制覇しているので久しぶりのサイクリングを楽しんでいる。無茶な運転をするガキがゴーカートの横腹に直撃するなど微笑ましい光景が展開する中、マイペースで信号重視しながら運転を続ける子供。何週する気だ?

 気がつけば11時半になって午前の部は終わり。おい、補助なしの練習してないじゃないか。

 そのまま裸足になって公園を駆け回る子供。結構なことなのだが、最近の公園にはおかしな人物も多く、危険がいっぱい。砂場にガラス欠片とかあるし、所々に火のついたままの吸殻が捨てられたりする。(そもそも交通公園は子供ばかりなんだからタバコなんか吸うなっての)親的にはドキドキなのだが。まぁ大怪我まではしないからいいか。

 午前中は公園で動きまくり、午後はいつものスイミング…ってことで夜は信じられないくらい早い時間に、スンナリと寝てくれた。やっぱあんだけ動き続ければさすがの子供も疲れるわな。

 さて、昨日、社長が「明日には必ず」と確約した面接の電話であるが結局、なんの連絡もなし!!!!!!!!!!! とイライラしてたら眠れなくなった。体に悪い会社だこと。



2003年09月05日(金) 公務員は庶民の苦労を知れ!

 さすがに週の最後になるまで連絡がないと血管が切れそうになる。

 とはいえ、こっちから連絡を入れると印象も悪くなる(と係員に言われた)ので、職安から「軽く」探りを入れてもらうことにした。

 対応してくれたのは、初顔の池田さん(仮名)。前の会社で世話…になってない、ちっとも波長の合わない池田さんにソックリな人。このテの人とは非常に相性悪いんだよなぁ。(←予感は的中する)

 ひょっとして郵便物(不採用通知)が職安にだけ届いているかも、と思ったがそうでもない。電話連絡ひとつもないのだ。「…いくらなんでも対応遅いですよね」といって電話をしてくれた池田さん(仮名)。

 「もしもし、大森職安です。ご担当の代表取締役社長の●●さんお願いします」

 「あ、こちら大森職安です。ちょっと募集の件で伺いたいのですが、今、よろしいですか」

 「まだ三名ほど合否のハッキリしてない方がいますよね。今、その中の一人、タカハシさんが来られてるんですが」おい! 名前を言うか? 俺が電話かけさせてるみたいじゃないか(そうなんだけど)。

 「これまで連絡を入れてもなかなか返事がこないとご本人がおっしゃっています」おい! 事実だけど、少しは気をつかえよな。

 「いったい、どんな状態なんですかね」おい! 刺激するな。

 しばらくやり取りをして、池田さん(仮名)は電話を切った。

 「なんでも明日の土曜日に、キッチリと電話連絡をしてくるそうです」 

 …土曜って会社休みじゃないのかな? これまで数日後とかいってた相手がそんな急に連絡をするとは。今まで耐えてた苦労が他人の言葉で駄目になった気がするのは考え過ぎ?



2003年09月04日(木) 土建大国ニッポン

 またも眠れぬ夜を過ごす。数日前に目が冴えて眠れなかった時は、新聞屋の動くころにやっと眠気がきたが、今回は炊飯器の動く時間になっても駄目だった。何をイライラしてんだろ俺は。まぁ、あの会社なんだけど。ここまでされると、こういう会社だから職安に申し込むんだなと思えてきた。しっかりした会社ならやっぱ就職情報誌使うもんね。

 テレビでやってたように、寝れないのに無理して布団にいるよりは、思い切って体をおこしてたほうがいいのかもしれない。かえって疲れもしないし頭はハッキリしている。

 就職情報誌、今週は二冊。ガテンも買ってみた。体がこの調子なのでデスクワークに絞ってきたが、相手にされないのでは仕方がない。が、頼みのガテンはなんと製造業の少ないことか。あるのは建築関係ばかり。…これでいいのか日本。国内でてきとうに手抜き建築物ばかり作ってばかりではいかんのよ。もうハコモノの時代でもないでしょ。しかし製造業、少ないよなぁ。モノ作りニッポンはどこに? 



2003年09月03日(水) 海は広いな大きいな

 例の会社からは何の連絡もなし。

 確か電話では昨日か今日のうちに連絡するとか抜かしてたような気がするのだが…。これまでも同じような対応をした会社は多々あったが、こうも連続して(同じ手で)すっぽかされると怒りしか覚えない。ただ、ここまで耐えたので相手に刺激を与えないように耐えるしかない…のだろうか? いつまで続く買い手市場。(とはいえ、ここまで適当な扱いするか普通)

 とにかく暑い日になった。鬱鬱鬱としているので、本にあった通り試しに海に出る。こういった行動を起す気になってきただけでも進歩したうちだ。案外、三浦海岸では降りる客が多かった。てっきり観光だけの場所と思ったが、住んでる人も多いのだ。何か少しうらやましい。

 9月に入っているので海の家は解体作業をしている。それを横目に車で来た人や近所の人?は、海水浴を楽しんでいた。ウチは結局、今年は海に来なかったか。来年は子供も小学校なので、取り返すくらいに来たいものである。(おぉ、そんなことを考えるとは)

 潮騒と海の匂いで気持ちが安らぐ。台風の時は大変だろうけど、海のそばというのはやはり憧れる。
 
 夕方に雷注意報がでる。京浜東北や山手線は一時完全に運転を見合わせるほどの落雷だった。子供と風呂に入っていると、電球が故障したかのように外がピカピカしていた。…まるで今が夏じゃん。

 またも寝られない。こっちは本気で職探ししてるというのに適当な扱いをみせる会社(というか代表取締役個人)をおもうとイライラは簡単に復活してしまう。



2003年09月02日(火) 小川宏を目標に

 先週もそうだが、どうも火曜日はよくない気がする。偶然なんだろうけど。

 朝、子供に散歩をねだられるが、撤夜してボーッとしてるのを言い訳に嫁さんに行ってもらう。朝の忙しい時間に悪いと思うが、眠くはないし、体が疲れてるとかではないのだが、なんだか体が動かない。医者にいわせると、これが典型的な症状だそうで、つい最近もテレビで見かけた小川宏とも酷似。入院するまではいかないんだろうが、なかなに気持ちが重い。自分的には仕事さえあれば改善されるはず、と思う。仕事と習慣がほしい。

 治したいという気持ちで足のリハビリに。やっとジム施設の入り口を通ることができた。ちなみに8月はプールに来てないことが判明。金だけ払って…嫁さんには迷惑かけるなぁ。会社行ってたころは仕事帰りに通っていたもんだっけ。あの頃は、ニ日あいだを開けただけで運動不足になった気がした。

 とにかく先月の末に50mを泳げなくなっていたのと同じく、水中歩行も困難になっている(当たり前だ)。気分が沈み、体を動かせなくなってる弊害が色々なところで出始めている。退院間際の、あの生命力はどこへ行ったんだ。チキショウめ。もっとしっかりしなければ。と、気持ちでは思う。…なかなか行動まで行かないんだけど。今日のこれをその一歩にしたい。



2003年09月01日(月) はい蕎麦屋です。出前ですか? えっと…さっき出ましたから。

 朝の散歩をしている途中、神社に立ち寄ると突然一人でブランコに乗れるようになる子供。なんだろ、なんかのコツがわかったのかな。

 一日中、曇りの日。別に月がかわったといって何の変化もない。

 物産新聞からは週明けになっても郵便物もなし。毎度こういうパターンだと待たせられた挙句に不採用というものなのだが。仕方ないので職安に言われた通り自分で電話をして用紙に記名されてる社長を出してもらう。(総務とか人事ではなく社長が担当だったんだ)

 「その件でしたら職安から連絡を受けてまして、今週のうちにそちらに面接の連絡をすることになってます。明日か明後日には電話で連絡をして、面接の日時を決めたいと思います」だと。この嘘つき! おまけに逃げるように、いきなり電話をガチャンと切られた。一ヶ月ほったらかし→(職安で催促したら)先週のうちに電話連絡→何の連絡も無し→本日にでも不採用の通知?と思ったが、とにかく何もない。ルーズとかそういうレベルではない。適当な人だこと。

 なんか意味もなくイライラする。ひとの心配してる場合ではないのだが、友達の受験の合格祈願ということで川崎大師へ。ついでに自分の就職成就を祈願してくることに。厄除けなので、悪い厄がどこかに行ってしまうことを節に願う。どうかご利益がありますように。

 またも夜に眠れなくなる。テレビで寝れないときは無理に寝ない方がいいというので、起きだす。それにしても無気力だこと。全然更新してない子供のHPを見てもやる気にならない。いかんなぁ。


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