元・白血病患者の日記
 

2003年07月31日(木) 子供の成長を目の当たりにする

 やっと外装をはじめた裏のドミノの家。すぐ裏ということでスプレーが飛散してくるので、この暑い中、窓を閉めることに。うちは他の家みたいにクーラーを使用していないので、蒸し暑いったらありゃしない。モタモタしてないで早く建てろ!

 昨日、バアさんが届けてくれた虫に触れる子供。それまで「ゴキブリみたいだ」と怖がっていたのに一皮剥けたか? どうやら千葉に親元を離れ一泊して成長した様子である。男の子の成長は早いやね。

 ってことで、保育園ではヒーローになったという。(まだ5歳で)一人で団体旅行に参加をしたのだから。先生も驚いていたそうだ。確かに凄いぞ。
なぜかカブト虫の入れ物を買うハメになる。見たらお仕舞いと思っていたクワガタを、飼うことになったのだ。まぁ、子供がその気ならやらせてもいいんだけど、なんだか自分で墓穴を掘っているような気分になる。この歳で虫かごを買う、という行為が嫌なのではなく部屋で虫と同居するというのが…ツライ。

 いよいよ迫ってきた鹿島の一日店長。問い合わせはファンクラブというが、電話に出ないので(仕事しろよ)、クラブハウスに電話をする。なんでも10時開店のショップで1000円以上の買い物をして一回の抽選になるんだとか。人によっては買い物をして抽選、また買い物をして列に並ぶという人もいるらしい。これまで参加者はどんな人数になったかを聞くと「100名には満たない」といっていたが…。ショップの人の言葉を信じるのなら火曜日、無理をすればよかったのかな?(翌日、それがとんでもない嘘だと分かることになる!!!!!!!!!)



2003年07月30日(水) バアさんから虫のプレゼント

 降ったり止んだりの雨が続く。いつになったら梅雨は明けるのだろうかしら? ってことで蒸し暑い日になる。

 朝は子供がいないので、妙に時間を持て余す。嫁さんなど時計を見ては何度ビックリしていたことか。子育てって大変なのね。

 外来の日。てっきりマルクかと思っていたが勘違い…だったらしい。前日からアドレナリンを放出していたというのに拍子抜けをする。こんなことなら、前夜、もう少し豪勢な食事?になっていたというのにな。マルクは来月の6日になる。夏場のマルクは嫌だなぁ。

 蒸し暑いとはいえクーラーを使わずに扇風機をフル稼働させているのだが、安い扇風機だからだろうか首を振りながらガタガタとうるさい。風量も3段階あるのだが、最弱にしても突風になってしまう。絶対に寝てる間には使えない代物だ。…強いにしたら、どんな風を巻き起こすのだろうか。

 夕方、バアさんから電話。なんでもカブトムシをもらったので(電話ではカミキリ虫といっていた。正確にはカブト虫とクワガタ虫…)どうするかという。「いらないんならこっちで捨てるから」と平気な顔(声か)で言う。一応、生き物なんですけど。この自分の都合のいいようにいかない時のキレ方は、生涯治ることはないんだろう。よく息子はグレないで育ったもんだ。

 まぁ、子供に見せて、欲しがらなければ保育園に寄付しようということで(さすがに捨てるのは可愛そうだろ)明日、取りに行くと告げる。すると、朝、届けに来るという。…孫の顔が見たいなら素直に言えばいいだろうに…。そんな虫で都合をつけるのではなく、前に言っといたプール券はどうなったかと聞けば、忘れてやんの。(区から支給される)プール券をくれ!

 調剤屋にストックがなかった内科の薬が届く。鬱の状態に改善がないので内容が変わる。なんかスキッとしないもんであろうか。気持ちの梅雨明けも遠い。まぁ、バアさんの子供ですから…。

 ネットで鹿島アントラーズ・クラブハウスの一日店長のスケジュールを調べる。8月の主なところは、1日・小笠原、5日・中田、7日・相馬、11日・鈴木といった面々か。火曜日に秋田でケチをつけたので、是非ともリベンジを果たしたい。(今のところ予定では)全部が午前中なので、朝も早くから茨城に向い、東京に戻ってきても職安には間に合うぞ、と。しかし…出発の時刻がラジオ体操と被っていたりする。体が二つ欲しい。

 電話では朝に虫を届けるということだったが、すぐに配達しに来たバアさん…。慌しいことで。箱の中におがくずが入っていて、中に数匹いるらしい。嫁さんが砂糖水を作り、置いてやるとゴソゴソと出てきた。8匹くらいいる…(正確には11匹だった…)。

 限りなくゴキブリに類似した甲殻類の連中は、夜になると箱の中でガサゴソしている。ぶ…不気味だ。虫と一緒に寝ると思うと夜中にトイレに行けるだろうか。なんだか夢を見そうだ。悪い夢を…。



2003年07月29日(火) 子供の旅立ち

 子供がスイミングスクール主催の一泊旅行に出かける日。本来なら見送りをする予定だったが、朝も早くから茨城に出かけるので断念。8時に東京駅から出発する高速バスに間に合わせようと、子供よりも一足早く出発をする。前に上野で鹿島選手のサイン会があったが、今日はクラブハウスで秋田の一日店長があるのだ。こちとら親子でユニフォーム姿になって参加したというのに、サインしてくれなかった(前日の試合でレッドカードもらって不機嫌だったので)からリベンジじゃ。100名だけだが、写真も撮影してくれるそうだ。燃えるぜ。

 これまで何回か時間は違うが、同じバスに乗っているので発車する場所は知っている。前日にこれでもか、と時間も調べた。なんとも誤算だったのは、今が夏休みの時期ということか…。鹿島神宮行きの待合の列が、とんでもなく長く伸びていたのだ。ガタイの良い小学生が、茨城に合宿に行くという。それはそれでいいのだが、引率の先生が(←頼りない公務員丸出しのメガネ)何も知らない人で『取り合えず列に並んどけ』とばかりに、鹿島神宮行きの列に並ばせていたのだ。これで列の順番がメチャクチャになり、加えて住友金属に向かうサラリーマンが佃煮にするほどいたので、バスが満席になってしまった。…なんだと?

 只でさえ数の少ない鹿島行き、しかもクラブハウス経由のバスは更に少ないのだった。次のバスを待ち、(今度はクラブ経由ではないので)バス停から延々と歩くと…時間的に間に合わないではないか。これまで同じバスに何度も乗っているが、乗車客10人を超えたことなかったのに、今日に限って店員オーバーとは。つくづく秋田とは縁がない。泣くぞ。

 せっかく、などと書くと子供に怒られそうだが、嫁さんと二人きりになれるので夜は映画に行く。行き慣れた川崎の駅を嫁さんと並んで歩いていると、何かが足りないような気がして仕方がない。いつもカバンを持って歩く人間が、それを忘れて歩いてるような感じで実に落ち着かない。ついつい、子供の姿を探してしまう。どこかに置き忘れてしまったんじゃないだろうかと、何度もキョロキョロする。

 映画は『踊る大走査線』にした。それなりに面白かった。子供いるとチョイスできないもんね。その後、食事をして部屋に戻る。せっかくだから少しゆっくりしてもいいのだが、万が一、千葉から子供のことで電話があったら大変だ。(…何もなかったけど)

 部屋に布団を敷く。いつも3つ並べるところに2つだと妙に部屋が広い。テレビを見ても、何をしても部屋が広い。嫁さんは、入院中に部屋が広過ぎるので、俺のぶんまで布団を並べたといっていたが、こういうことか。ご迷惑をおかけしました。



2003年07月28日(月) 南の島でもどこでも(税金で)行きやがれ

 朝の6時に強引に起きる。そして子供を連れて散歩。いよいよ夏の風物詩、ラジオ体操が近づいてきた。数日前には軽く一回りだったが、ちょっと遠回りをして最後に保育園前まで行くことにする。子供は平気な顔をしていたが、こっちは何か途中で疲れる。保育園前まで到着した時には、ハアハアとしていた。比較できるが一年前よりも確実に体力がない。もう欠片しかないって感じ。鬱になって体ちっとも動かしてないからかな? これでラジオ体操は大丈夫なのか。心配だ。

 で、部屋に戻り朝食を終えて、子供と嫁さんが出かけるころにはバッタリと。朝は本当に何もする気にならない。病的といえるかも知れない。困った。

 職安での検索は、どうも7月の頭から(目ぼしいものの)変更がないような気がする。職安といえば、この時期には受付がコッソリ隠れて旅行のパンフレットを見る時期になった。係りが違うからか? 自分ルールだと暇なので机の下でパンフレットを見ている公務員を見ると、殺意を覚える。自分の部署に人がいないかも知れないが、他は盛況なんだから手伝いくらいしやがれ! ただでさえ今時の職安は殺気に満ちているんだから、少しでいいからふつうの勘定をみせてくれ。

 と、職安でのイライラを理由(言い訳)にパチンコをしてしまう。中途半端な勝ちだったら、チョコやビールの景品にしてしまおうと思ったが、鹿島のクラブハウスに連日通い、明日のデート代までまかなえる程が出た。…近頃のギャンブルは怖い。焼酎を購入して職安のウサを忘れようとした。

 子供は本当に明日、千葉に出発するんだなぁ。リュックに詰めた荷物を入れる練習をしている。表情を見れば、ウキウキ半分、(一人だけになるので)ドキドキ半分ということか。

 子供も出発するが、明日は自分も茨城に出発しなければならない。クラブハウスで秋田の一日店長(=サイン会)があるのだ。実はここ数日、夢にまで見ているので(上野の時と同じ)現実のものとしなければ!

 と、思っていたら(行き先は違うが)高速バスがジャックされる事件が起こる。タイムリーだなぁ。



2003年07月27日(日) 川崎大師へお礼参り

 先週、雨で流れた川崎大師の風鈴市。実は退院記念日と開催日が被るので、いつも見に行っていたのだが、今年の長引く雨が相手では仕方がない。お祭り後で何もないが、お礼参りに出かける。

 出掛けには傘の心配をするような雲行きだったが、とても暑い日になった。湿気が多いぶん、暑い。

 昼飯の頃から様子のおかしかった子供は、川崎大師に到着するとグッタリとする。別に風邪とかではなく、夜の眠りが浅いので眠いのだろう。アデノイドで呼吸が苦しいやら、アトピーで痒いやらでグッスリと眠れないのだから可愛そう。とても久しぶりに半寝の子供を抱っこをする。暑いけど、頑張りましょう。
平日ではないのか?と思うほど、祭り後の川崎大師はひっそりとしていた。まぁ、お参りはしやすかったんだけど。

 鹿島アントラーズがやばい。場所は鹿島スタジアム、相手はセレッソ大阪、そしてこの日は引退を表明した長谷川の引退試合というのに…負け。秋田、本山、相馬が出場停止とはいえ、これはないのでは? 試合に勝つべく交代枠を全部使い、三人目に登場したのは本田だったという…。セレーゾ、元選手なら長谷川とスタンドの気持ちは分からないのか? どうせ優勝はないんだし。何かアントラーズがおかしい。



2003年07月26日(土) 多動児は茶髪、親はピアス

 目が覚めてもまったく動く気にならない。正確には、体は動くけど気持ちが動かないという感じ。子供と嫁さんのいる休みの日になっても症状は相変わらず。
午前中は、何をしてるでもなしに過ぎる。

 午後になって、いつものように子供をスイミングに連れて行く。夏休みに入ったからか、微妙に人の数が少ない気がする。子供と同じ班に一人、落ち着きのない子供がいる。子供なんて落ち着きのないものだが、目に余るくらいにヒドイのがいる。言葉も聞こえず、上から動作を眺めてるだけなのだが、自分が親だったらゲンコツが乱れ飛ぶような子供…。少し横に親らしき人物がいたのだが、なんか納得してしまった。子は親の鏡である。

 部屋に戻り、落ち着きのない子供が…と嫁さんに話をすると、分かる気がするといっていた。今日だけのことではなかったんだ。あんなのと学校で同じクラスになったら、教室は無法地帯になるだろう。自分らの頃にもいたが、少なくとも先生や大人は怖がっていた。偉いものと思っていた。

 あんなのと同じ班にいるとツライとはいえ、子供に意識して遠ざかれとはいえない。こうなれば、子供に早く上のクラスに行ってもらいたいのだが、その落ち着きのない子供ってのが、妙に泳ぎが上手だったりするから始末が悪い。負けるな、わが子よ。

 火曜日に、このスイミング主催のキャンプ?に参加するわけだが、その際のおやつが300円とか。夕方の買い物時に、好きなおやつを買わせる。子供は自由に帰るということで、玩具付きのものを手にしたが、さすがにそれは親の権限で却下。ちょこっとのラムネ菓子しか入ってないじゃないか。千葉まで何時間も電車に乗るのだぞ。往復で。考えて、しっかりと買いましょう。

 夜、この間、納豆に入れて感動したアボガドが登場。巷でよく耳にするワサビ醤油というのを試してみたのだが、これが美味! グズグズになった見せかけの海栗(ウニ)なんかよりも余程、美味かった。



2003年07月25日(金) 神様の八つ当たり!(俺じゃねえって)

 ラジオ体操に備え、朝起きの練習がはじまる。子供共々、眠い目をこすりながら散歩に出る。時間は6時半。ラジオ体操がはじまっているのなら、もう神社に到着して体操をはじめている時間だ。…こんなにつらいものだったっけ?
散歩の途中、神社に寄ってお参りをするのだが、昨日の余韻というかゴミの散乱がひどい。賽銭箱には鳥の骨が入っていた。やはり、境内に人を入れるべきではない。管理者は何を考えているんだか。それにしても、こういうことをする輩というのは、罰や祟りを何と心得ているのか。こういう考えというのはジジくさいのだろうか? 

 しかし、何でも科学で解明できると思われがちな現代であるが、霊的なものは深いと思うことが起きる。それまで何でもなかったのに、お参りを終えると親指がカッターで切ったかのように切れていたのだ。傷は深くないが、ハッキリと切れている。かまいたちにやられたように、スパッと。
小学生の時、神社の管理人さんに指摘されたことがある。朝、起きると痛くないのだが、おでこに傷ができていた時のこと。それは、夜中、便所の神様の食事の時間に用足しに入ってしまい、罰があたったというのだ。…そういうことは、あると思う。

 でも、神社汚したの俺らじゃないんだけどな。神様の八つ当たりか? こういっては何だが、退院して以降、毎日のように5円玉を握ってこの神社にはお参りに来ている。やりたくはないが、ガキの後始末でゴミを捨てたこともあるというのに…。人違いだって!!!!!!!!!! 戻って顔を洗うと、傷が染みた。なんで俺がこんなメに…。

 夜、『魔女の宅急便』を放送していた。子供が大好きなので、特別に見せる。途中で寝るかと思ったが、平気な顔して11時14分まで起きていた。途中、ハラハラする場面では、体を揺すってハシャいでいた。これだけ興奮してくれれば、宮崎監督も満足だろう。

 しかし、(何度も見てるし、本も持っているのに)子供は異常に興奮して寝ない。体は疲れているのだが、12時を過ぎても目をランランとしていた。駄目じゃん。コイツ、予告編まで見るて、「来週はルパン三世だね」とか抜かしていたが、絶対にダメ!



2003年07月24日(木) 基本は農耕民族

 本当は23、24日で行われる予定だった近所の神社の盆踊りが行われる。ほとほと、この神社の行事は雨に祟られる。カラオケ大会など、雨の中での熱唱しか記憶にないほどだ。よほど実行委員会に雨男だか雨女だかがいるのだろう。

 出店が5〜6件でてるだけの盆踊りであるが、何故か盛況。日本人ってのは、祭りの好きな民族なんだなぁ、と。そういう自分も何の宛てがあるわけでもないのに子供を連れて見に来ているのだけれども。見れば境内に入り込んでる親子連れがいる。無礼講というのは神様にも通じるのだろうか? とてもではないが、真似できない芸当である。入ってもいいが、そのカキ氷の容器、ちゃんとゴミ箱に捨てろよな!

 ポスターを見て、やっと今年のラジオ体操のスケジュールを知る。8月の1日から十日間。相変わらず、短いが今年は長く感じる。果たして我々親子は起きることが出来るのだろうか。

 子供は、他の子が買ってもらったようにテキヤの高額な商品を欲しがる。お好み焼き400円、イカのゲソが200円、カキ氷が200円、綿菓子なんか500円! 確か去年、はじめてなのでビニールのヨーヨーを400円で買った気がするのだが…。この400円に、100円を足したらテレビマガジンが買えるのだよ、と説明したら納得してくれた。そうなのだ、お金は大切にしなきゃね。

 その我慢した400円で何が買えるか。コンビニで嫁さんにお土産を買うことにする。子供の大好きなポテトチップスやら飲み物を買う、でもお釣りがくる。まだ漠然としか理解してないのかも知れないが…とても納得してくれた。

 コンビニで買ったコーラで焼酎を割って飲む。子供がポテトチップスを開けると、中田の代表ユニフォームのカードが出る! アントラーズの選手のカードが出たのは、はじめてだ。

 ダイエットコークと焼酎は相性が悪いのか、妙な悪酔いをする。



2003年07月23日(水) 気持ちの梅雨明けも遠い…

 曇りが続き、昨夜も涼しい(5月の気温)というのに汗をかき、布団の端から端まで移動する子供。この寝相はどうにかできないもんだろうか? アトピーで掻きだすし、安眠を求めるには、隣の部屋で寝るしかないのか。

 4時過ぎには下のバアさんが自転車置き場で大声を出す…。あんたらが普通に起きる時間が、一般人には非常識な時間なのに。

 4時といえば、今日は小雨の中、電車を乗り継ぎ職安へ行ったのだが「…すると面接の時間は夕方の4時じゃなくて夜の4時ね。え? ちがうの。なんですか16時って? 4時と違うんですか」という会話をしてるジイさんがいた。面接4時といえば、ふつう16時ではないのか。早朝4時に面接をする会社も、仕事によってないわけではないだろうけど…。





2003年07月22日(火) バタ足を征す者は

 子供は昼帰りとなる。黄金週間や、風邪で休んだスイミングの振替である。期限があるので、今日という運びになった。朝の出掛けに昼帰りだとわかると、妙に元気になる子供。そんなに嬉しいものなのだろうかしら。

 迎えに行くと、ニコニコしながらやってきた。なんでも少し前まで自分よりも小さな子供を昼寝させるのに、先生と一緒に添い寝してトントンと肩を叩いていたらしい。一生懸命にやり過ぎて腕が疲れたという。何か満足そうな顔をしている。
部屋で手荒いと、うがいをしている流しからひとり言が聞こえる。「今日ね、昼帰りなんだよ。これからね、プールに行くんだ。羨ましいだろ」よほど嬉しいのはいいんだけど、兄弟、欲しいのかな。保育園で年下さんと触れ合ってるうちに気分が高まったんだろうか。

 さすがに平日は人が少ない。そんなプールでは、はしゃぎ過ぎて潜ってばかり。ちっとも先生の話を聞いてないで叱られる。暇があれば水の中にもぐっているのでは、さすがに先生の声など届かないだろう。

 今のコースでは、バタ足が必須科目。しかし、キックの時にどうしても足が曲がってしまう。これが真っ直ぐにきれいなバタ足になれば、距離が泳げるようになるのだ。頑張れ。

 夕方。子供にねだられて、昨日のプラモデルを作ってみる。退院記念?ということで購入したプラモデルは、なんだかベットの上でないと気分が出ないような気がする。ガンダムの羽だけ完成したのだが、それだけでも面白いように遊んでいる。子供は遊びの天才だ。




2003年07月21日(月) 親子三人、疲れの残る月曜日

 海の日。そして退院記念日。2年前の21日は、とても暑かったのを覚えている。今年は梅雨明けが遅いけど、降雨量が少ないから丁度いいのかも知れないが。

 雨は降ったり止んだり。

 昨日の上野でのサイン会で疲れたのか、朝、目の下のクマに驚く。並んで座っているだけだったけど、確かに疲れた。子供なんか夜の寝入りの早いこと。あれを俺らよりも長時間やってる人がいるんだから、凄い。行列のプロというのは、いるもんである。

 子供と川崎へ出る。何も雨が降ってるのにわざわざ出かけなくともと思うが、(修理の見積もりに出していた)カメラの返還、ケーキの購入という用事があるのだった。何せ退院記念日なので、質素ながらもケーキを食う、と。
嫁さんに会社の買い物をついでに頼まれる。プリンターのインクなのだが、2本買ったらポイントが貯まったので、子供も喜ぶガンダムのプラモデルに返還してしまった。…入院中も子供のために、ベットの上でよく作ったものである。当時、使用していたニッパーやらヤスリも残っているし、感慨深いものがある。

 用事をすませて部屋に戻ると、嫁さんがCDの大量廃棄をしててくれた。学生時代から溜まったCDは、ジャケット込みだと場所をとる。なんかダンボール箱にギッシリあったものを、必要なものだけチョイスしてもらったわけだ。邪魔とはいえ腐るものではない。いざ捨てるとなると勿体ないような気が…などと思っていると片付かないので、キッパリと捨ててやる。
夫婦は寝たり起きたりを交互に繰り返す。片方が寝てれば、片方が子供の世話をする。その間、子供は食ってばかり。さすが成長期。ただ、デブにはなるなよ。

 夕方、嫁さんは小雨の中を図書館に出かける。予約してた本が届いたので受け取りに行ったのだが、なんともマメなことだ。子供が本好きになるわけである。結構なことだ。

 三連休中にカレーを作る予定だったというので、玉ねぎを今日も40分かけて炒める。ボールに山盛りあったみじん切りの玉ねぎが、ほんの一握りのキツネ色のかたまりになる。これで美味いカレーが出来ることだろう。



2003年07月20日(日) 秋田! 中田! 嵐のサイン会

 上野でサイン会のある日。スケジュールは11時に整理券の配布、3時からサイン会となっている。あまり早く行ってもイベント主催者がいなかったら時間の無駄になるので、10時検討で上野に到着すればいいだろうと思って子供と『アバレンジャー』を見る。この後、『555』を見て9時を過ぎてもいいだろうと頭では考えていたのだが、番組の途中からソワソワと布団を片付けたり、出かける用意をはじめる。虫の知らせか?

 時間に余裕があると思いながらも、電車に乗ると落ち着かなくなる。上野で降りる人間が全部、サイン会に行くのではという小市民的な感覚におそわれる。場所が中央広場となっているので、てっきり改札の外だと思ったが、駅の奥まった場所にステージがあった。さすがに9時半に到着してしまっただけあって、ガラーンとしている。早すぎたかも。

 俺って一番? テーブルで暇そうにしている関係者に聞いてみると、サイン会の整理券希望者は、更に奥にある場所で並んでいるとか…。何?

 そこには、もう長蛇の列が出来ていた。まさか300人突破してないだろうな。嫁さんから借りた携帯を使って急ぎ電話をする。すぐに電車があれば1時間もかからないはずだが…一番先頭の人って、何時にココに来たんだろ。徹夜か?

 秋田と中田のサイン会ということだが、さすがに若い女性が多く、みんな背番号『5』のユニフォーム姿である。まぁ格好いいもんね、中田って。追っかけが多いので、ユニフォームにサインをもらう方法を聞く。やはり色紙よりもユニフォームにサインをしてもらいたいもの。

 あまりの人手に、関係者が何度もカウントをとる。この時点では楽勝という話ではあった。主催者が、11時配布にすると並び続けてもらえない人が可愛そうということで、10時半に予備整理券を配布するという。これを配る時にいない人は諦めろ、と。もう今の時点で300人は突破してるはずであり、場所取りで人が水増ししないようにという配慮からだ。…嫁さん、早く来い。

 心配なので改札付近で時間ギリギリまで待つのだが、来ない。列に戻って諦めていると嫁さんたちは25分に到着し、列に加わる。何度も数を計った時は二百の十番代だったので、余裕だと思ったのだが数字は…ギリギリだった(293、294、295)。最初の予定通りにしていたらアウトだったね。

 しかし、喜んでばかりはいられない。なんと主催者側からクラブハウスの申し立ててで、握手以外は写真撮影も何もできないと知らされる。会場のテンションが一気に下がるのを感じる。あらかじめサインをした色紙を渡されるだけとなった。運がいいやら悪いやら。もちろん、300人に入り込めたのだから運はいいのだが、ユニフォームにサインをしてもらえるという千載一遇のチャンスが消えてしまった。何があったんだ?

 整理券をもらえないとわかった人たちは、ステージへとなだれ込む。この人たち、これから3時のサイン会までステージ前に陣取るのか? 根性あるというか何というか…。

 整理券をもらうための数字券をもらったわけだが、なぜか整理券の配布は午後の1時。それまで暇を潰すことになる。当然のことだが、駅から出ると再入場は出来ないので、再度切符を買うことになる。動物園へ向かうが時間が中途半端なので、池へ行ったりして暇を潰す。あんがい、鯉の餌やりは楽しかった。天気が晴れというわけではないのだが、とにかく蒸し暑い。汗が流れる。子供は退屈だが、よく我慢をしている。

 1時前に同じ場所へ。整理券の配布というのに、もうギッシリだった。何か殺気立つものさえ感じる。ちなみにステージ前は、人でいっぱいになっていた。人の勝手だが3時まで何してんだよ。

 整理券はもらったが、また3時前まで中途半端な時間が残る…。いくら我慢強い子供とはいえ、このまま列に座り続けることは出来ないだろうから、秋葉原へ行ってみる。チョロチョロと玩具店などを回り、早めに列に戻る。で、サインしてもらえないことが分かったし、汗をかいたのでユニフォームを着る。自分が『5』で子供が『3』。せっかく秋田と中田が揃ってアピールバッチリだというのに…。重ね重ね、残念だ。列に並んでいると、追っかけが携帯で連絡をとっている。なんでも午前中にやったサイン会で機嫌が悪かったらしく、それ故、サインの配布になったと。昨日、一発レッドの秋田の機嫌が悪いんだなと知る。神戸のバカ! 

 順番になってステージ付近まで行く。ステージ上には中田と秋田がいる。おぉ! 最初に中田と握手して感激していると、何か観客から歓声が…。なんだと思っていたら前を歩いていた秋田のユニフォームを着た子供が、中田と握手しただけで降りてしまったのだ。こ、これはマズイ。急ぎ子供を抱きかかえ、秋田に握手をしてもらう。「なんだよ、俺のユニフォーム着てるくせに」と秋田が低い声で言った。スマン。しかし、子供も緊張してたのだよ。許してくれ。で、サインをもらった子供は大喜び。色紙を手に持ち、ユニフォーム姿のまま電車に乗り込む。目立つなぁ。

 部屋に戻ると、みんなグッタリとする。そりゃ大人でも疲れたんだから、興味のないことに半日付き合った子供は、そうとうなものだっただろうによく我慢をしてくれた。自慢の子供である。よほど興奮しているのか、子供は疲れているのにサッカーボールを引っ張り出し、サッカーをするという。親子二人、自転車置き場でボールを蹴りあった。疲れたが、久々に充実した一日だった。



2003年07月19日(土) 祟りは信じるが、罰を信じない子供たち

 夜中、相変わらずゴロゴロと布団の上を移動する子供に蹴飛ばされ、5時半に起きる。その後、二度寝をしようとしたのだが、明日のサイン会が気になって眠れなくなる。楽しみ半分、不安半分。

 小雨の中、退屈そうな子供と一緒に駅ビルの屋上へ。三連休の初日ではあるが、雲行きが悪いのでガラガラ。いつも列を作るビニールハウスも、並ばずに入れた。あまりにも人が少ないので、久しぶりに子供と一緒に中に入る。覚悟はしていたが、足場の悪い風船の中というのは疲れる。時間半分くらいで座り込むのだが、子供は元気に飛び跳ね続ける。こいつ、確か病みあがりのはずでは…。とはいえ、人の少ないいい機会なので、プロレス技をかけまくる。連続バックドロップだ!

 いつもお参りをする近所の神社が、荒れ放題になっていた。少し前からゴミが散らかり放題にはなっていたが、今日は境内が落書きだらけだった。いつもの茶髪の小学生にプラスして夏休みに入ったということで、ガキの人数が増えたからか? 牛丼の容器、コンビニの弁当…こんなものばっか食ってる子供は、やはりどこか普通じゃない。家族と楽しく飯を食えって。

 昼過ぎに、お楽しみのスイミング。先週は熱で休んでいるのだが、ここでも病みあがりとは思えない爆発力を発揮する。特に最後の15分は自由時間なのだが、水に潜って跳ねて、潜って跳ねてをノンストップで繰り返す…。見てるだけで疲れてしまった。

 さすがにこれだけ動くとエネルギーを使うのだろう。プールから戻るといきなり飯を食い、早めの夕食もしっかりと食い、寝る前になって更に食う。大きくなっとくれ。

 明日、鹿島の秋田と中田によるサイン会があるわけだが、試合はリードしていながら退場者を出すなどして後半、同点にされる。事実上、優勝戦線からの脱落を意味する引き分けだった。相手は神戸だというのに…。しかも秋田が一発レッドをくらったとか。何か嫌な予感がする。はたして?



2003年07月18日(金) 口数の少ない家族

 朝からバアさんが来る。この人ったら昨日、あれだけ電話で言っておいたのに、やはり自転車でパソコンを運ぶつもりだったらしい。まぁ、意固地な人だから…。それなら実物見れば納得するだろうと思って、箱に入ってパソコン2つと、パソコンデスクを見せる。これならそうだ! でも、実物を見ても「このくらいなら自転車でなんとかならないかねぇ」と言っている。ケチなのか、バカなのか、ボケてんのか。

 別に会話はなかったが「(妹は)昼にならないと戻らないから絶対に昼過ぎに来るように」と、キツク言われる。そんなの電話で事足りるだろうに、何を考えているのか分からない。こうして顔を出したのも、朝から来てもらっては困ることが実家であるのだろう。まぁ、いつものごとく長男には知らせない秘密事なわけだ。この家は互いに隠し事が多すぎ。(妹が俺の白血病のことを知らなかったというのも案外、本当なのかも知れない。ジイさんが首の骨を折ったのも「誰にも言うな」と言われてるし…おかしいって)

 昼飯を食い、玄関先にパソコンを運ぶ。なんか部屋の中の移動だけで疲れてしまった。こんなんで階段を下りることが出来るのだろうか? タクシーの運転手なんか手伝うわけがないし。心配だ。

 呼吸を整えてタクシーを拾いに出る。いつも信号待ちをしていると、目につくタクシーであるが、いざ利用しようと思うと目の前を走らないものである。羽田に向かう車線にいるから駄目なのかと、車線を変更したら反対側に空車が通るし…。やっとの思いでつかまえた運ちゃんは、去年、沖縄で出会ったバスの運転手みたいな奴だった。なんで客に対して威圧しなきゃいかんのだ? 道にガキが多いと思ったら今日から夏休みだった。車の近くを子供が通る度に運ちゃんは、低くつぶやく。「チッ」「邪魔なんだよ」…嫌な運転手だなぁ。

 大森のマンションに到着し、入り口に荷物を降ろす(勿論、ヤクザな運転手は手伝わない)。誰も盗らないとは思うが、心配なので自分で部屋まで運ぶことにする。が、エレベータから部屋までは、マンションの端と端。そういえばここへ引越しする時も大変だったよなぁと思い出す。

 まずパソコンの箱を一つ、入り口まで運んで妹を呼び出す。手伝ってもらうつもりだったが、入り口から部屋の中に荷物を入れただけで出てこない。…全部、俺がやるのかよ。

 部屋に入ると開口一番、バアさんが「こんな重いの、よくもまぁ持ってきたもんだ」と。あんたは、それを自転車で運ぶつもりだったのよ。なんか暗い視線を感じると思ったら、丸イスに座ったジイさんだった。息子が目の前にいるのに一言もなしで、パソコンの箱を睨みながら散歩に出て行った。(若い看護婦いっぱいで)パラダイスのようなリハビリ施設から実家に戻ってきて、途端に性格が曲がったという報告を受けたが、これは暗い。ま、性格曲がってるのは前からなんだけどね。

 パソコンの接続までシッカリやって、両親がリハビリの散歩から戻る前に帰ることにする。顔をあわせと難癖をつけてくるだろうから。こっちには、ジイさんのケンカ相手をするほど気持ちに余裕はないもんで。ちなみに、ここまでしてやったのに妹からは一つも感謝の言葉がなかった。何の労力使ったわけでなし、金を使ったわけでなし、いつの間にか部屋にパソコンがあるわけだ。ここまでくると無口とかいう問題ではない。やはり変だな、この家族は。

 ただ、自分なりに仕事をした、という感じで妙に爽快感があった。やはり体を動かすと気分も違うのだ。…早く仕事をしたい。



2003年07月17日(木) 何もない…その3

 相変わらず…何もなし。そして気分の落ち込みは連続して続く。

 嫁さんは今月下旬に行われる、子供の通うスイミングが主催する臨海学校の説明を聞きにいく。夫がこの調子で万年金欠の我が家であるが、嫁さんの夏の何がしが多少なれど出るというので、清水の舞台から飛び降りたわけだ、これが。5歳で親元離れて一人での宿泊、心配はあるが本人がやる気になっているので大丈夫でしょう。親が出来なかったこと、したくてもさせてもらえなかったを、出来る限りは適えてやるから、ちゃんと育てよ。

 明日は妹の休日らしいので、パソコンを届けに行くと実家に電話をする。赤帽のアドバイス通り、タクシーで届けようと思っているのだが、バアさんはしつこく「自転車じゃ運べないのかい」と聞く。デスクもあるんだから無理だって。(結局、数回にわたって自転車で運べないのかと同じことを言われる。…ボケてんのかよ)

 前に夏休み子供映画(仮面ライダー)の親子前売り券を買ったが、嫁さんが懸賞で同じものを当選した。さすがまっとうに生活をしてる人には良いことがあるもんだ、と感心をする。で、嫁さんが行くとして子供がもう一人、参加できることになったので、我が子に誰を行きたいかを聞けば保育園の友達の女の子だという。…映画、アンパンマンやワンピースじゃなくて、『仮面ライダー555』と『アバレンジャー』なんだけど。いいのかな?

 小学生誘拐事件が報道を賑わしている。(小学四年生の女子、4人が誘い合って渋谷に出て、監禁されていたという事件)どうも平成の子供の進み具合を知らない昭和の親としては、画面の中で淡々と「友達とかでもウリなんてしょっちゅうだよ」と応える中学生を見ていると、ため息しか出ない。ふだんから、こいつらの門限ってのは10時過ぎだそうで、これが夏休みに入ると…。俺のように高校生になっても妹と揃って門限5時という親も異常であり(何もそこまで束縛しないでも。クラブも何も出来やしない)、どっちにしても極端だと曲がった子供になるんだなぁと。自分の子供は普通に育てよう。



2003年07月16日(水) 落ち込み続き、何もない…その2

 実家の妹にPCを送る方法を考えている。嫁さんが宅急便やら郵便局に連絡したが、荷物のまとめ方とか面倒だし、料金が高いので赤帽に連絡する。すると、距離も近いし、荷物の量が少ないのならタクシーがいいですよ、とアドバイスをされた。…そうかも知れない。ありがたいことだ。

 子供が保育園から帰るなり友達の筋肉が凄いと言い出す。5、6歳児で筋肉だと? なんでも腕の力コブを誇らしげに自慢していたというのだが、本当か?(嫁さんは太ってるだけでプニュプニュしてるといっている)

 そんなの気にするなよ。この間、保育園まで子供を迎えに行った時に見たのだが、うちのよりも小さい子♀で、髪を全部茶色にしてる(されてる)のがいた。保育園児だぜ。何を考えて髪を染めるのか。それと同じで最近の子供は見かけを気にし過ぎ。格好を気にするの早いぜ。…ってことで、月曜に買った私のダンベル(7kg)で腕を鍛えようとしているわが子を諭し、腕立て伏せをさせるに止める。そういえば、風邪で休んでる時、プロレスのビデオを見た直後から腕立て伏せをはじめたな。燃えるものがあったのだろう。男の子だねぇ。

 子供が嫁さんの定位置で寝てるので、アトピーで掻くのとか、布団を蹴脱ぐのを気にしないでいいからグッスリと眠れた。が、4時前に蚊に刺されるやら、耳元でプーンと音をさせられるやらで、起き出す。手首はまだしも、腰を蚊に刺されるとは…。腹を出して寝てたのか? 

 新聞屋よりも早く目を覚まし、炊飯器が動き出すのを見守る。早起きは三文の得というが…(結局、何もなかった。それどころか、ロクなことがなかった)。



2003年07月15日(火) 何もない…その1

 ふとしたことで子供と忍者談義に花が咲く。明日、忍者アニメ『NARUTO』があるからなのだが、とにかく今は忍者になりたくて仕方がないらしい。男の子だねぇ。ちょっと前までプロレスラーで、その前はウルトラマンか…。この先、何に憧れるんだろ。

 そんな子供が、ご飯を何もなしに食っている。この日から、米が『はえぬき』になったのだ。これまで我が家はディスカウント店でなんとかブレンドばかりを買っていたが、たまたま安売りをしていたので購入。これがまぁ、米を研いでいるとなかなか割れないのである。安いブレンド米だと、ふつうに米を磨いだだけで粉々になるのだが、そういう粒が少ないような気がする。さすがブランド物。ブレンド物とは違うのだな。



2003年07月14日(月) 子供と一緒の月曜日

 下がったものの、まだまだ熱が続くので子供を医者に連れて行く。そろそろ、抗生物質が効いてきて夜くらいから熱は下がるだろうとのこと。これで夜になっても熱があるようなら、明日も来るということになった。
 当然、保育園は休みなので子供と一日過ごすことになる。一人でロボットで遊んでいたと思ったら、突然、双六をやりたいという。これって入院中にもらった奴だな。

 すごろくも進化するもので、サイコロは電子ルーレットになっている。確率の問題なのだろうが、どうも同じ目が続くという偶然の要素がないのでつまらない。電子ルーレットだと手加減もなにもできないので勝ち続けていると、子供が悔しがる。それまで父→ドラえもん、子→のび太というコマを使っていたのだが、ドラえもんをジャイアンに変更されてしまった。…別にコマのおかげで勝ってるわけではないのだが。と、思っていたらコマを変更した途端に負け続けてしまった。駄目じゃん、ジャイアン。

 朝、頭に再び湿疹が出来たので、例の軟膏を塗ってもらう。…まさか広がったりしないでしょうね。ストレスなんだかアレルギーなんだか。

 子供にビデオを見せていたら、後半に去年のビデオが残っていた。『ハリケンジャー』に喜び、そしてプロレスに熱中する子供。ここで以外な発言が! なんとわが子は、タイガーマスクではなく、ブラックタイガーに憧れていたというのだ。え〜、そうなの? こいつ悪役だと知っているのだろうか。まぁ、プロレス好きの親としてはどっちでもいいんだけど。

 夕方前、部屋に閉じこもりっきりの子供とオリンピックまでカラーボックスを買いに出る。ついでなのでダンベルも買うのだが、よく考えたら自転車に子供を乗せてこの荷物は多い! 無理な姿勢をして歩き続けたので筋肉痛になる。

 オリンピックで買ったおやつはジャンボプリン。この歳になるとツライものがあるが、子供はペロリと平らげてしまう。若いねぇ、っていうかお前本当に病人なのか?

 MDを聞いていたら、ボリュームが何もしてないのに突然8から22へ自然に動く。そりゃもう街宣車並みのボリュームに驚く。何が原因なのだ? 我が家はクーラーのリモコンお釈迦になったり、電化製品の老朽化が進み過ぎている。買い替えるには金だいるわけで、仕事が見つかるまで耐えてくれ。頼むから。(テレビとビデオが特にヤバイ!)



2003年07月13日(日) 決して太るなわが子よ

 子供の熱はやや下がったものの、フラフラと出歩きは禁止になる。天気は一日、降ったり止んだりの繰り返しなので、丁度いいといえばよかったのかもしれない。

 日曜の朝である。『アバレンジャー』やら『555』の音はテレビからするんだけど、起きられない。昨夜の寝不足だろうか? 結局、何も見ないまま終っていた。子供とのコミュニケーションが…。

 親子三人、何もしないで部屋にいた。嫁さんが夕方に買い物に行き、戻ってきた時に雨が止んでいるからカラーボックスを買いに出た。妹にパソコンを渡すので、空いたスペースに収納用として必要だった。しかし買わない時は所狭しと入り口近くに家具を置いてるマルエツは、お中元商戦に入っていたので家庭インテリアはどこかに行ってしまい売っていなかった。無駄足である。来たついでに何か献立になる買い物を、と思ったが昨日のカレーが残っていた。今日も昼にカレー、夜にカレー。ちなみに昨日は朝にカレーピラフ、昼にカレー、夜にカレー。こりゃインド人もビックリだ。

 涼しい夜なので、スヤスヤだと思っていても、やはりアトピーで体が痒いのか寝入った子供は何度かうなされる。いつものように足やら首に薬を塗ってやると、今日は腹も痒いと(半分寝ながら)いう。ふつうに立っているとまだ幼児体型だと思うが、さすがに水泳をやってるだけあってわが子の腹には見事な腹筋がかくれていた。いいぞ。無駄に餌を与えるバアさんは、滅多にここには近寄らなくなったから、うちら両親が気をつけていれば太る心配はないはず。このまま格好よく成長しておくれ。父ちゃんと同じ道は歩ませないぞ。



2003年07月12日(土) 梅雨明け近し?

 昨夜、ふとカレーを作ろうと思い、嫁さんに玉ねぎをみじん切りにしてもい、それを30分くらいかけて炒めておいた。しかし、材料が足りないので嫁さんが買い物に行く昼にカレーということだったが、朝は残りのご飯でカレーピラフだった。…なに?

 カレーピラフにルウをかけても美味しいんだとか。ふうん、へぇ、そうなんだ。

 熱の出た子供と火傷の嫁さんが医者に行く。なんでも検査をして『ヨウレイ菌』ではないのだが、原因がよくわからないので本日のプールはお休み。何の熱なんだろ?

 医者が夜、寝る時は除湿でもいいからクーラーをかけろということなので、大急ぎでブロックを買いに走る。これは数年前、このアパートに移動した時にクーラーを取り付けてくれたおっさんは、外機の足元を浮かすこともしないで「これで平気ですから」といっていたが、どう考えても運転するとなれば不安である。機械の真下を見てみると、何か管を押しつぶしている。長年、心配だったがクーラー使うこともなかったので、そのまんまにしておいたのだが、いざ使うとなると心配なのでブロックを買いに行く。

 が、どこにも売っていない。マルエツにもオリンピックにもなかった。どうしようかと思っていたのだが、国道沿いにある生コン屋に置いてあったような気がする。店は休みであったが、家主の家で聞いてみたらブロック大が400円、小が100円ということなので、レンガサイズの小さいのを4つ買う。これで機械の固定も出来たし、本体を掃除して今年の夏は万全だ、と。我が家もクーラー使うことになったか…。なんか負けた気分(何に?)。

 昼過ぎから嫁さんと子供は昼寝。いつものように慌ただしくプールに行くこともないので、ちょっと(リハビリの)プールに行ってみる気になる。なんと、前回は先月の14日であった。鬱やら頭の湿疹で来れないことがあったとはいえ、無駄なことしてしまい、嫁さんにはすみません。

 夏になると、これまで以上に化粧バリバリで水に浸かっているおばさんばっかりで少し嫌になる。なんで係員は注意しないんだよ! そのくせ、プールの端に意見箱があった。「どんな些細なことでもお答えします」とあった。そして、質問の紙はプールに張り出すとのこと。とはいえ会員ナンバーまで記入させるところがしたたかである。いつ開始したのか知らないが、名前記入してあったら書きにくいと思うんでは? でも俺は書く! スポーツクラブのプールからファンデーション追放!(規則なんだから)

 方々を(自転車で)走りまくって手に入れたブロック。そうまでしたのに、冷房、壊れる…。嫁さんが掃除して、リモコンの電池を入れ替えたんだが、機械が反応しない。一応、本体のボタンで動くので、原因はリモコンかな。

 鹿島、破れる!(翌日の新聞によると、スパイクの履き間違いをしてスリップする選手が7人もいたりと勝負への意識がどこかおかしいとあった。セレーゾも激怒していたというが、また問題再燃なんだろうか? 移籍希望組の心が、どこかに行っている。何かクラブと衝突してるんだよなぁ)

 夜中の3時にガキが騒ぐ。目の前に建築中の家があるので状況はわからないが、毎年、お茶目をする高校生のガキのいる家だろうことは間違いない。深夜である。ふつうに会話しても迷惑だというのに、なんという大声! 長年、横に住んでいるであろうジイさんの声で叱られているが、ガキ共は小ばかにしながら立ち去るだけだった。親の顔が見てみたいもんだ、って何回か見たことあるんだけど。そもそも夏休みになってないのに、これでは先が思いやられる。

 寝苦しいのか熱で苦しいのか、子供がコロコロと転がる。無呼吸になったりしているので、様子を見ようとすると手で叩かれる。何か悪い夢を見ているのか、枕をバンバンと殴っているので、様子をみると叩かれる。…なんてことすんだよ、こっちは心配しているのにさ。



2003年07月11日(金) あの時を(少しだけ)思い出せ!

 ご前中はパソコンの再入力やら梱包で終る。ここまでして妹に届けるんだから、きっちり勉強してもらわないと。でも、今だ黒電話を使っているあの実家で、パソコンはどこまで利用されるのか。

 午後になって前々から行くと決めていた新宿へ。入院をしていた病院へと行くのが目的だ。今、外来は蒲田の病院なのだが、退院してすぐは新宿まで通っていたわけだ。月一のペースだったが、気持ちはいつも引き締まっていた気がした。そりゃ半年近く色々な目にあってた病院である、気持ちも引き締まるというものだ。

 入院してた当時は、気持ちだけで乗り切った。病院から出たい、美味いものが食べたい、子供と遊びたい、仕事がしたい、自由になりたい、そして死にたくない。

 それが何だろ。鬱なんぞになってしまい、ひどい時には死にたくなるなんて。あの時の気持ちはどこ行ったんだ! というわけで、(心に)空気を入れに新宿へ。

 暑い日(31℃)だったが、電車に乗れば肌が痛くなるような冷房が。今年って、原発が悪さばかりしたから停止してて電気が少ないんじゃなかったのか? 何もこんなに冷やさないでもって感じだね。背広のオジサンは心地よさそうだったが、脱げよ。

 そんな暑い日だったが、JRの駅から新宿2丁目を目指す。昔、新宿で働いてた頃によく通ったコースである。当時はカメラなどの入った重いカバンに背広姿…今はTシャツに軽いリュックだというのに、フラフラしている。目的地である蕎麦屋の遠いこと。なんでわざわざ、蕎麦屋まで来たかというと、一年中、同じメニュー(大盛り)を食べていたから。懐かしかった。値段も550円のままであった。

 地下街を通り、新宿署近くの病院を目指す。18階建ての病院が見えてくる。何度も通った外来では、この建物を見るだけで入院当時を思い出し、外に出られた感動に浸っていたものだが…。そうなんだよ、抵抗力がなくて、空気清浄機のある場所しか動けなかった当時からすれば、なんて恵まれた生活してんだと思わないといけないのに。

 面会時間の3時にはまだ少し早いので、ロビーで待つ。退院前は、早朝にリハビリをしたもんである。地下に行き、売店で子供の土産のドライフルーツを買う。何もない売店だが、入院中はココまで来れなくて苦労したんだもの。なんか来てよかったな、と。

 18階まであがると、知ってる看護婦さんは一人しかいなくなっていた。婦長は夜勤明けでいないし、主治医も出払ってるという。残ってた五十嵐さんは慌しく動きまくり、話に付き合ってくれた。それにしても、覚えててくれるもんだ。何か嬉しい。遠めにまだ入院してるおじさんの姿があった。(こういうのも変だが)元気そうにしている。入退院を繰り返しているらしい。…頑張らなくっちゃ。

 子供は今日、大好きなぶどうを食べられなかったという。喉の軌道がせまく、食べ物を飲み込みにくいのだが、それとは別に嫌いな食べ物が出ると口の中に残したままいつまでもいるという悪癖が。食べ終わるまではデザート無しということなのに、結局、食事の時間ズーッと先生とにらめっこしてたそうである。強情だな。そんな子供と連日、風呂に入っている。当たり前と考えているが、働いてたら土日しか出来ないんだから。

 夜になって子供が8・5℃の熱を出して寝る。風邪か?

 アントラーズのクラブハウスに行くのも、新宿の病院に行くのも、ハタから見れば無駄なことかも知れないが、結構、意味があったかも知れない。実感したのは、体力の無さ。新宿に行っただけで疲れてる。帰りの電車なんか座席に座っていたというのに…。朝の通勤ラッシュじゃないし、仕事もしてないのに。帰りにスポーツクラブにも行ってないのに、疲れている。年齢で体力が下がっている中、今から調子をあげるのは大変そうだなぁ。まずは気持ちから!



2003年07月10日(木) だから行きたくなかったの

 小雨。案外、雨は降ってる梅雨だと思っていたら例年の3分の1だとか。そんなものなんだ。今年の夏は、このままだと電力不足と水不足になるだろう、という。電力不足は人災だから前々から予測できて仕方ないとして、水が不足しそうなら今から気をつけないと。子供の楽しみである、プールが使用できなくなったら可愛そうである。っていうか、ふだんから風呂水で洗濯したりしているので、我が家は今さら節水の仕様が無いんだが、心配だ。スポーツクラブとかでは、異常にオッサン連中の無駄使いが気になっていた。オッサンがこの調子なら、オバサンも相当なものだろう。金を払ってるんだから、いくらでも使っていいというものではないのに。日本人は、勿体無いという言葉を忘れてしまったのかしら。

 さすがに雨の日だと職安も楽である。それとも、たまたま手当て受給者の招集日ではなかったのかも知れない。いずれにしろ、並ばないで検索できた。最近は就業場所が昭和島なのに、本社が新宿というのが多い。やはり派遣なのだろうか?

 雨の中、京浜急行まで歩くの面倒なので、JRで蒲田まで出る。その足で古本屋に行ったら、ドラゴンボールがセットで安売りしていた。…一気に揃うが、そのぶん場所がなくなってきた。部屋の片付けをしなければ。

 嫁さんが病院に行くというので、子供を保育園まで迎えに行く。門が新しくなっていた。なんとかさんだかが、「たいちゃんのお父さんですか」と近づいてきた。「この間、仕事の件で失礼しました〜云々」といっているが、保育園、仕事の紹介ということでピンときたので、適当に挨拶して後は耳に入らなかった。嫌なことを思い出した。

 子供にロボットの合体を頼まれる。これはもらい物なので、やり方がわからない。せめて写真でもあれば検討がつくのだが…。最近の複雑すぎ。それにしてもロボットが送られてきてすぐは、合体させようとしたら「そのまま遊ぶの」と怒ったくせに。頭の柔らかい子供なんだから、工夫して遊べよな。

 昨日の鹿島のユニフォーム、風呂上りに親子で着てデジカメで撮る。何か至福の時間。子供もアントラーズファンになってくれればいいのだが。



2003年07月09日(水) クラブハウスは夢の国

 膝に水がたまったのか、なんか左の膝が痛い。まぁ医者の処置ミスで右の足全体がボロボロになり、体のバランス悪いままでやってきたので、左にも加重がかかったりして痛めたのかな。両膝が痛いというのは、なかなか厳しいものがある。まだ四十前だというのに。

 晴れ間の見える曇り空。

 財布を見るまで忘れていたが、昨日はあぶく銭を稼いだのだった。(←ここいら辺が感情の欠片もない)

 前と同じように衝動的に、羽田空港へと向かっていた。そこから高速バスで茨城へ行こうと。駅へと歩く途中、駅で電車を待ってる間、空港でバスの到着を待つ間、何度も帰ろうかという気持ちになる。こんなことをしてる場合でないというのは、それはそれで正解なのだが、今の精神状態は、何より行動することが大切だと思う。せっかく空港まで来てこれで戻ったのでは、後で「あの時、行けばよかった」とうじうじ後悔するに決まってるということで、強引にバス券を買う。しかし、空港からの発進は異常に少ない。空港で1時間も時間を潰す。

 バスで茨城へ。これで何度目なのだろう。すっかり道順を覚えているので、なかなかに気分転換になった。青々とした田畑を見ていると、バイクに乗っていた風景とダブってきた。田舎道を走るというのは、それだけで楽しいものだった。思えば子供が出来、東京でこじんまりしていると、趣味はかなり減ってしまった気がする。加えて空気が悪いのでは、ストレスもたまる。

 クラブハウスにて、買い物をする。あぶく銭で家族ぶんのレプリカTシャツを買った。これで少しでも明るくなれるのなら、安い買い物だ! 子供サイズのものは、アウエーの秋田しかなかった。まぁ、いい。

 グラウンドに出てみると、ミニゲームをしていた。次の空港行き(最終)までは戻りの時間を考えて10分ほどしかいられなかったが、目の前に憧れの選手を見て、かなり興奮できた。なんだよ、抑揚するジャン、俺。ショップでシャツを3着も購入したのでサインをもらってもよかったのだが、あまり遅くなって子供に心配かけるのも何なので戻ることに。少しでも早く鹿島のTシャツを見せたかったのだ。

 帰りの道は渋滞に巻き込まれて、遅れるのを覚悟していたが、空港行きは早い! なんと予定時間よりも10分も早く到着。諦めていた『NARUTO』を子供と一緒に見ることができた。子供との接点は多く持ちたいから、なんか良かった。



2003年07月08日(火) ババ来たる

 相変わらず頭が痛いのでアイスノンを巻いていると、玄関のチャイムが鳴る。なんと小雨の中、朝からバアさんがやってくる。「溜まったから持ってきたんだよ」とティッシュを無造作に置き、渡すつもりだった領収書を持っていった。そんなに急ぐものなのか?

 無言が続くので、それとなく聞いたら昨日(東京にて初外来)の様子を話すのだが、かんじんなことはよく分からなかった。こんなんで東京でのリハビリ大丈夫なのかな。

 昨日の七夕の笹が玄関先に出たままだったのを忘れてた。短冊の中には『実家がまともになりますように』というのもあったのだが、まさか見てない…わけがない。俺が子供の頃から散策好きな人だから。別にいいんだけど。

 実の親が意味なく(たぶん、何かあったからこんな天気に来たんだろうけど)来たというだけで、情緒不安定。バアさんの態度も変で嫌だったけど、親の顔を見て不機嫌になることが嫌だった。こちとら前に恥ずかしながらという感じで、鬱のことを打ち明けたんだけど、その時はウンウンと頷いてたものの、今日の第一声は「なんだい、あんたどっか調子悪いのかい」だった。もう忘れてるし。

 本当に部屋の中に悶々としていると悪いことしか考えないので、無理して外に出る。電車の中で感じたこの不安感は何なんだろうか。

 川崎まで出たので映画でもと思ったが、時間が全部ズレている。フラフラしながらパチンコ屋へ、おもいっきり大勝してるのに無気力。昂揚感のかけらもない。負けたわけでもないのに、これではやばいかも。

 タイガースにマジック点灯。まだ7月だぜ(どうでもいいんだけど)。あれだけの戦力で何もできないのでは、原監督は腹を切れ!



2003年07月07日(月) 世の中からストレスが消えますように

 朝から雨。

 願いが通じるかは疑問だが、子供と一緒に短冊を飾る。当日まで秘密といっていた子供の願いは、つうしんぼで「○」がいっぱいもらえるように、だった。お前まだ保育園だから通信簿なんか気にしないでもいいだろうに…あ、スイミングで通信簿があったか。…好きなのね、泳ぐの。

 顔の湿疹が気になる。薬なのか何なのか。入院中に似たような顔になったことがあるが、あれはハッキリと薬である。何も変わったものを食ってないはずだし、ひょっとしてこれもストレス? ストレスの塊みたいになってしまった。どこかで発散しないと爆発するかも知れない。

 午前中は動けなかった。このままでは雨だし閉じこもりなりそうなので、昼には川崎まで出てみる。妹に使ってないソーテックのPCを渡すべく作業が必要なのだ。データの移動にはMOがいりそうなので見に行くのだが、高価なのでUSBフラッシュディスクにしてみる。便利なものがあるのね。



2003年07月06日(日) 頭痛が痛い

 昨夜のテレビはつまらなかった。せっかくの鹿島と磐田の天王山というのに、NHKは衛生で放送。では、総合は何を中継したかというと、いまさら見る気もしない野球中継…。中日と巨人戦なのだが、中途半端に延長しやがってNHKのスポーツニュースが飛んだ…。ネットで鹿島が5点をとって柳沢の旅立ちを祝福したというのに、活躍がなかなか見れないとは。受信料、払う気なくすなぁ。

 朝、7時25分に目を覚まし、ドタバタとテレビの前に集合してみればアバレンジャーは無し。日曜の朝からゴルフ中継ということだった。子供番組くらいレギュラー放送しなさいよ。受信料…は関係ないのか民放は。

 カメラのシャッターが閉じたままになったので、修理をしに川崎へ。丁度、雨だし久しぶりにみんなで出かける。昼飯は子供のリクエストで天丼。これくらいは大丈夫だろうと食べるんだけど、その後、夜まで胃の調子が悪くなる。歳なんだろうか、もう天丼はキツくなってきた。トホホ。

 途中、デパートの本屋で頭痛がひどくなる。なんか汗がダラダラ出て、どうなるんだろうと思った。やはり昼前までは調子が悪い。こんな調子ではバイトもままならないのではないだろうか、と妙に体調的に不安になる。体治すのが先か、仕事探すのが先か。いらんことばかり考えてしまう。別に特別、どこが悪いというものではないので気持ちの問題であるというのなら、今日は子供と嫁さんとのお出かけの最中である、なんでしょ?

 なんか一人になりたい衝動がある。どこかへ行きたい。



2003年07月05日(土) (部屋も人も)暗い実家にて

 嫁さんが台所でお湯を右手にかけて火傷する。水で応急処置をして、本人的には大丈夫だと思ったのかも知れないが、患部を見ると痛そうなので病院に行かせる。ふだん、予防予防で病院にこまめに通ってるくせに、かんじんな時に腰が重いのは何なのだろうか。
 水膨れにはなってないが、包帯でグルグル巻きになって戻ってきた。

 その間、実家に子供が保育園から調達した笹を届けに行く。しかし、こちらの思惑とは裏腹に、喜ばれるどころか文句を言われる。「なんで笹だけなんだい、七夕ってのは短冊がなきゃ意味がないんだよ」って、孫が来たんだから一緒に書こうとか考えないのかね。礼のひとつどころか、いきなり不機嫌そうなジイさんと、文句しか言わないバアさんの洗礼を受けて、子供は帰りたいモードになる。…気持ちはわかる。でもな、父ちゃんはこんな二人がいる環境で育ったんだぞ。

 リハビリ施設にいる間は、若く綺麗な看護婦さんがチヤホヤしてくれた。あれだけ待ち焦がれた東京に戻ってみれば、出歩くことも出来ず、薄暗い部屋で一日、背中を丸めて会話をしない妹と、見慣れた口うるさいバアさんといるだけ。自然、リハビリにも力が入らずに、体調は悪くなる。ジイさんにとって悪循環である。

 なんとか子供の気持ちを引きとめようと「…みかんがあるから持っていきなよ」というバアさんの言葉に、子供はいらないと一言。玄関先まで行き、靴を履いている。

 「あらあら、いらないのかい」と、バアさん早速キレる。食べ物で孫は喜ぶと思ったのだろう。自分の思った通りにならないと、瞬時にこれである。

 長居したくないから用事だけ済ませようと思っていくつか聞く。介護保険は、今のところ人の世話になるようなことはないからいらないというが、本音は手続きが面倒だからだろう(バカ!)。簡易保険は、はいはい、やっときますよということ…きっと置き去りになるだろう。その他、労務士まかせになっているが、その後、連絡はと聞けば「何もいってこないからいいんだろ」だと。自分達から動く気はないみたいである。なんでも人任せ。

 「あ、そうそう、これなんだけど」といって、前に届けた病院からの封筒を見せられる。月曜に行くことになっている病院の先生への紹介書が2通、見事に開封されていた。

 「これ、開けたらいけないんだよね」って、当たり前だろ。どうしたらいいかと言われても、素直に謝るしかないでしょ。何もしないくせに、余計なことはする。
そのことで別に文句はいってないのだが、バアさんの不機嫌は加速する。空気悪いので、退散することにした。ジイさんも無事に退院したのなら、もう実家に来る回数は減るだろう。

 今日のスイミングは進級試験なれど、子供はバタ足の途中でへばる。あと少しで岸に着くというのに投げ出す。まるで茶碗にご飯を一口だけ残す、いつもの食事のようだ。なんでこいつは、ほんの少しが出来ないのだろう? 根性ないなぁ(長男だからか?)。その他、潜りながら進むという得意なものも失敗。疲れているのは昨夜の夜更かしのせいだろう。そりゃ、あんな遅くまで起きてればね。

 と、いうような報告を嫁さんにしたらダメなんだが、褒めるところだけ探していた。自分のように否定することだけで育った人間には、眩い光景かもしれない。嫁さんもいっていたが、うちのバアさんは人を褒めたことがない。そういえば36年生きてきて、親に褒められたことなどない! 何か出来ても当たり前、他の子よりも悪い部分があったら、それを治すようにヒステリーになる。これでは子供は萎縮する、と他人事のように思ってしまうが、妹のグレっぷりと、自分のダメっぷりを見るといかに実家の子育てが適当であったかが伺える。反面教師にせねば。わが子をまともに育てるには、実家から遠ざけるか?



2003年07月04日(金) 憧れの田舎暮らし

 朝、横で建築中の集合住宅が雨で濡れていい具合に木の匂いを発散している(まだ外壁が取り付けられてないので、骨組なのだ)。グダグダと窓際で横になりながら、そんな自然の匂いを嗅ぐ。失敗した九州移住計画であるが、毎日、こんな自然の匂いを嗅いでいた記憶は鮮明にある。東京は、息苦しいし変な匂いがする。ふつうにこんな匂いに包まれているのなら、日々こんなにもイライラすることはないのだろう。そう思う。

 体が重いので、気がつけばそのまま昼になっていた。飯を食いながらも嫁さんの話に集中できないでいる。

 また横になってしまわないように布団は片付けたのだが、どうしてもダルイ。すぐ横で大工がグラインダーなどを使っているから騒音は激しいのだが、3時まで横になっていた。気絶とまではいわないが、時間が意味なく進む。風邪か?

 子供、12時過ぎまで寝ない。今日はいつもに輪をかけて夜更かしである。何か保育園で興奮することでもあったのか。ムシムシするけど、そんなに寝苦しい夜ではないんだけど。



2003年07月03日(木) 豪勢なウルトラマン・クルージング

 パソコンを開けても何もする気にならない。何だろうか、このやる気の無さは。我ながら呆れてしまう。本当にパソコンを起動させただけで、無駄な電力を使ってしまった。デン子ちゃん、ごめんなさい。

 『あおママ』(の所)から荷物が届く。わざわざ黄な粉込みでチマキを送ってくれたのだ。夕方、ありがたいやら珍しいやらでパクつく。笹で包まれてて、なかなかに美味。

 笹といえば、子供が保育園から七夕の笹を持って帰る。それぞれの子供にあてがわれた小さい笹だけでなく、子供の背丈よりも高い笹(教室の飾り用か?)まで持って帰った。何だと思ったのだが、どうしても先生に頼んで持って帰るといったそうだ。…なんでまた。

 せまい部屋には子供サイズの小さい笹で充分なので、大きな笹はジイさんの見舞いついでに実家に持って行くことにする。

 「今日はどうだった?」と嫁さんが聞くので、最悪とまではいかないが、あまりいい気分ではなかったと告げると、嫁さんはニヤリとして封筒を差し出す。履歴書だけ出して忘れていた会社からの不採用通知かと思ったのだが、嫁さんの目が輝いてる。日本初のクルーズ専門部門という文字と、『2003年夏!ウルトラクルーズのご案内』の文字が。おぉ! 何か吉報ある前は悪いことがよくあるんだけど、こういうことだったのか。なんてビッグなプレゼント。

 子供雑誌で募集していた、夏の船旅。宮崎までクルージングしながら、子供はウルトラマンショーを楽しむというもの。懸賞って出してみるもんだよなぁ、などとドキドキしながら封筒を開けるとハズレ通知だった…。

 しかし、中にはしっかり旅行のパンフレットが。抽選にはハズレたけど、金を出せばクルージングには参加できるよ〜んというものだった。ご丁寧なことで。最初っからそのつもりだったんじゃないのか? やりくちがセコイ。ウルトラマンと船に乗るぞ! などと子供に口を滑らす前でよかったわい。

 舞い上がらせて申し訳ないと思ったのか、嫁さんは「何が食べたい」と夕飯をしきりに聞いてくる。でも、ちまきの腹持ちがいいので、夕食は考えることも出来ない。いや本当、もち米が特別なのかお腹イッパイである。それなのに、しつこく夕飯には何を食べるかと聞いてくる。だ・か・ら、腹減ってないんだって。

 嫁さんも夜に笹ちまきを食う。美味かったのか、同じく2つを平らげる。すぐに腹が膨れたのか、動けなくなって「もう…何も入らない」だと寝転がる。ほれみろ、そんな状態の人間にしつこく夕飯を問い掛けたのだぞ。少しは反省しろ。

 夜に大雨となる。



2003年07月02日(水) 覗き見するお姫様

 夜中に久しぶりに変な夢を見た。中学校なんかほとんど登校してないので記憶にないのだが、なぜか中学校の夢。いつも絡んでくる片山という男がいるのだが、こいつがガキのように喧嘩をうってくるというもの。何度かは無視したのだが、ついに我慢できなくなって殴るのだが手ごたえがない。自分が非力だというので、更に殴る。

 しばらく繰り返していると、目を覚ました。なんと、うつ伏せに寝てて自分の左手を、右手で殴っていたのだ…。何をしてんだか。もし、いつも蹴りを食らわしてくれる寝相の悪い子供が横にいたらと思うとゾッとする。精神状態、なんかボロボロ。意味なく落ち込みまくる。

 7月になったので、カレンダーをめくる。もったいなから子供に裏紙に落書きしろといえば、この間、ビデオを借りたマジンカイザーを描いた。布団の上に転がっていると「父ちゃん、まじんかいざあ描いたんだ。これね、父ちゃんの会社に持って行って、かざってもいいよ」と無邪気にいわれる。前に新宿で働いてた時も、池袋でバイトしてる時も会社について来たんだよな。妙に会社好きな子供で、本人に悪気はないんだろうが、これは心底こたえた。

 カレンダーといえば、7月に入ったのでトイレのカレンダーもかわった。トイレのカレンダーは玩具会社のもので、6月は恐竜型ロボットのゾイドだったのだが、なんと7月はディズニープリンセス! 腰を下ろすぶんにはいいのだが、小便で立っていると6人のお姫様と目があうのだ。出るものも止まってしまう…気がする。



2003年07月01日(火) グッチの浮き輪は…ハウマッチ

 預かったままになっていた中伊豆リハビリセンターの書類を、大森の実家に届ける。が、バアさんはいないもの、妹は相変わらず部屋に閉じこもっているし(明かりが点いてるのでいるんだけど)、ジイさんは夕方から寝てて無人のようだった。起すのも悪いので、コタツの上に置いておいた。

 気晴らしにスポーツはいいというので、頭の湿疹で一ヶ月近く行くことのできなかったプールにリハビリに行く。空腹で体を動かすのはいけないので、梅屋敷の施設前でパンを食うんだけど、ドアの前で気持ちが萎える。またも直前で逃亡する。…俺って会費払ってる客なんだけど、なかなかこのスポーツクラブには行きにくい。自分が鬱状態ってのもあるんだろうけど、こことは前に酔っぱらいを注意してトラブルになったという前科があるので敷居が高い。別に悪いことはしてなくて、クラブの人間が注意の一つもしないという怠慢がそもそもの原因なんだけど…。そういう仕事しない人間だらけの所に行くのが嫌だったりする。こんな潔癖な性格してるから鬱になったりするんだね。わかっているんだけど、子供のころからヒステリーな母親(と神経質な父親)に偏屈に育てられたので、治るものではない。

 今、一番心配なのは、自分の子供の性格である。あまり細かい人間になってほしくはない。間違いは、自分だけでいいのだ。まぁ、正反対に位置しているような嫁さんがいるので大丈夫だとは思うんだけど。
 ある店で、(四角い箱に入れて成長させた)四角いスイカを見た。値段は1万2500円。どこのバカが買うんだ?

 あるグッ●店で、浮き輪が2万円だった。どう見てもただのビニールなのだが、2万円。●ッチというだけで、この値段。間違っても区民プールで使ってはいけないのだ。

 駅で電車に手を振る親子連れをみかける。車掌が手を振ってくれると嬉しそうな顔をしている。自分の子供も少し前までは、こんな事をしてたんだと思うと懐かしくなる。…もう一人、欲しいんだけどなぁ。体もそうだが、まずは仕事だね、仕事。

 戻ると子供がまだ起きていた。夜遅いので(遅くもなんともない子供の眠る時間なのだが…)心配してたんだとか。で、顔を見たから安心したのか、いつもと違ってすぐに眠った。

 子供といえば、ニュースで森善郎が「子供を生まないような女性には、申し訳ないが福祉をするに該当しない」とやったとか。相変わらずだこと。こんなのが首相だったんだから、日本も末期…っていうか、まだ議員だったのね。何かの講演で、すぐ横でしっかり話を聞いていた橋本聖子のコメントはというと、「私はその時、その場にいなかったのでわかりません」だった。タレント議員のくせしやがって、いつの間にかウソが上手くなっている。さすがだ。こんな連中が高給もらってのうのうとしてると思うと、鬱が重くなる。ちなみにこんな仕事してない収入のない奴からも、税金はしっかりと徴収されているのだ。何か違うんでないかい?


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