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march forward.
りりかの独り言。

2005年04月30日(土)

大好きっていう言葉は、何か可愛い感じがする。

ライラもよく「ママ大好き」って言ってくれる。

なんだか、ほんわかした気持ちになるから、好きな言葉。




あいつは「愛してる」と言う言葉を使いたがる。

嬉しいけど重い言葉だよね、なんて昔々の私は、否定的だった。

今は慣れたのか、分からないけど、普通に聞ける。



Eは「大好き」ってよく言う。

優しいほんわかした気持ちになれるから、大好きな言葉。

なのに、今の私にはきつい。

重くて重くて、仕方ない。

嬉しいのに、重たい。

あの頃と一緒だ。






「りりかは?」なんて聞かれたって。

言えるはずも無い。

それを言ったところで、一体何になるの?

分からないから、黙ったままになる。



2005年04月27日(水) いつの間にか

時間がどんどん過ぎて行っちゃって。

今月ももうすぐ終わり。

どんどん変わっていく毎日に、状況に、自分に。

対応し切れない。




明後日からは子供たちと母たちと、みんなで旅行。


「お土産何がいい?」

「無事に帰って来てくれたら、それだけで充分。何もいりません」








どうして、どうして?って毎日考える。

変わらないと思ってた。

私は、変わらないって、思ってた。



2005年04月22日(金) うるさいってさ。

あいつから朝メールが来た。

「胃が痛い」


昨日は友達と友達の結婚式の打ち合わせに行って夜遅かったらしい。

だから、飲みすぎたんだろうなぁって思ってた。


でも、夜電話が来たとき。

「昨日は車で行ったから飲んでないんだよ」

「どういう痛みなの?」

「胃がきりきりして、吐き気もして・・・微熱もあって」

「なんだろう。風邪かなぁ・・・」



今度の日曜、友達の結婚式に出席するあいつ。

明日はその前夜祭、みたいな感じで飲み会だと言う。

「結婚式本番で具合悪くて行けないってなったらまずいじゃん。明日はやめたら?」

と言う私に。

「やだよ、3年以上会ってない友達とかもいるんだもん。だから行くの」

と言う。



行くのはいいんだけど、飲むのをやめるとかしなきゃね・・・。

ホント、心配してるんだからね。


って事を言ったら。


「うるさいなぁ。行くって言ったら行くし、飲むって言ったら飲むの」



・・・。

うるさいって何よ。



カチンと来たけど、しばらく無言になった後。

「なら、今日だけでも早く寝てね。おやすみなさい」

と言って電話を切った。




あーぁ。

最近、こんな風に電話を切ってばっかり。

お休み、また明日ね。みたいな普通の切り方が無いような感じ。

言い合いになったり、今日みたいにムッとしてどちらかが切るか。




子供たちは明日の昼間からまた実家。

私は夜帰宅するから日曜の昼間に実家へ。

明日の夜は、何しようかなぁ・・・。



2005年04月17日(日) きっと罰が当たる。

少しだけ寝て、朝実家へ。

子供たちと約束していた買い物に行く。

再来週行く、旅行の準備。

子供たちと私の母と妹と弟と妹の子供とで行く。

多分、こっちにいる間では最後の旅行になるだろうって思う。



買い物して、子供たちがゲームコーナーを見ていて、私はベンチに座ってお茶を飲んで。

そんな時、あいつから電話が来た。

仕事の昼休みで、電話して来てくれたみたい。

昨日は会社の飲み会で、睡眠時間がほとんど無かった状態での仕事だから、すごく辛いとか言ってた。

「大丈夫?電話なんかしないで、少し仮眠したら?」

「いーの。昨日話せなかったんだし。来月の連休で少しでも休めるように日曜出勤しておかないと、子供たちとどこにも出かけられなくなっちゃうし」

「・・・うん。ごめんね」

「なんで、ごめんね、なんだよー?(笑)」



そんな仲良しだった昼の会話から一転して。

夜の電話では言い合いになった。

よく言い合いになる問題点なんだけど。

私が働きすぎだって言うあいつに、責任がある以上は休めないって言う私との衝突。

働き過ぎているって前々から言っているのに、それを無視して働いて、疲れたとか言って、何やってるの?結局働き詰めで体を壊したって、会社は何もしてくれないのに!みたいな事を言われる。


「なら、疲れたって言わないよ」

「そういう問題じゃないじゃん!」

「そういう問題じゃないの?」

「・・・。早く一緒に暮らして、家事だけやって、お気楽主婦にならなきゃね」

「・・・・・主婦はお気楽じゃないよ!!」




あいつの、こういう考え方が嫌い。

主婦や女を馬鹿にするところが、多々ある。

みんな頑張ってるのに。


今より楽させてやりたいっていう気持ちがあるのは、すごく良く伝わってる。

でもね。

お気楽、なんて考え方はしないで。

私が本当に専業主婦になったとき。

あなたは「楽ばかりしている」専業主婦と見るんだろうと思うと。

そうなるの、怖くなる。

だから、やめて。



あいつは「言いすぎた。ごめん」って謝ってきた。

私も悪いことは言ってないと思ったし、思っている。

でも、すごく違和感があった。



私なんかが、そんな偉そうな事を言えるの?

って。


私には、いつか、きっと罰が当たる。



2005年04月16日(土) バカはどっち。

子供たちは昨日から実家へお泊り。

私は今週も例外なく、土曜まで毎日仕事。

今日は誰もいない部屋に帰った。

あいつは、明日仕事。

今夜は会社の飲み会。

何の予定も無い、土曜の夜。



夕飯は店で済ませてきたから、お風呂だけ入ってボーっとしていたら。

バイトの子から「これからボーリング大会をするので来て下さい」ってメールが入る。

「無理ー。お風呂入っちゃったし、だるいもん」って返したけど。

「もうりりかさんの名前入れちゃったんで、よろしく♪」

・・・なんて強制的なの。



また着替えて、結局ボーリング場へ。


行くのはだるいけど、結局盛り上げちゃうんだよね。

しかも、5ゲームって・・・。

でも総合得点で2位になったから、気分は良かったんだけど。



もちろん、Eも来ていて。

帰り道「時間作って」と言われて、みんなには帰ると言い、二人で居酒屋に行った。

この人とはちゃんと、話をしなきゃなぁって思ってた。

辞めるから、異動になるから、それまで知らん顔でやり過ごそうって思っていたけど。

思っていたけど・・・。





居酒屋なのに、最初の一杯だけで、後は二人してウーロン茶を頼んで(嫌な客・・・)話し込んだ。

あいつと比べたら、やっぱり結婚も一度しているし、子供もいる人だし、年齢的にも私の一つ下だから、考え方が大人。

だから、すごいきついことも言って来るし、私もついカッとなる。


色々言われたなぁ。

「彼氏の悪口を言うのはフェアじゃないと思うけど」みたいな切り出しから。

子供を転校までさせてどうのこうのとか、自分ならそうならないようにそばに(東京に)来るとか。

「私は彼のことが好きだし、大切だし。たくさん支えてもらったし、私も恩返しじゃないけど支えたいなぁって思うし。それでいいんじゃないの?」

「それって、愛なのかな?今まで色々としてもらったから、悪いって気持ちなんじゃないの?」




少し沈黙が出来てから。

「俺は会社辞めようと思ってる」

とか言う。

何で!?って聞いたら、実家の不動産屋を継ぐという。



「りりかをお嫁さんにするためには、遠くに行ったら意味無いじゃん。この間(異動先の店の)下見はしたけど、まだ決定じゃないし。断るつもり」



バカだよ、あなたは。

寂しいんだね、きっと。

だから、元奥さんと同じ母子家庭をしてる私がたまたま近くにいたから、そんな風に言ってくれるんだろうね。



「バカは、あなたですよ」




いいって言ってるのに、家の前まで送ってくれる。

時間は、明け方の5時前。

東から薄い青が近付いてきているような時間。



一体何時間話していたんだろうね、なんて会話しながら歩く。


二人して、仕事上がりで疲れているのに、徹夜なんてバカだよね。

私は休みだけど、Eは仕事じゃん。

ホント、バカ。

「俺もバカだけど、あなたの方がバカだよ、絶対」

うちの下で最後にそう言って、帰って行った。



知ってる。


バカは、私だって事くらい。



2005年04月12日(火) お土産

Eが今度行く店が決まった。

同じ関東だけど、ちょっと遠いかな。

「海が近くだったよ」

新しい店を見てきたEから、メールが来た。





「お土産買ってきたから、下までおいでよ」

って電話が来て、取りに行った。

子供たちと一緒に食べてね、って、お菓子の詰め合わせ。

小雨の中、傘を差したまま立ち話。


「遠くなるね」

「そうだね」


その後、なんとなく無言になってしまって。

じゃ、お疲れ様。なんて言葉で別れた。




寂しい?

悲しい?

安心した?



全部、しっくり来ないかな。



2005年04月11日(月)

返事が無かった翌日の勤務で、Eに会うのは、正直いつも重たい気持ち。



なるべく「おはよ」って明るく言ってる。

「おはようございます」って返してくれるけど、何か怖いんだよね。

今朝も、そんな感じ。



ロッカーにバイトの子からお土産のストラップが入っていて。

その袋がなかなか開かなくて、もたもたしていたら。

さっと来て「貸してみ」とか言って、キッチンに持っていって、はさみで切って来てくれた。

「ありがとー」って言ったら。

「あなたはバカですね」って一言言って去って行かれた。

・・・意味が分からないんですけど。










一日降ったり止んだりの天気で、もうすぐ散ってしまうだろうなぁ。



2005年04月10日(日) お花見。

やっと満開になりました。




子供たちと彼と、私の母と妹・弟・妹の赤ちゃんも交えて、お花見に。

風が強かったから、砂埃がすごかったけど、雪のように舞い散る桜はやっぱり綺麗。

彼と子供たちは、砂埃の中、真っ黒になって遊んでた。




「明日からの雨で、散っちゃうね。桜並木の中、手を繋いで歩いたりしたかったなぁ(笑)」

今日は何してるの?って言うEからのメールに「お花見よ」って返したらこんな返事。

無視していたら、夜。

「どうしても、好きになってもらえませんか?」

って。



私は。

彼が好きなこと。

遠くない将来、一緒に暮らすこと。

それが一番幸せだということ。


長いメールになってしまったけど、返事をした。


私が休みで、彼と一緒にいるって事、聞くのがいつも辛いって事。

でも何をしているのか気になってしまうって事。

無理なのかなぁって思ったり、でも諦めたくないなぁって気持ちになったりするって事。


Eからも長いメールで返って来た。




付き合う前の、あいつに怖いくらいに似ていて。

一生懸命さも伝わってきて。



だけど、私はどう考えても、彼以外に、誰かを好きになるって事が出来ないから。

時間の無駄だよって送った。



予想していたけど。

返事は、やっぱり無かった。



2005年04月09日(土) りりか。

職場では、たいていの人が私の事を「りりかさん」と名前にさん付けをする。

呼び捨てにするのは、尊敬している大先輩の社員さんとMさんくらい。

休憩しているとき、Eに「りりか」と呼ばれた。

一瞬止まってしまった。

ホント一瞬だけど。

その後すぐ。

「年下のくせに、呼び捨てにしないでよね。生意気」

って笑いながら言ったけど。

ドキドキした。



なんで、こんな事でドキドキするんだろう。

バカみたい。



夜、あいつが来た。

あいつは子供たちの前でも私を「りりか」と呼ぶ。

「ママに聞いてみて」とか言わずに「りりかに聞いてみて」とか、そんな感じ。

最初は違和感あったけど、今は慣れた。

そういえば、あいつだって最初は「りりかさん」だったね。

初めて「りりか」って呼ばれたときは、やっぱりドキドキしたっけ。





嫌いって言われるよりも好きって言われる方が嬉しいに決まってる。

だけどね。

どう返答していいか分からない「好き」って言葉は。

何も言えず黙ってしまう自分のずるさを直視してしまうから、少し悲しい。



2005年04月06日(水)

「誕生日おめでとう」

帰り際、Eから花束をもらった。

嬉しいけど、いいのかなぁ、子供たちに何て言おう、彼には?

そんな風に考えた。

きっと、もらえないって言ったら、やつのことだから捨てちゃうんだろう。

捨てちゃうのは嫌。

つぼみもたくさんあって、これからどんどん咲くんだろうから。



「すごーい。誰からもらったのー?」

お姉ちゃんに聞かれて。

「Yさん(女性)」

とっさに嘘をつく。



「買うの、マジで恥ずかしかったんだからー(笑)」

「だろうねぇ」

「嬉しかった?」

「嬉しいけど、こーいうのは困るから」


私がこういう態度を取ると、返事がいつも来なくなる。

仕事場ではそういう話は出来ない。

仕事が終わった後も、そういう話になると、逃げられてしまう。

あなたは一体、何をしたいの?

一体、何を考えているの?

訳が分からなくて、ぐちゃぐちゃになるんだよ。




あと少し。

あと少ししたら、Eはトレーニング期間が終わって、異動になる。

私も、退職する。

そしたら、何も考えなくて良くなる。






2005年04月04日(月) 素敵なサプライズ

朝起きたら、すごい数のメールでびっくりした。

みんな「誕生日おめでとう」ってメール。

私の誕生日はぞろ目だし、女の子の節句と男の子の節句の間でオカマの節句、とかこの間の飲み会で言われた事もあって、みんな覚え易いんだろうけど。

それでも、覚えててくれるって言うのは嬉しいなぁって思う。

あいつからも。

「ごめん、12時には熟睡してた!誕生日おめでとうー」

って、汗マークと一緒に来た。



一つ一つに返していたら、出勤時間。

普通に仕事をして、帰宅する。

と。

部屋の中が真っ暗。

あれ?何で?

って思ったら、小さな灯りがついた。







三人で、お小遣い出して買ってきてくれたらしい。

夕飯も、きちんと出来上がってて。

お風呂も洗って、お湯を張ってあって、ホントびっくりした。



ライラが「ママ、嬉しい?」って何度も聞いてきて。

「嬉しいよ、すっごく」って言ったら、満足そうな顔して。

涙が出そうなくらいに、嬉しかったし、感動しちゃった。



三人が「ハッピバースディ」を歌ってくれた。

ろうそくも吹き消して。

誕生日のプレゼントまで。




31歳になっちゃったけど。

最高に嬉しい誕生日になって。

あいつに話したら。

「俺もすごく感動しちゃった。いい子だよね、マジで」



世界で一番幸せ者だね。



2005年04月03日(日) ごめんね。

昨日から彼が来てくれた。

二人でうちでゆっくりして。

朝からお台場に行こう、なんて話してて。



朝、起きたら生理になっていました・・・。

でも、ぜんぜん体調は良いし、予定通りお台場に。

すごく良い天気で、高速走ってても気持ちよかった。

運転しているのは、彼だけども。


何度も来ているのに、フジテレビには行った事が無い私たち。

展望台に行ってみよう、って事になって。

パレットタウンに車を停めちゃったから、歩いて移動。

気温が高いのに、コート着てきちゃったからホント暑かった。

結局脱いだけど。


展望台は、天気がいいからすごく見晴らしが良かった。

夜なら夜景が綺麗なんだろうなぁ。

東京タワーも見えたし。






でも。

お昼くらいになるにつれて、お腹がどんどん痛くなってきた。

食事をしに行ったけど、半分も食べれず、彼に食べてもらう。

買い物をして、夜は観覧車に乗ろうって言う彼のプランだった。

だけど、貧血まで併発したらしく、気持ちも悪くなってしまう。

あいつは。

「歩いて買い物は無理だよ、車に戻ろう」

ってしきりに言うけど、せっかく考えてくれたプランを変更するのも嫌。

大丈夫だからって言ったけど、だめだって言われて、ゆりかもめを使って車へ戻る事にした。





観覧車、乗りたかったんだけどなぁ。



桜がまだ咲いてなくて。

あいつが色々車で回ってくれたけど、たくさん咲いている場所は、結局探せなかった。

それもすごく残念。



夕飯を食べに行った先で、プレゼントを渡された。

白いパーカーとゲームソフト(これは絶対にあいつがうちでやりたいに違いない)

パーカーは春らしくて、すごくかわいい。

「やっと誕生日らしいこと出来たよ」

って彼は笑ってたけど。

私が具合悪くなったりしたせいで、色々考えてくれてたこと出来なかったんだもんね。

ごめんね、って謝ったけど。

「仕方ないことじゃん。謝ってどーする」

ってますます笑われちゃったし。




帰り際、子供たちにあいつからお台場で買ったお土産を渡して。

ついでに、弟のプレステでゲームもして。

夜遅くに家に着いたみたい。

電話も、少しだけしてすぐ眠った彼。

疲れちゃったよね、運転ばかりで。

ホント、悪かったなぁって思ってる。


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