朝日歌壇鑑賞会【今週の作品】
@∀@)今週も電波ゆんゆん、朝日の基地外歌壇

(朝日川柳や他紙の歌壇も取り上げることがあります)

2003年08月25日(月) 美女軍団並ぶは怖しどの美女も同じ顔して笑む美女たちは〜♪

 万毛ボーボー号が入港しましたが、そういえば最近歌壇に半島ネタはとんと見かけないですなあ。ま、万毛号擁護ネタが9月第2週くらいに出てくるかも。

 今日はまず、ヒマワリの歌が2つ。

◆ 戦争も平和なる日も虚しいと向日葵どれも笑っていない
   (新座市 中村偕子 島田修二選)

 ※戦争も平和も虚しいんでは、一体どうしろって言うんだか。まあ確かに平和でも虚しいだろうなあ、サヨにとっては。日本が良い国であるのが妬ましくてしょうがないんだろう。戦争でも平和でもなく「革命」が起これば虚しくなくなるんだろうが。

◆ ひまわりのならぶは怖しどの花も同じ顔して咲くひまわりは
   (香川県 山地千晶 島田修二選)

 ※美女軍団並ぶは怖しどの美女も同じ顔して笑む美女たちは〜♪
  ・・・なお美女軍団については、林道義先生が8月22日の寸評で興味深いコメントをされています


嘆きのブサヨ。

◆ 集まれば不平、不満が語られて怒りとならぬわれらどん底
   (静岡市 篠原三郎 島田修二選)

【選者の評】怒りとならぬあきらめの良さに怒っている。

 ※有事法制だのイラク戦争だの、世論がちっともサヨの思い通りになってくれないので失意の底のようです。「万国の労働者よ、なぜ怒らない! 立ち上がれ!」と必死で煽ったって無駄よ、プププ・・・。我々は北朝鮮と在日に対しては、決してあきらめることなく戦い続けるからね!


復興にケチつけるブサヨ。

◆ 問い直せ「復興」の意味兵庫・灘・長田に自殺率高くして
   (兵庫県 北林稔 佐佐木幸綱選)

 ※兵庫県の日教組教師の作。いったいこやつは何に文句を言いたいのかね。自殺率高いのはまあいろいろ要因があるんだろうが、「復興の意味を問い直せ」とは? そこまで言う必要があるのか? それとも、災害救助で自衛隊が活躍したせいで県民がみな自衛隊に感謝するようになってしまい、世論がお前らにつめたくなったからフテくされているのか? だいたい震災で死者が増えたのは社会党の首相・村山富市が自衛隊派遣遅らせたせいだろうが。まずはそっちに文句言ってくれ。


沖縄ネタ。

◆ 基地の中に沖縄ありとガイド言うマニュアルでない自分の語彙で
   (鹿児島県 和田静子 近藤芳美選)

 ※「基地の中に沖縄あり」なんて、もう何十年も前からあちこちで言い古された語彙だと思うが? この人は今時初めて聞いたんだろうか。

◆ オキナワと拘わりて詠む基地の無き私の沖縄とり戻すまで
   (那覇市 永吉京子 近藤芳美選)

 ※基地が無くなったら多くの基地従業員が失職し、政府の財政補助も打ち切られ、基地から地代も入ってこなくなって食い扶持がなくなるが?

◆ ざわわざわわ歌えば額を胸に寄する「さとうきび畑」は汝が子守唄
   (東京都 羽場百合子 近藤芳美選)


ヒロシマ折鶴ネタ。電波じゃないけどまあ、2ちゃんOFFもあったし。

◆ 十四万の折鶴焼かるどんなにか熱かったでしょあの日のように
   (横浜市 綿引まさ 近藤芳美選)


(8月26日、Tmr_Tds様のご指摘により一部追加・書き換え)



2003年08月18日(月) サヨ教師の洗脳授業を耐え抜いた教え子君偉い!

◆ 人参色の頬丸顔の子だった今自衛隊員イラクに征くな
   (兵庫県 青田綾子 近藤芳美選)

 ※こんなブサヨ教師に教育されても洗脳されずに、立派な自衛隊員になった教え子君に声援を! きっと教え子君、こんなふうに↓このアカ教師にイジメられたこともあったのだろう。イラクに行っても立派に任務を果たしてきて下さい。

 扶桑社『朝日新聞の大研究』181pより
 元内閣調査室長・佐々淳行氏が書いていましたが、佐々さんのご子息が、授業中に教師から父親の職業について「権力の犬である警察官」と嘲笑されるようないじめに遭ったそうです。
 それでさすがの佐々氏も激怒して、学校に怒鳴り込んだそうです。それをしたのは女性教師だったそうですが、佐々さんの家まで来て、玄関で土下座して謝ったそうです。それで何とか許してやった、という話がありますけど、・・・これは一体、どういうことなんでしょうか。こちらまで憤りを覚えます。



教師ネタもう一つ。

◆ 学校が日に日に多忙になってゆく矛盾だらけのゆとり教育
   (和歌山県 竹内善則 佐佐木幸綱選)

 ※職業・公務員ってことは日教組教師か? お前らの望んでいた「ゆとり」教育というのは、子供でなく教師にとっての「ゆとり」だったのだろう。思ったとおりにならなくて残念だったな。何しろ朝日の教育関連の記事や社説はほとんどと言っていいほど、教師・日教組の立場で書かれている。東京都教職員組合ぐるみでの不正な残業手当取得にたいしても、教職員組合の言い訳をたれ流して一切非難しなかったのが朝日。この歌はまさに教員の味方・朝日的。


子供をダシにするのはサヨクの常套手段…以下2首。

◆ 兵士らがなぜ人を撃つのかという問いくり返し吾子は十六
   (埼玉県 中里史子 近藤芳美選)

 ※子供が自主的にこんな問いを繰り返すのかね。私なんぞは十三才の時の日記に「軍隊は必要だ。スイスだって軍隊持っている」と書いた記憶があるんだが。

◆ 熱しても語りたらざりこの児らの理解を越えて戦争ありき
   (鎌倉市 本田信子 近藤芳美選)


何を見てもグンクツの響き!

◆ うすもののひるがえる雑踏の暗転に「原爆の図」に見き襤褸(らんる)の列
   (名古屋市 西田うめ子 近藤芳美・馬場あき子選 「襤褸」=ぼろきれ)

 ※夏に薄物着て歩いている人々を見て、こんなことしか考えられんのか。プロ市民は何を見てもグンクツの音が聞こえてくるのだな。


あとはこんなのが。

◆ イラクのこと詭弁を弄する国寂し苦しむイギリスにはまだ夢がある
   (名古屋市 諏訪兼位 近藤芳美選)

 ※「詭弁を弄する」とは小泉首相の答弁のことか?

◆ 沖縄は金網越しに香を焚く基地の中の墓近くて遠い
   (横須賀市 梅田悦子 馬場あき子選)

◆ 低空に夜明け裂きゆく軍用機テロの危険度高き祝日
   (アメリカ マヤ・ペデシン 馬場あき子選)



2003年08月10日(日) 昂れる頬美しきプロ市民の卵

 来週は終戦記念日なので、朝日歌壇は戦争の歌ばかりです。もっと明るい歌詠めないんですかねえ。こんなの読まされる方はうんざりです。


◆ 昂れる頬美しき切々とヒロシマをいう少女となりて
   (兵庫県 青田綾子 近藤芳美選)

 ※作者は朝日歌壇常連の日教組教師。自らの洗脳教育によってプロ市民となった教え子少女の姿を歌い上げています。


◆ 世界中の武器を楽器にみなかえて花咲かせたいと歌う沖縄
   (熊本県 井澤浩二 近藤芳美選)

 ※沖縄は米軍と自衛隊のお陰で中共から守られてるんだが。平和とは武器でしっかり守られている内側でしか存在し得ないことくらい、拉致事件で日本人みんな気づいてしまったんだが。
 麻薬所持で逮捕歴ありのミュージシャンを称えるわかりやすい作品ですね。歌で平和を訴えていながら、いまどきこんな北朝鮮マンセーな訪問団に参加している矛盾を感じないのだろうか。


◆ 殿戦(しんがりいくさ)を闘うもある三俣の棄民の策に耐えて幾夏
   (さいたま市 斎藤智明 近藤芳美選)

 ※この歌は選者の評もないので、何の歌なのかさっぱりわかりません。これ読んで何の歌かわかる人ってどのくらいいるんでしょうか。どうも検索してみると、新潟県湯沢町に建設予定のダムの話らしいです。朝日新聞の過去5年くらいの記事を「三俣 ダム」で検索しても、ひっかかる記事はたった13本、それもすべて地方版の記事ですから、当事者やプロ市民以外にこの問題を知る人が多いとは思えません。だいたい、さいたま在住のこの作者に何の関わりがあるのかも全然見えてきません。
 新聞歌壇の歌は1首で完結しているのですから、その歌だけ読めば多くの人に内容が理解できるものを選ぶべきです。そうでないなら注を付けるべきです。この選者はどうせ「棄民の策」という単語だけを見て採ったのでしょう。とにかく為政者を貶すものなら、意味が不明でも採用するのが朝日歌壇の方針です。


原発ネタも2首。

◆ 揺れいたる原発増設決まるらし知事発言は税金に触る
   (鹿児島県 市来久仁子 佐佐木幸綱選)

◆ 原発六基見下す丘の展望台に被曝し逝きし君も来て居り
   (福島県 東海正史 馬場あき子選)


あとはこんなのが。

◆ 殺戮も爆発もなき退屈な白黒映画観たきこのごろ
   (栃木県 新井均 島田修二選)

◆ 空母寄港しげき軍港の故郷に捕鯨船団の旗は靡かず
   (石狩市 大窪董子 佐佐木幸綱選)


久々に他紙の歌壇も見てみる…日経にこんなのが。

● 腐りゆく平和なりともひしと抱き戦ひの騙し絵拒絶して生く
   (東京都 中山邦子 岡井隆選)

 ※「戦い」とはイラク戦争のことでしょう。「騙し絵」とは、イラク市民によってフセイン像が倒された映像のことか? あれはイラク人が自発的にやったものだと、朝日新聞ですら報じてしまったんだが(だから朝日歌壇でなく他の歌壇に投稿したの?)。イラク戦争前のイラクはフセインの圧政下で、ぜんぜん平和なんかじゃなかったことは無視するプロ市民。



2003年08月04日(月) 映画『スパイ・ゾルゲ』大コケで哀しい朝日

◆ 確信のゾルゲや尾崎描かれてことにゾルゲの妻の哀しき
   (名古屋市 諏訪兼位 佐佐木幸綱選)

 ※哀しいのはゾルゲの妻なんぞよりも、映画大コケで6億の借金背負った篠田監督の妻の岩下志麻の方ではないでしょうか。いくら有名大女優でも、60歳過ぎて6億もの新たな借金はキツイでしょうから。
 見に行った知人(映画史専攻)によると、映画『スパイ・ゾルゲ』(協力/朝日新聞)は本当に糞映画で( ゚Д゚)ハァ?ものだそうです。ストーリーが長すぎてまとまりがなく、しかも歴史を描きたかったという割には時代考証がメチャクチャで、昭和の話なのに風俗が大正ロマンなのだとか。
 自社の社員だった売国奴スパイ尾崎秀実を必死で美化宣伝しようと試みるも、おすぎにまで「長いゴミを見ているようだった」と酷評されてしまった、哀しみの朝日でした。
 (参考スレッド:スパイ・ゾルゲ Spy Sorge 第二幕


あとは8月恒例戦争の歌。

◆ 「戦わず殺さず」の時代(とき)終わらんとし戦後精神埋葬の夏
   (武蔵野市 雨宮孝 島田修二選)

 ※戦わなかったから今だに韓国に竹島取られたままなんだが。戦わなくてすんだのは日米安保と自衛隊のおかげだったんだが。

◆ じりじりと暑い午後なり碑を囲み子らはヒロシマの祈りを記す
   (広島県 今井洋子 近藤芳美選)

 ※サヨク用語「ヒロシマ」(片仮名)、すっかりお馴染みですね。

◆ カレンダー剥がせば八月わたしにも歴史ありきと言うなれば昭和
   (飯田市 熊谷勝子 島田修二選)


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