浪漫のカケラもありゃしねえっ!
DiaryINDEXpastwill


2003年06月30日(月) 怪談?

あまりにも蒸し暑くて、お脳もボディも煮えている季節。
映画・ビデオも見たし、レースについても書きたいことはあったんだけど、日記を更新する元気がわいてこない6月だったなあ。ダメじゃん。(汗)
エンピツ日記のアクセス解析では「エタップ・デュ・ツール」検索でおいでになったお人が多いようで。
琢磨君効果なのか、「ツール」のファンが多いということなのか。
たいしたニュースなくて、ごめんね。

ジブリの次回作「茄子アンダルシアの夏」が、自転車レースの話だと知ってちょっとビックリ。原作はまだ見たことがないんだけど、どんな欧州の夏を描いてくれるのか楽しみである。

ウチの地方は過疎な田舎町で、近年は通勤にも乗り換えが必要。
すべては余部鉄橋の列車転落事故以後、風速20メートル以上の風が吹くと列車の運行を中止するようになったためである。おかげで年間数十回はダイヤが乱れるのだ。(台風、吹雪だけでなく、春一番が吹いただけでも列車が止まるんだよ)
広範囲なダイヤの乱れを避けるために、各駅停車の列車は短い区間で折り返し運転。
。。。。というわけで、先日も夜に途中駅で接続の列車を45分待つこととなった。
いつもなら駅の待合い室や駅前のコンビニで時間をつぶすのだが、その日は気まぐれを起こして、商店街に他に開いてる店がないか探検しようと歩き出した。
暗い夜道。ほとんどの商店がすでにシャッターを閉めている。開いてるのはパチンコ屋と焼肉店くらい。それでもまだ店がなかったろうか?と歩いていったさきで、私は心臓が止まるかと思うものを見たんだ。
数十メートル先の四つ辻。街灯の下に立っている、ロングスカートの人影。足を開いて、仁王立ちのような姿勢。手は、ひじのあたりになにかを捧げ持つようにあげられている。
その人影は、肩の上に何もないように見えたんだ。
まるで、首がないように見えたんだ。
ドキッとして立ち止まる。目の錯覚だろうか。最近は視力が落ちたか乱視がはいった気がするが、自分の感覚では視力1.2以上はあると思う。
街灯の光で顔が影になっているだけだろうか。こんな時間に、なぜあんなところに人が立ってるんだろうか。向こうはこちらに気がついているんだろうか。
しばらく対峙していると、人影がふらりと動き出す。足を広げたまま、ヨロヨロと。(まるでゾンビ歩き!)首はまだ見えない。
思わず。。。。すぐ脇の道に遠回りしちゃいましたよ。
でもさ、曲がっていった先の民家のたたずまいの中に、いきなり墓場があるっての、勘弁してくれる〜?(泣)
お墓の真向かいのおうちの玄関が、通風のために開いてたからさあ、「お墓の目の前のおうちでも、ヒトはふつーに暮らしてるんだから」と自分を励まして駅に戻る道を探したのでありました。
。。。。ちびっと恐かったよ。いやー、ひさびさにビビリましたぜ。(笑)


JAJA |MAILHomePage

My追加