浪漫のカケラもありゃしねえっ!
DiaryINDEXpastwill


2001年09月30日(日) エディ・アーバイン様ポイントゲット/個性的な存在ってひかれるなあ

エディちゃん、ポイントゲット!
ネットライブで小踊りし、うれしさのあまりTOP画像をかえてしまった私です。
ラルフやモントーヤやルビーは気の毒やけど、彼らのマシンならこれからもチャンスはいくらでもあるんやもん。まだジャガーの育ち具合ではこんな時くらいしかチャンスあれへん。(笑)
ミハエルのタイトルや長期契約の決まった今は、エディの将来がひたすら気がかり。3年契約の3年めの来季にむけて、ポイント稼いでもらわなきゃ。(^^;)
レースに全霊をあげて鬼にもなるミハエル。毒舌でマーヴェラスなエディ。彼らの存在でグランプリは何倍も楽しくなるんだもん。
青田買い若手の台頭で平均年齢下がったけど、できるだけ長く小僧達をからかってほしいよ。

カウンターや掲示板や日記用のCGIを置いてるサイトをチェック。サンプルには、レンタル掲示板やレンタル日記で見覚えのある形のモノもちらほら。
サンプルの中には、レンタル板では見られないようないろんな機能の付いているモノがいくつもあった。
レンタルでかりるのは手軽でいいけど、機能の面で一長一短。暇ができたら、個性的なのを作ってみたいな。


2001年09月29日(土) アメリカGPだっ!/記者会見はクセモノぞろい

予選をネットライブ観戦するのは初めてでしたが、ちょうど起きていたのでトライしてみました。(関西じゃ地上波で予選放映しないんだもん)
決勝とはまた違った面白さがありますね。いきなりググン!と順位アップしちゃうし。うおおお〜!とのけぞって喜んじゃう。(^^)
いやー、ミハエルとミカ、ひさびさにやりあってましたね。それに、ニックがクルサードの前。やったんさい、やったんさい。メルセデスの秘蔵っ子の意地を見せてやってちょうだい。

画像を探していたら、シュー兄弟のメットのドイツ国旗色が星条旗バージョンに。トゥルーリのメットには、星条旗と「PEACE NO WAR」の文字。こんなにどのドライバーもメッセージ色をだしてくるとは。
面白い画像も見つけました。「BMW Power」の文字入りのボクサーグローブ持ったモントーヤ。誰や、こんなモノを与えたのは。これで誰をどつけっちゅーんじゃ。(笑)

金曜日の記者会見も読んでみました。木曜や金曜の記者会見は、よく漫才になるのが面白い。クセモノのキャラクターが揃ってますものね。オヤジ達の陰険漫才、大好き〜!(^o^)
フランク・ウィリアムズは、多弁ではないようだけど、この人の発言もツボです。ポソッと一言で、辛辣な笑いを導いてくれたりして。
エディ・ジョーダンは、漫才キャラの筆頭でしょうな。オモロイ例えを、かます、かます。かまし過ぎて、本音なのかジョークなのか、煙に巻かれる気もします。
ネイティブスピーカーの言い回しはわかりにくいことがよくありますが、この人の言い回しは特にちょっとかわってる感じがして、このあたりがアイルランド人っぽいのかなあ。
昔フェラーリのイタリア人メカニックが、エディ・アーバインのスラングや言い回しがよくわからないことがあって、ロス・ブラウンにそれを言ったら、「私にも、たまにわからないことがある」と答えられたそうな。(笑)


2001年09月28日(金) からくり事件帖/山田風太郎

NHKで、山田風太郎の明治モノがドラマ化。風太郎作品で明治モノは特に大好きなんだけど、このドラマはどうなることか。(^^;)
夢枕獏の「陰陽師」のドラマ化には、ちょっと困惑しちゃった。稲垣吾郎ちゃんは美人で妖しかったけど、もちょっと人間離れしててもよかったかなあ。
それに、鬼はよお、轟々と切々と哭きひしってほしかっただよぉ〜。(-_-;)
最近、映画版のCMが流れているが、出来がどうなるか楽しみではある。

風太郎作品のドラマ化で一番すごかったのは、やはり「魔界転生」。ジュリーの天草四郎の妖しさに、辻村ジュサブローの衣装の絢爛豪奢なこと。アレくらいぶっとんでるのが、官能とバイオレンスと奇想と幻惑の風太郎ワールドにははまるんだあ。(^-^)

山田風太郎が同郷の人だというのは、わりと最近になって知りました。戦前の旧制中学時代のバンカラな寮生活が舞台になった小説でそれを知ったんです。そこから東京の医学校にすすみはったそうで。
その旧制中学は、後にこのあたりの地方では一番レベルが高いと言われてる高校になったんですが、実は私が中学生時代に行きたいと志望してた高校だったのだった。(笑)
もうちょっと英語や数学の成績よかったから、高校での後輩になれたのに。すんごい悔しい。あうう、兵庫県の学区制の壁をうらむわ〜!(^^;)


2001年09月27日(木) 掲示板おかしい〜(-_-;)

「わいどねっと」のサーバーのIPアドレスの変更の知らせが表示されてたので、更新時に新しいアドレスに訂正したんだけど、どうも作動がおかしいよう〜。
旧アドレスの方では新規の投稿も更新されているんだけど、新アドレスでは9/27づけの記事番号[318]以後の投稿が更新されていない。
今朝(28日早朝の時点で)新規カキコしたら、1日分の4個の投稿がとんでる状態。これって、困るじゃん。(-_-;)
無料レンタル板なんで、突然へんなことが起こっても文句いえないけど。いったいどうなってるのか、いつ直るかわからないしなあ。
こういう状態なので、もうひとつの掲示板を、しばらくメインに使うことにしようと思います。
うーん、黒い板のままだと、リンク色が見づらくてミョーかな〜?(^^;)


2001年09月26日(水) イメージの洪水/ブラックジャック/永井豪の作品

本木雅弘主演の『ブラックジャック』。美しい顔に刻まれる傷が、悩ましい。おそらく、実写では一番美しいブラックジャックだ。森本レオのドクター・キリコは、妙だったけど。(笑)
キリコが美人なのは、出崎・杉野コンビの『ブラックジャック』。ずいぶん長い間このコンビ、『ゴルゴ13』『あしたのジョー』『ベルサイユのばら』と、原作モノづいてるなあ。
原作キャラに忠実でありながら、杉野タッチの美形の肉感はすさまじい。まさかキリコに大排気量のバイクぶっ飛ばさせるとわ。色気と妖しさを増して、よかったと思うが。
逆に原作に沿おうとしてるせいで、ピノコの愛らしさは不自然になりがちな気がする。手塚原作ならではのキャラだから、難しいのかもしれない。

後期には「ヒューマンドラマ」と銘打たれてた『ブラックジャック』だけど、初期の巻には「怪奇コミックス」と銘打たれてたんだよな。
最初に読んだのは、理髪店に置いてあった雑誌の総集編で、ピノコ誕生のエピソードあたりだった。
同じ店で『アラバスター』の連載も読んだ。骨と内蔵が透けた馬が、もだえ苦しみ、暴れて走る姿を、今も覚えている。

今見ればどうということのない絵に思えるかもしれないが、当時出会ったショックを忘れられない作品も多い。自分にとってそれが多いのが、永井豪作品。
『手天童子』、建物にたたきつけられる子郎のまわりで、壁をへこませて浮かぶ鬼の影。戦いのさなかに「子郎〜!」と呼ばわる声。
『デビルマン』、サタンの誘いを受けてデビルマン達の未来に悩む不動明。そして、ラストシーン。
『バイオレンスジャック』、人犬の飛鳥了の登場。早乙女門土と身堂竜馬のエネルギーが強すぎたから一度描いた話を描き直すと宣言した作者の断り書き。長い時間をかけて物語がこれ以上ない結末を迎えたとき、豪ちゃんの頭の中はいったいどうなっていたのかと、震えがきた。
完結まで、十数年かかったんだよな。あのラストが浮かんだのは、連載も後期になってかららしい。それにしては、怖ろしすぎるほど伏線がはまっていた。

手塚さんや豪ちゃんは、自分の作品も含めてパロディやっちゃう人だ。ハズレるときもたまにはあるけど、あのサービス精神とエネルギーにはおそれいる。
ああいうダイナミックな物語を描く人達って、どんな構造の頭してるんだろう。
「怖ろしい」と震えがくるような話を、オレは書けるようになるだろうか。


2001年09月25日(火) 『合衆国崩壊』の平積み/北風と太陽

商魂たくましいというか、チェーン店展開してる大きい書店へ行ったら、トム・クランシーの『合衆国崩壊』が平積みだった。これと前作である『日米開戦』には、アメリカ市場経済への攻撃、ワシントンへのジャンボ機突入、イスラム原理主義者の暗躍など、今読み返せば怖い話がいっぱいだ。
米軍関係者も含めてかなり取材をしてるらしいから、実際にこういうテロの可能性を想定していた人々も少なくはなかったんだろうが。
『パトリオットゲーム』から始まる、彼のジャック・ライアンのシリーズ作品には、大人数が集まるスタジアムなどのイベント会場へのテロ、核や生物兵器のパニックも含めて、いろんな形のテロがえがかれてる。
同時多発テロのニュースを知ったとき、「うげっ。こいつら、トム・クランシー読んだか?」とあせったんだよな。

世界はどんどん戦争へと流されていく。
Gene(遺伝子)もMeme(情報や文化)も、それが生き残り繁栄することの可能な道を選ぼうとあがく。私達自身が武装しないでいられるのは、暴力で繁栄を求めることが非効率的だという認識の文化の上に成り立っている。生き残ることが苦しくなれば、それは容易にバランスを崩す。
人間はそういう生き物だから、戦争や闘争はなくならないだろうと思う。それでも、それを小さく押さえることはできる。
アフガニスタンで長年を過ごしたお医者さんのコメントを、あちこちで聞いた。「北風と太陽」の物語のごとく、逆風を強く吹きつけるだけでは解決しない問題もある。戦いのやり方次第では、より大きな憎しみの土壌が育つのだ。


2001年09月24日(月) おふくろの味/蛍光ピンクのヘアマニキュア

食欲のない時や疲れてるときは「酢」だ! というわけで、お酢とゴマ油が切れたので、買いにいく。
いつもなら米酢を買うところを、なんとなく穀物酢を買ってしまった。
さっそくスシ酢を作ってみる。あっ、この味は、母の作ってくれた味だ。懐かしい。そーなんだよな。まろやかな米酢だと、な〜んか味のピントがずれてる気がしてたんだよな。
ゴマ油も母の好む味だった。揚げ物の時は、ゴマ油だけでは重いからとサラダ油で割っていたけれど。
薄口しょうゆでは味がきまらないと、母が言っていたのを思い出す。濃い口しょうゆの母の料理は、煮物も卵焼きも上品な色合いではなかったけれど、それを食べて育った自分にとっては、それが基準になる味になったんだ。
私自身も、濃口しょうゆでないと味つけがうまくきまらない。煮物はしょうゆとみりんで味をつける。母が亡くなってから、祖母がしょうゆと砂糖で煮物を作ってくれたことがあった。育ててくれた家族の料理であっても、それは私の味ではなく、少し違和感があった。嫁と姑が味つけでもめるというのって、きっとこれなんだろうな。
子供の頃、よく母は私に最後の味加減を決めさせた。私は、たぶん母と祖母のこの違和感の間に立っていたのだ。

だいぶ髪がのびたので、ヘアマニキュアを買って染めてみる。原液の色は、目のくらむような蛍光ピンクだ!(笑)
最近は髪を脱色していないので、仕上がりはほんのりニュアンスつく程度。今のところ十数本くらいだけど、白髪出てきたんだよね〜。そこだけは、はっきりピンク。(^^;)
1〜2本づつあちこちにあるよりは、いっそキレイに生えそろってくれないかとも思う。若白髪体質の我が友は、緑のヘアマニキュアが部分染めでビビッドな色を入れたみたいにオシャレなんだよな。
仕事先や髪の傷みも気になるけど、次回はブリーチかけて髪の色を抜いてみようか。


2001年09月23日(日) 足がマメだらけ/それでもMacが可愛いのさー

ここしばらく慣れない靴を無理して履いてたら、たくさんマメができました。応急処置のバンドエイドも効果がなく、歩いてる最中にマメが潰れて激痛の悪夢。(-_-;)
靴の中で潰れるとデンジャラスなので、なるべくお風呂上がりに潰して薬塗ってたんですけど。痛みで足にかかる重心の位置が変わったか、慣れた靴にかえても新たなマメ。この数日はさんざんでした。
山場は越えたんだけど、新しい弱い皮膚がいたがゆい〜。(泣)
腰まで痛くなるもんなあ。ここ数年、ひどい靴に当たって足がボロボロになったのは何度目か。(-_-;)
しばらく歩いてみないと本当に足に合う靴かわからないのが困っちゃう。わかる頃には返品できないし。
上野や新宿の安売り店で買った靴で、こんな目にあったことはほとんどなかった。大阪の食いだおれ、京の着だおれ、東京の履きだおれ、と言われるけど、東京の靴って作りが違うのかな?

ちまたで噂のウィルスも、少数派MACには悪さしないらしいですな。少数派にも、たまには得なことがある。(笑)
ハードの価格やフリーソフトの種類・バージョン変更の早さなど、時にはWIN使いがうらやましくなることもあります。
特にビデオ画像ダウンロードしたいときや見たいDVDソフトの発売やジャパ○ットタ○ダの通販番組なんぞ目にしちゃうと、最新機種がほしい欲に駆られちゃいます。なんでそんなにいろいろオマケつけられるんだよ〜(笑)>ジャ○ネット○カダのおいちゃん
ウチのはCPUがPowerPC601でメモリ48MBだから、だんだんMAC用最新バージョンソフトにも対応できなくなってきてるんですよね。この前もダウンロードした Windows Media Player for Mac の推奨環境にはるかに届かなかくてズッコケました。(^^;)
まあ、買い換えても回線の速度に限界があるんで、今のところは遅いながらもたいがいのサイト見られるし、更新には不自由ないんだからなあ。それより中古でいいからDVDプレイヤーやデジカメやノート型がほしい。ドイツ旅行もしたい。ええい、とどまれ、欲望。(笑)
MACに惚れるというのは不思議なもんで、デザインに惚れたりポリシーに惚れたり、何度も会社つぶれそうだという噂が出ようが、高かろうが爆弾出ようがWIN陣営に置き去りにされようが、それゆえによけい可愛くなってしまう傾向もなきにしもあらず。ありゃりゃ、な〜んかフェラーリに似てないか?(笑)


2001年09月22日(土) ロッキンガム500/イタリアGP続報

雨の遅延続きな開催になったCARTを、ライブタイミングで見てました。
テレホタイムにニュース探して接続したら、とっくに終わってるはずのレースがまだ始まってないんだもん。もうびっくり!
しかも日没でレース短縮、ロッキンガム500がロッキンガム400になっちゃったのね。
翌日に順延しなかったのは、CARTを初めて観戦するお客さん達のためかな?
英国初開催レース見に行って「今日はレースありません」じゃ、ズズンと盛り下がるわなあ。

AUTOSPORTのサイトでのアダム・クーパーのレポート
読んでるうちに、胸のつぶれるような圧迫感を感じました。
次々と起こる事故の知らせ。”2つめのシケインまで追い抜きしない”というミハエルの提案をめぐるドライバー達やチームのボス達の思惑。ミハエル案の確約とりにあちこち駆け回るザビーネおねえちゃん。
うぎゃあ、こんな状況でレースしてたのかよ〜。集中するもへったくれもあれへんがな。(汗)
放映であの提案を聞いた時、何故こんな中途半端なことを言い出したんだ?と思ってました。
危険は多少軽減されるだろうけど、スタート直後のマシンの状態はさまざまだから、追い越すまいとブレーキを踏んだ場合にも混乱の可能性はある。それに、グリッド後方のドライバー達になるほど、不利な状況を強いられる。あまりフェアじゃないと感じて、うなずけなかったんです。
どうやら、ローリングスタートの申し入れを却下されての代替案だったようですね。なんか苦しい印象だったのが、やっとわかったわい。
誰もが納得できる案じゃないし、「直前になってから提案するな」も正論ではあるわな。
でも、スタート直前の話し合いにまでドライバー達を追いつめたのは、意見の違うドライバーやチームボス達だとは思わない。主催する側がドライバー達の不安を払拭できんかったことが、最大の要因じゃなかったか。
少しでもチャンスをつかみたいと、ドライバーはみんな思ってる。そのために状況を整えるのは、誰の役目だ?
私らファンは、エキサイティングなレースを見たい。でも、それは不必要な危険に彼らの身をさらすこととは違う。迷いなく全力でバトルできる状況で戦ってほしいんだ。


2001年09月21日(金) グルグル状態/猫はケンカ三昧

昨日の今日なのに。泣かないと言いながら、またひんひん泣いてたりして。轟々という風の音を聞いてると、アンニュイな気分。いかんいかん、落ち込むとろくなこたぁないんだ。
わたしゃ、泣いたり怒ったり落ち込んだりすると、セルフコントロールが効かなくなるんですわ。思考が頭の中で堂々めぐりをはじめる。いつまでたっても、悩み事がぐるぐるぐるぐる。
ぐるぐる状態の鬱な自分は、好きじゃあない。落ち込んだはてに、ポジティブなことがほとんどできなくなってしまう。だからなるべく感情が極端に走らないように、視点をずらせてみたり天の邪鬼にひっくり返したりしてみるんですが。
なんか創作できるときは、悲しい話でも躁状態になってます。頭の中にぐるぐる回ってるのは物語。

猫のカイちゃんは、ここ数日近所のオス猫と喧嘩三昧。天気が悪いと、よその猫がウチの物置小屋に雨宿りに来る。深夜に、ナーゴナーゴと鳴きあったあげく、ガラガラといろんなモノをひっくり返しながら決闘開始。
今夜も盛大にやってます。あまりうるさいので様子を見に行くと、よその猫がジロリとこちらをにらんでから去っていく。うえーん、猫にガンつけられた〜。
興奮してるカイちゃんにさわるのもやばいので、すぐに撤収。喧嘩後は見境なしにこちらも襲撃して来るので、油断なりません。
2匹のオス猫のにおいツケ行動で、物置はとんでもない匂い。おかげで、カイちゃんが大人猫になってからは、物置に自転車をおけなくなってしまった。(笑)


2001年09月20日(木) ザナルディの事故のニュース

ここ数日、ザナルディのニュースを探してめぐっておりました。
それがどんなに重大な事故だったのか、事故の詳細が明らかになっていくほどに、言葉を失うばかりでした。
出先でネットをのぞいて知った時は泣くに泣けなくて、サットンさんちで路面に流れる血の画像を見たときは震えがきて、おうちに帰るJRの中で泣いて。
でも、たぶん、もう泣かない。涙あふれそうになるけど、もう泣かない。
つらい悲しい事故だったけれど、彼は今も戦っているから。健康と充実した人生を手にするために、頑張ってるんだから。こっちも泣いちゃあいられないって気がしてるんです。
激しい事故では骨折部位だけでなくショック症状や腎臓のトラブルが起きることもあるから、それで医療チームは昏睡状態にして経過を見守っていたのか?とも思っていましたが。投薬が減って意識も戻ったようで、山場は越えたかと思います。
今日までケガの状態知らされてなかったそうで、Alex just said I don't care as long as I have still got you (his wife) and Niccolo (their three-year-old son)って。(T-T)
彼には、愛する家族がいて、これから長い人生があって。
どうか、彼が一日も早く回復しますように。あの陽気でイタズラっ子のような笑顔をまた見られる日が早く来ますように。

今日「BOON!」で事故時の映像を見た時には、かなり落ちついた精神状態でした。
ああ、スピンの原因はわからないけど、グリーンゾーンでマシンの挙動がかわったんだ。ムーアの事故のときも、芝を踏んでマシンの動きがかわったんだった。(T_T)
誰にでも起きる可能性のあるアクシデント。数十センチのズレで、致命的な事故になったかもしれないし、逆に何事もなく済んだかもしれない。

こういう状況の中で起こった大きな事故に、関係者やドライバー達のショックも大きいだろう。安全対策やレギュレーションの変更も、話題にのぼるだろう。
しばらく前から、CARTからオーバルレースが減らされていくかもしれないという噂があった。いったい、どうなっていくんだろう。
ザナルディもムーアも、オーバルで輝いていた。オレ自身がCARTに魅了されたのは、ミシガン500での彼らの順位争いの熾烈さだった。
その思い出だけが残されて、レースそのものが姿を消していく。これほど寂しいことはない。


2001年09月05日(水) 「最後の伝令「電脳筒井線・朝のガスパールセッション」/文学観

筒井康隆の「最後の伝令」が本の山から出てきたので、楽しく読んでいます。これは、断筆宣言よりちょっと前の作品集。
実験色強い作品もあるから戸惑う読者もいるかもしれないけど、それでもゲラゲラ笑えちゃう仕上がりにしちゃうのが、この人の力技。
中坊の頃にこの人の作品に出会ってから、長いつきあい。文学論も心理学も、彼の本で教えてもらった。(偏ってるけど(笑))
ネットを体験したのも、この人の「電脳筒井線・朝のガスパールセッション」を読んで、実際に体験してみたくなったからでした。

自分の文学観って、たぶん偏ってるんだろうなあ、と自覚してます。
文学論というと、SFや幻想文学の関連でしか読んでないし。(笑)
ストーンズのキースが、こんなことを言ってました。「音楽は、火のまわりを囲む猿人が石を打ちつけたのから始まったんだ」
文学も同じことだと思ってます。火を囲む人々が何かを語り始めたときに始まったと。
それは、冒険を語り、思い出を語り、未知のものを想像するいとなみだったのかもしれない。それは、恐怖や興奮を癒すことだったのかもしれない。
火を囲んで語る。自分の作品って、そんなモノだと思ってるんです。


2001年09月04日(火) 創作/「おまえと友達だったことはない」

たったひとつのセリフが気になって、なんとなくそれをひねくりまわしてネタにしたいときがあります。
最近気になっているセリフは、「彼と友達であったことはない」。(笑)
「おまえと友達だったことはない」「そんな必要もなかったさ」....そんなセリフを書きたくなって、あれこれ頭をひねっています。
こういうセリフだと、やっぱりイタイ話だろうな。そうでなくっちゃなあ。
どうやったらもっともイタくむごいシチュエーションになるかなあ、と考えてる自分を振り向いて、そんなにいじめたいか?ホントにおまえファンか?と問いかけたくなる一瞬。(笑)
正統派なファンじゃないし、天の邪鬼でサド鬼なのも自覚してますが。
これイタイよなあ、むごいよなあ、と自分で思えるようなシチュエーションが浮かぶときが、一番ノッて書けるのが不思議。
やっぱ物語の完成度の方を優先したくなるし、つらい状況の姿にふれて心の琴線ゆれちゃったからには魅力を感じたその姿に近いモノを描写したい欲もわいてくる。
というわけで、うちの創作ネタは、大半がイタイ話になっちゃうんですな。(笑)


2001年09月03日(月) やっとこすっとこ更新

更新したのは、音楽系の画像、最近見た映画の感想、それに以前書いた『架空ナレーション』を2作とそのノート。反響があると、嬉しいなあ。
少々TOPをかえて、F1以外の話題を集めた別館に行きやすくしてみる。黒い掲示板は、こちらにくっつける。誰か書き込んでくれるだろうか?

新しいテキストファイルに前からあるファイルのHTMLの骨組みをコピペしてはりつけ、本文に改行タグをつけ加え、色を変えてみたり、リンクをつなげば出来上がり。
大枠は作ってあるのだから、やり始めれば、簡単なんだけどなあ。これをコンスタントにやれるようにならなくっちゃ。(汗)
HPの更新原稿というと、なかなか掲示板や日記のように簡単に書くことが出来ない。なんとなくカッコをつけたり肩をはってしまったり、それがいけないのかも。
映画の感想は日記に書いてもよかったんだが、1000文字制限にふれそうなので『ひとりごと』として書いてみることにした。
小説とかTV・ビデオで見た映画やドラマの感想なども、この調子で少しずつUPしていこうかと思う。
『千と千尋の神隠し』『パールハーバー』など、感想をあれこれ書きたいことも多いし、それにつなげて連想される昔の映画や物語について書いてみたい気持ちもある。
『マトリックス』は借りて見てるうちに寝ちゃったから、また見ないとアラスジもわからなくなってるけど。(笑)


2001年09月02日(日) スパ・フランコルシャン

波乱が起こりそうな予感に、ベルギーGPをネットライブ観戦。
ミハエルは、皇帝のごとく大波乱のスパに君臨して、52勝の最多勝記録更新!
デビューも、初勝利も、ここだった。デビューから10年。運命は一巡りして、スパ・フランコルシャンの地に、王者を祝う。

そういえば、自分があの深紅のマシンの乗り手を、本当に愛しい存在として意識したのは、98年のスパだった。
雨の中を、他の誰にも走れない速さで疾駆していた赤いマシン。
水煙の中のそれは、官能の赤い夢。人の操る機械ではなく、ひとつの命ある生き物のようだった。いつまでも見つめていたいと願った。
それが砕けた瞬間、心臓をつかまれるような痛みを覚えたんだ。
砕けた夢と、無念さと、怒りと。タイヤを失いながら走るマシンを、無惨なほどに美しいと思った。
差し出された手を振り払い、怒りの化身となって、ライバルチームのピットに向かう若者を、ドキドキしながら見守った。
ああ、なんて激しい感情を、彼は見せることか。その走りのように、激しく、一途で、美しい。
あの瞬間、オレはすっかり魅了されてしまったに違いない。

それにしても、今回大クラッシュをしたブルティが大きなケガをしなくてよかったよ〜。どうやら脳震盪と顔面や頭部への打撲で済んだようだが。
激しいクラッシュは、いろんな過去の惨事を思い出させる。
無惨に壊れたマシンは見る者に痛みを覚えさせるが、マシン達は人の命を守るために自ら壊れて衝撃を吸収する。
わずか数戦を走るために生まれ、人を守るために壊れていくマシン達を、可愛いと思う。愛しいと思う。
オレはやっぱり、人ではないモノに思い入れてしまうことが多いらしい。(笑)


2001年09月01日(土) 『タイタニック』後編

昨夜の続きの『タイタニック』後編、見ちゃいました。なるほどこれが噂の....という感じ。
ドキュメンタリーや他の作品でエピソードをあれこれ見てたので、ちょっと食い足りない部分もあったかな。
画面船体が明るく陰影の濃くないのは、演出された大作映画、という印象。暗く、広大な海に浮かぶ孤独と不安をもう少し見せてもよかったんじゃないか。
ヒロイン役のおねいちゃんは、なかなか可愛かったすねえ。柔らかな唇や腕の丸みを帯びたライン、くっきりとした目元。レオと共演すると、女優が頑丈そうに見えるのが気の毒。(笑)

タイタニック号のエピソードを初めて知ったのは、『銀河鉄道の夜』だっただろうか。わずか数十行。沈む船の中で歌う人々のイメージは強烈だった。
同じようなことが、オフィーリアの死にも言える。
オフィーリアの死は、わずか数行のセリフの中で語られるのみだ。それでも、その光景はありありと聞くものの胸に浮かぶ。


JAJA |MAILHomePage

My追加